Agile Cat — in the cloud

欧米の Google と 中国の Baidu:その検索エンジン・シェアを1枚のチャートで!

Posted in Advertising, Asia, Baidu, Google, Research by agilecat.cloud on August 24, 2016
Google Rules The West, Baidu Top In China
Martin Armstrong – Aug 11, 2016
https://www.statista.com/chart/5472/google-rules-the-west-baidu-top-in-china/
 
_ Statista
 
In the USA and Europe, Google absolutely dominates the search engine market with the likes of Yahoo and Bing left to play mere bit parts. From its Mountain View headquarters in California, Google can also lay claim to predominantly being the search market leader in the rest of the world.
 
USA や Europe では、Google が検索エンジンのマーケットを圧倒的に支配している。そして、Yahoo や Bing などは、このマーケットの一部を構成するに過ぎない。この、Mountain View, California に本拠を構える Google は、USA 以外のマーケットにおいても、絶対的なリーダーとして君臨している。
 
google_baiduClick to Large >>> 
 
This infographic shows search engine market shares based on traffic in July 2016
 
There are, however, some exceptions. In China, Baidu is the undisputed number one. In 2010, Google withdrew from the country due to censorship issues and has since then had no access to one of the largest advertising markets in the world. According to a forecast from the Statista Digital Market Outlook, 26.5 percent of all search engine advertising revenue is generated in China. That adds up to more than 24 billion US dollars.
 
しかし、いくつかの例外も存在する。China においては、Baidu が誰もが認めるナンバーワンである。検閲が問題となり、2010年に撤退してからというもの、この世界で最大の広告市場に Google はアクセスしていない。Statista の Digital Market Outlook によると、すべての検索エンジンにおける広告収入の 26.5% が、Chinaで発生していようだ。そして、この検索エンジン・マーケットに、$24 billion 以上の売上を上乗せしているのである。
 
More data on the development of the search engine market can be found in the free Statista market report ‘Digital Advertising: Search‘.
 
検索エンジン・マーケットの成長に関しては、Statista が提供する Digital Advertising: Search を参照して欲しい。
 
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AdBaidu のシェアと売上が、だんだんと明らかになってきました。そして、クラウド・アドの世界の住み分けが見えてきました。主として Google と Facebook で構成される、欧米のクラウド・アドの売上は $80 billion 〜 $90 billion 前後と言われていますので、Baidu の $24 が 26.5% に相当するという分析も、大まかなところで辻褄があっています。それにしても、中国市場の成長ぶりがスゴイですね。全体としての経済成長が鈍化している中国ですが、この Baidu と、Alibaba や Tencent などが、新しい経済を生み出しているのです。_AC Stamp
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Google が抱く、クラウドへの大いなる野望とは?

Posted in Amazon, Google, IBM, Microsoft, Research, Salesforce by agilecat.cloud on May 11, 2016
Google’s Cloud Ambitions
by Felix Richter, Mar 24, 2016
https://www.statista.com/chart/4546/cloud-infrastructure-market-share-2015/
 
_ Statista
 
Google is a company that is used to winning. So many of the company’s products and services are industry-leading (think Search, Android, Maps or Gmail), that you have to think twice to find an industry in which Google is running behind. The cloud industry is one of these exemptions. In the past year, Google’s cloud infrastructure market share amounted to just 4 percent, trailing industry leader Amazon Web Services by a long shot, as our chart, based on Synergy Research data, illustrates.
 
Google は、勝ち慣れている企業である。同社における数多くのプロダクトとサービス(Search/Android/Maps/Gmail など)が、この業界をリードしている。しかし、Google が遅れを取っているセグメントについても、再考する必要があるだろう。つまり、クラウド・ビジネスは、そこから除外される事例なのだ。昨年のクラウド・インフラ市場おいて、Google のシェアはわずか 4% であるが、リーダーである Amazon Web Services を追いかけるという賭けに出ている。そのような状況を、Synergy Research のデータからチャートにしてみた。
 
chart_cloud_infrastructure_market_share_2015_n Click to Large >>> 
This chart shows worldwide cloud infrastructure market share for the Top 5 providers in 2015.
 
John Dinsdale, an analyst at Synergy Research Group, attributed Google’s weak position in the cloud industry at least partly to the company’s insufficient network of data centers. An issue that will now be addressed: By the end of 2017, Google plans to build 12 new data centers around the world to increase the global footprint of its Cloud Platform services, the company announced on Tuesday. After the expansion, Google’s Cloud Platform will be available in 15 regions across the globe – market leader Amazon Web Services covers 12 regions with plans for 5 more.
 
Synergy Research Group の Analyst である John Hinsdale は、以下のように述べている。クラウド・ビジネスにおける Google の弱点には、データセンターのネットワークが不十分だという問題点が、少なくともあるだろう。ただし、この問題への取り組みは、現時点で推進されているとのことだ。Google は 2017年の終わりまでに、新しいデータセンターを世界の 12ヶ所に構築する。それにより、Cloud Platform サービスの足場を固めていくと、同社は火曜日(3/22)に発表している。この拡張が行われると、Google Cloud Platform の利用が、世界の 15リージョンに広がるという。ちなみに、マーケット・リーダーである Amazon Web Services は、世界で 12リージョンをカバーし、さらに 5リージョンを追加するという。
 
Diane Greene, the recently appointed leader of Google’s cloud business, went on record at a press conference yesterday saying that her company is “dead serious” about the cloud business and willing to back up those ambitions with huge investments. According to Greene, Google invested nearly $10 billion of capital expenditures to build its cloud business in the past year alone.
 
つい先日に、Google におけるクラウド・ビジネスのリーダーに任命された Diane Greene は、3月23日のプレス・カンファレンスで、Google はクラウド・ビジネスに対して渾身の力で取り組み、その野望をバックアップするために、莫大な投資を実施していくと、公言している。Google はクラウド・ビジネスを強化するために、昨年だけで $10 billion もの資本を投下したと、Green は述べているのだ。
 
It’ll be interesting to see how the below chart will look a few years from now. A lot of heavyweights have thrown their hat in the ring and no one shows signs of backing away from the billion-dollar feeding frenzy that is the cloud market.
 
いまから数年後には、それにより達成される成果が、上記のようなチャートに反映されるはずだ。これまで、数多くの Google 幹部が参戦を表明しており、この広大な市場から離脱するという兆しを見せていない。それが、莫大な資金を必要とする、クラウドのマーケットなのだ。
 
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google-55aこのところ、Google がクラウド・サービスで攻勢に出ているようです。冒頭に、勝ち慣れている Google と指摘されていますが、たとえばソーシャルでは、そのような結果を出しているとは思えません。もちろん、サービスの方向性が大きく異なりますが、Google+ などの二の舞いにならずに、同社のクラウド・サービスには成長して欲しいと思います。つい先日に、Apple と Spotify が AWS から移行してきましたが、そのような成功事例が増えてくると、勢いもついてくるでしょう。この分野でも頑張って欲しいですね。_AC Stamp
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日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/12月

Posted in Research, Stat Counter by Agile Cat on January 2, 2015

アジアでは、そろそろ Android と Windows 7 が逆転しそう ・・・  
http://wp.me/pwo1E-89C
http://gs.statcounter.com/

Agile_Cat_Loupe

2014年の 11月に続いて、Stat Counter のトラフィック分析結果をクリッピングしました。先月と同じく、プラットフォームごとの分析は止めにして、モバイルも、タブレットも、そして Mac も Windows も、すべてが混在の分析です。 具体的には、1:Browser/2:Browser Version/3:Operating System/4:Search Engine/5:Search Site/6:Social Media/7:Platform の順となります。

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今月は、アジアを見ていきたいと思います。 このリージョンですが、最近の eMarketer レポートを見ると、2015年末の時点でのインターネット人口として、中国:6.7億人、インド:2.5億人、日本:1億人、インドネシア:0.9億人といった国々を抱える、世界を圧倒する存在であることが分かります。 アジア以外でインターネット人口が大きいのは、アメリカ:2.6億人、ブラジル:1.1億人、ロシア:0.9億人などですから、世界に占めるアジアのポジションが、どれだけの規模なのか、容易に理解できてしまいます。

そして、ついに、このアジアで、Android が Windows 7 を捉えようとしているのです。 この勢いで進めば、2月〜4月ころには、この大逆転劇を見ることになりそうです。モバイル全盛の時代とはいえ、中国と日本には、かなりの数の PC ユーザーがいます。 しかし、インドとインドネシアにおいては、大半のユーザーがモバイルでインターネットに接続している状況であり、それが Android を押し上げている要因になっているはずです。人々の生活は、まだまだ豊かとは言えませんが、たとえばインドでは、Micromax などの国産ブランドが台頭し、安価で高性能なデバイスを、続々と市場に送り出しているようです。

また、プラットフォーム比較においても、あと半年くらいで、PC と モバイルが逆転しそうな気配です。PC が世界に広まっていった 1990年代と、モバイルの成長が著しい 2010年代の一番の違いは、アジアに代表される途上国での、経済成長との同期の有無にあるのかもしれませんね。 もちろん、手軽で安価で場所を選ばないモバイル・デバイスがあってのことですが、それが途上国の経済成長を加速させ、その勢いがモバイルのテクノロジーとネットワークを磨き上げていくという、すばらしい好循環が実現されているように思えます__AC Stamp 2

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Stat Counter

1

Browser 日本

Browser 世界

2

Browser Version 日本

Browser Version 世界

3

Operating System 日本

Operating System 世界

4

Search Engine 日本

Search Engine 世界

5

Search Host 日本

Search Host 世界

6

Social Media 日本

Social Media 世界

7

Platform 日本

Platform 世界

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[3 Operating System 世界]を見ると、なんとなくアジアの動きと似ているように思えますよね。 それは、アジアの市場規模が、世界を引っ張っていることの証明なのでしょう。 また、南米のインターネット大国であるブラジルにおいても、Android が圧倒的な強さを見せています。 だからと言って、そのすべてが Google の利益につながらないのが、オープンソースである Android の面白いところなのです。   __AC Stamp 2

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日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/11月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/10月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/9月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/8月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/7月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/6月 
 

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日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/11月

Posted in Research, Stat Counter by Agile Cat on December 6, 2014

Stat Counter で見た、2014年 11月までのデータです ・・・ 
http://wp.me/pwo1E-84Z
http://gs.statcounter.com/

Agile_Cat_Loupe

2014年の 10月に続いて、Stat Counter のトラフィック分析結果をクリッピングしました。先月と同じく、プラットフォームごとの分析は止めにして、モバイルも、タブレットも、そして Mac も Windows も、すべてが混在の分析です。 具体的には、1:Browser/2:Browser Version/3:Operating System/4:Search Engine/5:Search Site/6:Social Media/7:Platform の順となります。

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今月は、アメリカを見ていきたいと思います。 まず、ブラウザですが、ちょうど1年前に Chrome がトップに立っていますので、グローバルと比較すると、IE が頑張っている国であることが分かります。 そして、11月は少し下げていますが、iPhone のトラフィックが多いですね。 Android はジワジワと下げていますが、その分を Chrome が吸収しているのかもしれません。 Safari に関しては、デスクトップだけで見ると、このチャートよりも下がるので、それなりの iPad トラフィックが加算されているのだと推測できます。

もう1つのチャートを見ると、iOS のトラフィックが 20% もあるので、iPad が好調という裏付けになるでしょう。 また、ここでも Windows 7 が強いですが、Windows 8.1 も伸びてきています。 Android が伸びているので、誰が Windows 7 を捉えるのかとなると、なかなか予想が難しいですね。 Windows XP に関しては、約 4% というレベルまで落ちてきています。この数字ですが、日本では 3% くらいまで下がりましたが、たとえば中国では、依然として 26% も Windows XP が残っているため、グローバルで見ると 7% 以上というレベルに留まります。__AC Stamp 2

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Stat Counter

1

Browser 日本

Browser 世界

2

Browser Version 日本

Browser Version 世界

3

Operating System 日本

Operating System 世界

4

Search Engine 日本

Search Engine 世界

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Search Host 日本

Search Host 世界

6

Social Media 日本

Social Media 世界

7

Platform 日本

Platform 世界

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 そして、日本ですが、検索で Yahoo が大健闘です。ちょっと開きかけた差を、7月から連続して削りとっています。 中国における Baidu の圧倒的な強さは、政治的な背景に支えられたものなので、ちょっと特殊かもしれませんが、ロシアの Yandex と並んで日本の Yahoo も、Google と互角に戦っているという感じです。 これから先が、とても楽しみですね。   __AC Stamp 2

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日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/10月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/9月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/8月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/7月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/6月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/5月

 

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日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/10月

Posted in Research, Stat Counter by Agile Cat on November 19, 2014

Stat Counter で見た、2014年 10月までのデータです ・・・ 
http://wp.me/pwo1E-829
http://gs.statcounter.com/

Agile_Cat_Loupe

2014年の 9月に続いて、Stat Counter のトラフィック分析結果をクリッピングしました。先月と同じく、プラットフォームごとの分析は止めにして、モバイルも、タブレットも、そして Mac も Windows も、すべてが混在の分析です。 具体的には、1:Browser/2:Browser Version/3:Operating System/4:Search Engine/5:Search Site/6:Social Media/7: Platform の順となります。

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今月は、インドネシアのインターネット・トラフィックについて調べてみました。まず、インドネシアの状況ですが、2013年8月 BizCinpass の「巨大市場・インドネシアの現在とITの課題を知ろう」という記事によると・・・

中国、インド、米国に次いで、世界第4位となる、およそ2億4,230万人の人口を誇るインドネシア。大半がマレー系の民族で27種族に大別され、人口の87%がイスラム教信者であり、世界最大のイスラム教人口を有する国である。天然資源に恵まれ、原油、天然ガスを始め、スズ、ニッケルなどの鉱物資源や石炭、パームオイルも豊富であり、各国からプラントでの進出企業も多い。首都ジャカルタは、人口1,020万人と推計される、経済の本拠地。日本企業もジャカルタ近郊に、製造業を中心に約1,300社進出している。この背景には、ジャカルタの経済状況の良さが挙げられる。JETRO(日本貿易振興機構)によると、インドネシアの実質GDP成長率は2012年IMF予測で6.3%、ひとりあたりのGDP額は3,509USDと上昇を続けている。

・・・ という状況のようです。 そして、固定電話加入者は 3700万人(16%)で、BB 契約者は 190万人(0.8%)とのことですが、それが携帯加入者数となると、総人口の 92%に達する 2億2000万人という、モバイル大国であることが見えてきます。だだし、その大半は、いわゆるヒューチャー・フォンであり、これからスマホが普及していく段階にあったのだと推測しています。

そして 2014年10月の、インドネシアにおける OS ごとのトラフィック占有率となると、このチャートが示すように、約1年の間に Android が 10% ほど伸びています。その他のアジアの途上国と同様に、Xiaomi などの中国勢の進出が顕著であり、そろそろ Windows 7 を捉えようという凄まじい勢いです。 2億人を超える人々が生み出す内需の力は強く、また、年齢の分布も若年層に厚いという、理想的なかたちのようですから、これからのアジアの経済を牽引していく国に成長するはずです。__AC Stamp 2

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Stat Counter

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Browser 日本

Browser 世界

2

Browser Version 日本

Browser Version 世界

3

Operating System 日本

Operating System 世界

4

Search Engine 日本

Search Engine 世界

5

Search Host 日本

Search Host 世界

6

Social Media 日本

Social Media 世界

7

Platform 日本

Platform 世界

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 そして、日本と世界のトラフィック比較ですが、iPhone が大きくシェアを伸ばしている日本と、普段の月と同様に、Android が着実にシェアを伸ばしている世界という、この両者間の対比が鮮やかです。日本ほどではなくても、おそらく北米でも、iPhone がシェアを伸ばしていると推測されますが、それを誤差として呑み込んでしまうアジア市場の規模に驚かされます。 今年の12月末には、Android の MAU が 11億を超えるという予測もあるようです。 そのうちの半分が、今年の新規ユーザーだとすると、1000万台/週というペースで、新しい Android デバイスがアクティベーションされているという計算になります。なんというか、只々 驚くばかりです。  __AC Stamp 2

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<関連>

日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/9月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/8月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/7月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/6月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/5月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/4月

 

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モバイル・アドの急成長:2018年には全米デジタル広告の 50% を超えるだろう!

Posted in Advertising, Mobile, Research by Agile Cat on November 7, 2014

Mobile Advertising Is Exploding And Will Grow Much Faster Than All Other Digital Ad Categories
http://wp.me/pwo1E-805
Mark Hoelzel – Oct. 15, 2014
http://www.businessinsider.com/mobile-is-growing-faster-than-all-other-ad-formats-2014-10?&platform=bi-androidapp

Mobile is growing faster than all other digital advertising formats in the US, as advertisers begin allocating dollars to catch the eyes of a growing class of "mobile-first" users.

U.S. におけるモバイルは、その他のすべてのデジタル広告フォーマットよりも速いスピードで成長しているが、その背景には、モバイル・ファーストという言葉で代表される、成長の著しい領域でユーザーの目を引くために、大量の資金を投入する広告主の存在がある。

Historically, there has been a big disparity between the amount of time people actually spend on their smartphones and tablets (significant and growing), and the amount of ad money spent on the medium (still tiny).

歴史的に見て、人々が実際にスマートフォンやタブレットに費やす時間の長さと(大きく伸びている)、このメディアに投入される広告金額の間には(まだ少ない)、大きな格差が存在している。


BII

But BI Intelligence expects that this gap will narrow substantially, as enthusiasm grows for mobile-optimized ad formats (such as interactive rich media and native ads), as targeting improves, and more and more advertisers learn how to effectively use the platform.

しかし、BI Intelligence は、モバイルに最適化された広告フォーマット(インタラクティブなリッチ・メディアやネイティブ広告など)の求心力が強まるにつれ、また、ターゲティング能力が向上することで、広告主たちが効果的なプラットフォーム活用を習得するにつれて、このギャップは急速に狭まっていくと予測している。

New data from BI Intelligence finds that US mobile ad spend will top nearly $42 billion in 2018, rising by a five-year compound annual growth rate (CAGR) of 43% from 2013.

BI Intelligence からの新しいデータによると、U.S. におけるモバイル広告費は、2013年からの 5年間で 43% の CAGR(年複利成長率)を達成し、2018年には $42 billion を超えるレベルに至るとされる。

The report looks at the most important mobile ad formats, including display, video, social, and search. The report provides exclusive breakdowns on how spend on each format will grow and why, and examines the overall performance of mobile ads. It also looks at how programmatic ad-buying tools, including real-time bidding, are reshaping mobile advertising. Here are some of the key takeaways:

このレポートは、最も重要なフォーマットとして、Display/Video/Social/Search を含む、モバイル広告に注目している。また、このレポートは、成長する個々のフォーマットに対して、どれだけの広告料が費やされるのかという視点で独自の分析を提供し、また、モバイル広告の全体的なパフォーマンスを調べている。さらに、RTB(Real Time Bidding)を含めたプログラマブル・アド・ツールが、どのようにモバイル広告を再編していくのかという点にも注目している。以下に、いくつかの論点を列挙する:

Access The Full Report And Downloads By Signing Up For A Free Trial »

  • In-app mobile ads perform much better than mobile web ads, and ad spend will likely follow performance and usage. In-app click-through rates averaged 0.56% globally compared to 0.23% for mobile web ads during the first half of the year, according to Medialets.
  • Display と Video は、デジタル広告がデスクトップからモバイルへと急速にシフトするにつれて、また、広告の仕組みが改善されるにつれて、最も素早く成長するモバイル広告フォーマットとなる。U.S. の、モバイルにおける Display と Video の広告収益は、2013年から 2018年の間で、それぞれが 96% と 73% という驚異的な CAGR で成長していく。
  • しかし、今回の予測期間において、U.S. で最大のモバイル広告収入を占めるのは、Search と Social Media になるだろう。モバイルにおける Search が強力なフォーマットなのは、ローカル・モバイル・ターゲティングを集約するからである。
  • RTB を介して販売されるモバイル・プログラマブル・アドの収入は、2018年の U.S. モバイル Display アドの 43% を占めることになる。そのシェアは、2013年と比較して、わずか 6% のアップに過ぎない。プログラマブル・アドでは、強固なクッキー・ベースのモバイル・ターゲティングが欠如しているため、その成長も制約を受けるのだろう。
  • アプリ内のモバイル広告は、Web 上のモバイル広告よりも、はるかに良い結果をもたらす。 そこに投入される広告費は、おそらくパフォーマンスと使用状況に従うことになるのだろう。Medialets によると、今年前半のグローバルにおけるアプリ広告は、0.56% の Click-Through 率を達成しているが、モバイル Web 広告は 0.23% に過ぎない。

The report is full of charts and data that can easily be downloaded and put to use.

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アメリカ市場だけを対象とした調査の結果ではありますが、それ以上にモバイル・ファーストが進んでいるアジアなどのデータが加わると、さらにドラスティックな状況になっていくのかもしれませんね。 ここで気になるのは、モバイル・アプリの成長と、マルチ・デバイスへのシフトにより、クッキー・ベースのターゲティングが意味を成さなくなるという指摘です。 とても興味深い状況であり、Agile_Cat としても追いかけて行きたいテーマとなっています!

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モバイル広告の分析:トラッキング方式/自動入札/ビデオが、広告の在り方を激変させる
モバイル・アドに苦悩する Google と、答えを見つけ出した Facebook
Facebook アドが 外の世界へ: Atlas が Google に 本気で挑んでいく
一番の お客様は Amazon 様です: Google AdWards の凄まじさをチャートで
Facebook Page for iPhone という、Apple にとって悩ましき存在とは?

Comments Off on モバイル・アドの急成長:2018年には全米デジタル広告の 50% を超えるだろう!

Facebook アドが 外の世界へ: Atlas が Google に 本気で挑んでいく

Posted in Advertising, Facebook, Google by Agile Cat on October 24, 2014

Here Comes Atlas, Facebook’s Plan To Tackle Google With Its Own Ad Network
http://wp.me/pwo1E-7Yu
Dave Smith – Sep. 29, 2014
http://www.businessinsider.com/introducing-atlas-facebooks-plan-to-tackle-google-doubleclick-2014-9?&platform=bi-androidapp

_ Business Insider

Facebook will reportedly roll out Atlas, the ad platform it purchased from Microsoft last year, to help companies and marketers track their ads’ effectiveness around the web, according to Re/code’s Peter Kafka.

Re/code の Peter Kafka によると、Facebook は、昨年に Microsoft から買収した広告プラットフォームである、Atlas を展開していくようだ。 それにより、Web などにおける自社広告の有効性を追跡したいと考える、企業やマーケッターを支援していくことになる。

 apricotmuffins

In Atlas, ads are not bought through Facebook. Advertisers can purchase ad campaigns through Atlas, and they can choose whether or not to include it on Facebook, but "using Atlas is not predicated on having a Facebook campaign," according to a Facebook spokesperson.

Atlas においては、Facebook を介した広告の売買が行われることはない。広告主たちは Atlas からアド・キャンペーンを購入するが、そこに Facebook を含めるかどうかを選択できるようになる。Facebook のスポークスマンは、「 Atlas の利用において、Facebook キャンペーンが前提いなるようなことはないと」と述べている。

Companies can purchase ads on websites and apps outside of Facebook. The company insists the ads won’t be "Facebook ads,” but by using Facebook’s targeting data, they’ll be “more effective than other big ad platforms,” according to the social network.

広告主となる企業は、Facebook の外側にある Web サイトやアプリ上の広告枠を購入できる。このソーシャル・ネットワークによると、Facebook アドを望まない企業もあるだろうが、Facebook のターゲティング・データを活用することで、 「 他の大手アド・プラットフォーム」よりも効果を高められるようだ。

Facebook’s Atlas will reportedly involve several partners, but the social network has only announced two so far: Omnicom, the ad holding giant that already has deals with most of the biggest names on the internet including Google, Twitter, Facebook, and others; and Instagram, the photographic social network purchased by Facebook in early 2012.

伝えられるところによると、いくつかのパートナーが Facebook の Atlas にはいるが、このソーシャル・ネットワークは、これまでに二社を発表しただけである。まずは、アド・ホールディングの巨人である Omnicom だ。 すでに 同社は、Google/Twitter/Facebook などを含む、インターネットの最大手たちと取引をしている。そして、2012年の初めに Facebook が買収した、フォト・ソーシャル・ネットワークの Instagram だ。

As far as privacy’s concerned, Facebook insists its ads will be able to know “some basic facts about you,” but your actual identity will remain totally anonymous to publishers and advertisers.

プライバシーへの懸念について Facebook は、個人に関するるいくつかの基本的な事実を、その広告は知ることになるが、実際のアイデンティティは、パブリッシャーや広告主に対して、完全な匿名性を維持すると主張している。

Atlas will likely serve as a foil to Google’s DoubleClick display ad business, even though search ads still comprise the vast majority of revenue for Google.

Atlas の狙いは、Google の DoubleClick におけるディスプレイ広告を阻む点に集約されるが、Google の収益における大半は、検索広告により構成されている。

The first details about Atlas leaked in August, when The Information described how Facebook was “pouring resources into Atlas in advance of a big new push with the product, expected to coincide with the Advertising Week trade show in late September.”

Atlas に関する詳細は、この 8月に The Information がリークしている。それにより、「9月下旬の Advertising Week トレード・ショーに合わせて、Facebook は Atlas に大量のリソースを注ぎ込んでいる」という状況が説明されている。

SEE ALSO: This Is What Facebook Thinks The Future Of Cookies Look Like

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昨年の 2月の、「Facebook と Atlas 広告サーバー : Microsoft から買収し、Google を追撃!」という抄訳では、「何年間にも渡って、Microsoft により放置されてきた Atlas を、総点検して統合していくには、何ヶ月も要するであろう。 そして、全体的には、もう 1年が必要かもしれない」という推測が紹介されていました。また、この 6月のにポストした、「Instagram が達成した史上最大のマイグレーション:200億枚のイメージを AWS から Facebook Bare-Metal へ!」という抄訳では、「Facebook のインフラストラクチャで運用することで、Instagram はコストの削減を可能にするだけではなく、Facebook の広告/分析ツールも利用できるようになる」という分析が行われていました。ーーー 気の遠くなるような、広大なユーザーベースと巨大なインフラを有する両雄が、ついにファイナル・ラウンドのリングに上がってくるという感じで、ワクワク・ドキドキです!

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Comments Off on Facebook アドが 外の世界へ: Atlas が Google に 本気で挑んでいく

Google の Before/After で激変したプラットフォーム勢力図:それを示す1枚のチャート

Posted in Facebook, Google, Post-PC, Research by Agile Cat on May 5, 2014

This Chart Shows The Incredible Opportunity Google Has Before It
http://wp.me/pwo1E-7sW

Jay Yarow – Apr. 28, 2014
http://www.businessinsider.com/googles-billion-user-businesses-2014-4

_ Business Insider

Here’s a cool chart on Google we saw shared on Twitter.

Google に関する、とても興味深いチャートが Twitter 上でシェアされている

It shows software products have hit a billion users. Google owns four of them. So far, Google has successfully monetized its search business, but the others — YouTube, Chrome, and Android — have not been as successfully monetised.

それが示すのは、10億以上のユーザー数に達したソフトウェア・プロダクツである。そして、Google は、そのうちの 4つを所有している。これまでのところ、Google がマネタイズに成功しているのは Search ビジネスのみであり、YouTube/Chrome/Android に関しては、そうなっていない。

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Business Insider/Statista

The idea here is that Google is sitting on a potential goldmine if it can start making money on its other properties.

ここで考えるべきは、Google が有している金脈の、とてつもない潜在能力である。ただし、こうした資産から、マネタイズが可能になればのことである。

This is certainly an enticing idea, but it might be a bit flawed. All the properties, other than YouTube, feed into Google search. Chrome, for instance, has search baked right into the URL bar. A lot of Android phones have search widgets pre-installed.

たしかに、それは魅力的なアイデアだが、少しばかり弱点もある。つまり、YouTube 以外の資産は、すべてが Google Search に取り込まれているのだ。 たとえば、Chrome の場合は、URL バーに Search が焼き付けられている。 また、大半の Android フォンは、Search ウィジェットとプリインストールしている。

It’s unclear how Google really makes big money off Chrome and Android, but with search so powerful, Google can afford to be patient and figure it out.

どのようにして Google が、Chrome と Android から大金を得るのか、その点が不明であり、また、Search はパワフルすぎる。ただし、Google には、じっくりと考えるだけの余裕がある。

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TAG index漠然とではあっても、誰もが感じている Google の強さが、このチャートにより、見事に視覚化されていますね。そして、売上ベースでは Google Search が Microsoft Office を追い抜き、Facebook が Microsoft Windows に迫っているのに驚きます。タイトルには、Google の Before/After と書きましたが、こうして眺めてみると、Mobile の Before/After なのかもしれません。このチャートに、次に 10億ユーザーを抱えて飛び込んでくるのは、WhatApp なのでしょうか? Image(282)

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