Agile Cat — in the cloud

モバイル・キャリアにとって、2016年は 多難の年になるだろう

Posted in .Selected, Asia, Government, Mobile, Telecom by agilecat.cloud on April 5, 2016
Core mobile revenues to see no growth in 2016
Dylan Bushell-Embling – Feb 04, 2016
http://www.telecomasia.net/content/core-mobile-revenues-see-no-growth-2016
 
_ Telecom-Asia
 
Strategy Analytics is projecting that there will be no growth in core mobile connectivity revenue this year, meaning mobile operators will need to diversify to find new revenue streams.
 
Strategy Analytics の予測によると、今年のモバイル・キャリアは、そのコア・ビジネスで増益を期待できないため、多様化の道を選ぶことで、新たな収益源を見つけることになるようだ。
 
Continuing mobile data traffic growth will meanwhile require operators to find even smarter and more efficient ways to add capacity to their network, the research firm said in a new report.
 
その一方で、モバイル・データ・トラフィックの成長が、より洗練された効率的な方法でネットワークキャパシティを増大せよと、モバイル・キャリアたちに要求を突きつけていくと、この調査会社の最新レポートは述べている。
 
Brasil_Telecom_Panoramic_Tower_Curitiba_BrasilWikimedia
 
To achieve success in what is shaping up to be a challenging year for the industry, the company is recommending operators seek to evolve today’s services with initiatives such as content bundling and fixed-mobile converged services.
 
この業界にとって厳しい年になりそうな状況において成功を達成するためには、コンテントと組み合わせたサービスや、固定と携帯を融合させるような方向へ向けて、現状のサービスを進化させた方が良いだろうと、Strategy Analytics はモバイル・キャリアたちに推奨している。
 
Operators should also seek to leverage their mobile connectivity expertise by diversifying into new offerings such as connected cars, smart homes and smart cities, mobile payment and mobile advertising.
 
もちろん、モバイル・キャリアたちは、connected cars, smart homes and smart cities, mobile payment and mobile advertising といった多様な領域へ、モバイル接続における専門的な知識を展開することで、これまでのエクスペリエンスを活用していく道を探すべきでもある。
 
The report also recommends operators accelerate the introduction of new business models that will be enabled by flexible 5G architectures if they can be adapted to current 4.5G networks.
 
さらに、このレポートは、現状の 4.5G ネットワークから 5G アーキテクチャへと、柔軟な移行が可能になるような、新たなビジネス・モデルの導入を、モバイル・キャリアたちは加速すべきだと推奨している。
 
“Innovation in services and bundling to add value while fending off customer losses in price competitive markets will be essential in 2016,” Strategy Analytics director of wireless operator strategies Susan Welsh de Grimaldo said.
 
「サービスを革新しながら、そして、付加価値を取り込みながら、価格で競争するマーケットで顧客を失わないようにすることが、2016年の戦略では不可欠なことになる」と、Strategy Analytics の Director of Wireless Operator Strategies である Susan Welsh de Grimaldo は述べている。
 
“New growth opportunities exist, although some are not yet mature enough to drive large revenue streams, and operators should be preparing partnerships, strategies and network transformation to assure continued relevance in the larger ecosystem.”
 
そして Grimaldo は、「新しい成長のチャンスは存在しているが、その中には、大きな収益を実現するだけ、成熟していないものが含まれる。そして、モバイル・キャリアたちは、この巨大なエコシステムの中で、適切なポジションを継続して確保するために、パートナーシップ/ストラテジー/ネットワークの変化に対応できるよう、準備していく必要がある」と続けている。
 
ーーーーー
Telecomこの記事は、香港の telecomasia.net に掲載されたものであり、各国のテレコム事情に差異はあれど、大まかな方向として、2016年のテレコム事業は厳しいだろうと述べています。おそらく、日本も同じだと思うのですが、それを論じる前に、電波利用料の負担という、日本独自の問題を考えなければなりません。このところ、アジアのニュースを追いかける時間の長い Agile Cat ですが、すべての国々で当たり前の電波オークションが、日本には無いという不思議さを感じてしまいます。オークションなど行ったら、モバイル・キャリアは余計に大変になる、、、という意見もあるでしょうが、現在でも 200円の利用料が、ユーザーに転嫁されているはずなので、その心配は無いでしょう。むしろ、私たちの支払う電波利用料でテレビ局を保護する施策とも言える、テレビとケータイの待遇の違いに問題があるのだと思えてきます。これといって、テレビに恨みは無いのですが、NHK の 10倍ほどの電波使用料を、大手モバイル・キャリアが支払っている状況は、なんか変です! これからの産業の在り方や、経済の成長という観点でも、テレビよりはモバイルを応援する政治でなければ、日本の未来は暗いと思うのですが。。。_AC Stamp
ーーーーー
<関連>
東南アジア の モバイル通信料:どれだけ働けば、1GB が買えるのか?
4G LTE に占める TD-LTE の比率は 34.4%! その背景には、中国マーケットの爆発的な成長が!
OCP と テレコム: AT&T や Verizon を含むプレイヤーが、新しいモデルに続々と参加してきた!
AWS と Ericsson が提携: 狙いは 汎用テレコム・クラウドの構築! 豪 Telstra が最初の顧客に!
China Mobile の 4G-LTE ユーザー数が、3億人を超えたらしい
 

Comments Off on モバイル・キャリアにとって、2016年は 多難の年になるだろう

4G LTE に占める TD-LTE の比率は 34.4%! その背景には、中国マーケットの爆発的な成長が!

Posted in .Chronicle, Asia, Mobile, Network, Telecom by agilecat.cloud on January 20, 2016
Digitimes Research: TD-LTE users account for 34.4% of total 4G LTE subscribers in 1H15
Benson Wu – Dec 10, 2015
http://www.digitimes.com/news/a20151210PD200.html
 
_ Digi Times
 
The number of TD-LTE service subscribers worldwide reached 260 million in the first half of 2015, accounting for 34.4% of total 4G LTE users, according to an estimate of Digitimes Research.
 
Digitimes Research の推定によると、今年前半のグローバル TD-LTE サブスクライバー数は 2.6億人に達し、すべての 4G LTE ユーザーに対して 34.4% を占めるに至ったようだ。
 
TD-LTEFlickr
AFS-USA Intercultural Programs
 
The figures also represent a significant increase as compared to only 30 million subscribers a year earlier period thanks to China’s push from 3G to 4G networks, said Digitimes Research.
 
この数字は、前年同期のサブスクライバーが僅か 3000万人であったことを考えると、とても意味深いものである。そして、China 市場におけるネットワークが、3G から 4G へ向けて大きく前進したことが要因であると、Digitimes Research は述べている。
 
By the second quarter of 2015, a total of 59 mobile telecom carriers in 35 countries have begun commercial operations of their TD-LTE networks, but as high as 87% of TD-LTE subscribers worldwide are located in China.
 
2015年 Q2 には、59 社のモバイル・オペレーターが 35カ国で、TD-LTE ネットワークの商業運用を開始しているが、グローバルにおける TD-LTE サブスクライバーの 87% ほどが、China 国内に集中しているという現実がある。
 
Due to the growing TD-LTE ecosystem in China, there are currently a total of 1,210 models of terminal-end devices supporting TD-LTE standards, with smartphones accountingfor 58% of these devices. Meanwhile, the number of TD-LTE base stations has reached 1.25 million, accounting for 47% of total 4G LTE base stations, Digitimes Research estimated.
 
China で TD-LTE エコシステムが成長する過程において、TD-LTE スタンダードをサポートするターミナル・エンド・デバイスは、合計で 1,210 種類にいたり、そのうちの 58% をスマートフォンが占めている。その一方で、TD-LTE ベース・ステーション数は 125万ヶ所に達し、全体的な 4G LTE ベース・ステーションの 47% を占めると、Digitimes Research は推定している。
 
However, the ratio of TD-VoLTE networks to total TD-LTE networks is still low as there still lacks a consensus on how to best utilize 3.5GHz frequency band, Digitimes Research commented.
 
しかし、全体的な TD-LTE ネットワークに対して、TD-VoLTE ネットワークの比率は、依然として伸びていない。その理由は、3.5GHz 周波数帯の最適化された運用方法について、合意が欠けているためだと、Digitimes Research はコメントしている。
 
ーーーーー
Telecomちょうど1年目前に、「TD-LTE の比率がグローバルで 20% を超えた」という抄訳をポストしています。そこには、2014年末の時点で、TD-LTE ユーザーが 9610万人に達しと記されているので、文中の 3000万人とのズレが生じています。 でも、まぁ、このアジアのマーケットで、6000万人なんて誤差の範囲なのかもしれませんね 🙂 それは さて置き、2.6億人で 34.4% に届いたというのは、たいへんなことですね。かなりの推測が入りますが、Ericsson は FD-LTE を、Huawei は TD-LTE を推進し、どちらも OK なのが Nokia なのかと捉えています。でも、つい先日ですが、「Ericsson, Huawei renew patent cross-license deal」というニュースが流れていましたが、そのあたりは、どうなんでしょうね? そして、日本とインドと APAC 諸国は、どちらへ向かうのでしょうか。。。_AC Stamp
ーーーーー
<関連>
中国勢に DoCoMo も乗って、さらに勢いを増す TD-LTE
香港で 4.5G 1Gbps ネットワーク: HKT と Huawei のチームが実験に成功した!
DoCoMo と Nokia が提携:Tokyo 2020 の主役は 5G モバイル通信だ!
Huawei と 5G の世界:特許ポートフォリオで優位に立つのか?
Ericsson の予測: LTE サブスクリプションは、2020年には 7倍に成長する
 

Comments Off on 4G LTE に占める TD-LTE の比率は 34.4%! その背景には、中国マーケットの爆発的な成長が!

DoCoMo の最新テクノロジーが、コンサルティング・サービスとして海外展開される!

Posted in .Selected, Asia, Mobile, Network, Telecom by agilecat.cloud on November 24, 2015
DoCoMo launches network consulting services
Dylan Bushell-Embling – November 23, 2015
http://www.telecomasia.net/content/docomo-launches-network-consulting-services
 
_ Telecom-Asia
 
Japan’s NTT DoCoMo will today commence providing mobile network consulting services to overseas mobile operators, starting with an arrangement in the Philippines.
 
Japan の NTT DoCoMo だが、今日の Philippines での展開を皮切りに、海外のモバイル・ネットワーク事業者を対象とする、商用コンサルティング・サービスを開始する。
 
The operator has been contracted to provide network consulting services to Smart Communications, focused on improving and optimizing radio network quality in capital city Manila.
 
このオペレータのネットワーク・コンサルティング・サービスは、Smart Communications との契約を介して提供され、首都 Manila における無線ネットワークの、品質を最適化することにフォーカスしていく。
 
DoCoMo BuildingWikipedia
 
 DoCoMo has previous experience advising partner operators in foreign countries, and is now turning this into a separate business model.
 
これまでの DoCoMo は、海外でのパートナー事業者に対して、アドバイスを提供するという経験を持つが、これを機に、独立したビジネス・モデルを展開していく。
 
The company will provide the consulting services via its Global Business Division, and is inviting interested operators to contact the division via a dedicated email address.
 
同社は、その Global Business Division 介して、コンサルティング・サービスを提供していくことになる。 また、専用の電子メール・アドレスを介して、関心のある事業者を募集している。
 
DoCoMo will be able to draw from its experience of operating a mobile network in one of the world’s most technologically advanced mobile markets that is expected to be at the forefront of the development and commercialization of 5G.
 
DoCoMo は、世界で最もテクノロジーの進んだ、モバイル・マーケットで蓄積した経験を、つまり、5G の開発と商用化の最前線で得られる、最新のテクノロジーを提供できるはずだ。
 
The operator’s own mobile networks support over 68 million mobile customers, more than half of the estimated population of Japan of 126.8 million. Outside of Japan the company has seven international partnerships with mobile operators as well as other companies.
 
このオペレータのモバイル・ネットワークは、Japan の人口統計が示す 1.268億人の半分以上である、0.68億人のモバイル・サブスクライバーをサポートしている。 また、Japan の国外では、モバイル事業者に代表される、7つの企業とのインターナショナル・パートナーシップを構築している。
 
ーーーーー
Asia Pacificこれは、とても興味深い展開ですね。このフィリピンだけではなく、数多くの国々が、最新テクノロジーの提供を求めているはずです。 海外のモバイル・キャリアとの提携が進めば、必ず次のステップが生まれてくるはずです。 さらに言えば、5G の世界へ移行するとき、そして IoT が爆発的に成長するときに、こうした関係が、さまざまなチャンスを生み出すはずです。すでに、飽和状態に至っている日本市場と切り離して、新しいビジネスを切り開いて欲しいと思います。 _AC Stamp
ーーーーー
<関連>
KT/China Mobile/NTT Docomo が、5G テクノロジーに関する協定に調印
中国勢に DoCoMo も乗って、さらに勢いを増す TD-LTE
NTT Docomo が IoT で動き出す:ここでも Gemalto を採用するようだ!
DoCoMo と Nokia が提携:Tokyo 2020 の主役は 5G モバイル通信だ!
 

Comments Off on DoCoMo の最新テクノロジーが、コンサルティング・サービスとして海外展開される!

中国勢に DoCoMo も乗って、さらに勢いを増す TD-LTE

Posted in .Chronicle, Asia, Mobile, Research, Telecom by agilecat.cloud on July 22, 2015
More global operators working on TDD LTE network development
Staff Reporter – July 20, 2015
http://www.wantchinatimes.com/news-subclass-cnt.aspx?cid=1204&MainCatID=12&id=20150720000020
 
_Want China Times
 
More and more telecom operators around the world that have deployed Frequency Division Duplex (FDD) networks are considering exploring the global Time Division Duplex (TDD) LTE market on the 3.5 GHz band, reports Shanghai’s China Business News.
 
この世界では、たくさんのテレコム事業者が、Frequency Division Duplex(FDD)ネットワークをディプロイしているが、Shanghai の China Business News によると、Time Division Duplex(TDD)LTE の 3.5 GHz マーケットを、検討している事業者も多いようだ。
 
China Telecom and China Unicom, two of China’s three major telecom operators, have begun carrying out trials on TDD and FDD integration after both of them obtained FDD and TDD-LTE hybrid networking pre-commercial operating licenses earlier this year, allowing them to each carry out initial trials in 16 pilot cities.
 
China の三大テレコムを構成する、China Telecom と China Unicom の二社は、FDD/TDD LTEハイブリッド・ネットワークに関する事前の商用ライセンスを、今年の初めに取得した後、TDD/FDD インテグレーションの試験に移行している。具体的に言うと、それぞれの事業者が 16 都市において、パイロット運用に入っているのだ。
 
China TelecomA China Telecom stand at a communications technology expo in Nanjing. (File photo/CNS)
 
NTT DoCoMo, the largest telecom operator in Japan, which is considered a major developer of 4G FDD technologies, is set to launch an FDD-TDD LTE network in 2016.
 
また、Japan で最大のテレコム事業者であり、4G FDD テクノロジーの主要デベロッパーと思われる NTT DoCoMo も、2016年には FDD/TDD LTE ネットワークを立ち上げる予定である。
 
There are two kinds of 4G networks — FDD-LTE and TDD-LTE — which are becoming popular around the world.
 
前述のとおり、この世界には FDD-LTE と TDD-LTE という、2つの 4G ネットワークが存在するのだが、どちらが好まれるのだろうか?
 
The number of 4G LTE subscribers around the globe in 2014 grew 45% year-on-year to 400 million. China started its LTE deployment at the end of 2013. As the first player in the 4G market, China Mobile, the country’s largest telecomm operator, announced that it had reached over 90 million 4G subscribers in one year as of the end of December 2014.
 
グローバルにおける 4G LTE サブスクライバーは、2013年〜2014年で 45% の成長を遂げ、その時点で 4億人になっている。China は 2013年の末に、LTE のディプロイを開始している。China の 4G マーケットに最初に参入したのは、同国で最大のテレコム事業者である China Mobile だった。そして同社は、2014年12月末の時点で、9000万人の 4G サブスクライバーを、その1年の間で獲得したと発表している。
 
In 2014, the number of China Mobile’s TDD-LTE subscribers increased to account for 90% of all LTE (including FDD-LTE) users, according to data issued by the Ministry of Industry and Information Technology.
 
Ministry of Industry and Information Technology が発表したデータによると、2014年に China Mobile が獲得した TDD-LTE サブスクライバーの数は、FDD-LTE を含む全 LTE ユーザーの 90% を占めるまで増加しているという。
 
According to the latest figures released by China Mobile, its 4G subscribers have reached nearly 200 million.
 
また、China Mobile がリリースした最新の統計データによると、同社の 4G サブスクライバーは 2億人に達しているという。
 
Global 4G LTE subscribers are projected to grow 35% compounded annually over the next five years, from 516 million to 2.3 billion, according to the latest market study by TeleGeography.
 
そして、TeleGeography の最新市場調査によると、グローバルにおける 4G LTE サブスクライバーは、現在の 5.16億人から 23億人へと、これからの5年間で 35% ずつ成長していくとされる。
 
The development of the global 4G LTE market has gained momentum with the entry of China because by 2019, China is expected to account for nearly one-third of all global LTE subscribers, according to the market study.
 
グローバルにおける 4G LTE 市場は、China が参入することで、2019年までは勢いを保つとされる。前述の市場調査によると、グローバルの LTE サブスクライバーに対して、China の比率は 1/3 のレベルに至ると予想されている。
 
The world has more than 600 million LTE subscribers, over 300 million of whom are in Asia.
 
世界の LTE サブスクライバー数は、現時点で 6億人とされるが、そのうちの 3億人以上は Asia に居る。
 
China’s Ministry of Industry and Information Technology is seeking to coordinate the development of 5G standards, according to the report.
 
このレポートによると、China の Ministry of Industry and Information Technology
は、5G スタンダードにおける主導権を狙っているようだ。
 
ーーーーー
Asia Pacific中国のモバイル・ユーザーは、ガラケーを含むと 13 億人を超え、そのうちの 7億人がスマホへ移行しているようです。そして、その 7億人のうちの 2億人が、約 1年半の間に 4G へと移行したのですね。 このペースで行くと、今年の末には 3億人に届くのかもしれません。 Agile Cat が仕事でお世話になっている方が、「中国は別の惑星と考えるべき」と言っていましたが、その意味が分かるようになってきました。 その一方で、インドは 2017年までに約 3億人のモバイル・サブスクライバーを獲得しアメリカを抜いて世界で 2番手のモバイル大国になるようです。 それにしても、スゴイ! _AC Stamp
ーーーーー
<関連>
Ericsson の予測: LTE サブスクリプションは、2020年には 7倍に成長する
TD-LTE の比率が 20% を超えた:アジアのモバイル通信は独自路線へと進むのか?
China Mobile がマレーシアに出資か? 背景には LTE の方式をめぐる熾烈な戦いが?
世界の LTE 人口 が、ついに 1億人に届いた – May 2013
NTT Com が 独 e-shelter を 買収:欧州 DC 事業者の No.3 に踊り出る
 

Comments Off on 中国勢に DoCoMo も乗って、さらに勢いを増す TD-LTE

NTT Docomo が IoT で動き出す:ここでも Gemalto を採用するようだ!

Posted in .Chronicle, Asia, IoT, Security, Telecom by agilecat.cloud on July 5, 2015
NTT Docomo selects Gemalto for IoT applications
M2M MAGAZINE+ – July 2, 2015
http://www.machinetomachinemagazine.com/2015/07/02/ntt-docomo-selects-gemalto-for-iot-applications-in-japan/
 
_ M2M magazine
 
Gemalto, the world leader in digital security, announces that NTT Docomo, the largest mobile operator in Japan with about 65 million subscribers, has selected Gemalto to enable connectivity for Internet of Things (IoT) applications.
 
世界のデジタル·セキュリティーをリードする Gemalto のアナウンスメントによると、65 million のサブスクライバーを擁し、Japan で最大の規模を誇るモバイル・オペレーターである NTT Docomo が、IoT アプリケーションの接続を実現するために、同社を採用したようだ。
 
ーーーーー
 
Gemalto’s Cinterion® Machine Identification Module (MIM) complies with the most stringent industry standards1 and was first to meet the high quality requirements of the Japanese market.
 
Gemalto の Cinterion® Machine Identification Module (MIM) は、この業界で最も厳しい規格に準拠しており、また、Japan マーケットにおける高度な品質要件を、初めて満たすものとなった。
 
MIM_Gemalto-itusersJapan IoT and Machine-to-Machine (M2M) communication market is estimated to grow from $11.34 billion in 2014 to $41.61 billion by 2019¹ due to increasing demand for smart infrastructure and fully managed network appliances. The IoT applications will enable Japanese businesses to collect real-time information on mission-critical systems, better manage their networks and logistics and remotely perform intelligent operations, for increased efficiency and reliability.
 
Japan における IoT および Machine-to-Machine (M2M) の通信マーケットは、2014年の $11.34 billion から、2019年の $41.61 billion への成長が予測されている。そして、スマート・インフラとフル・マネージド・ネットワーク・アプライアンスへの需要の増加が、この成長を支えると言われている。IoT アプリケーションは Japan の企業に対して、効率性と信頼性を高めるための、さまざまなメリットをもたらすことになる。たとえば、ミッション・クリティカル・システム上でのリアルタイム情報の収集や、改善されたネットワークとロジスティクスの管理、リモートからのインテリジェントな操作などが、具体例として挙げられる。
 
Gemalto offers the highest quality of ruggedized MIM² that can sustain extreme environments of humidity, corrosion, vibration, and temperatures from -45 to 105 degrees Celsius. It also leverages Gemalto’s unique operating system to offer optimized memory management, data retention and one million erase/write cycles, which extend the lifespan of the device and prevent service disruptions.
 
Gemalto は、耐久性という観点でも、極端な湿気/腐食/振動にも耐え、摂氏 -45〜+105 度の環境で機能するなど、きわめて高品質の MIM² を提供している。 また、Gemalto は独自のオペレーティング・システムを活用することで、メモリ管理を最適化し、100万回の Erase/Write サイクルというデータ保持も実現している。つまり、それによりデバイスの寿命を延長し、サービスの中断を防ぐことが可能となる。
 
“We have a long standing relationship with NTT Docomo, which includes Japan’s first (LTE) wireless connectivity in 2010, and more recently, the NFC deployment,” said Michael Au, President South Asia and Japan at Gemalto.
 
Gemalto の President South Asia and Japan である Michael Au は、「 私たちは、NTT Docomo と長年に渡る関係を有しており、そこには、2010年における Japan で最初の LTE ワイヤレス接続や、最近の NFC デプロイメントなどが含まれる」と述べている。
 
ーーーーー
IoTIoT にも、いわゆる FA の延長戦上にある製造業の IoT と、そこから出荷された後にも製造業がトラッキングする IoT、そして、製造業者とは切り離されたところでサービス・プロバイダーがトラッキングする IoT があるように思えます。 そして、IoT が機能していくにつれて、いまの業種と業態における垣根が変化していくはずですが、誰がトリガーを引くのかというと、やはりモバイル・キャリアが最右翼なのでしょうね。 業種もボーダーレス、国境もボーダーレスの時代です。 日本のキャリアに頑張って欲しいです! _AC Stamp
ーーーーー
<関連>
APAC の IoT は、2020年までに US$583B に至り、中国の影響力が強まる
China Mobile の IoT 戦略は、パワフルな内需に支えられていくのか?
Google が開発する Brillo は、IoT のための オープン OS なのか?
IoT デバイス数の予測:強気の Cisco から 控えめな Gartner までをチャートで!
Asia の調査 5/31〜6/6: IoT の動向を調べてみたら、台湾の頑張りがスゴイ!
暗号化キーは盗まれていなかった! 世界最大手のSIMメーカーがスノーデンリークに反論

Comments Off on NTT Docomo が IoT で動き出す:ここでも Gemalto を採用するようだ!

今週のアジア 3/1〜3/7:MWC 2015 と アジアのテレコムの動き

Posted in Asia Weekly, Telecom by agilecat.cloud on March 7, 2015
2020年に控えた 商用 5G へ向けて、各社が動き出している・・・
 
cna-banner
 
今週は、Barcelona で開催された Mobile World Congress の内容を、ほんの一部だけですが整理したいと思います。 このような大きなイベントがあると、それに引き寄せられるように、世界中からモバイルに関連するトピックが報道されます。 その、すべてを追いかけることは、とても難しいことなので、今年の CNA@MWC は「アジアとテレコム」にターゲットを絞り込みながら、記事をピックアプしてきました。
 
Arc_de_Triomf_Barcelonawikipedia
 
まず、3/2 に Telstra, Ericsson to partner on 5G という記事が、AU の ITNews にポストされました。 Barcelona 発では無いようですが、日付からして MWC を意識した発表なのでしょう。 このところ、Huawei の動きが活発ですが、1/28 の Singtel, Ericsson partner to test 5G technologies にあるように、Ericsson もアジアの要所を着々と固めているように思えます。その他の、テレコム系のトピックとしては、3/3 の China releases FDD-LTE licenses to China Telecom, China Unicom と、3/4 の Airtel, China Mobile to tie-up for 4G が興味深いです。
 
そして、Barcelona からは、① KT, China Mobile, NTT DoCoMo team up for 5G日本語)、② SKT, Intel unveil world’s first network boost technology at MWC、③ Nokia, DoCoMo aim for 5G ahead of Tokyo Olympics日本語)、④ Huawei bumps up patent portfolio as 5G era draws near – CEO というふうに、4つの大きなニュースが飛び込んできました。 いずれも 5G が絡む、もっとも注目を集める領域のトピックです。 また、それとは別に、Beijing からは、3/6 に Huawei, Intel expand tie-up amid China’s rising scrutiny of US tech firms という発表もありました。
 
以下は、今週の Top-10 です・・・
 
ーーーーー
 
① 2/26: Jakarta to develop mobile app to track bus arrivals
IndonesiaJakarta’s public bus operator TransJakarta will develop a mobile app for people to track the arrival times of buses at bus stops. The app will allow people to track the location of bus drivers and estimate when buses will arrive at the bus stops, said Steve Kosasih, CEO of TransJakarta. The city will work with the makers of a popular delivery tracking app, Go-Jek, and will use the same system for the bus app.
 
② 3/2: PrimeTime Entertainment Launches in Thailand, Selects Brightcove
ThailandBrightcove Inc., a leading global provider of cloud services for video, today announced that PrimeTime Entertainment, Thailand’s newest on-demand streaming service, has partnered with Brightcove to power transcoding for its over-the-top (OTT) entertainment channel. With Brightcove’s Zencoder cloud-based encoding service, PrimeTime is able to rapidly deliver high-quality video on-demand (VOD) content to satisfy audiences across platforms and devices.
 
③ 2/16: Re-skilling, not layoffs, will address new challenges: Infosys
IndiaMUMBAI: Even as the furore over layoffs in the IT sector is yet to die down, Infosys has said re-skilling talent is the answer to rapidly changing technologies in the software landscape. “It is not that there are tens and thousands of people (available) with experience in new technologies. The idea is to re-skill people. If technology changes and people don’t have those capabilities, you’ve to re-skill them and re-orient them,” Infosys, Chief Operating Officer, Pravin Rao said.
 
④ 3/6: SoftBank, Pertino Launch SDN Cloud Channel in Japan
JapanPertino, a company reinventing networking for the mobile and cloud era, today announced the launch of a Japanese sales channel for its SDN-powered cloud networking service through a distribution partnership with SoftBank Commerce & Services Corp. This is the first major partnership in Japan and the second inked under the company’s BlueSky Partner Program following last quarter’s announcement of an alliance with Dell to integrate and resell Pertino’s Cloud Network Engine service.
 
⑤ 3/5: Gov’s open source push worries like MS, IBM and Oracle, from India
IndiaNEW DELHI: As the government looks to adopt open source software development for its applications, proprietary software vendors such as Microsoft, IBM and Oracle are worried, and are looking at alternative ways of doing business, say experts. “All the big players are already worried. They have made a lot of money in the traditional proprietary software model, but in the next 2-3 years, as people come out of the lock-in period of (their contracts), you will see the demise of a lot of these proprietary models,” said Professor Rahul De.
 
⑥ 2/19: Line acquires Japanese payment startup WebPay
JapanLine Pay, the payments solution-focused subsidiary of Japanese messaging company Line, has agreed to buy out Tokyo-based WebPay Holdings in order to accelerate Line Pay’s business expansion. WebPay provides a Stripe-compatible payment processing solutions for e-commerce, web services, and mobile developers in Japan.
 
⑦ 2/28: The time for 4G has come, from VN
VietnamThe 4G is the fourth generation wireless communication technology, allowing data transfer with maximum speed in ideal conditions up to 1-1.5 Gbps, over 40 times higher than the highest bandwidth of 3G services. In the world, more than 300 network operators have offered the technology and the most advanced smartphone models are integrated with 4G technology.
 
⑧ 3/2: China’s Huawei introduces its first Android-friendly smartwatch
ChinaBARCELONA: Chinese telecom equipment maker Huawei on Sunday launched its first smartwatch, a round-faced device that works with Android phones, joining a crowded market weeks before the introduction of the highly anticipated Apple Watch. At an event tied to the Mobile World Congress in Barcelona, the firm unveiled its Huawei watch line in classic, business and sporty versions, while at the same time across town, Korea’s LG Electronics launched a similar round-faced model.
 
⑨ 3/1: Robin Li explains the biggest difference between Baidu and Google
ChinaChinese search engine Baidu has been the king of China’s search game for a long time, since well before Google decided to leave the Chinese market. But given the similarities between their services and, especially in the early days, their aesthetic, comparisons between Baidu and Google are common. In the foreign press, Baidu is often called the “Chinese Google,” or flat-out accused of being a Google copycat.
 
⑩ 3/3: MWC 2015: Acer launches its first Windows 8.1 smartphone
TaiwanAcer has unveiled the Liquid M220 smartphone, its first Liquid smartphone to run on the Windows Phone 8.1 operating system, featuring a 4-inch 233ppi display. The Liquid M220 features a 5-megapixel auto-focus back-end and a 2-megapixel front-end camera. The back-end camera also sports an 89-degree wide-angle lens for better photo shot.
 
ーーーーー
cna_6MWC に目を向けていると、どうしても新しいテクノロジーばかりが気になってしまいますが、その他のアジアの国々も、それぞれの状況の中で、モバイル通信の品質をあげようと努力しています。 たとえば、The time for 4G has come, from VN や、4G auctions ‘on track’ , from Thailand というふうに 4G の普及に懸命な国もあれば、Telcos extend services beyond cities, from Myanmar のように、通信のための基盤つくりに取り組んでいる国もあります。5G の商用化は、2020年になると言われていますが、こうした国々も、いずれは追い付いてくるのでしょう。 _AC Stamp
ーーーーー
<関連>
今週のアジア 2/22〜2/28:OnePlus と Xiaomi がインドで輸入差し止め:その背景を探る
今週のアジア 2/15〜2/21:この1年の ダウンタイムを整理してみた
今週のアジア 2/8〜2/14:Qualcomm 訴訟の 背景を追う
今週のアジア 2/1〜2/7:北京政府 と ソーシャル・メディア の 新しい関係が?
今週のアジア 1/25〜1/31:Air China は Facebook の お得意さま?

Comments Off on 今週のアジア 3/1〜3/7:MWC 2015 と アジアのテレコムの動き

KT/China Mobile/NTT Docomo が、5G テクノロジーに関する協定に調印

Posted in .Selected, Asia, Telecom by agilecat.cloud on March 3, 2015
KT, China Mobile, NTT DoCoMo team up for 5G
Posted : 2015-03-02 15:58
Updated : 2015-03-02 22:24
By Kim Yoo-chul, Yoon Sung-won
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/tech/2015/03/133_174409.html 
 
_ Korea-Times
 
BARCELONA, Spain ― KT, the nation’s second-largest mobile carrier, said Monday that it has teamed up with China Mobile and NTT DoCoMo to jointly develop the fifth-generation or 5G network technology.
 
BARCELONA, Spain ― Korea で二番手のモバイル・キャリア KT は、5G ネットワーク・テクノロジーを開発するために、China Mobile および  NTT Docomo と提携したことを明らかにした。
 
“KT has agreed with China Mobile and NTT DoCoMo of Japan for co-development of 5G mobile technology. The agreement calls for joint marketing to promote new telecommunications technology,” KT said in a statement on the sidelines of 2015 Mobile World Congress (MWC) exhibition here.
 
「 KT は 5G モバイル・テクノロジーに関して、China Mobile および Japan の NTT Docomo と共同で開発することを合意した。 この協定は、新しいテレコム・テクノロジーを促進するための、共同マーケティングを実現するためのものである」と、2015 Mobile World Congress (MWC) において KT は 声明で述べている。
 
KT_CM_NTTKT’s network division chief Oh Seong-mok, center, poses with China Mobile’s technology division chief Wang Xiaowin, left, and NTT DoCoMo Chief Technology Officer Seizo Onoe after announcing a joint declaration to cooperate for the development of fifth-generation mobile networks during a meeting for the Strategic Cooperation Framework Agreement at the Arts Hotel in Barcelona, Spain, Sunday./ Courtesy of KT
 
The CEOs of the three companies signed the deal. KT was the first to offer a proposal to hold a meeting with the Chinese and Japanese firms ― all are key members of the Strategic Cooperation Framework Agreement (SCFA) which was signed in 2011.
 
三社の CEO たちが、この契約を調印した。この China と Japan の企業と、ミーティングを持とうと呼びかけたのは KT であり、また、この三社は、2011年に調印された Strategic Cooperation Framework Agreement (SCFA) の主要メンバーでもある。
 
The three Asian mobile operators will share key information in technology to develop customized 5G tech specifically for the Asian market.
 
この、アジアでモバイル・ビジネスを展開するオペレーター 三社は、アジア市場向けにカスタマイズされた、5G テクノロジーを開発するための、主要な情報を共有していく。
 
Meanwhile, they will launch a joint verification and trial test for advanced wireless technology with the companies holding talks to establish a standard in 5G and the Internet of Things.
 
その一方で、この三社は、先進的なワイヤレス・テクノロジーのための、共同検証およびトライアル・テストに取り組みながら、5G テクノロジーと IoT (Internet of Things) におけるスタンダードを、確立するための協議を継続していく。
 
KT CEO and Chairman Hwang Chang-gyu proposed his counter-partners at China Mobile and NTT DoCoMo create a task force inside the SCFA, a move aimed at taking a clear lead over their European and American rivals. Hwang’s proposal has been accepted.
 
KT の CEO and Chairman である Hwang Chang-gyu は、China Mobile と NTT Docomo のカウンター・パートナーと、SCFA の活動の中でタスクフォースを立ち上げようと提案してきた。 その目的は、ヨーロッパとアメリカのライバルたちに対して、明確なリードを確立することにある。そして、Hwang の提案が受け入れられることになった。
 
“The 5G technology is the next big wave in the industry that can’t be refused. Closer cooperation with China Mobile and NTT DoCoMo will help us provide more customized services to our valued customers beyond their expectation,” Hwang said in the statement.
 
「 5G テクノロジーは、この業界において、誰も避けることのできない、次世代のビッグ・ウェーブである。 China Mobile および NTT Docomo との緊密な協力関係により、カスタマーたちが期待する以上の、より高度にカスタマイズされたサービスの提供が促進されるだろう」と、Hwang はステートメントで述べている。
 
ーーーーー
Telecomさすがは MWC です。とても興味深い話が飛び出してきます。 しかし、お隣どうしなので、こうした提携は当たり前という見方もあります。 ひとつ気になるのは、China Mobile がガチの TD-LTE 推進者であり、そのテクノロジーが Huawei や ZTE から提供されているはずという点です。 そして、たまたまですが、昨日 (3/2) の DigiTimes に、「China releases FDD-LTE licenses to China Telecom, China Unicom」というニュースがポストされていました。 おそらく、北京政府は TD-LTE と FDD-LTE を、三大テレコムに分担させるという方針なのだろうと想像しています。 さらにですが、昨年末の China Tech News には、「Three Korean Carriers Team With Huawei For 5G Development」というニュースを報じています。 もう1つ加えると、ちょうど1年前の 2014年 2月に、Nokia と Sprint が TD-LTE で 2.6 Gbps という実験を成功させているようです。う〜ん、Docomo は、どうするのでしょうかね? そう考えると、とても面白い展開に思えてきますね。_AC Stamp
ーーーーー
<関連>
China Mobile の 4G ユーザーが1億人:今年の末には 2.5億人になる?
Huawei と BT が、アイルランドで 400 Gbps Fiber の実験を成功させた
TD-LTE が 20% を超えた:アジアのモバイル通信は独自路線へと進むのか?
Apple と China Telecom が提携:中国人ユーザーのデータは、本土の DC
Xiaomi が北京から脱出:インターナショナル・ユーザーのデータは 海外 DC へ
China Mobile が、マレーシアの最大手モバイル・キャリアに出資か?

Comments Off on KT/China Mobile/NTT Docomo が、5G テクノロジーに関する協定に調印

iPhone と 日本市場:グローバルでの成長をよそに、失速しているように見える

Posted in Apple, Asia, Mobile, Weekend by Agile Cat on January 18, 2015

The iPhone Is Losing Ground In One Key Market
http://wp.me/pwo1E-8cN
Sam Mattera, The Motley Fool – Jan. 17, 2015
http://www.businessinsider.com/the-iphone-is-losing-ground-in-one-key-market-2015-1

_ Business Insider

Demand for Apple’s iPhone 6 has been unprecedented. Collectively, the iPhone 6 and iPhone 6 Plus have smashed existing sales records, and when Apple reports earnings this season, investors may find that the Cupertino tech giant sold more than 70 million iPhones during the quarter.

Apple の iPhone 6 に対しては、前例のない需要が押しかけている。全体的に見て、iPhone 6 と iPhone 6 Plus は、これまでの販売記録を塗り替えている。そして、Apple が今季の収益をレポートするときに、投資家たちが目の当たりにするのは、この Cupertino のテック・ジャイアントが、2014年 Q4 だけで 70 million もの iPhone を販売したという実績になるはずだ。

The company has seen great demand across the board — in North America and Europe, Apple market share increased last quarter, according to recent data from research firm Kantar Worldpanel.

調査会社である Kanter Worldpanel の最新データによると、North America と Europe において Apple のシェアが増加しているという。 つまり、この四半期での需要の高まりを、同社は確認しているはずだ。

Yet, there was one market where the latest iPhones received a surprisingly cool reception — Japan, where sales suffered a surprising double-digit decline.

しかし、この最新の iPhone に対して、驚くほど冷ややかな反応を見せたマーケットが1つだけある。 それは、販売量において二桁ダウンという、驚くべき結果をもたらした、Japan のマーケットである。

Kantar’s data

According to Kantar, the iPhone accounted for 48% of smartphones sold in Japan during the third quarter, which ran from the beginning of August through the end of October. The Android operating system powered a similar 48.1%.

Kanter によると、2014年 Q3(7月〜9月)の Japan において、iPhone はスマホ市場の 48% を占めている。それに対して、Android OS を搭載するスマホも、ほぼ同じ 48.1% を占めている。

注記)原文では、Q3 を 8月〜10月としていますが、おそらく勘違いでしょう。

That’s quite impressive, given that on a global basis, Android’s market share is approaching 85%. In fact, Japan remains Apple’s single strongest market, with more Japanese buyers (on a percentage basis) choosing the iPhone than Americans (in the same quarter, the iPhone accounted for 41.5% of the smartphones sold in the U.S.).

グローバルにおける Android のマーケット・シェアが 85% に近づいていることを考えると、この数字は、きわめて素晴らしいものである。実際のところ、Apple にとっての Japan は、最強のマーケットというポジションを維持している。 つまり、パーセンテージで比較すると、Japan のユーザーたちは、Amarica よりも高い比率で iPhone を選択しているのだ(同じ Q3 において、US での iPhone のシェアは 41.5% である)。

However, that figure is down significantly from last year. During the same period in 2013, nearly two-thirds (61.1%) of Japanese smartphone buyers chose an iPhone, compared to only 36.2% opting for an Android-powered device. With Windows Phone accounting for less than 1% of the Japanese smartphone market, Android OEMs appear to be taking share directly from Apple.

しかし、この数字は、前年と比べると大幅にダウンしている。2013年の Q3 において、Japan のスマホ・ユーザーの 約 2/3(61.1%)が iPhone を選択し、Android 搭載のデバイスは 36.2% に過ぎなかったのである。Japan での Windows Phone のシェアは、1% 未満である。したがって、Android OEM が Apple から、ダイレクトにシェアを奪っているように見える。

This stands in stark contrast to other markets, where the release of the iPhone 6 boosted market share significantly — Apple saw a 3.1% bump in Germany and 10.4% in Great Britain. In fact, of the major markets Kantar tracks, Japan was the only one where market share fell.

つまり、iPhone 6 のリリースにより、大幅にシェアを伸ばした他のマーケットとは、まったく対照的な結果を示している。 具体的に言うと、Apple は Germany で 3.1%、Great Britain で 10.4% という成長を達成している。 実際のところ、Kanter が調査した主要マーケットでは、Japan だけがシェアを落としているのだ。

A difficult comp and tougher competition

The decline in Japan might be partially explained by the year-over-year comparison itself — in September 2013, NTT Docomo, one of the country’s largest telecoms, began selling the iPhone for the very first time. The arrival of the iPhone 5s and iPhone 5c on the NTT Docomo network may have sparked an over-sized wave of iPhone purchases (as long waiting subscribers rushed to buy units), significantly inflating 2013 sales and thus making an annual comparison difficult.

Japan での落ち込みは、その前年と状況を比べることで、部分的には説明がつくのかもしれない。2013年9月のことだが、Japan で最大級のテレコムである NTT Docomo が、ようやく iPhone の販売を開始したのだ。NTT Docomo のネットワークに、iPhone 5S と iPhone 5c が登場したことで(待ち望んでいたサブスクライバーが殺到)、iPhone が売れ過ぎたという可能性もある。それにより、2013年の売上が増大し、前年との比較が困難になっているのかもしれない。

But Apple also faces intensifying competition from a number of home-grown competitors. The Sony Xperia line, despite falling short of company expectations on a global basis, has done relatively well in Japan. Other Japanese consumer electronic firms — including Sharp and Fujitsu — compete in their home country but have little presence elsewhere.

しかし、Japan における Apple は、激化する国産メーカーとの競合にも直面している。Sony Xperia シリーズは、グローバルでは振るわなくても、Japan では上手いビジネスを展開している。その他のメーカである、Sharp と Fujitsu は海外での存在感には乏しいが、母国では競合相手となる。

Another possibility is that Japanese consumers have less interest in large smartphones: the bigger screens offered by the iPhone 6 and iPhone 6 Plus may not be appealing. Notably, Samsung — whose high-end phones have long been known for their larger size — holds a relatively paltry 6% share of the Japanese smartphone market. Sony, on the other hand, has targeted Japan with mini versions of its flagship handsets.

もう1つ、Japan のユーザーたちが、大型のスマホに惹かれていないという可能性もある。 つまり、iPhone 6 と iPhone 6 Plus の大型スクリーンが、彼らにとって魅力的ではないのだ。ここで、Samsung のハイエンド大型デバイスが、その他の国々と比べて相対的に見て低いと思われる、6% のシェアに留まっている点に注目したい。 その一方で Sony は、フラッグシップ・スマホのミニ・バージョンで、Japan のマーケットを戦おうとしている。

Japan remains a key market

As one of the largest smartphone markets in the world and a longtime fan of Apple products, the drop in Japan is a development worth watching. With such a wealthy country and a history of generous carrier subsidies, Japan should be a perfect fit for the iPhone.

世界で最大級のスマホ・メーカーである Apple と、そのプロダクトを長年にわたり使ってきたファンにとって、Japan マーケットの低落は、価値を再考する機会を提供する。このように裕福あり、また、キャリアが膨大な補助金を提供してきた Japan は、iPhone の戦略と完全に一致する必要があるだろう。

To be clear, the 48% market share is still impressive, but a double-digit drop when every other region is showing growth is bound to raise some eyebrows. Future data may show it to be a temporary aberration, but if it turns into a long-term trend, that may serve as a clear signal that Japanese preferences are changing.

もう一度、明らかにしておくが、48% のマーケット・シェアは、依然として素晴らしいものである。 しかし、グローバルでの成長をよそに、二桁のダウンという状況には、注目せざるを得ない。将来のデータにより、一時的な異常であったと、安堵できるのかもしれない。しかし、この傾向が長く続くようなら、日本人の好みが変化したという明確なシグナルとして、対処されるべきものとなる。

ーーーーー

たしかに、2013年の Docomo 参入による、二年縛りの狭間と考えることもできますし、iPhone 6 はデカすぎるというシンプルな理由もあるでしょう。 でも、今年は iPhone 6 のコンパクト・バージョンが出るらしいので、来年の今頃には、その理由もハッキリしてくるはずです。 ただ、このニュアンスは、日本人でなければ伝わらないと思いますが、「消費行動に倦む若者たちの姿」というのが、Agile Cat の目には映るときがあるのです。自分で稼いだ金で、スマホを持つ年齢層へと入ってきた、そんな若者は、MVNOと激安スマホの組み合わせへと走るのかもしれません。単に、スマホが売れる売れないというような話ではなく、消費という行為に対する感覚が、大きく変化しているようにも思えるのです。

ーーーーー

<関連>

なんと! キーボード・ワッフル 焼器だ:食べたい人は Kickstarter へ GO だ!
ルーブル危機を受けて、ロシアの Apple App Store が止まってしまったようだ
シャドウ IT と 人気アプリの関係:1300万人を対象とした調査結果
伝説の Google Free Food:美味しそうな 22品を 写真付きメニューで!
Line in Thailand : ツーリスト・ポリスのスタンプが可愛い!
2014 Agile Cat:日曜版の マトメ

Comments Off on iPhone と 日本市場:グローバルでの成長をよそに、失速しているように見える

%d bloggers like this: