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Mac の ポジションは PC 市場の四番手:iPad との統合を拒否する Apple に転機は訪れるのか?

Posted in .Chronicle, Apple, Post-PC by agilecat.cloud on April 21, 2016
The MacBook is becoming more and more popular
Evan Niu, The Motley Fool – Apr. 14, 2016
http://www.businessinsider.com/macbook-becoming-more-and-more-popular-2016-4
 
_ Business Insider
 
Slowly but surely, Apple has been growing its global PC market share every quarter for nearly a decade. Meanwhile, the mature PC market continues to stagnate, although global unit volumes have stabilized for the most part. Even though Mac unit shipments declined by 4% in the fourth quarter, that still outperformed the broader market’s 11% drop, according to IDC. So Apple gained share.
 
Macこの 10年において、グローバル市場での Apple の PC シェアは、それぞれの四半期ごとに、ゆっくりではあっても着実に成長している。その一方で、成熟しきった PC 市場は、量的な面では安定してきたが、ビジネスとしては停滞し続けている。IDC によると、2015年 Q4 での Mac の出荷台数は 4% 減であるが、全体としての PC 市場は 11% 減であるため、Apple はシェアを伸ばしていることになる。
 
IDC has now released its estimates for the first quarter, and the numbers show that this trend is continuing.
 
最近になって IDC が公表した予測によると、今年の Q1 も、その傾向が継続していくことになる。
 
The MacBook rises
 
IDC estimates that Apple has now become the No. 4 global PC vendor, thanks in part to strong demand within North America. Apple’s performance was strong enough to narrowly overtake ASUS in the rankings.
 
IDC は Apple に関して、現時点で世界で4番手の PC ベンダーであると推定している。その背景にあるのは、北米で高まっている需要であり、グローバル・ランキングで ASUS を追い越す原動力となっている。
 
It was a slim victory over ASUS, and it’s also worth noting that Gartner‘s figures differ in that it still ranks ASUS at No. 4 with 5.4 million units shipped. But regardless, Apple continues to hold its own in the PC market, slowly chipping away at the Windows world.
 
ただし、それは、ASUS に対する僅差での勝利であり、また、Gartner の数字によると、5.4 million 台を出荷した ASUS が、ランキングの 4番を維持しているのである。 こうした、注目すべてデータも在るのだが、いずれにせよ Apple は、その独自性を維持しつつ、ゆっくりと Windows の世界を侵食し続けている。
 
Click to Large >>> Mac PC
 
Mac updates these days are largely incremental, since it’s such a mature product category. Additionally, the timing of future Mac cycles is sort of up in the air right now as Intel is moving away from its long-standing tick-tock model. But in the absence of CPU performance improvements, Apple can still drive demand with new industrial designs and continued operating system updates.
 
このところ、Mac のアップデート・サイクルが短くなってきているが、その理由としては、この製品カテゴリの成熟が挙げられるだろう。また、将来における Mac のアップデート・サイクルは、長年にわたり Intel が維持してきた、Tick-Tock Model から離れるにつれて、さらに自由なものになっていくだろう。つまり、CPU のパフォーマンス向上が不在となった状況の下で、これからも Apple は、新しいインダストリアル・デザインの需要を促進し、オペレーティング・システムのアップデートを継続していけるのだ。
 
The rise of detachables
 
Categorically, the PC market is also being partially cannibalized by rising sales of detachables and convertibles. The Mac will decidedly not be Apple’s attempt to capture this demand; that’s what iPad Pro is for. For what it’s worth, IDC technically considers the iPad Pro to be a detachable due to the Smart Keyboard, even though the accessory is sold separately.
 
はっきりしているのは、いまの PC 市場が、コンバーチブルなどの台頭により、世代交代の最中にある点である。しかし、Apple は Mac のために、この種の需要を取り込もうとはしないだろう。 それが、iPad Pro の立ち位置からも伺える。つまり、どこに価値を求めるのかという話なのである。ただし IDC は、iPad Pro に関して、Smart Keyboard が別売りにされるにしても、脱着型の PC になるだろうと見なしている。
 
Still, part of me thinks that Apple could have hedged its bets on convertibles and detachables when it comes to the operating system interface. The Mac maker has made a concerted bet that mobile and desktop platforms would remain distinct, but that could turn into a disadvantage if the market signals that it truly wants a convergence — which could be happening as we speak, given that detachables sales are on the rise.
 
そして、私は、オペレーティング・システムのインターフェースを観るに際し、Apple はコンバーチブルとという可能性に、リスク・ヘッジしていると捉えている。いま、この Mac メーカーは、モバイルとデスクトップのプラットフォームが、別々のままで協調していくという路線に賭けているが、マーケットの需要を見ながら、それが不利になると判断すれば、それらの統合へと進路を変更するだろう。つまり、ここで私たちが説明してきたように、コンバーチブルの売上高が増加していくなら、そのような変化が生じる可能性もあるのだろう。
 
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appleMac が 4番手になったというよりは、PC に求められるものが変化していく中で、どのように Apple は対応していくのかという点が興味深いですね。Agile Cat も Mac mini を使っていますが、その Intel i7 のパワーと、16GB のメモリーを最大に消費しているのは、4つのウィンドウで 30個くらいのタブを開けっ放しにしている Chrome であり、 それに続くのが Evenote や Onenote といったクラウド・ドキュメント・サービスなのです。Mac アプリとしては、Microsoft Office と Mars Editor を使いますが、その頻度は決して高く有りません。次に Office をアップデートするときには 365 になるでしょうし、アプリからクラウドへとワークロードが移行していると、実感するこの頃です。 そうなると、だいたいのことはタブレットで済んでしまいますし、これからの ARM プロセッサであれば、その際にストレスも感じなくなるでしょう。 さらに言うなら、iPad や Android タブにキーボドがあれば PC なんて不要という、Post-PC の時代になっていくのかもしれませんね。_AC Stamp
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Apple が Twitter を始めた! みんなで、@AppleSupport を使ってあげよう!

Posted in .Chronicle, Apple, Facebook, Social, Twitter by agilecat.cloud on March 14, 2016
Apple opens a Twitter account to answer users’ problems
Mar 4, 2016, 03.00 PM IST
http://timesofindia.indiatimes.com/tech/tech-news/Apple-opens-a-Twitter-account-to-answer-users-problems/articleshow/51254439.cms
 
_ Times of India
 
Here’s ‘more of’ Apple on Twitter now. The iPhone and iPad maker has launched a Twitter account to provide customer support. The account @AppleSupport went live on Thursday.
 
これまで以上の何かが、Apple Twitter にはあるのだろう。この iPhone と iPad を生み出したメーカーが、カスタマー・サポートを提供するために、Twitter 上にアカウントを開設した。 @AppleSupport というアカウントが、木曜日 (3/3) にスタートしたのだ。
 
The account is verified and has already got 110K-plus followers.
 
このアカウントには、本物である証明が付され、また、すでに 110K+ のフォロワーが確認されている(3/14 現在で199K)。
 
AppleSupportSo far, Apple has Twitter accounts for some of its products like Apple Music, Beats 1 and iTunes.
 
Within minutes of @AppleSupport account going live, the company started responding to customers’ queries on questions about Safari browser, iOS, Apple Music, Apple IDs and more. The company has already made over 2,000 responses so far. It also plans to tweet tips on how to use Apple products from the account.
 
@AppleSupport アカウントがスタートして数分のうちに、Safari/iOS/Apple Music/Apple IDs などに関する質問が寄せられ、また、Apple よる応答が始まっている。すでに同社は、2,000件以上の回答を返している。そして、さらに、Apple プロダクツを使用する際のヒントを、つぶやいていくことを計画している。
 
So far, Apple has Twitter accounts for some of its products like Apple Music, Beats 1 and iTunes, however, there’s no core Apple account.
 
Apple は、これまでのところ、Apple Music/Beats 1/iTunes などのアカウトを、@AppleSupport 以外にも立ち上げているが、コア・アカウントである @Apple は存在していない。
 
The company so far has largely stayed away from any central presence on various social media platforms. So next time you have an issue with your iGadget, feel free to tweet your issue to @AppleSupport.
 
以前の Apple は、あらうるソーシャル・メディアのプラットフォームから、距離を取るというポリシーでいたはずだ。したがって、今度は @AppleSupport に対して、あなたの iGadget から、気軽につぶやいてあげる番なのかもしれない。
 
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appleこれは拍手です! なんというか、ソーシャル利用という面で、時代に乗り遅れていた Apple が、ついに方向転換したのですから、みんなで応援してあげましょう! 以前に、「Facebook Page for iPhone という、Apple にとって悩ましき存在とは?」という抄訳をポストしましたが、その頃の Apple は、頑なにソーシャルを拒否していたように思えます。 しかし、ソーシャルの台頭は、Apple も拒みきれない時代の変化なのです。 この勢いで、Facebook でも、Apple Music 以外のオフィシャル・ページを充実させて欲しいですね! _AC Stamp
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iPhone 神話: マーケットの右肩下がりと、iPhone の右肩下がりを、1枚のチャートで比較する!

Posted in .Chronicle, Apple, Mobile, Research by agilecat.cloud on March 12, 2016
Apple’s iPhone problem in one chart: Apple usually does worse than the market as a whole
Jim Edwards – Mar 9, 2016
http://www.businessinsider.com/iphone-sales-apple-worse-than-market-as-a-whole-2016-3
 
_ Business Insider
 
The myth of the iPhone is that Apple created a device so superior, so special, that it rises above and beyond the rest of the smartphone market. That’s why the iPhone is such a success.
 
この、Apple が創造したスペシャルで洗練されたスマフォは、マーケットにおける他のデバイスの、はるか頭上に位置し続けるというのが、iPhone の神話である。 なぜなら、iPhone は、そのような成功を収めてきたからだ。
 
1screen shot 2016-03-08Click to Large >>> 
 
But this chart from analyst Sherri Scribner and her team at Deutsche Bank shows something quite different: iPhone sales roughly track the market for smartphone sales as a whole. Where the market goes, Apple goes.
 
しかし、Deutsche Bank のアナリスト Sherri Scribner と、彼女のチームによるチャートは、かなり異なる何かを示している。つまり、iPhone の販売台数は、全体としてのスマフォ・マーケットの動きを、大まかなところで同期しているのだ。言い換えるなら、このマーケットが向かうところへ、Apple も向かっていくことになる。
 
That’s good when a rising tide is lifting all boats. But the smartphone market is slowing down. Most people who want a phone have one, and the market for all sales is reaching a plateau. As we reported in December, net adds of new phones are in decline, and the major portion of “growth” to be had is in replacing existing units.
 
上げ潮になれば、すべてのボートが持ち上がる。 それは、それで、良いことだ。しかし、スマフォ・マーケットは鈍化している。電話を必要とする、大半の人々は、すでにスマフォを持っている。したがって、このマーケットは、浅瀬で身動きが取れなくなってきている。昨年 12月の、私たちのレポートは、実質としての新規ユーザーが減少していること、そして、既存のユニットのリプレイスが、成長の実態であることを伝えている。
 
That’s a particular problem for Apple because — as the Deutsche Bank chart illustrates — the iPhone doesn’t simply track the market; it usually does worse than the market as a whole:
 
Deutsche Bank のチャートが示すように、この問題は Apple にとって深刻である。なぜなら、iPhone は、マーケットの動きに左右されてはならないからだ。しかも、この4年間を通じてみると、マーケット全体よりも、ひどい状況にあるのだ。
 
NOW WATCH: What the ‘i’ in ‘iPhone’ stands for — as explained by Steve Jobs
 
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ipad-pc-salesappleドイツ銀行のレポートで思い出したのが、2010年 10月の「iPad を PC の一部として計算すると、とてつもない地殻変動が見えてくる」という抄訳です。その頃の、あらゆるメディアは、PC と iPad の統計を分離していましたが、それに異を唱えたのが、このレポートです。 Agile Cat 的には、時代の節目を示唆してくれた、とても斬新な視点と写ったのですが、そのドイツ銀行が再び登場してきたことで、新たな変化を予感してしまうのです。ーーー 2014年の秋に、iPhone 6 が登場したときには、さすが Apple という感じでしたが、昨年の iPhone 6S はヒット作になれませんでした。何かがほしい Apple は、3月21日に新しい iPad と、小型 iPhone を発表するようですが、なんとも地味ですね。 iPhone の神話が生き延びるのか、コモディティ・スマフォの波に飲み込まれていくのか、その辺りが見えてくる、この 2016年になりそうです。_AC Stamp
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Google Docs の音声による操作/編集が可能になった! 日本語にも対応しているようだ!

Posted in .Chronicle, AI ML, Google, Post-PC by agilecat.cloud on February 26, 2016
Google Docs now lets you edit and format your documents with your voice
Matt Weinberger – Feb. 24, 2016
http://www.businessinsider.com/google-docs-voice-editing-feature-2016-2
 
_ Business Insider
 
Google today announced a new feature for its mega-popular Google Docs tool that lets you format and edit documents with your voice.
 
今日 (2/24)、Google は、大人気の Google Docs ツール上で、あなたの声で操作/編集するという、新しい機能を発表した。
 
Google Docs with VoiceIt’s an extension to the voice transcription feature Google launched back in September of 2015. But the feature previously only let you dictate basic text — you still needed a keyboard if you want to do things like make a bullet-point list or copy-and-paste.
 
それは、2015年9月に Google が発売した、音声記述機能の拡張版とも言える。 ただし、以前の機能では、基本的にテキストだけを認識するため、たとえば、バレット・リストの挿入や、コピー&ペーストを実行するときには、依然としてキーボードを必要としていた。
 
No longer: Google Docs on the Google Chrome browser on a Mac or PC now lets you do everything hands-free, with only a microphone, per an official blog entry.
 
もはや、それも昔のことだ。Google のオフィシャル・ブログによると、Mac と PC の Google Chrome ブラウザを使うなら、マイクを用意するだけで、すべての操作をハンド・フリーで実行できるようだ。
 
Google Docs with Voice YoutubeClick to Youtube >>>
 
Here’s a video of the new feature:
 
Google has a full list of voice commands here.
 
その、ボイス・コマンドのフル・リストは、ココにある。
 
As an added bonus, Google is also announcing today that the voice typing feature also supports new “dialects” of English, “including English with an Indian accent, Spanish with a Mexican accent, and more so you can talk in the most natural way for you.”
 
なお、Google は、今日の追加プレゼントとして、この音声入力における、英語の「方言」サポートも発表している。具体的にいうと、Indian/Spanish/Mexican アクセントの英語がサポートされている。 その他にも、あなたにとって、最も自然な方法で、話しかけることが可能になっている。
 
The search giant is increasingly investing in voice technology as a more natural way for people to interact with computers — even if they’re not what you’d call “computer people” — across all of its services. Ultimately, Google seems to want you to control everything you do with its apps and sites without needing to lay a finger on anything.
 
この、サーチ・ジャイアントは、コンピュータと対話するための自然な方法として、そのサービス全体を網羅するボイス・テクノロジーに投資している(その対象が、あなたの言う、”computer people” でなくても)。最終的に、Google は、あなたが接するアプリやサイトで行う、すべてのコントロールを、その指先から解放したいと考えているようだ。
 
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google-55aこれは、素晴らしいですね! でも、英語だけでしょう・・・ と思って、文中のコマンド・リストを開いてみたら、なんとビックリ、日本語のドキュメントが出てくるではないですか! まだ、マイクをつないで試していませんが、これは、まさに、日本コマンド・リストです! 90カ国語 (?) を同時にサポートしていくという、Google 先生の宣言は、ホンモノなんですね! いまは、月末で忙しく、とても、試している時間がありませんが、一段落したら、どっぷりと浸かってみたいと思っています。コンピュータの制御は、音声に依存することになると、以前から思っていましたが、その理想へ向けた一歩だと評価したいです。 _AC Stamp
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考えたくもない、Apple にとっての 最悪のシナリオ – 2016 編

Posted in .Chronicle, Apple, Businesses, Mobile, Post-PC by agilecat.cloud on February 13, 2016
APPLE: THE WORST-CASE SCENARIO — 2016
Jim Edwards – Feb 7, 2016
http://uk.businessinsider.com/apple-the-worst-case-scenario-2016-2
 
_ Business Insider
 
Apple just booked its biggest ever quarter, with revenues of $76 billion (£52.4 billion). Profits were $18.4 billion — the most of any company, ever.
 
Apple は、その歴史において、最大の売上である $76 billion (£52.4 billion) を計上して、直近の四半期決算をクローズした。その、 $18.4 billion  という利益も、あらゆる企業の中で最高のものである。
 
apple deathMike Nudelman
Business Insider
 
It also sold 74.7 million iPhones — another record. The company could not be in better shape.
 
また、7,470万台の iPhone を販売したことも、もう一つの記録となる。同社にとって、これ以上の成果はあり得ないだろう。
 
And yet Apple is a troubled beast:
 
それなのに Apple は、猛獣のような問題を抱えている:
 
 
  • APPL の投資家たちは、この12ヶ月の間に、株価が $133 から $96へ下降するという、28% の損失を味わっている。
  • CEO である Tim Cook は、直近の収支報告において、iPhone の販売量が減少傾向にあることを認めている。
  • その四半期の iPhone は、ある国を除いて、すべてのグローバル市場でシェアを失っている
  • その他の主力プロダクツである、iPad や Mac なども、すでに衰退傾向にある
  • そして、Wall Street のアナリストたちは、これから登場する iPhone 7 が、このトゲを抜けるのかどうかと、不安げに見守っている。Raymond James の  Tavis C. McCourt と Mike Koban は、「2017年も成長すると予測しているが、重要な iPhone 7 が大成功を収めるとは思っていない」と、最近のステートメントで述べている。
 
 The fear is that Apple is at its peak, and the only way from here is down.
 
いまの Apple が、ピークに達しており、あとは下るのみという、恐怖が存在する。
 
Of course, only idiots bet against Apple. The company has a history of confounding its critics by emerging from brief troughs with renewed growth and exciting products. (Just look what didn’t happen the last time we examined the worst-case scenario for Apple!)
 
Apple にのめり込むことは、もちろん避けるべきである。同社は、新たな成長分野と、興奮を伴う製品により、谷底から這い上がることで、批判を逃れていくという歴史を有している。(前回の危機において、Apple に最悪のシナリオが生じなかったことを、思い出すべきなのだろう!)
 
Nonetheless, it’s worth asking: What would happen to Apple if everything that can go wrong does go wrong? Here’s the worst-case scenario.
 
それにもかかわらず、すべてが上手くいかない場合に、何が Apple に起こるのかと、問いかけることは、意味のあることだ。それが、ここで言う、最悪のシナリオである。
 
ーーーーー
appleこの記事は、おそらく、投資家を対象としたものなのでしょう。 とは言え、懸念される不安材料は、いずれも事実であり、たとえばアプリ・デベロッパーにとっては、とても心配な材料になるはずです。 そして、デバイスと平行して機能する、パワフルなクラウド・サービスを、Apple が作れていないことが、最大の論点になるという見方もあります。 先週に、GoPro の問題を指摘する抄訳をポストしましたが、Apple が大きな GoPro なのか、GoPro が小さな Apple なのかという、かなり飛躍した対比が頭をよぎってしまいます。 _AC Stamp
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<関連>
Apple の時価総額が2位に転落:そして Alphabet/Google がトップに!
iPhone のシェアが、すべての主要国で低下している! 例外は中国だけだ!
Apple と Alibaba が連携し、中国版 Apple Maps をビッグ・データでドライブする!
4-inch iPhone の名前は 5se らしい! 小さいけど、中身は 6s クラスだという ウワサ が!
iPhone が伸び悩んでいる? 2016年の出荷台数はマイナス成長という予測が!
 

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Mac と iPad と iPhone に成長は望めないのか? Apple が輝き続けるには、クラウドでの成功が不可欠なのか?

Posted in .Selected, Apple, Mobile, Post-PC, Research by agilecat.cloud on February 10, 2016
Apple can’t keep relying on the iPhone forever — it needs a new hit
Matt Rosoff – Jan. 26, 2016
http://www.businessinsider.com/apple-needs-a-hit-2016-1
 
_ Business Insider
 
When will Apple release a new product that makes people excited?
 
Apple が、次の新製品をリリースするとき、人々は熱狂するだろうか?
 
Apple Store NYOn Tuesday’s earnings call, Apple CEO Tim Cook spent an unusual amount of time blaming macroeconomic conditions for the company’s middling performance.
 
火曜日の収支報告において、Apple CEO の Tim Cook は、同社に平凡なパーフォーマンスをもたらしたマクロ経済を非難するために、異常とも思える時間を費やした。
 
He blamed economic downturns in important geographic areas:
 
彼は、重要とされる地域における、経済の減速に対して不満を述べている:
 
Major markets including Brazil, Russia, Japan, Canada, Southeast Asia, Australia, Turkey, and the Eurozone have been impacted by slowing economic growth, falling commodity prices, and weakening prices.
 
Brazil/Russia/Japan/Canada/Southeast Asia/Australia/Turkey/Eurozone などを含む主要マーケットが、経済の減速/物価の下落/株価の低落などの影響を受けている。
 
He blamed weakening currencies in a lot of countries, which make Apple products more expensive there:
 
彼は、Apple 製品をさらに高額にしてしまう、それらの国々の通貨の弱さも批判している:
 
Since the end of fiscal 2014, for instance, the Euro and British Pound are down double-digits, and major currencies such as the Canadian Dollar, Australian Dollar, Mexican Peso, and Turkish Lira have declined 20 percent or more. The Brazilian Real is down more than 40 percent, and the Russian Ruble has declined more than 50 percent. Two-thirds of Apple’s revenue is now generated outside the United States, so foreign currency fluctuations have a very meaningful impact on our results.
 
2014年の会計年度の終わり以来、たとえば Euro と British Pound は、二桁も下落している。そして、Canadian Dollar/Australian Dollar/Mexican Peso/Turkish Lira といった主要通貨は、20% 以上も下落している。さらに言うなら、Brazilian Real は 40% 以上の、Russian Ruble は 50% 以上も下げている。Apple の売上における 2/3 は、United States 国外から生じるため、こうした為替の変動が、業績に非常に大きな影響をおよぼしている。
 
He even alluded to falling oil prices in the answer to a question about whether Apple would keep investing in China and other markets at the same pace:
 
さらに彼は、これまでと同じペースで、China などのマーケットへ投資を継続していくのかという質問に対して、原油価格の下落に言及することで回答としている。
 
And finally, even in the markets where today, grantedly, it looks fairly bleak — from Russia and Brazil and some of the other economies that are very much tied to oil based economies — we do believe that this too shall pass, and that these countries will be great places, and we want to serve customers in there.
 
結論として、今日におけるそれらのマーケットが、不調であることに疑いの余地はない。Russia と Brazil や、いくつかの国々の経済は、きわめて原油価格と連動しているのだ。言うまでもなく、私たちの決算は合格点をクリアしている。そして、それらの国々は、素晴らしいマーケットであり、そこのユーザーたちにサービスを提供したいと考えている。
 
(Read the full transcript here.)
 
But there’s a more obvious problem, too: Apple hasn’t had a new hit product since the iPad in 2010.
 
しかし、マクロ経済よりも、大きな問題があるのも明らかだ。つまり、Apple は、2010年の iPad 以来、ヒット商品を出していないのだ。
 
iPad Chart
BI Intelligence
 
And that product, which was supposed to be the third leg of the stool for Apple’s long-term growth — alongside the Mac and the iPhone — has been shrinking like crazy. Unit sales have dropped every single quarter for the last two years. Apple released the iPad Pro in November, but it didn’t stop the slide at all.
 
しかも、Apple の長期的な成長を達成するために、Mac と iPhone と並んで三本柱の一角を構成するはずだった iPad は、その規模を急激に縮小している。その販売台数は、これまでの 2年間において、すべての四半期決算でマイナス成長を記している。そこで Apple は、2015年11月に iPad Pro リリースしたが、この地滑り的な凋落を、まったく止めることができていない
 
The decline of the iPad could’ve been overlooked as long as the iPhone juggernaut kept churning. But Apple may finally be topping out there, too:
 
この iPad の低落だが、iPhone の絶対的なパワーが続いている間は、無視しても良かったのかもしれない。しかし、ついに Apple は、それが許されない状況に追い込まれたのだろう。
 
iPhone Chart
BI Intelligence
 
On the call, Cook acknowledged what many analysts had already predicted — that iPhone sales “will decline” in the March quarter.
 
この収支報告会において Cook は、2015年3月期の iPhone がマイナス成長になるという、数多くのアナリストたちが示した予測を認めている。
 
Maybe the iPhone 7 will be a monster hit and rescue Apple again, like the iPhone 6 did the last time Apple was in this kind of doldrums.
 
iPhone 7 がモンスター・ヒットとなり、再び Apple を救うのかもしれない。つまり、iPhone 6 の再来となるわけだ。
 
But I’m skeptical. The iPhone 6 met pent-up customer demand for a phone with a larger screen. Apple looked at Samsung’s success selling phones with larger screens, wisely cast aside Steve Jobs’ former ruling that the iPhone’s 4-inch screen was perfect, and boom — sales took off.
 
しかし、私は懐疑的である。iPhone 6 は、大型スクリーンのスマフォを求めるユーザーたちの、鬱積した不満を解消するものだったのだ。つまり、Steve Jobs が言っていた 4-inch iPhone 最強説から離れ、Samsung の大型スクリーン戦略を賢明にも追いかけることで、Apple の売上は急上昇したのだ。
 
Where’s the unmet demand this time? What are people buying from competitors that Apple doesn’t offer?
 
需要を満たすプロダクトがなければ、いったいどうなるのか? Apple が提供しない何かを、競合する他社から購入するのは、どのような人なのか?
 
This is the maturity of the smartphone market. When everybody who can afford a smartphone has one, nobody — not even Apple — will be able to speed up the natural replacement cycle of every two or three years.
 
その答えは、スマフォ・マーケットの成熟度と密接に関連する。つまり、スマフォ・ユーザーたちは、必ず買い替えの時期を迎えるのだが、その 2年〜3年という自然なサイクルを速める人は皆無なのである。そして、常に Apple が選ばれるとは限らないのだ。
 
By the way, Mac sales also went negative for the first time since mid-2013:
 
ところで、Mac の売上も、2013年から好調とは言えない状況が続いている:
 
Mac Chart
BI Intelligence
 
So what’s next?
 
The Apple Watch is not the hit Apple needed. Apple didn’t release sales figures for it, except to say that December was its best quarter ever, but the anecdotal evidence is pretty overwhelming. I live and work in the geekiest, most gadget-obsessed city in the US, but I never see anybody wearing an Apple Watch.
 
Apple Watch は、同社が必要とするヒット作になっていない。過去最高だった、2015年 Q4 を除いて、その売上に関する数字は公開されていないが、いくつかの逸話が不調を伝えている。私は、ギークたちに囲まれる人生をおくっているが、US のガジェット好きな街々で、誰かが Apple Watch を身に着けているという姿を見たことがないのだ。
 
It may take off eventually as a link between a bunch of connected devices — the iPod was a slow-grower at first, too — but it’s going to take awhile. Until Apple releases sales figures, we won’t know.
 
このプロダクトだが、接続された各種デバイス間のリンクとして、いずれは離陸していくのだろう。ただし、iPod の出だしが低調だったのと同様に、しばらくは時間がかかるだろう。いずれにせよ、Apple が売上について情報を提供するまで、その実態については、誰も知ることはできないのだ。
 
Same thing with Apple TV: nice product, slowly growing sales every quarter, but not particularly material to earnings. It’s lumped with the Watch and Beats headphones in the “Other” category, which delivered $4.3 billion in revenue out of Apple’s $75.9 billion in total.
 
Apple TV も、似たような状況にある。 このプロダクトもニッチなものであり、ゆっくりと四半期セールスを成長させているが、収益の構成要素として、とりわけ重要なものとも思えない。Apple は Watch だけではなく、Beats ヘッドフォンにも注力している。このプロダクトは、収支上では “Other” に分離されるものであり、Apple の総売上である $75.9 billion とは別に、$4.3 billion を計上している。
 
So what’s the next big thing? Cook hinted that cloud services might be the area of investment for Apple:
 
そうなると、次の大型クロダクトは、何になるのか? Apple にとって、投資のエリアはクラウド・サービスになるだろうと、Cook は示唆している。
 
In terms of our future plans, I wouldn’t want to comment about any particular thing, but obviously with breaking this out, we wouldn’t be breaking it out if it wasn’t an area that was very important to us in the future.
 
私たちの将来計画という観点で、特定のことについて、コメントしたいとは思わないが、何かが必ず立ち上がる。それが、私たちの将来にとって、それほど重要ではないエリアだとするなら、それに取り組むこともないだろう。
 
He could be alluding to Apple’s long-rumored streaming TV service, which could offer smaller bundles of TV channels that people really want for a cheaper price than cable TV. But Apple needs to finish signing the necessary content deals, or maybe buy a big media company like Time Warner. The future of TV may be coming, and Apple may deliver it, but it’s not here yet.
 
彼は、以前からウワサになっている、Apple TV ストリーミング・サービスを示唆したいのかもしれない。それは、ケーブル TV よりも細かく分類されたチャネルを、より安価で提供するものとされている。しかし、コンテント提供のための契約を進めるのか、Time Warner のような大手メディアを買収するのかという、大きな仕事が Apple に要求される。未来の TV は登場するだろうし、それを Apple も提供するだろうが、いまの段階で具体化している話ではない。
 
Plus, Apple’s record with services is bad. Apple Maps still isn’t as good as Google Maps. Siri works right about half the time. Also, iCloud is confoundingly frustrating — I just had a problem updating my iPhone software because my iCloud storage was full to capacity and they wanted me to buy more. I wasn’t even aware I’d turned it on. And Apple Music is a buggy mess.
 
それに加えて、Apple のサービスに、優れたものが存在しないという問題がある。依然として Apple Maps は、Google Maps ほどの使い勝手に達していない。Siri が正しく動くのは、ほぼ二回に一回という具合だ。また、iCloud の混乱には、イライラさせられる。私のケースだと、iCloud ストレージの容量が一杯で、iPhone のソフトウェア更新に問題を抱えているが、もっと容量を購入しろと言われている。さらに言うなら、交信を始めるまで、私は容量不足に気づいていなかった。 また、Apple Music は、バグの固まりである。
 
So I’m not convinced that Apple has the chops to deliver a world-changing online service — it never has. Great hardware, occasionally brilliant software, an unparalleled retail experience. But online services? Not so much.
 
したがって、世界を変えるオンライン・サービスを提供するだけの才覚が、Apple にあると思えないのだ。 率直に言うと、持っていないのだ。 素晴らしいハードウェアと、いつも輝いているソフトウェア、そして、比類のないリテール・エクスペリエンスはあるのだが、オンライン・サービスはというと、それほどのものでもない。
 
Tim Cook and Steve JobsFlickr
thetaxhaven
 
Apple CEO Tim Cook with executive Eddy Cue, who oversees software and services like Apple Music, Apple Pay, iCloud, Apple Maps, and Siri.
 
Apple では、CEO である Tim Cook と、Executive である Eddy Cue が、Apple Music/Apple Pay/iCloud/Apple Maps/Siri といった、ソフトウェア&サービスを監督している。
 
Don’t get me wrong: Apple is not in trouble. It just posted the biggest quarterly profit of any company in history. It has more than $200 billion in cash and investments sitting on its balance sheet. More than 1 billion Apple devices are being actively used right now, and Apple can theoretically sell services and downloads to all of them. It will continue to iterate on its existing hit products, particularly the iPhone, to keep people upgrading every two or three releases.
 
誤解しないで欲しいが、Apple がトラブルに陥っているという話ではない。同社は、四半期ごとの利益として、その歴史におけるベストを叩きだしたところである。そして、バランス・シートには、$200 billion 以上のキャッシュと、各種の投資が記載されている。また、10億台以上の Apple デバイスが、現時点で実際に使用されており、論理的に考えるなら、それらすべてのデバイスへ向けて、Apple はサービスを販売し、また、ダウンロードさせることが可能なのだ。さらに言うなら、これまでのヒット商品を、とりわけ iPhone を、2年〜3年のサイクルで繰り返して販売し、ユーザーのアップグレードに対応していくことも可能なのだ。
 
But for a company to keep growing at the rate Apple grew during the last decade, it can’t just keep reworking the same old classics. It has to deliver new hits, too.
 
しかし、これまでの 10年間と同じスピードで、Apple が成長し続けていくためには、昔からのクラシックなプロダクツを、作り直すだけでは足らない。つまり、新たなヒット作を、提供する必要があるのだ。
 
SEE ALSO: Apple CEO Tim Cook: It’s time to invest ‘confidently’
 
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appleこの記事を訳しながら、「Apple が Twitter を買収すべき 唯一の論点とは?」という、2012年11月のポストを思い出していました。この記事は、ソーシャルとしての Twitter というより、Web テクノロジー企業としての Twitter を、買収すべきだと主張するものであり、とても論理的なソリューションを示しているのです。いまの Twitter は、株価がボロボロですから、もう一度、考えても良いのではと、思ってしまいます。 話は飛びますが、先週にポストした「Microsoft Graph とは、人間に寄り添ってくれる、とても優しいテクノロジーのことなのだ!」という抄訳は、Apple Insider に掲載された記事を訳したものなのです。Apple シンパのメディアも、訴えたい何かを持っていることの、現れだと思えてきます。Satya Nadella のような、若くて有能なトップが、Apple にも登場すると良いですね! _AC Stamp
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Comments Off on Mac と iPad と iPhone に成長は望めないのか? Apple が輝き続けるには、クラウドでの成功が不可欠なのか?

Apple の時価総額が2位に転落:そして Alphabet/Google がトップに!

Posted in .Chronicle, Apple, Google, Research by agilecat.cloud on February 3, 2016
Alphabet passes Apple as most valuable firm after hours
Ari Levy – Feb 1, 2016
http://www.cnbc.com/2016/02/01/google-passes-apple-as-most-valuable-company.htms
 
_CNBC
 
Google parent Alphabet was set to pass Apple as the most valuable company in the world on Tuesday. At Monday’s after-hours levels (which technically reflect an indication, but not the real-world value), Alphabet’s market cap would roughly be $570 billion, eclipsing Apple’s current market cap of about $535 billion.
 
この火曜日 (2/2) のことだが、Google の親会社である Alphabet が、世界で最も価値のある企業の座を、Apple から奪い取ることになった。 月曜日の時間外取引において(あるシステム内の指標であり、現実の価値を反映したものでない)、Alphabet の時価総額が約 $570 billion に至り、Apple の $535 billion を覆い隠したのだ。
 
Google CampusWikipedia
 
The last time Google was more valuable than Apple was in February 2010, when both companies were worth less than $200 billion. At the time, Apple had yet to release its first iPad, the newest iPhone on the market was the 3GS, and the Mac was the company’s biggest product line, accounting for one-third of revenue. Steve Jobs was still at the helm.
 
この資産価値の比較で、前回に Google が Apple を上回ったのは、2010年2月 のことであり、両社の評価額は $200 billion に至っていなかった。その当時の Apple は、iPad のデビューに邁進しており、マーケットに提供されている iPhone は 3GS という状況だった。 そして、稼ぎ頭である Mac が、収益の 1/3 を占め、Steve Jobs が実権を握っているという時代であった。
 
Google was being guided by Eric Schmidt, who would hand control back to co-founder Larry Page the following year. The company was a little more than half its current size.
 
Google の方はというと、Eric Schmidt が率いている状況であり(その後に、Co-Founder である Larry Page に、トップの座が戻されることになった)、その規模も現在の半分ほどのものであった。
 
Aple vs Google .JPGClick to Large >>>
Apple vs. Alphabet
Chart source: FactSet
 
Apple and Google actually flip-flopped multiple times between 2008 and early 2010, before Apple went on a historic tear, jumping from $180 billion in value to over $650 billion in September 2012. At that point, the two companies were separated by over $400 billion. In 2011, Apple passed Exxon to become the world’s most valuable company.
 
2008年 から 2010年の初頭にかけて、Apple と Google のポジションは、何度も入れ替わってきた。 しかし、当時で $180 billion と評価されていた Apple は、iPhone が歴史的な成長を達成したことで、2012年9月に $650 billion に至り、両社の差は $400 billion 以上に開くことになった。 なお、2011年に Apple は Exxon を追い抜き、最も価値のある企業の座を手に入れている。
 
It’s hard to believe that Google was the more valuable company from the time of its IPO in 2004 until April 2008. Then iPhone madness began.
 
2004年に IPO に至った Google が、2008年4月の時点で Apple を上回っていたというのは、いまとなってみれば信じがたいことである。 そして、その後に、iPhone の怒涛の快進撃が始まったのだ。
 
Google’s latest rise versus Apple began in July. From that point through the end of 2015, its shares soared 44 percent, while Apple’s sank 16 percent.
 
そして、昨年の 7月ころから、Google が Apple を猛追し始めた。その時点から、2015年の終わりまでの間で、Google の株価は 44% も上昇したが、Apple は 16% を失っている。
 
Apple’s main problem is its reliance on the iPhone, which now accounts for two-thirds of revenue. It’s a massive business, but sales in the fiscal first quarter increased only 1 percent from a year earlier, while iPad and Mac revenue dropped. Investors are concerned that unless Apple changes course and decides to compete with lower cost Android manufacturers on price, the iPhone’s best days are in the past.
 
いまの Apple にとっては、収益の 2/3 以上を iPhone だけに依存していることが、大きな問題となっている。もちろん、それはビッグ・ビジネスであるが、2015年 Q4 の売上はというと、前年比で 1% の成長に留まり、また、iPad と Mac の収益は低下しているのだ。そして、Apple が方針を変更し、低コスト Android のメーカーたちと、価格面で競争しないかぎり、iPhone の栄光が過去のものになると、投資家たちは懸念しているだ。
 
Meanwhile, Google is convincing investors that in the transition from Web to mobile it will maintain its dominance. According to eMarketer, Google is poised to capture 32 percent of the mobile ad market this year and next, staying well ahead of Facebook, which is around 20 percent. The company generates so much profit from its digital ad business that it can invest in all sorts of potential growth areas, namely autonomous driving and extending life.
 
その一方で Google は、Web から Mobile へと、その優位性を移行させるという点で、投資家たちの理解を得ている。eMarketer によると、今年から来年にかけて Google は、モバイル・アド市場で 32% のシェアを獲得するための、態勢を整えているようだ。 つまり、20% 前後といわれる Facebook に対して、かなり先行していることになる。周知のとおり、Google はデジタル・アド事業から、膨大な利益を生み出している。そして、それにより、自律走行車やヘルスケアといった、あらゆる成長分野への投資を可能にしているのだ。
 
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research_55これには、驚きましたね! Apple の調子が良くないことは、各種のメディアから報道されていましたが、こんなに Alphabet/Google が伸びているとは、まったく気づきませんでした。 昨年に、「Google と 中国 と Alphabet:これからの 戦略を Sergey Brin が語った」と、「Google Play を中国マーケットで展開したいが、それは 自分の役割ではない ー Larry Page」という抄訳を続けてポストしましたが、ビジネスの多角化と、Sundar Pichai への権限譲渡などが、安定した成長を達成する要素として評価されているのでしょう。_AC Stamp
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PC の販売台数が、ついに3億台を下回った 2015年:その興隆と衰退を1枚のチャートで!

Posted in .Chronicle, Microsoft, Post-PC, Research by agilecat.cloud on January 21, 2016
PC sales hit an eight-year low in 2015
Matt Rosoff – Jan. 13, 2016
http://www.businessinsider.com/pc-sales-by-year-2016-1
 
_ Business Insider
 
PC sales hit an eight-year low in 2015, according to Gartner, shrinking about 8% from the previous year.
 
Gartner によると、2015年における PC の販売台数が、前年比で 8% ほど下落し、過去 8年間で最低のレベルに至ったようだ。
 
20160113_pc_bi
Statista
 
As you can see in this chart compiled by Statista, global PC sales peaked in 2011 at 365 million units. One year later, Microsoft released Windows 8, and it’s been all downhill since then. One can’t blame Windows 8 entirely — there was also a broader slowdown in the economy, particularly in developing economies that had been growing very fast a few years ago, and new competition from the iPad and other tablets, and rapidly improving smartphones in a mobile workforce.
 
この、Statista が作成したチャートを見れば明らかだが、グローバルにおける PC のピークは、2011年の 3.65 億台である。 そして 2012年には、Microsoft が Windows 8 をリリースしたが、それ以降はずっと下り坂である。だからと言って、Windows 8 だけを責めることができないのは、世界規模での経済の減速があり、それまでは急成長してきた途上国も、勢いを失ってきたからである。さらに言えば、iPad などのタブレットと新たに競い合うことになり、また、スマートフォンを活用するモバイル・ワーカーが急速に増えてきたことも、それに追い打ちをかけた。
 
Whatever the reasons for the decline, both Gartner and IDC believe that the PC market has almost hit bottom, and are forecasting a slight recovery or at least flattening in late 2016, driven in part by the rise of convertible tablet-PC hybrids and in part by enterprise adoption of new Windows 10 PCs.
 
衰退の理由は さて置き、Gartner と IDC の双方が、PC マーケットの下落傾向が底を打ったようだと発言している。そして、2016年だが、回復は難しいかもしれないが、少なくとも横ばいを維持するとしている。その理由としては、Tablet/PC ハイブリッドの上昇および、エンタープライズにおける Windows 10 の採用を挙げている。
 
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Post-PC昨年のスマフォの出荷台数が、13億台〜14億台と言われていますので、最もパーソナルなコンピュータの座が、完全に入れ替わったと見るべきなんでしょうね。いまの Agile Cat のデスクトップとラップトップは Mac なのですが、そこでしか動かないようなアプリは使いませんし、すべてのデータがクラウド上にありますので、いつでも簡単に、Windows  に戻れると思っています。 しかし、いま以上に速いマシンが必要かと考えると、アップデートの必然性が見つからないというのが、正直なところなのです。スマフォの方は、SIM フリーの Android を使っていますので、契約のタイミングに影響を受けないのですが、それでも、1年置きくらいで買い替えになりますね。おそらく、それが、一般的な買い替えサイクルなのでしょう。そして、ハードウェアと OS は何でも良いという、面倒の少ない時代になってきましたが、その分だけ、クラウド・サービスを上手く使うという視点で、頭を悩ますことが増えたと感じています。_AC Stamp
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