Agile Cat — in the cloud

Security の調査: FBI と Apple の争いに、根本からの解決はあり得るのか?

Posted in Government, On Monday, Privacy, Security by agilecat.cloud on April 11, 2016
Security and Encryption: The Government Versus Technology?
Dick Weisinger – April 7th, 2016
http://formtek.com/blog/security-and-encryption-the-government-versus-technology/
_ formtek
The battle between the government/FBI/Department of Justice (DoJ) and tech firms like Apple over being able to secure access to encrypted data stored on personal devices continues to simmer.  The government is requesting “back door” access stored data from tech products, even to data which has been stored as encrypted.
 
政府/FBI/DoJ (Department of Justice) と、Apple に代表されるハイテク企業との戦いは、つまり、パーソナル・デバイスに保存された、暗号化データへの安全なアクセスをめぐる戦いは、依然として加熱し続けている。政府の要求は、ハイテク・プロダクト上のデータにアクセスするための Back Door であり、さらに言うなら、暗号化を伴うデータへのアクセスである。
 
Seurat_7Tim Cook, CEO at Apple, argued that “the same engineers who built strong encryption into the iPhone to protect our users would, ironically, be ordered to weaken those protections and make our users less safe.”
 
Apple の CEO である Tim Cook は、「皮肉なことに、私たちの iPhone ユーザーを保護するために、強力な暗号をを構築したエンジニアが、一連のプロテクションを弱体化させ、ユーザーの安全性を低下させろという、要求を受けている」と主張している
 
Craig Federighi, Apple’s vice president of software, weighed in with the opinion that “security is an endless race that you can lead but never decisively win… We cannot afford to fall behind those who would exploit technology in order to cause chaos. To slow our pace, or reverse our progress, puts everyone at risk.”
 
Apple VP of Software である Craig Federighi は、「セキュリティとは、リードする者が、完全な勝利を得ることができない、エンドレスのレースである・・・テクノロジーを用いて混乱を引き起こそうとする者の、後塵を拝するような展開は、私たちにとって、有り得ないことである。つまり、私たちのペースを遅らせ、私たちの進化を逆転させるようなことは、すべての人々にリスクをもたらすことになる」と、以前に述べている
 
But the battle isn’t as clear-cut as it seems.  Even within the Obama administration, members are split as to which side they are taking.
 
しかし、この戦いは、そうのように割り切れるものではない。そして、オバマ政権においても、それぞれのメンバーが、それぞれの見解を有している。
 
Internationally, people are taking the side of the government.  A poll taken by Business Insider found that in the US, 60 percent of people felt that what the government is requesting is reasonable and that law enforcement should be able to have access to data stored on personal computer devices.  In China 74 percent side with the government.  The numbers are high elsewhere too, in Great Britain, it is 69 percent, in France it is 63 percent, and in Germany it is 56 percent.
 
国ごとに見ると、政府側に立つ人が多いようだ。Business Insider が実施した世論調査によると、米国における 60% の人々が、政府の要求は妥当だと感じているようだ。そして、パーソナル・コンピュータ・デバイスに格納されているデータへのアクセスが、法的な根拠により実施されるべきだとしている。中国では、74% の人々が、政府側に立っている。その他の、国々でも、同じような傾向が見られる。英国では 69% が、フランスでは 63% が、そして、ドイツでは 56% が、政府側を支持していることになる。
 
Luke Dembosky, member of the law firm Debevoise & Plimpton, told Fortune magazine that “it’s a very big government, and everyone is trying to do the right thing.  There are countries where they don’t have these debates.”
 
法律事務所 Debevoise & Plimpton のメンバー Luke Dembosky は、「それは、政府にとって、とても寛容なことであり、誰もが正しいことを試みている。ただし、充分な議論を行わずに、結論に達している国々もある」と、Fortune に語っている
 
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On Mondayカリフォルニアで起こった銃撃事件では、犯人の iPhone の解析が、FBI サイドで完了したのとのことですが、それですべてが解決したわけではありません。残念ながら、その後もテロが続いていますし、これからも続くでしょう。 そして、その度に、モバイル・デバイスとインターネットが利用され、セキュリティをめぐるイタチごっこが繰り返されるわけです。その一方では、先週にリークされたパナマ文書のように、インターネットがあるから成り立ってしまう、合法的だけどもアンチ・モラルな租税回避行為が、インターネットにより暴露されるという出来事も起こるわけです。 こうなると、どこにインターネット上の正義があるのか、その辺りの境界線が霞んでしまいますが、仕方のないことなのでしょう。ひとつひとつが、時間をかけながら、解決されれていくと信じたいですね。_AC Stamp
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ディジタルに育てられた世代が、この地球を 引き継ぐ 2015年: 何枚かのチャートで振り返る!

Posted in .Chronicle, Mobile, Post-PC, Research by agilecat.cloud on December 11, 2015
THE FUTURE OF DIGITAL: 2015
Henry Blodget and BI Intelligence – Dec 8, 2015
http://www.businessinsider.com/the-future-of-digital-2015-2015-12
 
_ Business Insider
 
We’re at Business Insider’s Ignition event to hear from business leaders and notable folks in the tech space, who are sharing their thoughts on where the future of digital business is heading.
 
私たち Business Insider の Ignition イベントは、このテック・スペースにおけるビジネス・リーダーや注目すべき人々から、重要な論点を聞き出すための場である。それらの人々は、未来のデジタル・ビジネスが向かっていく方向を示し、それぞれの視点を共有してくれる。
 
BI Blodget OpenMichael Seto
 
To kick off today’s events, Business Insider CEO Henry Blodget delivered the following presentation put together with the help of the BI Intelligence team.
 
今日のイベントのキック・オフにおいて、Business Insider の CEO である Henry Blodget は、BI Intelligence チームが作成した、以下のプレゼンテーションを提供した。
 
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ここからは、注釈を加えていきますね・・・  ここで参照する資料には、「7 predictions about the future of media」というタイトルが付いています。 そして、導入部である「1: Digital will inherit the earth」を、Business Insider の記事として、以下のようにポストしてるわけです。そのタイトルからして、J.P. Horgan の「星を継ぐもの」を連想してしまいますが、それで構いませんという、BI Intelligence の意図が見え隠れします。まぁ、それくらい、イメージを膨らまして眺めてみても、差し支え無いでしょう🙂
 
以下のチャートは、2011年〜2015年の US における、各種メディアの衰退と成長を示しています。Print が生まれ、Radio が発明され、さらに TV が普及するというふうに、これまでの歴史においても、浮き沈みがあったと推測できますが、わずか5年の間に、ここまでドラスティックに変化したことは無かったでしょう。 そして、すべての衰退分を、Mobile が吸い上げている点に注目です。
 
BI Media 2015_ABusiness Insider
 
このチャートは、これほどまでにディジタルが、若年層に好まれているという状況示しています。 左から、(水色)TV を観る、(赤)新聞・雑誌を読む、(緑)ラジオを聴く、(灰)PC などを使う、(朱)スマホを使う、、、という比率です。このデータは 2013年のものですが、今年のデータが見れるなら、右から左へと浸食が進んでいるはずだと思います。
 
BI Media 2015_B
Business Insider

以下のチャートは、US における世代構成を示すものです。 一番 左の(赤)Gen-Z は 2000年代に入ってから生まれた人たちで、その隣の(水色)Millennials は 2000年代に成人となった人たちと、大まかなところで分類されています。そして、左から右へと、世代交代が繰り返されていくわけです。まるで氷河のような、ユックリとですが、誰にも止められない、強大な圧力を感じてしまいます。
 
BI Media 2015_C
Business Insider

Business Intelligence は、この Gen-Z と Millennials を、最初のディジタル・ネイティブ世代と名づけています。そして、この、星を継ぐものたちが、全人口の 45% を占める時代に入ったと指摘しています。彼らの、メディアに対する好みは、これまでの人々と、大きく異なっています。 18歳〜24歳 を取り出して、TV を観る時間が、この4年強の間に、どれだけ少なくなってきているのかを、以下のチャートが示しています。
 BI Media 2015_D
Business Insider

それとは反対に、ディジタル・メディアの利用時間は、以下のように伸びています。 そして、成長分の大半は、モバイル・アプリにより、もたらされている点に注目です。 そこだけを比較すると、2013年から 2015年にかけて、ほぼ二倍という成長を遂げているのですから・・・
 

BI Media 2015_E

Business Insider

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research_55本編の PDF がダウンロードできます。 108 ページもありますが、大半が見やすいチャートで構成されているので、パラパラとめくっているだけで、楽しめますというか、頭がクラクラしてきますというか、、、です🙂  今週も、もう金曜日。 来週を頑張れば、そろそろ今年も終わりという感じの Agile Cat ですが、みなさんは如何ですか? ほんとうは、別のコンテントを訳す予定だったのですが、Radio Tunes の Pop Christmas というチャネルを聴いていたら、これを訳すというか、整理するというか、そんな気分になってしまいました。 _AC Stamp
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2014:Top-20 ポストと 総マトメ
2013: 総マトメ Top-10
2012: 総まとめ ページ
 

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Apple 首脳陣は、スマホ市場の占有率について、本気でクソだと思っている

Posted in .Chronicle, .Selected, Apple, Mobile, Research by Agile Cat on January 8, 2015

Apple Executives Apparently Think The Data Used To Measure Smartphone Market Share Is Garbage
http://wp.me/pwo1E-8aK
Jay Yarow – Dec. 23, 2014
http://www.businessinsider.com/apple-executives-on-smartphone-market-share-2014-12

_ Business Insider

Since Apple started selling the iPhone, things have been pretty great for the company. The stock is at $112 today. When Apple announced the phone in 2007, the stock was at $12 (adjusted for stock splits).

Apple が iPhone を発売して以来、このプロダクトは同社に対して、素晴らしく貢献してきた。 今日(12/23)の Apple の株価は、$112 である。 そして、2007年に Apple が、このスマホについてアナウンスしたとき、その株価は $12(株式分割を換算)だったのだ。

AP
Apple CEO Tim Cook in an Apple Store

Apple’s revenue was $183 billion in fiscal 2014. Of that, $102 billion came from the iPhone. In fiscal 2007, revenue was $24 billion.

2014年の会計年度において、Apple の収益は $183 billion に達しているが、そのうちの $102 billion は iPhone から生じている。 また、同じく 2007年度の売上は、$24 billion に過ぎなかったのだ。

But there’s been one small nagging data point that’s not so great for Apple — smartphone market share. Apple has 11.7% of the smartphone market, according to IDC. Android has 84.4%.

しかし、Apple にとってネガティブであり、また、拭い切れないデータが1つだけある。 つまり、スマホに関する、マーケット・シェアのことである。 IDC によると、スマホ・マーケットにおける Apple のシェアが 11.7% であるのに対して、Android は 84.4% に達している。

Market share doesn’t matter, for the most part. Apple’s iPhone sales have continued to grow, even as it lost market share.

このマーケット・シェアは、ほとんどの場合において問題にならない。 Apple における iPhone の販売は、マーケット・シェアを失うにしても、成長を続けているのだ。

The only way that market share matters is if developers use it as guide post for their decisions. If you’re making software, you want as many people as possible exposed to your software. To do that, you would have to develop for Android, which has more users.

マーケット・シェアが意味を成すのは、デベロッパーたちが開発プラットフォームを決定する際のガイドとして、それを利用するときだけである。もし、あなたがソフトウェアを作成するなら、可能な限り多くの人々に、あなたのソフトウェアを使ってもらいたいはずだ。 そうしたいなら、より多くのユーザーを持つ Android のために、あなたは開発することになる。

If developers focused on Android, then Apple’s iPhone software, iOS, would become second-class. It would have weaker apps. As a weaker platform, it would be less attractive, and then the iPhone business would collapse.

デベロッパーたちが Android にフォーカスしてしまうと、Apple の iPhone ソフトウェアである iOS は、劣った扱いを受けることになる。 つまり、アプリのラインナップが弱体化してしまうのだ。 その結果、魅力のない弱いプラットフォームになり、iPhone ビジネスが崩壊するという流れに陥る。

BI Intelligence

But, that hasn’t happened. In part, it’s because Apple has more valuable users.

しかし、それは起こっていない。 なぜなら、それを補うものとして、Apple は価値を生み出すユーザーを抱えているからだ。

During the Black Friday shopping period, Adobe reported, "iOS users drove four times as much mobile sales revenue as Android users, 79 and 21 percent respectively."

Adobe のレポートによると、たとえばショッピング・シーズンの Black Friday において、「iOS ユーザーは Android ユーザーに対して 79% 対 21% という、4倍に相当するモバイル売上を達成している」ことになる。

In general, iPhone users are more engaged with apps, and more willing to pay for apps.

一般的に見て、iPhone ユーザーはアプリに対して強くコミットし、また、料金の払いっぷりが良いのだ。

As a result, developers have not bailed. They’ve done the opposite. They’re building for iOS first, and Android second, despite the market share disparity.

その結果として、デベロッパーたちは身動きせず、セオリーとは反対の行動を取っている。 つまり、マーケット・シェアに格差があるにもかかわらず、iOS ファースト、Android セカンドという順序でアプリを構築している。

Still!

でもね!!!

This market share thing remains a thorn in Apple’s side. People just don’t think the iPhone business can continue to succeed if its market share remains stalled. They view it as a long-term threat, despite Apple’s continued iPhone sales growth.

このマーケット・シェアという事象は、Apple にとって悩みの種として残り続ける。iPhone ビジネスのマーケット・シェアが低迷し続けるなら、その成功が継続すると、人々は思わなくなる。つまり、Apple における iPhone の売上が、このまま伸びるにしても、長期的な脅威としてマーケット・シェアを見ることになる。

It seems like the only way for Apple to fix this market share "problem" is to lower prices to sell more phones, but that would put pressure on Apple’s profits, which would hurt its stock. So, to these people, Apple is stuck between a rock and a hard place.

このマーケット・シェアの問題を Apple が修正するなら、iPhone の価格を下げて、販売台数を増やすことが、唯一の方法だと思える。しかし、それにより Apple の利益が圧迫され、さらには、株価に悪影響が出るだろう。したがって、この現象を危惧する人々からは、Apple が板挟みになっているように見えてしまう。

AP

Apple is not too thrilled with all of this debate. It hates that people fixate on its one weak point when so much else is going well.

Apple は、この種の議論を、抑えこもうとしている。そして、すべてが上手くいっているときに、そのような弱点を突っつく人々を嫌っている。

And, apparently, Apple executives think the data people are using for market share is junk.

そして、明らかに Apple 首脳陣は、人々が用いるマーケット・シェアというデータを、本気でクソだと思っている。

Buried in a Walt Mossberg column on Apple and Google is this tiny nugget, with our emphasis added: "In my conversations with Apple executives, they vehemently insist that market share isn’t — and won’t be — their goal, and even go so far as to say that most public market-share numbers are somehow off the mark, though they decline to explain how."

Apple と Google に関するコラムで、ちょっとだけ Walt Mossberg が触れている一文を、ボールドで強調してみた: 「Apple 首脳陣との会話において、彼らが猛烈に言い張っていたのは、マーケット・シェアは目標ではなく、今後も変わらないという見解である。さらに言えば、彼らの意見を聞く限り、パブリックなマーケット・シェアの数字は、何らかの点で不正確なものとなる。 しかし、その理由については、何も言っていない」

That’s all Mossberg says. There is nothing further on it.

Mossberg の発言は、これだけであり、他には何も言っていない。

But it would make sense for Apple to question the numbers. Apple is the only company that openly reports its smartphone sales. Every other company keeps that information private, forcing companies like IDC and Gartner to use their own imperfect methods to track smartphone shipments.

しかし、この種の数字について、Apple に質問することは、理にかなっている。なぜなら、Apple はスマホの販売量をレポートする、唯一の企業だからだ。その他の、すべての企業は数字を公表していない。そのため、IDC や Gartner といった調査会社が、不完全な方式ではあっても、それぞれのメーカーにおける、スマホ出荷量をトラッキングしているのだ。

Shipments do not equal sales through to consumers. Just ask Samsung, which has a built up inventory of the Galaxy S5. Shipments to consumers don’t necessarily mean usage.

出荷量というものは、消費者に届いたときの販売量とは、異なるものである。たとえば、Samsung に問い合わせても、製造された Galaxy S5 の在庫量が返ってくるだけである。つまり、消費者へ向けた出荷量が、必ずしも使用量を意味するわけではないのだ。

Unfortunately for Apple, there’s not much it can do. If it has evidence the numbers are wrong then it can present that data. But that gets complicated, especially since this is a relatively minor issue in the big picture. Apple tries to counterprogram this narrative when it talks about web usage, which shows Android and iOS even at this point.

Apple にとって残念なのは、それ以上のことが出来ないことだ。もし、この種のデータが間違っているという証拠があるなら、それを示すべきだ。しかし、それは、とても複雑ななものとなり、また、全体像と比較すると、マイナーな問題に過ぎない。それなのに Apple は、Web の利用について、そして Android と iOS の利用について、言葉を用いて状況を逆転させようとしている。

The best thing for Apple to do, though, is to keep doing what it’s been doing. It doesn’t get too hung up on market share data. It just sells expensive phones to millions of people. That leads to developers making great apps, and the share price soaring.

Apple にとってベストな方策は、これまで進めてきたことを維持していくことだ。ことさら、マーケット・シェアというデータに固執しないほうが良い。何百万もの人々に、高価なスマホを販売していくのだ。そうすれば、デベロッパーは素晴らしいアプリを作成し、それが株価の高騰につながるのだ。

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Jay Yarow さんは、かなり頭にキテいるという感じですね。 彼は、Business Insider におけるチャート・シリーズを確立させた人であり、ビジアライズされた数字は百言にも優るという考え方を、持っているはずなのです。 おそらく、同じような考え方のジャーナリストたちが、Apple 首脳陣に対して厳しい見方をしていくことになるでしょう。 一言でいって、「キジも鳴かずば撃たれまい」なのですが、先日の Mark Zukerberg の反発にもあるように、Apple のお偉いさんたちは、ちょっと余計なことを言い過ぎる傾向にあるようですね。 Agile Cat も、「人のふり見て我が身を正せ」で、いろいろと反省していきたいと思っています。 

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Facebook は Instagram API を殺さないと思うけど

Posted in API, Entertainment, Facebook, Instagram by Agile Cat on April 18, 2012

Facebook Probably Won’t Kill the Instagram API
http://wp.me/pwo1E-47L
Adam DuVander, April 9th, 2012
http://blog.programmableweb.com/2012/04/09/facebook-probably-wont-kill-the-instagram-api/

_ ProgrammableWeb

Facebook’s Mark Zuckerberg has announced a new acquisition. The team behind Instagram will now be part of Facebook. The most compelling piece of Zuckerberg’s post declares that Instagram will remain an independent product, which is good news for the Instagram API.

Facebook の Mark Zuckerberg が、新規の企業買収を発表した。 その Instagram を背後から支えるチームは、Facebook の一部門になるだろう。 Zuckerberg のポストにおいて、最も説得力のある一言は、Instagram が独立したプロダクトとして存続するという宣言である。 つまり、それは、Instagram API にとって GOOD ニュースである。

In fact, much of Zuckerberg’s post is spent explaining just how independent Instagram will be. Here’s the choice section:

That’s why we’re committed to building and growing Instagram independently. Millions of people around the world love the Instagram app and the brand associated with it, and our goal is to help spread this app and brand to even more people.

実際に、Zuckerberg がブログ・ポストで神経を使ったのは、どのように Instagram が独立性を維持していくのかという説明である。以下に、その部分を抜粋してみた:

そのために、私たちは、Instagram の独立性と成長をコミットしている。 世界中の何百万という人々が、Instagram アプリを好み、また、そのブランドを愛している。そして、私たちのゴールは、さらに多くの人々に、このアプリとブランドが広まるよう、手助けすることである。

imageAn acquisition of this size (Business Insider pegs it at $1 Billion) is unprecedented for Facebook. Instagram had millions of users and over a year of real traction. That is perhaps the reason that Facebook chose to keep Instagram independent. It would actually be more successful to keep it than to integrate it.

今回の買収規模(Business Insider は $1 Billion としている)は、Facebook にとって前例のないものだ。 Instagram は何百万というユーザーと有し、また、1年以上にわたり強い牽引力を提示してきた。 おそらく、それが、Instagram の独立性を維持しようと決めた、Facebook 側の理由である。 Instagram を統合するよりも、その独立性を維持するほうが、実際に成功する可能性が高いだろう。

Facebook acquisitions are usually for the talent, as with Gowalla last fall. Usually, as with Gowalla, Facebook takes down the product and sometimes integrates the functionality within Facebook. The social network bought NextStop and its team of ex-Googlers, then immediately shut it down. The former head of NextStop became the product manager behind Facebook Timeline. Similarly, Drop.io went away once Facebook bought “most of” the file sharing service.

一般的に、Facebook による買収は、前回の Gowalla の時のように、その相手の能力が対象となる。通常では、 Gowalla のように、そのプロダクトは Facebook により取り消され、また、機能だけが Facebook に取り込まれることもある。 このソーシャル・ネットワークは、NextStop と、ex-Googlers ののチームを買収したが、それらは直ぐにシャットダウンされた。 NextStop 時代のトップは、Facebook Timeline を支えるプロダクト・マネージャになった。同様に、Facebook がファイル共有サービスである most of を買収した途端に、Drop.io は消え去ってしまった。

FriendFeed was a relatively early acquisition for Facebook and it’s one of the few products acquired by Facebook and not shut down. Though FriendFeed sometimes feels like it’s on a single server in the Facebook janitor’s closet, the service and the FriendFeed API are still running.

Facebook の早期において買収された FriendFeed は、シャットダウンされなかった、数少ないプロダクトの 1つである。 FriendFeed は、Facebook が管理するクロゼットの、シングル・サーバーで動いているように感じるときもあるが、そのサービスと FriendFeed API は走っている。

Instagram joins this short list of companies acquired and not shut down. It’s good news for the Instagram API and the greater community of users. And these sorts of large acquisitions that remain independent have worked out well in the past: look no further than Google and YouTube.

さて、Instagram だが、Facebook の買収リストに加えられても、シャットダウンされていない。 それは Instagram API にとって、さらに、大規模なユーザー・コミュニティにとって、GOOD ニュースである。 そして、こうした大規模買収の結果として、上手いかたちで独立して機能している事例となると、Google と YouTube の関係以外に見当たらないのだ。

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TAG index久々の programmable Web の記事です。ここは、クラウド API 情報を掲載している、プログラマのためのサイトですが、このようなユニークな視点からの考察を、一般向けにも提供してくれます。 Zuck は、Instagram の独立性を約束していますが、API の動向を見ていれば、そのウラが取れるというわけです。 ナルホド です!  Facebook に心変わりはないと思いますが、programmable Web が騒ぎ出したら要注意ですね。 文中にあるように、Google と Youtube のような、ステキな関係を構築して欲しいです🙂 ーーー __AC Stamp 2

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なかなか イケてる Android のニュース・リーダー

Posted in Google, Mobile by Agile Cat on January 14, 2012

ソーシャルだけじゃモッタイナイ!
http://wp.me/pwo1E-3Om

Agile_Cat_Loupe

Nokia から Android に切り替えたのは、Facebook をモバイルでもフルに使いたいという目的があったからです。 Twitter だけであれば、Symbian でも Gravity という素晴らしいアプリが使えるので、まったく問題ありません。 しかし、Nokia e71(e72)の 320×240 をというスクリーンは、Facebook には狭すぎるのです。 そして、QWERTY がなければモバイルが使えないという Agile_Cat ですが、Motorola から Droid Pro(ChaCha もあります)が出てきたので、Mobile Facebook を目指して、昨年 10月に 、Android へと移行したわけです。

_Androidもちろん、Facebook 以外にも、WordPeress Admin クライアントや、定番の Opera と Evernote、音楽好きにはたまらない Sky.fm、そして 青空読手のようなアプリも使うようになりました。 でも、それだけではなく、480×320 というスクリーン・サイズを活かした、様々なニュース・リーダーが、とても便利だと気づいたのです。

まず、以下の4つのスクリーン・ショットですが、左から順に、Business Insider/Huffington Post/USA Today/Tech Crunch の順です。 この中で、一番気に入っているのが Business Insider で、チャネルとしては Latest/Tech/Markets/Wall Street があり、個々のポストを開いた状態からも、左右に Swipe することで、コンテントを切り替えられます。 更に素晴らしいのは、一度 オンラインで記事を取り込むと、それらを、オフラインでも参照できるところです。

クリックで拡大 ⇒

左から 2番目の Huff Post も、Business Insider とほぼ同じ構成と機能を持ち、とても使いやすいものとなっています。ただし、画面のレスポンスに関しては、Business Insider に一歩先を遅れをとっている感じがします。その他にも、左から 3番目の USA Toady も、使いやすいアプリになっています。 なお、一番右の Tech Crunch は、ブラウザ・バージョンのみが提供されていますが、いずれは専用アプリになるはずと期待しています。 

その他にも、WIRED/Wall Street Journal/Seeking Alpha などが専用アプリを提供していますが、たとえば オフライン機能がサポートされないなど、最先端の BI アプリと比べると、ちょっと古い感じがしてしまいます。

クリックで拡大 ⇒

なお、これらのアプリおよびコンテンツは、Wall Street Journal を除いて、いまのところ全て無償です。 その WSJ にしても、無償ユーザーとしての登録も可能であり、また、有償の場合にも年間で $52 という($1/1週間)、低価格に抑えられています。

ここまで調べたところで、あっと思い立って、日本の新聞も調べてみました。すぐに見つかったのが毎日新聞(右端)です。ここは、Nokia の Opera ブラウザでも利用していたサイトであり、非力なデバイスでもサクサク動くところが好きでした。Android Market で「mainichi」で検索すると、すぐに見つかりました。 インストールしてみましたが、オフライン機能と Swipe をサポートしているのには、少々 驚きました。 ちょっと動きがぎこちないですが、Huff Post レベルまで来ています。 スバラシイ!

こうしたニュース・メディアに関しては、Apple の iPad が先行しているようですが、なかなか、どうして、Android も頑張っています。 HTML5 対応についても、それぞれのメディアが開発を進めているはずですし、部分的には、すでに実装しているのかも知れません

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TAG index昨年は、音楽などのエンターテイメント系が注目を浴びました。 今年は、こうしたニュース系メディアのスマートフォン対応も着々と進み、地味ながらもユーザーを掴んでいくと思います。 ポスト PC の時代と言われますが、これまでとは明らかに異なる、アプリケーション・カテゴリーが生まれようとしていますね。ーーー ac-stamp-232

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