Agile Cat — in the cloud

2014 Agile Cat:新しい動向の マトメ

Posted in .Chronicle, Bare-Metal, Digital Ocean, Equinix, IoT by Agile Cat on December 27, 2014

IT の 一部であるクラウドが、IT の全体像を描き換えていく・・・
http://wp.me/pwo1E-87C

今年の新しい流れをピックアップし、4つの項目に分類してみました。 ただし、新しいというのは、Agile Cat の目線からの表現であり、もっと以前から知っているという方もいるはずだと思います。 というわけで、その辺りは、ちょっとユルく捉えて頂ければ幸いです。

最初の項目は、「Equinix/Digital Ocean/Interoute」であり、クラウドと言う括りの中で、それほど注目を集めていないプロバイダーの動向をまとめています。 たとえば、Equinix に関しては、ハイブリッド・クラウドのためのネットワーク・ハブ機能を提供するプロバイダーであり、その領域では一人勝ちしている存在だと言えるでしょう。 Digital Ocean は、いわゆる SSD クラウドの草分け的な存在であり、スタートアップでありながら、素晴らしい実績を残しています。 Interoute はヨーロッパ・ベースの、仮想 DC クラウドを提供するプロバイダーであり、今年はアジアと北米への進出を果たしています。

2番めの項目は、新しいクラウド・テクノロジーのキーワードである、「Bare-Metal/CoreOS/Docker」をまとめています。 この中で、個人的に印象深かったのは、Instagram の AWS から Facebook へのマイグレーションの話です。とても大規模なプロセスを経て、ベアメタルの環境へと移行したのですが、それに見合うだけのパフォーマンスの向上が得られたようです。また、CoreOS と Docker の組み合わせは、クラウド・ネイティブな運用のスタイルから生じたものであり、これから先の展開が、とても楽しみです。

3番目と、4番目は、「Net Neutrality」と「IoT」であり、どちらも、その名の通りのマトメとなっています。Net Neutrality の方は、集めたパブリック・コメントが消えてしまったり、FCC が Netflix を Fast Lane だと批判したりとかで、なにやらボロボロの状況になっているようです。IoT については、各社が一斉にコンセプトを打ち出している状況であり、2015年には、それらの整理が行われるのかと、期待しているところです。

ーーーーー

Equinix/Digital Ocean/Interoute

01/29: AT&T と Equinix:エンタープライズ向けのクラウド・アライアンスを締結
03/05: Equinix が新たに展開する Performance Hubs とは?
03:28:
コロケの世界:グローバルの覇者 Equinix と アジアの NTT を比較する
04/07: ヨーロッパを 仮想 DC でカバーする、謎の Interoute クラウドが香港に!
04/18: ウワサの DigitalOcean だ! AWS を上回るペースでサーバーを増す!
04/30: Equinix Cloud Exchange による、洗練されたハイブリッド・クラウド
05/21: DigitalOcean が シンガポールに上陸する! それを 支える Equinix
06/17:
Digital Ocean が IPv6 の完全サポートを発表
06/18:
Interoute の 仮想 DC ゾーンは London - NY を 68ms で接続する!
09/05: DigitalOcean+CoreOS+Docker のトリオが 大変革を引き起こす!
12/25: DigitalOcean の London がオープン:Equinix がファシリティを提供

ーーーーー

Bare-Metal/CoreOS/Docker

06/30: Instagram のマイグレ:200億枚のイメージを AWS から Facebook へ!
07/01: IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる
07/01: Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する
07/01: Docker によるアプリのパッケージ化は、大きな実績を残し始めている!
07/02: Internap の ベアメタル OpenStack クラウドが、香港 DC にも展開!
10/14: SAP 争奪戦:IBM が Amazon に対して、一歩 リードしたようだ
11/11: CoreOS:足し算から引き算へと、Linux ディストリビューションを再編
11/18: Flocker を Docker 上に積み上げることで、アプリとデータの移動を容易に

ーーーーー

Net Neutrality

02/23: Netflix と Comcast のダイレクト・ピアリング契約:その背景を探る
02/25: Verizon も AT&T も、Netflix とダイレクト接続を交渉していた!
03/31: ネットの中立性: Verizon と AT&T の遅延をチャートで検証してみた
04/14: Netflix と Comcast の ピアリング:どれだけ速くなったのか?
04/24: FCC の言うネットの中立性に対して、Wall Street Journal が 噛み付いた
04/28: ネットの中立性: Netflix は Verizon とも個別交渉せざるを得ないのか?
05/07: ネットの中立性を護れと、Amazon/Google などが FCC に圧力!
05/08: アメリカでは、Netflix が 4K ビデオ・ストリーミングに突入する
05/21: Google Fiber:ピアリングに課金しない Win Win Win モデル

ーーーーー

IoT

01/13: IoT の調査:ビジネスに革命をもたらすが、まだまだ課題が山積みだ
02/04: Google と Cisco が 特許・非訴訟 の合意に至った:IoT への備えなのか?
03/17: IoT の調査:テック・ベンダーたちは、一般顧客へのアプローチを模索する
04/15: IoT の調査:データセンターとサプライチェーンに大きな影響をもたらす
05/23: IoT の調査:ベンダーごとの呼び方があるが、やはり IoT は IoT だ!
06/06: データの生成は、人間からマシンへ、そして先進国から途上国へ
06/10: IoT の調査: 見えてこない、セキュリティとプライバシーの方向性
07/11: IoT が 海に潜っていく: そのための、水中 WiFi テクノロジーとは?
10/08: BitCoin のテクノロジーを、IoT のアーキテクチャーに応用できるはずだ!
10/13: これからの5年間で、私たちの働き方を変える 10のテクノロジーとは?

ーーーーー

こうして眺めてみると、クラウドの多様性と、クラウド・ネイティブ・テクノロジー、クラウド時代のルール、クラウドの拡張、、、という切り口になっているようにも思えてきます。 2015年になり、それぞれが、どのように展開していくのか、そして、さらに新しいコンセプトなどが登場するのか、その辺りがとても楽しみですね。

ーーーーー

<2014年:マトメの一覧>

2014:Top-20 ポスト 総マトメ(root)

ーーーーー

2014:月曜版 On Monday のマトメ
2014:王者の風格 Google のマトメ
2014:大人になった Facebook の マトメ
2014:新しい動向の マトメ
2014:とっても元気な アジアの まとめ
2014:データセンター と インフラ の マトメ
2014:ディジタル広告の マトメ
2014:ソーシャル関連の マトメ
2014:iOS/Android/iPad/Chromebook の マトメ
2014:日曜版の マトメ
2014:クラウドの一年を 振り返る、チャート の マトメ

ーーーーー

2013: 総マトメ Top-10
2012: 総まとめ ページ

Comments Off on 2014 Agile Cat:新しい動向の マトメ

SAP 争奪戦:IBM が Amazon に対して、一歩 リードしたようだ

Posted in Amazon, Bare-Metal, IBM by Agile Cat on October 17, 2014

IBM Scores Another Win Over Amazon’s Cloud Thanks To SAP
http://wp.me/pwo1E-7Xq
Julie Bort – Oct. 14, 2014
http://www.businessinsider.com/ibm-and-sap-score-win-over-amazon-2014-10

_ Business Insider

On Tuesday, longtime partners IBM and SAP announced another new bond: SAP will use IBM’s cloud for its pride-and-joy database HANA.

この火曜日に、長年にわたる IBM と SAP のパートナーシップが、さらに関係を深めるという発表があった。 つまり、SAP は、その懐刀である、データベース HANA のために、IBM のクラウドを活用することになる。

IBM and SAP have long ago realized that the "enemy of my enemy is my friend." SAP developed its database HANA to stick it to its arch rival Oracle. HANA is known as an "in-memory" database, able to crunch through huge amounts of data really quickly.

ずっと以前から IBM と SAP は、「敵の敵は友」であることを認識している。SAP は、最大のライバルである Oracle に追い付くために、データベース HANA を開発した。HANA は、きわめて大量のデータを瞬時に処理する、In-Memory データベースとして認識されている。

 Flickr/IBM
IBM CEO
Ginni Rometty

Oracle has its own in-memory database, and it is selling it on its own hardware. In the process, Oracle execs have thoroughly trash-talked both SAP and IBM.

また、Oracle は、独自の In-Memory データベースを有し、それを独自のハードウェアに実装して販売している。 そして、これまでの経緯において、Oracle の首脳陣は IBMSAP  などは話にならないと述べている。

Meanwhile, IBM has banked its future on cloud computing, and it wants enterprise users to see it as the King of the Cloud, not Amazon.

その一方で、IBM はクラウド·コンピューティングに未来を賭け、エンタープライズ·ユーザーが Amazon に代えて、King of Cloud と認識してくれる状況を望んでいる。

IBM isn’t alone. All the big enterprise IT vendors are shooting to best Amazon’s cloud including Oracle, HP, and Microsoft. And there are new players wanting to grab some cloud-computing game like Google and hot startups like Digital Ocean.

しかし、そう考えるのは IBM だけではない。Oracle/HP/Microsoft などを含む、すべての大手エンタープライズ IT ベンダーが、Amazon が支配するクラウド・マーケットを狙っている。 さらに言えば、Google だけではなく、Digital Ocean のようなホット・スタートアップも、クラウド・コンピューティングでの戦いに参加しようとしている。

SAP has been offering its Oracle-killer database, HANA, as a cloud service for a while because SAP wants to be known as cloud royalty, too. Early on it signed on a cloud partner to sell a limited, cloud version of HANA. That partner was Amazon.

SAP は、Oracle キラー・データベースである HANA を、まずはクラウド・サービスとして提供する。なぜなら、SAP も、クラウドに対するロイヤリティを持っていると思われたいからである。今回のクラウド·パートナー契約では、HANA クラウド·バージョンに限定した販売から始まるが、そのパートナーは Amazon だったのである

But IBM has one-upped Amazon because IBM will be selling the full version of SAP’s database in the cloud, known as SAP HANA Enterprise. This is a critical difference for enterprises. While enterprises might test HANA using Amazon’s cloud, they couldn’t really use HANA for big apps. And the point of HANA is to use it for big apps.

そして、次のステップで IBM が販売することになるのは、SAP HANA Enterprise という、クラウドにおける SAP データベースのフル・バージョンである。 つまり、IBM は Amazon の先を行くことになる。それは、エンタープライズにとって、大きな差別化となるだろう。 つまり、Amazon クラウドを使用して、それらのエンタープライズは HANA をテストできるが、本当に大規模なアプリケーションのために、HANA を使用することができなかった。HANA の利点は、大規模アプリケーションのために活用できるところにある。

IBM has been selling SAP apps for enterprise customers for decades. So it makes sense that SAP would turn to IBM to help it host its cloud.

これまでの数十年にわたって、BM は SAP のアプリケーションを販売してきた。したがって、そのクラウドをホストする先を、IBM に切り替えるということは、SAP にとって理にかなっている。

There’s another benefit to the agreement. The NSA spying scandal has made European companies (particularly in SAP’s home country of Germany) suspicious of using cloud services hosted in the United States, such as Amazon’s. IBM has over a dozen data centers in Europe and is in the middle of building 15 more outside the US, too.

この契約は、別のメリットも含んでいる。NSA のスパイ行為というスキャンダルにより、クラウド・サービスを利用する欧州の企業が(特に SAP の母国であるドイツで)、米国でホスティングされる Amazon などに、懐疑の目を向けているのだ。その点において IBM は、欧州に 10ヶ所以上のデータセンターを有し、また、15ヶ所以上を米国外に構築中である。

With this agreement, SAP pushes its database out on a cloud around the world. And IBM gets some bragging rights over Amazon.

この契約により、SAP は世界中のクラウド上で、そのデータベースをプッシュできるようになる。そして IBM は Amazon に対して、何らかの自慢話をできる権利を手にする。

ーーーーーー

この記事は、あくまでもビジネス上の整合性や、データセンターのロケーションから、IBM が優位に立ったと述べていますが、ひょっとすると SoftLayer のベア・メタル対応も、1つの要因になっているのかもしれません。  以前に、「SAP と HANA が、Open Compute に恋する理由」という抄訳をポストしましたが、この記事では HANA とベアメタルの相性について説明するものとなっています。 よろしければ、ご参照ください。

ーーーーーー

<関連>

IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる
Internap の ベアメタル OpenStack クラウドが、Hong Kong DC にも展開される!
Instagram の史上最大のマイグレ:200億枚のイメージを AWS から FB Bare-Metal へ!
Cloud の調査: Docker によるアプリのパッケージ化は、すでに大きな実績を残し始めている!
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する

Comments Off on SAP 争奪戦:IBM が Amazon に対して、一歩 リードしたようだ

Rackspace を CenturyLink が買収するというウワサを、Bloomberg がレポートしているが・・・

Posted in Bare-Metal, Hybrid, Rackspace, Telecom by Agile Cat on September 9, 2014

Rackspace may get acquired by telecom CenturyLink
http://wp.me/pwo1E-7PC

September 7, 2014 – Tom Cheredar
http://venturebeat.com/2014/09/07/rackspace-may-get-acquired-by-telecom-centurylink/

_ VB

In an odd turn of events, major web hosting company Rackspace is allegedly in negotiations to sell itself to Louisiana-based telecommunications firm CenturyLink.

一連の流れの中で、また、興味深い話が出てきた。 伝えられるところによると、メジャー Web ホスティング会社である Rackspace が、Louisiana ベースのテレコムである CenturyLink に対して、自身を売却するための交渉に入っているというのである。

Image Credit
Garrett Heath/Flickr

The news, first reported by Bloomberg earlier today, wouldn’t be a complete shock if true. Rackspace first notified shareholders that it was interested in selling the company back in May, which actually had a negative effect on its stock price, as VentureBeat previously reported.

この、今朝一番に Bloomberg から報じられたニュースだが、それが事実であっても、さして驚くべきものではない。話は 5月に戻るが、Rackspace は株主たちに、自社の売却について興味が有ることを伝えていたのだ。そして、以前に VentureBeat がレポートしたように、そのことが同社の株価に対してマイナスの影響を及ぼした。

Rackspace declined comment to VentureBeat about any such acquisition negotiations.

VentureBeat は Rackspace に対して、それらの買収交渉に関するコメントを求めているが、無視されている。

Part of the stock downturn has to do with major potential buyers like IBM showing no interest in an acquisition. Also, few analysts believed the company would take itself private to avoid scrutiny by shareholders as Rackspace attempts to shift away from the commodity public-cloud business to focus instead on its support and managed services.

同社の株価が低迷している背景として、IBM のような大手が買収に関心を示さないという状況にも一因がある。また、何人かのアナリストは、株主による監視を避けるために、Rackspace がプライベート・カンパニーに戻る可能性にも言及している。それは、これまでにサポートしてきたマネージド・サービスに換えて、コモディティなパブリック・クラウド・ビジネスを選ぶという路線から、Rackspace が離れようとするにつれて、生じてきた話でもある。

CenturyLink doesn’t have a strong background in cloud computing and cloud services, so its interests in Rackspace are valid. Bloomberg’s sources also indicate that expanding its cloud services is a main reason for CenturyLink’s interest.

その一方で CenturyLink は、クラウド・コンピューティングとクラウド・サービスにおける、強力なバック・グラウンドを持っていないため、Rackspace に興味を示すという説は有力である。また、Bloomberg の情報筋は、CenturyLink の主たる関心事について、クラウド・サービスの拡大があるはずと指摘している。

Based on its current stock price, Rackspace has a $5.33 billion valuation. That said, it might be difficult for CenturyLink to come up with the kind of money needed to push the acquisition deal through.

なお、Rackspace の現在の株価をベースにすると、その評価額は $5.33 billion になる。つまり、CenturyLink が、この取引をプッシュするにしても、そのための対価をひねり出すのは難しいという可能性もある。

ーーーーー

今年の初めに、Gartner が「これからの2年間で、Top-100 プロバイダーの 25% が買収される」という予測を出していました。最近の Rackspace は、OmMetal サービスという路線を打ち出し、いわゆるパブリック・クラウド価格競争から抜け出そうとしているように思えます。そして CenturyLink ですが、気になる会社ではあっても、これまでに記事を訳したことはありませんでした。 唯一、Agile_Cat で登場してくるのは、「コロケーションの世界:グローバルの覇者 Equinix と アジア・チャンピオンの NTT を比較する」という抄訳ですが、このポストに含まれるチャートを見ると、かなりの企業規模を有していることが分かります。 この買収に関するウワサですが、実現すると両者ともパッピーなのかもしれませんね。

ーーーーー

<関連>

Rackspace と CERN が推進する OpenStack ハイブリッド戦略とは?
Android から OpenStack を管理 : Rackspace が専用アプリを提供
Salesforce も Rackspace も、目指すは モバイル BaaS なのだ!
AWS と Rackspace の間で、クラウド・バーストを実験する!
Rackspace が Sony を支援 : PS 用の OpenStack プライベート・クラウドか?

Comments Off on Rackspace を CenturyLink が買収するというウワサを、Bloomberg がレポートしているが・・・

Agile_Cat:2014年 7月の マトメ : 常識は移ろい変わるもの

Posted in Asia, Bare-Metal, Facebook, Google, Rackspace, Research by Agile Cat on August 3, 2014

ヒタヒタと、Bare-Metal の足音が・・・
http://wp.me/pwo1E-7IF

image2_thumb_thumb_thumb_thumb_thumb

いつもの通り、導線を分析するためのリフェラル数(参照数)からですが、今月は月初も忙しく、このポストで紹介するデータは、8月3日の時点で抽出したものであり、モタモタしていた先月と、重複する部分がありますが、ご容赦ください。

_--space15

_--space15_--space14

そして、トップ・ポストの方ですが、トップにある Instagram のマイグレーションが、とても多くの人々に読まれていました。 とにかく、ユーザーに気付かれることなく、200億枚の写真を移行できたことに拍手です。 そして、Facebook のベアメタル環境は、どれだけパフォーマンスを向上させ、コストを引き下げるのでしょうか。また、その他のポストを見ても感じるのですが、クラウドの常識というものが、少しづつ変化しているように思えます。まだまだ、すべてが黎明期と思い出させてくれる、そんな感じの 7月でした。

_--space13

1: Instagram が達成した史上最大のマイグレ:200億枚のイメージを AWS から FB へ!
2:
世界最大の Web サイトは ? ビジター数をチャートで比べる!
3: Google の 2014 Q2 収支報告:モバイル・ベースの薄利多売に投資家たちは OK !
4:
Docker によるアプリのパッケージ化は、すでに大きな実績を残し始めている!
5: 富士通がクラウド・シフトのための、膨大な予算を計上!
6:
Apple が iPhone を 死ぬほど大切にする理由

7:
Google の DataFlow は、MapReduce の正当な継承者になり得るのか?
8: アメリカの iOS は Android を寄せ付けない:Web トラフィック

9: マイグレーションの期間は終わり、クラウド・ネイティブ・アプリの時代が始まる
10:
一眼レフを捨て iPhone に持ち替えた、アート・フォトグラファーの話し
11: やっぱり、日本人は iPhone が大好きなんだ!
12: Facebook 脅威の Q2 決算:3000 億円の売上げと 48% の粗利率 !
13:
Nexus 6 は Google I/O に登場するのか? 予測される 5つの特徴!
14:
ダーク・ファイバーの存在が、クラウドに信頼性をもたらす – Verizon

15: Office For iPad がリリース:Word/Excel/PowerPoint の DL は ココだ!
16:
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する

17:
米教育機関と Chromebook :すべての生徒にコンピューティングを!

18: iPhone 6 の初期オーダーは、前例のない 7000〜8000万台 規模!
19:
Apple が eBay で在庫整理らしい : iPhone 6 の発売が近いのか?

20:
モバイル・ユーザーが使用するアプリは、平均で 30タイトルを下回る

___space3_thumb3_thumb_thumb_thumb_t[1]

なお、ランクインはしていませんが、以下のポストも、とても興味深いものなので、まだ、という方は、ぜひ ご覧ください。なんといっても、最近の注目はベアメタルです。 なぜ、仮想化が必要なのかと考えると、その要因はユーザー側にはなく、プロバイダー側の運用やコストにあるわけです。 それなら、そのレイヤを取っ払ってしまえという動向に、なんとなく勢いが付いてきた感じです!

Internap の ベアメタル OpenStack が、Hong Kong DC にも展開される!
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する
IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる

ーーーーー

image今日は 8月3日で、今週から夏休みという方も多いことだと思います。 これから、お盆が明けるまで、文字どおりの真夏がやってきます。みなさん、海へ山でと、いろいろな計画をお持ちだと思います。 熱中症や事故などに気をつけて、楽しい夏休みをお過ごしくださ~い 🙂  image7_thumb_thumb_thumb_thumb_thumb[2]

ーーーーー

<関連>

Agile_Cat:2014年 6月の マトメ : クラウドは何処へ向かうのか?
Agile_Cat:2014年 5月の マトメ : 気になるダイレクト接続
Agile_Cat:2014年 4月の マトメ : がんばれ Twitter
Agile_Cat:2014年 3月の マトメ : モバイルとマネタイズ
Agile_Cat:2014年 2月の マトメ : 気合を入れた Open IX
Agile_Cat:2014年 1月の マトメ : 好調の FB と 低調の TW

 

Comments Off on Agile_Cat:2014年 7月の マトメ : 常識は移ろい変わるもの

Internap の ベアメタル OpenStack クラウドが、Hong Kong データセンターにも展開される!

Posted in Asia, Bare-Metal, Data Center Trends, OpenStack by Agile Cat on July 10, 2014

Internap Expands Bare-Metal Cloud Servers to London, Hong Kong Data Centers
http://wp.me/pwo1E-7Ek
by Yevgeniy Sverdlik on July 2, 2014
http://www.datacenterknowledge.com/archives/2014/07/02/internap-expands-bare-metal-cloud-servers-london-hong-kong-data-centers/

_ DC Knowledge

Data center service provider Internap has expanded its bare-metal public cloud service to data centers in London and Hong Kong. The service was previously available at the company’s Amsterdam, Singapore, Dallas, New York and Santa Clara, California, locations.

データセンター・サービス・プロバイダーである Internap が、そのベアメタル・パブリック・クラウド・サービスのためのデータセンターを、London と Hong Kong へと拡大してきた。 このサービスは、同社における Amsterdam/Singapore/Dallas/New York/Santa Clara/California といったロケーションで、以前から利用できるようになっていた。

Bare-metal cloud servers are essentially dedicated managed servers customers can provision like they provision cloud virtual machines. The offering, also available from Internap rivals like Rackspace and IBM SoftLayer, provides performance of dedicated servers along with elasticity of a public cloud service.

ベアメタル・クラウド・サーバーは、基本的に顧客専用のマネージド・サーバーであり、そのプロビジョニングに関しても、クラウドの仮想マシンのように行えるものとなる。この Internap のサービスも、Rackspace や IBM SoftLayer といったライバルと似たものであり、パブリック・クラウド・サービスのエラスティックな特性と一緒に、専用サーバーによるパフォーマンスを提供する。

Internap said it was addressing demand by companies running globally distributed data-intensive applications, such as Big Data analytics, mobile and digital advertising and online gaming. Such applications can suffer from performance issues when sharing physical resources with other applications.

Internap は、グローバルに分散したデータ集約型アプリケーション(Big Data分析/モバイルとデジタルの広告/オンライン・ゲームなど)を運用している企業の、需要に対して取り組んでいると発言している。このようなアプリケーションは、物理リソースを他のアプリケーションと共有することで、パフォーマンスの問題を生じる場合がある。

The provider’s bare-metal cloud offering, called AgileCloud, is coupled with its patented Managed Internet Route Optimizer technology, which continuously analyses Internet performance and routes customer traffic over the best available path.

この AgileCloud と呼ばれる、ベアメタル・クラウド・サービスは、Managed Internet Route Optimizer テクノロジーの特許と組み合わせて提供される。それにより、インターネット・パフォーマンスを継続的に分析し、顧客のトラフィックを最適な経路へとルーティングすることが可能になる。

“Organizations deploying real-time, data-intensive applications are increasingly seeking cloud services that provide flawless performance, reliability and cost efficiency across globally distributed environments,” said Christian Primeau, senior vice president and general manager of cloud and hosting at Internap. “Our bare-metal cloud uniquely addresses these demands, and the addition of our London and Hong Kong locations delivers broader reach in key end user markets.”

「データ集約型アプリケーションをリアルタイムでディプロイする企業は、完璧な性能/信頼性/コスト効率を、グローバルに分散された環境で提供できる、クラウド・サービスへの需要を高めている。 私たちのベアメタル・クラウドは、それらの要求に独自の発想で対処し、また、London と Hong Kong というロケーションを追加したことで、広範囲におよび主要エンドユーザー・マーケットへの、より幅広いリーチを実現していく」と、Internap の VP and GM of Cloud and Hosting である Christian Primeau は述べている。

Internap’s competitors in the space have been very active.

しかし、この領域における Internap のコンペティタたちも、きわめてアクティブである。

IBM announced earlier this year that it would invest $1.2 billion in expanding physical footprint of the SoftLayer cloud. Earlier this week the company announced the most recent addition to that footprint: a new data center in London.

今年の初めに、IBM は SoftLayer クラウドの物理フットプリントを拡大するために、$12 Billion を投資するとアナウンスしている。そして、今秋には、London の新しいデータセンターを、そのフットプリントへ追加すると発表した。

Rackspace in June rolled out a brand new bare-metal cloud offering, called OnMetal. The company has custom-built servers to support the offering using Open Compute designs as a basis.

そして 6月には、Rackspace も OnMetal という新しいブランドの、ベアメタル・クラウド・サービスを立ち上げた。当社は、そのサービスをサポートするために、Open Compute デザインを基本として用いた、カスタム・サーバーを構築している。

ーーーーー

 Internap と言えば、OpenStack 陣営の中で、最も早くビジネスを立ち上げたプロバイダーですが、その後は、あまり話題になっていなかったようにも思えます。 しかし、この記事を見ると、着実にテクノロジーを積み上げ、ベアメタル・クラウド・サービスでは Rackspace と競合するほどの、ポジションを確保しているような感じがします。 それと、インターネット・パフォーマンスの分析とルーティングの最適化を行ってくれる、Managed Internet Route Optimizer テクノロジーというのが、とても気になります。 これからは、ネットワークも含めた SLA が、クラウドを選ぶ際の要因になっていくのでしょうかね?

ーーーーー

<関連>

Internap は $30M で Voxel を買収し、さらに OpenStack を推進する
OpenStack の一番手 – Internap のビジネスが始まる
Internap が構築する、OpenStack-Based のオリジナル・パブリック・クラウドとは?
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する
IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる

Comments Off on Internap の ベアメタル OpenStack クラウドが、Hong Kong データセンターにも展開される!

Instagram が達成した史上最大のマイグレーション:200億枚のイメージを AWS から Facebook Bare-Metal へ!

Posted in Bare-Metal, Data Center Trends, Facebook, Instagram, Open Compute by Agile Cat on July 8, 2014

Instagram moves 20 billion images to Facebook servers
http://wp.me/pwo1E-7E4

Mike Wheatley | June 30th
http://siliconangle.com/blog/2014/06/30/instagram-migrates-20-billion-images-shifted-to-facebooks-servers/

_ Silicon Angle

Instagram announced last week that it’s picked up its billions of images stored in Amazon Web Services (AWS) and dumped them into Facebook’s own servers in one of the largest data migration operations ever undertaken.

先週のことだが、Instagram は史上最大規模のデータ·マイグレーションへの取り組みの中で、Amazon Web Services (AWS)に保存された何百億枚というイメージを取り出し、Facebook が提供する独自のサーバー群に投げ込んだと発表した。

News of the move came from this interview with Facebook infrastructure engineer and Open Compute Foundation program developer Charlie Manese. Manese revealed that the massive migration took about a year to organize and an additional month to carry out. As a result of moving onto Facebook’s infrastructure, Instagram now uses about a third fewer servers, something that significantly reduces its operating costs, Manese notes.

この出来事に関するニュースは、Facebook の Infrastructure Engineer と Open Compute Foundation の Program Developer を兼任する Charlie Manese とのインタビューから得られたものである。Manese の説明から、この大規模なマイグレーションを実施するために、約1年という長い歳月が費やされ、また、収束のために1ヶ月が追加されたことが分かってきた。この、Facebook インフラストラクチャへ移行した結果として、これまでと比べて 1/3 というスケールにサーバー数が集約され、Instagram の運用コストなどが大幅に削減されたと、Manese は指摘している。

Wired later posted an in-depth article on the transition – which has been called the “Instagration” within company circles – and notes that it was unlike any other. With previous migrations – such as with FriendFeeed – Facebook was able to shut the service down before shifting all of its data into its own shop. But Instagram is vastly larger and still growing rapidly. The operation involved shifting images from thousands of virtual machines in AWS’s cloud infrastructure to Facebook’s private data centers without disrupting service.

このマイグレーションに関する詳細な記事が、後になって Wired からもポストされているが、このチーム内では Instagration と呼ばれていたこと、そして、他のケースと異なるものであったことが指摘されている。たとえば FriendFeeed のケースなどの、これまでのマイグレーションにおいて、Facebook はシャットダウンさせてから、すべてのデータを移行することが可能であった。しかし、Instagram の場合は、その規模もきわめて大きく、また、急速に成長している最中にいる。つまり、Instagram の サービスを中断することなく、AWS のクラウド·インフラストラクチャーである数千の仮想マシンの中から、夥しい量のイメージを、Facebook のプライベート・データセンターへ移すという作業が必要であった。

Being on Facebook’s own infrastructure not only saves operational costs but means that Instagram can now take advantage of Facebook’s advertising and analysis tools. That could mean more advertising in the future. Instagram can also benefit from dozens of other tools Facebook has built, such as its spam blocking software.

Facebook のインフラストラクチャで運用することで、Instagram はコストの削減を可能にするだけではなく、Facebook の広告/分析ツールも利用できるようになる。つまり、その将来において、より以上の広告を展開できるようになるかもしれない。さらに Instagram は、すでに Facebook が組み込んでいる、スパム・メール・ブロック・ソフトウェアなどの、数多くのツールからの恩恵も受けることになる。

The sheer complexity of this migration also illustrates how companies can make huge gains in efficiency when they build their own infrastructure – just like Facebook has with its open-source, Open Compute data centers. Facebook’s own data centers run 38 percent more efficiently and are 24 percent less expensive than the average data center, according to the Open Compute website.

このマイグレーションは、かなり複雑なものであるが、独自のインフラストラクチャを構築する際に、きわめて効果的に膨大な利益をもたらす方式を、この両社は示しているのかもしれない。 まさに、それが、Facebook がオープンソースとして有している、Open Compute データセンターである。Open Compute の Web サイトによると、平均的なデータセンターと比較して、Facebook のデータセンターでは、38% の効率化と 24% のコスト削減が達成されているという。

ーーーーー

4月3日の TechCrunch が、「グリーンピース、Amazonを叩き、Apple、Google、Facebookを賞賛」というタイトルで、Greenpeace のレポートを紹介していましたが、その記事の中の図版では、Instagram が Facebook にホストされているように描かれていました。 その他にも、WhatsApp が IBM に居たり、SnapChat が Google に居たりしていて、Greenpeace の調査力に驚いた記憶があります。 それにしても、あの Instagram を止めることなく、別のクラウドへ移行させるのは、並み大抵のことではないでしょう。 そして、VM ⇒ Bare-Metal への移行により、パフォーマンスも大きく変化しているはずです。 まさに、進撃のベアメタルですね!

ーーーーー

<関連>

SAP と HANA が、Open Compute に恋する理由
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する
IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる
各サービス の モバイル率 を調査する : LinkedIn 22%、Facebook 65%、Instagram 97% など
ソーシャルと、若ものと、ショッピング : FB と TW を Instagram が追撃する!

 

Cloud の調査: Docker によるアプリのパッケージ化は、すでに大きな実績を残し始めている!

Posted in Bare-Metal, Container, DevOps, Linux, On Monday by Agile Cat on July 7, 2014

Cloud Computing: The Containerization of Apps
http://wp.me/pwo1E-7DY

By Dick Weisinger – July 1st, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-the-containerization-of-apps/

_ formtek

Docker, the ‘Linux Container Engine’, is open-source Linux technology that can package all components needed by an application into a single container which can then be easily moved between cloud platforms, virtual machines, or physical bare-metal servers. 

Docker は Linux Container Engine であり、また、Linux オープンソース・テクノロジーであり、アプリケーションが必要とするすべてのコンポーネントを、シングル・コンテナ内にパッケージ化することを可能にする。さらに言えば、このコンテナは、クラウド・プラットフォームや、仮想マシン、物理ベアメタル・サーバー間を、簡単に移動できるのだ。

Docker allows software to be deployable across a wide range of environments yet doesn’t require platform vendors to conform to specific cloud or VM requirements.  Docker runs on all major Linux distributions, including Red Hat, Debian, Ubuntu, Fedora, Gentoo, Suse and Arch.

つまり、Docker により、幅広い環境におけるソフトウェアのデプロイメント実現されるのだが、そこで要求される移行先が、特定のクラウドや VM であっても、プラットフォーム・ベンダーによる準拠は不要となるのだ。そして Docker は、Red Hat/Debian/Ubuntu/Fedora/Gentoo/Suse/Arch といった、すべての主要 Linux ディストリビューション上で動作する。

Despite Docker being only first released 15 months ago and still only at version ’1.0′, it is already widely used by many internet companies which include eBay, Yelp, Spotify, and Baidu. Additional stats for Docker’s popularity include:

Docker の最初のリリースからは、まだ 15ヶ月しか経っておらず、いまでも Version 1.0 なのだが、たとえば eBay/Yelp/Spotify/Baidu などを含む、数多くのインターネット企業ですでに使用されている。 なお、Docker の人気については、以下のような状況からも判断して欲しい:

  • 2.75+ million downloads
  • 12,000+ stars on GitHub
  • 450+ contributors – 95 percent of whom do not work for Docker, Inc.
  • 14,000+ “Dockerized” applications published on Docker Hub
  • 90+ community-established user groups in more than 30 countries
  • 6,500+ Docker related projects found on GitHub

Ben Golub, Docker CEO, said that ”there’s a groundswell of excitement from the Fortune 10 on down for what Docker can mean for how they build, ship and run applications.  If Docker is successful, we will have enabled the separation of application creation and management from infrastructure management.”

Docker の CEO である Ben Golub は、「 Fortune 10 から中小にいたるまで、Docker が実現するアプリケーションの構築/出荷/実行という方式について、とても大きな興奮の高まりが起こっている。このまま、Docker が成功するなら、アプリケーションの開発と管理を、インフラストラクチャの管理から分離するという、新たな方式が確立するだろう 」と述べている

Scott Johnson, senior Vice President at Docker, said that “we’re from the school of container technology which we simplified along with the packaging and shipping of the container.  There’s been 15 months of rapid innovation. There’s over 440 contributors to the project, including lots of contributions from Red Hat, Google. A lot of rapid change is going on.”

Docker の Senior VP である Scott Johnson は、「私たちは、コンテナ・テクノロジーの学校から生み出されたようなものであり、コンテナによるパッケージングとシッピングにより、ものごとを簡略化していきたいと考えている。そして、この 15ヶ月の間に、とても迅速なイノベーションが生じている。すでに、このプロジェクトには 440人以上のコントリビューターがいるが、Red Hat や Google からも、たくさんのコントリビューションを受けている。つまり、急激な変化が、あちらこちらで、現在進行形で起こっている状況にある」と発言している。

Jay Lyman, senior analyst at 451 Research, said that “enterprise organizations are seeking and sometimes struggling to make applications and workloads more portable and distributed in an effective, standardized and repeatable way.  Just as GitHub stimulated collaboration and innovation by making source code shareable, Docker Hub, Official Repos and commercial support are helping enterprises to answer this challenge by improving the way they package, deploy and manage applications.”

451 Research の Senior Analyst である Jay Lyman は、「 エンタープライズたちは、アプリケーションやワークロードの移植性を高め、また、効果的かつ標準的な方法で繰り返して配布したいと考えているが、とても苦労しているという側面もある。GitHub でソースコードを共有することで、コラボレーションとイノベーションが刺激されたように、Docker Hub および、Official Repos、商用サポートにより、アプリケーションの Package/Deploy/Manage の方式が改善され、この課題に取り組むエンタープライスの支援が促進されている 」と述べている

ーーーーー

絶好調の Docker ですが、これ程の実績を、すでに残しているとは知りませんでした。 そして Docker の良いところは、VM だけではなく Bare-Metal にも対応している点であり、すでに、その方向へと舵を切り始めている SoftLayer  RackSpace などを、側面から強力にサポートしていくはずです。 AWS の大きな功績により、マーケットが開拓され、ビジネス・モデルが確立してきたクラウドですが、そろそろ第二幕が始まりそうで、とてもワクワクしています。

ーーーーー

<関連>

Cloud の調査: すべては Hybrid へと集約されていくのか?
Big Data の調査:未来においても Hadoop の支配は続くのか?
IoT の調査: 依然として見えてこない、セキュリティとプライバシーの方向性
Digital Universe の調査: データの生成は、人間からマシンへ、そして先進国から途上国へ
Data Center の調査: 未来のデータセンターは、小型で手元に置かれるものになる

Comments Off on Cloud の調査: Docker によるアプリのパッケージ化は、すでに大きな実績を残し始めている!

Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する

Posted in .Selected, Bare-Metal, Data Center Trends, Open Compute, OpenStack, Rackspace, Strategy by Agile Cat on July 4, 2014

Rackspace’s OnMetal service eliminates "noisy-neighbor" problems
http://wp.me/pwo1E-7Dx

By Michael Kassner July 1, 2014
http://www.techrepublic.com/article/rackspaces-onmetal-service-eliminates-noisy-neighbor-problems/

Has VM server technology finally outlived its usefulness? Rackspace and some major clients seem to think so.

仮想サーバーのテクノロジーは、その有用性という観点で、長生きし過ぎているのだろうか? Rackspace と、主要な顧客たちは、そう考えているようだ。

Last year, Dell and HP lost a key customer — Rackspace. Up until then, the two companies supplied Rackspace with upwards of 90,000 servers. Rackspace, like Facebook, now designs its own servers using guidelines from the Open Compute Project. Quanta Computer builds the custom servers for Rackspace.

昨年のことだが、Dell と HP は、重要な顧客である Rackspace を失っている。それまで、この両社は、90,000台以上のサーバーを Rackspace に供給してきた。しかし、いまの Rackspace は Facebook のように、Open Compute Project のガイドラインを用いて、自らのサーバーをデザインしている。 そして Quanta Computer が、Rackspace のためのカスタム·サーバーを構築している。

Image: Rackspace

This past week, Taylor Rhodes, President of Rackspace, announced in this video what was in store for these servers — a new Rackspace offering called OnMetal. Put simply, Rackspace, besides providing customers multi-tenant virtual machine (VM) servers, will now rent single-tenant dedicated servers.

先週のことだが、Rackspace の President である Taylor Rhodes は、彼らの OnMetal という新しいサーバーに、ストアされるものをビデオで発表した。簡単に言うと、これからの Rackspace は顧客たちに、マルチテナントの仮想マシン(VM)サーバーを提供するだけではなく、シングルテナントの専用サーバーをレンタルすることになる。

Why single-tenant servers?

Rhodes listed a whole slew of reasons why multi-tenant VM servers were not meeting customer needs, calling the issues "noisy-neighbor" problems. The predicament was first noticed when one tenant on a VM server co-opted most of the server’s resources. Doing so caused variability in how the other VMs behaved and performed, even to the point where availability was not assured.

Rhodes は、マルチテナントVMサーバーが、顧客のニーズを満たせなかった理由を列挙し、すべてが "noisy-neighbor(迷惑な隣人)" の問題だと切り捨てている。この不具合は、VMサーバー上のテナントが、そのサーバーの大半を共有すると選択したときに、初めて気づくものである。 そのような状況では、他の VM の振る舞いや、その処理の内容に応じて、自身の VM に性能のバラつきが生じることになり、可用性が保証できないレベルに至ることもある。

Rhodes stated that clients, not seeing any other choice, attempted to thwart these issues by over-provisioning their server requirements, aggravating the situation even more. Something else often overlooked is that each VM instance adds what Rhodes considers "virtualization tax." The performance hit each additional VM instance places on the physical server.

Rhodes は、こうしたサーバーのオーバー・プロビジョニングによる問題を、他の選択肢を探すことなく阻止しようとする顧客は、さらに状況を悪化させると述べている。その他で見落とされがちなものとしては、それぞれの VM インスタンスが積み上げていく "virtualization tax” があると、Rhodes は考えている。つまり、物理サーバー上に追加された、それぞれの VM インスタンスにより、パフォーマンスが劣化していくことになる。

Image: Rackspace

One solution that eliminates the noisy-neighbor problem is to place critical services on dedicated servers in colocation centers. However, companies renting dedicated hardware lose a lot in the process. According to Rhodes, "In a colocation center, you lose the simplicity and elasticity a multi-tenant cloud gives you."

この、noisy-neighbor の問題を排除するソリューションとして、コロケーション·センター内の専用サーバーに、重要なサービスを配置するという考え方がある。しかし、専用のハードウェアーをレンタルするプロセスの中で、顧客となる企業は大きなロスを生じる。Rhodes は、「コロケーション・センターにおいては、マルチテナント・クラウドが提供するはずの、シンプルでエラスティックという特性が失われる」と述べている。

Elasticity refers to "how well the datacenter can satisfy the growth of the input VMs resource demands under both the limitations of physical machine capacities." So there’s the trade-off: performance variability vs. ease and quickness of provisioning.

ここでい言うエラスティックだが、「物理マシンのキャパシティという制約の下で、要求に応じて VM リソースを投入し、データセンターの成長を達成する」という意味を持つ。したがって、そこには、” パフォーマンスの変動性 vs 迅速で容易なプロビジョニング ” というトレードオフがある。

With Rackspace’s new service, there’s no trade-off

Rackspace took the best parts of the multi-tenant cloud and colocation services and discarded the parts that weren’t working. To do that, Rackspace took its OnMetal server design, enlisted OpenStack cloud software, (specifically Ironic, a provisioning system built for bare-metal servers), and created a service that lets providers work with non-VM servers (OnMetal) in the same manner and flexibility VM servers are provisioned.

Rackspace が選んだ方針は、マルチテナント・クラウドとコロケーション・サービスからの良いとこ取りである。そのためには Rackspace は、OpenStack クラウド·ソフトウェアを組み入れれる(ベアメタル・サーバー用に構築された Ironic プロビジョニング・システムが特徴)、OnMetal サーバーを自身でデザインすることになった。その結果として、顧客であるサービス・プロバイダーたちは、non-VM サーバー(OnMetal)を動かしながら、VM サーバーのプロビジョニングで実現される方式と柔軟性を手に入れられる。

Rhodes stated OnMetal servers:

Rhodes は OnMetal サーバーについて、以下のように述べている:

  • Are 100% solid-state, no heat (other than the Central Processing Unit), and no vibration as fans are outside the server housing;
  • Can be spun up in minutes, just like VMs;
  • Are Application Program Interface (API) driven and accessible just like VMs;
  • Do not use a Hypervisor; and
  • Are hardware specialized for database services, low-latency caching, or web-request handling.
  • 100% の独立性を持ち、自身の CPU 以外に負荷はなく、他のサーバーからの影響も排除される。
  • VM と同様に、数分でプロビジョニングを完了できる。
  • VM と同様に、API を介した駆動とアクセスを実現する。
  • ハイパーバイザーは使用しない。
  • DB サービス/低レイテンシ・キャッシング/Web リクエスト処理などにハードウェアを特化できる。

To give an example of the hardware specialization, a database-focused OnMetal server would have the following specs:

以下は、データベースに特化した OnMetal サーバーの、ハードウェア仕様のサンプルである:

  • Flash storage: 3.2 Terabytes
  • RAM: 128 Gigabytes
  • IOPS: Greater than 200,000

The Rackspace website offers the following additional details for the OnMetal service:

また、Rackspace は OnMetal サービスに関して、以下のような詳細を、その Web サイトで提供している:

  • Fast provisioning: OnMetal Servers can be provisioned in less than five minutes.
  • Integrated administration: Use the same control panel and API interfaces for both OnMetal servers and virtual-cloud servers.
  • Consistent performance: Single-tenant architecture eliminates "noisy neighbors," and no performance hits to the virtualization layer.
  • Open-source standards: Avoid being locked into a proprietary solution, as hardware and software are both open source.
  • High-performance networking: Each cabinet includes two 10Gb/s network connections in a high availability Multi-Chassis Link Aggregation with minimal over-subscription to help increase throughput and performance for your applications.
  • Fast provisioning: OnMetal Servers は 5分以内にプロビジョニングされる。
  • Integrated administration: OnMetal/VM サーバーに対して、同一のコントロール・パネルと API インターフェイスが提供される。
  • Consistent performance: シングル・テナント・アーキテクチャにより "noisy neighbors” を排除し、また、仮想レイヤによるパフォーマンス劣化も排除する。
  • Open-source standards: ハードウェアとソフトウェアはオープンソースであるため、プロプライエタリ・ソリューションにロックインされない。
  • High-performance networking: それぞれのキャビネットには、2つの 10Gb/s ネットワーク接続が含まれる。この、高可用性 Multi-Chassis Link Aggregation と、最小限の over-subscription により、アプリケーションのスループットとパフォーマンスを高レベルに保つ。

Satisfied clients

During the announcement, Rhodes introduced several Rackspace clients that are onboard with the OnMetal approach. Zach Rosen, CEO and cofounder of Pantheon Systems, said, "We’ve all been trained to think of the cloud as generic virtual machines on demand. VMs have had their decade. The future ‘Cloud’ will be built with containers deployed across bare-metal servers provisioned via API. We believe Rackspace’s OnMetal service is the future of Infrastructure as a Service.”

このアナウンスメントにおいて Rhodes は、OnMetal アプローチに賛同する、何社かの Rackspace クライアントを紹介している。Pantheon Systems の coFounder and CEO である Zach Rosen は、「 私たちの、すべてが、オンデマンドで仮想マシンを生成するものが、クラウドだと教えこまれてきた。そして VM は、その十年を享受した。しかし、これからのクラウドは、API を介してプロビジョニングされたベアメタル・サーバー上に、デプロイメントされるコンテナにより構築されるだろう。 私たちは、Rackspace の OnMetal サービスが、IaaS の未来になると信じている」と述べている。

OnMetal is available now through an early availability program, and will be in general availability by late July 2014. To learn more and to sign up for a test drive, head over to this page at Rackspace.

現時点の OnMetal は、early availability program として利用できる。 そして、一般的な運用は、7月の後半から開始される。 テスト・ドライブについては、この Rackspace のページで確認し、Sign Up してほしい。

ーーーーー

ハードウェアの性能が高まり、それかオープンソース化により低価格で提供されるようになると、サーバーを設計/構築する上での発想が、その根底から刷新されます。 ハードウェアが高価であった時代の改革者であった VM も、最先端のポジションを Bare-Metal に明け渡し、それをサポートするものへと、役割を変えていくのかもしれませんね。 San Antonio の Rackspace HQ で、第2回めの OCP Summit が開催されたのが 2012年 5月ですから、そこから 2年の月日が流れています。 頑張りましたねと、声をかけてあげたくなる、Rackspace です!

ーーーーー

<関連>

Rackspace と CERN が推進する OpenStack ハイブリッド戦略とは?
SAP と HANA が、Open Compute に恋する理由
Facebook は Open Compute のおかげで、この3年で 1200億円も節約できた!
Facebook Hardware Labs は、エンジニアにとって夢のような空間だ
Open Compute と Quanta : 台湾の無印サーバーが 米国マーケットを席巻する!
Open Compute Project : ついに Microsoft も参加を表明した!

Comments Off on Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する

%d bloggers like this: