Agile Cat — in the cloud

Cloud の調査:データセンターの電力消費量は、どのように推移していくのか?

Posted in Data Center Trends, Green IT, On Monday by agilecat.cloud on August 16, 2016
Cloud Computing: Data Centers Designed for Hyperscale Have Potential for Dramatic Energy Savings
Dick Weisinger – August 8th, 2016
http://formtek.com/blog/cloud-computing-data-centers-designed-for-hyperscale-have-potential-for-dramatic-energy-savings/
 
_ formtek
In 2014 data centers in the United States used 70 billion kWH about 1.8 percent of all energy consumption and enough to power about 6.4 million homes peryear, according to a report from Lawrence Berkeley National Labs (LBNL).  Data centers have seen huge increases in power consumption over the last fifteen years.  Most notable is the dot-com period from 2000-2005 when power consumption surged by 90 percent.
 
Lawrence Berkeley National Labs (LBNL) のレポートによると、2014年の米国におけるデータセンターは 700億kWh を消費している。それは、全米のエネルギーの 1.8% に達し、また、640万世帯の消費量に相当するものとなる。この 15年間において、データセンターの消費電力は大幅に増加している。最も注目すべきは、2000年〜2005年のドットコム時代であり、この間には 90% も消費電力が急増している。
 
Gauguin_1Based on projected growth and current data center energy usage, between now and 2020, power consumption will continue to grow annually about four percent per year.  But the report suggests that instead data centers should adopt more energy efficient policies.  For example, the report finds that by shifting to ‘hyperscale operators’ that data center energy consumption would actually drop by as much as 45 percent by 2020.
 
現時点のデータセンターでのエネルギー使用量に基づき、いまから 2020年までの間の電力消費量は、年間で 4% ずつ上昇するとされる。しかし、このレポートは、よりエネルギー効率の高いポリシーが、データセンターで採用されると示唆している。たとえば、ハイパースケールな事業者へ向けたシフトが生じることで、データセンターにおける 2020年のエネルギー消費量が、2020年には 45% も削減されると、このレポートは指摘している。
 
Hyperscale is the practice of data centers for deploying massive numbers of virtual servers using generic off-the-shelf computing equipment.  The approach tries to maximize the usage of hardware resources and reduces physical space, cooling and power requirements.  Cloud Computing vendors are best positioned to deploy hyperscale technologies.
 
ここで言うハイパースケールとは、ノーブランドの汎用コンピューティング機器を用いて、大量の仮想サーバーをディプロイするという、データセンターにおける手法のことである。このアプローチは、ハードウェア・リソースを最大限に活用する一方で、物理的空間/冷却設備/電力要件を低減していくものとなる。その意味で、クラウド・コンピューティング・ベンダーたちは、最適なハイパースケール・テクノロジーを展開するポジションを得ている。
 
The LBNL report found that “the potential for data center services, especially from a global perspective, is still in a fairly nascent stage, and future demand could continue to increase after our current strategies to improve energy efficiency have been maximized. Understanding if and when this transition may occur and the ways in which data centers can minimize their costs and environmental impacts under such a scenario is an important direction for future research.”
 
LBNL レポートは、「グローバルな視点から見ると、データセンター・サービスにおける可能性は、かなり初期の段階に留まっている。そして、エネルギー効率を最大限に改善するという、現時点のストラテジーが広まった後にも、データセンターは増加し続けるだろう。理解すべきは、このようなシナリオが、将来を見据える上で、きわめて重要な方向性を示していることだ。それにより、データセンターにおけるコストが削減され、また、環境への影響を最小限に抑えられるという、次世代データセンターへの移行が実現される」と指摘している
 
ーーーーー
On Monday文中に示される、2020年までのデータセンター電力消費量ですが、年間で 4% の伸びというのは、随分と抑えられた値のように思えます。そして、参照元である LBNL のポストを見ると、2010年〜2020年のサーバー台数増加数は 40% だと予測されています。こちらが、10年間でのハードウェア数の推移だとすると、それも少ない値となります。つまり、物理サーバーの台数が抑制され、しかも、個々の物理サーバーの処理能力および、低電力化が大幅に向上していることが、このレポートの背景にあるのだと思えます。これも、クラウド化による恩恵なのですが、もっと、もっと、スマートなデータセンターが増えてくると良いですね。_AC Stamp
ーーーーー
<関連>
Cloud の調査: 2016年 Q1 のパブリック・クラウドは、記録破りの成長を達成したようだ!
IoT の調査: 製造業が期待する IIoT と、その市場規模について
Shadow IT の調査: シャドウ IT アプリが、この2年間で 30倍にも増大している
Serverless Architecture の調査: 利便性においてクラウドがオープンソースを上回る?
Data Security の調査: 政府が要求する情報開示と、暗号化の関係とは?
 

Comments Off on Cloud の調査:データセンターの電力消費量は、どのように推移していくのか?

%d bloggers like this: