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IT Spending の調査:2015年の グローバル IT 総支出が 6% も低下! 2014年のレベルに戻るのは 2019年!

Posted in Businesses, On Monday, Research by agilecat.cloud on February 29, 2016
IT Spending: Gartner: Spending on IT was Down in 2015, Flat in 2016
Dick Weisinger – February 23rd, 2016
http://formtek.com/blog/it-spending-gartner-spending-on-it-was-down-in-2015-flat-in-2016/
_ formtek
Despite the forecasts from early last year, global IT spending in 2015 took a battering.  It was down nearly 6 percent or $216 billion to $3.52 trillion, according to Gartner.  Much of the decline is attributed to a very strong dollar and weak economies, especially in Europe.  Total global IT spending in 2016 is forecast to be a relatively flat .6 percent with the market size not reaching back to 2014 levels until 2019.
 
昨年の初めにおける予想とは裏腹に、2015年のグローバル IT 支出は、マイナス成長となった。 Gartner によると、その下げ幅は 約 6% の $216 billion であり、結果として $3.52 trillion の総額を計上することになった。そして、この後退における主な要因は、強すぎる米ドルと、ヨーロッパでの景気の減速だとしている。2016年のグローバル IT 支出は、比較的にフラットな 0.6% の成長になり、また、この市場の収益が 2014年のレベルに戻るには、2019年まで待つ必要があると述べている。
 
Dali_7John-David Lovelock, research vice president at Gartner, said that “the rising US dollar is the villain behind 2015 results.  The US multinationals’ revenue faced currency headwinds in 2015. However, in 2016 those headwinds go away and they can expect an additional 5 percent growth.”
 
Gartner の Research VP である John-David Lovelock は、2015年の結果について、米ドルの高値が悪役になったと述べている。そして、「米国の多国籍企業は、2015年において、為替の逆風に直面した。しかし、その逆風が 2016年に消えるなら、さらに 5%の成長を上乗せできる」と続けている。
 
Areas like the cloud, enterprise software, and services are all expected to grow in 2016, but one segment of the IT market that will be hit again in 2016 is the devices market (PCs, ultramobiles, mobile phones, tablets and printers) which is forecast to decline 1.9 percent in 2016.
 
クラウド・コンピューティング/エンタープライズ・ソフトウェア/サービスなどの分野は、そのすべてが、2016年に成長すると予想されるが、再びカベに突き当たる IT セグメントもある。具体的に言うと、デバイスの市場(PC/UltraMobiles/MobilePhone/Tablet/Printer)であり、2016年には 1.9% の減少が見込まれているという。
 
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On Monday最近ですが、最も気になっている指標の一つに、このグローバル IT 総支出があります。この数値は、常に GDP と連動するとも言われ、また、IT ビジネスの上限を定めているようです。 したがって、如何にクラウドが伸びていくにしても、このパイの中の一部を切り取るに過ぎないのです。 そして、文中では、為替と経済の動きが、グローバル IT 支出を下げた要因だとしていますが、AWS/Azure/GCP などのパブリック・クラウドが、それを促進する動きを見せたとしても、なんの不思議もありません。さらに言うなら、この圧倒的なスケールを持つ Big-3 を、他のパブリック・クラウドが、価格面で追いかけたことで、2015年のマーケット縮小が促進されたのかもしれません。そして今年は、Facebook までもが、エンタープライス市場に参入してきます。好況であろうが、不況であろうが、間違いなくクラウドは伸びますが、その内側では、熾烈なシェア争いが続いていくのでしょう。 _AC Stamp
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Apple Watch への失望が、なんとなく見えてくる、ウェアラブル戦線を1枚のチャートで!

Posted in .Chronicle, Apple, Research, Samsung, Wearable, Xiaomi by agilecat.cloud on February 28, 2016
This chart shows very clearly why people are disappointed by Apple Watch sales
Eugene Kim – Feb. 25, 2016
http://www.businessinsider.com/why-people-are-disappointed-by-apple-watch-sales-2016-2
 
_ Business Insider
 
Apple sold 4.1 million Apple Watches in the fourth quarter of 2015, according to IDC estimates. That makes it the second-best selling wearable device in the quarter, trailing only Fitbit.
 
Apple Watch の、2015年 Q4 における出荷数は 410万台だと、IDC は推定している。それは、Fitbit に続く、二番手のベスト・セラー・ウェアラブル・デバイスとなる。
 
But most people were disappointed by Apple Watch’s sales figures. Why? Because Apple Watch failed to bring a significant holiday jump in its sales during the quarter, typically the best-selling period of the year.
 
しかし、大半の人々は、Apple Watch の売行きに失望している。何故だろうか? それは、年間で最も売上が伸びるはずの、クリスマス・シーズンの四半期を、不発で終えたからである。
 
Global Wareable Market
Statista
 
This chart by Statista, based on data from IDC, shows Apple Watch’s holiday sales only saw a slight bump compared to previous quarters. In contrast, Fitbit’s sales jumped 72% from the previous quarter, while smaller players like Garmin and Samsung both saw increases. Xiaomi’s sales dropped sequentially, but it saw a whopping 285% jump year-over-year.
 
IDC のデータから Statista が作成したチャートを見ると、Apple Watch のクリスマス・セールスは、直前の四半期を比べて、わずかに伸びているだけだ。それとは対照的に、Fitbit の販売台数は 72% も上昇し、また、Garmin と Samsung も、小規模ながら成長している。Xiaomi は、その数字を低下させているが、それでも、前年比で見ると 285% のアップとなっている。
 
There could be a lot of reasons for the slow growth, but as IDC’s Jitesh Ubrani told Business Insider, it might be due to the smartwatch’s lack of appeal to the general public.
 
この低成長には、数多くの理由があるのだろう。しかし、IDC の Jitesh Ubrani は Business Insider に対し、スマート・ウォッチには魅力が無いと、一般的な人々が捉えている可能性があると述べている。
 
“Some of that can be attributed to early-on supply chain issues, but I think most of it is attributed to people just not seeing the value in the smartwatch just yet,” Ubrani said. “The price has been very high on these things, and function-wise, they don’t offer a lot of new functionality when it compares to the smartphone.”
 
そして Ubrani は、「たしかに、その初期においては、いくつかの問題がサプライ・チェーンにあった。しかし、私の考えは、人々がスマート・ウォッチに対して、依然として価値を見出していないところに集約される。それらのプロダクトと機能に対して、きわめて高い価格が設定されている。そして、スマートフォンとスマート・ウォッチを比較して、後者が多くの新機能を提供しているとは思えない」と続けている。
 
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Wearableスマフォの後に続くパーソナル・デバイスは、スマフォを置き換えていくという、未来を見せなければダメだと思うのです。そう考えると、まだ時期尚早なのかもしれませんね。入力と出力の問題を解決しながら、いまのスマフォの機能を時計(などの)の容積に収めるには、まだ、何年かを費やす必要があるのでしょう。そして、Android Wear ベースのプロダクトであれば、iPhone ユーザーを取りに行くべきでしょうし、それと同様に、Apple Watch は Android ユーザーを取りに行くべきなのです。 しかし、現状は iPhone のアクセサリという位置づけであり、これでは迫力に欠けてしまいます。その一方で、Fitbit ですが、こちらは企業ユーザーを開拓しているようですね。職務時における従業員の健康状態が気になる、たとえば、交通や建設などの業種で採用が進んでいると、どこかで読んだ記憶があります。 日本でも、深夜バスなどで採用されると良いなぁ〜〜〜 と思ってしまいます。 _AC Stamp
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Google Docs の音声による操作/編集が可能になった! 日本語にも対応しているようだ!

Posted in .Chronicle, AI ML, Google, Post-PC by agilecat.cloud on February 26, 2016
Google Docs now lets you edit and format your documents with your voice
Matt Weinberger – Feb. 24, 2016
http://www.businessinsider.com/google-docs-voice-editing-feature-2016-2
 
_ Business Insider
 
Google today announced a new feature for its mega-popular Google Docs tool that lets you format and edit documents with your voice.
 
今日 (2/24)、Google は、大人気の Google Docs ツール上で、あなたの声で操作/編集するという、新しい機能を発表した。
 
Google Docs with VoiceIt’s an extension to the voice transcription feature Google launched back in September of 2015. But the feature previously only let you dictate basic text — you still needed a keyboard if you want to do things like make a bullet-point list or copy-and-paste.
 
それは、2015年9月に Google が発売した、音声記述機能の拡張版とも言える。 ただし、以前の機能では、基本的にテキストだけを認識するため、たとえば、バレット・リストの挿入や、コピー&ペーストを実行するときには、依然としてキーボードを必要としていた。
 
No longer: Google Docs on the Google Chrome browser on a Mac or PC now lets you do everything hands-free, with only a microphone, per an official blog entry.
 
もはや、それも昔のことだ。Google のオフィシャル・ブログによると、Mac と PC の Google Chrome ブラウザを使うなら、マイクを用意するだけで、すべての操作をハンド・フリーで実行できるようだ。
 
Google Docs with Voice YoutubeClick to Youtube >>>
 
Here’s a video of the new feature:
 
Google has a full list of voice commands here.
 
その、ボイス・コマンドのフル・リストは、ココにある。
 
As an added bonus, Google is also announcing today that the voice typing feature also supports new “dialects” of English, “including English with an Indian accent, Spanish with a Mexican accent, and more so you can talk in the most natural way for you.”
 
なお、Google は、今日の追加プレゼントとして、この音声入力における、英語の「方言」サポートも発表している。具体的にいうと、Indian/Spanish/Mexican アクセントの英語がサポートされている。 その他にも、あなたにとって、最も自然な方法で、話しかけることが可能になっている。
 
The search giant is increasingly investing in voice technology as a more natural way for people to interact with computers — even if they’re not what you’d call “computer people” — across all of its services. Ultimately, Google seems to want you to control everything you do with its apps and sites without needing to lay a finger on anything.
 
この、サーチ・ジャイアントは、コンピュータと対話するための自然な方法として、そのサービス全体を網羅するボイス・テクノロジーに投資している(その対象が、あなたの言う、”computer people” でなくても)。最終的に、Google は、あなたが接するアプリやサイトで行う、すべてのコントロールを、その指先から解放したいと考えているようだ。
 
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google-55aこれは、素晴らしいですね! でも、英語だけでしょう・・・ と思って、文中のコマンド・リストを開いてみたら、なんとビックリ、日本語のドキュメントが出てくるではないですか! まだ、マイクをつないで試していませんが、これは、まさに、日本コマンド・リストです! 90カ国語 (?) を同時にサポートしていくという、Google 先生の宣言は、ホンモノなんですね! いまは、月末で忙しく、とても、試している時間がありませんが、一段落したら、どっぷりと浸かってみたいと思っています。コンピュータの制御は、音声に依存することになると、以前から思っていましたが、その理想へ向けた一歩だと評価したいです。 _AC Stamp
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世界のクラウド・トラフィックを 2014〜2019 で分析/予測:その結果を1枚のチャートで!

Posted in .Chronicle, Asia, Network, Research by agilecat.cloud on February 25, 2016
Chart of the week: Global cloud traffic set for future growth
Insight News – 8th Jan 2016
http://www.fipp.com/news/insightnews/chart-of-the-week-global-cloud-traffic-set-fo
 
fipp logo
 
With the advent of the smartphone people have become accustomed to using cloud services, which offer ubiquitous access to content and services.
 
スマートフォンの到来により、コンテントやサービスにユビキタスでアクセスするために、人々がクラウド・サービスを利用するという形態が、普通のことになってきた。
 
Global cloud trafficClick to Large >>>
 
However, it is companies that contribute most to the continuing growth of global cloud traffic. Transferring databases or software to the cloud promises to reduce costs and allows for faster and more flexible access to relevant tools and information.
 
しかし、グローバルにおけるクラウド・トラフィックの、継続的な成長に最も貢献しているのは、いわゆる一般の企業である。データベースやソフトウェアを、クラウド上に配置することで、コストの削減が約束される。さらに言えば、それらに関連するツールや情報に対する、より迅速で柔軟なアクセスも実現されていく。
 
This week’s infographic by Statista shows the future growth of cloud traffic as predicted by Cisco’s Global Cloud Index. Having generated 888 Exabyte of cloud traffic in 2014 North America is expected to be the biggest driver of global cloud traffic through 2019. Asia Pacific is a close second expected to cross the Zettabyte-threshold in 2016 with Europe following suit in 2018. The rest of the world lags behind in terms of cloud traffic as the adoption rate of cloud services and infrastructure is significantly lower than in highly developed regions.
 
今週のインフォグラフィックは、Cisco’s Global Cloud Index が予測する、将来におけるクラウド・トラフィックの成長を、Statista が図示するものである。2014年に North America で生じた、888 Exabyte のクラウド・トラフィックは、2019年までグローバル・クラウド・トラフィックを牽引していく、最大の要因になると予測される。それに続くのが、Asia Pacific と Europe であり、Zettabyte のレベルを 2016年と 2018年に超えていくとされる。その他の地域に関しては、先進国と比べて、クラウド・サービスの普及が進まず、また、インフラが未成熟であることなどから、クラウド・トラフィックの面で出遅れている。
 
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このチャートだけでは、ここで言うクラウド・トラフィックの定義が曖昧ですが、「Cisco Global Cloud Index:予測と方法論、2014~2019 年」を参照すると、「世界のデータセンター・トラフィックおよびクラウド・ベースの IP トラフィックの増加を予測する継続的な取り組み」と記載されています。そして、「世界中で発生する年間のデータセンター IP トラフィックは、2014 年には 3.4 ZBで、2019 年末までに 10.4 ZBまで増加する」と記載されていますので、このチャートと一致します。SaaS/IaaS/PaaS の割合は、以下のように変化すると記載されています。
 
  • SaaS ワークロードの割合は、2014年 45% ⇒ 2019年 59%
  • IaaS ワークロードの割合は、2014年 42% ⇒ 2019年 30%
  • PaaS ワークロードの割合は、2014年 13% ⇒ 2019年 11%
 
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AWS と Ericsson が提携: 狙いは 汎用テレコム・クラウドの構築! 豪 Telstra が最初の顧客に!

Posted in .Selected, Amazon, Ericsson, Hybrid, IoT, Strategy, Telecom by agilecat.cloud on February 23, 2016
Telstra opening Cloud Innovation Centre with Ericsson and AWS
Corinne Reichert – February 23, 2016
http://www.zdnet.com/article/telstra-opening-cloud-innovation-centre-with-ericsson-and-aws/
zdnet-logo
Ericsson and Amazon Web Services (AWS) announced overnight at Mobile World Congress (MWC) 2016 in Barcelona that they will be partnering on researching and launching telecommunications service provider hybrid cloud centres worldwide, with Telstra to be the first co-host.
 
Barcelona で開催される Mobile World Congress (MWC) 2016 の前夜に、Ericsson と Amazon Web Services (AWS) が、提携に関するアナウンスメントを発した。それによると、両社は、テレコム・サービス・プロバイダーに対して、世界をまたにかけたハイブリッド・クラウド・センターを提供するための、調査と立上げで提携することになり、Australia の Telstra が最初の顧客になるようだ。
 
Ericsson is aiming to use AWS’ industry expertise in an effort to extend its own cloud programs, datacentres, and application migration solutions to accelerate cloud adoption for telcos in preparation of 5G and the Internet of Things (IoT).
 
Ericsson は、自身のクラウド・プログラム/データセンター/アプリ・マイグレーション・ソリューションを強化するために、AWS が有するクラウド・ノウハウの活用を目指している。つまり、5G と IoT に対する準備として、テレコムにおけるクラウドの採用を、加速させることが狙いである。
 

Ericsson

 

As part of the deal, Ericsson will put together a team of cloud experts chosen from its 25,000-strong research and development team, consisting of program directors, solutions architects, and systems engineers, who will be trained in both AWS and Ericsson cloud technologies.

 
この契約の一環として、Ericsson は、プログラム・ディレクター/ソリューション・アーキテクト/システム・エンジニアなどによる、25,000人規模のパワフルな研究開発チームから選出した、クラウドに特化したチームを構成する。そして、このチームは、AWS と Ericsson のクラウド・テクノロジーを、トレーニングにより身に付けていくことになる。
 
“AWS is the world’s leader in cloud computing with a highly reliable, scalable, and secure global infrastructure,” explained Anders Lindblad, head of Business Unit Cloud and IP at Ericsson. “Ericsson has always taken great ideas, industrialised them, and made them available in every country. Building upon AWS’ platform, we will drive new growth opportunities across the service provider industry.”
 
Ericsson の Head of Business Unit Cloud and IP である Anders Lindblad は、「 AWS は、高度な信頼性とスケーラビリティ、そして、セキュアなグローバル・インフラとクラウド・コンピューティングといった観点で、世界のリーダーだ。 その一方で、Ericsson は常に、素晴らしいアイデアを有しており、それらを事業に展開することで、すべての国々で利用できるようにしている。こうしたプロセスを、AWS プラットフォーム上に展開することで、広範囲におよぶサービス・プロバイダ業界に、新たな成長の機会を推進していく」と説明している。
 
For its part, AWS will provide services, training, and solutions architects for the project. Ericsson will use these resources to create and offer cloud-based solutions, such as end-to-end data security across the cloud; data traffic management across AWS cloud, on-premises infrastructure, and mobile networks; cloud and workload management for both AWS cloud services and on-premises infrastructure; and gateway services that maintain localised regulation and compliance requirements for AWS storage services used by telcos.
 
このパートナシップの一貫として、AWS が提供するのは、プロジェクトのためのサービス/トレーニング/ソリューション・アーキテクトとなる。そして Ericsson は、このリソースを活用することで、クラウド・ベースのソリューションを構築/提供していく。具体的に言うと、クラウドを横断する End-to-End のデータ・セキュリティや、AWS クラウド/オンプレミス・インフラ/モバイル・ネットワークを通過するデータ・トラフィックの管理、AWS クラウド・サービスとオンプレミス・インフラを管理するためのクラウドとワークロードの管理、そして、テレコムが使用する AWS ストレージ・サービスにおいて、ローカル法規とコンプライアンス要件を維持するための、ゲートウェイ・サービスなどがある。
 
Ericsson will then begin opening cloud innovation centres worldwide, with Telstra signing on as the first to co-host. The centre will be part of the Australian telecommunications provider’s Gurrowa Innovation Lab in Melbourne, which was launched in August last year.
 
続いて Ericsson は、最初のホスターとしてサインする Australia の Telstra と伴に、ワールドワイドなクラウド・イノベーション・センターをオープンすることになる。そして、このセンターは、昨年8月に同社が Melbourne にオープンした、Gurrowa Innovation Lab 一部として運用される。
 
Gurrowa provides a co-creation space for Telstra and its associated enterprise customers, vendors, research institutes, and incubators to collaborate on technological projects such as geolocation, robotics, and the IoT via the Pivotal and Cloud Foundry Foundation-provided open-source platform-as-a-service (PaaS) cloud software.
 
Gurrowa が提供するのは、Telstra とパートナーたちが、つまり、エンタープライズ/ベンダー/リサーチ/インキュベータたちが、共創していくためのスペースである。そして、ジオ・ロケーション/ロボット/IoT といったプロジェクトで協調していくが、そのベースになるものは、Pivotal と Cloud Foundry Foundation が提供する、OSS としてのPaaS クラウド・ソフトウェアである。
 
Telstra CTO Vish Nandlall said on Monday that Telstra has been focused on creating a secure hybrid cloud service for enterprise, with Ericsson and AWS now providing the means to achieve this.
 
この月曜日 (2/22) に、Telstra の CTO である Vish Nandlall は、すでに Telstra は、エンタプライズのためのセキュアなハイブリッド・クラウド・サービスに注目しており、それを構築するために、Ericsson と AWS を活用することになると発言している。
 
Telstra Ericsson AWS“The industry is shifting towards an architecture driven by cloud economics and flexibility. Adoption of hybrid clouds requires a secure transmission network linking on-premises to the cloud to provide a chain of custody for mission critical enterprise data,” Nandlall said.
 
Nandlall は、「この業界では、クラウドの経済性と柔軟性が促進する、新たなアーキテクチャへ向けてシフトしている。ハイブリッド・クラウドの採用においては、クラウドとオンプレミスを接続する際に、ミッション・クリティカルなエンタープライズ・データを連鎖的に保護していくための、セキュアな伝送ネットワークを必要とする」と述べている。
 
“Telstra’s vision is to build a trusted network service for mission-critical cloud data, and we are excited to explore the opportunity of bringing this vision to life with Ericsson and AWS. The Cloud Innovation Centre at Gurrowa intends to bring together cloud experts from Ericsson, AWS, and Telstra to encourage cloud adoption and the development of new business opportunities for Telstra and our customers.”
 
そして彼は、「Telstra のビジョンは、ミッション・クリティカルなクラウド・データのための、信頼できるネットワーク・サービスを構築することである。このビジョンを探求し、その機会を Ericsson および AWS と共有できることを、とても嬉しく思っている。Gurrowa の Cloud Innovation Centre に、Ericsson/AWS/Telstra のクラウド・エキスーパーとを結集し、当社と顧客のための新たなビジネス・チャンスを実現する、クラウドの開発と適用を推進していく」と付け加えている。
 
On Sunday night, Telstra and Ericsson also announced at MWC 2016 that they will begin a trial run of Telstra’s 5G network during the 2018 Commonwealth Games in the Gold Coast.
 
また、日曜日の夜のことだが、MWC 2016 で Telstra と Ericsson は、Gold Coast の 2018 Commonwealth Games において、Telstra 5G ネットワークのトライアルを実施すると発表している。
 
Telstra’s team of network engineers will be temporarily transferred to Ericsson’s Sweden-based research lab for six months in order to collaborate on collecting data and building the mathematical models of radio signals to be used for 5G radio spectrum.
 
5G ワイヤレス・スペクトルを用いる無線信号の、数学的モデルの構築で必要となるデータを共同で収集するために、Telstra のネットワーク・エンジニア・チームが、6ヶ月のスケジュールで、Sweden にある Ericsson のラボに派遣されている。
 
The engineering teams will then use this data to develop radio models for the Australian network environment as part of the international 5G standardisation process.
 
続いて、このエンジニアリング・チームは、国際 5G スタンダード・プロセスの一環として、Australia のネットワーク環境で用いる、無線モデルを開発するために、そこで収集されたデータを活用する。
 
Telstra has already been undertaking 5G trials using high-frequency “mm-wave” spectrum with Ericsson in real-world environments in the Swedish test lab, achieving speeds of over 11Gbps. Field tests within Australia will take place in late 2016.
 
すでに Telstra は、Swedish ラボにおける、Ericsson の実世界テスト環境を用いて、高周波「ミリ波」スペクトルによる 5G トライアルと実施し、11 Gbps 以上のスピードに到達している。そして、Australia でのフィールドテストは、2016年の後半に実施される予定だ。
 
“We are pleased to support Telstra’s evolution towards 5G with the deployment of advanced radio technology (11Gbps, MIMO, and beam forming) and also providing a ready core network with NFV and SDN technologies,” said Emilio Romeo, head of Ericsson Australia and New Zealand.
 
Ericsson Australia and New Zealand の Head である Emilio Romeo は、「私たちは、Telstra の 5G へ向けた進化と、先進的なワイヤレス・テクノロジーの開発 (11Gbps/MIMO/Beam Forming) をサポートできて、とても嬉しく思っている。そして、NFV と SDN テクノロジーのために準備した、コア・ネットワークも提供している」と述べている。
 
“A 5G-ready core network with virtualisation and SDN not only prepares for 5G, but also provides the flexibility, programmability, and agility needed to efficiently serve today’s 4G consumer and enterprise customers with tailored network slices, improved access to media, and compelling IoT solutions.”
 
そして、彼は、「仮想化 と SDN を用いた、5G 対応のコア・ネットワークは、それだけのために準備されているわけではない。つまり、ネットワークの効率と、メディアへ・アクセスの改善、魅力的な IoT ソリューションの提供といった側面で、現時点の 4G コンシューマ/エンタープライズへ・ユーザーに欠かせない、柔軟性/拡張性/敏捷性を実現している」と付け加えている。
 
Telstra and Ericsson announced their 5G network at MWC 2015, later confirming its launch by 2020. The network is expected to provide speeds of up to 10GB per second.
 
Telstra と Ericsson は、MWC 2015 で 5G ネットワークを発表し、その後に、2020年のサービス・インを確約している。そして、このネットワークは、10 Gbps のスピードに達すると期待されている。
 
Ericsson also announced on Sunday evening that it has partnered with Singaporean telco Singtel on enabling Singtel’s 4G network for the IoT, including a trial of narrowband technology during the latter half of 2016.
 
その一方で Ericsson は、Singaporean テレコムである Singtel とのパートナーシップを、日曜日の夕方に発表している。それによると、2016年後半にトライアルを実施する、狭帯域テクノロジーを含めた、IoT のための Singtel 4G ネットワークが実現されるという。
 
Instead of using cellular networks for the IoT, narrowband low-power, long-range, wide-area networks that use available, unlicensed radio spectrum could allow for extended coverage and less complex devices with higher battery life, meaning more connected devices overall.
 
IoT のために、一般的なセルラー・ネットワークに替えて、狭帯域の低消費電力ネットワークを用いることで、ライセンスが不要な無線スペクトルによる、長距離/広域ネットワークが実現される。それにより、カバレッジの拡張と、バッテリ寿命の延長、そしてシンプルなデバイスが実現され、さらに多くのコネクテッド・デバイスへの対応が可能となる。
 
According to Ericsson, 28 billion connected devices are expected by 2021. Such devices requiring long battery lives and better coverage include temperature, air quality, and flood water sensors, Sam Saba, regional head of Ericsson South East Asia and Oceania, said.
 
Ericsson は、コネクテッド・デバイスの総量が、2021年までに 280億個に達すると予測している。バッテリ寿命の延長と、幅広いカバレッジを必要とするデバイスには、温度や大気の状態を知らせるセンサーから、洪水を検知するセンサーなどが含まれると、Ericsson の South East Asia and Oceania Regional Head である、Sam Saba は述べている。
 
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Telecom昨日に、「MWC 2016 前夜: 今年のバルセロナでは、スマフォが主役から降りるって?」という、WMC の変遷を伝える抄訳をポストしましたが、ひょっとすると、今年の主役は Ericsson/AWS/Telstra チームかもしれませんね。 この、スピード感には、かなり驚かされました。「Ericsson Commits to OpenStack With Mirantis」という記事を訳そうかと、すっと悩んでいたのですが、訳さなくて良かったです 🙂 世界のテレコムは、すべからく OpenStack へと流れていくと予測していましたが、こんな大仕掛を Ericsson と AWS が打ってくるとは、そして Telstra が乗ってくるとは、思ってもいませんでした。テレコムのインフラに、パブリック・クラウド(プライベート?)が採用されるという世界を、いったい、誰が予測していたでしょう? そして、Nokia と Huawei は、どのような戦略を取ってくるのでしょう? 考えるだけでも、ワクワクしてきます! _AC Stamp
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MWC 2016 前夜: 今年のバルセロナでは、スマフォが主役から降りるって?

Posted in .Chronicle, IoT, Mobile, Post-PC, Research, Wearable by agilecat.cloud on February 22, 2016
MWC: Phones lose grip on mobile
Richard Wilson – 22 February, 2016
http://www.electronicsweekly.com/news/mwc-phones-lose-grip-on-mobile-2016-02/
 
E Weekly
 
What is interesting about Mobile World Congress (MWC) 2016 is that the most exciting developments won’t be in mobile phones.
 
Mobile World Congress (MWC) 2016 で興味深いことは、最もエキサイティングな展開が、スマフォの世界の外側に存在しているという点だ。
 
As the mobile industry shows its technology in Barcelona this week (22-25 February) it will be health monitors smart watches, connected cars and smart cities which will grab the headlines and the interest, maybe.
 
今週 (2/22-2/25) の Barcelona で、モバイル業界が示したテクノロジーはというと、ヘルス・モニタ/スマート・ウォッチ/コネクテッド・カー/スマート・シティなどであり、それらが、ヘッドラインを賑わし、関心を煽っていくものと思われる。
 
WMC 2015Flickr
Kārlis Dambrāns
 
The mobile industry no longer only focuses on the handset but on the connected device, and in this world of IoT that device could be a car just as it could be a watch, health monitor or building.
 
もはやモバイル業界は、スマフォにフォーカスすることはなく、その対象はコネクテッド・デバイスへと移行している。そして、ウォッチやヘルス・モニタが注目されるように、IoT の世界では、車載のデバイスが関心を集めている。
 
So what’s going wrong with the smartphone? Nothing, it’s just user perceptions and market expectations which are changing.
 
そうなると、スマフォの世界では、なにか悪いことが起こっているのかと心配になるが、そんなことはない。唯一の変化は、ユーザーの認識と、マーケットの期待である。
 
The global mobile phone market is still the big market for semiconductor and network suppliers. It is still big and it is still growing. But the rate of growth is slowing down.
 
グローバルにおけるスマフォ市場は、半導体やネットワークのサプライヤにとって、依然として巨大な市場である。そして、巨大なだけではなく、いまだに成長している。しかし、その成長率はというと、鈍化の傾向にあるのだ。
 
The world’s biggest smartphone supplier, Apple saw iPhone sales growth pegged back dramatically in the last three months of last year.
 
世界最大のスマフォ・サプライヤである Apple も、昨年の 10月〜12月期という書き入れ時に、iPhone の売上が低下するという、これまでにはない状況を目の当たりにしている。
 
According to market watcher, Strategy Analytics, shipments of handsets increased by 2% in 2015. But rate of growth is slowing down, significantly in the emerging markets in Latin America and Eastern Europe.
 
マーケット・ウォッチャーである Strategy Analytics によると、2015年のスマフォ出荷台数は、わずか 2% の増加で止まっている。それに加えて、Latin America や Eastern Europe などの途上国マーケットでは、成長率が大幅に減速している。
 
The big markets of Asia, Western Europe and North America are starting to saturate. The handset market is waiting for something new and it doesn’t seem to be happening anytime soon.
 
さらに言うなら、Asia/Western Europe/North America といった巨大マーケットも、飽和点に近づき始めている。そして、スマフォ市場は、新しい何かの到来を待っているが、それが直ぐに起こるようには思えない。
 
Samsung, Huawei and HTC will all announce new smartphones in Barcelona but will these grab more headlines than the latest LG smart watch, or a cloud-based mobile data platform for delivering groceries?
 
この Barcelona では、Samsung/Huawei/HTC などが、新しいスマフォを発表するが、最新の LG スマート・ウォッチや、食料品を提供するクラウド・ベースのモバイル・データ・プラットフォームよりも、数多くのヘッドラインを掴めるのだろうか?
 
The painful reality is that 4G mobile phone technologies no longer excite the consumer. We want something new and this may not happen until 5G comes along. But 5G is five years away.
 
4G スマフォのテクノロジーでは、もはや消費者が夢中にならないという、痛みを伴う現実がある。新しい何かの到来が期待されるが、それは 5G の登場まで起こりえないだろう。そして、5G は、まだ 5年も先なのだ。
 
There will be much talk of 5G at MWC 2016. But this will be about massive MIMO research and spectrum allocations. Or it will be about how mush processor power is need to operate 1GHz data channels. It is way too soon to talk sensibly about 5G handsets and applications.
 
MWC 2016 では、5G に関するトピックが、数多く提供されるだろう。しかし、その大部分は、大規模な MIMO 研究と、スペクトル配分の話になるだろう。さもなければ、1GHz のデータ・チャネルを駆動するために、どれだけのマッシュ・プロセッサのパワーが必要になるかといった話である。つまり、5G のスマフォやアプリまでの、つなぎの話に過ぎないのだ。
 
5G involves such a fundamental change in technology direction that it is unlikely to be ready for the market before 2020. In fact, the network developers are already hinting that it could be 2022 or even 2024 before 54G can deliver on its promise to transform the mobile communications landscape.
 
5G がもたらす根本からの変革は、2020年までのマーケットに対して、現時点で準備されているテクノロジーの方向性とは、まったく異なるものになる。実際のところ、ネットワークの開発者たちは、モバイル通信の世界を 5G が変えていくと約束する、2020年〜2024年よりも前倒しで、準備を整えると仄めかしている。
 
So unless the semiconductor suppliers and handset firms get together and come up with something new like 4.5G, the great and the good of the mobile industry in Barcelona will have to feast on smart watches and smart cities and connected cars. That’s not too bad is it?
 
したがって、半導体のサプライヤやスマフォ・メーカーたちは連携して、4.5G のような新しい何かを取り上げていく。Barcelona におけるモバイル業界の素晴らしいところは、スマート・ウォッチや、スマート・シティやスマート・カーといったものを、プッシュせざるを得ないと認識している点だ。それが、あまりにも見当違いのことだとは思えないのだが?
 
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mobile_55たしかに、いまのスマフォは、マーケットだけではなくテクノロジーも、カベに突き当たっているという感じがしますね。 そして、5G の到来を待っているのですが、それが5年後となると、おそらくスマート・ウォッチくらいの容積に、スーパー・パワーの Mobile AP (Application Processor) が収まる時代になっていると思います。 昨年の 12月に、「いまから5年で、スマホは死んでいく? そんな可能性を 示唆する Ericsson の調査とは?」という抄訳をポストしましたが、Ericsson も同じようなことを考えているのでしょうかね? それにしても、MWC の主役がスマフォではないというのは、大きな曲がり角への到達を、示唆しているように思えてきます。 _AC Stamp
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Comments Off on MWC 2016 前夜: 今年のバルセロナでは、スマフォが主役から降りるって?

Shadow IT の調査: 膨大な数の未承認クラウド・サービスが、大手企業で利用されている

Posted in Enterprise Social, On Monday, Research by agilecat.cloud on February 22, 2016
Shadow IT: It’s Real — Companies Using Hundreds of Unauthorized Cloud Services
Dick Weisinger – February 18th, 2016
http://formtek.com/blog/shadow-it-its-real-companies-using-hundreds-of-unauthorized-cloud-services/
_ formtek
A study by IBM found that one-third of employees at Fortune 1000 companies share corporate data using third-party apps.  Often they reuse corporate login credentials when setting up these unauthorized accounts.
 
IBM の調査によると、Fortune 1000 企業の従業員の 1/3 が、サードパーティのアプリを用いて、企業データを共有していることが分かった。そして、これらの未承認アカウントを設定するとき、数多くの従業員たちが、所属する企業のログイン資格情報を再利用しているという。
 
Vermeer_1Is it really that bad?  It may be worse.  A recent study by Cisco quantifies the gap between what IT groups think its employees do and what they actually are doing.
 
それが、本当に良くないことなのかと言えば、悪化することがあり得るという答えになるだろう。 最近の Cisco による調査は、情シスが従業員に望むこと、および、実際に従業員が行っていることのギャップを、定量化している。
 
About one year ago, Cisco asked IT groups how many cloud services that their companies were using.  The average response: 91.
 
おおよそ1年前に、いくつかの情シス部門に対して、Cisco は質問している。 それは、あなたの企業が利用している、クラウド・サービスの種類を教えてほしいという問いであったが、そのときの回答は、平均で 91 種類というものであった。
 
As a verification, Cisco next looked at the web traffic of those same companies.  After subtracting out traffic to standard web sites, they found that companies actually were using on average 630 cloud services.  More recently they ran those same tests again and found that the average had now jumped to 1220 web services per company.  The results were similar for almost all types of companies, regardless of the industry  — even manufacturing, oil and gas, financial services and healthcare showed high usages of cloud services.
 
それに続く検証として、Cisco が行ったことは、それぞれの企業における Web トラフィックの測定である。標準的な Web サイトへのトラフィックを差し引いたところで、それぞれの企業が実際に利用しているクラウド・サービスが、平均で 630 種類に達していることが分かった。そして、最近になって、同じテストを実施したところ、それらの企業が利用している Web サービスの種類が、1220 種類に跳ね上がっていることが判明した。その結果は、業種の違いには関係なく、すべての企業で類似していた。さらに言うなら、製造業/石油/ガス/金融/ヘルスケアであっても、クラウド・サービスの利用が高いという結果が示されていた。
 
Bob Dimicco, senior director, of advanced services at Cisco, said that “when you step back, Shadow IT has been around for years. What’s new or interesting is that the data here is not from a qualitative survey, it’s the actual traffic to the cloud and the system has enough granularity to differentiate.”
 
Cisco の Senior Director of Advanced Services である Bob Dimiccoは、「俯瞰して眺めてみると、この数年で、Shadow IT が広まっていることが分かる。定性的な調査とは異なり、このデータからは、新たな傾向などが見えてくる。つまり、クラウドとシステムへ向けた実際のトラフィックが、充分な精度をもって識別されている」と述べている
 
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On Mondayシャドウ IT に関しては、2014年の11月に、「シャドウ IT と 人気アプリの関係:1300万人を対象とした調査結果をチャートで ど〜ぞ!」という抄訳をポストしています。その時の調査は、Skyhigh Networks という企業が実施したものであり、見つけ出されたシャドウ IT がセキュアであり、適切にライセンスされていることを確認していくという、どちらかと言うと、肯定的な視点からの取り組みとなっていました。 おそらく、現状において、シャドウ IT を禁止することは不可能であり、また、可能だとしても、それを実施すると、業務に支障が生じるのでしょう。 情シスがクラウドの選定に対して前向きに取り組み、企業のクラウド化が進んでいくことが理想なのですが、それまでは、シャドウ IT を利用する個人や部門が、その利用範囲を適切に制限していくことが不可欠なのでしょう。 つまり、一人一人の従業員に課せられたクラウド・リテラシーが、とても大切な時代なのだと思っています。 _AC Stamp
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Container の調査: エンタープライズ DevOps のためにも、コンテナが不可欠だ!
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Apple 対 FBI : この闘いに、Google/Facebook/Twitter などが参戦! もちろん Apple 全面支援だ!

Posted in .Selected, Apple, Facebook, Google, Government, Privacy, Security, Twitter by agilecat.cloud on February 21, 2016
Google, Facebook, Twitter support Apple on encryption dispute with FBI
Reuters – 19 February 2016
http://www.thestar.com.my/tech/tech-news/2016/02/19/facebook-twitter-support-apple-on-encryption-dispute-with-fbi/
 
_Star Online
 
 SAN FRANCISCO: Facebook and Twitter, two of Silicon Valley’s most powerful companies, backed Apple’s refusal to help the FBI break into an iPhone used by a shooter in the San Bernardino attack, saying that complying would set a dangerous precedent for privacy.
 
SAN FRANCISCO: Silicon Valley を代表する企業である Facebook と Twitter などが、FBI が要求する情報開示に対して、つまり San Bernardino 銃撃事件で犯人が使っていた iPhone の解析に対して、拒否の姿勢を貫く Apple を支援するという立場を明確にした。その要求に従うと、プライバシーに危害を加える前例を残すことになるからだ。
 
It took two days, but the companies’ entry solidifies a small but powerful band of tech giants supporting Apple in its quest to buck government demands that it says would irreparably damage security and erode consumer trust.
 
ここまでに二日を費やし、また、結束を提唱する企業は少数であるが、Apple の抵抗を支持する企業は、いずれもパワフルである。そして、政府の要求は、修復不可能なまでにセキュリティを破壊し、一般民衆の信頼を損なうものになると発言している。
 
Sundar PichaiYoutube
 
Similar stance: Pichai has tweeted in support of Google’s rival, Apple.
 
Among the first to come to Apple’s defense was its chief rival. Chief executive officer Sundar Pichai of Alphabet Inc’s Google tweeted in support of Apple on Wednesday.
 
抵抗を続ける Apple に対して、最初の支援を申し出たのは、そのライバル企業のトップである。
 
Alphabet 傘下の Google において、CEO を務める Sundar Pichai が、この水曜日に、Apple を支持するツイートを発したのだ。
 
But other companies are staying mum. Yahoo Inc and Microsoft Corp have yet to weigh in on the case.
 
しかし、他の企業は口を閉ざしている。Yahoo Inc と Microsoft Corp は、この問題について、深刻さを計りかねている。
 
In characteristic fashion, Twitter CEO Jack Dorsey used the service itself to lend support to Apple CEO Tim Cook, tweeting “We stand with @tim_cook and Apple (and thank him for his leadership).”
 
Twitter の CEO である Jack Dorsey は、彼らしい言葉を用いて、Apple CEO の Tim Cook をサポートしている。そのツイートでは、「私たちは、@tim_cook および Apple の側に立ち、闘うべきだ(彼のリーダーシップに感謝)」と述べている。
 
In a statement, Facebook said, “We will continue to fight aggressively against requirements for companies to weaken the security of their systems.”
 
Facebook は、「 企業のセキュリティ・システムを弱体化させるような要求に対しては、断固として戦い続ける」という、ステートメントを発している。
 
The case has intensified the rift between tech companies and law enforcement over the limits of encryption. And law enforcement groups have been vocal about their support for the Justice Department.
 
この事象が示すのは、暗号化という側面を超えたところで、ハイテク企業と法執行機関の間に生じている、亀裂の深さである。そして、国家権力は、Justice Department(司法省)の支持を得ようと、その声を大にしているところだ。
 
 
Apple vs FBIAlthough some firms have remained silent, the industry is firmly on Apple’s side, said Aaron Levie, CEO of cloud-based storage provider Box Inc.
 
いくつかの企業は沈黙を続けているが、この業界は Apple の側にあると、クラウド・ベース・ストレージ・プロバイダー Box の CEO である、Aaron Levie は述べている。
 
“Companies choose to use their political capital when it is really important or relevant to them,” Levie said. “If individually pressed you would see the same message from essentially any Internet or hardware or enterprise software CEO or company, and that’s because the fundamental security model of our technology would break if you were to comply with this kind of order.”
 
Levie は、「あらゆる企業は、こうした重要かつ深刻な問題に直面するとき、自身のポリシーと資本の保護を選択する。もし、特定の企業に圧力が掛かるなら、対象がインターネット企業であろうが、ハードウェア企業であろうが、エンタープライズ・ソフトウェア企業であろうが、その CEO たちは同じメッセージを発することになる。この種の要求に従うことは、それぞれの企業におけるセキュリティの、基本的なモデルやテクノロジーを破壊することになるのだ」と発言している。
 
Levie said he unequivocally supports Cook’s stance. “The whole grounds on which Apple is standing on are just super important,” he said.
 
Levie は、明確に Cook をサポートするスタンスに立っており、また、「Apple が直面している状況は、その全てにおいて、きわめて重要な事象なのだ」と述べている。
 
At the center of the case is an iPhone used by Rizwan Farook, who along with his wife, Tashfeen Malik, killed 14 people and wounded 22 in a shooting rampage in San Bernardino, California.
 
この事件の中心にあるのは、Rizwan Farook が使用していた iPhone である。彼は、その妻である Tashfeen Malik と伴に、San Bernardino, California で銃を乱射し、14人を死亡させ、22人 を負傷させている。
 
The young married couple sympathised with Islamic State militants, and government investigators want the data on the phone to learn more about their activities the day of the shooting and their contacts with either accomplices or Islamic State.
 
この若い夫婦は、イスラム国の過激派に共感を示していた。そして、政府の調査期間は、犯行に及んだ経緯の詳細や共犯者を、そしてイスラム国との接点を解明するために、その iPhone 上のデータを必要としている。
 
Apple’s Cook had said the court’s demand threatened the security of Apple’s customers and had “implications far beyond the legal case at hand.” —  Reuters
 
Apple の Cook は、この法廷からの要求は、Apple カスタマーのセキュリティを脅かすものであり、また、これまでの法解釈からの逸脱を示唆すると述べている。—  Reuters
 
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government-55aFBI から見れば、単なる捜査の一環なのでしょうが、地球全体から見れば、これは公と個の闘いでもあるのです。先日に、「セーフ・ハーバーの 終了から、EU Cloud 28+ の 船出へ:ついにクラウドの分化が始まるのか?」という抄訳をポストしましたが、この発端となったのも、9.11 事件から発生した米愛国者法なのです。 アメリカに限らず、デジタルの世界を管理/掌握したがる国家権力と、あらゆる権力から遊離したところで、グローバル・コミュニケーションを実現したインターネットは、これからも、せめぎあいを続けていくのでしょう。 _AC Stamp
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<関連>
Social Media の調査: ヘルスケア・ビジネスと、ユーザー接触と、コンプライアンス
米諜報機関 NSA は、どのようにして暗号を解析したのか? その手法が明らかになってきた!
インドの Smart City 開発に アメリカも参戦: Obama 大統領が署名した!
Apple と China Telecom が提携:中国人ユーザーのデータは、中国本土のデータセンターへ
さぁ開戦だ! ネットの中立性を護れと、Amazon/Netflix/Google などが FCC に圧力!
 

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