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米国/欧州/中国の GDP をチャートで比較すると、いまの IT を支える 三極構造が見えてくる!

Posted in .Selected, Asia, Research, Strategy by agilecat.cloud on November 15, 2015
Europe is bigger than the US
Bob Bryan – Jun. 30, 2015
http://www.businessinsider.com/charts-eu-economy-is-bigger-than-the-us-2015-6
 
_ Business Insider
 
As a single country, the US is the biggest economy in the world.
 
単独の国として、世界最大の経済規模を誇るのは US である。
 
EU USFlickr
openDemocracy
 
But given its close ties, you could easily argue that the countries of the European Union make for one big economy. Indeed, you would be arguing that it’s the world’s largest economy.
 
しかし、各国間の緊密な関係を前提にすると、相当量の経済を生み出す存在として、European Union(EU)が浮上するという主張に、あなたも容易に頷くだろう。そして、世界最大の経済は EU にあると、あなたも主張するようになるはずだ。
 
With Greece’s probable default worrying European markets, maintain economic calm on the continent is even more important than many people realize. Joseph P. Quinlan, chief market strategist for US Trust, made this fact abundantly clear in a note that laid out just how important the EU’s economy is to the world.
 
Greece におけるデフォルトの可能性が、EU 市場の不安材料であるが、この大陸の経済を安定させることは、多くの人々が実感している以上に重要なことである。US Trust の Chief Market Strategist である Joseph P. Quinlan は、EU は世界経済のために極めて重要だという指摘の中で、この事実を見事なまでに説明し切っている。
 
eu-us-china-india-gdp
 
US Trust
 
The adjusted GDP of the 28 EU member nations is bigger than both China and the US, the traditional list of world’s economic super powers.
 
EU に加盟する 28カ国の GDP を合算すると、世界の経済大国と言われ続けてきた、China および US の GDP より大きくなるのだ。
 
“In nominal U.S. dollar terms, the European Union (plus Norway, Switzerland, Iceland) accounted for 25.4% of world output in 2014 according to data from the International Monetary Fund.  That was greater than America’s share (22.5%) and well in excess of China’s—13.4%,” said Quinlan.
 
「International Monetary Fund(IMF)のデータによると、名ばかりの米ドル・ベースで計算するにしても、2014年の EU(+ Norway/Switzerland/Iceland)は、世界経済における 25.4% を占めている。それは、America のシェアである 22.5% よりも、China の 13.4% よりも大きいのだ」と、Quinlan は発言している。
 
The EU consumer is also on top.
 
消費動向においても、EU はトップである。
 
household consumption expenditure us v eu
 
US Trust Market Strategy
 
The EU, plus periphery nations, accounted for 28.5% of all consumer spending in 2014, according to Quinlan, above both the 26.6% spent by US consumers and the 15.6% spent by the emerging economies of the Brazil, Russia, India and China combined. This attracts global companies to the region.
 
Quinlan によると、EU と周辺国を合算すると、2014年の購買力(一般消費者)は 28.5% となり、US の 26.6% を超える。また、Brazil/Russia/India/China で構成される、いわゆる BRIC の合計である 15.6% も超える。この EU の事実は、グローバル企業を魅了するだろう。
 
“Gaining access to wealthy consumers is among the primary reasons that US companies venture overseas, and hence the continued attraction of Europe to US firms,” wrote Quinlan.
 
「富裕層の消費者にアクセスすることは、US ベンチャー企業が、海外に進出する主な理由の一つである。 したがって、US 企業から EU 市場へ向けられた、熱い眼差しが弱まることはないと、Quinlan は記している。
 
So while Greece has little direct impact on the US, stabilizing the massive EU econdeniesomy should still be a huge concern for Americans and the rest of the world.
 
したがって、Greece の危機がダイレクトに、US に大きく影響することはないだろうが、大規模な EU 経済を安定させることは、US を含めた世界の人々が、大きな関心を払うべき事柄なのだ。
 
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weekendこのポストですが、文章とチャートが、ちょっと噛み合っていない感じがします。 読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。 ただ、他では見かけないものであり、また、とても興味深い内容なので、ずっと翻訳候補のリストに残していたのです。そして、つい先日に、この後書きのチャート(クリックで拡大)を見つけたのですが、組み合わせてみると面白そうだったので、訳してみたというわけです。こちらの方は、ヨーロッパ列強による植民地支配が、世界の経済に及ぼした影響を示しています。いろいろな出来事が生じているのですが、その中でも際立ったものとして、第一次世界大戦 (1914-1918)、世界大恐慌 (1929-1930)、第二次世界大戦 (1939-1945) があり、それがチャートの動きにも現れていますね。
 
Global GDP Chartそして、中国に関連する大きな出来事としては、以下の項目があげられるでしょう。
 
1840:アヘン戦争
1900:義和団事件
1911:辛亥革命
1976:文化大革命が終わる
1977:鄧小平が実験を握る
 
チャートを見れば一目瞭然ですが、1980年あたりから、中国の経済が急成長しています。そして、2014年におけるバランスは、Business Insider のチャートと、ほぼ一致しています。 この、Agile Cat というブログとは、あまり関連しないように感じるでしょうが、この三極構造の中で、モバイルも、クラウドも、IoT も、渾然一体となって成長していくのです。そして、程なく、そこにインドが加わり、IT の世界は四極化していくのだろうと思えるのです。_AC Stamp
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追記: 文中の1枚目のチャートは、PPP(purchasing power parity)ベースの GDP です。 ただし、文中には、米ドル・ベースの GDP として、EU 25.4%/US 22.5%/China 13.4% というふうに記載されています。また、後書きのチャートも PPP ベースですが、ほぼ 200年という期間におよぶ GDP を、一国の通貨で表現しても、あまり意味が無いということなのでしょう。
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