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Facebook と Mark の途上国戦略:Coca-Cola スタイルの長期スパンで考えていく

Posted in .Selected, Facebook, Internet.org, Strategy by Agile Cat on January 13, 2015

Mark Zuckerberg Reveals How Facebook Could Make Money Bringing The Internet To Poor People In Distant Parts Of The World
http://wp.me/pwo1E-8c3
Eugene Kim – Dec. 4, 2014
http://www.businessinsider.com/mark-zuckerberg-explains-how-internetorg-could-help-facebook-2014-12

_ Business Insider

Facebook CEO Mark Zuckerberg has always framed Internet.org, his project to bring internet access to everyone in the world, as a non-profit, humanitarian aid type of mission. One of his early pieces on Internet.org was titled, “Is Connectivity A Human Right?”

Facebook の CEO である Mark Zuckerberg は、Internet.org のことを常に考えている。この、彼のプロジェクトとは、人道的な視点に立ち、地球上のすべての人々にインターネット・アクセスを提供しようという、非営利の試みのことである。Internet.org について、以前に彼は、“Is Connectivity A Human Right?” というタイトルのドキュメントを残している。

That’s caused some scathing remarks from critics who called his project “venture humanitarianism” and “Facebook’s gateway drug.” Even Bill Gates, one of Zuckerberg’s mentors, said, "Hmm, which is more important, connectivity or malaria vaccine? If you think connectivity is the key thing, that’s great. I don’t.”

しかし、この彼のプロジェクトが引き金となり、いくつかの痛烈な発言が浴びせられた。 たとえば、「ベンチャー的人道主義」もしくは「Facebook ゲートウェイ・ドラッグ」と呼ぶ、批評家たちが出てきたのである。さらに、Zuckerberg のメンターである Bill Gates でさえ、「コネクティビティとマラリア・ワクチンの、どちらが重要なのだろう? 君がコネクティビティだというなら、それは素晴らしいことだが、私には理解できない」と述べていた。

Justin Sullivan
Getty
Facebook CEO
Mark Zuckerberg

In a recent interview with Time Magazine, Zuckerberg reiterated his point, essentially saying there’s no immediate money to be made from this project. “Traditional businesses would view people using your service that you don’t make money from as a cost,” he told Time.

最近の Times Magazine とのインタビューにおいて Zuckerberg は、このプロジェクトは本質的に、ただちに資金を回収できるものではないという、自身の観点を繰り返して説明していた。そして、彼は、「従来からの考え方で運営されてきた企業は、コストに基いて収益を上げることのないサービスを、便利に使っている人々を見ているはずだ」と、Times に語っている。

But when further pressed, Zuckerberg gave some hints of what he really sees in Internet.org: a long term project that could eventually turn profitable.

しかし、さらに突っ込んで質問されたとき、Zuckerberg は Internet.org に期待している本心について、いくつかのヒントを提供している。 つまり、最終的には収益をもたらすことのできる、長期的なプロジェクトだと考えているのだ。

He said: “There are good examples of companies — Coca-Cola is one — that invested before there was a huge market in countries, and I think that ended up playing out to their benefit for decades to come. I do think something like that is likely to be true here. So even though there’s no clear path that we can see to where this is going to be a very profitable thing for us, I generally think if you do good things for people in the world, that that comes back and you benefit from it over time.”

彼は、「 いくつかの、適切な事例となる企業があるが、ここでは、Coca-Cola について話したい。同社は、対象となる国々で、マーケットが巨大になる前に投資し、最終的には、その後の数十年にわたって利益を享受している。そのようなことが、私たちのプロジェクトでも起こるという、何らかの展開を期待している。 したがって、きわめて有益なものになると判断するための、明確な道筋が無いにもかかわらず、世界の人々のために、なんらかの良いことを行うなら、時間はかかるだろうが、やがては利益として返ってくると、いつも私は考えている」と述べている。

Coca-Cola is known for aggressively expanding beyond its core markets, often investing early at a loss in untapped markets for larger returns in the future. It first expanded to Cuba and Panama in 1906, and Asia in 1912. In 2012, it revealed a five-year plan to invest $30 billion around the world as part of its grand vision to double sales by 2020.

Coca-Cola は、そのコアとなるマーケットを飛び越えて、積極的な拡大戦略を取る存在として知られている。そして、多くのケースにおいて、未成熟な市場での損失を厭わず、将来的に大きなリターンを得るために、早期から投資を開始している。同社における最初の海外展開は、1906年の Cuba と Panama であり、1912年には Asia へと拡大している。そして、2012年には、5ヵ年計画で世界の各地に $30 billion を投資することで、その売上を 2020年までに 2倍にするという、壮大なビジョンを明らかにしている。

For Internet.org, Zuckerberg has partnered with big tech companies like Ericsson, Qualcomm, and Samsung, all under the goal of “bringing the internet to the two-thirds of the world’s population that doesn’t have it.”

Internet.org において、Zuckerberg は、Ericsson/Qualcomm/Samsung といった大手ハイテク企業と提携している。そして、それらすべての企業は、「インターネットを手にしていない、世界人口の 2/3 と言われる人々に、それを提供していく」という目標を共有している。

Its plan is to bring internet connectivity to even the most remote regions through drones and satellites. It’s also created a free app that provides lots of content to developing countries, like Zambia, Tanzania, and Paraguay. The content would come from a bunch of different apps, including AccuWeather, Google search, Wikipedia, and of course, Facebook.

その計画とは、ドローンやサテライトを介して、最も遠く離れた地域に対しても、均等なインターネット接続をもたらすことである。また、Zambia/Tanzania/Paraguay といった途上国に対して、大量のコンテントを提供するために、無料のアプリを開発している。さまざまなアプリが、それらのコンテントを提供することになるが、そこには、AccuWeather や、Google Search、Wikipedia、そして、もちろん Facebook も含まれている。

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Internet.org におけるマネタイズですが、どのように考えているのかと、ずっと疑問に思っていました。 そうしたら、1900年代初頭から海外投資を始めている、Coca-Cola 型という話なんだそうです。 それと比べれば、きわめて短時間で、Facebook は世界に広まっていくのでしょうが、その基盤となるモバイル・ネットワークが整備されるまで、Facebook も経済面から支援していくことになるはずです。 先進国と途上国の人々が、つまり、富める人々と貧しい人々が、なんのコミュニケーション手段も保たずに、断絶された状況が続いていくなら、これからも世界の随所で悲劇が繰り返されるでしょう。 パリでの事件と合わせて考えると、ここにも、人類が渡るべき橋があるように思えてきます。 

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