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SaaS の調査:データ喪失における5つの事由と、それぞれの比率

Posted in Management, On Monday, Research, Security by Agile Cat on January 12, 2015

SaaS: Five Ways to Lose Your Data
http://wp.me/pwo1E-8bI
By Dick Weisinger – Jan 9, 2015
http://formtek.com/blog/saas-five-ways-to-lose-your-data/

_ formtek

While security is typically the biggest worry users have about using cloud services, a related worry is data loss.  In 2013, the Aberdeen Group reported that nearly a third of companies that have used SaaS services in the cloud have lost some of their data.  When selecting a cloud vendor, users are often primarily concerned with uptime SLAs and server performance, but they often overlook data backups when making a decision.

一般的に見て、クラウド・サービス利用するユーザーは、セキュリティを一番に心配するが、それに関連する心配事としてデータ喪失がある。2013年に Aberdeen Group は、クラウド上で SaaS を利用している企業の約 1/3 が、なんらかのデータを失っているとレポートしている。クラウド·ベンダーを選択する際に、数多くのユーザーは、まずは アップタイムに関する SLA と、サーバーのパフォーマンスに関心を示すが、最終的な決定を下すときに至っても、データ・バックアップが見落とされているというケースが多々ある。

Data loss likely happens more frequently than you might imagine.  Dick Csaplar, director of Product Marketing at SDL, wrote that ”once an individual data element in a SaaS application gets changed and the application closed, there is little to no ability to recall the old data.  If a particular data field is over-written by an end-user, co-user, or contributing application, the original data is either lost entirely or becomes difficult and expensive to recover. Some SaaS providers do offer services to recover over-written or deleted data, but those services can take several weeks before the data is produced and be very expensive.”

データの喪失は、誰もが想像する以上に、頻繁に生じていると思われる。SDL の Director of Product Marketing である Dick Csaplar は、「SaaS アプリケーションにおける個々のデータ要素が変更されるとき、あるいは、それらのアプリケーションが終了するときに、ほとんどのケースにおいて、古いデータを呼び戻す能力が失われている。 また、エンド・ユーザーや、データを共有するユーザー、そして、コントリビュートされたアプリなどにより、特定のデータ・フィールドが上書きされている場合には、元データが完全に失われる可能性がある。 また、その回復は困難なものとなり、実施するにしても多額のコストを伴うものとなる。いくつかの SaaS プロバイダーは、上書きされたデータや、削除されたデータを、復旧させるためのサービスを提供しているが、それらのサービスにより、データを再生成するには数週間を要することもあり、また、その費用もきわめて高額だ」と述べている

A report by the Aberdeen Group identified five ways that data is typically lost when using cloud services:

Aberdeen Group のレポートは、クラウド・サービスを利用する際に生じる、データ喪失の典型的な5つの事由について、以下のように指摘している:

User Error.  This is the most frequent reason for data loss.  Users make mistakes.  Nearly two thirds of all data loss incidents are because of mistakes.

データ喪失において、最も可能性の高い事由である。 ユーザーは、ミスを犯すものである。すべてのデータ喪失において、その原因の約 2/3 がユーザーのミスである。

Closed Accounts.  When an employee leaves, if their cloud accounts are closed, access to the data they had created or received may also be deleted.  Ten percent of organizations say that they lose data in this way.

ユーザー企業の従業員が離職する際に、担当していたクラウドのアカウントをクローズしたことで、彼らが作成/利用していたデータへのアクセスが喪失するケースがある。ユーザー組織の 10% が、この事由によりデータを喪失したことがあると発言している。

Hacker/Theft.  Ten percent of users reported that they lost data due to an outsider gaining access to their system and data.  Often it just takes a hacker getting access to a single user’s account in order to compromise your data.

ユーザーの 10% が、部外者によるシステムやデータへのアクセスにより、データを喪失したことがあるとレポートしている。多くの場合において、ハッカーがシングル・ユーザー・アカウントにアクセスしたことで、企業のデータが危険にさられるという結果を生じている。

Malicious Deletion.  Seven percent of organizations report problems where disgruntled employees have purposely deleted data

不満を持つ従業員により、データを故意に削除されたことがあると、ユーザー組織の 7% がレポートしている。

Third-party Software.  Seven percent of organizations also report that they’ve had problems losing data when third party software is used with their SaaS applications, for example, for syncing or importing data.

対象となる SaaS アプリケーションに対して、サードパーティのソフトウェアを用いたときに、データの喪失が生じたと、7% の組織がレポートしている。 たとえば、データの同期やインポートなどが、そのケースとして挙げられる。

While it seems like problems like dealing with closed accounts and hackers may have a slightly higher probability of occurring in the cloud, none of these ways are really unique to SaaS cloud applications, they’re problems that business have had to deal with for some time in the on-premise world too.

アカウントの閉鎖とハッカーによる侵害が、少しだけ確率が高いように思えるが、SaaS クラウド・アプリケーション固有の問題というわけでもない。つまり、時として、オンプレミスの世界においても、ユーザー企業として対応せざるを得ない問題なのである。

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このポストを訳そうと決めて、まず、最初に行なったことは、WordPress からのポストのエクスポートでした 🙂 ほんとうは、お正月にやろうと決めていたことだったのですが、お屠蘇イレーサーにより、そのスケジュールが消去されていたというわけです。 今年は、毎月末のルーチン・ワークとして、カレンダーに埋め込むようにしなければいけませんね。 とは言え、もし、何らかの問題が生じた後に、ポストをインポートして復元したとしても、PV データやコメントなどが、どこまで再現されるのかは分かりません。 ましてや、Facebook から Open Graph を介して流れ込んできた、LIKE に関するデータなどは、いったい、どうなってしまうのでしょう? ブログのような静的なサイトであっても、ちょっと考えるだけでたくさんの心配事が浮かんできます。 もっと動的にデータを取り扱うサイトであり、それがビジネスに直結する場合などは、ほんとうに真剣に考えなければなりません。SaaS ベンダーとクラウド・ストレージ・ベンダーが提携して、自動スナップショットのサービスを提供してくれるのが、理想的な形態なのですが。。。

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