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Apple 首脳陣は、スマホ市場の占有率について、本気でクソだと思っている

Posted in .Chronicle, .Selected, Apple, Mobile, Research by Agile Cat on January 8, 2015

Apple Executives Apparently Think The Data Used To Measure Smartphone Market Share Is Garbage
http://wp.me/pwo1E-8aK
Jay Yarow – Dec. 23, 2014
http://www.businessinsider.com/apple-executives-on-smartphone-market-share-2014-12

_ Business Insider

Since Apple started selling the iPhone, things have been pretty great for the company. The stock is at $112 today. When Apple announced the phone in 2007, the stock was at $12 (adjusted for stock splits).

Apple が iPhone を発売して以来、このプロダクトは同社に対して、素晴らしく貢献してきた。 今日(12/23)の Apple の株価は、$112 である。 そして、2007年に Apple が、このスマホについてアナウンスしたとき、その株価は $12(株式分割を換算)だったのだ。

AP
Apple CEO Tim Cook in an Apple Store

Apple’s revenue was $183 billion in fiscal 2014. Of that, $102 billion came from the iPhone. In fiscal 2007, revenue was $24 billion.

2014年の会計年度において、Apple の収益は $183 billion に達しているが、そのうちの $102 billion は iPhone から生じている。 また、同じく 2007年度の売上は、$24 billion に過ぎなかったのだ。

But there’s been one small nagging data point that’s not so great for Apple — smartphone market share. Apple has 11.7% of the smartphone market, according to IDC. Android has 84.4%.

しかし、Apple にとってネガティブであり、また、拭い切れないデータが1つだけある。 つまり、スマホに関する、マーケット・シェアのことである。 IDC によると、スマホ・マーケットにおける Apple のシェアが 11.7% であるのに対して、Android は 84.4% に達している。

Market share doesn’t matter, for the most part. Apple’s iPhone sales have continued to grow, even as it lost market share.

このマーケット・シェアは、ほとんどの場合において問題にならない。 Apple における iPhone の販売は、マーケット・シェアを失うにしても、成長を続けているのだ。

The only way that market share matters is if developers use it as guide post for their decisions. If you’re making software, you want as many people as possible exposed to your software. To do that, you would have to develop for Android, which has more users.

マーケット・シェアが意味を成すのは、デベロッパーたちが開発プラットフォームを決定する際のガイドとして、それを利用するときだけである。もし、あなたがソフトウェアを作成するなら、可能な限り多くの人々に、あなたのソフトウェアを使ってもらいたいはずだ。 そうしたいなら、より多くのユーザーを持つ Android のために、あなたは開発することになる。

If developers focused on Android, then Apple’s iPhone software, iOS, would become second-class. It would have weaker apps. As a weaker platform, it would be less attractive, and then the iPhone business would collapse.

デベロッパーたちが Android にフォーカスしてしまうと、Apple の iPhone ソフトウェアである iOS は、劣った扱いを受けることになる。 つまり、アプリのラインナップが弱体化してしまうのだ。 その結果、魅力のない弱いプラットフォームになり、iPhone ビジネスが崩壊するという流れに陥る。

BI Intelligence

But, that hasn’t happened. In part, it’s because Apple has more valuable users.

しかし、それは起こっていない。 なぜなら、それを補うものとして、Apple は価値を生み出すユーザーを抱えているからだ。

During the Black Friday shopping period, Adobe reported, "iOS users drove four times as much mobile sales revenue as Android users, 79 and 21 percent respectively."

Adobe のレポートによると、たとえばショッピング・シーズンの Black Friday において、「iOS ユーザーは Android ユーザーに対して 79% 対 21% という、4倍に相当するモバイル売上を達成している」ことになる。

In general, iPhone users are more engaged with apps, and more willing to pay for apps.

一般的に見て、iPhone ユーザーはアプリに対して強くコミットし、また、料金の払いっぷりが良いのだ。

As a result, developers have not bailed. They’ve done the opposite. They’re building for iOS first, and Android second, despite the market share disparity.

その結果として、デベロッパーたちは身動きせず、セオリーとは反対の行動を取っている。 つまり、マーケット・シェアに格差があるにもかかわらず、iOS ファースト、Android セカンドという順序でアプリを構築している。

Still!

でもね!!!

This market share thing remains a thorn in Apple’s side. People just don’t think the iPhone business can continue to succeed if its market share remains stalled. They view it as a long-term threat, despite Apple’s continued iPhone sales growth.

このマーケット・シェアという事象は、Apple にとって悩みの種として残り続ける。iPhone ビジネスのマーケット・シェアが低迷し続けるなら、その成功が継続すると、人々は思わなくなる。つまり、Apple における iPhone の売上が、このまま伸びるにしても、長期的な脅威としてマーケット・シェアを見ることになる。

It seems like the only way for Apple to fix this market share "problem" is to lower prices to sell more phones, but that would put pressure on Apple’s profits, which would hurt its stock. So, to these people, Apple is stuck between a rock and a hard place.

このマーケット・シェアの問題を Apple が修正するなら、iPhone の価格を下げて、販売台数を増やすことが、唯一の方法だと思える。しかし、それにより Apple の利益が圧迫され、さらには、株価に悪影響が出るだろう。したがって、この現象を危惧する人々からは、Apple が板挟みになっているように見えてしまう。

AP

Apple is not too thrilled with all of this debate. It hates that people fixate on its one weak point when so much else is going well.

Apple は、この種の議論を、抑えこもうとしている。そして、すべてが上手くいっているときに、そのような弱点を突っつく人々を嫌っている。

And, apparently, Apple executives think the data people are using for market share is junk.

そして、明らかに Apple 首脳陣は、人々が用いるマーケット・シェアというデータを、本気でクソだと思っている。

Buried in a Walt Mossberg column on Apple and Google is this tiny nugget, with our emphasis added: "In my conversations with Apple executives, they vehemently insist that market share isn’t — and won’t be — their goal, and even go so far as to say that most public market-share numbers are somehow off the mark, though they decline to explain how."

Apple と Google に関するコラムで、ちょっとだけ Walt Mossberg が触れている一文を、ボールドで強調してみた: 「Apple 首脳陣との会話において、彼らが猛烈に言い張っていたのは、マーケット・シェアは目標ではなく、今後も変わらないという見解である。さらに言えば、彼らの意見を聞く限り、パブリックなマーケット・シェアの数字は、何らかの点で不正確なものとなる。 しかし、その理由については、何も言っていない」

That’s all Mossberg says. There is nothing further on it.

Mossberg の発言は、これだけであり、他には何も言っていない。

But it would make sense for Apple to question the numbers. Apple is the only company that openly reports its smartphone sales. Every other company keeps that information private, forcing companies like IDC and Gartner to use their own imperfect methods to track smartphone shipments.

しかし、この種の数字について、Apple に質問することは、理にかなっている。なぜなら、Apple はスマホの販売量をレポートする、唯一の企業だからだ。その他の、すべての企業は数字を公表していない。そのため、IDC や Gartner といった調査会社が、不完全な方式ではあっても、それぞれのメーカーにおける、スマホ出荷量をトラッキングしているのだ。

Shipments do not equal sales through to consumers. Just ask Samsung, which has a built up inventory of the Galaxy S5. Shipments to consumers don’t necessarily mean usage.

出荷量というものは、消費者に届いたときの販売量とは、異なるものである。たとえば、Samsung に問い合わせても、製造された Galaxy S5 の在庫量が返ってくるだけである。つまり、消費者へ向けた出荷量が、必ずしも使用量を意味するわけではないのだ。

Unfortunately for Apple, there’s not much it can do. If it has evidence the numbers are wrong then it can present that data. But that gets complicated, especially since this is a relatively minor issue in the big picture. Apple tries to counterprogram this narrative when it talks about web usage, which shows Android and iOS even at this point.

Apple にとって残念なのは、それ以上のことが出来ないことだ。もし、この種のデータが間違っているという証拠があるなら、それを示すべきだ。しかし、それは、とても複雑ななものとなり、また、全体像と比較すると、マイナーな問題に過ぎない。それなのに Apple は、Web の利用について、そして Android と iOS の利用について、言葉を用いて状況を逆転させようとしている。

The best thing for Apple to do, though, is to keep doing what it’s been doing. It doesn’t get too hung up on market share data. It just sells expensive phones to millions of people. That leads to developers making great apps, and the share price soaring.

Apple にとってベストな方策は、これまで進めてきたことを維持していくことだ。ことさら、マーケット・シェアというデータに固執しないほうが良い。何百万もの人々に、高価なスマホを販売していくのだ。そうすれば、デベロッパーは素晴らしいアプリを作成し、それが株価の高騰につながるのだ。

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Jay Yarow さんは、かなり頭にキテいるという感じですね。 彼は、Business Insider におけるチャート・シリーズを確立させた人であり、ビジアライズされた数字は百言にも優るという考え方を、持っているはずなのです。 おそらく、同じような考え方のジャーナリストたちが、Apple 首脳陣に対して厳しい見方をしていくことになるでしょう。 一言でいって、「キジも鳴かずば撃たれまい」なのですが、先日の Mark Zukerberg の反発にもあるように、Apple のお偉いさんたちは、ちょっと余計なことを言い過ぎる傾向にあるようですね。 Agile Cat も、「人のふり見て我が身を正せ」で、いろいろと反省していきたいと思っています。 

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