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Technology の調査:IBM による 7 NANO チップへの取り組みは、ポスト・シリコンへの挑戦でもある

Posted in IBM, On Monday, Research by Agile Cat on September 22, 2014

Technology: IBM Invests Big in Nanometer Technology for Chips
http://wp.me/pwo1E-7Tk

By Dick Weisinger – September 8th, 2014
http://formtek.com/blog/technology-ibm-invests-big-in-nanometer-technology-for-chips/

_ formtek

IBM has announced plans for building a new generation of chips that will push silicon technology to its limits.  They’ve committed to spending $3 billion over the next five years to create a chip based on ’7 nanometer technology’.  That represents 10 percent of IBM’s total research budget.  These next generation of chips are targeting applications for cloud computing, big data, mobility and security.  The money will be dedicated towards research that will help overcome current technical challenges with making chip technology even denser.

IBM は、そのシリコン・テクノロジーを限界までプッシュする、新世代のチップを構築していくためのプランを発表した。同社は、7 NANO テクノロジーをベースにしたチップを開発するために、今後の 5年間で $3 billion を投入すると宣言したのだ。それは IBM における、すべての研究予算の 10% に相当する。それらの、次世代チップは、クラウド・コンピューティング/ビッグ・データ/モビリティ/セキュリティに関連するアプリケーションをターゲットにしている。この、膨大な予算を費やす研究により、高密度チップ・テクノロジーが開発されると、現時点における技術的な課題が克服されていくだろう。

Interestingly, this new generation of chip may not be based on silicon.  IBM is considering material alternatives like carbon nanotubes and also may deviate from standard computing techniques, applying things like machine learning, quantum computing, neuromorphic and cognitive computing.

興味深いことに、この新世代チップはシリコンをベースにしていない。 IBM は、その代案として、カーボン・ナノ・チューブのような素材を検討しており、また、標準的なコンピューティング・テクノロジーから逸脱するものとなるが、マシン・ラーニング/量子コンピューティング/ニューロモーフィック/認知コンピューティングなどに適したものになるという。

Tom Rosamilia, SVP of IBM Systems and Technology Group, said that “in the next ten years computing hardware systems will be fundamentally different as our scientists and engineers push the limits of semiconductor innovations to explore a post-silicon future.”

IBM Systems and Technology Group の SVP である Tom Rosamilia は、「 これからの 10年の間に、私たちの科学者と技術者たちが、将来におけるポスト・シリコンを探求し、半導体のイノベーションを限界まで押し上げるにつれて、コンピューティングのハードウェア・システムは、その根本から異なるものに変化していく」と、述べている

Richard Doherty, technology research director at the Envisioneering Group, said that ”scaling to 7nm and below is a terrific challenge, calling for deep physics competencies in processing nano materials affinities and characteristics. IBM is one of a very few companies who has repeatedly demonstrated this level of science and engineering expertise.”

Envisioneering Group の Technology Research Director である Richard Doherty は、「7 NANO 以下へとスケーリングしていくことは、素晴らしい挑戦である。そこでは、NANO 素材を推進するための親和性と特性に関する、奥行きのある物理学コンピテンシーを要求される。IBM は、このレベルにおいて、サイエンスとエンジニアリングの専門知識を、繰り返して実証していこうとする、きわめて少数派の企業である」と、発言している

John Kelly, senior vice president, IBM Research, said that ”the question is not if we will introduce 7 nanometer technology into manufacturing, but rather how, when, and at what cost.  IBM engineers and scientists, along with our partners, are well suited for this challenge and are already working on the materials science and device engineering required to meet the demands of the emerging system requirements for cloud, big data, and cognitive systems.”

IBM Research の Senior VP である John Kelly は「7 NANO テクノロジーが製造レベルに至るのかどうかというより、どのような形態で、また、どれくらいのコストで、それが実現されるのかを、私たちは知りたいのだ。IBM の技術者と科学者は、当社のパートナーたちと協調している。 そして、このチャレンジに適応するよう、素材サイエンスとデバイス工学に、すでに取り組んでいる。それは、クラウド・コンピューティング/ビッグ・データ/認識システムといった、新たなシステム要件満たすために必要なことである」と、述べている

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もう、2年以上も前のことですが、「0.1 NANO メーターのトランジスタと CPU の進化」という抄訳をポストしたことがあります。この記事は、オーストラリアの研究チームによる成果を紹介するものであり、美しいインフォグラフィクスも提供されています。 また、Cloud News Asia の TSMC カテゴリを見ると、いまの主要ビジネスが、20 NANO〜28 NANO 辺りのレンジで展開されている様子も見えてきます。7 NANO なんて信じられないと思うでしょうが、そういう時代が、必ずやってくるはずです。

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