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一眼レフを捨て iPhone に持ち替えた、アート・フォトグラファーの話し

Posted in Apple, Post-PC, Weekend by Agile Cat on August 2, 2014

Why One Professional Photographer Ditched Her Camera To Shoot Full-Time With An iPhone
http://wp.me/pwo1E-7Ii

Caroline Moss – Jul. 13, 2014
http://www.businessinsider.com/kat-sloma-iphone-artist-2014-7

_ Business Insider

18 months ago, Kat Sloma made a decision: She would start only be using her iPhone to take photographs and make art.

Kat Sloma は、18ヶ月前に、ある決断を下した。 彼女は、写真の撮影とアートの作成に、iPhone だけを使おうと決めたのだ。

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Sloma, an artist based in Oregon, has been using a 35mm camera for over ten years, including the two years her family lived in Milan, Italy. But she never wanted to learn Photoshop, and after awhile felt her art was hitting a roadblock.

Sloma は、Oregon をベースにするアーティストであり、家族と共に Milan, Italy に住んでいた 2年間を含めて、35mm カメラを 10年以上にわたって使用し続けていた。しかし、彼女は Photoshop をを学ぶことを嫌い、そのことが、アートの作成にとって壁のような存在になっていった。

That’s when a friend gifted her with a used iPod touch in 2011, reports The Statesmen Journal, and introduced her to photo apps like Instagram and Snapseed.

The Statesmen Journal のレポートによると、2011年に友人から中古の iPod touch がプレゼントされたとき、Instagram や Snapseed といったフォト・アプリを、彼女は知ることになる。

Sloma said she was hooked, and decided to purchase an iPhone — just for the camera.

そして、それらに夢中になった Sloma は、カメラとして iPhone を購入することに決めた、と発言している。

It was then that she realized she could be much more creative with her work, thanks to the dozens and dozens of photo apps she could download. Now she only shoots with an iPhone, and edits the photos she takes with her collection of apps on an iPad.

それ以来、彼女の才能は開花し、よりクリエイティブな作品を生み出し始めた。 それは、ダウンロードが可能な、数十種類のフォト・アプリのおかげでもある。いまの彼女は、iPhone を撮影だけに利用し、iPad 用のアプリを用いて編集し、その結果をコレクションとしている。

Here’s one of Sloma’s pieces:

Kat Sloma

"There’s a very different experience for me processing photos while sitting at a computer with a mouse than sitting with a phone or a tablet in a comfortable space," she told The Statesmen Journal. "Using my finger or a stylus has that tactile interaction like drawing or painting more so than sitting at a computer.”

「 コンピュータの前に座ってマウスを操作するのではなく、快適な空間でフォンやタブレットを触りながら、写真を処理していくことは、私にとって別次元の経験であった。 指やスタイラスによる感覚的なインタラクションは、コンピュータの操作というより、絵を描くことに似ている」と、彼女は The Statesmen Journal に語っている

Her photography business, Kat Eye Studios, now teaches courses and workshops on iPhone photography and editing, like a "Smartphone Art" class. All attendees need is an iPad or iPhone.

Kat Eye Studios における彼女のフォト・ビジネスは、iPhone による写真の撮影と編集のコースおよび、ワークショップで教えるものとなっており、Smartphone Art クラスという感じになっている。 もちろん、すべての参加者は、iPad や iPhone を持っていなければならない。

Kat Sloma

The judges at the annual Salem Arts Festival named her one of two emerging artists this year and Sloma says she’s not surprised that fellow photographers are more accepting of art created with new technology. She receives the most resistance from painters.

毎年恒例の Salem Arts Festival の審査員たちは、今年の新進アーティストの 1人として、彼女を選んだ。そして、Sloma は、彼女はフォトグラファー仲間が、より新しいテクノロジーで作成されたアートを受け入れていることに、驚きは感じないと言っている。しかし、大半の画家からは、反感を買っているようだ。

"They think it’s easy. They don’t understand that I’ve gone through hours and hours of work to learn how to compose an image.”

「画家たちは、それが安易なことだと思っている。 つまり、私がイメージを構成するために学んできた、膨大な時間について、何も理解していないのです」と、彼女は付け加えている。

このリンク先、ステキです: You can see more of Sloma’s work here.

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初めて Instagram を触ったとき、アーティストの道具立てが変わるだろうという、漠然とした感覚が頭をよぎりました。 たとえば、被写体の側に主権がある、高級車やブランド品の写真には、これまで通りに Photoshop が利用され、商品を魅力的に見せるための、つまりマーケティングを成功させるための作業が、繰り返されていくでしょう。 しかし、 撮る側に主権のあるアートの世界では、もはや Photoshop なんて無用の長物です。そして、新しいツールが、アートのカテゴリも変えていくのでしょう。 絵具や 画材や カメラや Photoshop という、商品経済の上に成り立っていたアートの世界を、Post-PC デバイスとクラウド・サービスが、新しいものに置き換えようとしているのです。とても興味深いトレンドですね。

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