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Google Fiber:ピアリングに課金しないのは、それが Win Win Win モデルだからだ

Posted in Google, Net Neutrality, Netflix by Agile Cat on August 1, 2014

Google Fiber: we don’t charge for peering, don’t have fast lanes
http://wp.me/pwo1E-7Ia

By
Janko Roettgers – May 21, 2014
http://gigaom.com/2014/05/21/google-fiber-we-dont-charge-for-peering-dont-have-fast-lanes/

_ Giga Om

Summary: Actions may speak louder than words, but sometimes it doesn’t hurt to talk about your actions either: Google just explained how Google Fiber does peering — a clear stab at the big competitors that prefer paid peering deals.

Summary: 行動は言葉よりも雄弁かもしれない。 しかし、時には、行動について話すことで、身を守るということもあり得る。Google は、その ISP 事業である Google Fiber において、どのようにピアリングをしているのかを説明し始めた。 ただし、ピアリングに課金したがっている、強力なライバルたちとの差異を、明確に指摘している。

photo: Google

Google  used its Google Fiber internet access business Wednesday to chime in on the continuing debate around peering and internet fast lanes, and guess what: the company doesn’t use either. Fiber, which is slowly expanding its footprint, doesn’t have “any deals to prioritize (some content companies’) video ‘packets’ over others or otherwise discriminate among Internet traffic,” according to a blog post published Wednesday afternoon.

この水曜日に、 Google は Fiber Internet Access 事業部を介して、ピアリングとインターネット高速レーンに関連する議論に、継続的に参加していくことを表明した。 そして、想像するに、どちらも、Google は用いていない。ゆっくりと、カバーする範囲を広げているファイバーであるが、水曜日(5/21)にポストされたブログによると、「ビデオのパケットに優先順位をつけることや(一部の事業者で行われている)、特定のインターネット・トラフィックを区別するようなことは行っていない」とのことだ。

Google also said it doesn’t charge for peering, and instead invites content providers and content delivery networks to colocate within their facilities to get their content closer to the end user. Google identified Akamai and Netflix as two companies that make use of colocation; Netflix has for some time tried to partner with ISPs and place its own OpenConnect caching appliances within the ISPs’ networks.

さらに Google は、ピアリングを有料化することもなければ、コンテントとエンドユーザーの距離を縮めるために、自身のファシリティ内にコンテント・プロバイダーを招き入れても、CDN をコロケートしても、それらに課金することはないと述べている。Google は、コロケーションを適用している事業者として、Akamai と Netflix の存在を認めている。これまでにも、Netflix は ISP と提携しようとしてきた。 つまり、対象となる ISP のネットワーク内に、独自の OpenConnect キャッシング·アプライアンスを配置してきた。

From the blog post:

“We also don’t charge because it’s really a win-win-win situation. It’s good for content providers because they can deliver really high-quality streaming video to their customers. For example, because Netflix colocated their servers along our network, their customers can access full 1080p HD and, for those who own a 4K TV, Netflix in Ultra HD 4K. It’s good for us because it saves us money (it’s easier to transport video traffic from a local server than it is to transport it thousands of miles). But most importantly, we do this because it gives Fiber users the fastest, most direct route to their content.”

私たちが課金しないのは、それが、まさに Win Win Win の状況でもあるからだ。まず、コンテント・プロバイダーだが、きわめて高品質なビデオ・ストリーミングを、顧客に提供できるので、きわめて良いことになる。 たとえば Netflix の場合、私たちのネットワーク内にサーバーをコロケートしているため、その顧客たちは Full 1080 HD のビデオにアクセスできる。 そして、4K TV を持っているなら、Netflix の Ultra HD 4K を楽しめる。 そして、私たち ISP にとっても、コストを節約できるので、とても良いことだ (つまり、ローカル・サーバーから、何千マイルもビデオ・トラフィックを飛ばすよりも簡単だ) 。しかし、私たちが、そうする、最も重要な理由は、ファイバーのユーザーに最速を提供することにある。コンテントに対する、最もダイレクトなルートを提供するのだ。 

Of course, this was more that Google gloating about how fast Fiber is. The post also comes at a time where Netflix sees itself pressured to strike paid peering deals with companies like Comcast and Verizon to improve an otherwise subpar video streaming experience for the customers of those ISPs.

もちろん、こうした展開は、Google がフィアバーの高速性に、単に満足する以上のものとなっている。そして、このポストは、Netflix が有償のピアリング契約により、プレッシャーを受けているときに掲載された。つまり、Comcast や Verizon といった ISP が、基準以下としか考えられないビデオ・ストリーミング・エクスペリエンスを、それぞれの顧客に押し付け、それを改善するためという名目で対価を要求しているのだ。

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3年ほど前に「Google の超高速インターネット(1G BPS)実験が、Kansas City に決定!」というポストで紹介したものが、Google Fiber という名称で実運用されているのだと思います。 Netflix にファスト・レーン料金を請求する他の ISP と比べて、そのインフラは先進的なものであり、それだからこそ、Win Win Win の関係が築けるのかもしれません。 とは言え、それで採算がとれているなら、他社にも出来ないはずはないわけです。 いわゆる、ネットの中立性に関して、既存の ISP たちが述べている論拠を、Google は根本から、ひっくり返そうとしているのでしょう。

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