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日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/6月

Posted in Mobile, Post-PC, Stat Counter by Agile Cat on July 15, 2014

Stat Counter で見た、2014年 6月までのデータです ・・・ 
http://wp.me/pwo1E-7Fo
http://gs.statcounter.com/

Agile_Cat_Loupe

2014年の 5月に続いて、Stat Counter のトラフィック分析結果をクリッピングしました。先月と同じく、プラットフォームごとの分析は止めにして、モバイルも、タブレットも、そして Mac も Windows も、すべてが混在の分析です。 具体的には、1:Browser/2:Browser Version/3:Operating System/4:Search Engine/5:Search Site/6:Social Media/7: Platform の順となります。

まず、項目1の Browser ですが、日本での IE の反攻が目立ちます。 しかし、同じ項目を、世界で見てみると、IE のシェアは依然として落ち続けています。 そして、Chrome も、Firefox も、落ちていることから、全体に占めるモバイル・デバイスの比率が、上昇し続けていると推測されます。このチャートからも、PC 系のシェアが落ちている分だけ、iPhone と Android のブラウザが伸びているという状況が読み取れます。

そして、こうした傾向は、項目3 の OS を見ると明らかになります。 日本でも世界でも、Windows 7 に代表される PC 系 OS がシェアを下げ、iOS と Andorid が力強く伸び続けています。 右のチャートは、項目 7 の Platform に該当するものであり、それと同じデータ項目をインドに限って抽出したものです。 時間軸は、普段の倍の 2年間にしていますが、その理由は、そこまで遡らないと、どの時期に PC と モバイルが逆転していたのかが、分からなかったからです。

先週に、「2014年は合わせて5億台:Android One が狙う中国とインドの市場を1枚のチャートで! 」という抄訳をポストしましたが、世界の IT マーケットにおける、この両国の影響力の大きさをヒシヒシと感じられる内容になっています。 そして、インドに限って言えば、すでにモバイルのトラフィックが、圧倒的な量に達しているというわけです。しかし、正直なところ、2年も前に逆転しているとは思ってもみませんでした。 __AC Stamp 2

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Stat Counter

1

Browser 日本

Browser 世界

2

Browser Version 日本

Browser Version 世界

3

Operating System 日本

Operating System 世界

4

Search Engine 日本

Search Engine 世界

5

Search Host 日本

Search Host 世界

6

Social Media 日本

Social Media 世界

7

Platform 日本

Platform 世界

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世界の方の、Search Engine と Social Media を見ると、Google と Facebook の強さをマザマザと見せつけられます。 そして、そのトラフィックから、両社は膨大な広告掲載料を稼ぎだしているわけです。 日本における Yahoo Japan と Twitter のトラフィックは、世界で見ると かなり特殊な事例となるのでしょう。 検索もソーシャルも、あまりにも寡占化が進んでしまうと面白くないので、強力なコンペティタの登場が待たれるところです。 その意味で、Line や WhatsApp や WeChat といった、メッセージング・サービスのトラフィックを知りたいのですが、P2P だと StatCounter もお手上げなのでしょうかね?  __AC Stamp 2

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富士通がクラウド・シフトのための、膨大な予算を計上!

Posted in Asia, OpenStack, SDN by Agile Cat on July 15, 2014

Fujitsu announces $2bn cloud offensive
http://wp.me/pwo1E-7F3

July 14, 2014 Written by Business Cloud News
http://www.businesscloudnews.com/2014/07/14/fujitsu-announces-2bn-cloud-offensive/

Technology vendor Fujitsu has announced major new initiatives aimed at accelerating its capture of market share in cloud computing. The company said it plans to spend more than ¥200bn (US $2bn) over the next 3 years in a bid to bolster its market position amidst IT incumbents.

テクノロジー・ベンダーである Fujitsu が、クラウド・コンピューティング市場におけるシェア獲得を加速するための、大規模な取り組みについてアナウンスした。同社は、これまでに培ってきた IT ビジネスの中心に、クラウドを据えるという賭けにおいて、今後の3年間で ¥200bn (US $2b) もの投資を計画している。

Fujitsu has announced it will invest billions over the next three in cloud computing

The company said it will spend the bulk of the ¥200bn between 2014 and 2016 on building out new datacentre capacity and expanding its managed cloud platform globally.

同社の説明によると、2014年〜2016年の間に ¥200bn の集中的な投資を実施することで、そのデータセンターに新たなキャパシティを加え、また、グローバルにおけるマネージド・クラウド・プラットフォームを拡大することになる。

Fujitsu currently operates seven datacentres offering its public cloud platform globally and plans to add two new datacentres this year: one in the US, the other in the UK. It also plans to add private cloud capacity in two new locations in the US (on the East and West Coast), with additional deployments in six locations across Europe and Asia.

現時点において Fujitsu は、グローバルに展開するパブリック・クラウド・プラットフォームのために、7ヶ所ののデータセンターを運営しているが、US と UK のデータセンターが、年内には追加されるようだ。 また、同社はプライベート・クラウドのためのキャパシティを、US の 2ヶ所(東西の海岸)に追加する予定であり、さらには、Europe や Asia における 6ヶ所のデータセンターにもディプロイしていく。

Overall the company has 25 cloud datacentres globally.

同社の全体的な計画によると、25ヶ所のクラウド・データセンターを、グローバルに展開していくことになる。

“Fujitsu has a vision of a Human Centric Intelligent Society, one where social and business innovation is driven by the intelligent use of information and communication technologies. We see cloud as the natural platform for delivering these new types of applications, which is reflected in both the increase we are seeing in cloud adoption and how it is becoming a standard part of IT service delivery models for many CIOs today,” said Cameron McNaught, executive vice president, solutions, global delivery, Fujitsu.

「 Fujitsu のビジョンである Human Centric Intelligent Society は、ICT(information and communication technologies)のインテリジェントな活用により、社会と企業でのイノベーションを促進するものである。そして、そのような新しいアプリケーションのタイプを展開していくためには、クラウドが自然なプラットフォームになると認識している。それらは、数多くの CIO が IT サービスを提供するための、クラウドの採用において確認している現実と、また、標準的なモデルとして台頭している現象という、2つの要因現を反映したプラットフォームでもある」と、Fujitsu の Executive VP , Solutions, Global Delivery である Cameron McNaught は述べている。

The move comes as Fujitsu looks to strengthen its partnerships with other vendors and its efforts in the open source space. The vendor recently announced a partnership with network virtualisation vendor Midokura which will see both companies integrate Midokura’s MidoNet network virtualization software with Fujitsu’s private cloud platform software, which is based on OpenStack.

この Fujitsu の動きは、オープンソースの領域での取り組みと、他のベンダーとのパートナーシップを、強化するものとも思える。先日に、同社は、SDN ベンダーである Midokura との提携を発表している。この提携においては、OpenStack ベースの Fujitsu プライベート・クラウド·プラットフォームに、Midokura の MidoNet SDN を統合していくための作業が、両社の協業のもとで進んでいくだろう。

The efforts mirror those of another large legacy IT vendor, IBM, which earlier this year announced over $1bn in cloud-related initiatives, and redoubled efforts to bring OpenStack-based commercial offerings to market.

今年の初めに、大手レガシー IT ベンダーである IBM が、クラウド関連する $1B 以上の投資を発表しているが、この Fujitsu の取組は、それに対抗していくものでもある。そして、OpenStack ベースの商用プロダクトを、大きく促進していくという効果をもたらす。

“We also recognize that no single cloud service provider can meet all customer needs, so we are continuing to invest in our cloud integration services,” McNaught added.

そして McNaught は、「 単一のクラウド·サービス·プロバイダーが、すべての顧客のニーズを満たすというシナリオは、成立しないものだと、私たちは認識している。 だからこそ、自身ののクラウド·インテグレーション·サービスに対して、継続的に投資しているのだ」と、付け加えている。

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注記:¥200bn と US $2b の、どちらが正しいのか、他のメディアのポストを見ても、その点が不明だったので、そのまま表記しています。

追記(7/15 11:55 AM):¥200bn も、英語での Billion なので、2000億円の投資額ということなんですね。 つまり、IBM 以上の予算を用意してクラウドに臨むという意味なのです。 スゴイ!

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Fujitsu Makes Bold Bet on Cloud Initiative  – Channelnomics
Fujitsu invests ¥200 billion in cloud – ZDNet
Fujitsu spending $2 billion in cloud to get $3.5 billion in sales – iTWire
Fujitsu targets $US3.5bn in Cloud sales globally – ARNnet

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続々と、大手 IT ベンダーたちのクラウド・シフトが発表されています。 そして、国内外の状況を見ると、「日本市場における、日本のベンダーによる、日本のユーザーのためのクラウド」というのは、すでに成立しないものになっています。 日本のベンダーは世界のマーケットを目指し、日本のユーザーは世界のクラウドから選ぶ、、、という構造が、これからの当たり前になっていくのでしょう。 とは言え、世界を相手に戦っていく、Fujitsu と Midokura という日本タッグ・チームを応援したいですね!

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