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EU の 司法が Google に課した、人々の忘れる権利を護れという命題とは?

Posted in Google, Privacy by Agile Cat on May 22, 2014

Google Challenged by ‘Right to Be Forgotten’ Ruling in Europe
http://wp.me/pwo1E-7vP

By Todd Wasserman – May 13, 2014
http://mashable.com/2014/05/13/google-forgotten-ruling-europe/

_ Mashable

Is Google responsible for links to old websites that can hurt your reputation? A top court in the European Union says the answer is yes.

Google は、古い Web サイトへのリンクにより、あなたの評判を傷つけ得るだろうか? European Union における最高裁は、それに対して YES と答えた。

The European Court of Justice ruled Tuesday that consumers have the "right to be forgotten" and can ask Google to remove damaging links. Google has said the ruling is "disappointing" and is tantamount to censorship. "We now need to take time to analyse the implications," a spokesperson told the BBC.

火曜日(5/13)の European Court of Justice は、一般的な消費者は「忘れ去られる権利」を有しているとし、Google に対して有害なリンクの削除を依頼できるという判決を下した。 Google は、この判決に関して、「期待はずれ」であり、また、検閲に等しいものであると発言している。同社のスポークスマンでは、「 いま、私たちは、その影響を分析するための時間を必要としている」と、BBC に語っている

Head of Communications for Google Europe, William Echikson, left, speaks on his cell phone at the Google headquarters in Brussels, Tuesday March 23, 2010.

Image: Virginia Mayo/Associated Press

The case is based on a complaint by a Spanish man who argued that an auction note on his repossessed home damaged his reputation. Newspaper La Vanguardia published that information in 1998.

今回のケースは、差し押さえられた住宅の競売記録により、自身の評判が損なわれていると主張する、ある Spanish からの苦情に基づいている。1998年に発行された La Vanguardia という新聞が、その情報を公開していた。

In a Facebook post, EU Justice Commissioner Viviane Reding hailed the ruling as a "clear victory for the protection of personal data for Europeans.”

Facebook のポストにおいて、EU の Justice Commissioner である Viviane Reding は、「 Europeans の個人情報を保護する上で、明確な勝利だ」と、この判決を歓迎している。

This isn’t the first time that Google’s privacy methods have been challenged. A group of students in California is suing Google over the search giant’s practice of scanning Gmail messages to glean advertising targeting information. Last month, Google announced it no longer scans students’ emails.

Google のプライバシー・メソッドに対する挑戦は、今回が初めてというわけではない。California の学生グループは、広告ターゲティング情報を収集するために、Gmailメッセージをスキャンするという、Google の行為を訴えている。そして、先月、Google は学生たちの電子メールを、もはやスキャンしていないと発表している

See also: EU Wants a ‘Right to Be Forgotten,’ But the Internet Never Forgets

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imageこれは、もう何年も前から、世界の各地で議論されてきたことだと思います。 情報は、それを参照する人々にとって、何らかのメリットをもたらすことで、価値を保つものだと思います。 したがって、その情報から、何らかの不利益を被る人々が出てくることも容認しなければなりません。 しかし、このスペイン人のケースでは、差し押さえられた住宅が売られてしまった時点で、誰にもメリットをもたらさない情報に変化しています。 もちろん、その直後は、その個人の信用を計る上で必要かもしれませんが、それから 15年も経っていては、当事者の評判を傷つけるだけに過ぎない、という判決を支持したいと思います。 しかし、それにしても、タイヘンになるのは Google です。 対象となる情報に応じて、遠い未来まで保持すべきものもあるでしょうし、その逆に、3ヶ月で忘れてくれと要求されるものも出てくるはずです。 ユーザーの要求に応じて、その都度に手作業で対応するのもタイヘンなので、きっとGoogle 先生は自動処理を試みるはずです。忘却のためのテクノロジーというのも、なかなかステキな響きを持っているので、ここは頑張って頂きたいと思います。__AC Stamp 2 

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