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Facebook に続け : 10億に挑む Android と iOS

Posted in .Selected, Mobile, Post-PC, Research, Social by Agile Cat on March 20, 2013

The race to a billion—2012 Update
http://wp.me/pwo1E-5N8
Jan 16, 2013 – Author
Horace Dediu
http://www.asymco.com/2013/01/16/the-race-to-a-billion-2012-update/

_ Asymco

I last looked at the race to a billion in March 2011. Since then, I’ve been updating and adding data to the set giving a broader selection of platforms to compare.

10億へのレースについて、私が注目したのは、2011年3月のことだった。 その時から、比較すべきプラットフォームを、より広い範囲から選んだセットに対して、データを加えながらアップデートしてきた。

Before we dive in, an explanation: the initial review excluded Windows (PC) and Facebook mainly because (a)  the ramp scale I’m using is about a decade in duration and (b) I was reluctant to compare platforms that require payment to join to those that don’t. The (DOS/Windows) PC ramped over several decades (starting in 1981) and Facebook is a service that costs nothing to join. There was much gnashing of teeth and shaking of fists as a result.

それを見始める前に、ちょっと説明しておきたい。 最初のレビューでは、重要な項目である Windows(PC)と Facebook が除外されていた。その理由は、(a) ここで用いている傾斜のスケールでは、10年という期間を設定していかたらである。 そして、 (b)有償と無償のプラットフォームを、一緒に比較することに気が進まなかった。 つまり、PC(DOS/Windows)のスケールは 1981年以降の長期にわたり、また、Facebook は無償のサービスである。 その結果、こぶしを震わせ、歯ぎしりするほど、悔しい思いをした。

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Therefore, in the interest of inclusion, I added both to the data set and let the chips fall where they may. The data is shown below.

そして、興味の対象を取り込むために、この 2つをデータセットに加え、結果がどうなろうと気にしないことにした。その、新しいデータが右のものである。

I kept the scale to about a decade so that individual lines can be resolved. As a result, you’ll note that although Windows reached one billion first it did so slowly enough to be off the scale shown. Indeed, the “race to a billion” should be titled  ”The race to one billion users in less than a decade”.

それぞれのラインを識別できるようにするために、スケールに関しては、大まかなところで 10年を維持している。 その結果として指摘されるのは、Windows が最初に10億に達しているにもかかわらず、このスケールでは緩慢に推移しているという点である。 実際のところ、この「10億へのレース」は、「10億ユーザーに10年以内で達するレース」という、タイトルになるべきである。

In such a competition, the winner would be Facebook which, in October 2012, 35 quarters after launch, reached the finish line. The second looks to be Android (probably this year) and the third iOS (sometime next year.) That may sound like the end of it, but what the graph also shows are the more subtle trends:

このようなルールでレースを行うと、勝利者は Facebook であり、ローンチから 35四半期後の、2012年10月にフィニッシュラインを通過した。 第2位は、Android(おそらく今年)であり、第3位は iOS(おそらく来年)だろう。 ただし、それで終わりではなく、このグラフからは、さらなるトレンドも見えてくる:

  • Game consoles seem to saturate at below 100 million total. One can see the difference in ramps between recent mobile platforms and consoles in the second chart. There might be implications for which platforms will end up dominating the entertainment industry. There should also be some explanations of why consoles are so limited.
  • iTunes accelerated with iOS and left the iPod behind. This is unsurprising but it shows that a content platform can be more flexible than one attached to any particular device or architecture. An important lesson perhaps for those in the content businesses.
  • Early mobile platforms like Nokia’s Symbian, RIM BlackBerry and Windows Mobile have faded indicating that there was no early-mover advantage in platforms. The same can be said for early PC platforms.
  • Windows Phone began by tracking the Android/iOS ramps but seems not to be accelerating into its second year in a way that implies potential parity.
  • Although Facebook did reach 1 billion rather quickly the slopes of Android and iOS indicate that they may overtake it in overall ecosystem size.
  • ゲーム・コンソールは、1億のラインで飽和するように思える。 2番目のチャートで示すように、最近のモバイル・プラットフォームとコンソールの間に、大きな相違が見られる。 それらのプラットフォームが、エンターテイメント産業を支配しているという点に、なんらかの理由があるのかもしれない。 これほどまでに、ゲーム・コンソールに制約があるのか、なんらかの説明が欲しいところだ。
  • iTunes は、iOS と一緒に加速し、iPod を置き去りにした。 それに驚くべきではないが、特定のデバイスやアーキテクチャに拘束されない、コンテント・プラットフォームの柔軟性が示されている。 コンテントに従事する人々にとって、重要なレッスンになるはずだ。
  • Nokia Symbian/ RIM BlackBerry/Windows Mobile といった初期のモバイル・プラットフォームは、この領域での先行利得を活かすことなく、存在感を希薄にしてしまった。 それと同じことが、黎明期の PC プラットフォームにも言える。
  • Windows Phone は、Android と iOS の後を追いかけ始めているが、その 2年目において、先行者と等しいトレンドを残せていなと思われる。
  • 最初に 10億に達したのは Facebook であるが、Android と iOS のトレンドは、それ以上のペースを示している。これは、エコシステムにおける規模の違いである。

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One billion is significant in several ways: First, because it is the “high-water mark” set by Windows and signifies what a global platform needs to become to be essentially “universal”. Second, because it implies sustainability. A threshold perhaps from which network effects are sufficient to sustain (assuming some switching costs and an ability and willingness to adapt e.g. software, content or time investments from users.) Third, because it implies sufficient value to the ecosystem (assuming a monetization mechanism exists e.g. Windows software developers and IT managers.)

いくつかの点において、10億と数字は重要である、第一に、それが Windows により達成された高水準であり、グローバル・プラットフォームが本質的な意味でユニバーサルになるために、超えなければならないレベルだからだ。 第二に、そのためには、サスティナビリティの必要性が示唆されるからだ。 おそらく、効率のよいネットワークにより、それを維持するための、充分なしきい値が得られている(たとえば、ソフトウェアやコンテンツを提供し、ユーザーの時間的な投資を実現しようとする、切換のコストと能力と意思が存在する)。第三に、エコシステムに対する、充分な価値が見出されているという示唆がある(Windows ソフトウェアにおける開発者と IT マネージャーのような、マネタイズのメカニズムが存在すると思える)。

Looking beyond this milestone however, there is no reason why it should be thought of as a barrier. Mobile connections number over 5 billion and computing is likely to reach most of them. Therefore one billion may turn out to be only 20% penetration. In fact, I expect this series of posts will need to be updated in 2013 as “The race to two billion.”

しかし、このマイルストーンを超えた範囲で見ても、何故にバリアが存在するのかという意味で、何の理由も思い浮かばない。 モバイル・コネクションは 50億を超え、それらを利用する数多くの人々に、コンピューティングが届けられるはずだ。 そう考えると、10億と言っても、20% の浸透率に過ぎないことが分かる。 実際のところ、このポストのシリースが、「20億へ向けたレース」として、2013年にアップデートされる必要性があると、私は思う。

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TAG indexこの種の分析は、Agile_Cat としては初めて見るものであり、また、各種のプラットフォームにおける勢いを見るという意味で、とても興味深いものです。 そして、Facebook の凄さを再認識し、それを上回るスピードで上昇し続ける Android と iOS に、あらためて驚嘆してしまいます。二枚のチャートが提供されていますが、とくに最初のものを拡大してみると、いろいろなものが見えてくると思います。オススメです! Image(282)

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4 Responses

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  1. act2012bl said, on March 20, 2013 at 9:27 am

    アドバンストコミュニケーションテクノロジー's Blog でリブログ& コメント:
    興味深いグラフですね。ゲームコンソールの1億のラインでの飽和とか、モバイルコネクションにおける10億という数字が、20%の浸透率に過ぎないのに、何らかの意味を持っているという点とか。別の視点で見てみるともっとおもしろいものが見えるかもしれませんね。

  2. agilecat.cloud said, on March 21, 2013 at 4:57 am

    この分析は、ほんとうに興味深いです。おそらく、途上国でのモバイル人口の爆発に、上手く乗ったプラットフォームが、20億レースを制するのでしょうね。いまのところ、Android が大本命ですね。

  3. act2012bl said, on March 21, 2013 at 8:59 pm

    そうですね。数で市場を制するというところでは、Androidは戦略的に成功していると思います。

  4. agilecat.cloud said, on March 22, 2013 at 3:52 am

    大成功ですよね。 OSS(批判も多いけど)と、ユルいエコシステムで、あっという間にココまで来てしまいました。


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