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Google Drive をめぐる特許問題と、その背景を考察する

Posted in .Selected, Google, Patent, Storage by Agile Cat on June 13, 2012

Google hit with patent claim over Google Drive

Jeff John Roberts Jun. 6, 2012

_ Gigaom

The growing popularity of cloud technology is attracting not just users but patent lawsuits too. The latest example is a suit filed against Google that claims the company’s Drive and Docs products violate a 1999 software patent.

クラウド・テクノロジーの人気は、ユーザだけではなく特許訴訟をも引き付けているようだ。 最近の事例は、その Driveと Docs が 1999 件のソフトウェア特許に違反しているとする、Google を相手取った訴訟となる。

In a suit filed in Houston federal court, Superspeed LLC claims it owns technology that allows multiple computers to quickly access a common disk at the same time. As an example, it cites a bank that has different computers for loans and customer service that all need to access the same credit records.

Houston 連邦裁判所に提出された訴訟は、多数のコンピュータから一団の共有ディスクへの、同時アクセスを実現するテクノロジーは、 Superspeed LLC 社が所有するものだという主張である。 たとえば、そこで引き合いに出されるのは銀行システムである。具体的には、ローンやカスタマーのための、それぞれのサービスをドライブする個々のコンピュータは、同一のクレジット・カード記録にアクセスする必要があるというものだ。

Superspeed says its software accelerates this process through “caching” techniques:

Superspeed’s software helps overcome this problem by permitting data “caching” in a shared-disk cluster network. “Caching” accelerates data processing operations by making a copy of frequently accessed data in the random access memory (or “RAM”) of the individual computer that is using the data. A computer can access data in RAM approximately two- hundred-thousand times faster than data on a hard disk. As a result, caching can increase performance dramatically, particularly when the computer must repeatedly access the same block of data.

つまり、Superspeed のソフトウェアは、キャッシングのテクノロジーを介して、このプロセスをアクセラレートしているというものだ:

Superspeed のソフトウェアは、共用ディスクにおけるクラスター・ネットワークで、データのキャッシングを可能にすることで、この問題を克服している。 キャッシングにより、対象となるデータを使用する個々のコンピュータの、ランダム・アクセス・メモリ(あるいは RAM)に頻繁にアクセスするデータのコピーを作ることで、データ処理プロセスをアクセラレートしている。 一般に、RAM 上でのデータ・アクセスでは、HDD 上でのアクセスと比べて、約 20万倍の高速化が達成される。 結果的に、キャッシングはパフォーマンスが劇的に増大させるが、とりわけ、コンピュータが繰り返して同じデータ・ブロックに、アクセスしなくてはならないときに、その高速化は顕著なものとなる。

imageThe company is seeking an injunction against Google and demanding that the search giant pay it a reasonable royalty. Google Drive and Google Docs are just two of a growing number of products offered by companies that allow users to store their data on remote servers. (See Om’s description of Google Drive here).

同社は、Google に対する差し止めを求め、また、妥当なロイヤリティーを支払うよう、この検索大手に要求している。 Google Drive と Google Docs は、まさに成長過程にあるプロダクツであり、また、対象となるデータをリモート・サーバーにストアさせる企業により、そのユーザーたちに提供されている。(Om による Google Drive の紹介はココにある)

The complaint is based on US Patent 5918244 which was issued in May of 1999 to a company called EEC Systems. These type of software patents have been a source of ongoing controversy in the technology sector and led to criticism of the US Patent Office for issuing too many patents. In recent years, the Supreme Court has been paring back the type of inventions eligible for patent protection and in May ordered the country’s patent appeals court to reconsider a patent for placing advertisements in the middle of a video clip.

この告訴は、1999年 5月に EEC Systems という会社に発行された、US Patent 5918244に基づいたものとなる。 この種のソフトウェア特許は、テクノロジー領域で論争のタネになっているものであり、また、あまりに多くの特許を発行する US Patent Office に対して、批判を呼び起こしているものでもある。 この数年において、Supreme Court(米最高裁)は、特許権の保護に適した発明の種類を削減してきた。 そして 5月には、ビデオ・クリップの中に広告を配置するという特許に関して、国内の特許裁判所に再考するよう命じている。

Here’s a copy of the complaint: Google Drive Patent Copy

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TAG indexどのような経緯があったのかは、さて置き、あまりにも多すぎる特許によりイノベーションが阻害されているのは事実でしょう。 昨年に IBM から大量の特許を購入し、また、Motorola を買収したことで、その特許ポートフォリオを強化した Google でさえ、このように訴えられているのです。 特許問題における弱者であったときの Google は、イノベーションが阻害されているという立場を取りましたが、何らかの変化が起こっているのでしょうか?  その意味でも、この件に関する Google の発言が注目されます。ーーー __AC Stamp 2



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