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VMware を分析すると、OS を持たない 新しい Microsoft に見えてくる

Posted in .Selected, PaaS, VMware by Agile Cat on May 17, 2011

VMware Is The New Microsoft, Just Without an OS
By
Gary Orenstein May. 14, 2011, 12:00pm PT
http://gigaom.com/cloud/vmware-is-the-new-microsoft-just-without-an-os/

_ Gigaom

In the past 10 years VMware has executed a remarkable strategy to topple enterprise software incumbents and emerge as an ecosystem kingpin. More recently, the company has plunged head first into cloud computing from infrastructure to applications. Time and again, it seems as though VMware is beating Microsoft at its own game. But a look deeper reveals that is no surprise.

これまでの10年間における VMware は、エンタープライズ・ソフトウェアの覇者を倒し、エコシステムの中心になるための、注目に値する戦略を展開してきた。 そして最近はといえば、インフラストラクチャからアプリケーションにまでいたるクラウド・コンピューティングの世界へ、先陣をきって飛び込んでいる。 さらに言えば、VMware は自陣のゲームにおいて、何度となく Microsoft に勝利を収めてきたかのように見える。 しかし、一歩踏み込んで深層を眺めてみれば、それが驚きに値しないことが明らかになる。

Paul Maritz of VMwareVMware began with a concept to run multiple operating systems independently on a single physical machine through the use of virtual machines and hypervisors. Simple enough. But the implications are powerful as critical decisions once made at the operating system level quickly became less relevant. Companies such as Microsoft no longer need to be factored in up front for new data center architectures. This is how VMware put the first chink in Microsoft’s armor; operating system choices now take a back seat to hypervisor strategies.

VMware が立ち上がったときのコンセプトは、仮想マシンとハイパーバイザーを用いて、多数のオペレーティング・システムを単一の物理マシン上で実行するものであった。 それは、充分すぎるほどシンプルなものである。 しかし、それらのオペレーティング・システムのレベルにおいて下された重要な判断が、短時間のうちに陳腐化していくとき、このコンセプトに含まれる意味はパワフルになってくる。 たとえば Microsoft のような企業を、新しいデータセンター・アーキテクチャに先行して、その基本的な要因に加える必要がなくなる。 それが、Microsoft の鎧と兜に、初めて楔を打ちこんだ、VMware の戦略である。つまり、オペレーティング・システムの選択は、ハイパーバイザー戦略の後ろに置かれる、軽い存在へと置き換えられてしまったわけだ。

VMware’s promise was visible early enough to EMC that it acquired the company in 2003. But it took until July 2008 for it to inject the company with leadership from Paul Maritz, a 14-year Microsoft veteran who joined EMC in February 2008. That is the same time EMC acquired Pi, a cloud computing company Maritz founded.

VMware における展望は、2003年に同社を買収した EMC に、きわめて早い段階から理解されていた。 しかし、こうした動きは、Paul Maritz によるリーダーシップが確立される 2008年 7月まで、本格化することはなかった。言うまでもなく、Maritz は Microsoft での 14年間のキャリアを有するベテランである、EMC へは 2008年 2月に移籍している。 そして、それは、Maritz が設立したクラウド・コンピューティング企業である Pi を、EMC が買収した時期と重なっている。

Martiz’s resume covers all bases of software infrastructure: platforms, operating systems, development tools, database products, productivity suites, and email. He also brought in two VMware co-presidents from Microsoft giving the executive suite a combined 47 years of Microsoft experience. So the VMware roadmap since then became easy to read. Start with a base infrastructure that can unseat the operating system, woo developers to create a robust ecosystem, and deliver value added applications up the software stack that reach directly to end users.

Martiz の履歴書は、すべてのソフトウェア・インフラストラクチャとも言える、プラットフォームおよび、オペレーティング・システム、開発ツール、データベース・プロダクト、プロダクティビティ・ツール、電子メールなどで埋め尽くされている。 さらに Maritz は、Microsoft から 2人の役員クラスを引きぬいており、合わせて 47年分の Microsoft エクスペリエンスを、VMware の運営に費やすことになった。 つまり、その時から、VMware のロードマップは理解しやすいものへと変化し始めたのだ。 まずは、オペレーティング・システムの地位を奪うインフラストラクチャを基盤として、また、強靭なエコシステムを構築するためにデベロッパーを説得し、さらには、自身のソフトウェア・スタック上の付加価値のあるアプリケーションを提供することで、エンドユーザーにダイレクトにアプローチしていく計画である。

vmwarePursuing the influential developer community, in 2009 VMware acquired SpringSource in a move to bolster their strength around the Spring Java development framework, and what was noted as a move towards an integrated platform-as-a-service offerings.

影響力を持つデベロッパー・コミュニティを追い求めるために、VMware は SpringSource を 2009年に買収した。それにより同社は、Spring Java 開発フレームワークにおける影響力を強め、また、PaaS が提供する統合されたプラットフォームへ向けて進み始めた

Building a collaboration portfolio, in 2010, VMware acquired Zimbra setting off another chapter in the cloud collaboration wars.

そして 2010年には、同社はポートフォリオを構成し、クラウド・コラボレーション戦争に勝ち抜くために、Zimbra を買収した。

Most recently VMware launched Cloud Foundry, a platform-as-a-service that supports development in Java, Ruby on Rails, Node.js and other frameworks, further cementing its role as a market maker for new infrastructure approaches.

さらに VMware は、最近になって Cloud Foundry を立ち上げた。それは、Java および、Ruby on Rails、Node.js といったフレームワークにおける、開発をサポートする PaaS であり、新しいインフラストラクチャ・アプローチによる、マーケット・メーカーとしての立場を強固にするものである。

Along the way, VMware built a formidable enterprise ecosystem around virtual machine management and the fact that customers want VMware to tell them which other products they should choose to make virtual machine deployment easier. Think Windows Compatibility List 2.0.

そこに至るまでに、VMware は仮想マシンマ・ネージメントの周辺に、きわめて強固なエンタープライズ・エコシステムをを構築している。仮想マシンのディプロイメントを容易にするために、顧客が選ぶべきプロダクトを、VMware からアドバイスしてもらうという、流れが生じたのも事実である。 Windows Compatibility List 2.0 について考えてほしい。

With VMware holding the keys to the hypervisor layer and management, then the platform layer, and even the cloud applications layer with email from Zimbra, and presentations from Slide Rocket, why do I need Windows?

VMware が ハイパーバイザー層とマネージメントへのキーを有し、そこにプラットフォーム層が続き、さらには  Zimbra の電子メールによりアプリケーション層と、Slide Rocketによるプレゼンテーション層が提供されるという状況で、Windows を必要とする理由は何処にあるのだろうか?

This story is far from finished. VMware has less than twenty percent of Microsoft’s market cap today. But if I were tracking the growth, and more importantly, enterprise influence, VMware appears to be making the right moves.

しかし、その成長と、重要性、エンタープライズへの影響について、私が正確に把握できているのだとすれば、VMware は正しい動きをしているように見える。

Want to learn more about the big moves in enterprise and cloud infrastructure? Check out the GigaOM Structure Conference June 22 and 23 in San Francisco.

エンタープライズとクラウドのインフラストラクチャおける、その大きな変化を追いかけたいだろうか? もしそうなら、6月22日-23日 に San Francisco で開催される、GigaOM Structure Conferenceをチェックしてほしい。

Gary Orenstein is the host of The Cloud Computing Show.

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EMC が Greenplum を買収したのが昨年の 7月で、それに合わせて Paul Maritz が精力的にインタビューをこなし、秋口の VMworld へ向けてテンションを高めていったことを思い出しました。 また、今年も VMware の季節が始まろうとしています。 しばらくは、要チェックですね! ーーー __AC Stamp 2

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