Agile Cat — in the cloud

スマホの価格帯を High/Mid/Low に仕分けすると、Apple の特殊性が見えてくる:それを示す1枚のチャート

Posted in Mobile, Research by Agile Cat on August 20, 2014

CHART OF THE DAY: How Apple’s Smartphone Strategy Is Different Than Everyone Else’s
http://wp.me/pwo1E-7LK

Dave Smith – Aug. 15, 2014
http://www.businessinsider.com/chart-of-the-day-how-apples-smartphone-strategy-is-different-than-everyone-elses-2014-8

_ Business Insider

Market research firm IDC published some really interesting data on Thursday that breaks down the smartphone market share by price. According to that data, which was charted for us by Statista, more than 80% of Apple’s devices are "high-end," as they cost more than $400. Less than 20% of Apple smartphones are considered "mid-range," and there are currently zero “low-end” iPhones.

この木曜日(8/14)だが、マーケット・リサーチ会社である IDC が、価格帯でスマホ・マーケット・シェアを分析するという、きわめて興味深いデータを発表した。Statista がチャートにした IDC のデータによると、Apple のデバイスの 80% 以上が、$400 を超える価格帯である High End に属している。また、$400〜$200 の Mid Range は 20% であり、$200 を切る Low End は 0% という結果となっている。

_  space

Statista

Android and Windows Phone smartphones, meanwhile, employ a completely different model. The vast majority of those handsets — around 60% — cost less than $200. About 20% of Android and Windows Phones are mid-range devices, while a relatively small percentage of those handsets are considered “high-end,” in the $400-plus range.

その一方で、AndroidとWindows のスマホでは、まったく異なる価格モデルが採用されている。この 2つのプラットフォームでは、$200 を切る Low End が多数派であり、約 60% を占めている。また、どちらも、Mid Range は 約20% となっている。そして、$400 を超える High End は、さらに少ないパーセンテージに留まっている。

So Apple may dominate the high-end smartphone range, but as Business Insider’s Jim Edwards points out, around 85% of all smartphones are Android phones, which means most people prefer smartphones when they cost under $200.

したがって、High End の価格帯は、Apple のデバイスが支配しているとも言えるが、すべてのスマホの 85% が Android で埋め尽くされていると、Business Insider の Jim Edwards は指摘している。 つまり、$200 以下の出費で収まる低価格スマホが、大多数の人々の好みとなっているわけである。

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この、IDC による 2014年 Q2 のスマホ調査は、3つのプラットフォームのスナップショットとして、とても意味のあるものだと思います。 たくさんのメディアが、このデータを元に記事を書いていますが、まずは、最もシンプルな BI を選んでみました。 そして、Android の 85% というシェアですが、Gigaom の記事から実数を拾ってみると、Android が 255.3 million で、iOS が 35.2 million、Windows が 7.4 million となります。 おおよそのところで、36 対 5 対 1 という割合であり、Android の圧倒的な強さが目立ちます。 ちなみに、Agile_Cat の場合は、3万円〜3.5万円くらいに値下がりしてきた Android を、香港の通販サイトから買うというのが、この数年のパターンです。 なぜか、スマホに 4万円というのは納得がいきません。とは言え、スペック的には、いまだと 4 Core + 2G RAM + 16G Storage + LTE(Band 1,3,6,8)は欲しいので、どうしても、そのあたりの価格帯になってしまうのです。 早く、Low End でも、これくらいのスペックが当たり前になって欲しいです :)

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Facebook Page for iPhone という、Apple にとって悩ましき存在とは?

Facebook Page for iPhone という、Apple にとって悩ましき存在とは?

Posted in Advertising, Apple, Facebook, Social, Twitter by Agile Cat on August 17, 2014

Here’s The Really Weird Thing About The Facebook Page For Apple’s iPhone
http://wp.me/pwo1E-7Ln
Jim Edwards – Jul. 28, 2014, 8:26 AM
http://www.businessinsider.com/apple-facebook-page-for-iphone-2014-7

_ Business Insider

There is a Facebook page for iPhone, and it has nearly 3.5 million fans. But it’s not run by Apple. It’s a fan page. Apple doesn’t actually have a Facebook page for iPhone.

Facebook page for iPhone というものがあり、そこには 約 3.5 million のファンが集まっている。 しかし、Apple が運営するものではない、単なるファン・ページである。 つまり、Apple は iPhone のための、Facebook Page を持っていないのだ。

In fact, Apple’s presence on Facebook is inconsistent. There is a page for the App Store. And a (barely updated) page for Apple Inc. There is also a page for iTunes. The iTunes page has 32 million likes. But iPhone, the biggest consumer electronics brand in the world, has no official presence in the largest social media venue on the planet.

実際のところ、Apple の Facebook 上でプレゼンスは、一貫性を欠いている。App Store の Page がある。そして、Apple Inc の Page がある(更新は稀)。iTunes の Page もあり、ここには 32 million の Like が付いている。しかし iPhone は、世界で最大のコンシューマ・エレクトロニクス・ブランドにもかかわらず、この地球上で最大のソーシャル・メディアにおいて、オフィシャルには存在していないのだ。

Justin Sullivan
Getty Images

I was talking with a social media marketing executive recently, and he regarded this as madness. Facebook fanbases can become a huge asset to a company. They can be used for customer relations, or to show users how to do new things with existing products.

つい最近に、あるソーシャル・メディア・マーケティングの幹部と話をしたが、Apple のスタンスは狂気の沙汰だと、彼は捉えているようだった。Facebook のファン・ベースは、同社にとって、きわめて重要な資産になり得る。それらは、カスタマー・リレーションのために活用できるし、既存のプロダクトに新たな要素を加えていく方式を、ユーザーたちに示すためにも利用できるのだ。

A Facebook page would be perfect for the iPhone — there are a gazillion functions on iPhone that most consumers don’t even know exist. And yet, Apple lets this vast reservoir go to waste.

Facebook Page は、iPhone にとって、完璧に機能するだろう。 なぜなら、iPhone には無数の機能があり、ほとんどのユーザーが、その存在すら知らないからだ。 なんと言うべきか、この広大な宝庫を、Apple は無駄にしようとしている。

There are two theories about this.

それについては、2つの背景ががある。

The first is that Apple marketing chief Phil Schiller doesn’t "get" social media. When Apple’s marketing division went through a crisis in 2013 — and the company began the process of looking beyond its longtime ad agency, TBWA Media Arts Lab — TBWA suggested that maybe Apple should at least begin monitoring social media, to see how its brand stacked up against rivals like Samsung over time.

まず最初の論点だが、Apple のマーケティング責任者である Phil Schiller は、ソーシャル・メディアを理解していない。 2013年に Apple のマーケティング部門が危機を迎えたときだが、同社は長年の付き合いのある広告代理店 TBWA Media Arts Lab を飛びこし、その先を見据えたプロセスを展開しようとしていた。 おそらく TBWA は、少なくとも Apple にとっては、ソーシャル・メディアをモニタリングする必要があると示唆した。 具体的に言うと、Samsungなどのライバルたちが、時間をかけて積み上げてきた状況を確認すべきだと述べていたわけだ。

Schiller saw no need for it. He told TBWA in an email:

Schiller は、その必要はないとし、TBWA に以下のようにメールで述べた

I think paying money for social media tracking tools is nuts. It is easy to track social media, I do it every day, there are lots of summary feeds, groups, and notification tools built right in to the social networking sites, all free.

私は、ソーシャル・メディアのトラッキング・ツールに、対価を支払うことは馬鹿らしいことだと思う。 実際に、毎日にのように、トラッキングを行なっている。 そして、フォード/グループ/ノーティフィケーションに関するサマリーが、多様なツールから提供されている。 それらは、ソーシャル・ネットワーキング・サイトに組み込まれており、しかも無償で利用できる。

(i think the guys at samsung sat around a coffee table watching Twitter and Facebook feeds and didn’t need to pay for anything in the example below)

( Samsung の人々もコーヒー・テーブルを囲みながら、Twitter や Facebook のフィードを見ていると思うし、そのような行為に対しては、対価を支払う必要はないと、私も思う)

One might also say the idea of Schiller personally tracking Apple’s social media mentions himself is also kinda nuts. That would be a huge undertaking.

Schiller が個人的に、Apple のソーシャル・メディアをトラッキングするというアイデアこそ、馬鹿らしいことだと言えるだろう。それは、もっと大掛かりな仕事になる。

Social media is the most powerful new marketing tool of the current century. It can make or break companies and brands. Samsung launched the Galaxy SIII on Facebook, for instance. Most large companies have social media teams consisting of dozens of people, even when they’re only tracking consumer feedback.

ソーシャル・メディアは、現在における最も強力で新しいマーケティング・ツールである。それは、企業やブランドに対して、成功と失敗をもたらすものでもある。たとえば Samsung は、Facebook 上で Galaxy SIII Page を立ち上げている。ほとんどのエンタープライズは、消費者からのフィードバックを追跡しているだけの場合でも、数十人で構成されるソーシャル・メディア・チームを使っている。

From this perspective, Apple appears to be ignoring one of the best assets it has — its loyal army of fans. (And it’s not clear that Apple’s advertising has emerged from its own crisis, either.)

このような観点から見ると、Apple は保有する最高の資産の1つを、つまり、ロイヤル・アーミーを無視しているように思える。(だからと言って、Apple の広告戦略の中に、なんらかの危機から浮上しているかというと、それは明らかではない)

The second explanation is best summarized in this CNBC story about why Apple doesn’t have a Twitter account either. "Apple has nothing to gain by creating an account," Belus Capital analyst Brian Sozzi told CNBC. "Apple isn’t going to be like Starbucks and run promoted tweets offering dollars off a product for a limited time. Apple is a premium experience all around, you go to Apple, they do not go to you.”

第二の論点は、Apple が Twitter のアカウントを作らない理由という、CNBC のストーリーに要約されている。Belus Capital のアナリストである Brian Sozzi は、「 Apple がアカウントを作成しても、何の不利益も生じない。Apple は Starbucks のように、限られた時間の中でプロダクトをドルと交換する必要はなく、また、ツイートするつもりもない。Apple の周囲には、素晴らしいエクスペリエンスが広がっている。 そして、あなたは、それを知っているが、他の人々に対して、それを伝える場が提供されていない」と、CNBC に述べている。

CNBC pointed out how disinterested Apple is in social media feedback by pointing to this YouTube video for one of its recent ads for iPad, which asks, "We’re humbled and inspired by what people do with iPad. So we set out to capture some of their stories. What will your verse be?"

CNBC は、最近の Apple が iPad のために展開している、この YouTube ビデオを引き合いに出しながら、ソーシャル・メディアでのフィードバックに対して、きわめて無関心であることを指摘している。そして、「 これは、iPad を使用することで、人々は謙虚になり、また、触発されるというメッセージである。 そして、そのストーリーを、人々に追いかけさせようとしている。 あなたの心から湧き出る叙情(Your Verse)とは、いったい何のことなのだろう?」と問いかけている。

Comments are disabled, and the link points to an Apple corporate page — that also does not allow comments.

コメントを書き込むことができないし、そこからリンクされる Apple のページも、また、コメントを受け付けないのだ。

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WWDC の熱狂ぶりなどと比較する、たしかに、ソーシャルにおける Apple は、クールすぎるように思えます。 まぁ、自らの理解の範囲を広げるというのは、とても大変なことですし、上手くいかない場合も多いので、致し方ないところも多々あるのだろうと思います。 とは言え、Apple のマーケティング部門も、幅広い世代で構成されているはずなので、いろいろと議論して欲しいですね。 これだけの情報が、ネット上にあふれる時代になると、マーケットにおける主導権も、メーカーからユーザーへと移行してしまいます。 Apple の若い世代にも、その辺りに敏感な人たちが、たくさん居ると思うのですが。

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スマホ 下克上 _2 : インドでは Micromax が Samsung を追い抜く

Posted in Asia, Mobile, Research by Agile Cat on August 7, 2014

Micromax pips Samsung as India’s leading mobile phone brand: research
http://wp.me/pwo1E-7Jy

August 5, 2014
http://www.thestar.com.my/Tech/Tech-News/2014/08/05/Micromax-pips-Samsung-as-Indias-leading-mobile-phone-brand-research/

_Star Online

MUMBAI: Indian budget smartphone maker Micromax has ousted Samsung Electronics Co Ltd as the leading brand in all types of mobile phones in the April-June quarter, grabbing a 16.6% market share, a recent research report showed.

MUMBAI: 最近の調査レポートによると、India の廉価版スマホ・メーカーである Micromax が、この 4月〜6月期において 16.6% のマーケット・シェアを取得し、スマホ全般をリードしてきたブランドである Samsung Electronics Co Ltd を、トップの座から引きずり下ろすことになった。

Samsung had 14.4% market share, down from 16.3% in the first quarter, said the report by Counterpoint Research. In the smartphone segment, however, Samsung still came out tops.

Samsung のマーケット・シェアは、Q1 の 16.3% から、Q2 の 14.4% へと下落していると、Counterpoint Research はレポートしている。 しかし、スマートフォン分野では、Samsung は依然としてトップ・グループに属している。

"Micromax is leveraging its wider distribution reach, growing brand awareness not only in urban but in rural India with affordable low-cost handsets," said Counterpoint analyst Neil Shah. In price sensitive India, local mobile phone makers like Micromax are successfully gaining market share with low cost phones.

「 Micromax は手頃な低コスト・フォンにより、都市部だけではなく農村部にもリーチしており、その成長するブランドを、幅広く浸透させている」と、Counterpoint の Analyst である Neil Shah は述べている。 価格に敏感な India において、Micromax などの国内スマホ・メーカーは、低コストのデバイスでマーケット・シェアを伸ばしているのだ。

These companies mostly use chipsets made by MediaTek, which tend to be cheaper than those made by industry leader Qualcomm Inc, and outsource production to China and Taiwan, instead of investing in manufacturing plants, further helping keep costs down.

それらのメーカーは、業界のリーダーである Qualcomm Inc よりも安価に供給される、MediaTek のチップ・セットを採用している。さらに、コストを抑えるために、China や Taiwan に生産を委託し、工場への設備投資を回避している。

Together, local Indian mobile phone manufacturers had about 32% of the domestic market, according to the report, and more than two-thirds of the total shipments.

このレポートによると、India の国内メーカーは 売上の 約 32% を獲得し、総出荷台数の 2/3 以上を占めるという。

In the smartphone segment, Samsung still had the largest market share in terms of shipments, at 25.3% during the second quarter while Micromax had 19.1%. But Samsung’s dominance is slipping, Shah said, adding that in the first quarter, Samsung had a 33.3% market share in smartphones, while Micromax had 16.7%.

スマホの出荷台数において、Q2 の Samsung は 25.3% を有し、Micromax の 19.1% を上回っている。 しかし、Samsung の支配は弱体化していると、Shah は言う。 そして、1Q における Samsun  のシェアが 33.3% だったのに対して、Micromax は 16.7% に過ぎなかったと、付け加えている。

India ranks behind China and the United States in smartphone sales, with up to 90 million smartphones expected to be sold there this year, according to Counterpoint. — Reuters

Counterpoint によると、India のスマホ販売は、China と US に続く三番手であり、この年末までに 最大で 9000万台の販売が予測されている。 — Reuters

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Micromax が、ここまで強くなっているとは予想もしませんでした。 ちょうど同じタイミングで、中国の Xiaomi − Samsung 逆転劇が報道されていましたが、これらの途上国におけるスマホ・メーカー交代劇が、急速に進行しているように思えます。 そして、これは、Samsung だけではなく、Apple にも大きな影響を及ぼすことになるはずです。 インドと中国を中心に、世界が回っているように感じてしまいますね。

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スマホ 下克上 _1 : 中国では Xiaomi が Samsung を追い抜く

Posted in Asia, Mobile, Research by Agile Cat on August 7, 2014

Xiaomi Surpasses Samsung to Become Top Phone Maker in China
http://wp.me/pwo1E-7Js

By Katie Nelson – Aug 4, 2014
http://mashable.com/2014/08/04/xiaomi-top-chinese-phone-manufacturer/

_ Mashable

Samsung is no longer the top phone manufacturer in China, thanks to a company that is still relatively unknown in the United States. Xiaomi distributed around 15 million phones in early 2014 while Samsung came up short at 13.2 million, according to research firm Canalys.

まだ US では、あまり知られていなと思うが、もはや Samsung は、China におけるトップ・モバイル・メーカーではなくなっている。調査会社である Canalys によると、トップは Xiaomi であり、2014年の前半に 15 million のモバイル・デバイスを供給し、Samsung の 13.2 million を追い抜いているのだ。

The report notes that the number of Samsung phones bought in China dropped 15% during the last quarter, the first time the company dropped to second in China since 2011.

このレポートが指摘するのは、China における Samsung スマホの販売が、直前の四半期と比較して 15% もダウンしたことである。それにより同社は、2012年から維持し続けていた、トップの座から滑り落ちることになった。

"Undoubtedly, this was helped by an anticipated, temporarily under-strength Samsung performance during the quarter," Canalys research analyst Jingwen Wang wrote in a statement. "But that is only half the story — Xiaomi has also executed on its strategy to grow volume shipments. It has delivered compelling products at aggressive price points … backed by effectively targeted marketing. "But it does now need to deliver LTE products in China to address growing demand for 4G services if it is to retain its momentum.”

Canalys の Research Analyst である Jingwen Wang は、「 確かに、この四半期における、Samsung の一時的な不調によるところもある。しかし、その一方では、Xiaomi の戦略である量産効果の達成も挙げられる。つまり、効果的ターゲットマーケティングに裏打ちされた、価格的に魅力のある製品の、積極的な販売が成功したのである。 しかし、いまの勢いを維持したいのであれば、China における 4G サービス需要の高まりに対応するための、LTE プロダクトを提供する必要があるだろう」と、そのステートメントで述べている。

China has more mobile phone users than any other country and makes up 37% of the global phone market. Due to its success at home, Xiaomi is looking to expand into other countries in the next year, including Mexico, Thailand, Indonesia, Russia and Turkey.

China におけるスマホ市場は、世界で最大のものであり、グローバル市場の 37% を占める状況にある。 そして Xiaomi は、China での成功を背景に、Mexico/Thailand/Indonesia/Russia/Turkey などを含む海外市場へと、来年はビジネスを拡大していくだろう。

"Xiaomi needs to build its international brand, and will need to localize its services offering with MIUI for the different markets into which it expands … and it must tailor its marketing and largely online sales channels accordingly," analyst Jessica Kwee wrote in a statement.

「 Xiaomi は、インターナショナル・ブランドを構築する必要がある。 そして、新たに展開していく個々のマーケットに合わせた MIUI(カスタム ROM)を提供し、また、サービスをローカライズしていく必要がある。さらには、マーケティングとオンライン販売に関する大規模なチャネルを、必要に応じて構築していく必要がある」と、Analyst である Jessica Kwee も、そのステートメントで述べている。

"That said, Xiaomi does have the potential to be a disruptive force beyond China and international vendors should take note.”

つまり、Xiaomi は、国内マーケットだけではなく、海外マーケットにおけるベンダーたちにとっても、破壊的なパワーを行使する可能性を秘めているのだ。

See also: What the Cellphone Unlocking Law Means for You

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勢いがありますね、Xiaomi には。 ただし、Samsung のような量産体制には至っていないようで、インドで 1.5万台、マレーシアで 5千台、ベトナムで1万台といった感じで、毎週のように少数ロットを販売しているようです。 しかし、驚くべきことは、それらが数秒〜数分で完売してしまうという、Xiaomi の人気の高さです。 なにやら、インドでも Samsung が首位から滑り落ちたようです。 まさに、スマホ下克上ですね!

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Posted in .Selected, Apple, Asia, Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on August 5, 2014

Apple’s iPhone 6 Faces A Big Pricing Problem Around The World
http://wp.me/pwo1E-7IX
Jim Edwards – Jul. 28, 2014
http://www.businessinsider.com/android-and-iphone-market-share-and-the-iphone-6-2014-7

_ Business Insider

Nearly 90% of people in Brazil have Android phones, and almost none of them have Apple’s iPhones, according to Kantar. That astonishing statistic, and the equally dramatic news that Android has more than 75% of smartphone market share in Argentina, Brazil, and Mexico, gives you an idea of the headwinds facing Apple’s new iPhone 6 when it launches in September.

Kanter によるとBrazil では約 90% の人々が Android Phone を使い、また、それらの人々の大半が  Apple iPhone を所有していない。 この、驚くべき統計値は、Argentina/Brazil/Mexico のスマートフォン市場で、Android が 75% 以上をシェアを得ているのと、同じレベルで衝撃的なニュースとなっている。つまり、この 9月に Apple が、新しい iPhone 6 を立ち上げるときに、逆風に直面するだろうという考えが、あなたの脳裏をよぎるだろう。

Mario Tama
Getty Images

Fans went crazy at the first Apple Store in Brazil earlier this year — but can enough Brazilians afford iPhones?

These are modern economies with millions of phone users but they also have huge numbers of poor consumers. Few of them will be able to afford the iPhone 6.

いまの経済は、無数のスマートフォン・ユーザーに支えられているが、その大半が貧しい状況に置かれている。 その一方で、余裕で iPhone を購入できるユーザーはというと、ごく僅かなのである。

Kantar

Android market share in Argentina, Brazil, and Mexico.

Yet, Apple is about to go to war with an iPhone 6 that will likely cost nearly $700 per unit. It will be competing in markets where a slew of $100 and $200 large-format Androids are about to be launched.

そして Apple は、ユニットあたり $700 程度の価格になる、iPhone 6 を手にして勝負しようとしている。つまり、$100〜$200 で大型ディスプレイを持ち、人々を喜ばせている Android が待ち受けるマーケットで、Apple は戦うことになるのだ。

The Kantar numbers suggest that even Microsoft’s Windows phones actually have a greater market share than Apple’s iOS mobile devices in some Latin American countries. eMarketer has slightly different numbers, but even then it’s clear that no matter how you measure it the stats show iOS is an also-ran mobile operating system in many modern but still developing economies. In Spain, for instance, Android’s market share declined from 93% to 87% mostly because it lost share to Windows, not Apple.

この Kanter の見積は、いくつかの Latin American 諸国においては、実際のところ Microsoft の Windows Phone の方が、Apple の iOS モバイル・デバイスよりも、大きなマーケット・市場シェアを持っていると、示唆している。eMarketer の推測は、わずかに異なっているが、それでも明らかなのは、統計を取るための測定方式には関係なく、モバイル・オペレーティング・システムとして iOS を走らせるデバイスは、近代的な国家には受け入れられても、発展途上国に入り込めない状況である。実際に、Spain のマーケットでは、Android のマーケット・シェアが 93% から 87% に減少しているが、その要因は Windows であり、Apple ではない。

This is important because as more and more of the world comes online via mobile, all the growth is going to be in poor countries. Apple doesn’t even have distribution in some of these countries. It only just opened its first store in Brazil last year.

この世界がモバイルを介して、次々とインターネットに接続されるという観点で、すべての成長が POOR な国々に依存しているところが、きわめて重要である。 さらに Apple は、それらの国々で、十分な供給体制を整えているとは言えない。 昨年に、初めてのストアが Brazil に登場したが、それが唯一の事例である。

The term "poor" here is being used in the relative, macroeconomic sense as a contrast to the "rich" countries of North America and Western Europe. To put this in perspective, per capita income in the U.S. is about $47,000 annually. In India it’s $3,560, according to the World Bank. That is significant because an iPhone in the U.S. costs $700. iPhones are nearly $1,200 in Brazil and more expensive than the U.S. in every other country where they are sold. In the U.S., you can save your wages for a couple of weeks and buy a new iPhone. In Brazil or India, you’ll have to save more than a month of your wages.

なお、ここで使う POOR をいう言葉は、マクロ経済における相対的な意味でのものであり、その対極には、北米と西欧の RICH な国々が存在する。この視点で、World Bank からのデータを比較すると、US における1人当たりの収入は $47000/年であるが、India では $3560/年となる。US では iPhone が $700で販売されているが、Brazil では $1200 ほどになってしまうように、すべての国々で US より高価なものになっている。つまり、US では、数週分の蓄財で新しい iPhone を購入できるが、Brazil や India では、1ヶ月分の賃金でも足りないのだ。

BII

If you’re an Apple user, you can say one good thing about Android: It sure helped bring down the average selling price of an iPhone, if only briefly. Average iPhone prices have gone beneath $550 since Apple began selling the iPhone 4 and iPhone 4S as entry-level models at discount prices in places like India.

あなたが Apple ユーザーであるにしても、1つだけ Android に感謝すべきことがある。簡単に言うと、iPhone の平均的な販売価格を、引き下げるという効果をもたらしているのだ。 たとえば India などで Apple が、低価格のエントリー・モデルとしての iPhone 4 および iPhone 4S を販売し始めてから、iPhone の平均価格は $550 を下回るようになった

Arguably, the iPhone 4 range is Apple’s competitor to cheaper Androids: It’s the iPhone you can get if you want to pay $0 down and walk out of the store with an Apple.

おそらく、iPhone 4 の価格帯を引き下げることで、ライバルである Android に対抗するつもりなのだろう。キャリアとの契約を抱き合わせるなら、$0 の値札の iPhone を、Apple Store から持って帰れるのだ。

But now there are questions about that strategy, too. Those iPhone 4 models will be going up against the new Android One, Google’s bare-bones Android for India, which will cost $100.

しかし、いまとなっては、その戦略にも疑問が生じてきた。それらの iPhone 4 モデルは、新たに登場する Android One と戦わざるを得ない。 この、Google が India に供給する Android ベアボーンは、そのコストが $100 に抑えられている。

Areppim

Mobile operating system market share for South America.

There are a range of Chinese companies undercutting the bottom of the market with cheap Android copies of Samsung phones. Many of them, particularly Android One, are likely to be much better value for money than an iPhone 4 or — if you’re poor and every penny counts — an iPhone 6. The cheap, modern Androids have big screens and the same apps and features as the older iPhones.

Samsung Android をコピーするかのように、China 系の企業が、このマーケットの下限をさらに引き下げている。それらのプロダクトの大半は、さらに言えば Android One は、iPhone 4 よりも費用対効果が高いだろう。あなたが POOR であり、節約しなければならないなら、iPhone 6 よりも価値が有るだろう。それらの、最新の Android は安価なだけではなく、大型のスクリーンを持ち、従来からの iPhone と同じレベルの、機能やアプリを提供しているのだ。

Apple’s strategy is not to care about the bottom of the market. Apple has always wanted to dominate only the most profitable, high-end section of the market where all the profits are.

Apple のストラテジーは、マーケットの底辺のことを気にかけていない。 常に Apple は、最も収益性の高いハイ・エンド市場を支配したがり、また、すべての利益を、そこから得てきた。

The strategy appears to be working, for now. Samsung may get hurt most in the short-run — why bother with an expensive Samsung Android when a cheap Xiaomi Android will do? But a cheaper, better Android would be more of a threat to Apple than Samsung is now.

このストラテジーは、いまのところ、上手く機能しているように見える。しかし、安価な Xiaomi Android が登場すると、高価な Samsung Android が食われてしまうので、短期的に見ると Samsung に大きな影響が生じるだろう。しかし、安価で有能な Android は、いまの Samsung にとってというより、将来の Apple にとって大きな脅威になるだろう。

What is the point of a mobile platform that only 20% of the world uses? Most developers want their apps exposed to as many people as possible, not a select few. And why would you want a tiny old 3.5-inch iPhone 4 when you can get a 5-inch Android for the same price?

世界の 20% だけが使用する、モバイル・プラットフォームの、どこに魅力があるのだろう? ほとんどのデベロッパーは、自分のアプリを少数の人々にではなく、より多くの人々に提供したいと考えるだろう。そして、同じ価格で、5-inch の Android を得ることができるのに、3.5-inch の古い iPhone 4 を欲しがる理由は、いったい何処にあるのだろう?

That is why it would not be a surprise to see the iPhone 5C get offered at a further discount once iPhone 6 launches. Its screen is larger than the iPhone 4 series, and it’s still a pretty good phone. But it probably won’t fall as far as $100 for most buyers — and that is where it will be interesting to see how Apple responds.

iPhone 6 が立ち上がれば、iPhone 5C が大幅にディスカウントされるだろうが、それほどの驚きでもない。iPhone 5C のスクリーンは、iPhone 4 シリーズよりも大きく、また、機能も優れている。しかし、多くの買い手が望んでいる $100 のレンジまで、その価格は引き下がらないだろう。 そこが、Apple の対応を見る上で、最も興味深いところである。

•  You’re Delusional If You Think The Price Of The iPhone 6 Won’t Be Crucial To Its Success

•  Proof That Android Really Is For The Poor

•  I Ditched My iPhone For A Samsung Galaxy S5 And Was Blown Away By What I Was Missing With Apple

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いまの、大きな利益を確保しながら、iPhone の価格戦略を大転換するのは、ほとんど不可能なことなのでしょう。 しかし、中長期的に見て、iPhone が世界の国々に浸透していく状況を願うのであれば、何らかの方針転換が Apple には必要です。 なんというか、一挙に広がり始めたマーケットに、Apple は付いて行けてないという感じがしてしまいます。 世界で一番のお金持ちなのですから、多少の赤字などは気にしないで、$100 iPhone 5C をばらまいて欲しいですね。 Agile_Cat は、緑色のやつが欲しいです :) 

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Nexus 9 は登場するのか? HTC の Volantis 8.9-inch が有力候補として浮上してきた!

Posted in Asia, Google, Post-PC by Agile Cat on June 24, 2014

This Is Volantis, HTC’s Nine-Inch Nexus Tablet
http://wp.me/pwo1E-7Br

Posted by Liam Spradlin
http://www.androidpolice.com/2014/06/21/this-is-volantis-htcs-nine-inch-nexus-tablet/

With Android Silver rumors brewing, and LG’s Ken Hong indicating that the manufacturer doesn’t have a Nexus phone in the cards, the fate of the Nexus line as a whole has been sort of up in the air.

Android Silver のウワサが信ぴょう性を持ち始めてきた。 そして、マニュファクチャである LG の切り札に Nexus Phone が含まれていない 、同社の Ken Hong が示唆している。 つまり、Nexus プロダクト・ラインの、全体的な方向性が、空中に霧散してしまったと思われていた。

We don’t have news about whether a Nexus phone exists, but we do have information related to HTC’s Volantis (or Flounder), an 8.9" Nexus tablet. The information provided to us indicates possible specs, features, and pricing, as well as an early look at the form factor, though the images we have don’t appear to be final renderings of the device.

私たちも、Nexus Phone の存在の有無については、なんのニュースも持っていない。しかし、HTC の Volantis(もしくは Flounder)について、つまり、8.9-inch Nexus Tablet に関する情報を持っている。 私たちに提供された情報は、予測される仕様/機能/価格を示すだけではなく、初期のフォーム・ファクタを示すイメージもある(ただし、このデバイスの最終的なレンダリングではないようだ)。

This information won’t be treated as a rumor, since we feel confident in our information, and we’ve heard about Volantis from multiple sources as early as Q1 2014. This is one of the rare instances where we will be sharing a source image.

この情報が、ウワサとして扱われることはないだろう。なぜなら、それについて、私たちは確信を持っており、また、2014年 Q1 の当初から、この Volantis について、さまざまな情報源から話を聞いているからである。以下の、共有したいと思っているソース・イメージは、かなり貴重なものである。

According to our information, the tablet is internally referred to as the Nexus 9, though this name could change before it comes to market. Here’s what we’ve heard so far in the specs department:

私たちが持っている情報によると、このタブレットは内部的には Nexus 9 と呼ばれているが、

マーケットに登場するときには、別の名前に変わる可能性もある。以下の情報は、スペックの部門から、これまでに聞いてきたものである:

  • 8.9" Display at 2048×1440 (281ppi)
  • NVIDIA Logan 64-bit processor (Tegra K1)
  • 2GB RAM
  • 16/32GB internal storage
  • 8MP OIS main camera, 3MP front facing camera
  • Aluminum zero-gap construction
  • Stereo front-facing speakers
  • 8.91"x5.98"x0.31" body (that’s 22.63×15.19×0.79cm)
  • 418g (or 427g with LTE) (that’s 14.74/15.1 ounces)

For reference, the 2013 Nexus 7 is 0.34" thick, and weighs 290g (or 299g with LTE). Samsung’s new Galaxy Tab S 8.4, meanwhile, is a svelte 0.26" thick, weighing in at 298g, making Volantis thicker and heavier, though aluminum construction comes with heft compared to plastic.

参考までに説明しておくと、2013 Nexus 7 は、厚さは は0.34-inch であり、重量は 290g(LTE版は 299g)となる。その一方で、Sansung の最新である、Galaxy Tab S 8.4 の場合は、その厚みは 0.26-inch であり、重量は 298g である。つまり、Volantis は厚くて重くなっているが、プラスティックではなくアルミニウムが用いられているからである。

For those curious about the Tegra K1’s performance, check here, here, here, and here.

なお、Tegra K1 に興味があるなら、 ココと、ココと、ココと、ココを参照してほしい。

Here’s a quick look at one source image:

そして、以下が、私たちが入手したソース・イメージである:

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For the sake of clarity, I’ve redrawn the image above as faithfully as possible below, and illuminated the display.

明瞭にするために、上記のイメージを修正し、また、ディスプレイをはめ込んでみた。

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Right off the bat, Volantis looks like the love child of LG’s Nexus 5 and ASUS’ 2013 Nexus 7 (and maybe the iPad Mini), but the image above obviously doesn’t quite correspond with the listed features.

ちょっと見たところ、LG の Nexus 5 や ASUS の 2013 Nexus 7 (そして iPad Mini) に似ているが、このイメージとシストアップされた仕様が一致しないのは明らかである。

HTC’s now signature front-facing stereo speakers are nowhere to be found, and the casing (which resembles the soft touch back of the current Nexus 7) doesn’t exactly look like an aluminum zero-gap construction. Additionally, 2048×1440 isn’t a 4:3 aspect ratio, though it’s possible that the 4:3 specification is accounting for the screen real estate lost to software nav buttons and a status bar.

いまでは、HTC が特徴としている、フロント・ステレオ・スピーカーは何処にも見つからないし(現行 Nexus 7 の背面方式のように見える)、そのケースも、アルミによるゼロ・ギャップ構造のようになっていない。さらに言えば、2048 x 1440 は 4:3 のアスペクト・レシオではない。しかし、ソフトウェアによる NAV ボタンとステータスバーのためのスクリーン領域を除けば、4:3 の比率になるとも考えられる。

It is likely that what are listed are approved specs, while the image is an early draft of the hardware’s industrial design. From the information available to us, it’s clear that matching specs are listed in several places, so we feel fairly confident in their validity compared to the image.

上記のリストに含まれる仕様が、なんらかの承認を得ていても、イメージの方は、ハードウェアの工業デザインにおける初期のドラフトという可能性もある。ただし、私たちが入手している情報に基づくと、いくつかの場所に記載されている仕様との整合性は明らかであり、このイメージとの比較は、かなり有効だと確信している。

From the information available to us (beyond the above image), we’ve also learned some possible price points. Right now, the tablet is planned to start at $399 for the 16GB version, with the step up to 32GB costing $499. LTE connectivity would come at an extra cost, possibly in the $600+ range. Of course, pricing is something that can very easily change in the run-up to release.

私たちが入手している情報は、上記のイメージだけではなく、価格帯に関する可能性にまで及んでいる。このタブレットだが、現時点において、16 GB 版は $399 とされ、32 GB 版は $499 とされている。そして、LTE コネクト版は、$600+ というレンジになるだろう。もちろん、こうした価格設定は、リリース時までに変更される可能性が高い。

These prices are quite a bit more than the current Nexus 7, but from the sound of it, Volantis will be packing more premium hardware. Volantis may also launch with a few official accessories (including a keyboard case), but we’ll save that discussion for later.

一連の価格設定は、現行の Nexus 7 よりも少々高めになるが、Volantis は高級なハードウェアになるという感じがする。また、Volantis には、いくつかのオフィシャル・アクセサリー(キーボードケースを含む)が提供されるかもしれないが、その説明は後にさせてもらいたい。

Speaking of release, Volantis is expected to be the launch device for Android’s L release, pegged for an unspecified date in Q4 2014. We definitely are not expecting this for Google I/O.

Volantis のリリース時期に関しては、2014年 Q4 とだけ決められている、Androd’s L(Kの次)のリリースと結び付けられる。また、Google I/O でのリリースを期待しても、それは絶対に無理だと思う。

With rumors that the Nexus 6 was canceled in light of the Android Silver program, it’s important to be cautious when approaching any information regarding future Nexus devices. That said, a source familiar with Volantis tells us that the hardware already exists, and that the tablet is already being toted around by some at Google. Additionally, the first devices pegged for the Android Silver program aren’t expected until 2015, so it would make sense that Google is prepping a Nexus to launch Android L.

Android Silver プログラムと照らし合わせると、Nexus 6 のウワサは消えるだろう。つまり、将来の Nexus デバイスに関する、あらゆる情報に近づく場合には、このプログラムに注意しなければならない。そして、Volantis に詳しい情報筋は、このハードウェアがすでに存在し、何人かの Google 社員が持ち歩いていると伝えている。さらに言えば、このデバイスの最初のバージョンと、Android Silver プログラムが関連することは、2015年の時点では起こり得ないだろう。したがって、Google は Android’s L を立ち上げるために、何らかの Nexus を準備しているのだろう。

Many in the Android community have been yearning for another HTC-built Nexus for some time now, and this tablet’s specs – if they end up being true to the information we’ve seen – read like a wish list. We aren’t likely to hear anything official about this tablet until this fall, but it already sounds very promising.

Android コミュニティにおける多くの人々は、HTC が作り出す Nexus を、これまで待ちわびてきた。そして、このタブレットの仕様が、ここで予測する通りのものになるなら、彼らの希望も叶えられるだろう。秋になるまで、このタブレットに関するオフィシャルな情報は提供されないだろうが、すでに、かなり有望だと感じられる。

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このところ、SIM フリーの Android を満喫している Agile_Cat としては、普段から Nexus  6・8・9 のウワサが気になって仕方ないのです。 そして、HTC から Nexus 9 が出るとなると、ワクワクし始めるのですが、ちょっと値段が高めなのと、400g という重量が引っかかります。 Nexus 7 の美点である、安い、軽い、高性能を、ぜひとも踏襲して欲しいと思います。 Nexus の価値は、スクリーン上に有りです。 ここは、易くて軽いプラスティック・ケースで攻めて欲しいですね。 その他はスバラシイ!

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ファブレットが絶好調になってきた:スマホとタブレットを上回る成長を1枚のチャートで

Posted in Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on June 19, 2014

The Phablet Phenomenon: Trends And Growth Forecast For The Device That Is Taking Over Mobile
http://wp.me/pwo1E-7Az

Tony Danova – Jun. 17, 2014, 8:05 AM
http://www.businessinsider.com/the-phablet-phenomenon-trends-and-growth-forecast-for-the-device-that-is-taking-over-mobile-sai-2014-6

_ Business Insider

The days of the 3.5-inch or 4.0-inch screen are gone. The entire smartphone market has been trending toward the phablet category over the past few quarters.

3.5‐inch や 4.0‐inch のディスプレイに満足する日々は、過ぎ去ってしまった。スマホ・マーケット全般を見渡すと、いくつかの四半期を通じて、Phablet のカテゴリがトレンドになっている。

We at BI Intelligence define the phablet as a smartphone with a screen between 5 inches and 7 inches.

BI Intelligence では、この Phablet のカテゴリについて、 5 inch 〜 7 inch のスクリーンを持つスマホのことだと定義している。

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BII

While this is a broad definition, the advantage is that it captures one of the most important trends in the smartphone market in the last couple of years — the phenomenal popularity of phones like the Samsung Galaxy S4 released in 2013 (5 inches) and S5 launched in 2014 (5.1 inches).

この定義自体は広義のものであるが、それにより、この数年における、スマホ市場で最も重要なトレンドの1つを表現することが可能になっている。つまり、Samsung からリリースされた、2013年の Galaxy S4  (5 inch) や、2014年の S5 などの、驚異的な人気のことである。

In part, the massive success generated by the Galaxy line is responsible for nudging all phone manufacturers toward the the phablet.

その点において、Galaxy のライン・アップが生み出した大成功は、すべてのフォン・メーカーを Phablet へと向けて誘導するという、役割を担っているのだろう。

The iPhone line has kept to smaller screen sizes so far, but the expectation is that later this year Apple will be launching two large-screened phones. One of these, with a 5.5-inch screen, would fall under our definition of a phablet.

これまでのところ、iPhone のライン・アップは、小型のスクリーン・サイズを維持しているが、今年の後半に Apple は、2種類の大型スクリーンのフォンを立ち上げると予想されている。そのうちの 1つは、5.5‐inch のスクリーンを持つものとなり、私たちの Phablet 定義に該当する。

In a new report from BI Intelligence, we survey these trends toward larger screens and build out our own forecast for the phablet market. We also look at how phablets have altered the smartphone market and cannibalized demand for tablets.

BI Intelligence の新しいレポートで、私たちが調査した結果、大型のスクリーンへと向かっていくトレンドが明らかになり、また、Phablet マーケットに関する独自の予測を生み出すことになった。さらに言えば、Phablets がスマホ市場を置き換え、タブレットへの需要を横取りしている状況が見えてきた。

Here are of the key points about the phablet market:

以下に、Phablet 市場における、いくつかの重要なポイントを列挙する:

  • Phablets は、最も速く成長しているスマホのカテゴリである。私たちの予想によると、Phablet のグローバル出荷台数は、これからの 5年間で27%の複合年間成長率(CAGR)で成長していく。それは、15%の複合年間成長率を達成すると言われる、スマホ市場の約 2倍のペースとなる。

  • Phablet の出荷台数は、2019年の時点で 15億台に達する。そうなると、2019年における Phablet は、グローバル・スマホ出荷台数の 59%を占めことになる。今年の予測値である、35% から大きく飛躍することになる。
  • Phablet の売上は、グローバルにおけるタブレットの販売台数を横取りしている。そして、タブレットへの需要は頭打ちとなる。2019年までに、Phablet の出荷台数は、タブレットの 3倍に至るだろう。
  • Phablet により、ビジュアル志向のソーシャル・メディアとメッセージング・アプリで、コンシューマが時間を過ごすというトレンドが加速している。つまり、大きくて表現力に富んだスクリーンにより、たとえば Facebook/Instagram/Snapchat/LINE といった、コンテンツが核となるソーシャル・ネットワークやアプリケーションへと、ユーザーを惹きつけるパワーが強化されていく。Phablet におけるアクティビティの半分以上が、ソーシャル・ネットワークに結びついたものとなる。

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いま、Agile_Cat の外出用セットは、① Experia V(4-inch)、② Experia Z(5-inch)、③ Nexus 7(7-inch)であり、これに Bluetooth KB を加えると、ほとんどの作業を出先でもこなせてしまいます。 そして、この中で、一番新しいメンバーが、② の 5-inch ファブレットなのですが、4-inch と 7-inch に挟まれて、まだ活躍しきれていないというのが正直なところです。 ただし、そうなってしまうのは、主力 SIM である SB の 7GB 定額を、① のスマホに挿しているからでもあるのです(その他は OCN One)。この組み合わせに、たとえばスマート・ウォッチが入ってくるだけで、それぞれの役割が変わっていく可能性は充分にあると思います。ほんと、5-inch のスクリーンは広くて使いやすいので、さらにベゼルを削り取り、物理的にはもう一回り小さく軽量になった、コンパクト・ファブレットに登場して欲しいですね 〜〜〜 :) 

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なぜ、IBM は Power チップをオープン化したのか? そして、Google の戦略は何処にあるのか?

Posted in Data Center Trends, Google, IBM, Samsung by Agile Cat on June 10, 2014

IBM Opens Chip Architecture, in Strategy of Sharing and Self-Interest
http://wp.me/pwo1E-7yZ

By
STEVE LOHR – April 23, 2014
http://bits.blogs.nytimes.com/2014/04/23/ibm-opens-chip-architecture-in-strategy-of-sharing-and-self-interest/

 

IBM’s chip business needs help. So the company has opened up the technology of its Power microprocessors, inviting others to modify and manufacture Power-based designs pretty much as they see fit. This open, liberal licensing initiative is conducted under the auspices of the OpenPower Foundation, which was incorporated in December.

IBM のチップ・ビジネスは助けを必要としている。したがって、同社は、このテクノロジーをオープン化した。 それにより、さまざまなニーズに合わせて、Power ベースのテクノロジーをモディファイし、また、製造していけるように、興味を持つ企業を引き込もうとしている。この、オープンでリベラルなライセンス・イニシアチブは、昨年の 12月に設立された OpenPower Foundation に支援/運用されていく。

The foundation now has two dozen members in addition to IBM, including Google, Samsung, Nvidia, Mellanox and Tyan. On Wednesday, IBM and the foundation are announcing the first fruits of that collaboration – server computers based on IBM’s new Power8 chip technology. The chips, experts say, are unusually fast, powerful and tuned for handling vast amounts of data.

いま、このファンデーションには、IBM に加えて、Google/Samsung/Nvidia/Mellanox/Tyan などを含む、20社以上の企業が参加している。この水曜日に、IBM とファンデーションが発表したのは、同社の新しい Power8 チップ・テクノロジーをベースにした、コラボレーションにおける最初の成果物としてのサーバーである。

Jack Plunkett
Feature Photo Service for IBM

Two IBM engineers working on a stack of servers using the company’s Power-based designs.

IBM and Google are the key strategic players in the foundation. IBM’s Power systems hold the largest share of the market for server computers running the Unix operating system. But the Unix server market is withering. Sales of IBM’s Power systems fell 31 percent last year.

IBM と Google は、このファンデーションをリードする、戦略的なプレーヤーである。 IBM の Power システムは、Unix オペレーティング・システムを走らせる、サーバー・コンピュータ市場において、最大のシェアを保持している。しかし、Unix サーバー市場は衰退しており、昨年の IBM Power システムは、その売上を 31% も減らしているのだ。

“For the Power technology to survive, IBM has to do this,” said Charles King, principal analyst for Pund-IT, a research firm. “It needs to find new markets for Power.”

「Power テクノロジーが生き残るためには、それを行わなければならない。 つまり、IBM は Power のための、新たなマーケットを探し出す必要がある」と、調査会社 Pond-IT の主席アナリストである Charles King は述べている。

The new market strategy is to become an attractive hardware home for Linux, the operating system of choice in Internet-era data centers. Linux typically runs on industry-standard chips, mainly produced by Intel but also Advanced Micro Devices.

この、新しいマーケットの戦略とは、インターネット時代のデータセンターにおける、最適なオペレーティング・システムとして認識される Linux のための、魅力的なハードウェア・プラットフォームになることだ。一般的に見て Linux は、主として Intel および AMD が製造する、業界標準チップ上で動作している。

“We really wanted to give people an alternative to Linux on Intel,” said Tom Rosamilia, senior vice president in charge of I.B.M.’s hardware business, a position he assumed last August.

「 私たちは、Intel 上で Linux を走らせる人々に対して、対案を提供したいと本気で考えている」と、IBM の VP of Hardware Business である Tom Rosamilia は語っている(昨年 8月時点の役職だと記憶している)。

IBM’s decision to open up its chip technology, Mr. Rosamilia said, takes a page from the playbook of ARM, whose open licensing policy has helped make its low-power processors a leader in the smartphone and tablet markets.

Rosamilia によると、このチップ・テクノロジーのオープン化は、ARM の戦略ノートから、ページを切り取ったものであるという。 ARM のオープン・ライセンス・ポリシーは、スマートフォンやタブレットにおける、低消費電力プロセッサー市場のリーダーとしてのポジションを確かなものにしている。

Gordon MacKean, who leads Google’s hardware teams, is the chairman of the OpenPower Foundation. In an interview, Mr. MacKean said opening up the Power technology allowed many groups to fine-tune it, potentially driving down the price and improving the performance of data-intensive computing.

Google のハードウェア·チームを率いる Gordon MacKean は、OpenPower Foundation の Chairman も務める。MacKean は、インタビューにおいて、多様なグループにフィットするよう、Power テクノロジーをオープンにしていくと述べている。それにより、コストの低減を推進し、データ集約型コンピューティング性能を向上させるという。

Mr. MacKean declined to discuss Google’s own plans for using Power-based technology in its many massive data centers. But analysts say the embrace of Power has two crucial advantages for Google. First, the Internet giant builds its own data centers and tweaks the technology in its server computers, and the licensing regime in the Power foundation is hacker-friendly in a way Intel’s handling of its intellectual property is not.

MacKean は、大規模なデータセンター群で Power ベース・テクノロジーを使用するという、Google の計画に関する議論を、当初は辞退したという。しかし、アナリストたちは、Power の提供は Google にとって、2つの重要なメリットを有していると発言した。第一に、このインターネット・ジャイアントは、、独自のデータセンターを構築し、そのサーバー・コンピュータ・テクノロジーを磨きあげている。そして、Power Foundation のライセンス制度は、Intel が知的財産を取り扱う方式の外側で、とてもハッカーフレンドリーである。

The second advantage for Google is negotiating power. In the heyday of the mainframe era, Japanese companies like Hitachi made machines that competed with IBM’s. In those days, corporate technology buyers used to refer to the “million-dollar Hitachi coffee cup.” When the IBM sales team arrived, they explained, having the Hitachi coffee cup on your desk was valuable indeed – a reminder to IBM that there was an alternative, which became a lever for negotiating lower prices.

Google にとっての第二のメリットは、交渉力である。メインフレームの全盛期においては、Hitachi などの日本企業が、IBM と競合するマシンを作っていた。当時のコーポレート·テクノロジー・バイヤーたちは、 “Million-Dollar Hitachi Coffee Cup” と言いながら、それらを使っていた。そして、IBM のセールス・チームが訪問したとき、その “Million-Dollar Hitachi Coffee Cup” を指差しながら、たしかな価値があると、顧客たちは説明したものだ。つまり、対案が存在することで、価格を引き下げるための交渉が始まることを、IBM は思い出すことになる。

An open Power technology, analysts say, could serve a similar role if it rises to become a genuine, price-competitive alternative to Intel-based servers.

アナリストたちによると、オープンな Power テクノロジーが、Intel ベース・サーバーに対して、価格面で本当に競争力のある対案として浮上した場合、メインフレームのときと同じような役割を果たすことになるという。

And Google, analysts say, is potentially a big enough customer to insure that Power technology is an alternative. “Google could make this a market on its own,” said Rob Enderle, an independent analyst in San Jose.

そして Google は、Power テクノロジーが対案になり得ることを証明できる、充分な規模を持った顧客である。「Google は、そのマーケットを、自分のものにもできる」と、San Jose 在住の独立系アナリストである Rob Endele は述べてる。

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この、IBM と Google の連携は、4月の末に報道され、世界を驚かせました。Gigazine では、Google におけるハードウェアとソフトウェアの刷新と、それに伴うリスクについて指摘していますが、Intel だけに依存する状態を継続することの方が、はるかにリスクが高いと考えているのだろう、と推察しています。かつて、Wintel という時代がありましたが、ユーザー主導のパワー・バランスが機能するようになり、コンシューマの世界においても、プロフェッショナルの世界においても、一人勝ちのベンダーを作らせない新たなステージへと、私たちは移行しているのかもしれませんね。

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