Agile Cat — in the cloud

Open Source の調査: OSS の人気 Top-5 は? OSS が選ばれる理由は?

Posted in Management, On Monday, Research by Agile Cat on September 29, 2014

Open Source: Companies Use Open Source Because of the Quality and Security
http://wp.me/pwo1E-7Uz

By Dick Weisinger – September 24, 2014
http://formtek.com/blog/open-source-companies-use-open-source-because-of-the-quality-and-security/

_ formtek

Two recent reports have shed some insights about the current state of Open Source. The first of these was conducted by Linux.com and the New Stack.  The result of that report and survey identified the following projects as currently the top five most popular Open Source projects:

最近の2つのレポートが、Open Source の状態について、いくつかの洞察を提供している。その中の1つは、Linux.comNew Stack によるものである。このレポートにおける調査の結果は、現時点で最も人気のある Top-5 Open Source プロジェクトとして、以下のものを特定している。

Docker has come out of nowhere to get to the number two spot on this list.  Steven Vaughan-Nichols of ZDNet commented on Docker’s rapid rise to number two, saying “to go from nowhere to the second most popular project in 12 months? That’s amazing and speaks to its rockstar rise in popularity.”

Docker は、何処からともなくやってきて、このリストにおける二番手のポジションにまで到達している。ZDNet の Steven Vaughan-Nichols は、この Docker の成長ぶりについて「わずか12ヶ月で、一連のプロジェクトにおける人気リストの 、Top-2 にまで上り詰めたというのか? まるで、人気でのロック・スターのようなものであり、驚くべきことだ」とコメントしている

A second report done by Black Duck Software and North Bridge Venture Partners investigated how and why Open Source software is being used today.  Most interestingly, the survey found that the top reason why companies choose Open Source today isn’t because of price considerations.  It’s because of the quality of the software.  80 percent of companies using open source say the number one reason they use open source is because of the quality.  In addition, those same companies say that open source usually wins out when comparing competitive features and technical capabilities of open source against proprietary software.  And 72 percent of companies say that open source software is generally more secure than proprietary.

2つ目のレポートは、Black Duck SoftwareNorth Bridge Venture Partners が実施した、今日の Open Source が利用される理由を調査した結果をまとめたものである。この調査で最も興味深いのは、いまの企業が Open Source を選ぶとき、費用という視点が一番にはならないと指摘している点である。 その代わりに、ソフトウェアの品質が最大の要因とされているのだ。現実に、Open Source を使用している企業の 80% が、その品質が要因になっていると述べている。また、それら企業は、プロプライエタリとオープンソースにおける機能とテクノロジーを比較すると、大半のケースでオープンソースに軍配が上がるとも発言している。 そして、セキュリティに関して両者を比較した場合、オープンソースの方が優れると、72% の企業が答えている。

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それにしても、ほんとうに Docker の人気が凄いですね! 何故なんだろうと考えてみましたが、運用という領域の重要性が浸透してきたことに、理由があると推測しています。 クラウドやマネージド・サービスの事業者から見れば、当たり前のことなのでしょうが、なかなかユーザーには理解されない問題が、徐々にではあっても、解決へと向かっているように思えます。 先日ですが、某 ISE さんと会っていたときに、運用に優秀な人材が集まれば、そのプロセスの自動化が始まり、ボトルネックだった部分の効率化につながるという話を伺いました。 Docker の背景にも、それがあるのだと思えてきます。 そして、オペレーターやユーザーからの要求を、つまり、売る側ではなく使う側の視点を、反映していけるのが OSS の強みであり、それが、本文における2つ目のレポートの、根本からの理由になっているのでしょう。

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Web 上でフォーカスが変化する写真:それを実現する Lytro フォーマットが GitHub に!

Posted in Entertainment, Weekend by Agile Cat on August 16, 2014

Lytro Debuts New File Format, Partners With 500px
http://wp.me/pwo1E-7Lf

By Karissa Bell – June 12, 2014
http://mashable.com/2014/06/11/lytro-new-file-format-500px/

_ Mashable

Lytro’s cameras first entered the spotlight because they enabled users to change the focus of images after they were already shot.

Lytro のカメラがスポットライトを浴び始めたのは、すでに撮影されたイメージであっても、そのフォーカスをユーザーが変更できるからである。

But one obstacle holding the light-field platform back — other than expensive hardware — is that the greater photography ecosystem isn’t equipped to handle Lytro’s "living pictures," which use a file type not widely supported on the web. But that’s about to change.

しかし、明視野像プラットフォームの展開を妨げるものとして、そのハードウェアが高価なこと以外にも、Living Picture を取り扱うための、大規模なフォト・エコシステムが存在していないことが挙げられていた。つまり、そこで用いられるファイル・タイプは、Web 上で広く普及しているものではないのだ。しかし、それも、変わろうとしている。

Image: Flickr
Max Braun

The company is altering the way it stores images, which will now use a new open-file format that applies the WebGL standard for 3D graphics, according to Recode.

Recode説明によると、そのイメージをストアする方式を、同社は変更しているようだ。 具体的に言うと、3D グラフィックスのための WebGL スタンダードを適用する、新たなオープン・ファイル・フォーマットを使用することになる。

The first third-party platform that will take advantage of Lytro’s new format is online-photography community 500px, whose users will be able to view, edit and share Lytro photos. Lytro’s images will likely start appearing in other places around the web, too, as the company plans to make its new format available on GitHub, so anyone can take advantage of it.

この、Lytro の新しいフォーマットを活用する最初のサードパーティは、500px というオンライン·フォトコミュニティのプラットフォームだ。そのユーザーたちは、Lytro で撮影した写真の、参照/編集/共有を実現していくことになる。そして、Lytro のイメージは、数多くの Web 環境に登場してくるだろう。 つまり、GitHub 上の新しいフォーマットとして提供し、誰もが活用できるようにするという計画を、同社は持っている。

Lytro’s first cameras, which focused on light-field photography, became available in 2012. The company introduced its second-generation camera, the $1,599 Illum, earlier this year.

この、明視野像にフォーカスする、Lytro による最初カメラは、2012年に登場している。 そして同社は、第二世代のカメラである Illum を、$1599 という価格で、今年の初めに投入している。

Lytro has focused on consumer photography up until now. Last year, the company’s secured a $40 million round of funding to apply its technology to new categories.

そして、いま、Lytro がフォーカスしているのは、コンシューマの市場である。 この新しいカテゴリに、同社のテクノロジーを適用するための資金として、昨年のラウンドで $40 million を得ているのだ。

See also: Lytro Unveils Its Second-Generation Camera, the Illum

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カメラのことが、なにも分からない Agile_Cat であり、[light-field を 明視野 ] と、そのまま訳していますが、これで正解なのでしょうか? 変なところがありましたら、ぜひ、ご指摘ください。 それにしても、この Lytro のサンプル・ページは面白いですよ。 写真のフォーカスを後から変えることで、そして、その変化を見せることで、素晴らしい表現力が得られています。 言い換えるなら、印画紙に焼き付けられるところから始まり、Web 上でも固定されていた写真というものが、まさに Living Picture として、新たな生命を授けられたという感じです。 これからの展開が、とても楽しみです!

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Cloud の調査: Docker によるアプリのパッケージ化は、すでに大きな実績を残し始めている!

Posted in DevOps, Linux, On Monday, Bare-Metal, Container by Agile Cat on July 7, 2014

Cloud Computing: The Containerization of Apps
http://wp.me/pwo1E-7DY

By Dick Weisinger – July 1st, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-the-containerization-of-apps/

_ formtek

Docker, the ‘Linux Container Engine’, is open-source Linux technology that can package all components needed by an application into a single container which can then be easily moved between cloud platforms, virtual machines, or physical bare-metal servers. 

Docker は Linux Container Engine であり、また、Linux オープンソース・テクノロジーであり、アプリケーションが必要とするすべてのコンポーネントを、シングル・コンテナ内にパッケージ化することを可能にする。さらに言えば、このコンテナは、クラウド・プラットフォームや、仮想マシン、物理ベアメタル・サーバー間を、簡単に移動できるのだ。

Docker allows software to be deployable across a wide range of environments yet doesn’t require platform vendors to conform to specific cloud or VM requirements.  Docker runs on all major Linux distributions, including Red Hat, Debian, Ubuntu, Fedora, Gentoo, Suse and Arch.

つまり、Docker により、幅広い環境におけるソフトウェアのデプロイメント実現されるのだが、そこで要求される移行先が、特定のクラウドや VM であっても、プラットフォーム・ベンダーによる準拠は不要となるのだ。そして Docker は、Red Hat/Debian/Ubuntu/Fedora/Gentoo/Suse/Arch といった、すべての主要 Linux ディストリビューション上で動作する。

Despite Docker being only first released 15 months ago and still only at version ’1.0′, it is already widely used by many internet companies which include eBay, Yelp, Spotify, and Baidu. Additional stats for Docker’s popularity include:

Docker の最初のリリースからは、まだ 15ヶ月しか経っておらず、いまでも Version 1.0 なのだが、たとえば eBay/Yelp/Spotify/Baidu などを含む、数多くのインターネット企業ですでに使用されている。 なお、Docker の人気については、以下のような状況からも判断して欲しい:

  • 2.75+ million downloads
  • 12,000+ stars on GitHub
  • 450+ contributors – 95 percent of whom do not work for Docker, Inc.
  • 14,000+ “Dockerized” applications published on Docker Hub
  • 90+ community-established user groups in more than 30 countries
  • 6,500+ Docker related projects found on GitHub

Ben Golub, Docker CEO, said that ”there’s a groundswell of excitement from the Fortune 10 on down for what Docker can mean for how they build, ship and run applications.  If Docker is successful, we will have enabled the separation of application creation and management from infrastructure management.”

Docker の CEO である Ben Golub は、「 Fortune 10 から中小にいたるまで、Docker が実現するアプリケーションの構築/出荷/実行という方式について、とても大きな興奮の高まりが起こっている。このまま、Docker が成功するなら、アプリケーションの開発と管理を、インフラストラクチャの管理から分離するという、新たな方式が確立するだろう 」と述べている

Scott Johnson, senior Vice President at Docker, said that “we’re from the school of container technology which we simplified along with the packaging and shipping of the container.  There’s been 15 months of rapid innovation. There’s over 440 contributors to the project, including lots of contributions from Red Hat, Google. A lot of rapid change is going on.”

Docker の Senior VP である Scott Johnson は、「私たちは、コンテナ・テクノロジーの学校から生み出されたようなものであり、コンテナによるパッケージングとシッピングにより、ものごとを簡略化していきたいと考えている。そして、この 15ヶ月の間に、とても迅速なイノベーションが生じている。すでに、このプロジェクトには 440人以上のコントリビューターがいるが、Red Hat や Google からも、たくさんのコントリビューションを受けている。つまり、急激な変化が、あちらこちらで、現在進行形で起こっている状況にある」と発言している。

Jay Lyman, senior analyst at 451 Research, said that “enterprise organizations are seeking and sometimes struggling to make applications and workloads more portable and distributed in an effective, standardized and repeatable way.  Just as GitHub stimulated collaboration and innovation by making source code shareable, Docker Hub, Official Repos and commercial support are helping enterprises to answer this challenge by improving the way they package, deploy and manage applications.”

451 Research の Senior Analyst である Jay Lyman は、「 エンタープライズたちは、アプリケーションやワークロードの移植性を高め、また、効果的かつ標準的な方法で繰り返して配布したいと考えているが、とても苦労しているという側面もある。GitHub でソースコードを共有することで、コラボレーションとイノベーションが刺激されたように、Docker Hub および、Official Repos、商用サポートにより、アプリケーションの Package/Deploy/Manage の方式が改善され、この課題に取り組むエンタープライスの支援が促進されている 」と述べている

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絶好調の Docker ですが、これ程の実績を、すでに残しているとは知りませんでした。 そして Docker の良いところは、VM だけではなく Bare-Metal にも対応している点であり、すでに、その方向へと舵を切り始めている SoftLayer  RackSpace などを、側面から強力にサポートしていくはずです。 AWS の大きな功績により、マーケットが開拓され、ビジネス・モデルが確立してきたクラウドですが、そろそろ第二幕が始まりそうで、とてもワクワクしています。

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Big Data の調査:未来においても Hadoop の支配は続くのか?

Posted in Big Data, Hadoop, On Monday by Agile Cat on June 23, 2014

Big Data and Hadoop: Will Hadoop Continue to Dominate?
http://wp.me/pwo1E-7Ba

By Dick Weisinger – June 19, 2014
http://formtek.com/blog/big-data-and-hadoop-will-hadoop-continue-to-dominate/

_ formtek

When people talk Big Data today, often they’re talking about Hadoop, a technology first created by Doug Cutting in 2005.  Forrester Research says that “Hadoop is unstoppable as its open source roots grow wildly and deeply into enterprises.”

現時点において、人々が Big Data について語るとき、大半の場合、Hadoop の話になる。そのテクノロジーは2005年に Doug Cutting により作り出されたものである。Forrester Research は、「 オープンソースをルーツに持つものが成長し、エンタープライズにも強引に入り込んでくるにつれて、Hadoop も止められないものになる」と発言している

The following are just some of the vendors have built solutions around Hadoop: Amazon Web Services (AWS), Cloudera, Hortonworks, IBM, Intel, MapR Technologies, Microsoft, Pivotal Software, and Teradata.

この流れに従う形で、いくつかのベンダーが、Hadoop に関連するソリューションを構築している。 具体的には、Amazon Web Services (AWS)/Cloudera/Hortonworks/IBM/Intel/MapR Technologies/Microsoft/Pivotal Software/Teradata などの名前が挙げられる。

Analysts like Allied Market Research estimate that the Hadoop market will grow from $2.0 billion in 2013 to $50 billion in 2020.  The forecast includes software, hardware and services.  Today services represent about half of the Hadoop market.  But how realistic are estimates for a product market-size five-years out?

Allied Market Research などのアナリストたちは、Hadoop のマーケットが、2013年の $2.0 billion から、2020年は $50 billion にまで成長すると推定している。

そして、この予測には、ソフトウェア/ハードウェア/サービスが含まれる。 今日の Hadoop マーケットにおいては、サービスの割合が、全体の約半分を占めている。しかし、このマーケットの規模に関する、5年の推定値はというと、どの程度まで現実的なのだろうか?

Forrester ticks off the following four reasons as to why Hadoop is so hot today:

Forrester は、いまの Hadoop がホットな理由として、以下の 4つの理由を挙げている:

  • Provides lower cost storage
  • Based on open source innovation
  • Scales well
  • Provides businesses a way to squeeze profits from their data

Allied Market Research attributes the growth in Hadoop to a strong interest in managing structured and unstructured data and big data analytics.

また、Allied Market Research は、構造化/非構造化データと Big Data 分析の運用において、Hadoop が強い関心を引き寄せているとしている。

But Hadoop is a platform and forecasts about how Hadoop will grow don’t or can’t factor in the appearance of new competing technologies.  Estimates for how technologies will play out six years hence are very difficult to predict.  Consider the effect of the iPad and the fact that the first iPad was sold less than five years ago.   Things can change quickly.  When Big Data is considered as an umbrella category of technologies, it is almost certain to see huge growth between now and 2020, but whether Hadoop will continue to be the center of Big Data in 2020 is less clear.

しかし、Hadoop はプラットフォームであり、また、Hadoop の成長を予測するにあたり、それと競合する新しいテクノロジーを、考慮することは困難である。つまり、これから 6年の間に、どのようなテクノロジーが登場するかと予測することは、きわめて難しいことなのだ。考えて欲しいのは、iPad の出現による変化と、最初に iPad が販売されてから、まだ 5年も経ていないという事実である。すべては、素早く変化していく。Big Data が、テクノロジーの傘下にあると考えた場合、いまから 2020年までの間に、ほぼ確実に大きな成長が見られるだろう。しかし、2020年においても、Hadoop が Big Data の中心に居続けるかというと、明確な根拠があるわけでもない。

James Kobelius, IBM Big Data evangelist, says that “Hadoop’s footprint will continue to grow for some time in the big data arena, especially as the core open-source technologies evolve and enterprises invest more heavily in the technology.  However, Hadoop will be neither the dominant platform nor the architectural centerpiece of most enterprise big data deployments. But that also applies to any other big data platforms, current or emerging, that you might name.”

IBM の Big Data evangelist である James Kobelius は、「 Hadoop の実績は、Big Data という分野において、しばらくの間は成長していくだろう。 とりわけ、コア・オープンソース・テクノロジーが進化し、エンタープライズがテクノロジーに多額の投資を行う世界で、それは顕著になる。しかし、大半のエンタープライズが Big Data をディプロイしていくとき、Hadoop は支配的なプラットフォームではなく、アーキテクチャ上の中心に座ることもないだろう。つまり、いまは名前もない、新しい Big Data プラットフォームの適用もありえるのだ」と、発言している

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Hadoop といえば、その大元は Google の MapReduce になるのですが、Agile_Cat が敬愛する High Scalability の Todd Hoff さんが、「Google Instant では、リアルタイム検索のために MapReduce を排除!」という記事を、2010年 9月の時点で書いていました。 これは、Google がインクリメント・サーチを開始した時期と同じころの話であり、すでに違う世界でチャレンジしているのだなぁ・・・ と関心した記憶が蘇ってきました。 いまの Google 先生はというと、BigQuery というサービスを提供していますが、それと GCE 上の Hadoop の関係など、いったい、どうなっているのでしょうか? いろいろと、興味の尽きないフィールドですね。

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Microsoft への提言:Red Hat を買収して クラウドを強化したら どうだろう?

Posted in Microsoft, OpenStack, Red Hat by Agile Cat on May 14, 2014

Why Microsoft should just pack it in and buy Red Hat
http://wp.me/pwo1E-7uz

By
Barb Darrow – Feb 28, 2014
http://gigaom.com/2014/02/28/why-microsoft-should-just-pack-it-in-and-buy-red-hat/

_ Giga Om

Summary: Sure it would make for strange bedfellows, but Microsoft needs Red Hat Enterprise Linux and an acquisition would signify a bold move by new CEO Satya Nadella.

Summary: たしかに、それは、ちょっと奇妙な関係と言えるだろうが、Microsoft は Red Hat Enterprise Linux を必要としている。 そして、もし、買収にいたるなら、新しい CEO である Satya Nadella の大胆な行動と評価されるだろう。

photo: Jorge Salcedo

Over the past 40 years Microsoft has built its mega-billion-dollar business around the Windows operating system and Windows applications. But as the company seeks to preserve its enterprise power in the cloud era, where Windows is not as huge a deal, here’s a bold proposal: Microsoft should buy Red Hat.

これまでの 40年間において Microsoft は、Windows オペレーティング・システムおよび Windowsアプリケーションを中心にして、巨億のビジネスを構築してきた。しかし、Windows が大きな勢力を持ち得ないクラウドの時代で、その企業の力を同社が維持したいなら、ちょっと大胆な提案をしてみたいと思う。 それが、Microsoft による Red Hat の買収という、必要性の話である。

It’s a counterintuitive move for a company whose former CEO likened Linux to cancer, but here’s why I think Microsoft might want to do it. First, Microsoft is an enterprise software company that hopes to transition its strength in that segment into the cloud-and-mobile era. And for Microsoft’s new CEO Satya Nadella, who will orchestrate that transition, an acquisition of Red Hat would be a bold stroke. Talk about thinking outside the box.

前 CEO が Linux をガンになぞらえていた企業にしては、反対の方向への動きに思えるが、それを Microsoft が望んでいるかもしれないと、私が思う理由を示していく。 まず、Microsoft は、これまでの強みを、クラウドとモバイルの時代におけるセグメントへ向けて、移行したいと考えているエンタープライズ・ソフトウェアの会社である。そして、Microsoft の新しい CEO である Satya Nadella は、その移行を周到に準備するだろうし、その意味で Red Hat の買収は大胆な一撃となる。ただし、いま話していることは、かなり常識はずれなことかもしれない。

Source: IDC

Microsoft is pitching Windows Azure as the public cloud of choice for businesses. A major stumbling block there is the fact that Red Hat Enterprise Linux, the de facto standard Linux in businesses, does not run on Azure. Why not? No one’s really saying, but my take is that Red Hat is dragging its feet because RHEL competes with Windows Server. Red Hat has no such compunction about putting RHEL on AWS, which does run RHEL, because Amazon is not an OS competitor per se — at least as the market is defined now.

Microsoft は、企業向けパブリック・クラウドの選択肢として、Windows Azure を投入している。しかし、ここでの大きな障害は、それらの企業が Linux のデファクト・スタンダードとする Red Hat Enterprise Linux が、Azure では走らないという現実である。当たり前じゃないかい? 誰もが本当のことを言っていないが、RHEL を Windows Serverと競合するため、Red Hat が足を引っ張っているというのが、私の感想である。Red Hat は、AWS 上で RHEL を走らせることについて、そのような躊躇がまったく無い。なぜなら、Amazon は OS の競争相手ではないので、大歓迎なのである。少なくとも、そのような形で、いまのマーケットは構成されてる。

The lack of RHEL on Azure is a big issue for Microsoft. Given that Microsoft has bent over backwards to make Azure hospitable to third-party OSes and tool sets (Ubuntu Linux and SUSE Linux run on it), RHEL’s absence is particularly glaring because when you talk enterprise applications from Oracle, SAP et al., RHEL is Linux (sorry Oracle Linux, you’re not there yet.)

Azure で RHEL が欠落していることは、Microsoft にとって大きな問題である。サードパーティの OS や Tool Set を Azure 上でホストしようと、Microsoft が懸命に努力していることを考えると(Ubuntu Linux と SUSE Linux には対応)、RHEL の不在が目立ってしまう。なぜなら、Oracle や SAP などのエンタープライズ・アプリケーションを前提にすると、RHEL が Linux だからだ(残念ながら Oracle Linux は発展途上)。

Neither Red Hat nor Microsoft would comment on why RHEL won’t run on Azure but sources close to Microsoft said customers ask the company about Red Hat support all the time and it has to refer customers back to Red Hat. Their thinking is that nothing can pressure a company to action more than customer pressure, but still, no dice.

Red Hat も Microsoft も、RHEL が Azure で走らない理由についてはノー・コメントだろう。しかし、Microsoft に近い情報筋によると、いくつかの顧客は Red Hat をサポートするよう要求しており、そのことが Red Hat にも伝わっているようだ。どちらも、顧客からのプレッシャーに勝るものはないと捉えているはずだが、まだ、サイコロは回り始めていない。

Red Hat is affordable

If you look solely at the numbers, Microsoft could do this deal easily. The market value of Red Hat stock is about $11.2 billion. Subtracting its $1.3 billion in cash, Red Hat would cost $9.9 billion. A 20 percent premium would put the purchase price at more like $12 billion. As one of my Wall Street friends put it, since Microsoft has about $84 billion cash in the bank, it could do this acquisition with its eyes closed.

単に数字だけを見るなら、Microsoft は簡単に買収できるだろう。Red Hat の市場評価額は、$11.2 Billion である。そこから、手持ちのキャッシュである  $1.3 Billion を差し引けば、Red Hat の買収に費やされるコストは $9.9 Billion となる。さらに、20% のプレミアムを付けても、$12 Billion で収まる。私の Wall Street フレンドによると、Microsoft の銀行預金は $84 Billion ほどなので、その支出に目をつむれば、買収は可能となる。

Antitrust hurdles are big but not insurmountable

Analysts, including Gigaom Research’s own MSV Janakiram, said no such transaction would pass regulatory muster. Taken together, Red Hat Enterprise Linux (RHEL) and Windows Server would comprise 87 percent of the server operating environment market, according to IDC analyst Al Gillen — who was also dubious about my premise.

Gigaom Research が所有する MSV の Janakiram や、その他のアナリストたちは、そのような取引が、当局に規制されないはずがないと言う。そして、Red Hat Enterprise Linuxに(RHEL)と Windows Server を合算すると、サーバー・オペレーティング市場の 87% に達してしまうと、私の考えに疑問を呈していた、IDC のアナリストである Al Gillen は述べている。

That number would give regulators pause if they define the market as server operating systems running inside company data centers. But if they were to factor in what’s running in Google and Amazon Web Services and other clouds, the picture could be much different. And we all know that lawyers can redefine the affected market when it painting a prospective acquisition in a rosy, competitive light.

この数字の捉え方だが、企業のデータセンター内で実行されるサーバー OS を前提に市場を定義するなら、当局は規制を行うだろう。しかし、Google や AWS といったクラウドで、どのような比率で、何が動いているのかを計算するなら、そのイメージは大きく異なるものになるだろう。買収劇を押し通すことに価値があり、すべてがバラ色に塗り替えられるとなったとき、弁護士たちが影響をうけるだろう市場を再定義してしまうことを、私たちは知っている。

In that universe, Windows Server plus RHEL might not be dominant at all. According to figures from The Cloud Market, nearly 60 percent of all Amazon Machine Images (AMIs) run Ubuntu Linux, while 6.3 percent run Windows and 5.9 percent run Red Hat. And I’m pretty sure Google runs zero Red Hat Linux or Windows.

この世界では、Windows Server だけではなく RHEL も、支配的だとは言えないだろう。The Cloud Market の統計によると、Amazon Machine Images(AMI)の約 60% は Ubuntu Linux を実行しており、Windows と Red Hat の比率は 6.3% と 5.9% に過ぎない。さらに言えば、Google が Red Hat Linux と Windows を実行している確率はゼロだと、私は確信している。

Source
The Cloud Market

And, if regulators can approve the US Airways and American Airline or Comcast and NBC Universal mergers, I think all bets are off. I’ve seen strange things happen in the software world, including Oracle’s acquisitions of Siebel Systems and PeopleSoft in blockbuster deals that consolidated much of the enterprise applications market.

たとえば、US Airways と American Airline もしくは Comcast と NBC Universal の合併を、規制当局が承認するかとなると、そこに一銭も賭ける気はしない。しかし、ソフトウェアの世界では、Oracle による Siebel Systems PeopleSoft の買収といった、エンタープライズ・アプリケーションの市場を統合してしまう、奇妙な光景を目の当たりにしている。

Those transactions taught me to never say never. So go ahead, use the comments below to (politely, please) to let me know what you think.

これらの取引が教えてくれたのは、Never Say Never である。そう、前へ進むしか無いのだ。 あなたの考えがあるなら、以下のコメントで、なるべく丁寧に教えて欲しい。

Feature photo courtesy of Shutterstock user Jorge Salcedo

Related research

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How tomorrow’s mobile-centric data centers will look December 2012
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TAG indexなかなか、面白い視点からの考察です。 先日に、「 Open Source の調査:ユーザーによる主導性の確立が、人々と組織を惹きつける 」という抄訳をポストしましたが、オープンソースを活用することで、ユーザーだけにではなくクラウド・プロバイダーにも、計り知れないメリットがもたらされるはずです。 その名称が、Windows Azure から Microsoft Azure に変わったのも、 Windows の枠組みに制約されない、新たなクラウド戦略の確立という意志の現れだと思います。 Linux は ガンだと言ってしまった CEO も退任したわけですし、これまでのシガラミを解いて、いろいろなことに柔軟に対応して欲しいですね。 image

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Open Source の調査:ユーザーによる主導性の確立が、人々と組織を惹きつける

Posted in Cloud Stack, Linux, On Monday by Agile Cat on May 12, 2014

Open Source: It’s about Security, Quality and Features, not just Cost
http://wp.me/pwo1E-7ue
By Dick Weisinger – May 6, 2014
http://formtek.com/blog/open-source-its-about-security-quality-and-features-not-just-cost/

_ formtek

Open Source software gained early popularity because it was free.  But today, Open Source is more often being used by businesses for other reasons.  Reasons like security, quality, and features.

Open Source ソフトウェアが、人気を得た最初の理由は、それが無償だったところにある。しかし、いまの Open Source は、それ以外の理由により、企業で採用されるケースの方が多い。それは、セキュリティ/品質/機能といった理由に集約される。

In a recent survey by Black Duck Software, 72 percent said that part of the reason why they use Open Source software is because they believe that it’s more secure than proprietary software.  80 percent say that Open Source software generally is of higher quality than proprietary software.

最近の Black Duck Software による調査では、Open Source を使用する理由として、プロプライエタリ・ソフトウェアよりもセキュアであると、回答者の 72% が考えていることが分かった。また、回答者の 80 %が、一般的に見て Open Source の方が、プロプライエタリ・ソフトウェアよりも高品質であると述べている。

Matt Assay, VP of business development at MongoDB, said that “50% of enterprises now use and contribute to open-source projects, a massive jump from just a few years ago. As for why they’re participating, it’s not only to lower costs but primarily to drive innovation by tapping into a steady stream of high-quality software.”

MongoDB の VP of Business Development である Matt Assay は、「 いまでは、エンタープライズの 50% が、オープンソース・プロジェクトを利用し、また、そこにコントリビュートしている。 つまり、この数年において、大きな変化が生じていることになる。それらのエンタープライズが、そこに参加する理由としては、コストを下げるというより、高品質なソフトウェアの安定した流れのに身を置くことで、イノベーションを推進するという発想が、主流になっている」と述べている

Lou Shipley, President and CEO of Black Duck, said that “Open source has proven its quality and security, and reached a point of widespread democratization and proliferation. As such, organizations must … change the way they view their role. Understanding that it’s about more than just cost-cutting or any of the traditional reasons to simply use OSS; it’s about participating and managing the logistical challenges to gain competitive advantage, attract top talent, and influence project direction.”

Black Duck の President and CEO である Lou Shipley は、「 オープンソースは、その品質と安全性が証明され、かつ、広範囲におよぶ民主化と増殖のレベルに達している。それにより、それぞれの組織が果たすべき役割が、変化していくはずである。これまでの、コスト削減といった理由で OSS が用いられるのではなく、それ以上のものがあると理解すべきだ。つまり、競争において優位性を得ること、優秀な人材を採用すること、そして、プロジェクトの方向に影響を与えるという、戦略的な課題に取り組むために、オープンソースに参加しているのだ」と述べている

Michael Skok, general partner at North Bridge Venture Partners, said that “Open source is consuming the software world as the inherent quality, functionality, and increasingly ease of deployment creates a powerful gravitational pull on people and industries…  Many of the leading technology areas such as cloud, big data, content management and mobile are now treating open source as their ‘foundational platform.’ Further, more new areas like the Internet of Things, which requires interoperability and extensibility, can only be met by open source initiatives, hence the emergence of new communities.”

North Bridge Venture Partners の General Partner である Michael Skok は、「オープンソースが活用するソフトウェアの世界とは、そこに本質として備わっている品質/機能/展開を、さらに容易にするものである。 つまり、そのことが、人々や産業界を惹きつけているのだ。Cloud/Big Data/CMS/Mobile といった、リーディング・テクノロジーの多くが、基本的なプラットフォームとして、オープンソースを取り扱っている。さらに言えば、相互運用性と拡張性を必要とする IoT のような新分野では、多様なコミュニティが出現してくることになるが、そこでイニシアチブを発揮できるのはオープンソースだけになるだろう」と述べている

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たしかに、いまの Cloud をみれば OpenStack があり、Big Data には Hadoop があり、CMS には WordPress があり、Mobile には Android Open Source Project があります。 そして、すべての基盤に Linux がいます。誰が所有を主張するわけでもなく、そこに参加する人々や組織が、自分自身のものとして大切にしていけるのが、オープンソースの本質なのだと思います。国家に求められるのが富の再配分なら、OSS プロジェクトに求められるのは知識の再配分なのでしょう。 それも、地球規模での。。。__AC Stamp 2

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Android と OSS:Google の良心と公平性は、どこにあるのか?

Posted in .Selected, Google, Mobile, Strategy by Agile Cat on February 15, 2014

Google Is Clamping Down On The Android Open Source Project — Here’s Why
http://wp.me/pwo1E-7cM
Tony Danova – Feb. 7, 2014
http://www.businessinsider.com/these-market-share-numbers-show-why-google-is-clamping-down-on-the-android-open-source-project-2-2014-2

_ Business Insider

Google may have just opened up Chromecast for app development, but as far as Google’s signature platform Android goes, BI Intelligence finds that Google is moving in a very different direction.

Google は、Chromecast に関するアプリ開発をオープンにしたようだ。 しかし、やはり Google が約束している、Android プラットフォームについては、きわめて異なる方向へと転換し始めていると、BI Intelligence は見ている。

Android is by far the biggest smartphone platform across the globe, thanks in large part to its decision to start the Android Open Source Project (AOSP) in 2007. Back then, with zero mobile market share, Google packaged mobile services like Search, Gmail, and Maps into an open-source platform that third-party vendors and developers could fork to run on their mobile devices. Originally, AOSP was a defense tactic against an Apple mobile monopoly.

Android は世界で最大のスマートフォン・プラットフォームであるが、それを支えてきた最大の要因は、出発点である 2007年当時に、Android Open Source Project(AOSP)を選択したところにある。そのときの Google は、モバイル市場のシェアがゼロであった。したがって、サードパーティであるベンダーや開発者が、自身のモバイル・デバイス上で走らすための、フォークが可能なオープンソース・プラットフォームを提供し、その上に、Search/Gmail/Maps などのモバイル・サービスをパッケージ化することにした。もともと、AOSP は、Apple のモバイル独占に対抗するための、防御的な戦術であった。

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BII

Now, AOSP is expanding beyond Google’s control. Here’s a look at the underlying data from BI Intelligence:

しかし、いまの AOSP は、Google がコントロールできない範囲まで拡大している。以下に示すのは、BI Intelligence が提供する、基礎的なデータである。

  • In the fourth quarter of 2013, phones running a forked version of Android made up 25% of all global smartphone shipments, with just over 71 million units shipped, according to new data from ABI Research.
  • That’s up from 14% of smartphone shipments one year earlier.
  • AOSP is the only platform that gained significant market share over the course of the year. All other platforms, including Android, declined or were essentially flat.
  • Looking at just the Android platform, AOSP phones accounted for 32% of all Android smartphone shipments in the quarter. That’s up from 20% in the same quarter a year ago.
  • ABI Research からの最新データによると、2013年 Q4  における Android のフォーク・バージョンは、グローバルでのスマホ出荷数の 25% を占めている。
  • 昨年同期の、この数字は 14% であった。
  • この AOSP だけが、昨年を通じて大きくシェアを伸ばしたプラットフォームとなる。Android を含む、その他 すべてのプラットフォームのシェアは、横ばいもしくは下降という状況にある。
  • Android だけに絞って見てみると、2013年 Q4 における AOSP の出荷数は、その中の 32% を占めている。昨年同期は、この数字が 20% であった。

The proliferation of these forked AOSP Android devices on the mainstream market is harmful to Google’s proprietary mobile services.

マーケットの主流と言える場所で、これらの AOSP Android フォーク・デバイスが急増することは、Google プロプライエタリのモバイル・サービスにとって有害なことである。

Right now, any developer or company can use AOSP to create an alternative Android operating system that cuts Google off from significant OS revenue. Amazon’s Kindle Fire ecosystem is a prominent example. The foundation OS is Android but Amazon developed its own app store, content store, Web browser, and email services, essentially cutting Google out of several of its key services and potential revenue streams.

そして、あらゆる開発者や企業が、代替の Android OS 作成するために AOSP の利用が可能であり、それにより、Google の OS 収益が途絶えてしまうという現状がある。 Amazon Kindle Fire のエコシステムは、その顕著な例である。基礎となる OS は Android であるが、基本的に Amazonは、独自の App Store/Content Store/Web Browser/Email Services などを開発し、その主要なサービスと、収益を生み出す流れから、Google を除外している。

Because of this, Google is attempting to pivot on its open-source ideals in order to protect its platform.

そのため Google は、独自のオープンソース理念の上で旋回し、自身のプラットフォームを保護しようとしている。

Back in October, Google took a crucial step in the fight against forks by locking down Google Play Services. Now, any apps developed using Google’s proprietary APIs will only work on non-forked versions of Google’s Android OS. Running apps developed with Google’s API on a Kindle, for example, is no longer possible.

昨年の 10月には、Google Play Services から、それらのフォークを締め出すことで戦っていくという、重要な一歩を踏み出した。そして、いま、Google のプロプライエタリ API を用いて開発された各種のアプリは、Google 純正 Android OS 上で、つまり、非フォーク・バージョンのみで動作する。つまり、Google API を用いて開発され、たとえば Kindle 上で走るようなアプリは、もはや不可能となっている。

Some may argue that the proliferation of AOSP operating systems, alongside Android, has helped Google fend off stronger competition from Apple. But for Google, a growing contingent of Android users not utilizing Google services is almost as damaging as Apple grabbing a massive market share.

一部の人々は、Android OS と伴に、AOSP OS が普及していくことで、Apple との厳しい競争から、Google は保護されると主張するだろう。しかし、Google にとって、自身のサービスを利用しない Android ユーザーが偶発的に増えてしまうことは、Apple が巨大なマーケット・シェアを掴むのと同じくらい、有害なことなのである。

Disclosure: Jeff Bezos, CEO of Amazon, is an investor in Business Insider.

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image悪に走らない Google と、超戦略的な Android の間で、さすがの G 先生も心が揺れると思いきや、ガッチリと締め付け始めたという感じですね。確信犯的曲解なのでしょうか? この記事を訳していて、Andy Rubin が外された理由とか、いろいろと考えてしまいました。でも、まぁ、Kindle Fire の例だけではなく、たとえば Yandex などの動向も、Google としては見逃せない、、、という展開になっているのも確かです。これから暫くは、Android の内側でのファイトから、目が離せませんね!ac-stamp-232

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iOS と Android による 世界大戦 – 2013年/12月
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いまも Microsoft は、シッカリと Android で稼ぎ続けている

Linaro が OCP に参加 : それにより Linux on ARM in DC が加速していく!

Posted in Data Center Trends, Linux, Open Compute by Agile Cat on November 14, 2013

Linaro Brings Open Source Test Platform to Open Compute Project
http://wp.me/pwo1E-6Uh
Santa Clara, US – 28 Oct 2013
http://www.linaro.org/news/release/linaro-brings-open-source-test-platform-to-open-compute-project/en/

_ Linaro

Linaro has joined the Open Compute Project (OCP) as an official member and contributes the LAVA LMP (Linaro Multi-purpose probe) to the foundation

Linaro はオフィシャル・メンバーとして Open Compute Project (OCP) に参加し、このファンデーションに対して LAVA LMP (Linaro Multi-purpose probe) をコントリビュートする。

Linaro, the not-for-profit engineering organization developing open source software for the ARM® architecture, today announced that it has joined the Open Compute Project (OCP), an initiative launched by Facebook in 2011 to increase technology efficiencies and reduce the environmental impact of data centers.

Linaro(ARM® アーキテクチャのためのオープンソース・ソフトウェアを開発する非営利エンジニアリング組織)は、Open Compute Project(OCP)に参加することを、今日、発表した。この OCPとは、2011年に Facebook が立ち上げたイニシアチブであり、データセンターに関するテクノロジーを向上させ、環境への影響を軽減するものである。

_  space

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OCP applies open-source software principles to the hardware industry to drive the development of the most efficient computing infrastructures at the lowest possible cost. Working with partners in both the hardware and software industries, it strives to achieve further innovation and efficiencies in scale computing technology. In parallel, Linaro – in particular within the Linaro Enterprise Group (LEG) – has become the place where a similar cross-section of companies collaborate on the future of Linux software on ARM-based servers. Linaro’s intention in joining OCP is to bring together the hardware and software discussion and help accelerate the release of more efficient server solutions. It will also contribute the specifications of the LAVA Multi-purpose Probe (LMP) to be made available through OCP. LMP boards extend the testing options for hardware incorporated into the Linaro Automated Validation Architecture (LAVA) test framework, which is available as an open source project.

OCP は、ハードウェアの世界にオープンソース・ソフトウェアの原則を適用することで、最も効率的なコンピューティング·インフラを、可能な限りコストを抑えたかたちで、開発していこうとする組織である。ハードウェアとソフトウェアの業界が、相互にパートナーシップを結ぶことで、スケールしていくコンピューティング・テクノロジーの、さらなる革新と効率化を達成しようと努めている。それと並行して、とりわけ Linaro の Enterprise Group (LEG) は、ARM ベース・サーバーにおける Linux ソフトウェアの将来を考慮し、企業同士が協調していく場を提供している。Linaro が OCP に参加する意図は、ハードウェアとソフトウェアという両者の議論を集約し、より効率的なサーバー・ソリューションのリリースを、加速させるところにある。また、LAVA Multi-purpose Probe (LMP) の仕様を、OCP を介して利用できるようにするための、コントリビューションも行っていく。LMP のボードは、オープンソース・プロジェクトとして提供される、Automated Validation Architecture (LAVA) テストフレームワークに、組み込むためのハードウェア・テスト・オプションを拡張していく。

“We’re excited to welcome Linaro into the Open Compute Project,” said Cole Crawford, executive director of the Open Compute Foundation. “The organization’s commitment to developing core open source software in a collaborative and transparent environment matches our own mission of openly sharing ideas and specifications to accelerate innovation in pursuit of the most efficient data center infrastructure.”

「 私たちは、Open Compute Project への Linaro の参加を、とても歓迎している。協調性と透明性を有する環境において、コアとなるオープンソース・ソフトウェアを開発していくという、この組織のコミットメントは、最も効率のよいデータセンター・インフラを追求するために、イノベーションを加速する発想や仕様をオープンに共有していく、私たち自身のミッションと一致する」と、Open Compute Foundation の Executive Director である Cole Crawford は述べている。

“We’ve been working closely with OCP since the founding of the Linaro Enterprise Group and the synergies between hardware and software in this space are very exciting,” said George Grey, Linaro CEO. “We’re very happy to be formally joining OCP and bringing the benefits of LAVA and LMP to a broader audience.”

「 私たちは、Linaro Enterprise Group の立ち上げ以来、OCP と緊密に協力してきた。 そして、このスペースにおける、ハードウェアとソフトウェアの相乗効果はきわめてエキサイティングなことである。私たちは、OCP にオフィシャルに参加することを喜んでおり、また、より幅広いオーディエンスに対して、LAVA と LMP のメリットを提供していきたい」と、Linaro の CEO である George Grey は述べている。

About Linaro

Linaro is the place where engineers from the world’s leading technology companies define the future of Linux on ARM. The company is a not-for-profit engineering organization with over 140 engineers working on consolidating and optimizing open source software for the ARM architecture, including developer tools, the Linux kernel, ARM power management, and other software infrastructure. Linaro is distribution neutral: it wants to provide the best software foundations to everyone, and to reduce non-differentiating and costly low level fragmentation. To ensure commercial quality software, Linaro’s work includes comprehensive test and validation on member hardware platforms. The full scope of Linaro’s engineering work is open to all online. To find out more, please visit http://www.linaro.org.

Linaro は、ARM 上の Linux における未来を定義する、世界有数のテクノロジー・カンパニーのエンジニアが集まる場所である。 同社は、非営利のエンジニアリング組織でありながら、140名以上のエンジニアを有し、ARM アーキテクチャのためのオープンソース·ソフトウェアの統合と最適化に取り組んでいる。具体的には、開発ツール/Linux カーネル/ARM パワー・マネージメントなどの、ソフトウェア・インフラへの取り組みも含まれる。Linano のディストリビューションは中立的なものである。 つまり、すべての人々に最高のソフトウェア基盤を提供し、非分化を抑制すると同時に、低レベルにおけるコストの掛かる断片化を軽減したいと望んでいる。商用レベルの高品質ソフトウェアを保証するために、メンバーが開発するハードウェア·プラットフォーム上での、包括的な試験と検証も、Linaro の作業に含まれている。 Linaro のエンジニアリング作業におけるフル・スコープは、その全てがオンラインで公開されている。詳細に関しては、以下の URL を参照して欲しい: http://www.linaro.org

For more information on the company, access to software and tools, and information on the community and open engineering, visit www.linaro.org

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image14なるほど! Linaro って、こういう組織であり、だから Open Compute とも仲良しなのですね! そうなると、ARM ベースの OCP サーバーとか、OCP ストレージとかの、とても興味深いスペックが、続々と OCP からリリースされてくるはずです。 ご興味が有りましたら、以前にポストした、『 Google や Facebook は、サーバー用の カスタム CPU に取り組むだろう 』という抄訳も ご参照ください。とても、楽しみですね!ーーー image141 @Seoul ( OCJ Engineering Workshop です)

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