Agile Cat — in the cloud

Android の MAU が 11.5 億に近づいている:マネタイズの視点でアドとアプリを分析する

Posted in Google, Mobile, Research by Agile Cat on November 14, 2014

The State Of Android: How Developers, Retailers, And Publishers Are Driving Revenue On Google’s Massive Platform
http://wp.me/pwo1E-81o
Marcelo Ballve – Oct. 27, 2014
http://www.businessinsider.com/android-commerce-advertising-and-user-numbers-2014-10?&platform=bi-androidapp

_ Business Insider

Android is underappreciated as a commercial platform — as a revenue driver for the e-commerce, advertising, and software industries.

Android は、コマース/広告/ソフトウェアといった業界を加速させているが、ビジネスのプラットフォームという観点では過小評価されている。

Too many analysts remain attached to an outdated idea of Google’s mobile operating system as fragmented, malware-ridden, and low-end. They believe Android users don’t spend money on mobile and lack lifetime value. This is no longer true.

Google のモバイル OS である Android について言われてきた、バージョンの断片化や、大量のマルウェア、そしてローエンド狙いという時代遅れの捉え方に、あまりにも多くのアナリストたちが振り回され続けている。さらに言えば、Android ユーザーはモバイル上で活発に消費しないため、そこで提供される価値も下落していくと、彼らは確信している。しかし、もはや、それは真実ではない。

BI Intelligence

In a new BI Intelligence report, we show how Android has translated its massive audience — an estimated 1.2 billion active users globally by the end of this year — into a solid platform for mobile-based businesses.

新しい BI Intelligence レポートでは、Android における膨大なオーディエンスが(グローバルにおける 1.2 billion と推定されるアクティブ・ユーザーが今年末までに)、モバイル・ベースのビジネスのための強固なプラットフォームへと、どのように変換されるのかを示している。

Here are the report’s main takeaways:

  • Google has made progress in "recapturing" Android. In the second quarter of 2014, 65% of global smartphone shipments were running Google’s preferred version of Android, rather than variants. That was a 3-percentage-point improvement over the previous quarter.
  • いくつかのモバイル・ビジネス・モデルが、Android マーケットを著しく制限するリスクを無視した形で、すでに動き出している。また、ユーザー・ベースという観点で、Android は iOS の、約 2倍の規模に成長している。 そして、グローバルにおける二大メジャー・プラットフォームである、Facebook と Windows に匹敵する規模に至っている。
  • モバイル収益を促進するものとして、広告収入なども含めて、他よりもすばやく成長している。今年の Q2  のモバイル広告トラフィックにおいて、Android のシェアは Apple iPhone/iPad を追い抜いている。ただし、広告収入のシェアという視点で Android は 39% であり、iOS に遅れをとっているが、約二倍の速度でシェアを増やしている。
  • Android はインターネット・コマースを爆発的に加速させると期待されている。モバイル・コマースにおける Android のシェアは、前年比で 26% の増加を示している。 しかし、現時点のアメリカにおけるモバイル電子コマースにおいて、Android デバイスのシェアは僅か 1/5 を占めるに過ぎない。
  • バージョンの断片化という問題は、すべての観点と言ってもよい、スクリーン・サイズ/オペレーティング・システム/デバイスの増殖という側面で、きわめて誇張されている。グローバルで見ると、Android デバイスの 80% が、最新の OS もしくは、1つ前の OS を走らせている。アメリカに限定すると、その数字は 90% 以上となる。 そして、Android Lollipop が、今月から展開され始める。
  • さらに Google は、Google Play アップ・ストアにおける品質向上を達成しており、それが増収につながると予測されている。スパム・アプリの割合が低下している一方で、2014年 Q1 のグローバルにおける Google Play の収益は、前年比で 2倍に増えている。App Annie によると、その成長のスピードは iOS を上回っているとのことだ。一部のアナリストは、Google Play は 5年以内に、収益面で Apple の App Store を追い越すと確信している。
  • Android のアキレス腱は、パートナーであるキャリアとメーカーたちが、このプラットフォームを変質させ、また、肥大化させる点に集約される。しかし Google は、Android のコントロールを強化し、好ましいバージョンの Android をパートナーたちが採用するように仕向けている。それにより、Search や Google Playなどを含む、Google アプリのフル・スイートを提供できるようになる。
  • Google は Android の奪還においても進歩を遂げている。 2014年 Q2 のグローバルにおいて、出荷されたスマホの 65% が、Google が希望する Android バージョンを走らせており、派生物の比率を低減させることになった。そして、2014年 Q1 との比較において、その比率を 3% ほど改善している。

Access The Full Report And Data By Signing Up For A Free Trial Today >>

ーーーーー

先日の Facebook の 2014 Q3 決算では、MAU が 13.5億だと発表されていましたので、それに続くポジションを Android が占めているのは間違いないでしょう。 そして、驚異的なのは、昨年と今年でそれぞれ、約 4億という新規 MAU を獲得している点です。 この背景には、中国やインドなどに代表されるアジアのマーケットに、ものすごい勢いで浸透し始めているという状況があります。言い換えれば、それらの途上国マーケットの成長に依存することで、あらゆるテクノロジーへの投信が促進され、先進国のマーケットも恩恵を被っているのです。

ーーーーー

<関連>

2014年は合わせて5億台:Android One が狙う中国とインドの市場
新たなインターネット・アクセスを生み出すのは Post-PC だけ?
Google の Before/After で激変したプラットフォーム勢力図
Samsung と Apple がシェアを落とす、2014 Q3 の スマホ 攻防戦
モバイル・アドの急成長:2018年には全米デジタル広告の 50% を超えるだろう!

Microsoft の決断:フル .NET サーバー・コア・スタックをオープンソース化する!

Posted in .Chronicle, .Selected, Microsoft, Strategy by Agile Cat on November 13, 2014

Microsoft makes full .NET server-side core stack open source
http://wp.me/pwo1E-81h
By Juha Saarinen on Nov 13, 2014 6:47 AM
http://www.itnews.com.au/News/397803,microsoft-makes-full-net-server-side-core-stack-open-source.aspx

_ it news

Enables .NET to run on Apple OS X and Linux.

Microsoft today said the full .NET server core stack will be open sourced and expanded to run on Linux and Apple OS X, removing the requirement to use WIndows for the popular development platform.

今日、Microsoft は、Full .NET サーバー・コア・スタックをオープンソース化すると発表した。 つまり、ポピュラーな開発プラットフォームである Windows を使用するという要件を排除し、Linux や Apple OS X の上で動作するよう拡張していくことになる。

Soma Somasegar, Microsoft’s developer division vice president said the open-sourcing will include the ASP.NET 5 framework for building websites, as well as the full .NET runtime and framework itself.

Microsoft の Developer Division VP である Soma Somasegar は、このオープンソース化には、Web サイト構築の ASP.NET 5 Flamework だけでなく、Full .NET のランタイムおよびフレームワーク自体が含まれると述べている。

The .NET Core is a subset of the .NET framework and they share key components such as the just-in-time compiler and the Strings and List types, Microsoft said.

この .NET Core は、.Net Framework のサブセットであり、Just-In-Time Compiler や Strings and List types といった、主要コンポーネントも共有されると、Microsoft は述べている。

However, .NET Core was specifically created to become open source as well as cross-platform.

ただし、.NET Core は、オープンソース化されるだけでなく、明確なクロス・プラットフォーム化のために構築されている。

Somasegar said Microsoft’s aspiration is to have developers at any level, from hobbyists to commercial coders, given access to platforms such as Visual Studio, .NET, the Azure cloud and other resources.

Somasegar の発言によると、Microsoft が熱望するのは、プロのコーダーからホビーストにいたるまで、あらゆるレベルのデベロッパーに利用してもらうことであり、また、Visual Studio/.NET/Azure Cloud といった、各種のプラットフォームにアクセスしてもらうことである。

Today’s announcement follows the April creation of the .NET Foundation by Microsoft, which saw a slew of tools and projects including the Roslyn compiler being released as open source.

今日の発表は、この 4月に Microsoft により設立され、Roslyn コンパイラを含むツールやプロジェクトを、オープンソースとしてリリースした、.NET Foundation に続く出来事となる。

The company also took steps to assuage developers that Microsoft would not pursue intellectual property rights for the open source projects.

さらに Microsoft は、このオープンソース・プロジェクトに関する知的財産権は継続されないとし、デベロッパーたちの警戒心を和らげるための措置を取っている。

Microsoft will release the .NET Core server stack under a MIT open source license and Somasegar said there will be an explicit patent promise issued, to clarify users’ patent rights to .NET. Other projects use the Apache 2 license, with documentation released under Creative Commons Attribution 4.0.

Microsoft は、MIT オープンソース・ライセンスの下で、この .NET Core サーバー·スタックをリリースする予定だ。 そして Somasegar は、ユーザーであっても .NET に関連する特許を保持できるという、知的財産権に関する明確な考えを述べている。その他のプロジェクトは、Apache 2 ライセンスが適用され、また、ドキュメントに関しては Creative Commons Attribution 4.0 が適用されるという。

A code repository for .NET projects has been set up on Github. The Visual Studio integrated development environment (IDE), highly rated by coders, will also be opened up, Somasegar said.

また、.NET プロジェクトに関するコード・リポジトリは、Github 上に開設される。 そして、コーダーたちが高く評価する Visual Studio IDE(integrated development environment)もオープン化されると、Somasegar は述べている。

Microsoft has also released a new Visual Studio Community 2013 edition that Somasegar said is a free, fully-featured version of the paid-for IDE. It can be used for free as long as that use is limited to non-enterprise application development.

Microsoft は、最新の Visual Studio Community 2013 Edition 版を、有償の IDE としてリリースしているが、Somasegar の発言によると、エンタープライズ・アプリケーションの開発を除いて、無償で使用できるようになる。

Previews of the upcoming Visual Studio 2015 and .NET 2015 tools for cross-platform mobile and cloud development were also floated by Somasegar, along with a new release management service and deployment projects utility.

これから登場してくる、クロス・プラットフォームでモバイルとクラウドに対応する、Visual Studio 2015 および .NET 2015 や、それに関連する、新しいリリース・マネージメント・サービスや、デプロイメント・プロジェクト・ユーティリティも、この Somasegar の発言により流動的になってきた。

Developers targeting Google’s Android mobile operating system can now use the x86 based Visual Studio Emulator for Android which is part of Visual Studio 2015, Microsoft said.

Google の Android モバイル OS をターゲットにする開発者も、Visual Studio 2015 の一部として取り込まれ、x86 ベースの Visual Studio Emulator for Android  を使用ができるようになると、Microsoft は述べている。

Update 4 for the current Visual Studio 2013 IDE was also released today, with features such a tool to access graphics processors.

現行の Visual Studio 2013 IDE に関する Update 4 は、グラフィックス·プロセッサにアクセスするためのツールなどと共に、今日にリリースされる。

ーーーーー

とにかく、Welcome です! これで、ライセンスに縛られることなく、Microsoft のサーバー・サイド・プロダクトを使えるようになるので、ユーザーにとって大きな安心感がもたらされることになります。 そして、Microsoft 自身も Windows に制約されることもなく、あらゆるプロダクトを広範囲におよぶプラットフォームに提供していけます。 利用する側も、供給する側も、誰もがハッピーな結果につながるはずです!

ーーーーー

<関連>

Microsoft と IBM が、きわめて広範囲におよぶ、クラウドの提携を発表!
SingTel と TelecityGroup は、インターネット非依存で Azure 接続を実現する
Microsoft への提言:Red Hat を買収して クラウドを強化したら どうだろう?
2015年の Android は、Windows の4倍の勢力に成長する:Gartner
Windows XP のサポートが終わるが、あの緑の草原も、いまはブドウ畑に・・・

 

Agile_Cat:2014年 10月の マトメ : バトル・フィールドが見えてきた

Posted in Research by Agile Cat on November 11, 2014

コンシューマ市場での戦いと、エンタープライズ市場での戦い・・・
http://wp.me/pwo1E-80u

image2_thumb_thumb_thumb_thumb_thumb

10月のマトメですが、いつもの通り、導線を分析するためのリフェラル数から見ていきます。この数カ月で、Google 検索からのリフェラルが減っていますが、これは HTTPS のサイトを優先するという、Google のポリシー変更に伴うものだと推測しています。WordPress.com の VIP ユーザーである Gigaom などは、すでに HTTPS になっていますが、同じく VIP の TechCrunch は HTTP のままです。ひょっとして、だれでも簡単に切り替えられるのかと思い、いろいろと設定を探してみたのですが、そうではないようです。 まぁ、そのうち何とかなるのでしょう。 それと、今月から、NewsPicks をチャートに加えました。なんというか、情報の集め方に、大きな変化が出てきているのは間違いないという感じがしますね。

_--space15

_--space15_--space14

そして、トップ・ポストの方ですが、コンシューマでのモバイル広告をめぐる Google と Facebook の戦いが、以前から言われていたように、その激しさを増しているように思えます。 このモバイル広告は、今後の収益源として最も期待されるものであり、この二社の他にも、AOL や Yahoo がシェアを広げようとしています。 そして Apple はというと、やはり新たな収益源として、Apple Pay を軌道に乗せようとしています。 その一方で、エンタープライズをめぐる戦いでは、IBM(Softlayer)が積極的な戦略を取り、王者である Amazon の牙城を切り崩そうとしています。 また、Google と Microsoft も価格競争を仕掛けながら、Amazon に迫ろうとしています。 このような大手同士のせめぎ合いの様子が、このトップ・ポストに反映されていますね。

_--space13

1: モバイル・アドに苦悩する Google と、答えを見つけ出した Facebook
2:
クレジット・カード決済における手数料を分析してみた:Apple Pay
3:
これからの5年間で、私たちの働き方を変える 10のテクノロジーとは?
4: Microsoft と IBM が、きわめて広範囲におよぶ、クラウドの提携を発表!
5: Facebook アドが 外の世界へ: Atlas が Google に 本気で挑んでいく
6:
SAP 争奪戦:IBM が Amazon に対して、一歩 リードしたようだ
7:
Google データセンターの世界:とても豪華な写真集
8:
Google の収益構造を分析してみた:その気になるポイントとは?
9:
Google と Facebook が支配する モバイル広告の世界
10:
Siri と Cortana と Google Now の学力テスト
11:
BitCoin のテクノロジーを、IoT のアーキテクチャーに応用できるはず
12: ソーシャルと滞在時間:この指標でも Facebook がダントツだ!
13:
Dropbox の パスワード 700万件 が流出:二段階認証を考えるべき!
14: Digital Ocean が IPv6 の完全サポートを発表
15:
Chromebook の販売数が急上昇:Q2 と Q3 を比較すると 67% も成長
16: Google Maps は、あなたの行動を記録している:Location History
17:
iOS 8 のインストール率が 50% に届いていない
18:
2015年の デバイス市場:中国は $1.8B、インドは $4.8B の成長だ!
19: Google と Dropbox が発表した Simply Secure イニシアティブとは?
20: 日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/9月

 
___space3_thumb3_thumb_thumb_thumb_t[1]

ーーーーー

imageAgile_Cat とは関係のないことですが、10月に Chromebook を購入してみました。 一言でいって、使えます。ーーー 良いところ: ① Chrome ブラウザがキビキビしている。 ② Chrome ブラウザの別ウィンドウ機能が意味を成す。たとえば、Google 翻訳や、辞書サービスなどをメインの外における。③ Evernote マシンとしてイケてる。 ただし、まだ、バグ多し。  ④ USB 給電が可能。 ⑤ IME も Google 日本語でスンナリ。 ーーー ダメなところ: ① 良い RDP が見つからない。 ② テザで USB および BT が使えない。 いまは、Nexus7 を Wi-Fi ルータにして運用。 ③ 日本語フォントが良くない。 ーーー 試していないところ: ① Google Drive と Dropbox。 ② Slimport から HDMI への変換。 ーーー という感じです。時間が経つにつれて、どんどん良くなる予感がします。 これが 3万円くらいで買えてしまい、さらに安価になっていくと思うと、なんとなくゲーム・チェンジの予感がしてきますね image7_thumb_thumb_thumb_thumb_thumb[2]

ーーーーー

<関連>

Agile_Cat:2014年 9月の マトメ : VMware を巡るウワサが注目を集める
Agile_Cat:2014年 8月の マトメ : Google Maps の人気を再確認
Agile_Cat:2014年 7月の マトメ : 常識は移ろい変わるもの
Agile_Cat:2014年 6月の マトメ : クラウドは何処へ向かうのか?
Agile_Cat:2014年 5月の マトメ : 気になるダイレクト接続
Agile_Cat:2014年 4月の マトメ : がんばれ Twitter

Microsoft と IBM が、きわめて広範囲におよぶ、クラウドの提携を発表!

Posted in .Chronicle, .Selected, Businesses, IBM, Microsoft by Agile Cat on October 23, 2014

Microsoft and IBM partner to bring each other’s enterprise software to their respective cloud platforms
http://wp.me/pwo1E-7Yp
October 22, 2014 – Emil Protalinski
http://venturebeat.com/2014/10/22/microsoft-and-ibm-partner-to-bring-enterprise-software-to-their-respective-cloud-platforms/

_ VB

Microsoft and IBM today announced a partnership that will see the two companies bring their respective enterprise software to Microsoft Azure and IBM Cloud. The duo believe the relationship will help their respective clients, partners, and developers by offering more choice in the cloud.

今日(10/22)の Microsoft と IBM によるアナウンスメントは、それぞれのエンタープライズ・ソフトウェアを、Microsoft Azure と IBM Cloud に展開するためのパートナーシップを発表するものである。 この二社は、クラウドにおける多様な選択肢を提供することで、それぞれのカスタマー/パートナー/デベロッパーを支援していけると確信している。

Image Credit
Shutterstock
Pavelk

The companies will also let customers bring their own software licenses to the Microsoft and IBM clouds, with the goal of helping customers avoid extra costs. In turn, Microsoft and IBM hope to gain new business opportunities, spur innovation, and reduce costs.

そして両社は、すでに顧客が所有するソフトウェア・ライセンスを、Microsoft と IBM のクラウドに展開することを促し、余分なコストの排除を目標にしていく。つまり Microsoft と IBM は、新たなビジネス・チャンスの創出/イノベーションの促進/コストの削減を、合理的な順序で進めたいと考えているのだ。

The two are promising to make key IBM middleware such as WebSphere Liberty, MQ, and DB2 available in the Microsoft Azure Virtual Machines service. IBM will expand support of its software running on Windows Server Hyper-V, and the companies plan to make IBM Pure Application Service available on Azure. Microsoft will offer IBM middleware software licenses to Azure customers with pay-per-use pricing.

さらに両社は、IBM のミドルウェアである WebSphere Liberty/MQ/DB2 などを、Microsoft Azure Virtual Machines サービスに展開することを、重視していくと約束している。つまり IBM は、Windows Server Hyper-V 上で走る、自身のソフトウェア・サポートを拡大していく。 それにより両社は、Azure 上で走る IBM Pure Application Service というプランを、推進していけるようになる。Microsoft は Azure ユーザーに対して、IBM のミドルウェア·ソフトウェアのライセンスを、従量課金の形態で提供しくようになる。

The two will also work together to deliver Microsoft .NET runtimes, along with relevant tooling, for IBM’s Bluemix cloud development platform. At the same time, Windows Server and SQL Server will be offered on IBM Cloud.

なお、この二社は、IBM の Bluemix Cloud 開発プラットフォームに対して、Microsoft .NET ランタイムおよび、それに関連するツールと提供していく。それと同時に、Windows Server および SQL Server も、IBM Cloud 上に提供されるようになる。

The hope is that millions of .NET developers will want to build applications at scale for clients on IBM’s cloud platform. The duo say they will start by offering a limited preview of .NET operating within Bluemix, and then go from there.

つまり、膨大な数の .NET デベロッパーが、IBM のクラウド・プラットフォーム上のクライアントに合わせたスケールで、アプリケーションを構築していくように促していきたいのだ。このデュオは、Bluemix 上で動作する、限定された .NET プレビューを提供した後に、このプランを本格化していく。

We have asked Microsoft and IBM for more information regarding timing and will update this post if we learn more.

私たちは、Microsoft と IBM に対して、タイム・フレームに関する詳細を要求している。 したがって、何らかの情報が提供されるなら、このポストをアップデートしていく。

Update: Microsoft responded with the following details.

アップデート:Microsoft から、以下の情報が提供された。

  • In the coming weeks, Microsoft Open Technologies, a wholly owned subsidiary of Microsoft, will publish license-included virtual machine images with key IBM software pre-installed. Customers can take advantage of these virtual machines to use the included IBM software in a “pay-per-use” fashion.
  • Effective immediately, IBM has updated its policies to allow customers to bring their own license to Microsoft Azure by installing supported IBM software on a virtual machine in Azure.
  • Windows Server and SQL Server are available for use on IBM Cloud effective immediately.
  • For .NET operating within Bluemix, the companies will begin with a limited preview at a future date.
  • これからの数週間のうちに、Microsoft の完全子会社である Microsoft Open Technologies から、ライセンスが発行される。 そこには、IBM の主要ソフトウェアがプリ・インストールされた、仮想マシンのイメージが取り込まれている。顧客にとっては、IBM のソフトウェアを従量課金の形式で使用するために、それらの仮想マシンを利用できるというメリットが生じる。
  • 即効性を考慮して、すでに IBM ユーザーが所有するソフトウェアを、Microsoft Azure 上に展開できるよう、ライセンス・ポリシーが更新されている。したがって、Azure 仮想マシン上に、サポートされている IBM ソフトウェアをインストールすることが可能になっている。
  • 即効性を考慮して、Windows Server および SQL Server は、すでに IBM Cloud 上で利用できるようになっている。
  • Bluemix 内での .NET の運用に関しては、両社が日程を調整した後に、制限されたプレビューの提供を開始する。

IBM has yet to respond but we don’t expect the company will be able to share anything Microsoft hasn’t.

IBM からの反応はないが、Microsoft が言及していない何かが、同社から発表されることはないだろう。

ーーーーー

このポストを訳した限りでは、ユーザーとデベロッパーのことを考え、エコシステムを強化していこうという、両社の目論見がストレートに出ていて、とても良い感じがします。 それにしても、このところの IBM の動きの速さには、眼を見張るばかりです。 IBM が先手をとって動きまわることで、クラウド界の再編が、とても良いテンポで進んでいますね。 Ginni Rometty って、凄いなぁと感心しています。そして、Satya Nadella の柔軟な発想にも拍手です!

ーーーーー

<関連>

SAP 争奪戦:IBM が Amazon に対して、一歩 リードしたようだ
IBM と Apple が協業: iPhone と iPad でエンタープライズにソリューションを!
IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる
なぜ、IBM は Power チップをオープン化したのか? Google の戦略は何処にあるのか?
SoftLayer の Hong Kong DC がオープンした: IBM の $1.2B はアジアへと流れ込む?

SAP 争奪戦:IBM が Amazon に対して、一歩 リードしたようだ

Posted in Amazon, Bare-Metal, IBM by Agile Cat on October 17, 2014

IBM Scores Another Win Over Amazon’s Cloud Thanks To SAP
http://wp.me/pwo1E-7Xq
Julie Bort – Oct. 14, 2014
http://www.businessinsider.com/ibm-and-sap-score-win-over-amazon-2014-10

_ Business Insider

On Tuesday, longtime partners IBM and SAP announced another new bond: SAP will use IBM’s cloud for its pride-and-joy database HANA.

この火曜日に、長年にわたる IBM と SAP のパートナーシップが、さらに関係を深めるという発表があった。 つまり、SAP は、その懐刀である、データベース HANA のために、IBM のクラウドを活用することになる。

IBM and SAP have long ago realized that the "enemy of my enemy is my friend." SAP developed its database HANA to stick it to its arch rival Oracle. HANA is known as an "in-memory" database, able to crunch through huge amounts of data really quickly.

ずっと以前から IBM と SAP は、「敵の敵は友」であることを認識している。SAP は、最大のライバルである Oracle に追い付くために、データベース HANA を開発した。HANA は、きわめて大量のデータを瞬時に処理する、In-Memory データベースとして認識されている。

 Flickr/IBM
IBM CEO
Ginni Rometty

Oracle has its own in-memory database, and it is selling it on its own hardware. In the process, Oracle execs have thoroughly trash-talked both SAP and IBM.

また、Oracle は、独自の In-Memory データベースを有し、それを独自のハードウェアに実装して販売している。 そして、これまでの経緯において、Oracle の首脳陣は IBMSAP  などは話にならないと述べている。

Meanwhile, IBM has banked its future on cloud computing, and it wants enterprise users to see it as the King of the Cloud, not Amazon.

その一方で、IBM はクラウド·コンピューティングに未来を賭け、エンタープライズ·ユーザーが Amazon に代えて、King of Cloud と認識してくれる状況を望んでいる。

IBM isn’t alone. All the big enterprise IT vendors are shooting to best Amazon’s cloud including Oracle, HP, and Microsoft. And there are new players wanting to grab some cloud-computing game like Google and hot startups like Digital Ocean.

しかし、そう考えるのは IBM だけではない。Oracle/HP/Microsoft などを含む、すべての大手エンタープライズ IT ベンダーが、Amazon が支配するクラウド・マーケットを狙っている。 さらに言えば、Google だけではなく、Digital Ocean のようなホット・スタートアップも、クラウド・コンピューティングでの戦いに参加しようとしている。

SAP has been offering its Oracle-killer database, HANA, as a cloud service for a while because SAP wants to be known as cloud royalty, too. Early on it signed on a cloud partner to sell a limited, cloud version of HANA. That partner was Amazon.

SAP は、Oracle キラー・データベースである HANA を、まずはクラウド・サービスとして提供する。なぜなら、SAP も、クラウドに対するロイヤリティを持っていると思われたいからである。今回のクラウド·パートナー契約では、HANA クラウド·バージョンに限定した販売から始まるが、そのパートナーは Amazon だったのである

But IBM has one-upped Amazon because IBM will be selling the full version of SAP’s database in the cloud, known as SAP HANA Enterprise. This is a critical difference for enterprises. While enterprises might test HANA using Amazon’s cloud, they couldn’t really use HANA for big apps. And the point of HANA is to use it for big apps.

そして、次のステップで IBM が販売することになるのは、SAP HANA Enterprise という、クラウドにおける SAP データベースのフル・バージョンである。 つまり、IBM は Amazon の先を行くことになる。それは、エンタープライズにとって、大きな差別化となるだろう。 つまり、Amazon クラウドを使用して、それらのエンタープライズは HANA をテストできるが、本当に大規模なアプリケーションのために、HANA を使用することができなかった。HANA の利点は、大規模アプリケーションのために活用できるところにある。

IBM has been selling SAP apps for enterprise customers for decades. So it makes sense that SAP would turn to IBM to help it host its cloud.

これまでの数十年にわたって、BM は SAP のアプリケーションを販売してきた。したがって、そのクラウドをホストする先を、IBM に切り替えるということは、SAP にとって理にかなっている。

There’s another benefit to the agreement. The NSA spying scandal has made European companies (particularly in SAP’s home country of Germany) suspicious of using cloud services hosted in the United States, such as Amazon’s. IBM has over a dozen data centers in Europe and is in the middle of building 15 more outside the US, too.

この契約は、別のメリットも含んでいる。NSA のスパイ行為というスキャンダルにより、クラウド・サービスを利用する欧州の企業が(特に SAP の母国であるドイツで)、米国でホスティングされる Amazon などに、懐疑の目を向けているのだ。その点において IBM は、欧州に 10ヶ所以上のデータセンターを有し、また、15ヶ所以上を米国外に構築中である。

With this agreement, SAP pushes its database out on a cloud around the world. And IBM gets some bragging rights over Amazon.

この契約により、SAP は世界中のクラウド上で、そのデータベースをプッシュできるようになる。そして IBM は Amazon に対して、何らかの自慢話をできる権利を手にする。

ーーーーーー

この記事は、あくまでもビジネス上の整合性や、データセンターのロケーションから、IBM が優位に立ったと述べていますが、ひょっとすると SoftLayer のベア・メタル対応も、1つの要因になっているのかもしれません。  以前に、「SAP と HANA が、Open Compute に恋する理由」という抄訳をポストしましたが、この記事では HANA とベアメタルの相性について説明するものとなっています。 よろしければ、ご参照ください。

ーーーーーー

<関連>

IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる
Internap の ベアメタル OpenStack クラウドが、Hong Kong DC にも展開される!
Instagram の史上最大のマイグレ:200億枚のイメージを AWS から FB Bare-Metal へ!
Cloud の調査: Docker によるアプリのパッケージ化は、すでに大きな実績を残し始めている!
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する

Siri と Cortana と Google Now の学力テスト: その結果を1枚のチャートで!

Posted in Apple, Google, Microsoft, Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on October 11, 2014

CHART OF THE DAY: Google Now Is The Smartest Virtual Assistant
http://wp.me/pwo1E-7WD
Dave Smith – Oct. 10, 2014
http://www.businessinsider.com/chart-of-the-day-google-now-vs-siri-vs-cortana-2014-10

_ Business Insider

Earlier this week, Stone Temple Consulting compiled over 3,000 different queries tested against three major virtual assistant platforms: Google Now, Apple’s Siri, And Microsoft’s Cortana. The comprehensive study looked at how many sources of data these assistants use, comparing the accuracy of the results and keeping track of all the mistakes. It wasn’t a straight comparison of the personal assistants, but rather, the “knowledge” they are able to return when queried.

今週のはじめに Stone Temple Consulting が、3つの主要仮想アシスタント·プラットフォームである、Google Now/Apple Siri/Microsoft Cortana に対して、3000種類以上の問い合わせを投げかけるというテストを行い、その結果をまとめ上げた。 この包括的な調査は、個々のアシスタントが用いるデータ・ソース量と、回答結果における精度の比較、そして、すべての間違いのトラッキングに注目するものである。そして、パーソナル・アシスタントのダイレクトな比較というより、それらが質問を受けたときの、回答に用いることのできる「ナレッジ」を調べるものである。

In the end, Google Now was crowned the victor.

最後的な勝者は、Google Now である。

_  space

BI Intelligence

Based on Stone Temple’s data charted for us by BI Intelligence, Google Now returned results with correct answers 88% of the time. But even though Siri and Cortana look like they fail miserably in this test, the consulting team insists “scoring here was harsh,” and the company was looking for answers to be placed directly in a “knowledge panel,” which is defined as “content in the search results that attempts to directly answer a question asked in a search query.” In other words, yes, Google’s virtual assistant is much further along than others when it comes to having an accurate knowledge graph, but Siri and Cortana still offered results that were “at least somewhat helpful,” even if they weren’t direct answers to the questions.

Stone Temple のデーターから BI Intelligence が作成したチャートによると、Google Now は 88% の確率で、正しい答えを返している。しかし、このコンサルティング・チームは、実施したテストで Siri と Cortana が、無残な結果を生じたとしても、そのスコアは酷なものであると主張している。つまり、同社は、ナレッジ・パネル内にダイレクトに置かれる回答を探したのである。それは、検索クエリーでの質問に対して、ダイレクトに答える検索結果のコンテントとして、定義されているものである。Google の仮想アシスタントについては、お察しのとおりである。 つまり、正確な Knowledge Graph を手にしたときから、他とは異なるレベルまで、突き進んでしまったのだ。とは言え Siri と Cortana も、質問と咬み合わない答えを返す場合があるにしても、少なくと何らかの役に立つという結果を残している。

SEE ALSO: CHART OF THE DAY: The Ever-Changing Relationship Between Parents, Kids, And Their Multimedia

ーーーーー

この Stone Temple によるテストの内容は、3086 の質問に対して答えられたのが、Google Now で 1795回、Apple Siri で 908回、Microsoft Cortana で 630回というものであり、さらに、その中での正解率となると、文中のチャートになるというものです。 そして、全問に対する正解率を計算したところ、Google Now が 51%、Apple Siri が 16%、Microsoft Cortana が 8% という結果になりました。Google Now に関しては、Knowledge Graph の成長に応じて、その精度が向上していくのでしょうが、Siri と Cortana が Google Now に対抗していくなら、何らかの基本となるテクノロジーが必要だと感じてしまいます。Google Now に追いつけ追い越せという気概で、長い戦いになるでしょうが、頑張ってほしいと思います。

ーーーーー

<関連>

Google の Knowledge Graph は、スタートレックを目指す!
Knowledge Graph は、映画の画面をタップすれば俳優の名前も教えてくれる
Google の 音楽ナレッジ・グラフが、YouTube や Google Now と連動し始めた!
Google Now が iOS に侵攻 : Siri なんて単なるジョークだ
Amazon も Siri を追いかける : 音声認識の会社を買収
Microsoft の Cortana は、Apple Siri や Google Now と戦っていけるのか?

Digital Ocean が IPv6 の完全サポートを発表:放置すれば クラウドの普及が IP アドレスの問題を悪化させる

Posted in Data Center Trends, Digital Ocean, Network by Agile Cat on October 9, 2014

Upstart cloud player Digital Ocean to roll out IPv6 worldwide
http://wp.me/pwo1E-7Wg

By Barb Darrow – Jun. 17, 2014
https://gigaom.com/2014/06/17/upstart-cloud-player-digital-ocean-embraces-ipv6/

_ Giga Om

Summary: Digital Ocean needs a ton more IP addresses for all those compute “droplets” it runs for customers. So it’s moving all its data centers to IPv6 by years’ end.

Summary: Digital Ocean は、その顧客たちが実行する、Droplets という名のコンピューティングのために、膨大な IP アドレスを必要としている。 それ故に、今年の末までに、すべてのデータセンターを IPv6 に移行するという。

photo
Digital Ocean

We’ve heard the IPv6 wave is coming — although none too soon — and Digital Ocean is going to ride it. The New York City-based IaaS provider plans to announce Tuesday that it is adding support for the new protocol — which will open up millions of new IP addresses — in its data centers in Singapore, Amsterdam, New York, and San Francisco.

以前から、IPv6 の波は来ているのだが、誰もが知らぬ素振りをする中で、Digital Ocean は乗ると決めたようだ。この New York ベースの IaaS プロバイダーは、無数の IP アドレスへ向けてドアを開ける新しいプロトコルのサポートを、Singapore/Amsterdam/New York/San Francisco のデータセンターに加えると、火曜日(6/17)に発表する予定である。

It’s a sort of rolling release, however. Singapore is up first, where the support will be tested out and the company will use that experience to implement across the other data centers, CEO Ben Uretsky said in a recent interview. All of those data centers should be fully aboard IPv6 by years’ end, he added.

しかし、このリリースでは大雑把すぎる。CEO である Ben Uretsky が最近のインタビューで語ったところによると、そのためのテストを行なっている Sigapore が、最初に IPv6 サービスを立ち上げ、そのエクスペリエンスを他のデータセンターに展開していくようだ。この年末までに、すべてのデータセンターは、完全に IPv6 に乗っているはずだと、彼は付け加えている。

With more mobile devices, sensors and — face it — virtual machines running in clouds coming online by the minute, the demand for unique IP addresses is exploding and that’s leading to IPv4 IP address exhaustion. “The issue is that IPv4 provides something like 4 billion unique addresses, which seemed sufficient in 1980 when the protocol was created, but nowadays there are billions of smartphones alone,” he noted. There are IPv4 workarounds, but they are not elegant, he said.

大量のモバイル・デバイスとセンサーに対応するためには、クラウド上の仮想マシンを次々と立ち上げ、オンライン接続していく必要がある。ユニークな IP アドレスに対する需要は爆発的なものとなり、また、IPv4 IP アドレスは枯渇へと向かっていく。Ben Uretsky は、「 IPv4 プロトコルが作成された 1980年当時には、40億の IP アドレスで充分だと思われていたが、そこに問題が生じている。しかし、いまでは、スマートフォンだけでも数十億台が存在しているのだ。IPv4 による、その場しのぎの回避策もあるが、エレガントではない 」と、指摘している。

The regional IP address authorities — the American Registry for Internet Numbers (ARIN) in the U.S. — have pretty much hit the bottom of the barrel. Uretsky said there are about 15 million IPv4 addresses left in the U.S. with Europe and Asia pretty much sold out, while there is some remaining capacity in Latin America and Africa. (Microsoft already occasionally assigns IP addresses from other regions to U.S. workloads and if Microsoft can’t get new IPv4 addresses you know we’re in dire straits.)

US におけるリージョナル IP アドレス管理組織である American Registry for Internet Numbers (ARIN) は、その枯渇を訴えている。 それでも、US には 1500万ほどの IPv4 アドレスが残っているが、Europe と Asia の状況は悪化しており、Latin America と Africa には若干の余裕があると、Uretsky は述べている。(すでに Microsoft は、US のワークロードに対して、他の地域からの IP アドレスを割り当てている。 このようなかたちで、Microsoft が新たな IPv4 アドレスを取得できなくなると、私たちは苦境に陥ると認識すべきだ)

Source: Akamai

“Cloud computing has accelerated pace of IP address consumption — each of these Droplets we sell and every single Amazon EC2 server needs one. Cloud vendors lowered the barriers to entry but we also exacerbated this address problem,” Uretsky said.

「 クラウド・コンピューティングにより、IP アドレスの消費ペースが加速している。 私たちが販売している個々の Droplets や、それぞれの Amazon EC2 などが、1つの IP アドレスを必要とする。クラウド·ベンダーにより参入障壁が引き下げられたが、このアドレスの問題を、私たちは悪化させている 」と、Uretsky は発言している。

What this means is that all the big cloud providers — Microsoft Azure, Amazon Web Services, Google etc — need to get off the stick vis-a-vis IPv6 support in their clouds which should happen sooner rather than later. (Google App Engine does support IPv6, as does Amazon’s ELB load balancing service.) IBM SoftLayer already supports IPv6 and Verizon Cloud, due out this year, also supports IPv6.

彼が言いたいのは、すべての大手クラウド・プロバイダーたち(Microsoft Azure/Amazon Web Services/Google など)が、IPv6 サポートに関する睨み合いをやめて、それぞれのクラウドにおいて、直ちに対応すべきという点に集約される(Google App Engine や、Amazon ELB load balancing service などは、IPv6 をサポートしている)。IBM Softlayer は、すでに IPv6 をサポートしている。 また、Verizon Cloud も、年内には IPv6 をサポートするとしている。

Related research

What developers should know when choosing an MBaaS solution Sept 2013
The importance of benchmarking clouds June 2014
Consumer products will drive enterprise breakthroughs June 2014

ーーーーー

最後のマトメを読むと、それぞれのクライド・プロバイダーが、IPv6 サポートに取り組んでいるようですが、この元気の良いスタートアップが、それらの先輩たちを急かしているように見えてきます。 文中にもあるように、1980年当時は 40億の IP アドレスで充分と思われたとしても、少なくとも 10億台近いスマホが、今年だけで増えそうというご時世なのですから、やはり、クラウド事業者には考えて欲しい問題ですよね。

ーーーーー

<関連>

これが DigitalOcean だ! AWS 以上のペースでサーバーを増し、ビヨンセ様の夢もかなえる!
DigitalOcean が シンガポールに上陸する! それを 支えるのは Equinix だ!
Akamai と OpenDNS が提携:もっと もっと Web を速くしたい!
Equinix が新たに展開する Performance Hubs とは?
Facebook と Open Compute から、Wedge という名の オープン・スイッチが発表された!
Cisco レポート 2014年版:モバイル・トラフィックの世界 No.1 は、日本の 1.87GB/月だ!

Google が オランダの海岸線に作る、120MW の Eemshaven データセンターとは?

Posted in Data Center Trends, Google by Agile Cat on September 24, 2014

Google to build gigantic 120-megawatt data center in the Netherlands
http://wp.me/pwo1E-7TH
By David Meyer – Sep 23, 2014
https://gigaom.com/2014/09/23/google-to-build-gigantic-120-megawatt-data-center-in-the-netherlands/

_ Giga Om

Summary: The $772 million facility in Eemshaven will benefit from proximity to the landing point of major international submarine cables, as well as a good deal of renewable energy, reports say.

Summary: この、Eemshaven における $772 million のファシリティは、 主要な国際海底ケーブルの陸揚げポイントに近いというだけではなく、再生可能エネルギーの安価な供給という意味でも恩恵を被ると、いくつかのレポートが述べている。

ーーーーー
Google is set to build an enormous data center in Eemshaven, in the Dutch province of Groningen. According to local reports, it will invest €600 million ($772 million) in the project over four years.

Google は、Groningen, Dutch 地方の Eemshaven に、巨大なデータセンターを構築するための準備を進めている。 その地方の報道によると、4年間のプロジェクトに €600 million ($772 million) が費やされるとされる。

photo
Eemshaven.net

The company already uses a TCN-owned, 20-megawatt data center in Eemshaven, which pitches itself as an ideal location for such things – it has access to many kinds of renewable energy, it’s a landing station for international internet cables and it has a mild climate that’s conducive to cheaper cooling.

すでに同社は、各種の再生可能エネルギーにアクセスできるという意味で、理想的なロケーションだと主張する Eemshaven で、TCN が所有する 20 MW のデータセンターを使用している。さらに言えば、Eemshaven には国際インターネット・ケーブルの陸揚げ局があり、また、穏やかな気候を活用した安価なクーリングも実現できる。

According to De Telegraaf, the new 120-megawatt data center will create 100 to 200 new jobs in Groningen. Construction will begin in 2016. Apple has also reportedly considered siting a new data center there, and Microsoft is also building a large new data center in Middenmeer, Noord-Holland.

De Telegraaf によると、この 2016年から構築が開始される、新しい 120 MW のデータセンターは、Groningen に 100人〜200人 の新規雇用をもたらす。

伝えられるところによると Apple も、この地に新しいデータセンターを構築すると推測される。さらに Microsoft も、Middenmeer, Noord-Holland に大規模なデータセンターを構築している。

Google already has three major European data centers of its own: in Hamina, Finland; St. Ghislain, Belgium; and Dublin, Ireland. The need to build out capacity in Europe comes not only from requirements for low latency from Google’s streaming media services, but also from unease — particularly among enterprise customers — over using services that are based in the U.S., due to the revelations of NSA whistleblower Edward Snowden.

すでに Google は、Hamina, Finland および、St. Ghislain, Belgium、そして Dublin, Ireland という、3つの主要データセンターをヨーロッパに所有している。ヨーロッパにおけるキャパシティの拡大は、Google のストリーミング・メディア・サービスで必要となる、低レイテンシの実現という要求に対応するものだ。ただし、Edward Snowden の内部告発が暴露した NSA による監視という、アメリカ・ベースのサービスにまつわる、エンタープライズ顧客の不安を取り除くという意味もあるのだろう。

Related research

How the mega data center is changing the hardware and data center markets March 2013
What mattered in mobile during the second quarter of 2014 July 2014
How the mobile payment market is shaping up in 2014 May 2014

ーーーーー

地理的に見て、London のマーケットにも近く、また、Ghislain, Belgium にも近い北海に面した海辺という感じですね。 Hamina で実現している海水冷を、ここでも活用するのでしょうか?  また、再生可能エネルギーが潤沢と書かれていますが、オランダということは、風力発電が盛んなのでしょうかね? これから、完成まで、いろいろなレポートが登場するはずなので、とても楽しみです :)

ーーーーー

<関連>

Google: 始まりは 112台 の自作サーバー、そして 5000億円/四半期のデータセンター資産へ
Google データセンターを埋め尽くす、独自サーバーのコンセプトとは?
Google がフィンランドに作った海水冷 DC とは?
Facebook が北欧に建設している、冷気と水力をフル活用の DC とは?

%d bloggers like this: