Agile Cat — in the cloud

Agile_Cat:2014年 11月の マトメ : マルチ・デバイスとクッキーの関係

Posted in Research by Agile Cat on December 1, 2014

誰もが気になっていた、モバイル広告でのトラッキングとは・・・
http://wp.me/pwo1E-84c

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11月のマトメですが、いつもの通り、導線を分析するためのリフェラル数から見ていきます。 普段の月と、だいぶ風景が違いますよね。その理由は、「クッキーは死んだ・・・」というポストが、Agile Cat が始まって以来の PV を出し、Facebook と Gunosy が大幅に伸びているからです。 その他にも、Hatena と Twitter も大健闘です。 また、先月にご説明しましたが、HTTPS の関係で Google からの参照数が減ってきているので、これまでの com と jp を1つにまとめました。 それで、こんな感じのチャートになったわけですが、12月は、いつもの状況に戻るはずなので、レンジも 9000 以下くらいに再設定する予定でいます。

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そして、トップ・ポストの方ですが、モバイル広告をめぐる動きや、ソーシャル関連、そして、CoreOS+Docker などが、人気を集めているという感じです。また、下位の方になりますが、データセンター全般について、関心が集まっている様子が見えてきます。 そして、「19:2014年:クラウドの一年を 振り返る、チャート の マトメ」ですが、11/29 にポストした 2014年の第一弾が、二日の間にランク・インしてきました。 今年を振り返る上で、便利に使えるようになっていますので、ぜひ、お試しください。

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1: クッキーは死んだ:そして Facebook/Google/Apple の広告が激変
2: Facebook が買収し続けている特許の内容が、とても興味深い
3:
Apple が iPhone を 死ぬほど大切にする理由
4:
DigitalOcean+CoreOS+Docker:大変革を引き起こす!
5:
モバイル・アド:2018年には全米デジタル広告の 50% を超える?
6: CoreOS の調査:足し算から引き算へと、Linux を再編する
7:
Container の調査:Flocker を Docker 上に積み上げる
8:
IoT が 海に潜っていく: そのための、水中 WiFi テクノロジーとは?
9: Facebook がビッグ・ウェーブに乗った:収益の 66% をモバイルから!
10: Samsung と Apple がシェアを落とす、2014 Q3 の スマホ 攻防戦
11: 日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/10月
12: Facebook と Google によりソーシャル・ログインの 80% が占有!
13: 急降下する Samsung のシェア:最新のスマホ勢力図!
14:
モバイル・アドに苦悩する Google と、答えを見つけ出した Facebook
15:
Data Center の調査:大変革を促す4つの要因とは? – Gartner
16:
2017年を境に DC数は減少にいたるが、全体的なキャパは継続して成長
17: Facebook の 2014 Q3 決算を分析:モバイル広告の伸びがスゴイ!
18: iOS と Android:これまでの出荷台数の推移を、1枚のチャートで!
19: 2014年:クラウドの一年を 振り返る、チャート の マトメ
20:
Google データセンターの世界:とても豪華な写真集 
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imageこの写真、なんだと思います?  最高のデバイスなのですが、最高に乾電池を消費してくれる、Apple のトラック・パッドです :) いったい、どれくらい使うものかと、空になった単3を、1年ほど捨てずにレジ袋に溜め込んでおいたら、こんな感じで、なんか違うよね・・・というわけです。 そして、充電式に切り替えたけど、1週間も保たないことが判明したので、Web で探してみたら、Mobee という USB 充電池が見つかりました。とにかく、充電しながら使えるところが、とっても有り難いです。なんというか、Apple が USB 給電ポートを付けておいてくれれば、それで済む話なのですが、やはりデザイン的に許せないのだろうと、妙に納得したという次第です。 image7_thumb_thumb_thumb_thumb_thumb[2]

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DigitalOcean+CoreOS+Docker:このフレッシュ・トリオが 大変革を引き起こす!

Posted in .Chronicle, .Selected, Container, Digital Ocean by Agile Cat on November 22, 2014

Hot cloud DigitalOcean throws its support behind the Docker-friendly CoreOS operating system
http://wp.me/pwo1E-82z
September 5, 2014 – Jordan Novet
http://venturebeat.com/2014/09/05/hot-cloud-digitalocean-throws-its-support-behind-the-docker-friendly-coreos-operating-system/

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Cloud providers — those companies that store remote data — are coming around to welcome a new kind of operating system, one that updates itself not unlike Google Chrome browser. CoreOS, the fledgling startup behind this operating system, today announced that the OS can now be set up with a mouse click on the fast-growing DigitalOcean cloud.

クラウド·プロバイダーとは、顧客のデータをリモートにストアする企業であるが、そんな彼らが、Google Chrome ブラウザとは異なる方式で自身をアップデートする、ある種の新しいオペレーティング・システムを歓迎し始めている。それが CoreOS であるが、このオペレーティング・システムを支えるホットなスタートアップの発表によると、急成長している DigitalOcean クラウド上でも、マウス・クリックだけで設定が完了するようになったようだ。

Image Credit
DigitalOcean

The development points to the increasing acceptance of containers that wrap up application code and can be moved from one server environment to another with no tinkering. The startup Docker released its container technology under an open-source license last year and has accelerated the adoption of containers as an alternative to virtualization software for running multiple applications on each physical server.

それらを用いた開発のポイントは、アプリケーション·コードをラップするコンテナを受け入れ易くするところにあり、また、作成されたコンテナが、なんの苦労も必要とせずに、複数のサーバー環境間を渡り歩けるようにするところにある。そして、もう1つのスタートアップである Docker は、このコンテナ・テクノロジーを昨年に、オープンソース・ライセンスの下でリリースしており、仮想化ソフトウェア代替手段としてコンテナの採用を加速している。 つまり、それにより、各種の物理サーバー上で実行が可能な、大量のアプリケーションを生み出しているのである。

CoreOS builds on top of Docker, by enabling developers to shoot their applications inside Docker containers across scores of physical servers. Google and Rackspace have partnered with CoreOS to make it possible to easily set up the Linux-based operating system on their respective cloud infrastructures. It’s also possible to boot CoreOS on the market-leading public cloud, Amazon Web Services. And with smaller but trendy DigitalOcean hopping aboard, CoreOS could become more common for applications born in the cloud.

Docker 上に構築される CoreOS は、物理サーバー間の線引を超えていく Docker コンテナの内側に、自身のアプリケーションを詰め込みたい、デベロッパーたちの思いを実現していく。すでに GoogleRackspace は、CoreOS に関する提携をスタートしており、それぞれのクラウド・インフラ上で、この Linux ベース OS の設定を容易にするために取り組んでいる。さらに言えば、このマーケットをリードする、パブリック・クラウドである Amazon Web Services 上でも CoreOS を起動できる。そして今回、規模は小さくても、ホットでトレンディな DigitalOcean が乗ってきたことで、クラウド・ネイティブなアプリケーションにとって、CoreOS が共通項となる可能性が生じてきた。

Now CoreOS faces the grand challenge of convincing companies to run its operating system in their on-premises data centers and become a standard like Red Hat.

CoreOS にとって、現時点における大きなチャレンジとは、使い慣れた OS をオンプレミスのデータセンターで運用しているエンタープライズたちを説得し、Red Hat のようなスタンダードとして、自らのポジションを位置づけていくことである。

The recent funding round should help in that affair, along with CoreOS’ acquisition of Quay for storing private Docker files. Stay tuned to see what happens next on “The CoreOS Revolution.”

最近のファンド・ラウンドにおける資金調達は、プライベートに Docker ファイルをストアする Quay を、CoreOS が買収するという戦略を推進するはずだ。“The CoreOS Revolution” は、次に何を引き起こすのだろうか? 引き続き、注目していきたい。

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DigitalOcean と、Core OS と、Docker という組み合わせですが、ほんの数年前には、どれとして、この世に存在していなかったという、超フレッシュなトリオということになります。世の中の常として、大規模なプロダクトやサービスは、基本は変えずに周囲を補強することで進化していきます。 しかし、それらとて、テクノロジーの海に浮かぶ小舟であり、新たな大波に乗って登場してくるスタートアップたちに、時として本質論で厳しく攻め立てられていきます。 なんというか、大きな潮流の変化を感じるトピックですね。

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CoreOS の調査:足し算から引き算へと、Linux ディストリビューションを再編する

Posted in Container, Linux, On Monday, Red Hat by Agile Cat on November 17, 2014

CoreOS: Linux Vendors in the Crosshairs of Disruption
http://wp.me/pwo1E-81Z
By Dick Weisinger – November 11, 2014
http://formtek.com/blog/coreos-linux-vendors-in-the-crosshairs-of-disruption/

_ formtek

Linux distribution vendors like Red Hat, Canonical, and Suse are under threat of disruption from a repackaged and streamlined minimalist product from CoreOS.

Red Hat および、Canonical、SuSE といった Linux ディストリビューション・ベンダーたちは、CoreOS が合理化と最小化を念頭に再考した、新たなプロダクトの脅威にさらされ、混乱に陥っている。

Cloud providers are intrigued with the technology, and CoreOS is now offered on AWS, Google Compute Engine, Rackspace, OpenStack and VMware.

クラウド·プロバイダーたちは CoreOS のテクノロジーに興味を覚え、いまでは AWS および、Google Compute EngineRackspaceOpenStackVMware が提供するという状況にある。

Traditional Linux distributions have become increasingly bloated as vendors have added ever more features.  Matt Assay in an Infoworld article quotes a Linux industry observer as saying that ”CoreOS is the first cloud-native OS to emerge. It is lightweight, disposable, and tries to embed devops practices in its architecture. RHEL has always been about adding value by adding more. CoreOS creates value by giving you less.”

従来からの Linux ディストリビューションは、そのベンダーたちが機能を追加し続けるにつれて、肥大化の一途を辿っている。Infoworld の記事において Matt Assay は、Linux 業界オブザーバーの発言をを引用し、「CoreOS は、初めてのクラウド・ネイティブ OS として登場している。それは、軽量で使い捨てであり、クラウド・アーキテクチャにおける DevOps プラクティスと強く結びついている。RHEL は、常に機能を追加することで、その価値を高めるという方式を取ってきた。 しかし、CoreOS は機能を削ることで、価値を生み出している」と述べている

CoreOS is designed to be cluster ready and easily maintainable.  The ideas behind the CoreOS Linux distribution, which is a fork of Google’s Chrome OS, include:

CoreOS は、クラスタに対応し、その維持が容易になるよう、デザインされている。その背景となるのは、Google Chrome OS からフォークした、CoreOS Linux ディストリビューションであり、以下のように要約できる:

  • Minimalist, consuming less than 40 percent RAM than the average Linux distribution
  • Quick updates to new versions, rather than package by package updates
  • Docker Containers used by most applications
  • Designed for clustering
  • 一般的な Linux ディストリビューションとの比較で、40% 以下の RAM 消費という、最小化のデザイン
  • パッケージのアップデートよりも高速な、新バージョンへのアップデート
  • 数多くのアプリケーションが使用する、Docker Containers に対応
  • クラスタリングに対応したデザイン

The easy upgradability is one of the shining features of CoreOS.  Patches and upgrades to OSes can be disruptive and difficult.  Recent OS vulnerabilities like Shellshock and Xen hypervisor were particularly difficult to guard against because they struck at components of the OS.  CoreOS’s design allows the OS to be non-disruptively patched, minimizing headaches related to installing patches.

容易なアップグレードは、CoreOS の輝ける特徴の1つである。時として、OS へのパッチとアップグレードは破壊的なものとなり、また、困難を伴う場合がある。ShellshockXen hypervisor といった、最近の OS に見られる脆弱性は、とりわけ OS コンポーネントの保護が困難なことに起因している。CoreOS のデザインであれば、パッチによる混乱を排除した OS が実現され、パッチのインストールに関連する問題を最小限に抑えられる。

A year ago, Lew Moorman, former Rackspace president, predicted that CoreOS “is the way a lot of modern applications are going to get built — though it’s very early days.  This is not super-mainstream today… but having a lightweight system like this where you can easily manage a huge number of machines will be very, very valuable.”

Rackspace の President を務めていた Lew Moorman は、「CoreOS は、現代的なアプリケーションを、大量に構築する方法を提供するだろうが、いまは、きわめて初期の段階にある。つまり、いまは主流というわけではないが、大量のマシンを容易に管理できる、この種のライトウェイト・システムは、とても大きな価値を持つものとなるだろう」と、1年ほど前に CoreOS の将来を予測していた

参照: InfoQ:CoreOSの最初の安定版がリリース

参照: deeet:CoreOSに入門した

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話は Open Compute Project に飛びますが、2013年1月の Summit のキーワドは、サーバーやラックの構成要素をゼロから再編していく、Disaggregation という概念に集約されていました。 つまり、これからの時代に必要なハードウェアとは、いったい何なのかという観点で、従来からの常識に因われることなく、再考していこうという取り組みです。 その背景には、クラウドの Before/After で激変してしまったデータセンターのデザインという視点があります。 そして、新しくデザインされるデータセンターに大量導入されるラックやサーバーを、再定義する必要性が生じたのですが、それは、Linux ディストリビューションについても言えることなのですね。 この両者の間に、とても似かよった流れを感じます。

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Posted in Bare-Metal, Container, DevOps, Linux, On Monday by Agile Cat on July 7, 2014

Cloud Computing: The Containerization of Apps
http://wp.me/pwo1E-7DY

By Dick Weisinger – July 1st, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-the-containerization-of-apps/

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Docker, the ‘Linux Container Engine’, is open-source Linux technology that can package all components needed by an application into a single container which can then be easily moved between cloud platforms, virtual machines, or physical bare-metal servers. 

Docker は Linux Container Engine であり、また、Linux オープンソース・テクノロジーであり、アプリケーションが必要とするすべてのコンポーネントを、シングル・コンテナ内にパッケージ化することを可能にする。さらに言えば、このコンテナは、クラウド・プラットフォームや、仮想マシン、物理ベアメタル・サーバー間を、簡単に移動できるのだ。

Docker allows software to be deployable across a wide range of environments yet doesn’t require platform vendors to conform to specific cloud or VM requirements.  Docker runs on all major Linux distributions, including Red Hat, Debian, Ubuntu, Fedora, Gentoo, Suse and Arch.

つまり、Docker により、幅広い環境におけるソフトウェアのデプロイメント実現されるのだが、そこで要求される移行先が、特定のクラウドや VM であっても、プラットフォーム・ベンダーによる準拠は不要となるのだ。そして Docker は、Red Hat/Debian/Ubuntu/Fedora/Gentoo/Suse/Arch といった、すべての主要 Linux ディストリビューション上で動作する。

Despite Docker being only first released 15 months ago and still only at version ’1.0′, it is already widely used by many internet companies which include eBay, Yelp, Spotify, and Baidu. Additional stats for Docker’s popularity include:

Docker の最初のリリースからは、まだ 15ヶ月しか経っておらず、いまでも Version 1.0 なのだが、たとえば eBay/Yelp/Spotify/Baidu などを含む、数多くのインターネット企業ですでに使用されている。 なお、Docker の人気については、以下のような状況からも判断して欲しい:

  • 2.75+ million downloads
  • 12,000+ stars on GitHub
  • 450+ contributors – 95 percent of whom do not work for Docker, Inc.
  • 14,000+ “Dockerized” applications published on Docker Hub
  • 90+ community-established user groups in more than 30 countries
  • 6,500+ Docker related projects found on GitHub

Ben Golub, Docker CEO, said that ”there’s a groundswell of excitement from the Fortune 10 on down for what Docker can mean for how they build, ship and run applications.  If Docker is successful, we will have enabled the separation of application creation and management from infrastructure management.”

Docker の CEO である Ben Golub は、「 Fortune 10 から中小にいたるまで、Docker が実現するアプリケーションの構築/出荷/実行という方式について、とても大きな興奮の高まりが起こっている。このまま、Docker が成功するなら、アプリケーションの開発と管理を、インフラストラクチャの管理から分離するという、新たな方式が確立するだろう 」と述べている

Scott Johnson, senior Vice President at Docker, said that “we’re from the school of container technology which we simplified along with the packaging and shipping of the container.  There’s been 15 months of rapid innovation. There’s over 440 contributors to the project, including lots of contributions from Red Hat, Google. A lot of rapid change is going on.”

Docker の Senior VP である Scott Johnson は、「私たちは、コンテナ・テクノロジーの学校から生み出されたようなものであり、コンテナによるパッケージングとシッピングにより、ものごとを簡略化していきたいと考えている。そして、この 15ヶ月の間に、とても迅速なイノベーションが生じている。すでに、このプロジェクトには 440人以上のコントリビューターがいるが、Red Hat や Google からも、たくさんのコントリビューションを受けている。つまり、急激な変化が、あちらこちらで、現在進行形で起こっている状況にある」と発言している。

Jay Lyman, senior analyst at 451 Research, said that “enterprise organizations are seeking and sometimes struggling to make applications and workloads more portable and distributed in an effective, standardized and repeatable way.  Just as GitHub stimulated collaboration and innovation by making source code shareable, Docker Hub, Official Repos and commercial support are helping enterprises to answer this challenge by improving the way they package, deploy and manage applications.”

451 Research の Senior Analyst である Jay Lyman は、「 エンタープライズたちは、アプリケーションやワークロードの移植性を高め、また、効果的かつ標準的な方法で繰り返して配布したいと考えているが、とても苦労しているという側面もある。GitHub でソースコードを共有することで、コラボレーションとイノベーションが刺激されたように、Docker Hub および、Official Repos、商用サポートにより、アプリケーションの Package/Deploy/Manage の方式が改善され、この課題に取り組むエンタープライスの支援が促進されている 」と述べている

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絶好調の Docker ですが、これ程の実績を、すでに残しているとは知りませんでした。 そして Docker の良いところは、VM だけではなく Bare-Metal にも対応している点であり、すでに、その方向へと舵を切り始めている SoftLayer  RackSpace などを、側面から強力にサポートしていくはずです。 AWS の大きな功績により、マーケットが開拓され、ビジネス・モデルが確立してきたクラウドですが、そろそろ第二幕が始まりそうで、とてもワクワクしています。

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Facebook と Open Compute から、ついに Wedge という名の オープン・スイッチが発表された!

Posted in .Selected, Data Center Trends, Facebook, Network, Open Compute, Strategy by Agile Cat on June 20, 2014

Facebook to share first Open Compute Switch, the Wedge
http://wp.me/pwo1E-7AG

By Juha Saarinen on Jun 19, 2014
http://www.itnews.com.au/News/388499,facebook-to-share-first-open-compute-switch-the-wedge.aspx

Operates like an FBOSS.

Social networking site Facebook says it has built and is testing its first modular network switch, the Wedge, which it claims will provide the same power and flexibility as a server.

ソーシャル・ネットワーク・サイトである Facebook が言うには、初めてのモジュール式ネットワーク・スイッチである Wedge の構築が終わり、いまはテストの段階にあるようだ。 そして、この Wedge であるが、OCP サーバーと同様の、パワーとフレキシビリティを提供するという。

The work on the Wedge has been done by Facebook as part of the Open Compute Project, alongside vendors such as Broadcom, Intel, Mellanox and Accton which also contributed designs for open switches.

Wedge に関する作業は、 Open Compute Project 一環として、Facebook により完了しているが、いくつかのオープン・スイッチのデザインをコントリビュートした、Broadcom/Intel/Mellanox/Accton といったベンダーとの協業の結果でもある。

Facebook engineers Yuval Bachar and Adam Simpkins say the Wedge switch represents a departure from current networking design paradigms, and aims to run more like the existing OCP servers the company operates already.

Facebook のエンジニアである Yuval Bachar と Adam Simpkins は、この Wedge スイッチについて、現在のネットワーク・デザイン・パラダイムからの旅立ちを表現し、数多くの企業ですでに稼働している、現在の OCP サーバーのような世界を目指していると言う


クリックで拡大 ⇒

Hardware schematic of Facebook’s OCP Wedge switch

To achieve this, Facebook added a "Group Hug" microserver that punts packets inside the Wedge.

このアーキテクチャを実現するために、Facebook は Wedge の内部に、パケットを運ぶための Group Hug マイクロサーバーを追加している。

This is based on a 64-bit ARM-based AMD Opteron A1100 processor that was announced in January this year and is substantially smaller than the switching backplane form the 16 40 gigabit per second ports.

それは、今年の 1月に発表された 64 Bit ARM ベースの、AMD Opteron A1100 プロセッサをベースにしたものであり、16 個の 40 G bps ポートを構成する、既存のスイッチング・プレーンよりも、かなり小型化されている。

Facebook said it wants a proper server in the switch to bring the devices into their distributed management systems and run a standard Linux-based operating environment.

そして Facebook は、自身の分散マネージメント・システムにデバイスを取り込み、また、標準的な Linux を運用するスイッチのための、適切なサーバーを作り上げたいと述べている。

The Linux-based operating system for the switch is aptly named FBOSS and uses existing software libraries and systems that manage Facebook’s servers. This includes initial installation, upgrades, downgrades and decommissioning of systems in data centres.

このスイッチのための Linux ベース OS は、FBOSSという適切な名前を持つものであり、また、Facebook のサーバーを管理するために、既存のソフトウェア・ライブラリやシステムを使用するものとなる。このマネージメントの概念には、データセンター内における、イニシャル・インストールおよび、アップグレード、ダウングレード、システムの廃止などが含まれている。

Both the Wedge and FBOSS are being tested in Facebook’s network at present, ahead of the release of the designs to the OCP so that other members can use them.

いま、Wedge と FBOSS の双方が、Facebook のネットワーク内でテストされており、また、OCP のメンバーたちが利用できるようにするために、そのリリースへ向けてデザインを固めている状況にある。

The Open Compute Project was launched by Facebook in 2011 and aims to innovate open, scalable data centre technologies, with hardware and software that can be modified and replaced by users.

この Open Compute Project とは、2011年に Facebook により立ち上げられたものであり、ユーザーによる改変/置換が可能なハードウェア/ソフトウェアを用いて、オープンでスケーラブルなデータセンター・テクノロジーを革新していこうという目的を持っている。

Beyond server and networking technologies, the OCP is also advancing designs for storage, chassis, power supplies, device racks, energy-efficient, low-loss data centre electricity supplies, as well as cooling of facilities.

OCP の目指すものは、サーバーとネットワークのテクノロジーだけではない。具体的に言うと、最先端のストレージ/シャーシ/パワー・サプライ/ラックをデザインし、さらには、エネルギー効率の良い、省電力型のデータセンターを、クーリングも含めて検討していく。

Facebook is aiming to build all its new data centres with OCP designs, so as to enjoy benefits of economies of scale as well as rapid deployment, and lowered power usage.

Facebook は、すべての新しいデータセンターを、OCP デザインを用いて構築しようとしている。つまり、スケールを達成するだけではなく、デプロイメントの期間を短縮し、電力の消費量を引き下げることで、経済的なメリットを実現しようとしているのだ。

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2013年 1月に Santa Clara で開催された Open Compute Summit では、「モノリスを破壊する」というメッセージが発信されていました。 その中の一つに、この Wedge と命名されたオープン・スイッチの構想も含まれていたのでしょう。 それから、数カ月後に方針が示され、さらに1年を経て、このようなアーキテクチャによるプロダクトが整って来たわけです。この間のヒストリーについては、OCP Japan からコントリビュートされた、OCP News Archive:Open Switch で参照できます。 以下は、Open Compute による、モノリス破壊宣言です。

すべてにおいて、最もエキサイティングなのは一連の新規開発であり、これまでのテクノロジーをさらに有効利用していくための、大きなステップを与えてくれる。 1つの産業として、私たちが直面する課題は、そこで構築/消費されていくハードウェアが、きわめてモノリシックであるという点だ。つまり、私たちのプロセッサは、私たちのマザーボードと不可分であり、さらに言えば、特定のネットワーク・テクノロジーなどとも不可分である。こうした硬直した関係で、すべてが構成されているのだ。 そのため、急速に進化するソフトウェアに追いつくことの出来ないコンフィグレーションが、不完全なシステムへと導かれ、たくさんのエネルギーとマテリアルを浪費してしまう。

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なぜ、IBM は Power チップをオープン化したのか? そして、Google の戦略は何処にあるのか?

Posted in Data Center Trends, Google, IBM, Samsung by Agile Cat on June 10, 2014

IBM Opens Chip Architecture, in Strategy of Sharing and Self-Interest
http://wp.me/pwo1E-7yZ

By
STEVE LOHR – April 23, 2014
http://bits.blogs.nytimes.com/2014/04/23/ibm-opens-chip-architecture-in-strategy-of-sharing-and-self-interest/

 

IBM’s chip business needs help. So the company has opened up the technology of its Power microprocessors, inviting others to modify and manufacture Power-based designs pretty much as they see fit. This open, liberal licensing initiative is conducted under the auspices of the OpenPower Foundation, which was incorporated in December.

IBM のチップ・ビジネスは助けを必要としている。したがって、同社は、このテクノロジーをオープン化した。 それにより、さまざまなニーズに合わせて、Power ベースのテクノロジーをモディファイし、また、製造していけるように、興味を持つ企業を引き込もうとしている。この、オープンでリベラルなライセンス・イニシアチブは、昨年の 12月に設立された OpenPower Foundation に支援/運用されていく。

The foundation now has two dozen members in addition to IBM, including Google, Samsung, Nvidia, Mellanox and Tyan. On Wednesday, IBM and the foundation are announcing the first fruits of that collaboration – server computers based on IBM’s new Power8 chip technology. The chips, experts say, are unusually fast, powerful and tuned for handling vast amounts of data.

いま、このファンデーションには、IBM に加えて、Google/Samsung/Nvidia/Mellanox/Tyan などを含む、20社以上の企業が参加している。この水曜日に、IBM とファンデーションが発表したのは、同社の新しい Power8 チップ・テクノロジーをベースにした、コラボレーションにおける最初の成果物としてのサーバーである。

Jack Plunkett
Feature Photo Service for IBM

Two IBM engineers working on a stack of servers using the company’s Power-based designs.

IBM and Google are the key strategic players in the foundation. IBM’s Power systems hold the largest share of the market for server computers running the Unix operating system. But the Unix server market is withering. Sales of IBM’s Power systems fell 31 percent last year.

IBM と Google は、このファンデーションをリードする、戦略的なプレーヤーである。 IBM の Power システムは、Unix オペレーティング・システムを走らせる、サーバー・コンピュータ市場において、最大のシェアを保持している。しかし、Unix サーバー市場は衰退しており、昨年の IBM Power システムは、その売上を 31% も減らしているのだ。

“For the Power technology to survive, IBM has to do this,” said Charles King, principal analyst for Pund-IT, a research firm. “It needs to find new markets for Power.”

「Power テクノロジーが生き残るためには、それを行わなければならない。 つまり、IBM は Power のための、新たなマーケットを探し出す必要がある」と、調査会社 Pond-IT の主席アナリストである Charles King は述べている。

The new market strategy is to become an attractive hardware home for Linux, the operating system of choice in Internet-era data centers. Linux typically runs on industry-standard chips, mainly produced by Intel but also Advanced Micro Devices.

この、新しいマーケットの戦略とは、インターネット時代のデータセンターにおける、最適なオペレーティング・システムとして認識される Linux のための、魅力的なハードウェア・プラットフォームになることだ。一般的に見て Linux は、主として Intel および AMD が製造する、業界標準チップ上で動作している。

“We really wanted to give people an alternative to Linux on Intel,” said Tom Rosamilia, senior vice president in charge of I.B.M.’s hardware business, a position he assumed last August.

「 私たちは、Intel 上で Linux を走らせる人々に対して、対案を提供したいと本気で考えている」と、IBM の VP of Hardware Business である Tom Rosamilia は語っている(昨年 8月時点の役職だと記憶している)。

IBM’s decision to open up its chip technology, Mr. Rosamilia said, takes a page from the playbook of ARM, whose open licensing policy has helped make its low-power processors a leader in the smartphone and tablet markets.

Rosamilia によると、このチップ・テクノロジーのオープン化は、ARM の戦略ノートから、ページを切り取ったものであるという。 ARM のオープン・ライセンス・ポリシーは、スマートフォンやタブレットにおける、低消費電力プロセッサー市場のリーダーとしてのポジションを確かなものにしている。

Gordon MacKean, who leads Google’s hardware teams, is the chairman of the OpenPower Foundation. In an interview, Mr. MacKean said opening up the Power technology allowed many groups to fine-tune it, potentially driving down the price and improving the performance of data-intensive computing.

Google のハードウェア·チームを率いる Gordon MacKean は、OpenPower Foundation の Chairman も務める。MacKean は、インタビューにおいて、多様なグループにフィットするよう、Power テクノロジーをオープンにしていくと述べている。それにより、コストの低減を推進し、データ集約型コンピューティング性能を向上させるという。

Mr. MacKean declined to discuss Google’s own plans for using Power-based technology in its many massive data centers. But analysts say the embrace of Power has two crucial advantages for Google. First, the Internet giant builds its own data centers and tweaks the technology in its server computers, and the licensing regime in the Power foundation is hacker-friendly in a way Intel’s handling of its intellectual property is not.

MacKean は、大規模なデータセンター群で Power ベース・テクノロジーを使用するという、Google の計画に関する議論を、当初は辞退したという。しかし、アナリストたちは、Power の提供は Google にとって、2つの重要なメリットを有していると発言した。第一に、このインターネット・ジャイアントは、、独自のデータセンターを構築し、そのサーバー・コンピュータ・テクノロジーを磨きあげている。そして、Power Foundation のライセンス制度は、Intel が知的財産を取り扱う方式の外側で、とてもハッカーフレンドリーである。

The second advantage for Google is negotiating power. In the heyday of the mainframe era, Japanese companies like Hitachi made machines that competed with IBM’s. In those days, corporate technology buyers used to refer to the “million-dollar Hitachi coffee cup.” When the IBM sales team arrived, they explained, having the Hitachi coffee cup on your desk was valuable indeed – a reminder to IBM that there was an alternative, which became a lever for negotiating lower prices.

Google にとっての第二のメリットは、交渉力である。メインフレームの全盛期においては、Hitachi などの日本企業が、IBM と競合するマシンを作っていた。当時のコーポレート·テクノロジー・バイヤーたちは、 “Million-Dollar Hitachi Coffee Cup” と言いながら、それらを使っていた。そして、IBM のセールス・チームが訪問したとき、その “Million-Dollar Hitachi Coffee Cup” を指差しながら、たしかな価値があると、顧客たちは説明したものだ。つまり、対案が存在することで、価格を引き下げるための交渉が始まることを、IBM は思い出すことになる。

An open Power technology, analysts say, could serve a similar role if it rises to become a genuine, price-competitive alternative to Intel-based servers.

アナリストたちによると、オープンな Power テクノロジーが、Intel ベース・サーバーに対して、価格面で本当に競争力のある対案として浮上した場合、メインフレームのときと同じような役割を果たすことになるという。

And Google, analysts say, is potentially a big enough customer to insure that Power technology is an alternative. “Google could make this a market on its own,” said Rob Enderle, an independent analyst in San Jose.

そして Google は、Power テクノロジーが対案になり得ることを証明できる、充分な規模を持った顧客である。「Google は、そのマーケットを、自分のものにもできる」と、San Jose 在住の独立系アナリストである Rob Endele は述べてる。

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この、IBM と Google の連携は、4月の末に報道され、世界を驚かせました。Gigazine では、Google におけるハードウェアとソフトウェアの刷新と、それに伴うリスクについて指摘していますが、Intel だけに依存する状態を継続することの方が、はるかにリスクが高いと考えているのだろう、と推察しています。かつて、Wintel という時代がありましたが、ユーザー主導のパワー・バランスが機能するようになり、コンシューマの世界においても、プロフェッショナルの世界においても、一人勝ちのベンダーを作らせない新たなステージへと、私たちは移行しているのかもしれませんね。

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Microsoft への提言:Red Hat を買収して クラウドを強化したら どうだろう?

Posted in Microsoft, OpenStack, Red Hat by Agile Cat on May 14, 2014

Why Microsoft should just pack it in and buy Red Hat
http://wp.me/pwo1E-7uz

By
Barb Darrow – Feb 28, 2014
http://gigaom.com/2014/02/28/why-microsoft-should-just-pack-it-in-and-buy-red-hat/

_ Giga Om

Summary: Sure it would make for strange bedfellows, but Microsoft needs Red Hat Enterprise Linux and an acquisition would signify a bold move by new CEO Satya Nadella.

Summary: たしかに、それは、ちょっと奇妙な関係と言えるだろうが、Microsoft は Red Hat Enterprise Linux を必要としている。 そして、もし、買収にいたるなら、新しい CEO である Satya Nadella の大胆な行動と評価されるだろう。

photo: Jorge Salcedo

Over the past 40 years Microsoft has built its mega-billion-dollar business around the Windows operating system and Windows applications. But as the company seeks to preserve its enterprise power in the cloud era, where Windows is not as huge a deal, here’s a bold proposal: Microsoft should buy Red Hat.

これまでの 40年間において Microsoft は、Windows オペレーティング・システムおよび Windowsアプリケーションを中心にして、巨億のビジネスを構築してきた。しかし、Windows が大きな勢力を持ち得ないクラウドの時代で、その企業の力を同社が維持したいなら、ちょっと大胆な提案をしてみたいと思う。 それが、Microsoft による Red Hat の買収という、必要性の話である。

It’s a counterintuitive move for a company whose former CEO likened Linux to cancer, but here’s why I think Microsoft might want to do it. First, Microsoft is an enterprise software company that hopes to transition its strength in that segment into the cloud-and-mobile era. And for Microsoft’s new CEO Satya Nadella, who will orchestrate that transition, an acquisition of Red Hat would be a bold stroke. Talk about thinking outside the box.

前 CEO が Linux をガンになぞらえていた企業にしては、反対の方向への動きに思えるが、それを Microsoft が望んでいるかもしれないと、私が思う理由を示していく。 まず、Microsoft は、これまでの強みを、クラウドとモバイルの時代におけるセグメントへ向けて、移行したいと考えているエンタープライズ・ソフトウェアの会社である。そして、Microsoft の新しい CEO である Satya Nadella は、その移行を周到に準備するだろうし、その意味で Red Hat の買収は大胆な一撃となる。ただし、いま話していることは、かなり常識はずれなことかもしれない。

Source: IDC

Microsoft is pitching Windows Azure as the public cloud of choice for businesses. A major stumbling block there is the fact that Red Hat Enterprise Linux, the de facto standard Linux in businesses, does not run on Azure. Why not? No one’s really saying, but my take is that Red Hat is dragging its feet because RHEL competes with Windows Server. Red Hat has no such compunction about putting RHEL on AWS, which does run RHEL, because Amazon is not an OS competitor per se — at least as the market is defined now.

Microsoft は、企業向けパブリック・クラウドの選択肢として、Windows Azure を投入している。しかし、ここでの大きな障害は、それらの企業が Linux のデファクト・スタンダードとする Red Hat Enterprise Linux が、Azure では走らないという現実である。当たり前じゃないかい? 誰もが本当のことを言っていないが、RHEL を Windows Serverと競合するため、Red Hat が足を引っ張っているというのが、私の感想である。Red Hat は、AWS 上で RHEL を走らせることについて、そのような躊躇がまったく無い。なぜなら、Amazon は OS の競争相手ではないので、大歓迎なのである。少なくとも、そのような形で、いまのマーケットは構成されてる。

The lack of RHEL on Azure is a big issue for Microsoft. Given that Microsoft has bent over backwards to make Azure hospitable to third-party OSes and tool sets (Ubuntu Linux and SUSE Linux run on it), RHEL’s absence is particularly glaring because when you talk enterprise applications from Oracle, SAP et al., RHEL is Linux (sorry Oracle Linux, you’re not there yet.)

Azure で RHEL が欠落していることは、Microsoft にとって大きな問題である。サードパーティの OS や Tool Set を Azure 上でホストしようと、Microsoft が懸命に努力していることを考えると(Ubuntu Linux と SUSE Linux には対応)、RHEL の不在が目立ってしまう。なぜなら、Oracle や SAP などのエンタープライズ・アプリケーションを前提にすると、RHEL が Linux だからだ(残念ながら Oracle Linux は発展途上)。

Neither Red Hat nor Microsoft would comment on why RHEL won’t run on Azure but sources close to Microsoft said customers ask the company about Red Hat support all the time and it has to refer customers back to Red Hat. Their thinking is that nothing can pressure a company to action more than customer pressure, but still, no dice.

Red Hat も Microsoft も、RHEL が Azure で走らない理由についてはノー・コメントだろう。しかし、Microsoft に近い情報筋によると、いくつかの顧客は Red Hat をサポートするよう要求しており、そのことが Red Hat にも伝わっているようだ。どちらも、顧客からのプレッシャーに勝るものはないと捉えているはずだが、まだ、サイコロは回り始めていない。

Red Hat is affordable

If you look solely at the numbers, Microsoft could do this deal easily. The market value of Red Hat stock is about $11.2 billion. Subtracting its $1.3 billion in cash, Red Hat would cost $9.9 billion. A 20 percent premium would put the purchase price at more like $12 billion. As one of my Wall Street friends put it, since Microsoft has about $84 billion cash in the bank, it could do this acquisition with its eyes closed.

単に数字だけを見るなら、Microsoft は簡単に買収できるだろう。Red Hat の市場評価額は、$11.2 Billion である。そこから、手持ちのキャッシュである  $1.3 Billion を差し引けば、Red Hat の買収に費やされるコストは $9.9 Billion となる。さらに、20% のプレミアムを付けても、$12 Billion で収まる。私の Wall Street フレンドによると、Microsoft の銀行預金は $84 Billion ほどなので、その支出に目をつむれば、買収は可能となる。

Antitrust hurdles are big but not insurmountable

Analysts, including Gigaom Research’s own MSV Janakiram, said no such transaction would pass regulatory muster. Taken together, Red Hat Enterprise Linux (RHEL) and Windows Server would comprise 87 percent of the server operating environment market, according to IDC analyst Al Gillen — who was also dubious about my premise.

Gigaom Research が所有する MSV の Janakiram や、その他のアナリストたちは、そのような取引が、当局に規制されないはずがないと言う。そして、Red Hat Enterprise Linuxに(RHEL)と Windows Server を合算すると、サーバー・オペレーティング市場の 87% に達してしまうと、私の考えに疑問を呈していた、IDC のアナリストである Al Gillen は述べている。

That number would give regulators pause if they define the market as server operating systems running inside company data centers. But if they were to factor in what’s running in Google and Amazon Web Services and other clouds, the picture could be much different. And we all know that lawyers can redefine the affected market when it painting a prospective acquisition in a rosy, competitive light.

この数字の捉え方だが、企業のデータセンター内で実行されるサーバー OS を前提に市場を定義するなら、当局は規制を行うだろう。しかし、Google や AWS といったクラウドで、どのような比率で、何が動いているのかを計算するなら、そのイメージは大きく異なるものになるだろう。買収劇を押し通すことに価値があり、すべてがバラ色に塗り替えられるとなったとき、弁護士たちが影響をうけるだろう市場を再定義してしまうことを、私たちは知っている。

In that universe, Windows Server plus RHEL might not be dominant at all. According to figures from The Cloud Market, nearly 60 percent of all Amazon Machine Images (AMIs) run Ubuntu Linux, while 6.3 percent run Windows and 5.9 percent run Red Hat. And I’m pretty sure Google runs zero Red Hat Linux or Windows.

この世界では、Windows Server だけではなく RHEL も、支配的だとは言えないだろう。The Cloud Market の統計によると、Amazon Machine Images(AMI)の約 60% は Ubuntu Linux を実行しており、Windows と Red Hat の比率は 6.3% と 5.9% に過ぎない。さらに言えば、Google が Red Hat Linux と Windows を実行している確率はゼロだと、私は確信している。

Source
The Cloud Market

And, if regulators can approve the US Airways and American Airline or Comcast and NBC Universal mergers, I think all bets are off. I’ve seen strange things happen in the software world, including Oracle’s acquisitions of Siebel Systems and PeopleSoft in blockbuster deals that consolidated much of the enterprise applications market.

たとえば、US Airways と American Airline もしくは Comcast と NBC Universal の合併を、規制当局が承認するかとなると、そこに一銭も賭ける気はしない。しかし、ソフトウェアの世界では、Oracle による Siebel Systems PeopleSoft の買収といった、エンタープライズ・アプリケーションの市場を統合してしまう、奇妙な光景を目の当たりにしている。

Those transactions taught me to never say never. So go ahead, use the comments below to (politely, please) to let me know what you think.

これらの取引が教えてくれたのは、Never Say Never である。そう、前へ進むしか無いのだ。 あなたの考えがあるなら、以下のコメントで、なるべく丁寧に教えて欲しい。

Feature photo courtesy of Shutterstock user Jorge Salcedo

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How tomorrow’s mobile-centric data centers will look December 2012
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TAG indexなかなか、面白い視点からの考察です。 先日に、「 Open Source の調査:ユーザーによる主導性の確立が、人々と組織を惹きつける 」という抄訳をポストしましたが、オープンソースを活用することで、ユーザーだけにではなくクラウド・プロバイダーにも、計り知れないメリットがもたらされるはずです。 その名称が、Windows Azure から Microsoft Azure に変わったのも、 Windows の枠組みに制約されない、新たなクラウド戦略の確立という意志の現れだと思います。 Linux は ガンだと言ってしまった CEO も退任したわけですし、これまでのシガラミを解いて、いろいろなことに柔軟に対応して欲しいですね。 image

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Open Source の調査:ユーザーによる主導性の確立が、人々と組織を惹きつける

Posted in Cloud Stack, Linux, On Monday by Agile Cat on May 12, 2014

Open Source: It’s about Security, Quality and Features, not just Cost
http://wp.me/pwo1E-7ue
By Dick Weisinger – May 6, 2014
http://formtek.com/blog/open-source-its-about-security-quality-and-features-not-just-cost/

_ formtek

Open Source software gained early popularity because it was free.  But today, Open Source is more often being used by businesses for other reasons.  Reasons like security, quality, and features.

Open Source ソフトウェアが、人気を得た最初の理由は、それが無償だったところにある。しかし、いまの Open Source は、それ以外の理由により、企業で採用されるケースの方が多い。それは、セキュリティ/品質/機能といった理由に集約される。

In a recent survey by Black Duck Software, 72 percent said that part of the reason why they use Open Source software is because they believe that it’s more secure than proprietary software.  80 percent say that Open Source software generally is of higher quality than proprietary software.

最近の Black Duck Software による調査では、Open Source を使用する理由として、プロプライエタリ・ソフトウェアよりもセキュアであると、回答者の 72% が考えていることが分かった。また、回答者の 80 %が、一般的に見て Open Source の方が、プロプライエタリ・ソフトウェアよりも高品質であると述べている。

Matt Assay, VP of business development at MongoDB, said that “50% of enterprises now use and contribute to open-source projects, a massive jump from just a few years ago. As for why they’re participating, it’s not only to lower costs but primarily to drive innovation by tapping into a steady stream of high-quality software.”

MongoDB の VP of Business Development である Matt Assay は、「 いまでは、エンタープライズの 50% が、オープンソース・プロジェクトを利用し、また、そこにコントリビュートしている。 つまり、この数年において、大きな変化が生じていることになる。それらのエンタープライズが、そこに参加する理由としては、コストを下げるというより、高品質なソフトウェアの安定した流れのに身を置くことで、イノベーションを推進するという発想が、主流になっている」と述べている

Lou Shipley, President and CEO of Black Duck, said that “Open source has proven its quality and security, and reached a point of widespread democratization and proliferation. As such, organizations must … change the way they view their role. Understanding that it’s about more than just cost-cutting or any of the traditional reasons to simply use OSS; it’s about participating and managing the logistical challenges to gain competitive advantage, attract top talent, and influence project direction.”

Black Duck の President and CEO である Lou Shipley は、「 オープンソースは、その品質と安全性が証明され、かつ、広範囲におよぶ民主化と増殖のレベルに達している。それにより、それぞれの組織が果たすべき役割が、変化していくはずである。これまでの、コスト削減といった理由で OSS が用いられるのではなく、それ以上のものがあると理解すべきだ。つまり、競争において優位性を得ること、優秀な人材を採用すること、そして、プロジェクトの方向に影響を与えるという、戦略的な課題に取り組むために、オープンソースに参加しているのだ」と述べている

Michael Skok, general partner at North Bridge Venture Partners, said that “Open source is consuming the software world as the inherent quality, functionality, and increasingly ease of deployment creates a powerful gravitational pull on people and industries…  Many of the leading technology areas such as cloud, big data, content management and mobile are now treating open source as their ‘foundational platform.’ Further, more new areas like the Internet of Things, which requires interoperability and extensibility, can only be met by open source initiatives, hence the emergence of new communities.”

North Bridge Venture Partners の General Partner である Michael Skok は、「オープンソースが活用するソフトウェアの世界とは、そこに本質として備わっている品質/機能/展開を、さらに容易にするものである。 つまり、そのことが、人々や産業界を惹きつけているのだ。Cloud/Big Data/CMS/Mobile といった、リーディング・テクノロジーの多くが、基本的なプラットフォームとして、オープンソースを取り扱っている。さらに言えば、相互運用性と拡張性を必要とする IoT のような新分野では、多様なコミュニティが出現してくることになるが、そこでイニシアチブを発揮できるのはオープンソースだけになるだろう」と述べている

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たしかに、いまの Cloud をみれば OpenStack があり、Big Data には Hadoop があり、CMS には WordPress があり、Mobile には Android Open Source Project があります。 そして、すべての基盤に Linux がいます。誰が所有を主張するわけでもなく、そこに参加する人々や組織が、自分自身のものとして大切にしていけるのが、オープンソースの本質なのだと思います。国家に求められるのが富の再配分なら、OSS プロジェクトに求められるのは知識の再配分なのでしょう。 それも、地球規模での。。。__AC Stamp 2

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