Agile Cat — in the cloud

四強 の 2013年 : Amazon の マトメ

Posted in .Chronicle, .Selected, Amazon by Agile Cat on December 12, 2013

ブッチギリの強さを見せつけました・・・
http://wp.me/pwo1E-71a

Agile_Cat_Loupe

 

IaaS の王者として君臨する Amazon にとって、この 2013年は順風満帆の年だったと言えるでしょう。 以下のリストにもある、『 Amazon の レモネード哲学 : こうすれば 新聞社くらい買収できる!』というポストを読んで頂ければ分かると思いますが、Amazon はすべての利潤を顧客に還元することで、他の参入を許さないという徹底した戦略を展開しています。しかし、リテール・ビジネスを収益源とする Amazon のように、まったく異なる分野で大きな利益を上げ、また、クラウドのリテラシとインフラを有している企業となると、話は別です。 その最右翼は Google であり、これまでの GAE(Google App Engine)に加えて、GCE(Google Compute Engine)という IaaS プラットフォームを投入してきました。 また、オープンソース・クラウドである OpenStack と CloudStack も、徐々に浸透し始めています。 こちらの強みは、ユーザーとして利用する側が、その全体をデザインしている点です。 とは言え、こうしたコンペティターたちが成長してきたのも、クラウドの原型を生み出し、磨き上げてきた、Amazon があってこその話です。その意味において、Amazon AWS の 2013年は、素晴らしい進化を遂げ、また、大きな成果をもたらしてきた年だったのです。

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1/15: Gartner の IaaS マーケット論評 : その 15 社とは?
1/22: PaaS をリードする : Top-10 プロバイダー とは?
2/06: Kindle Fire 8.9 の Retina は、iPad より $200 も 安い – Youtube
2/18: Amazon の Redshift がスタート! 警戒する HP、IBM、Teradata、Oracle
2/20:
Amazon AWS のビジネス規模は、あなたの推測を遥かに上回る
3/12: Amazon の Kindle Phone だが、その量産が 6月以降に ズレ込むらしい
3/17: Google Compute Engine 対 Amazon EC2 : 性能をチャートで比較する
3/21: $99 の Kindle Fire HD という ウワサ は、どうなっているの?
4/09: Amazon AWS も、ついに モバイル BaaS に参入か?
4/10: Salesforce も Rackspace も、目指すは モバイル BaaS なのだ!
4/15: Amazon は Storage Gateway で オンプレミス を吸い上げる
4/16: Apple vs. Amazon : リテールの収益をチャートで比較
4/19: Amazon S3 の Object が、あっという間に2兆を超えた!
4/23: Amazon も Siri を追いかける : 音声認識の会社を買収
6/01: 2013 Q1 のクラウド売上は $2B : 順位は AM>SF>MS>IBM>GO
6/12: Amazon AWS には、リージョン間で 200倍もの速度差があるって?
6/19: Telcom の持論 と Amazon の実践 : クラウド・バトルは どうなる?
7/01: Amazon のモバイル・ビジネス : その潜在能力を分析する
7/21: App Store の名称をめぐる、Apple と Amazon の係争が収束した
7/31: Amazon の 従業員数は 97,000 人 : ついに Microsoft に迫ってきた
8/20: 今度は Amazon.com がダウン : US リージョンで 約 45分間
9/07: Amazon スマホ 戦略: 無償の Kindle Phone と衛星ワイヤレス
11/08: Amazon の レモネード哲学 : こうすれば 新聞社くらい買収できる!
11/18: AWS re:Invent を、Kinvey の ワン・ストップ Hub から俯瞰する

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amazon-55aもう1つ、どのように Amazon が考えているのか、気になるところがあります。それは、AWS 上でのモバイル・アプリ開発を促進するための、Mibile BaaS(Backend as a Services)プロバイダーとの連携に関することです。ちょうど、昨年の今ごろは、Parse との間に蜜月感が漂っていたのですが、その Parse を買収したのは Facebook でした。また、それと同時に Google は、やはり BaaS の実力者である、Kinvery との提携を発表しています。もともと、ビジネスとしての水平分散を目指している、Parse や Kinvey といった BaaS プロバイダーたちは、特定の大手クラウド・プロバイダーとは馴染まない、彼ら独自のビジネス・モデルを持っています。したがって、Google と Kinvey の関係も、垂直統合には至りませんでした。この、モバイルバック・エンドという領域で、Amazon は、どのような方針を打ち出すのか? それも、2014年の見どころの 1つです。

AWS re:Invent を、Kinvey の ワン・ストップ Hub から俯瞰する

Posted in Amazon, Events by Agile Cat on November 18, 2013

The Hub for All AWS re:Invent Related Content
http://wp.me/pwo1E-6UX
Tuesday Nov 12, 2013 –
Kelly Rice
http://www.kinvey.com/blog/3441/the-hub-for-all-aws-reinvent-related-content

_ Kinvey

We’re excited to share with you our “AWS re:Invent Hub,” a one-stop-shop for all things re:Invent 2013.

ワン・ストップで re:Invent 2013 のすべてを紹介する、“AWS re:Invent Hub” が出来上がったので共有したい。

AWS re:Invent has quickly become a must-attend event for those interested in cloud computing, devops and web/mobile infrastructure. In just its second year running, it’s the talk of tech communities big and small. And with a lineup of speakers including the engineering teams at Netflix, Adobe, NASA and more, this year’s event is sure to be a big hit.

この AWS re:Invent だが、Cloud Computing/DevOps/Web/Mobile などのインフラに興味がある人々にとって、あっという間に欠かすことのできないイベントに成長した。 始まって、まだ 2年目であるが、あらゆるテック・コミュニティの話が満載だ。 そして、今年のスピーカーには、Netflix/Adobe/NASA などのエンジニアリング・チームも含まれ、大ヒット間違いなしというイベントになっている。

Seeing as there will be 175+ sessions, various keynotes, and an insane amount of tweets, videos and blog posts surrounding the event, it may be overwhelming for some to keep up with. That’s why we’ve decided to consolidate much of this content into one central location for all things re:Invent. Head on over to our “AWS re:Invent Hub,” powered by UberFlip, to stay on top of the most interesting and critical information from and about the popular event.

このイベントでは、さまざまなキーノートと、175 以上のセッションが提供され、また、ツイート/ビデオ/プログ・ポストといった膨大な情報が溢れているので、追いつくことができないと、諦めてしまいそうになる。 それこそ、一連のコンテントを一ヶ所に集める、この all things re:Invent を作ろうと思った理由である。 そして、UberFlip の力を借りて、この “AWS re:Invent Hub” を前面に押し出すことで、この人気のイベントにおける、最も興味深く、また、重要な情報を俯瞰できるようにしてみた。

↓ クリックで Facebook ページヘ ↓

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If you’re lucky enough to be a re:Invent attendee, our Hub is chock-full of tips and tricks for navigating and making the most of it. If you’re missing out, our Hub can keep you informed on all the great stuff happening — so it will (almost) be like you’re there in person.

あなたが、ラッキーにも re:Invent に参加できたなら、そこで得られたヒントやトリックを最大限に活用するための情報の固まりとして、この Hub を利用できるだろう。また、参加できなかったなら、そこで生じた一連の事象を得るための Hub として利用できる。そして、その場にいたのと、ほとんど変わらないだけの、情報を引き出せるはずだ。

Head on over to our AWS re:Invent Hub for all the content you could want about Amazon’s event of the year.

さぁ、私たちの  AWS re:Invent Hub を利用して、今年の Amazon にイベントで、あなたが知りたいと思う情報にアクセスして欲しい。

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amazon-55aさすがは Kinvey さん! なんというか、至れり尽くせりの AWS re:Invent Hub です。 実は、ソウルで開催された Open Compute の Engineering Workshop に参加していたので、この re:Invent は気になりながらも、まったく追いかけきれないという状況でした。 ほんと、本文中でも指摘されているように、情報量も膨大であり、どこから見ればよいのかと、途方にくれていたので、この Kinvey Hub は大助かりなのです :) image

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Amazon AWS には、リージョン間で 200倍もの速度差があるって?

Posted in .Selected, Amazon, Network by Agile Cat on June 12, 2013

Amazon Web Services speeds can vary by up to 200X depending on region
http://wp.me/pwo1E-6ex

June 3, 2013 –
John Koetsier
http://venturebeat.com/2013/06/03/amazon-web-services-speeds-can-vary-by-up-to-200x-depending-on-region/

_ VB Cloud

Australia is slow, Singapore is fast, and Europe to Oregon is twice as fast as Europe to California.

Australia は遅くて、Singapore が速い、そして、Europe から Oregon は、Europe から California に対して、2倍の速度を持つ。

Increasingly, we rely on “the cloud” to deliver web services. But the cloud is not one amorphous thing, and the cloud is not all equal. As every developer knows, what we generically call the cloud reduces down, ultimately, to physical servers and wires. And even within one company’s cloud — such as Amazon — there are vast differences in speed and optimization from region to region.

私たちは、Web でのサービスを提供するために、クラウド への依存度を高めている。しかし、クラウドは不定形のものではなく、また、すべてに対して等しいものでもない。そして、すべての開発者が認識しているように、一般に提唱されているものは、何かクラウドにおいて低減されるのかという視点であり、最終的には物理的なサーバーとワイヤーにまで落としこまれるものとなる。 しかし、たとえば Amazon などの、1つの企業が提供するクラウドの内側であっても、そのスピードと最適化において、リージョンごとに大きな格差が生じている。

What that ultimately means is that developers who don’t pay attention to cloud regions, as server debugging company Takipi discovered, can actually cause their apps to run 10 or even 200 times slower than necessary.

サーバーをデバッグする Takipi が発見したところによると、クラウドのリージョンに注意を払わなくてもよいはずの開発者たちが、そうではない状況に置かれているという現実がある。つまり、前述の最終的という言い回しが示すように、自分たちのアプリが、想定の 10 倍速で実行されたり、反対に 200倍も遅くなってしまう状況にあるのだ。

And Amazon doesn’t disclose any of that data. “We noticed that in many cases there’s 10X (or even more) difference in the performance of services due to AWS/S3 regions and external APIs,” Takipi co-founder Iris Shoor told me via email.

そして Amazon は、この種のデータについて、なにも開示していない。Takipi の Co-Founder である Iris Shoor は、「 私たちが気づいたのは、多くの場合(または殆どの場合)において、AWS/S3 のリージョンごとに、また、外部接続 API ごとに、サービスにおける性能差が 10倍もあることだ」 と、電子メールを介して伝えてきた。

In fact, Amazon’s cloud performance could vary in speed from region to region by as much as 200 times.

実際に、Amazon クラウドの性能は、リージョンごとの速度差が 200倍 にも達する場合もある。

For example, upload times vary significantly within each region. Uploading a file in Virginia to Amazon’s U.S. East cloud region, also in Virginia, takes three time longer than uploading a file in Singapore to AWS in Singapore. But it’s moving files between regions to serve differing international clients that will cause the greatest slowdowns: Shifting a file from Amazon’s São Paulo Region in Brazil to its Sydney, Australia region takes 200 times longer than shifting files between geographically close regions like Amazon’s U.S .West (Oregon) and U.S. West (California).

アップロード時間を例にして、その顕著なケースをリージョンごとに比較してみよう。Amazon の U.S. East クラウド・リージョンにある Virginia に、(Virginia から)ファイルをアップロードすると、AWS の Singapore リージョンに、(Singapore から)ファイルをアップロードする場合よりも、3倍もの時間がかかってしまう。そして、インターナショナル・クライアントたちは、リージョン間でのファイルの移動において、大幅なスローダウンという問題に直面していく。つまり、Brazil にある  Amazon の São Paulo リージョンから、Australia の Sydney リージョンへとファイルを移動すると、たとえば Amazon U.S.West (Oregon) から、U.S.West (California) へと移行する時と比べて、なんと 200倍もの時間がかかってしまうのだ。

“It seems that the new region — Australia — is by far the slowest,” Shoor says. “Uploading files to Australia can cause 10X latency versus other regions.”

そして Shoor は、「 新しいリージョンだと思われる Australia が、きわめて遅い。 Australia へ向けたファイルのアップロードは、他のリージョンと比較して、10倍ものレイテンシーを引き起こすことがある」と述べている。

And that makes sense — Australia is an island continent served by a limited number of international connections, and the file has a lot longer to go. But it is something to keep in mind when building global services.

そして、Australia はインターナショナル接続数が限られた島国であり、それらのファイルは長距離を旅することになる。しかし、それが理に適っているとしても、グローバル・サービスを構築する際には、心に留めておくべき点となる。

And some of the latency issues aren’t easily explainable due to geographical isolation — they’re more likely side effects of Amazon Web services system design. For example, there’s a big difference between uploading a file from Amazon’s S3 servers in Ireland to the U.S. East Coast and transferring the same file from the same location to the U.S. West Coast. The West Coast, Takipi says, will take twice the time, despite the fact that it’s only 25 percent further.

ただし、いくつかのレイテンシに関する問題は、地理的な距離だけ、簡単に説明できるではない。そこには、Amazon Web Services における、システム・デザインの副作用もあるだろう。たとえば、Ireland にある Amazon S3 Server から、U.S. East Coast と U.S. West Coast へ向けて、ファイルをアップロードする際にも大きな違いが生じる。その距離が 25% だけ遠くなるという事実にもかかわらず、時間的には 2倍もかかると、Takipi は述べている。

Even worse, Europe to California takes twice the time of Europe to Oregon: “It’s possible to make amazing optimizations just by changing the region,” says Shoor. “For example, choosing Oregon over CA for a company that serves the European market will cut the upload time by half.”

さらに悪いことに、Europe から California へ向けた場合は、Europe から Oregon へ向けた場合の、2倍もの時間を必要とする。それに対して Shoor は、「 リージョンを変更することで、驚くほどの最適化を達成できるはずだ。たとえば、European 市場をターゲットとする企業の場合は、California に替えて Oregon 選択するだけで、アップロード時間を半分に短縮できる」と述べている。

One of the main problems when hunting down the cause of slow services, Takipi says, is API latency. And regionality has a huge impact there, even if you’re as geographically optimized as you can possibly be.

サービスのスローダウンにおいて、その原因を追求するための重要は視点は、API のレイテンシにあると、Takipi は述べている。そして、リージョンの選択において、それが地理的に最適化されている場合であっても、大きな劣化が生じる可能性がある。

For example, Shoor says, even if your app is optimized for Australia and you’re using Amazon cloud services in Australia, Facebook’s API is 11 times slower down under, on average, than it is elsewhere.

あなたのアプリが Australia に最適化されていて、Australia の Amazon クラウド・サービスを使っている場合であっても、Australia  から Facebook の API を使うと、他のリージョンと比較して、平均で 11倍以上も遅くなると、Shoor は言う。

To monitor those slowdowns, Takipi is currently building “Project Barkdog,” a service to inform developers of slow APIs globally. Barkdog will likely launch in a couple of weeks, and will inform developers via email or Twitter when APIs that they’re using are slowing down.

こうした速度の低下を監視するために、グローバルにおける API の状況を開発者に通知する Project Barkdog を、Takipi はサービスとして構築している。 おそらく、Barkdog は数週間後には立ち上がり、それぞれの開発者たちが使用している API の速度が低下したときに、Mail や Twitter を介して通知することになる。

“It’s possible to speed up performance significantly,” Shoor says. “Amazon doesn’t share any of this data.”

「 パフォーマンスが、大幅に改善される可能性はある。 しかし、Amazon は何もデータを共有しないだろう」と、Shoor は発言している。

Image credits: Takipi, Amazon iCloud by John Koetsier, Globe by WoodleyWonderWorks/Flickr

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TAG index昨年の 2月に、『Amazon が安いのか? Hosting が安いのか? コスト分析モデルで比較する!』という抄訳をポストしましたが、そこではデータセンターからインターネットへのアウト・バウンド ・トラフィック量が、AWS を選択するかしないかの分岐点あると述べられていました。つまり、ネットワークをキャリアに依存する AWS の強みと弱みが、そこに集約されているのでしょう。 このポストも同様に、それを論点にしているように思えます。また、IDC によると、すべての IT ワークロードの、わずか 5% がクラウドに移行したに過ぎないようです。 それぞれのユーザーに最適化されたクラウド選びが、これからも、延々と繰り返されていくのでしょうね。__AC Stamp 2

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Amazon AWS のビジネス規模は、あなたの推測を遥かに上回る

Posted in .Selected, Amazon, Businesses, Data Warehousing by Agile Cat on February 20, 2013

Amazon’s cloud is bigger, more profitable than we think, report says
http://wp.me/pwo1E-5FM

By
Barb Darrow – Jan. 7, 2013
http://gigaom.com/2013/01/07/amazons-cloud-is-bigger-more-profitable-than-we-think-report-says/

_ Gigaom

photo: Flickr/Will Merydith

Summary: In a new research note, Macquarie Capital contends that Amazon Web Services is not only profitable, it would be a $19 billion business if it were counted as a standalone entity. That’s not peanuts. Amazon, of course, isn’t saying boo.

Summary: Macquarie Capital における先日の調査では、もし Amazon Web Services を単体として計算するなら、収益を上げているだけではなく、$19 billion のビジネスに至ると指摘されている。 それは、とるに足らないという金額ではない。 もちろん、Amazon にとっても、悪い話ではない。

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If you want a good debate, just ask a group of pundits about the size and profitability of Amazon Web Services then sit back with some popcorn. There are two main schools of thought: One holds that AWS is a business with razor-thin margins that is underwritten by the Amazon retail juggernaut and should that business take a tumble, AWS will fall with it. The other holds that Amazon makes good dough off of AWS, and that it could be a viable standalone business unit.

もし、異論があるにしても、この優秀なグループに対して、Amazon Web Services の規模と収益性を尋ねれば、あとはポップコーンを抱え込んだまま、イスに座って黙るしかない。 そこには、メインとなる論派が 2つある。 1つは、 AWS が Amazon リテールという巨大な存在により支えられる、紙一重のビジネスであり、また、そのリテール・ビジネスになるなら、AWS も転落するという考え方である。 もう 1つは、Amazon は AWS をベースに収益を上げており、また、AWS は単体としても価値のあるビジネスだという考え方である。

Count Macquarie Capital in the second camp. In a new research note, Macquarie estimates that the overall cloud market will hit $71 billion in 2015 and pegged AWS’ addressable part of that market at $38 billion. Those numbers are considerably larger than Gartner’s previous estimates of $56 billion for the overall cloud market size and $28 billion for AWS’ piece of the pie. In the note, analyst Ben Schachter said AWS could now be worth $19 billion as a standalone entity, based on a 5X multiple of Macquarie’s 2013 AWS revenue estimate of $3.8 billion, or $30 billion using an 8X multiple.

Macquarie Capital の考え方は、2編目のグループに属する。 この新しい調査で Macquarie は、クラウド全体のマーケットが 2015年には $71 billion に達し、そのうちの $38 billion を、AWS が確実に取るだろうと推定している。 それらの数字は、以前に Gartner が見積もった、クラウド全体を $56 billion とし、AWS に与えられるパイを $28 billion とするものよりも、かなり大きい。 この指摘において、アナリストである Ben Schachter は、現時点の AWS 単体で $19 billion の価値があるとしている。それは、Macquarie の 2013年の予測である、AWS の収入を $3.8 billion をベースにすると 5倍である。そして、$30 billion は 8倍に相当する。

クリックで拡大 ⇒

Macquarie is betting that growing enterprise adoption — a key AWS priority — will feed that momentum. According to the report:

Macquarie は、エンタープライズへの適用(AWS の重点項目)の増加が、その勢いを加速させるという考え方に賭けている。それは、以下のレポートによる:

“We highlight that much of AWS‟s past growth has come from SMBs [small and medium businesses] and start-ups. While these will continue to drive growth globally, in 2013 we expect a more concerted effort to focus on growing the AWS business at large enterprises. Importantly, the broadening platform offered by AWS is helping to drive adoption in larger enterprises (moving up the tech stack, with RedShift and other recent product launches). Additionally, we think emerging markets offer a significant opportunity, as many enterprises in these regions will likely bypass traditional technology infrastructure and go straight to the cloud.”

私たちが強調したいのは、これまでの AWS における成長の多くが、SMB [small and medium businesses]やスタートアップに依存している点である。 それらの勢力が、世界的な規模で成長を遂げている一方で、私たちの 2013年に関する予測では、大企業での AWS ビジネスの増大に焦点が当たることになる。 重要なことは、 AWS が提供する幅広いプラットフォームが、大企業での採用を促進している点である(RedShift などの最新プロダクトにより、テクノロジー・スタックを上位へ広げている)。 それに加えて、途上国のマーケットが、大きなチャンスをもたらすと、私たちは考えている。つまり、それらの地域における数多くのエンタープライズが、従来からのテクノロジー・インフラを回避して、ダイレクトにクラウドへと向かうときに、AWS に機会が生じることになる。

Redshift is the new data warehousing solution Amazon announced at AWS:Reinvent two months ago and that takes aim at expensive solutions from Hewlett-Packard (Vertica), Oracle, SAP, and IBM

Redshift とは、2ヶ月前の AWS:Reinvent において、Amazon が 発表した、新しいデータ・ウエアハウジング・ソリューションのことである。そして、それは、Hewlett-Packard(Vertica)や、Oracle、SAP、IBM などが提供する、高額ソリューション・レイヤをターゲットにしている。

クリックで拡大 ⇒

Of course all of these estimates are based on analysis of numbers that Amazon doesn’t provide. The company lumps AWS revenue in  with “other” revenue from marketing and promotion activities, other seller sites and co-branded credit cards. Given that, AWS remains pretty much a black box, but I would be willing to bet, all of  Amazon CEO Jeff Bezos’ talk of low-margin, high-volume business aside, that Amazon is not doing cloud services as a philanthropic exercise.

もちろん、これらすべての予測は、数値データの分析に基づいたものであり、また、それらを Amazon が提供しているわけでもない。 同社は、AWS の収益について、他の項目と混ぜあわせたかたちで公表している、具体的には、マーケティングとプロモーションのアクティビティや、他の販売サイト、ブランド・クレジットカードなどの収入の中に、AWS の収入が隠されている。 つまり、AWS の大半がブラック・ボックス化されているのである。Amazon の CEO である Jeff Bezos が語っている、薄利多売のビジネスという観点は余談として、以下のように締めくくりたい。Amazon のクラウド・サービスは、博愛主義的な行動として、存在しているわけではない。

Related research

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TAG indexベールに包まれた Amazon AWS のビジネス規模ですが、Agile_Cat としては、2011年の 『Amazon AWS の年商は、どう見ても $ 1 billion を超えている』 と、2012年の 『Amazon AWS は、いったい どれくらい儲かっているのか?』 に続き、これで 3回目のレポートとなります。これまでの予測と異なり、Redshift の登場により、これからの成長率が上昇するという見方が入っています。 それだけ、このウェアハウジング・ビジネスが、大きな影響を業界に与えていくのだと思えてきますね。 image

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みんなが 納得の Amazon 特集

Posted in .Selected, Amazon, Post-PC by Agile Cat on December 11, 2012

脅威の AWS から、Kindle 原価宣言まで・・・
http://wp.me/pwo1E-5ls

Agile_Cat_2012

image[ だいすき] な Apple と、[気になる] Google に続いて、いよいよ Amazon です。やはり、表題の [納得] とか [うなずく] とか、そんな形容詞が似合いますよね。小売業としてのフロントエンドから、利益を求めない Kindle、そして、バックエンドの巨大データセンターまで、一直線のポリシーを貫いている点が、Amazon の Amazon たる所以なのだと思います。

この一年、AWS の成功の理由を考え続けてきましたが、Agile_Cat なりの結論は、ベンダーというより e-Commerce ユーザーとしてのノウハウの蓄積が、そのポジションを築き上げたというものです。 現実に動かしていくべきサービス・モデルが明確であるから、そのインフラである AWS の、つまりクラウドの要件が見えるのだと思うのです。 それと同じことが、Google にも、Facebook にも言えるわけで、その延長線上に Apple は 『 Twitter を買収すべき 』という説まで有るのだと思えるのです。

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Jan 12: Kindle Fire のシェアが、クリスマスを挟んで 3倍以上に伸びたらしい!
Jan 18:
Amazon DynamoDB の 超弩級 クラウド NoSQL 感覚 by James Hamilton
Feb   3:
Kindle Fire ユーザーの半数が、この製品に満足している
Feb 11:
Amazon が安いのか? Hosting が安いのか? コスト分析モデルで比較!
Feb 22:
Amazon の ワークフロー・サービス とは?
Mar   9:
Amazon の新たな悩みは、Sony と OpenStack の蜜月にあるのか
Mar 13:
身勝手 Zynga の、AWS 使い倒し術とは?
Mar 19:
結局のところ、いま ストレージに、何が起こっているのか?
Mar 20:
トップを快走する AWS と、それを追いかける 7人の チャレンジャー
Mar 22:
Amazon と Eucalyptus が提携 – Hybrid を超える Hybrid を!

Apr 12: Amazon は新しい Search Service で、Google や HP を出し抜くのか ?
Apr 19:
Amazon S3 にストアされる Object が [1兆 ] に近づいている
Apr 27:
Android タブレット市場の 52% を、あっという間に Kindle  が占有した!
Jun 12:
NASA は OpenStack を捨て、Amazon に乗り換えたのか?
Jun 14:
Amazon の Virginia DC がダウン: Quora や Heroku に影響が!
Jun 15:
AWS と Rackspace の間で、クラウド・バーストを実験する!

Jul   5: Amazon による UpNext の買収は、スマホ参戦の狼煙か?
Jul 10:
Amazon が通り過ぎた後に、どれだけのクラウドが生き残れるのか?
Jul 12:
AWS S3 にストアされる Object が [ 1兆 ] を超えた
Aug 21:
Google の敵は、Apple でも Facebook でもない:シアトルの あの会社だ
Aug 22:
DynamoDB および、ホット SSD + コールド S3 というパターン
Aug 22:
Amazon がモバイルで狙っている、その広大なマーケットを探る
Sep   1:
Kindle Fire 2 は、広告なしの $200 と、広告つきの $100 になる?
Sep   7:
Amazon が 新 Kindle Fire を発表: 価格は $159 で 9月14日 に出荷
Sep   7:
Kindle Fire の 7 inch HD 版 : 価格は $199 で Nexus 7 とガチンコだ
Sep 10:
Android Tablet の出荷数が、iPad の 40% に迫っている?
Sep 14:
Amazon AWS の年商は、どう見ても $ 1 billion を超えている
Sep 27:
Amazon Glacier は、DEEP & FREEZE なコールド・データを取り扱う

Oct   9: NASDAQ の FinQloud は、AWS ベースの金融サービス・プラットフォームだ
Oct 15:
Amazon 宣言 : すべてのデバイスを原価で提供する – Jeff Bezos
Oct 17:
Amazon が CPU ビジネスに参入 : あの TI を買収する?
Oct 27:
Apple vs. Amazon : リテールの双璧をチャートで比較する
Oct 29:
Amazon は久々の 四半期 赤字 : その内容は?
Nov 13:
Pinterest のアーキテクチャと経済: AWS を使い倒せ!
Nov 17:
学校教育の場で iPad に挑む Kindle と Whispercast
Nov 22:
AWS のコストを分析する:TripAdvisor と Pinterest
Dec   2:
James Hamilton 特集
Dec   4:
Redshift により データ・ウェアハウスの魔法を解く:James Hamilton
Dec   9:
AWS イベントでの Parse が スゴそう – BaaS の勢いが加速する?

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Agile_Cat_2012それにしても、Kindle Fire の原価販売宣言は強烈でしたね。 それは、タブレットに関する方針ですが、徹底してコストを削減したデバイスという、これからの時代に必須のノウハウが詰め込まれているはずです。 もし、Amazon がスマホに参入するなら、開発途上国のマーケットでも通用する、価格戦略を展開できると思います。 ただし、今の時点では、本業である e-Commerce へつながらないという、Amazon ならではの判断があるのでしょうかね? image

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みんなの 好きな Apple 特集
みんなの 気になる Google 特集
みんなが 納得の Amazon 特集
みんなが ワクワク Facebook 特集

AWS のコストを分析する:TripAdvisor と Pinterest

Posted in .Selected, Amazon, Businesses, Pinterest, Research by Agile Cat on November 22, 2012

Cost Analysis: TripAdvisor and Pinterest costs on the AWS cloud
http://wp.me/pwo1E-5f2

Thursday, November 1, 2012 at 9:15AM
http://highscalability.com/blog/2012/11/1/cost-analysis-tripadvisor-and-pinterest-costs-on-the-aws-clo.html

_ highscalability

This is a guest post by Ali Khajeh-Hosseini, Technical Lead at PlanForCloud.com. 

これは、PlanForCloud.com の Technical Lead である、 Ali Khajeh-Hosseini のゲスト・ポストである。

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I read a recent blog post about TripAdvisor’s experiment with AWS where they attempted to process 700K HTTP requests per minute on a replica of their live site. There was also an interesting blog post on Pinterest’s massive growth on AWS. These blogs highlighted exactly the types of questions we’re interested in, mainly:

以前に、AWS を用いた TripAdvisor の実験を説明する、ブログ・ポストを読んだ。そこでは、同社のライブ・サイトのレプリカで、毎分 700K HTTPリクエストを処理しようと試みられていた。AWS における Pinterest の、大きな成長についても、やはり興味深いブログ・ポストがあった。 これらのブログは、まさに興味の対象となる問題が、ハイライトされている。 それらは、主として:

  1. How much would it cost to deploy System X on Cloud Y? e.g. how much would it cost to host TripAdvisor on the AWS US-East cloud?
  2. Would it be cheaper to use deployment option X or Y? e.g. would it be cheaper to use reserved instances, different types of instances, different cloud providers…
  3. What happens to costs when the system grows? e.g. Pinterest has around 410TB of data on S3, what if that keeps growing at a rate of 25% every month, like it has been in the last 10 months?
  • System X を Cloud Y 上にディプロイした場合のコストは?  例:TripAdvisor を AWS US-East にホストした場合のコストはいくらになる?
  • オプション X or Y の利用により、デプロイメントは安くなるのか?  例:リザーブド・インスタンスや、別タイプのインスタンス、あるいは、別のクラウド・プロバイダーを利用すれば安くなるのか…
  • システムが急成長した場合に、どのような変化がコストに生じるのか? 例: Pinterest は S3 に 410TB のデータをストアしている。もし、同社における、この10ヶ月のように、月に 25% のレートで成長したら、どうなる?

I created a couple of deployments in PlanForCloud to explore these questions and the results are very interesting – they show how important it is to get an idea of costs and budget for cloud spend prior to using the cloud:

一連の問題点を掘り下げるために、PlanForCloud 上に 2つのディプロイメントを構成したが、その結果はきわめて興味深いものであった。 つまり、クラウドを使い始める前に、クラウドで消費されるコストと予算について考えることが、如何に重要かという点を示している:

1. TripAdvisor’s “700K requests/minute” deployment on the AWS US-East cloud – how much would it cost?

What does the deployment look like?

このディプロイメントは、どのようなものなのか?

Servers
- 270 x Hi-Memory XLarge (m2.xlarge) running 24 hours/day as front end servers.
- 70 x Hi-Memory XLarge (m2.xlarge) running 24 hours/day as back end servers.
- 32 x  Hi-Memory Xlarge (m2.xlarge) running 24 hours/day as memcache servers.

Databases
- 5  x Cluster Compute 8XLarge (cc2.8xlarge) running 24 hours/day as database servers, each having a 1TB EBS volume with 100 IOPS attached.

Storage
- 5TB of EBS with snapshots to S3 every month for backups of all databases.

Data Transfers
- 145TB of data going out to users every month (around 200GB/hour).

What do the costs look like?

このコストは、どのように見えるだろう?

As expected, the majority of costs are going towards their server and database running hours. The total cost of this deployment would be around $140,000 per month which translates to around $1.7M per year. Now the interesting question:

予測されたように、大半のコストは、実行されるサーバーとデータベースの、時間あたりの単価に集約される。このディプロイメントにおけるトータル・コストは、1年で 約 $1.7M であり、1ヶ月では約 $140,000 になるだろう。 そして、ここで興味深い疑問が生じてくる:

2. How much would be saved if TripAdvisor’s deployment used AWS Reserved Instances?

If TripAdvisor was to use 1-year Heavy Utilized servers, they would immediately start to save around $800,000 per year, and that’s not even including AWS’s Volume Discounts that might apply in this case as a large number of reserved instances would be purchased.

もし TripAdvisor が、1-year Heavy Utilized サーバーを使っていたなら、そのスタート時点から、1年に約 $800,000 を節約していただろう。 そして、この計算には、大量のリザーブド・インスタンスを購入するつれて適用される、AWS の Volume Discounts すら含まれていない。

3. What would happen to Pinterest’s storage cost if they keep growing at a rate of 25% every month?

Pinterest has around 410TB of user data on AWS S3, which costs around $39K per month on S3 Standard Storage. If this figure grows by 25% every month, like it has been for the last year, Pinterest would have to pay around $470,000/month one year from now if they keep using S3 Standard Storage. The same amount of user data would cost around $319,000/month if they use S3 Reduced Redundancy storage.

Pinterest は、約 410TB のユーザー・データを AWS S3 にストアしており、 S3 Standard Storage に対して 1ヶ月で $39K の対価を支払っている。 もし、この数字が、昨年に起こったように、月ごとに 25% のレートで増大するなら、Pinterest が S3 Standard Storage を使い続ける限り、1年後には $470,000/月の対価を支払うことになる。しかし、S3  Reduced Redundancy ストレージを使うなら、同量のユーザー・データに対して、$319,000/月の対価で済むようになる。

The payoffs in these cases are as follows:

Image(77)

  • For TripAdvisor (and any company that is thinking of running long term projects/sites on AWS), they should take reserved instances seriously. For example, the TripAdvisor 700K system would save around $800K/year if it uses reserved instances vs on-demand (I know this was short-lived experimental system, but I’m just using it as an example). This requires no change to the architecture or the system itself, it’s simply a matter of doing some forecasting to ensure you can handle the upfront charges in your cashflow. Companies can also buy their reserved instances in stages to stagger the upfront costs.
  • For Pinterest (and any company that is looking to grow their systems on the cloud), they should use growth patterns to do “what-if” style analysis to a) understand the costs of elasticity b) compare deployment options. For example, Rackspace released their cloud block storage services; their SSD option is similar to AWS EBS Provisioned IOPS but it’s much more expensive.
  • TripAdvisor は( AWS 上で長期のプロジェクト/サイトを運用しようとする、あらゆる企業も)に、そのリザーブド・インスタンスを、真剣に受けとめるべきでだ。 たとえば、 TripAdvisor の 700K システムが、オン・デマンド(それが、短期間の実験システムであったことを知っているが、いまは単なる例として用いている)ではなくリザーブドのインスタンスを使っていたなら、 $800K/年程度の節約が可能だったろう。そのために、アーキテクチャやシステム自身の変更は不要である。ただし、キャッシュ・フローにおいて、前払いの料金を確実に消化できるラインを、予測すべきという論点が生じてくる。 なお、前払いの発生をずらすために、何回かのステージに分けて、リザーブド・インスタンスを購入することができる。
  • Pinterest は(クラウド上で、システムの成長を期待している、あらゆる企業も)、”what-if” スタイルの分析を行う、成長パターンを用いるべきである。つまり、a:コストにおける柔軟性を理解する。b:ディプロイメントのオプションを比較する。 たとえば Rackspace は、クラウド・ブロック・ストレージ・サービスを発表した。 しかし、彼らの SSD オプションは、AWS EBS Provisioned IOPS と同等であっても、そのコストはずっと高価なものとなる。

Either way, like with any other purchasing decision, it’s good to compare your options and have a rough idea of your monthly bills.

いずれにせよ、あらゆる購入行動における判断と同様に、オプションを比較し、毎月の請求額について、ラフな予測を立てるのが良いだろう。

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image文中にもありますが、先日にポストした 『 Pinterest のアーキテクチャと経済: AWS を使い倒せ!』 の続編という感じの抄訳です。 ただし、High Scalability の Todd Hoff さんではなく、PlanForCloudAli Khajeh-Hosseini さんによるゲスト・ポストとのことです。この PlanForCloud ですが、RightScale を活用したサービスということなのでしょうか? なかなか、面白い試みですね。 image

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Pinterest のアーキテクチャと経済: AWS を使い倒せ!

Posted in .Selected, Amazon, Big Data, Pinterest, Social by Agile Cat on November 13, 2012

Pinterest Architecture Update – 18 Million Visitors, 10x Growth,12 Employees, 410 TB of Data
http://wp.me/pwo1E-5aD

Monday, May 21, 2012
http://highscalability.com/blog/2012/5/21/pinterest-architecture-update-18-million-visitors-10x-growth.html

_ highscalability

ちょっと古いポストですが、調べ物の最中に見つけたので ・・・image

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There has been an update on Pinterest: Pinterest growth driven by Amazon cloud scalability since our last post: A Short on the Pinterest Stack for Handling 3+ Million Users.

Pinterest がアップデートされた。前回のポストである 『 A Short on the Pinterest Stack for Handling 3+ Million Users』 以降、Amazon クラウドのスケーラビリティに支えられ、Pinterest の成長が促進されている

With Pinterest we see a story very similar to that of Instagram. Huge growth, lots of users, lots of data, with remarkably few employees, all on the cloud.

Pinterest と Instagram に、きわめて類似するストーリーを見出す。 つまり、急激な成長と、膨大なユーザー数、大量のデータ、驚くほど少ない従業員、そして、すべてをクラウドに展開、、、という点である。

imageWhile it’s true that both Pinterest and Instagram are not making great advances in science and technology, that is more indicator of the easy power of today’s commodity environments rather than a sign of Silicon Valley’s lack of innovation. The numbers are so huge and the valuations are so high we naturally want some sort of fundamental technological revolution to underlie their growth. The revolution is more subtle. It really is just that easy to attain such growth these days, if you can execute on the right idea. Get used to it. This is the new normal. Here’s what Pinterest looks like today:

Pinterest と Instagram には、サイエンス・テクノロジーという観点において、素晴らしい進歩をしていないという事実がある。 しかし、いまのコモディティ環境が実現する容易なパワーは、Silicon Valley におけるイノベーションの欠如と比較して、素晴らしい兆しを示している。 そのスケールは膨大であり、評価額もきわめて高い。 したがって、私たちは、ある種の基本的なテクノロジー革命が、その成長の基礎にあることを望んでいる。 その革命は、とても見つけにくい。 もし、正しいアイデアを正確に実施できるなら、このような、最近に見られる著しい成長を、容易に達成できるだろう。 したがって、それを活用する必要がある。 つまり、新しいノーマルである。以下は、いまの Pinterest に見出されるものである:

  • 80 million objects stored in S3 with 410 terabytes of user data, 10x what they had in August. EC2 instances have grown by 3x.  Around $39K fo S3 and $30K for EC2.
  • 12 employees as of last December. Using the cloud a site can grow dramatically while maintaining a very small team. Looks like 31 employees as of now.
  • Pay for what you use saves money. Most traffic happens in the afternoons and evenings, so they reduce the number of instances at night by 40%. At peak traffic  $52 an hour is spent on EC2 and at night, during off peak, the spend is as little as $15 an hour.
  • 150 EC2 instances in the web tier
  • 90 instances for in-memory caching, which removes database load
  • 35 instances used for internal purposes
  • 70 master databases with a parallel set of backup databases in different regions around the world for redundancy
  • Written in Python and Django 
  • Sharding is used, a database is split when it reaches 50% of capacity, allows easy growth and gives sufficient IO capacity
  • ELB is used to load balance across instances. The ELB API makes it easy to move instances in and out of production.
  • One of the fastest growing sites in history. Cites AWS for making it possible to handle 18 million visitors in March, a 50% increase from the previous month, with very little IT infrastructure.
  • The cloud supports easy and low cost experimenation. New services can be tested without buying new servers, no big up front costs.
  • Hadoop-based Elastic Map Reduce is used for data analysis and costs only a few hundred dollars a month.
  • S3 にストアされた 80 million のオブジェクトと、410 T Bytes のユーザー・データ。それらは、昨年の8月からみて、10倍に増大している。EC2 インスタンスは 3倍に増大し、S3 に対して $39K と、EC2 に対して $30K の対価が生じる。
  • 昨年12月時点で、従業員数は 12名である。クラウドを使うことで、サイトはダイナミックに成長するが、きわめて小規模なチームを維持している。現状では、31人の従業員がいるようだ
  • 支出を抑えるために、行なっていること。大半のトラフィックは、午後から夕刻に集中する。 したがって、夜間におけるインスタンス数は、ピーク時の 40% にまで低減させる。 ピーク時のトラフィックでは、EC2 に対して $52/時間が生じるが、夜間においては $15/時間程度まで低減されている。
  • Web ティアには、150 の EC2 インスタンスが割り振られている。
  • In-Memory のキャッシングに対して、90 インスタンスが割り当てられ、データベースの負荷を低減している。
  • 内部利用のために、35 インスタンスが割り当てられている。
  • 70 のマスター・データベースと、パラレルにセットされたバックアップ・データベースが、冗長性を確保するために、別のリージョンに配置されている。
  • Python と Django により、コードを記述している。 
  • Sharding を用いて、データベースの容量が 50% に達したときに分割している。それにより、拡張が容易になり、また、十分な I/O キャパシティが実現される。
  • インスタンスをまたいだロード・バランシングのために、ELB を使用している。この ELB API により、プロダクション環境とのインスタンスの出し入れが容易になる。
  • これまでの歴史において、最速の成長を遂げているサイトの 1つである。 この 3月における 18 million というビジターを、AWS を利用してハンドリングしている。 その数字は、前月と比較して 50% も伸びているが、きわめて小規模な IT インフラにより実現されている。
  • このクラウドは、より容易で低コストな実験をサポートする。 そこでは、新たなサーバーを購入することも、前払いの対価を準備することも不要である。
  • Hadoop-based の Elastic Map Reduce が、データ分析のために用いられているが、そのコストは  a few hundred dollars/月である。

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imageEC2 の時間単価について、ピークとオフ・ピークの平均を $30/h だとすると、$720/日、$21.6K/月という対価になります。 したがって、「EC2 に対して $30K の対価が生じる」という説明は、月額の費用ということで間違いないでしょう。 つまり、S3 と EC2 を合わせて、$69k/月であり、$828k/年となります。 Instagram も同程度の規模と考えると、それが $1B で売買される現実というのも・・・ Smile image

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Amazon AWS の年商は、どう見ても $ 1 billion を超えている

Posted in .Chronicle, .Selected, Amazon, Businesses by Agile Cat on September 14, 2012

How big is Amazon Web Services? Bigger than a billion
http://wp.me/pwo1E-4KG

Apr 27, 2012 – 5:49AM PT –
Barb Darrow
http://gigaom.com/cloud/how-big-is-amazon-web-services-bigger-than-a-billion/

_ Gigaom

ちょっと古い記事ですが、重要な情報なので遅ればせながら ーーー image

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If you parse Amazon’s first quarter earnings, you could be forgiven for thinking that Amazon Web Services (AWS) is now a $2 billion-a-year business. Revenue from Amazon’s “other” category was $500 million for the quarter, although “other” does include revenue from other things.

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If you parse Amazon’s first quarter earnings, you could be forgiven for thinking that Amazon Web Services is now a $2 billion-a-year business.

もし、Amazon における Q1 の収益を解析したなら、今年の Amazon Web Services が $2 billion ビジネスに達していると思ってしまうだろう。

クリックで拡大 ⇒

That’s because Amazon’s revenue from the “other” category for the quarter ending March 31, 2012 was $500 million, up from $311 million for the year-ago period. If you assume “other” is AWS only, that’s a $2 billion-a-year run rate for 2012.

なぜなら、2012年3月31日までの Q1 売上げ額の、「 other 」というカテゴリに $500 million という数字が入っているからである。 それは、前年の $311 million から大幅に伸びている。 つまり、「 other 」の内容が AWS だけで構成されていると仮定するなら、2012年を通じたレートは $2 billion に至る。

Now, before we go crazy, the “other” category includes, as an Amazon spokeswoman put it “non-retail activities, such as AWS, miscellaneous marketing and promotional activities, other seller sites, and our co-branded credit card agreements.” Still, even if AWS is 75 percent of that figure, that’s a $1.5 billion run rate for the year. Not too shabby. Trying to determine just how big Amazon’s cloud is — in terms of servers, in terms of instances, by any metric — has become a popular parlor game, as GigaOM reported last week.

ちょっと頭がおかしくなりそうだが、その前に Amazon スポークスマンの説明を確認すると、この「other」には 『 たとえば、AWS や、マーケティング雑収、販促アクティビティ、他の販売サイト、提携クレジットカード契約といった、本業のリテール以外のアクティビティ』が含まれるそうだ。 とは言え、この数字の中で AWS が 75% を占めるとしても、年間の売上は $1.5 billion になる。 悪くないじゃない! Amazon のクラウドが、どれくらいの規模なのかを推測し(サーバーやインスタンスといった基準において)、決めつけてしまおうというゲームが、先週のレポートが出てからというもの、GigaOM では人気の的になっていたのだ。

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Last October, GigaOM’s Derrick Harris, using numbers from UBS, estimated that AWS was becoming a better-than-a-billion business and it looks like he was spot on. More recently, Morgan Stanley analysts put AWS at a $1.19 billion run rate for 2011.

昨年 10月のことだが、GigaOM の Derrick Harris が UBS からの数字を用いて、AWS は $1 billion 以上のビジネスになっていると推定したが、それが図星だったようだ。そして、最近のことだが、Morgan Stanley のアナリストが、2011年の AWS 売上を $1.19 billion と見積もっている

On Amazon’s Q1 earnings call Thursday, CFO Thomas Szkutak repeatedly mentioned how fast AWS is growing. And for the upcoming quarter, he told analysts to expect about $0.8 billion to $0.9 billion in capital expenditures relate to software development “driven primarily by our expectations of continued business growth, consisting of investments in technology infrastructure, including Amazon Web Services and additional capacity to support our fulfillment operations.” (A transcript of the call is here.)

木曜日(4月中旬)に開催された Amazon の Q1 終始説明会では、AWS が短期間で成長している様子を、CFO の Thomas Szkutak が繰り返し説明していた。 そして、彼はアナリストたちに向けて、次の四半期におけるソフトウェア開発について説明し、$0.8 billion ~ $0.9 billion の 支出を見込んでいると伝えている。具体的には、「 それは、ビジネスの継続的な成長という、私たちの希望により推進されるものであり、Amazon Web Services 自体の拡張や、適切な運用をサポートするためのキャパシティの追加などを含む、テクノロジー・インフラへの投資により構成される」と発言している。 (この説明会の記録は、ココにある)

Big revenue doesn’t mean big profit

Revenue is one thing, profitability is another and no one outside Amazon knows just how profitable these services — margin thin services– are. AWS continually cuts pricing on its EC2 and RDS and other services in the face of growing competition from other IaaS players and there will be more competition coming online as more of the OpenStack camp go live.

売上のほかにも、収益という視点があるが、このマージンの薄いビジネスから Amazon が得ている利幅について、誰として知る者はいない。 AWS は、EC2 と RDS の価格を、常に切り下げている。そして、他のサービスも、チャレンジャーである IaaS プレーヤーたちからの競合に晒されている。さらに言えば、OpenStack のメンバーたちがビジネスを立ち上げるときには、いま以上の競合が生じてくるだろう。

imageMost see AWS as a way for Amazon to sell off compute and storage capacity it doesn’t need as a way to recoup expenses. And yet it keeps adding higher value-added offerings like the DynamoDB database service, which it claims is its fastest-growing service ever. And it’s doing things like launching an official partner program which means Amazon is looking more and more like a traditional IT provider, along the lines of Microsoft or IBM. (For the record, an Amazon spokeswoman vigorously countered the notion that AWS is simply Amazon selling off capacity. “AWS adds the same server capacity daily that was used to power Amazon.com in the year 2000 when it was a 2.76 billion dollar business.  AWS is a separate business running at massive scale,” she said via email.)

Amazon が必要としないコンピューティングやストレージのキャパシティを外部に販売することで、その支出を取り戻すのが AWS だと、大半の人々が認識している。 それなのに、これまでの歴史の中で、最も成長が早いサービスだと主張する、DynamoDB データベースのような、より付加価値の高いサービスを加え続けている。 さらに、従来からの IT プロバイダである Microsoft や IBM のように、オフィシャル・パートナーのようなプログラムを、Amazon は立ち上げている。 (記録のために、Amazon のキャパシティを販売するのが、AWS の役割だという指摘に対して、同社のスポークスマンが力を込めて反論する様子を伝えておく。 「AWS が追加しているのは、Amazon.com にパワーを供給するサーバーと同じものであり、全体的なビジネス規模が $2.76 billion だった 2000年から、毎日続いているものである。  そして、大規模スケールという観点において、AWS は別個のビジネスである」と、彼女は電子メールで発言している)

Whatever that profit situation is, it looks like Amazon is bound and determined to keep building, using and selling off that compute and storage capacity. Last week it announced the Amazon Marketplace a way to parlay both the company’s retail and IT expertise to sell third-party technology services along with its own.

その収益が、どのような状況であろうとも、コンピューティンとストレージのキャパシティを、構築/使用/販売していくという意味で、Amazon は強い意志を持っているように思える。 先週には Amazon Marketplaceが発表されたが、それは同社によるリテールの窓口であり、また、AWS とサードパーティーのテクノロジーを販売するという、2つの役割を持っているようだ。

Feature photo courtesy of Flickr user akakumo

Subscriber Content

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imageまったく別の調べものをしていて、この記事へのリンクを見つけました。そこでは、Amazon Web Services が約 8年をかけて$1 billion の売上に至ったことが紹介され、また、Cloud + Post-PC の時代に生きる企業は、AWS のような体質になることが必要だと論じられていました。そこが、AWS の強みなんでしょうね Smile ーーーimage

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