Agile Cat — in the cloud

IBM が クラウド・シフトを決断した理由:それを示す1枚のチャート

Posted in Businesses, IBM, Research by Agile Cat on April 8, 2014

This Chart From IBM Explains Why Cloud Computing Is Such A Game-Changer
http://wp.me/pwo1E-7oa

Julie Bort – Apr. 4, 2014
http://www.businessinsider.com/this-chart-from-ibm-explains-why-cloud-computing-is-such-a-game-changer-2014-4

_ Business Insider

All of the industry’s biggest tech players are going gaga chasing the cloud-computing market these days:

この業界における最大級のハイテク・プレーヤーたちが、皆してクラウド·コンピューティング市場を、夢中になって追いかけまわしているのが、いまの姿である。

What is it that has all of the biggest tech players drooling? This chart that IBM sent to its investors explains it all. To summarize, IBM says …

一連の、大手ハイテク・プレーヤーたちは、いったいに何に群がっているのだろうか?以下のチャートは、IBM から投資家たちに送られたものであり、また、すべての理由を説明している。IBM が述べていることを、要約すると・・・

  • 85% of new software today is being built for the cloud.
  • One-quarter of the world’s apps will be available on the cloud by 2016.
  • Almost three-quarters of developers say that they are using the cloud in apps they are developing now.
  • 現時点においては、新たに開発されるソフトウェアの 85% が、クラウドを対象としている。
  • すべてのアプリケーションの 1/4 が、2016年までに、クラウド上で利用可能となる。
  • デベロッパーの 3/4 が、開発中のアプリケーションにおいて、クラウドを活用していると言っている。

_  space

In other words, the shift from buying computers to renting them has begun big time, and there are billions of dollars up for grabs.

言い換えれば、コンピュータの所有から利用に向けたシフトが、最盛期を迎えつつあるのだ。 そして、誰もが、大きなビジネスを夢見ている。

By 2017, enterprises are expected to be spending $235 billion on the cloud, predicts market research firm IHS.

マーケット調査会社 IHS によると、2017年のエンタープライズ市場では、クラウドに $235 Billion が費やされると予測されている。

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TAG indexいまさら、取り立てて騒ぐほどのことでは無いと思うのですが、シッカリとした経済を伴うクラウド・シフトが、現実のものになってきたと表現すべきなんでしょう。 IBM については、先日の Business Insider に掲載された 「IBM Is Hiring Lots Of New Employees In The Middle Of A Layoff 」という記事により、人材の入れ替えが示唆されていました。 そこに、この投資家への説明資料が加わってくるということは、SoftLayer を軸としたクラウド戦略が、IBM のメイン・ビジネスになってきたことを示しているのでしょう。__AC Stamp 2

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Windows XP のサポートが終わるが、あの緑の草原も、いまはブドウ畑に・・・

Posted in Microsoft, Weekend by Agile Cat on April 6, 2014

Microsoft’s Default Windows XP Wallpaper Would Look Very Different If It Were Made Today
http://wp.me/pwo1E-7nz

Karyne Levy – Mar. 31, 2014
http://www.businessinsider.com/microsofts-default-windows-xp-wallpaper-2014-3

_ Business Insider

If you’ve ever used a Windows XP computer, you’ll recognize the default wallpaper. It’s a blue sky with a few clouds on it. A rolling green hill.

Windows XP コンピュータを使ったことがあるなら、デフォルトのカベ紙を覚えているだろう。 青空に浮かぶ白い雲と、なだらかに広がる緑の丘の、あの風景である。

Marcin Wichary by permission

The guy who took the photo was on his way to see his girlfriend in California’s wine country in 1996 when he stopped to snap the iconic shot, called "Bliss.”

この写真が撮られたのは、1996年の California だ。ある男が、ワイナリーの街に住むガール・フレンドに会いにいく途中に、クルマを止めて撮ったスナップであり、Bliss と呼ばれている。

"There’s a time of the year in our mid-winter, in January, when we’ve had rains. The grass is now getting a brilliant green. The storms are still coming through with rain and clouds. While I’m driving this beautiful, winding road to see Daphne, my God, the storm has just gone through, there are some white clouds, boy, I think I’ll just get out and make a couple of frames," the photographer, Charles O’Rear, tells CNET Australia.

「 真冬の1月は、雨の多い時期なんだ。 そして、この地方でも、草原が緑色に輝く。その年も、嵐が何回かやってきて、天気の良くない日が続いていた。 でも、ガールフレンドの Daphne に会いたくて、この美しいワインディング・ロードをドライブしていたら、嵐が去っていき、いくつかの白い雲が顔を出してきたんだ。だから、神様にお礼を言いながら、クルマを降りて、何枚かのスナップを撮ったのさ」と、写真家である Charles O’Rear は、CNET Australia に語っている

But what’s even more captivating than the story of how the photo became the Windows default is what the spot looks like now:

しかし、Windows のデフォルト画面ができあがったときの、素敵なエピソードもさることながら、あのときの美しかった草原は、いまでは、以下のように姿を変えてしまった。

_  space

jayRaz/Flickr

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weekendOpen Compute Summit に参加するために、今年の1月末に Bay Area に行ったのですが、SF の空港に着いたのが日曜日の朝の9時。これから半日、いったいどうするの? と思っていたら、同行の Hide さんが Napa へ行こうよと。 そして、クルマで1時間ほど北へ走って目にした風景が、こんな感じのブドウ畑でした。 ちょっと時期がずれているからなのか、下草が刈り取られ、赤茶けた地面がむき出しです。 そこに、まだ葉もないブドウの木が、整然と並んでいるという風景が、どちらを向いても延々と続いていました。 Hide さんいわく、モノサシで測ったかのように、ブドウの木が揃えられているのは、機械による収穫を合理的に行うためとのこと。 Napa を動かしているのは、規模の経済であり、まるでワインのクラウドだという話です。  Napa に居る間、なぜか Jeff Bezos の顔が、何度も何度も脳裏を横切っていきましたが、このポストを訳していて、そんなことを思い出しました。ac-stamp-232

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Cloud の調査:エンタープライズがクラウドを導入する5つの大きな理由

Posted in Amazon, Google, Microsoft, Research, Salesforce, Storage by Agile Cat on March 31, 2014

Cloud Computing: Reasons for Why Businesses are Adopting the Cloud
http://wp.me/pwo1E-7ms

By Dick Weisinger – March 18, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-reasons-for-why-businesses-are-adopting-the-cloud/

_ formtek

Global businesses are on track to spend $174.2 billion this year on cloud infrastructure and services.  That’s up 20% from the $145.2 billion of spending in 2013, according to IHS Technology.   Based on their report, spending is expected to increase by a factor of three from 2011 to 2017.

グローバル企業の群れは、クラウド上のインフラストラクチャやサービスに対して、今年は $174.2 Billion を費やすというペースで突き進んでいる。IHS Technology によると、2013年の支出である $145.2 Billion に対して 20% 増となる。また、同社のレポートをベースにすると、この種の支出は、2011年から 2017年にかけて、3倍に増大するとされる。

The IHS report identifies current leaders in the cloud market space as Amazon.com, Google and Microsoft, specialty vendors like Dropbox and Carbonite in the cloud storage space, and Salesforce.com and Workday in the software application space.

この IHS レポートは、Amazon.com および、Google、Microsoft を、現時点のクラウド市場におけるリーダーだとしている。また、特定の領域として、クラウド・ストレージでは Dropbox や Carbonite を、SaaS では Salesforce.com や Workday といったベンダーを、それぞれのリーダーだとしている。

Jagdish Rebello, analyst at IHS, said that ”with the cloud touching nearly every consumer and enterprise around the globe, spending for cloud-related storage, servers, applications and content will be dedicated toward building a framework that is rapidly scalable, highly dynamic, available on-demand and requiring minimal management…  Cloud services, applications, security and data analytics will account for an ever-growing portion of total information technology spending by enterprises, valued at about $2 trillion at present.”

「 クラウドが、世界中の、ほぼすべての消費者と企業に広まったことで、クラウド上のストレージ/サーバー/アプリケーション/コンテンツに関連する支出は、何らかのフレームワークの構築へ向けて集約されるようになってきた、それにより、スケールを動的かつ迅速に、オンデマンドで調整する機能が実現され、そのためのマネージメントも最小化されてきた。クラウドにおけるサービス/アプリケーション/セキュリティ/データ分析は、現時点で約 $2 Trillion と言われるエンタープライズ IT 総支出の中で、成長し続ける部分を押さえていることになる 」と、IHS のアナリストである Jagdish Rebello は述べている。

Five reasons why the cloud is rapidly being adopted by businesses as identified by Oxford Economics in a report written for IBM are as follows:

Oxford Economics が IBM に対して、エンタープライズにおいてクラウドが、急速に採用されている 5つの理由を、以下のようにレポートしている:

  1. Better insights and visibility.  The cloud provides better services at lower cost with flexible scalability.
  2. Better Collaboration.  More easily links employees with partners and customers
  3. Provides a Framework.  The cloud enables businesses to build an integrated and dynamic service chain
  4. Innovation.  Greater efficiency and productivity of workers nurtures an environment of innovation.
  5. Reduced Risk.  A more responsive IT infrastructure enables better controls on costs and risks.
  1. 洞察と可視化の改善.  クラウドは、すぐれたサービスを安価に提供し、柔軟性も備える。
  2. コラボレーションの改善.  パートナーやカスタマーに対する、従業員からの接触が容易になる。
  3. フレームワークの構築.  クラウドにより、サービス・チェーンを動的に統合できるようになる。
  4. イノベーション.  環境が進化することで、作業の効率と、従業員の生産性が、自動的に向上する。
  5. リスクの低減.  IT インフラの信頼性が高まることで、コストとリスクの管理が容易になる。

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TAG indexクラウドは、テクノロジーの変化というより、ビジネス・スタイルの変化なのですね。もちろん、クラウドを実現するために、さまざまなテクノロジーが生み出されているので、その存在を否定するわけではありませんが、ユーザーが信頼することで、そのパワーが指数関数的に増大していくものなのだと思えてきます。 現時点では、IT 総支出の 10% にも満たないようですが、やがては、その大半を占めるようになるのでしょう。__AC Stamp 2

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Google と Cisco が 特許・非訴訟 の合意に至った:爆発的に成長する IoT への備えなのか?

Posted in .Selected, Cisco, Google, IoT, Patent, Strategy by Agile Cat on March 4, 2014

Google and Cisco enter cross-license deal, call for end to patent trolling
http://wp.me/pwo1E-7gW

By Jeff John Roberts – Feb 4, 2014
http://gigaom.com/2014/02/04/google-and-cisco-take-aim-at-patent-trolls-with-new-cross-license-deals/

_ Giga Om
Summary: Two major tech industry players say their cross-licensing deal is an example of how to extract value from a patent portfolio without resorting to controversial trolling techniques.

Summary: この業界における二人のメジャー・プレイヤーが、たとえば、物議を醸し出すトローリング・テクニックに頼ることなく、特許ポートフォリオから価値を抽出する方式が、クロス・ライセンス契約により達成されると発言している。

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Google and Cisco on Tuesday announced a long-term agreement in which they will license each other’s patents as part of a larger effort to curtail nuisance patent lawsuits. The companies did not specify how many patents are involved, but described the deal as a “cross-licensing agreement covering a broad range of products and technologies.”

この火曜日(2/4)に、Google と Cisco が、長期間におよぶ契約について発表した。そこで、両社は、迷惑なだけの特許訴訟を削減するための、大きな取り組みの一環として、お互いの特許をライセンスし合うことになる。この契約に、どれだけの特許が含まれるのか、両者とも言明してはいないが、「広範囲におよぶプロダクトとテクノロジーをカバーするクロス・ライセンス契約だ」としている。

Google and Cisco claim the deal will reduce the risk of future litigation and “privateering” — a practice in which firms, including Microsoft and Apple, arm shell companies with old patents. The spread of privateering and so-called patent trolls has led in recent years to a growing number of expensive lawsuits, engulfing everyone from the cable industry to small app developers.

Google と Cisco は、この件について、将来における訴訟と私掠のリスクを削減するものだと主張している。つまり、Microsoft や Apple を含む企業が、古い特許を用いて安穏と暮らそうとしている現状があるのだ。それらの私掠的な行為の、言い換えるならパテント・トロールの広がりにより、高価な代償を伴う訴訟が、このところ増えているのだ。それは、ケーブル業界から、小規模なアプリ開発会社にいたるまで、すべての人々を巻き込むものとなっている。

In a phone interview, lawyers for Cisco and Google said that the deal is intended to show how companies can obtain value from their patent portfolios without resorting to trolling. They added that the agreement is structured in such a way that it encumbers the patents themselves — meaning they can’t be used against Google or Cisco in the future, even if one company sells them.

電話でのインタビューにおいて、Cisco と Google の弁護士は今回の契約について、それぞれの企業がトローリングに頼ることなく、自身の特許ポートフォリオから価値を取得するための方式を示したいと述べている。そして、両社における合意の形成は、それぞれの特許を拘束するように意図したものだと付け加えている。つまり、将来において、それらの特許が他社に譲渡されたとしても、それにより Google と Cisco が訴訟されるというリスクが排除されている。

For Google, the deal comes on the heels of a 10-year cross-licensing deal with Samsung, and is part of a larger effort to broker patent peace after years of costly litigation. According to Allen Lo, the company’s general counsel for patents, Google is open to entering cross-licensing arrangements with any company.

Google にとって、今回の契約は、Samsung との 10年におよぶクロス・ライセンス契約に続くものとなり、また、高額な代償を費やしてきた、この数年における訴訟の末に手にする特許の平和な運用という、大きな取り組みの一環として捉えられる。同社で特許を担当する顧問弁護士 Allen Lo によると、Google は、あらゆる企業とクロス・ライセンス契約を交わすことに、オープンに取り組んでいるという。

For Cisco, the push to promote cross-licensing comes after a number of high-profile fights against shell companies that abuse the patent system. In 2011, for instance, Cisco filed federal racketeering charges against a troll controlled by lawyers that demanded money from 8,000 hotels and coffee shops for offering Wi-Fi service.

Cisco にとっては、特許制度を乱用することばかり考えている企業との、注目を浴びた何件かの戦いの後に訪れる、クロス・ライセンスの促進を後押しするものとなる。たとえば、2011年に Cisco は、弁護士たちがコントロールするトロールに対して、密約のある不正な請求であると、訴訟を起こしている。それは、8000件によぶホテルやコーヒー・ショップに、Wi-Fi サービスを提供したことに対して、対価を請求するというものであった。

Google’s recent call for patent cross-licensing also comes at a time when all three branches of government are pushing to reform the U.S. patent system: President Obama, for instance, called on Congress during the State of the Union address to finish a proposed bill, while the Supreme Court is hearing a series of cases that seek to limit the spread of low-quality patents.

特許クロス・ライセンスに関する、最近の Google の動向は、政府内の 3つの部門による、アメリカの特許制度の改革という動きにも呼応している。現実に、Obama 大統領も、提出された法案を通過させるための一般教書演説において、それを議会に呼びかけている。その一方で、最高裁判所も、低品質の特許の拡散を制限するために、一連の係争についてヒアリングを行っている。

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TAG indexGoogle の基本的なスタンスは、特許の概念と運用を、その根本から再考していくものですが、そこに Cisco が乗ってくるという、とても興味深い現象だと思います。最近の Cisco は、デバイスとクラウドの間に、Fog というレイヤを置こうとしています。それは、あと数年で 100億を超えていくとされる IoT デバイスとの通信を、効率よくコントロールするものであり、Google のコンセプトを加速させるものになり得ます。 おそらく、この領域でのビジネスを円滑に進めるための協定だと思えるのですが、願わくば、スタートアップたちも守ってあげる方向へと進んで欲しいですね。image @台北

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Open Compute Project : ついに Microsoft も参加を表明した!

Posted in .Selected, Facebook, Microsoft, Open Compute by Agile Cat on January 28, 2014

Microsoft joins Facebook-founded Open Compute Project, touts its ‘unprecedented’ contributions
http://wp.me/pwo1E-79A

By Kaylene Hong, jan 28, 2014
http://thenextweb.com/microsoft/2014/01/28/microsoft-joins-facebook-founded-open-compute-project-touts-its-unprecedented-contributions/

_TNW

The fifth summit of the Open Compute Project is happening on Tuesday, and Microsoft has revealed that it is the latest member to join the group, a Facebook-founded initiative that sees the company and its partners commit to developing and sharing designs for data center infrastructure.

Open Compute Project5回目のサミットが、この火曜日(1/28)に開催されるが、このグループに参加する、最も新しいメンバーの中に、Microsoft がいることが明らかになってきた。つまり、同社とパートナーたちが、データセンター・インフラストラクチャに関する成果やデザインを、この Facebook が設立/主導するイニシアチブと、共有していくことをコミットするわけだ。

Bill Laing, Microsoft’s corporate vice president for cloud and enterprise, says in a blog post that Microsoft will contribute what it calls its “cloud server specification” to OCP — referring to the designs for server hardware in Microsoft data centers that are being deployed for its largest global cloud services including Windows Azure, Bing, and Office 365.

Microsoft の Corporate VP for Cloud and Enterprise である Bill Laing は、「 Microsoft は、同社における Cloud Server Specification と呼ばれるものを、OCP にコントリビュートする」と、自身のブログ・ポストで述べている。 つまり、それは、Miicrosoft のデータセンターにおける、サーバー・ハードウェアのデザインを指し示すものであり、Windows Azure および、Bing、Office 365 などの、世界でも最大級のクラウド·サービスをディプロイするためのハードウェアが含まれる。

Microsoft says these servers are built to deal with the “enormous availability, scalability and efficiency requirements” of Windows Azure, its cloud platform. It says that compared to traditional enterprise server designs, the data center servers it has built to deliver its cloud services bring “up to 40 percent server cost savings, 15 percent power efficiency gains and 50 percent reduction in deployment and service times.”

Microsoft の発言によると、それらのサーバーは、同社のクラウド·プラットフォームである Windows Azure の、 「 きわめて大規模な環境における可用性/拡張性/効率性の要件」に対応するために構築されたものとなる。そして、従来からのエンタープライズ・サーバーのデザインと比較して、クラウド・サービスのために構築されたデータセンター・サーバー」は、最大で 40% のサーバー・コストの削減をもたらし、15% の電力効率の向上を達成し、さらには、デプロイメントとサービスに費やされる時間を 50% も削減するという。

Laing notes that Microsoft is the only other cloud service provider, other than Facebook, to publicly release its server specifications, and says the depth of information it is sharing with OCP is “unprecedented.”

Laing は Microsoft の取り組みについて、Facebook 以外のクラウド·サービス·プロバイダーとして、サーバーの仕様を公開していく唯一の存在であり、OCP と共有される情報は、「これまでにない、奥行き持つものになる」と指定している。

To show its commitment, Microsoft Open Technologies is also open sourcing the software code it created for the management of hardware operations including server diagnostics, power supply and fan control. The code is available on GitHub from today onwards.

このコミットメントを示すために、Microsoft Open Technologies も、ハードウェア運用におけるマネージメントのために作成された、ソフトウェア·コードをオープン・ソースにしている。それらは、サーバーの診断や、パワー・サプライ、ファン・コントロールを含むものである、今日から GitHub で提供されている。

“The Microsoft cloud server specification for OCP will help drive hardware innovation for cloud computing, which strengthens the Cloud OS vision to give customers a consistent platform for better IT efficiency and economics,” Laing says.

そして Laing は、「 OCP にコントリビュートされる Microsoft のクラウド・サーバー仕様は、クラウド・コンピューティングのためのハードウェア・イノベーションを促進するものになる。それは、顧客に提供される、Cloud OS のビジョンを強化するものとなり、より優れた IT のために、効率性と経済性を考慮した、一貫性のあるプラットフォームを実現していく」と述べている。

Headline image via Eric Piermont/AFP/Getty Images

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TAG indexアメリカ時間の 1月28日に開催される、OCP Summit に参加するため、San Jose に来ています。いまは、夜中の3時ですが、時差で眠れないので、OCP 関連の情報を探していたら、こんなニュースが提供されていました。 昨日には、登録を済ませてきたので、イベントのスケジュールも受け取って入るのですが(クリックで拡大)、詳細は明日にならないと分からないそうです。それにしても、Microsoft も OCP に参加するというのは、とても良いニュースですね。おそらく、9時から始まるキーノートで紹介されるのだと予測していますが、どんな話が出てくるのか、それが楽しみで、ワクワクしています。image

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Cloud の調査:これからの2年間で、Top-100 プロバイダーの 25% が買収される - Gartner

Posted in Businesses, Research by Agile Cat on January 27, 2014

Cloud Computing: Consolidation to Wipe Away a Quarter of Existing Top 100 Vendors
http://wp.me/pwo1E-79q
By Dick Weisinger – January 22nd, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-consolidation-to-wipe-away-a-quarter-of-existing-top-100-vendors/

_ formtek

Gartner is predicting a major reconsolidation of cloud vendors, so much so that by 2015 25 percent of today’s top 100 IT cloud service vendors will be gone.  That presents a certain amount of risks to the buyers of these services.

Gartner の予測によると、クラウド・ベンダー間での大規模な再総合が進むことで、現在の Top-100 に名前を連ねる IT クラウド·サービス·ベンダーの 25% が、2015年までには消え去っていくという。 そして、それらのサービスの購入者にとって、ある程度のリスクが生じるとしている。

Of attendees at the recent Gartner Data Center Conference, 50 percent said that adoption of cloud-based solutions presents a great deal of risk, 33 percent said that it was ‘somewhat’ risky, while just 12 percent thought that there was little risk.  But, despite the risk, 80 percent of organizations were already using cloud-based services at the end of 2013.

先日の Gartner Data Center Conference に参加した者のうち、クラウド・ベースのソリューション導入について、多くのリスクが存在すると述べたのは、全体の 50% にのぼっている。 また、そこそこのリスクを述べたのは 33% であり、わずかと述べたのは 12% に過ぎなかった。しかし、それらのリスクにもかかわらず、すでに 80% の企業が、2013年の終わりの時点で、クラウド・ベースのサービスを使用していた。

William Maurer, Gartner analyst, said that ”there is a real risk with these vendors,  but acquisition will be the main exit. You need to make to make sure that your service providers are successful. Give them a chance to make a reasonable return on their investments, give them a chance to make some money. Don’t take all the money off the table, because if you do, you are not going to have a lot of them around.”

Gartner のアナリストである William Maurer は、「それらのベンダーには、現実的なレベルでのリスクがあるが、企業買収が主たる解決策となる。したがって、利用しているサービス·プロバイダーが、成功していることを確認する必要がある。それらのプロバイダーに、投資に対するリーズナブルなリターンを、つまり、いくらかのキャッシュを得るチャンスがあることを前提とすべきだ。したがって、買収が行われても、すべての取引を停止してはいけない。 それを行うと、そのプロバイダーから得られるものを失ってしまう」 と発言している。

Michael Salvador, solutions manager at Belden, told Computerworld that ”we’re in the phase of buyer beware with cloud.  You better do your research — there’s no safety net out there.”

Belden の Solution Manager である Michael Salvador は、「 私たちは、クラウドの買い手が気をつけるべき局面にいる。セーフティ・ネットは存在しないのだから、しっかりと調査すべきである 」と、Computerworld に対して述べている。

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TAG indexクラウドというものを、その検定で支えているが規模の経済であるのなら、再編と再統合が際限なく続いていくでしょうし、それが当たり前の展開とも思えてきます。 それにしても、この Gartner の予測によると、2年間で 1/4 のプロバイダーが、しかも Top-100 入りしているプロバイダーが、より大きな企業に飲み込まれていくわけですから、これまでの IT 業界とは異なる、常識のレベルで物事が進んでいくのでしょうね。調べて、考えて、判断するという、プロセスにおけるスピードが重視されますね。__AC Stamp 2 @ Bay Area

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Posted in .Selected, Amazon, Research, Strategy by Agile Cat on January 14, 2014

Cloud Computing: Four Trends for 2014
http://wp.me/pwo1E-77c

By Dick Weisinger
http://formtek.com/blog/cloud-computing-four-trends-for-2014/

_ formtek

Werner Vogels, Vice President & Chief Technology Officer at Amazon.com, recently described to the Guardian the top four trends that he sees for Cloud Computing in 2014.

Amazon.com の Vice President & Chief Technology Officer である Werner Vogels が、2014年のクラウド・コンピューティング・トレンドに関して、先日の Guardian で述べている。

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Cloud content will follow you wherever you go.  Data in the  cloud means that content is device independent and available anywhere, whether from desktops and laptops, smartphones and tablets.  ”Regardless of which device we use, or the location, we have will access to our content and subscriptions.”

あなたが何処に居ようが、その隣にはクラウド・コンテントが居る. クラウド上のデータとは、デバイス(デスクトップ/ラップトップ/スマートフォン/タブレット)から切り離されたものであり、また、何処からでも利用できるものである。つまり、「 私たちが使用するデバイスや、私たちの居場所に関係なく、自身のコンテンツやサブスクリプションにアクセスできる」ものとなる。

Cloud analytics will increasingly measure and interact with the offline world.  Vogels alludes to a world that is slowly realizing the concept of the “Internet of Things”.  Machine-generated data, originating from scientific projects like the Mars rover and DNA sequencing are happening, but there’s also closer-to-home data feeds coming from things like transportation vehicles and  industrial and home-based sensors which are changing the way we live and perceive our lives.

クラウドでの分析が進化したことで、オフラインだった世界がつながり、その測定が進んでいく. Vogels は、この世界における “Internet of Things” の概念が、ゆっくりと実現されていくと示唆している。マシンが生成するデータは、火星探査や DNA 配列といったサイエンス・プロジェクトに起源があるが、交通や産業や住宅などのためのセンサーから得られるデータも同様に、私たちの生活を変えているという実感が生じてくる。

Everyone will be able to publish to the cloud.  “In 2014 expect a great rise in organizations that are adding media capabilities to their offerings…  Cloud based services for pre and post production, as well as distribution, are readily available such that anyone can become an internet broadcaster operating worldwide without any capital investment.”  Vogels gives just a few examples of the many industries and organizations that have been able to broaden public exposure to their offerings by developing cloud-based content.  Vogels mentions performing arts organizations, like the Berlin Philharmonic, and sports clubs, like LiverpoolTV.

誰もがクラウド・パブリッシャーになれる.Vogels は、「2014年には、自社のプロダクトやサービスに対して、メディア的な機能を付加する組織が、そのプレゼンスを高めると予測される… つまり、クラウドベースのサービスは、プロダクトの生産工程だけではなく、その供給プロセスに対しても適切に機能し、なんの設備投資も要求することなく、誰もがワールドワイドなインターネット放送局になるという状況をもたらす」と述べている。 さらに Vogels は、クラウド・ベースのコンテントを作成することにより、自社の提供物を広く知らしめてきた組織について、いくつかの事例を提供している。そこには、Berlin Philharmonic のような芸術団体や、LiverpoolTV のようなスポーツクラブも含まれている。

Cloud data processing will increasingly reflect real-time information.  ”We see almost every industry taking advantage of the cloud to radically improve the speed at which they can process their data…  There has always been a close relationship between big data and cloud computing as it requires no limits in terms of compute and storage but by adding real-time processing capabilities, we will see a rise in data analytics that are able to produce results in real-time, radically changing the products companies can build.”

クラウドにおけるデータ処理により、情報のリアルタイムな活用が拡大する.「 私たちは、大半の産業がクラウドを活用し、そのデータ処理速度を根本から改善している状況を、目の当たりにしている … そこには常に、ビッグ・データとクラウド·コンピューティングの密接な関係が存在し、また、コンピューティングとストレージの両面において、あらゆる制約を取り除かれてきた。しかし、リアルタイム処理を加えることで、瞬時にデータを分析するという手法が実現されてくる。それにより、プロダクトの製造工程が、根本から変革される」

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TAG indexWerner Vogels に関しては、これまでにも、「Elastic Beanstalk とは?」と「クラウド・エコシステムを語る」というコンテントを訳したことがありますが、どちらの場合も、要点を適切かつ完結に語る人という印象でした。 そして、今回も、さすがオピニオン・リーダーだと、感心してしまう内容です。時間があったら、Guardian の原文も、読んでみたいなぁと思っています。__AC Stamp 2

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Gartner の 2014 クラウド・トレンド Top-10
Cloud の 調査 : OpenStack における大きな推進力と、依然として荒削りな細部
PaaS の 調査: もたらすものは、インフラ・コストの削減と、アプリ開発の加速?
Data Centers の調査 : データセンターの効率を多角的に考える
Hybrid の調査 : ベスト・クラウド は Private と Public のブレンドから
Data Center の調査 : DC 内 IP トラフィックが 2017年には 3倍に増大する
VPC の調査 : プライベート・クラウドの仮想化は、新しいトレンドになり得るのか?

Gartner の 2014 クラウド・トレンド Top-10

Posted in .Chronicle, .Selected, Businesses, Research by Agile Cat on January 6, 2014

Business Technology: Top Trends for 2014
http://wp.me/pwo1E-75m

December 31, 2013 ー By Dick Weisinger
http://formtek.com/blog/business-technology-top-trends-for-2014/

_ formtek

Brian Hopkins, analyst at Gartner, reported three main categories of technology trends that will characterize technology change in 2014.  They are:

Gartner のアナリストである Brian Hopkins が、2014年におけるテクノロジーの変遷を特徴づける、3つの主要カテゴリ・トレンドについて、以下のようにレポートしている:

  • Engagement – Businesses need to create a compelling digital experience to attract and engage their customers
  • Smart – Smart systems will allow business to derive competitive advantage
  • Nimble – IT must embrace change to help the business become both nimble and secure
  • Engagement - 企業は顧客に対して、魅力的で求心力のあるディジタル・エクスペリエンスを作成し、抗しがたいものとして提供していく必要がある。
  • Smart – 洗練されたシステムにより、競争力のあるビジネスが実現される。
  • Nimble - IT 部門にとっては、迅速で安全なビジネスを展開するための、変化を受け入れる必要性が生じる。

More specifically, over the next 18 months, Gartner identifies the following top 10 technology trends:

より具体的に言うと、Gartner は今後の 18ヶ月において、以下のテクノロジー・トレンドが、Top-10 を構成していくとしている:

  1. Digital convergence erodes boundaries – consumers increasingly don’t distinguish between physical and digital experiences
  2. Digital experiences increasingly define businesses
  3. APIs become the digital glue for building new services
  4. Businesses adopt new data concepts like Big Data, Open Data, analytics, and collaboration
  5. We’ll move closer to a reality of the internet of things as we increasingly see more connectivity with devices
  6. Businesses need to rethink security and ‘trust’ and how best to avoid loss of data
  7. Infrastructure will change from being a barrier to progress to a being a catalyst for it
  8. Mobile and cloud will become better understood, better implemented, and more frequently adopted
  9. IT increasingly will lose ownership of processes and systems to business groups
  10. IT will need to become an agile service broker or lose relevance

_  space

  1. ディジタルへの集約が境界線を侵食する – これまでにも増して、一般的な消費者たちは、現実とディジタルのエクスペリエンスを識別しなくなる。
  2. ディジタル・エクスペリエンスにより構成される企業が、ますます増えてくる。
  3. API がディジタルの接着剤となり、新たなビジネスを構築していく。
  4. 多くの企業が、Big Data や、Open Data、分析、コラボレーションといった、新たなデータのための概念を採用する。
  5. 私たちが、デバイスを介したコネクティビティを認めるにつれて、IOT(internet of things)のリアリティに近づいていく。
  6. 数多くの企業にとって、データの喪失を防ぐための、最適なセキュリティと TRUST に関して、再考が必要となる。
  7. インフラストラクチャは、進化を阻害するものから、それらを媒介するものへと、ポジションを変化させていく。
  8. モバイルとクラウドに対する理解と実装が進み、より多くのケースにおいて、それらは採用されるようになる。
  9. 事業体における IT 部門は、プロセスとシステムに対する支配権を失っていく。
  10. IT 部門は、アジャイル・サービス・ブローカーへと転身しなければならない。そうしないと、妥当性を失うことになる。

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TAG indexAPI の存在が、上位に置かれているのが、いい感じですね。 昨年にポストした、「API により拡大する、サービスの可能性 と 新たなリスクとは?」では、以下のように API が紹介されていました。ーーー API は、プログラム内の機能の一部を、限られた方式で外の世界へエクスポーズすることで、そのすべてを実現していく。 それにより、2つのアプリケーション間でデータが共有され、双方のアクションが互いに代行されるようになるが、そのソフトウェアにおける全コードの共有が、開発者に求められることはない。<中略> それは、オープンソース・プログラムとして考えても、とても意味のあることだ。 ーーー API により、いろいろなものが接続される世界が、どんどんと広がってほしいと思います。__AC Stamp 2

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四強の 2013年 : Amazon の マトメ
四強の 2013年 : Apple の マトメ
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四強の 2013年 : Google の マトメ

2013年 : OpenStack の マトメ
2013年 : Post-PC と 地殻変動 の マトメ
2013年 : Asia の 炸裂するパワーの マトメ
2013年 : 世界の データセンターの マトメ
2013年 : Open Compute Project の マトメ
2013年 : 日曜版 の マトメ

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