Agile Cat — in the cloud

Facebook と Open Compute から、ついに Wedge という名の オープン・スイッチが発表された!

Posted in .Selected, Data Center Trends, Facebook, Network, Open Compute, Strategy by Agile Cat on June 20, 2014

Facebook to share first Open Compute Switch, the Wedge
http://wp.me/pwo1E-7AG

By Juha Saarinen on Jun 19, 2014
http://www.itnews.com.au/News/388499,facebook-to-share-first-open-compute-switch-the-wedge.aspx

Operates like an FBOSS.

Social networking site Facebook says it has built and is testing its first modular network switch, the Wedge, which it claims will provide the same power and flexibility as a server.

ソーシャル・ネットワーク・サイトである Facebook が言うには、初めてのモジュール式ネットワーク・スイッチである Wedge の構築が終わり、いまはテストの段階にあるようだ。 そして、この Wedge であるが、OCP サーバーと同様の、パワーとフレキシビリティを提供するという。

The work on the Wedge has been done by Facebook as part of the Open Compute Project, alongside vendors such as Broadcom, Intel, Mellanox and Accton which also contributed designs for open switches.

Wedge に関する作業は、 Open Compute Project 一環として、Facebook により完了しているが、いくつかのオープン・スイッチのデザインをコントリビュートした、Broadcom/Intel/Mellanox/Accton といったベンダーとの協業の結果でもある。

Facebook engineers Yuval Bachar and Adam Simpkins say the Wedge switch represents a departure from current networking design paradigms, and aims to run more like the existing OCP servers the company operates already.

Facebook のエンジニアである Yuval Bachar と Adam Simpkins は、この Wedge スイッチについて、現在のネットワーク・デザイン・パラダイムからの旅立ちを表現し、数多くの企業ですでに稼働している、現在の OCP サーバーのような世界を目指していると言う


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Hardware schematic of Facebook’s OCP Wedge switch

To achieve this, Facebook added a "Group Hug" microserver that punts packets inside the Wedge.

このアーキテクチャを実現するために、Facebook は Wedge の内部に、パケットを運ぶための Group Hug マイクロサーバーを追加している。

This is based on a 64-bit ARM-based AMD Opteron A1100 processor that was announced in January this year and is substantially smaller than the switching backplane form the 16 40 gigabit per second ports.

それは、今年の 1月に発表された 64 Bit ARM ベースの、AMD Opteron A1100 プロセッサをベースにしたものであり、16 個の 40 G bps ポートを構成する、既存のスイッチング・プレーンよりも、かなり小型化されている。

Facebook said it wants a proper server in the switch to bring the devices into their distributed management systems and run a standard Linux-based operating environment.

そして Facebook は、自身の分散マネージメント・システムにデバイスを取り込み、また、標準的な Linux を運用するスイッチのための、適切なサーバーを作り上げたいと述べている。

The Linux-based operating system for the switch is aptly named FBOSS and uses existing software libraries and systems that manage Facebook’s servers. This includes initial installation, upgrades, downgrades and decommissioning of systems in data centres.

このスイッチのための Linux ベース OS は、FBOSSという適切な名前を持つものであり、また、Facebook のサーバーを管理するために、既存のソフトウェア・ライブラリやシステムを使用するものとなる。このマネージメントの概念には、データセンター内における、イニシャル・インストールおよび、アップグレード、ダウングレード、システムの廃止などが含まれている。

Both the Wedge and FBOSS are being tested in Facebook’s network at present, ahead of the release of the designs to the OCP so that other members can use them.

いま、Wedge と FBOSS の双方が、Facebook のネットワーク内でテストされており、また、OCP のメンバーたちが利用できるようにするために、そのリリースへ向けてデザインを固めている状況にある。

The Open Compute Project was launched by Facebook in 2011 and aims to innovate open, scalable data centre technologies, with hardware and software that can be modified and replaced by users.

この Open Compute Project とは、2011年に Facebook により立ち上げられたものであり、ユーザーによる改変/置換が可能なハードウェア/ソフトウェアを用いて、オープンでスケーラブルなデータセンター・テクノロジーを革新していこうという目的を持っている。

Beyond server and networking technologies, the OCP is also advancing designs for storage, chassis, power supplies, device racks, energy-efficient, low-loss data centre electricity supplies, as well as cooling of facilities.

OCP の目指すものは、サーバーとネットワークのテクノロジーだけではない。具体的に言うと、最先端のストレージ/シャーシ/パワー・サプライ/ラックをデザインし、さらには、エネルギー効率の良い、省電力型のデータセンターを、クーリングも含めて検討していく。

Facebook is aiming to build all its new data centres with OCP designs, so as to enjoy benefits of economies of scale as well as rapid deployment, and lowered power usage.

Facebook は、すべての新しいデータセンターを、OCP デザインを用いて構築しようとしている。つまり、スケールを達成するだけではなく、デプロイメントの期間を短縮し、電力の消費量を引き下げることで、経済的なメリットを実現しようとしているのだ。

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2013年 1月に Santa Clara で開催された Open Compute Summit では、「モノリスを破壊する」というメッセージが発信されていました。 その中の一つに、この Wedge と命名されたオープン・スイッチの構想も含まれていたのでしょう。 それから、数カ月後に方針が示され、さらに1年を経て、このようなアーキテクチャによるプロダクトが整って来たわけです。この間のヒストリーについては、OCP Japan からコントリビュートされた、OCP News Archive:Open Switch で参照できます。 以下は、Open Compute による、モノリス破壊宣言です。

すべてにおいて、最もエキサイティングなのは一連の新規開発であり、これまでのテクノロジーをさらに有効利用していくための、大きなステップを与えてくれる。 1つの産業として、私たちが直面する課題は、そこで構築/消費されていくハードウェアが、きわめてモノリシックであるという点だ。つまり、私たちのプロセッサは、私たちのマザーボードと不可分であり、さらに言えば、特定のネットワーク・テクノロジーなどとも不可分である。こうした硬直した関係で、すべてが構成されているのだ。 そのため、急速に進化するソフトウェアに追いつくことの出来ないコンフィグレーションが、不完全なシステムへと導かれ、たくさんのエネルギーとマテリアルを浪費してしまう。

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Qualcomm が HP から、Palm に関連する大量の特許を取得:その背景にあるのは?

Posted in .Selected, Mobile, Patent, Qualcomm by Agile Cat on February 13, 2014

Qualcomm buys major mobile patent portfolio from HP, including Palm patents
http://wp.me/pwo1E-7ck

By Jeff John Roberts – Jan 23, 2014
http://gigaom.com/2014/01/23/qualcomm-buys-major-mobile-patent-portfolio-including-palm-patents/

_ Giga Om
Summary: Qualcomm just picked up a big trove of mobile-related patents from HP, which could signal a new escalation in the ongoing intellectual property battles in the mobile industry.

Summary: 最近の Qualcomm だが、HP からモバイル関連特許を大量に買い求めており、モバイル業界で継続中の知的財産権における戦いが、さらに加熱する可能性が生じている。

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Mobile chip-maker Qualcomm on Thursday announced that it acquired 2,400 issued and pending patents from Hewlett-Packard, including those related to defunct handset maker Palm, which HP acquired in 2010 for $1.2 billion but failed to revive.

木曜日 (1/23) のことだが、モバイル・チップ・メーカーである Qualcomm が、2400件の特許と、出願中の特許を、Hewlett-Packard から獲得したことを発表した。そして、その中には、2010年に HP が $1.2 Billion で買収したものの、復活させることができずに死なせてしまった、モバイル・フォン・メーカー Palm に関連するものも含まれる。

The companies announced the deal in a release that did not disclose the price or many other details, beyond the fact that most of the patents were issued in the U.S. and that they cover “technologies that include fundamental mobile operating system techniques.”

両社のアナウンスメントは、それらの特許の大半がアメリカで米国で発行され、また、「 モバイル OS の基本的なテクノロジー」をカバーしていることは認めているが、この取引における対価といった、それ以外の詳細は、まったく明らかにされていない。

The acquisition is likely to have an impact on the ongoing smartphone patent wars, which have taken on a new intensity in light of an Apple-backed consortium’s recent lawsuit campaign against a variety of Android handset makers.

この買収により、継続中のスマートフォン特許戦争に、影響が生じる可能性がある。つまり、Apple が支援するコンソーシアムが、多様な Android デバイス・メーカーに対して繰り広げる、最近の訴訟のキャンペーンを考慮した、新たな対抗策になり得る。

The release does state that the HP deal will add to Qualcomm’s “industry-leading mobile patent portfolio and will enable the company to offer even more value to current and future licensees” — which is another way of saying that other companies operating in the mobile space better duck.

このリリースが述べているのは、HP との契約により Qualcomm は、「 業界をリードするモバイル特許ポートフォリオを強化し、また、現状と未来におけるライセンス利用者として、より多くの価値を提供していけるようになる」という点である。さらに言えば、モバイル分野における他社の行動を、陳腐なものに置き換えてしまう方式でもある。

Qualcomm has a controversial history of leveraging its patent portfolio, including a long-running legal battle with Broadcom that led an appeals court to declare that Qualcomm had abused its monopoly over standards-essential “FRAND” patents.

Qualcomm には、その特許ポートフォリオを用いて、他社との係争を繰り返してきたという歴史がある。そして、そこには、スタンダードの本質である FRAND特許を、Qualcomm が独占的に乱用していたと、法廷に宣言させようとする Broadcom との、長い係争も含まれる。

For HP, as my colleague Kevin Tofel recently pointed out, the deal could mean that it recouped at least a good part of its investment in Palm.

その一方で、私の同僚である Kevin Tofel が先日に指摘したように、HP は Palm への膨大な投資から、かなりの金額を取り戻していると、少なくとも考えられるだろう。

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TAG indexいまのモバイル・デバイスの世界は、このプロダクトで必要とされる様々な機能が次から次へとチップ化し、それを半導体の高集積化テクノロジーが加速させている、という状況を作り出しています。 そうなってくると、これまでは、ハンドセット・マニュファクチャが占有していた知的財産と、チップ・メーカーの領域が重なりあい、様々なトラブルが生じることになると、Qualcomm は考えているのでしょう。 それと、Chromecast を Marvell が製造し、また、Qualcomm 自身も Toq Smartwatch を発表しているような状況を見ると、これまでのサプライ・チェーンではあり得なかった、階層を超えた競合が、すでに始まっていると捉えることが可能です。半導体メーカーの動きにも、注目していく必要がありますね。image

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Facebook と OCP : オープン・スイッチ仕様を Broadcom と Intel と Mellanox が提出

Posted in .Selected, Data Center Trends, Facebook, Network, Open Compute by Agile Cat on November 27, 2013

Facebook Likes Broadcom, Intel, Mellanox Switches
http://wp.me/pwo1E-6WG

Rick Merritt – 11/11/2013
http://www.eetimes.com/document.asp?doc_id=1320052

_ ee times

SAN JOSE, Calif. — Broadcom, Intel, and Mellanox have developed competing specifications for datacenter switches, responding to a call from the Facebook-led Open Compute Project.

SAN JOSE, Calif. — Broadcom および、Intel、Mellanox の各社は、Facebook が主導する Open Compute Project からの要請に応えるかたちで、データセンター・スイッチの仕様コンペに取り組んでいる。

OCP called earlier this year for open specs for software-agnostic leaf and spine switches to complement its existing specs for streamlined servers. The specs aim to speed innovation in networking hardware, "help software-defined networking continue to evolve and flourish," and give big datacenter operators more flexibility in how they create cloud computing systems, said Frank Frankovsky, a Facebook datacenter executive and chair of the OCP Foundation in a blog posted Monday.

今年の初めOCP は、既存のスイッチ・プロダクツを補完し、その合理化されたサーバーに順応させる、ソフトウェアを選ばない Leaf and Spine スイッチの、オープン仕様について呼びかけを行った。その仕様とは、ネットワーク・ハードウェアにおけるイノベーションのスピードを高め、また、「SDN の進化と普及を促進」し、さらには、大規模データセンター事業者によるクラウド·コンピューティング·システム開発に柔軟性を提供するものであると、Facebook データセンター部門のトップと、OCP Foundation 議長を兼任する Frank Frankovsky が、自身のブログ・ポストで発言している。

The project’s goal is to deliver a switch that can be rebooted to handle different jobs as needed. So far the OCP group received more than 30 proposals for systems or components.

このプロジェクトの目標は、異なるジョブを必要に応じて処理するための、リブートが可能なスイッチを提供することである。そして、これまでに、30種類を超えるシステムやコンポーネントの提案を、OCP グループは受け付けている。

Intel posted online a full reference design for its proposal for a 48×4 10/40G switch (below). The design uses Intel’s FM6764 switch acquired with Fulcrum Microsystems and two of Intel’s own SoCs — the Crystal Forest control plane processor and the Cave Creek chipset for daughter cards. Quanta and one other OEM built systems based on the design.

Intel からは、48×4 10/40G Seitch(以下)に関する提案のフル・リファレンス·デザインが、オンラインでポストされている。このデザインで用いられる Intel の FM6764 Switch は、Fulcrum Microsystems と Intel 自身の 2つの SoC と連携するが、後者に関しては、ドータ·カード用の Crystal Forest プロセッサと、 Cave Creek チップセットとなる。Quanta と、別の OEM によるシステムは、このデザインをベースに構築されている。

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Intel’s switch proposal uses three types of its chips.

Broadcom said it has delivered a spec and a working system based on its Trident II switching chip that meets OCP needs. However the company declined to release further details.

また、Broadcom からは、その Trident II Switch をベースにして、OCP のニーズを充たす仕様と稼働システムが提供されるようだ。ただし、同社は、その詳細についてリリースを行っていない。

Mellanox proposed a switch based on its SwitchX-2 switch and an x86 processor running the Open Network Install Environment (ONIE) software from Cumulus Networks. The switch supports either 48 SFP+ ports and 12 QSFP ports or 60 10GbE server ports when using QSFP+ to SFP+ breakout cables.

Mellanox からの提案は、その SwitchX-2 Switch と x86 プロセッサにより、Cumulus Networks から提供される Open Network Install Environment (ONIE) ソフトウェアを走らせるというものである。このスイッチは、48 SFP+ ポートと 12 QSFP ポートをサポートするが、SFP+ Breakout Cable を用いる際には、60 10GbE サーバー・ポートがサポートされる。

Separately, Cumulus submitted to OCP its ONIE software, a boot loader for installing software on network switches. It enables a generic switch to run a variety of networking software environments.

それとは別に Cumulus は、各種のネットワーク・スイッチ上にソフトウェアをインストールするための、ブート・ローダーとしてソフトウェアを OCP にサブミットしている。それにより、各種のソフトウェア・ネットワーク環境を実行するための、汎用的なスイッチが実現されるという。

Further work on networking specs and proposals continues at an OCP event this week in San Antonio.

今週に San Antonio で開催される OCP イベントにおいて、このネットワークに関する、さらなる仕様と提案が、明らかになるだろう。

— Rick Merritt, Silicon Valley Bureau Chief, EE Times

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open-computeOCP の Open Switch について詳しく説明しているのは、Facebook Tech Director Reveals Open Networking Plan というドキュメントだと思います。 その中で、Facebook の Najam Ahmad は、「私たちが取り組んでいる仕様は、本質的にコンピューティングのように振る舞うスイッチとなる。診断と試験のための BIOS 環境が起動した後に、実行可能なものが検索され、オペレーティング・システムが見つけ出される。つまり、一般的なオペレーティング・システムのように、どのように振舞い、なにを実行するのかを、それに伝えることができる」と説明しています。一言でいって、脱アプライアンスとなるわけですが、サーバーと同様に、無印スイッチが活躍できるのかどうか、とても興味深いテーマだと思います。image

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SeaMicro を買収した AMD は、ARM ライセンスの取得へと向かうのか?

Posted in .Selected, Data Center Trends, Green IT by Agile Cat on March 2, 2012

After SeaMicro, why AMD’s next step will be an ARM license
http://wp.me/pwo1E-3Yq
By
Stacey Higginbotham – Feb. 29, 2012
http://gigaom.com/2012/02/29/after-seamicro-why-amds-next-step-will-be-an-arm-license/

_ Gigaom

Now that AMD has confirmed its purchase of low-power server maker SeaMicro, I think its next move will be an announcement around licensing the ARM architecture. That’s right: Intel’s long-abused x86 underdog should do a deal with Intel’s newest rival– the company that provides the architecture for chips inside your cell phone.

先ほど、AMD による、低電力消費型サーバーメーカー SeaMicro の買収が確認された。 そして、今後は、ARM アーキテクチャのライセンシングをめぐる動きが、発表されると推測する。 そうである。 Intel が提供する x86 という、虐げ続けられている敗者は、セルフォン・チップのためのアーキテクチャを提供する、その最新のライバルを相手にすべきである。

Six servers on a board
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With the SeaMicro purchase, AMD gets a company that has fundamentally redesigned the server to make it dense, low-power and able to handle a variety of different types of CPUs. SeaMicro’s CEO Andrew Feldman has told me on many occasions that the company’s box is flexible enough to handle a variety of different CPUs. Its real value is in the specialized chip that manages the communications between the hundreds of processors inside the SeaMicro server — its so-called fabric. And that fabric works with any chip, as Feldman and AMD executives said over and over again on the conference call discussing the deal.

今回の SeaMicro 買収により AMD は、集積度と低電力へ向けてサーバーを基本から再設計し、また、各種の CPU を取り扱える企業を、その手中に収めた。 SeaMicro の CEO である Andrew Feldman は、多様な CPU を柔軟に取り扱う、同社の BOX について何度も話してくれた。 その本当の価値は、SeaMicro サーバー内において、何百というプロセッサ間で交信を管理するために特化された、ファブリックと呼ばれるチップにある。 そして、 Feldman と AMD の経営陣が、カンファレンス・コールのディスカッションで、何度も繰り返して発言しているように、あらゆるチップに対して、そのファブリックを組み合わせることができる。

By the end of the year, AMD plans to offer SeaMicro’s boxes using AMD’s Opteron chips as opposed to the Intel silicon currently in the boxes. But because AMD doesn’t want to hack off its server-making customers at Dell, HP, etc., it will likely offer its customers access to SeaMicro’s “technology building blocks,” which can be interpreted to access SeaMicro’s fabric.

今年の終わりまでに、現在の Intel シリコン BOX に対抗するものとして、AMD の Opteron チップを用いた SeaMicro BOX を提供しようと、同社は計画している。 ただし AMD は、Dell や HP といったサーバー・メーカーを切ろうとしないため、おそらく、SeaMicro ファブリックにアクセスするはずの、“technology building block” を提供することになる。

These guys are building the future
of heterogenous computing.

However, the far more exciting story is how the SeaMicro buy plays into AMD’s heterogeneous computing strategy. AMD calls this its “ambidextrous strategy.” It clearly sees that the future in the cloud and webscale computing world is in providing the right kind of compute for the workload, a task that companies such as Calxeda, Tilera and SeaMicro were all attempting to do in varying ways. If AMD is really serious about this ambidextrous effort, it doesn’t make sense for it to focus solely on x86 chips. Lisa Su, SVP and general manager of Global Business at AMD, agrees. When asked about a potential ARM license in an interview, she said, “We’re not going to be religious on architecture.”

しかし、遥かにエキサイティングなストーリーは、SeaMicro という買い物が、AMD の異種のコンピューティング戦略に、どのように影響するかという点である。 それについて、AMD は「二刀流の戦略」と名付けており、クラウドと Web スケールに対応するコンピューティングの未来として、ワークロードを正しく捉えている様子が伝わってくる。 それは、Calxeda/Tilera/SeaMicro といった企業が、さまざまな方法でトライしてきたタスクであり、AMD が本気で二刀流を押し進めるなら、x86 チップだけをフォーカスする戦略は、無意味なものになっていく。 AMD の SVP と General Manager of Global Business を兼任する Lisa Su も、その点については同意している。 つまり、ARM ライセンスの可能性についてインタビューされたとき、「私たちはアーキテクチャに宗教を認めないだろう」と、彼女は答えているのだ。

And since Marvell, Calxeda and others are trying out ARM chips in servers at the behest of customers pursuing better efficiency (and SeaMicro can adapt its fabric to that architecture), AMD should quit dithering and call up ARM to get a license.

そして、Marvell や Calxeda などが、さらなる効率を求めてる顧客のために、ARM チップによるサーバーを試みているのだから(そのためのアーキテクチャに、SeaMicro のファブリックを適用できる)、AMD は優柔不断に陥ることなく、ライセンスを取得するために ARM と交渉すべきである。

Pat Moorhead, a former AMD executive and now president at Moor Insights & Strategy, said the SeaMicro deal is a “good move for AMD and gives them instantaneous access to the microserver market which at its worst would be 20-10 percent of the market.” Far more exciting from his perspective is that it underscores and gives AMD the technical pieces to build out its ambidextrous computing strategy. A strategy that should involve an ARM license.

Moor Insights & Strategy の President である Pat Moorhead は(以前は AMD の経営陣)、SeaMicro の件について、「 AMD に対して適切な方向性を提供し、また、全体の 10%~20% を占めると思われる、マイクロ・サーバー市場への瞬間的なアクセスを与える」と発言している。 彼の視点から見て、はるかにエキサイティングなのは、二刀流コンピューティング戦略を強調し、また、そのためのテクノロジーを AMD に提供すると言っている点にある。 つまり、ARM ライセンスを取り込んだ、なんらかの戦略が必要となる。

AMD actually had an ARM license when it purchased ATI, but it sold those businesses to Qualcomm and Broadcom. In fact, the Adreno graphics core inside the Snapdragon mobile application processor is former AMD technology by way of its ATI acquisition. If we dig further back into the previous decade, AMD also had a MIPs-based line of processors. So AMD is no stranger to the non-x86 chip world.

過去のことだが、AMD は ATI を買収したとき、ARM のライセンスを手にしたのだが、それらのビジネスは Qualcomm と Broadcom に売却されてしまった。 つまり、ATI 買収の際に、Snapdragon モバイル・アプリケーション・プロセッサ内の Adreno グラフィッス・コアは、AMD のテクノロジーになっていたのだ。 さらに 10年前にさかのぼれば、 AMD は MIPs ベースのライン・プロセッサも有していた。 したがって、AMD は非 x86 チップに世界において、決して部外者ではない。

And apparently other ARM-based server vendors would welcome the addition of AMD to the ARM server business. Barry Evans, the CEO of Calxeda emailed the following statement:

We are seeing accelerating market momentum for ARM-based solutions in the data center where an entirely new class of applications such as Big Data, Analytics, cloud and web demand drastic improvements in power efficiency. AMD’s announcement demonstrates that they realize that this new epoch requires a different approach.

そして、見たところでは、他の ARM ベース・サーバー・ベンダーたちは、AMD の ARM サーバー・ビジネスへの参加を歓迎しているようだ。 Calxeda の CEO である Barry Evans は、以下のステートメントをメールで送ってきた:

Big Data や Analytics といった新しいクラスのアプリケーションが集まり、また、クラウドと Web のための電力効率の改善が要求されるデータセンターで、ARM ベース・ソリューションへ向かって、マーケットの勢いが加速しているさまを、私たちは確認している。 AMD による発表は、この新しい時代が必要とする、これまでとは異なるアプローチに、彼らが気づいていることを証明している。

So unless AMD wants to buy Calxeda (which is located in Austin, Texas, where AMD has a huge presence) maybe it should call up Sir Warren East and talk licensing terms. Plus, if AMD does license the ARM core, there’s no reason it has to limit its application to servers. Perhaps it can develop processors for the mobile market, where all the action is — a market it has failed to develop for in the last five years.

したがって、AMD が Calxeda の買収を望まないなら(AMD の本拠 Austin, Texas にある)、Sir Warren East に電話し、ライセンス条件について話すことになるだろう。 そして、AMD が ARM コアをライセンスするなら、その適用をサーバーに制限する理由が見つからない。 おそらく、モバイル・マーケットのためのプロセッサが開発できる。そこは、これまでの 5年間で、同社が開発できなかった、すべてのアクションが集まっている領域である。

Related research and analysis from GigaOM Pro:

 

 

 

 

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TAG indexSeaMicro に関しては、Hadoop インフラストラクチャの基礎に特化した、Intel Atom サーバーの翻訳記事をポストしたことがあります。そこでは、ARM ベースの Calxeda についても触れられ、典型的なエンタープライズ・データ・ウエアハウスが提供する、ハイエンドのハイパワーの装置を必要としない世界が語られています。よろしければ、以下の<関連>も、あわせてご覧下さい。ーーー ac-stamp-232

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Broadcom は NetLogic を買収し、リアルタイム・クラウドを目指す

Posted in Network, OpenFlow by Agile Cat on September 13, 2011

Broadcom wants NetLogic to handle the real-time cloud
By
Stacey Higginbotham Sep. 12, 2011
http://gigaom.com/2011/09/12/broadcom-wants-netlogic-to-handle-the-real-time-cloud/

_ Gigaom

Broadcom, a chipmaker known for building integrated wireless chips for cell phones and home networks, today said it will buy NetLogic, a company that makes the silicon inside networking gear for a whopping $3.7 billion. It’s a lot of money, but it might be money well spent. Why?

Broadcom はモバイル・フォンとホーム・ネットワークのための、統合化されたワイヤレス用チップ・メーカーとして有名な企業である。 そして、同社は今日、NetLogic の買収を表明したが、$3.7 billion という大枚をはたいて、ネットワーキング・ギアの中にチップを埋め込んでいくという。 これは大型の買収であるが、その対価は適切に使われるだろう。 それは、何故なのか?

imageThe growing complexity of networks in wireless and the demand for more intelligence at the edge of wireline networks requires smarter silicon to handle the bits ever faster and NetLogic makes that silicon. NetLogic counts Alcatel-Lucent and ZTE as customers for its processors. Broadcom, which has been primarily focused on handsets and residential gateways, is making a play for the innards of the network, and more importantly, the fast growing data center business.

ワイヤレス・ネットワークで増大する複雑さと、ワイヤー・ネットワークのエッジにおける、さらなるインテリジェンスに対する要求は、高速でのビット処理に必要なスマートなチップであり、それをNetLogic は製造している。 NetLogic は、そのためのプロセッサの顧客として、Alcatel-Lucent と ZTE を挙げている。 Broadcom は、主としてハンドセットと住宅用ゲートウェイに焦点を合わせてきたが、ネットワークの内側でビジネスを展開し、たらに重要で成長が速いデータセンター・ジネスを目指すことになる。

The acquisition is another sign of consolidation in the networking chip space as the emphasis in real-time data flow increases pressure inside the data center and the demand for bandwidth increases pressure on wireless and wireline networks.

この買収劇は、データセンター内でプレッシャーを高める、リアルタイム・データ・フローで強調される、ネットワーキング・チップ空間での、コンソリデーションの徴候でもある。そして、もちろん、ワイヤレス/ワイヤー・ネットワークでプレッシャーを高める、高帯域幅への要求でもある。

Like Intel’s buy of Fulcrum two months ago, this deal is a big vendor trying to buy into a rapidly changing data center market that’s demanding more performance. Spurred on by increases in compute speed and new ways of architecting the data center, applications are demanding more bandwidth in order to serve up real-time results for Facebook status rivers or for big data analysis. The network is a bottleneck for that at the moment, as it doesn’t scale as rapidly.

ちょううど 2ヶ月前に、Intel が Fulcrum を買収したように、今回の取引も、さらなるパフォーマンスを要求し、急速に変化しているデータセンター・マーケットを、大手ベンダーが買い付けるという流れである。 コンピューティング速度の増大と、新しいデータセンター・アーキテクチャにより拍車をかけられ、たとえば、Facebook ステータスの流れや、Big Data 解析といった、リアルタイムな結果を提供するアプリケーションのために、さらなる帯域幅が必要となっている。そして、現時点においては、それらのインフラストラクチャに合わせてスケールしていけない、ネットワークがボトルネックになっている。

imageThus, chipmakers are working on improving on-chip communication as they add more cores, but they are also trying to improve server-to-server communication and even communication between the data centers with a wide array of products and protocols –from Open Flow to 100 gigabit networks. Whether the solution to these bottlenecks are fabrics such as those proposed by Juniper for inside the data center, or Freescale (a Netlogic rival) on chip, or a different way of networking as proposed by the OpenFlow proponents, the future in the data center is being defined right now. Broadcom just made its bet with Netlogic.

したがって、チップ・メーカーたちは、マルチ・コア化が進む中で、オンチップ・コミュニケーションに改善に取り組んでいる。しかし、それらの企業は、サーバー to サーバーのコミュニケーションを改善し、さらには、Open Flow から 100 Gbit ネットワークという、幅広いプロダクトとプロトコルを利用している、データセンター間でのコミュニケーションも改善しようとしている。このボトルネックを改善するソリュ-ションとしては、データセンター内で Juniper が展開するようなファブリックや、チップ上の  Freescale  (Netlogic のライバル)、そして OpenFlow が提供する新たな方式によるネットワークなどがあるが、データセンターの未来が、いま、まさに、定義されようとしているのだ。  そして、Broadcom も Netlogic と伴に、そのレースに参加することになる。

Related research and analysis from GigaOM Pro:

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openflowものごとには、必ず 『 なぜ?』がつきまといますが、企業買収の『 なぜ?』を考えていくと、買収する側とされる側の、全体的な思惑が見えてきます。 折しも、プログラマブル・ネットワークといわれる OpenFlow が注目を浴びているところですが、この両者が手を組むことで、OpenFlow 用のチップが作り易くなるという推測が、素人目にも明らかなような気がします。 ーーー __AC Stamp 2

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OpenFlow のスイッチとは?
OpenFlow 専門家になるための近道とは?

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