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Android の root 争奪戦と、不要プロセスの凍結 – ことの顛末

Posted in Google, Mobile, SOHO with Cloud by Agile Cat on January 8, 2012

Verizon の不要なアプリを凍結できました・・・ :)
http://wp.me/pwo1E-3MT

Agile_Cat_Loupe

Apple ユーザーの皆さんが、iOS5 へのアップデートで盛り上がっていた昨年 10月ころ、何気なく Motorola Droid Pro をGingerBread にアップデートしてしまった Agile_Cat は、その root を奪還すべく躍起になっていました。 この Android スマホが、勝手にアップデートを開始してしまったのが事のはじまりです。 GingerBread が提供されているのは知っていましたが、まだ、使い始めて 1週間の頃であり、もう少し様子を見てからと思っていたのですが、もう、インストーラーは止められません。

ここで、GingerBread にアップデートされるという状況を整理してみますと、① Unlock が解除されないか ② 手書きで修正した Softbank AP の ID/PW が書き戻されないか ③ いまの root 権限は引き継がれるのか、、、の 3点が気になるところです。 そうこう考えているうちに、アップデートが終わったので、順番に試してみました。 ① 電話をかけてみる。 つながりました。Unlock が維持されています。 ② ブラウザを立ち上げ、適当に Web を見てみます。 つながりましたので Softbank AP 設定も活きています。 ③ ところが、Android Market がつながりません。そして、Android Market でダウンロードしたアプリも同様に、権限が無いということで立ち上がらないのです。

つまり、GingerBread のインストールにより、これまでの root 権限が無効にされてしまいました。 そして、root を持った状態でインストールしたアプリも、実行できない状況に陥ってしまいました。セキュリティという観点では、なかなか良い仕組みだと思いますが、こちらとしては、root を奪還しなくてはなりません。こで、以前からブックマークしておいた[How To Guide: Root Your DROID 3 And Remove Bloat] へ行き、Windows 7 – 32bit 版をダウンロード/インストールしてみました

これは、Pete さんという人が提供しているフリー・ソフトであり、USB で接続された PC 側からデバイスを制御し、Android の root を取得するというものです。 使用にあたって注意すべき点は、Android 側のメニュー [ Setting ] – [ Application] – [ Development ] を開いて、USB Debugging を ON にしておくことです。また、対応するバージョンは、Android OS 2.3.4 以前となっています。

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この Pete’s Motorola Root Tool を走らせ、待つこと数分で全てが完了しました。 そして、新しい Supper User(以下のイメージの左側)アプリもダウンロードされ、まずはメデタシというところまで来ました。 Android Market も、そこからダウンロードしたアプリも、問題なく動き始めました。

ちなみに、以下の真ん中のイメージは Supper User を立ち上げた時の画面です。 以前の、Android 2.2 のときから使っている、Root Explorer や Screen Shot といった、Super User 権限が与えられたアプリが見えます。また、右側のイメージは、Root Explorer を起動した時の画面であり、ここから、すべてのファイルへのアクセスと、Read/Write 設定が可能になります。

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とりあえず、ここまで設定した状態で、Droid Pro を使っていました。  そして、3ヶ月ほどの間に、この Droid Pro を使う上での一番の不満として、また、問題点として、Verizon のサービスを前提とした不要なプロセスが走っていて(eBay で買った中古なのでイロイロあります)、全体的な動作を緩慢にし、また、バッテリーを無駄遣いをしている、という状況が見えてきました。

そして、さらに、Verizon のアプリケーションが、普通にはアンストールできないというのも、この問題をヤヤコシクします(怒)。もちろん、前述の Root Explorer を用いて、コンフィグレーション・ファイルを編集すれば OK のはずですが、それはそれで、間違った場合のリスクが大きすぎます。

そこで、なにか良いツールはないかと探したところ、上記のイメージの真ん中の Supper User 画面に見える、AntTek App Manager というツールが見つかったのです。 このアプリを使うと、すべてのアプリやプロセスを root モードから、凍結できるのです。もちろん、Verizon がプリ・インストールした不要アプリも対象になります。このツールが提供する機能は、アンインストールではなく Freeze です。 そのため、間違ったら直ぐに元に戻せますので(解凍)、とても安心して使えるのです。

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そのための手順ですが、AntTek App Manager をダウンロードします。 Android Market で [ process freeze] をキーワードにして検索すると、すぐに見つかると思います。上記イメージの真ん中が、AntTek App Manager を起動したときの画面です。また、右側の画面は、すでに凍結したアプリのリストであり、ここから解凍したいアプリを指定します。

【 注記 】最初から、AntTek で不要なアプリを探しても、たくさん見えすぎて、何が何だか分かりません。ず、Android のディフォルト・ツールである、[ Setting ] – [ Application] – [Running Services ]  から、不要なプロセスを探し出すほうが良いと思います。 ただし、この環境からは、アンインストールできないアプリもありますので、それらを AntTek で凍結するという手順になります。

Agile_Cat が凍結したのは、Verizon がプリ・インストールしている不要なアプリおよび、MySpace や Orkut の承認プロセスなどです。その結果として、RAM のフリーエリアが 100MB 以上確保できるようになり、重たかった Facebook アプリなどが普通に立ち上がるようになり、バッテリーの持ちも良くなるという、とても満足できる Android フォンに変身しつつあります :)

【 マトメ 】 ここに書いた Root 取得ですが、こうすれば必ずできる、というものではありません。 また、失敗すると、大切なデバイスを文鎮にしてしまうリスクがありますので、やるときには、自己責任でお願いします。 さらに、Unlock と Root 取得 は、それぞれの Android デバイスごとに、それぞれの方式があるようです。 このポストは、あくまでも Motorola 用のものとなります。 そして、AntTek App Manager によるアプリの凍結は、Motorola 専用という訳ではありませんが、事前の準備として root の取得が必要になる、というわけです。

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TAG indexというわけで、一連の Droid Pro カスタマイズ作戦は、大まかなところで上手くいったのですが、Verizon のアプリには Google のサービスと密接に絡んでいるものもあるので、注意が必要です。 たとえは、コンタクト・リストですが、Agile_Cat は Gmail 同期を使っているのですが、Android 側では Verizon が管理する Contact Storage に格納しています。 間違って、その Verizon Srorage を凍結してしまい、コンタクト・リストが見えなくなる、という状態に陥ったこともあります。この辺り、Android に関しては、バージョンのフラグメンテーションの問題と同時に、各キャリア/マニファクチャごとの分裂という問題もありそうです。 そして、ここに MDMBYOD が絡み、さらに複雑な状況へと進んで行くはずです。この辺りは、間違いなく、2012年の大きな論点となっていくでしょう。ーーー __AC Stamp 2

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