Agile Cat — in the cloud

Microsoft と IBM が、きわめて広範囲におよぶ、クラウドの提携を発表!

Posted in .Chronicle, .Selected, Businesses, IBM, Microsoft by Agile Cat on October 23, 2014

Microsoft and IBM partner to bring each other’s enterprise software to their respective cloud platforms
http://wp.me/pwo1E-7Yp
October 22, 2014 – Emil Protalinski
http://venturebeat.com/2014/10/22/microsoft-and-ibm-partner-to-bring-enterprise-software-to-their-respective-cloud-platforms/

_ VB

Microsoft and IBM today announced a partnership that will see the two companies bring their respective enterprise software to Microsoft Azure and IBM Cloud. The duo believe the relationship will help their respective clients, partners, and developers by offering more choice in the cloud.

今日(10/22)の Microsoft と IBM によるアナウンスメントは、それぞれのエンタープライズ・ソフトウェアを、Microsoft Azure と IBM Cloud に展開するためのパートナーシップを発表するものである。 この二社は、クラウドにおける多様な選択肢を提供することで、それぞれのカスタマー/パートナー/デベロッパーを支援していけると確信している。

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Pavelk

The companies will also let customers bring their own software licenses to the Microsoft and IBM clouds, with the goal of helping customers avoid extra costs. In turn, Microsoft and IBM hope to gain new business opportunities, spur innovation, and reduce costs.

そして両社は、すでに顧客が所有するソフトウェア・ライセンスを、Microsoft と IBM のクラウドに展開することを促し、余分なコストの排除を目標にしていく。つまり Microsoft と IBM は、新たなビジネス・チャンスの創出/イノベーションの促進/コストの削減を、合理的な順序で進めたいと考えているのだ。

The two are promising to make key IBM middleware such as WebSphere Liberty, MQ, and DB2 available in the Microsoft Azure Virtual Machines service. IBM will expand support of its software running on Windows Server Hyper-V, and the companies plan to make IBM Pure Application Service available on Azure. Microsoft will offer IBM middleware software licenses to Azure customers with pay-per-use pricing.

さらに両社は、IBM のミドルウェアである WebSphere Liberty/MQ/DB2 などを、Microsoft Azure Virtual Machines サービスに展開することを、重視していくと約束している。つまり IBM は、Windows Server Hyper-V 上で走る、自身のソフトウェア・サポートを拡大していく。 それにより両社は、Azure 上で走る IBM Pure Application Service というプランを、推進していけるようになる。Microsoft は Azure ユーザーに対して、IBM のミドルウェア·ソフトウェアのライセンスを、従量課金の形態で提供しくようになる。

The two will also work together to deliver Microsoft .NET runtimes, along with relevant tooling, for IBM’s Bluemix cloud development platform. At the same time, Windows Server and SQL Server will be offered on IBM Cloud.

なお、この二社は、IBM の Bluemix Cloud 開発プラットフォームに対して、Microsoft .NET ランタイムおよび、それに関連するツールと提供していく。それと同時に、Windows Server および SQL Server も、IBM Cloud 上に提供されるようになる。

The hope is that millions of .NET developers will want to build applications at scale for clients on IBM’s cloud platform. The duo say they will start by offering a limited preview of .NET operating within Bluemix, and then go from there.

つまり、膨大な数の .NET デベロッパーが、IBM のクラウド・プラットフォーム上のクライアントに合わせたスケールで、アプリケーションを構築していくように促していきたいのだ。このデュオは、Bluemix 上で動作する、限定された .NET プレビューを提供した後に、このプランを本格化していく。

We have asked Microsoft and IBM for more information regarding timing and will update this post if we learn more.

私たちは、Microsoft と IBM に対して、タイム・フレームに関する詳細を要求している。 したがって、何らかの情報が提供されるなら、このポストをアップデートしていく。

Update: Microsoft responded with the following details.

アップデート:Microsoft から、以下の情報が提供された。

  • In the coming weeks, Microsoft Open Technologies, a wholly owned subsidiary of Microsoft, will publish license-included virtual machine images with key IBM software pre-installed. Customers can take advantage of these virtual machines to use the included IBM software in a “pay-per-use” fashion.
  • Effective immediately, IBM has updated its policies to allow customers to bring their own license to Microsoft Azure by installing supported IBM software on a virtual machine in Azure.
  • Windows Server and SQL Server are available for use on IBM Cloud effective immediately.
  • For .NET operating within Bluemix, the companies will begin with a limited preview at a future date.
  • これからの数週間のうちに、Microsoft の完全子会社である Microsoft Open Technologies から、ライセンスが発行される。 そこには、IBM の主要ソフトウェアがプリ・インストールされた、仮想マシンのイメージが取り込まれている。顧客にとっては、IBM のソフトウェアを従量課金の形式で使用するために、それらの仮想マシンを利用できるというメリットが生じる。
  • 即効性を考慮して、すでに IBM ユーザーが所有するソフトウェアを、Microsoft Azure 上に展開できるよう、ライセンス・ポリシーが更新されている。したがって、Azure 仮想マシン上に、サポートされている IBM ソフトウェアをインストールすることが可能になっている。
  • 即効性を考慮して、Windows Server および SQL Server は、すでに IBM Cloud 上で利用できるようになっている。
  • Bluemix 内での .NET の運用に関しては、両社が日程を調整した後に、制限されたプレビューの提供を開始する。

IBM has yet to respond but we don’t expect the company will be able to share anything Microsoft hasn’t.

IBM からの反応はないが、Microsoft が言及していない何かが、同社から発表されることはないだろう。

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このポストを訳した限りでは、ユーザーとデベロッパーのことを考え、エコシステムを強化していこうという、両社の目論見がストレートに出ていて、とても良い感じがします。 それにしても、このところの IBM の動きの速さには、眼を見張るばかりです。 IBM が先手をとって動きまわることで、クラウド界の再編が、とても良いテンポで進んでいますね。 Ginni Rometty って、凄いなぁと感心しています。そして、Satya Nadella の柔軟な発想にも拍手です!

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Dropbox の パスワード 700万件 が流出: いまこそ、二段階認証を考えるべきとき!

Posted in .Selected, Security, Storage by Agile Cat on October 15, 2014

You Should Change Your Dropbox Password Right Now — Here’s How To Do It
http://wp.me/pwo1E-7X9
Lisa Eadicicco – Oct. 14, 2014, 11:15 AM
http://www.businessinsider.com/change-dropbox-password-set-up-two-factor-authentication-2014-10

_ Business Insider

On Monday night, news broke that hackers had reportedly obtained nearly 7 million Dropbox usernames and passwords. Dropbox says its service wasn’t hacked, but that the usernames and passwords had been stolen from various third-party services.

月曜日(10/13)の夜に、Dropbox における約 700万の User/Password のセットを、ハッカーたちが取得したというニュースが流れた。Dropbox は、サービス自体はハッキングされていなかったと述べているが、それらの User/Password のセットは、各種のサードパーティ・サービスから、すでに盗み出されているようだ。

Kevin Smith
Business Insider

There are a ton of apps and services that integrate with Dropbox, making it nearly impossible to track down which ones have been compromised.

Dropbox には、膨大な量のアプリとサービスが統合されているため、どこに脆弱性が潜んでいるのかを特定することは、ほとんど不可能な状態である。

To play it safe, you should probably change your Dropbox password and enable two-step authentication if you haven’t already done so. The process takes less than five minutes, and is well worth it.

あなたの安全を確保するために、Dropbox のパスワードを変更することを強く推奨する。 そして、まだ 二段階認証を用いていないなら、それも同時に行うべきだろう。 そのプロセスは、わずか 5分で完了し、とても意味のある結果をもたらす。

Two-step authentication is a method in which an app or service requests a separate means of authentication besides your password to log into your account. In most cases, this includes sending a text message with a code to your smartphone.

二段階認証とは、あなたの Dropbox アカウントに、アプリやサービスを介してログインする際に、別の認証手段を要求するという方式のことである。ほとんどの場合、あなたのスマホ(あなたの携帯番号)に、認証コードを含んだテキスト・メッセージが送信されることで、認証プロセスが完了する。

Learn how to change your Dropbox password and enable two-step verification

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追記:2014年10月15日 5:30PM
TechCrunch から 「Dropbox、われわれはハックされていない。漏洩パスワードは他サービスからの使い回しと発表」という記事がポストされました。「DropboxのAPIを利用しているサービスから漏洩したわけではなく」とのことですが、そう言い切れる理由を、もう少し明確に説明してほしいですね。 いずれにしても、何はともあれです :)

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この記事を読む限り、ハッカーたちは Dropbox 本体ではなく、そこに接続されているアプリ/サービスに侵入することで、Dropbox にログインする際の User/Password のセットを盗みだした、ということなのでしょう。 ストレージやスケジュールのような、すでにユーザー・データをストアしているサービスに、サードパーティのアプリ/サービスからアクセスする場合、大元のサービス(ここでは Dropbox)の User/Password を設定する必要が生じます。 そして、それらの User/Password は、サードパーティにストアされるわけですが、今回の場合は、いくつかのサードパーティがハックされてしまった、、、ということのようです。

こうした、サービス間の連携が可能だからこそ、クラウドは便利なのですが、たとえば Dropbox の User/Password を預けているサードパーティのセキュリティが、強固なのか脆弱なのかを見分けることは、ほとんど不可能という状況です。 したがって、ユーザーとして取るべき対策は、サードパーティ・サービスをむやみに増やさず(必要なものだけに絞り込む)、Dropbox のようなサービスには二段階認証を用いる、ということなのでしょう。二段階認証さえ行なっておけば、こうした騒ぎが起こる度に、パスワードを書き換えるという面倒もなくなるはずです。

Agile_Cat の場合は、Google の二段階認証を使っています。 そして、それを、Gmail だけではなく、WordPress や Evernote などに用いています。 設定の方式は、Ajaxtower のガイドが親切なので、お勧めです。 また、Dropbox での二段階認証については、ここに日本語ガイドがあります。この二段階認証を設定すると、右のイメージ(クリックで拡大)のように、それぞれのアカウントが要求する、30秒間のみ有効な 6桁のワンタイム・パスワードが、携帯番号に対して発行されます(アカウント名は伏せています)。いつものように、User/Password を入力した後に、スマホに送られてくるワンタイム・パスワードを見ながら、その度に入力することになるので、現時点では最も強固なロックがかけられるはずです。

なお、Dropbox のページでは、この Google Authenticator (Android / iPhone / BlackBerry)のほかにも、Duo Mobile(Android / iPhone)や、Amazon AWS MFA (Android)や、Authenticator (Windows Phone 7)などが推奨されています。

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Google は言う:クラウドの料金も ムーアの法則に従うべきだ!

Posted in .Chronicle, .Selected, Amazon, Businesses, Data Center Trends, Energy, Google by Agile Cat on October 2, 2014

Google Says Cloud Prices Will Follow Moore’s Law: Are We All Renters Now?
http://wp.me/pwo1E-7UY
Wednesday, May 14, 2014
http://highscalability.com/blog/2014/5/14/google-says-cloud-prices-will-follow-moores-law-are-we-all-r.html

_ highscalability

After Google cut prices on their Google Cloud Platform Amazon quickly followed with their own price cuts. Even more interesting is what the future holds for pricing. The near future looks great. After that? We’ll see.

Google が、その Google Cloud Platform の価格を引き下げ、すぐに Amazon も追随した。さらに興味深いのは、将来における価格の設定である。 おそらく、近い将来に、素晴らしい状況になるだろうが、なにが、そうさせるのだろう?

Adrian Cockcroft highlights that Google thinks prices should follow Moore’s law, which means we should expect prices to halve every 18-24 months.

Google が考えているのは、その価格はムーアの法則に従うべきだというものであり、18ヶ月〜24カ月で半額になることを期待できるはずだと、Adrian Cockcroft は強調している。

That’s good news. Greater cost certainty means you can make much more aggressive build out plans. With the savings you can hire more people, handle more customers, and add those media rich features you thought you couldn’t afford. Design is directly related to costs.

それは良いニュースだ。 大幅にコストが引き下げられるなら、あらゆる計画を、より積極的に立案していける。クラウド・コストの削減により、より多くの人材を雇用し、より多くの顧客に対応し、余裕がなければ対処できないことを、それらのメディアを用いて実現していける。 デザインというものは、コストの影響をダイレクトに受けるのだ。

Without Google competing with Amazon there’s little doubt the price reduction curve would be much less favourable.

Amazon と競合する Google という存在がなければ、低価格化の曲線は、はるかに魅力のないものであったいう疑念が、少なからず残される。

As a late cloud entrant Google is now in a customer acquisition phase, so they are willing to pay for customers, which means lower prices are an acceptable cost of doing business. Profit and high margins are not the objective. Getting market share is what is important.

遅れてクラウド(IaaS の意味)に参入してきた Google にとって、いまは顧客を獲得するフェーズにある。 したがって、顧客がビジネスを展開しやすいような、低コストを提示するという、利益を度外視した戦略をとってきている。つまり、大きな利益やマージンは二の次なのである。 そして、マーケットでシェアを取ることが最優先されている。

Amazon on the other hand has been reaping the higher margins earned from recurring customers. So Google’s entrance into the early product life cycle phase is making Amazon eat into their margins and is forcing down prices over all.

その一方で、Amazon は、継続して利用してくれる顧客から、より高い利益率を享受してきた。つまり、確立しつつあるプロダクト・ライフサイクルのフェーズに、Google が乱入してきたことで、Amazon のマージンは圧縮され、すべてにおいて価格の引き下げを強いられている。

But there’s a floor to how low prices can go. Alen Peacock, co-founder of Space Monkey has an interesting graphic telling the story. This is Amazon’s historical pricing for 1TB of storage in S3, graphed as a multiple of the historical pricing for 1TB of local hard disk:

しかし、低価格化が行き着く先としての底値があるのだ。Space Monky の co-founder である Alen Peacock が、そのストーリーを説明する、興味深いチャートを提供している。それは、1TB のハードディスクをローカルで持つ場合と、1TB のストレージを Amazon の S3 に持つ場合で、何倍の対価が発生するのかを、時間軸の中に示すものとなっている。

_  space

Alen explains it this way:

Cloud prices do decrease over time, and have dropped significantly over the timespan shown in the graph, but this graph shows cloud storage prices as a multiple of hard disk prices. In other words, hard disk prices are dropping much faster than datacenter prices. This is because, right, datacenters have costs other than hard disks (power, cooling, bandwidth, building infrastructure, diesel backup generators, battery backup systems, fire suppression, staffing, etc). Most of those costs do not follow Moore’s Law — in fact energy costs are on a long trend upwards. So over time, the gap shown by the graph should continue to widen.

クラウドの価格は、時間の経過とともに低下し、また、前述のチャート(上記のものとは別のもの)における時間軸では、かなりのペースで下落している。 しかし、このチャートは、クラウド・ストレージの価格と比べて、何倍かの速度でハードディスクの価格が下落している様子を示している。つまり、ハードディスクの価格は、データセンターの価格よりも、はるかに速く下落しているのだ。なぜなら、データセンターのコストには、ハードディスク以外のもの(電源/冷却/帯域幅/建造物/非常用ジーゼル発電機/バッテリ·バックアップ·システム/消火設備/人材など)が含まれるからである。これらのコストの大半は、ムーアの法則に従わないものであり、実際のところ、電力コストの長期的な傾向は上昇曲線にある。 したがって、上記のチャートで示されるギャップは、時間をかけながら広がり続けるはずである。

The economic advantages of building your own (but housed in datacenters) is there, but it isn’t huge. There is also some long term strategic advantage to building your own, e.g., GDrive dropped their price dramatically at will because Google owns their datacenters, but Dropbox couldn’t do that without convincing Amazon to drop the price they pay for S3.

あなた自身でストレージを構築すれば(データセンターにホストされる)、経済的な利点があるが、それほど大きなものではない。それならば、長期的な戦略として、データセンターを自分で構築するという考え方もある。Google は、自身でデータセンターを所有しているため、GDrive の価格を意図的に引き下げることができる。 しかし、Dropboxが、同じように価格を引き下げようとするなら、S3 のコストを引き下げるよう、Amazon を説得しなければならない。

Costs other than hardware began dominating in datacenters several years ago, Moore’s Law-like effects are dampened. Energy/cooling and cooling costs do not follow Moore’s Law, and those costs make up a huge component of the overall picture in datacenters. This is only going to get worse, barring some radical new energy production technology arriving on the scene.

この数年、データセンターのコストは、ハードウェア以外のものに支配され始め、ムーアの法則の効果が希薄になっている。電力を冷却のコストが、ムーアの法則に従うことはなく、また、それらのコストは、データセンター全体という巨大なコンポーネントに影響している。つまり、何らかの革新的なエネルギー生産テクノロジーが登場しなければ、さらに事態は悪化していくだろう。

What we’re [Space Monkey] interested in, long term, is dropping the floor out from underneath all of these, and I think that only happens if you get out of the datacenter entirely.

私たち Space Monkey が、長期的な視点として興味を持っているのは、それらすべての背景から引き離して、いまの下限値を引き下げられるかどうか、という点である。 そして、あなたがデータセンターの中に、まったく踏み込まないのなら、そうなる可能性もあると思えるのだ。

As the size of cloud market is still growing there will still be a fight for market share. When growth slows and the market is divided between major players a collusionary pricing phase will take over. Cloud customers are sticky customers. It’s hard to move off a cloud. The need for higher margins to justify the cash flow drain during the customer acquisition phase will reverse the favorable trends we are seeing now.

クラウド・マーケットの規模が拡大するにつれて、マーケット・シェアの戦いも続いていく。しかし、その成長が減速し、主要なプレーヤーがマーケットを住み分けると、結託した価格政策の時代へと引き継がれていく。クラウドの顧客は、そこに寄り添う顧客である。 したがって、クラウドから逃げ出すのは難しい。将来における高いマージンへの期待が、いまの顧客獲得のフェーズにおける、キャッシュ·フローの流出を正当化しているのかもしれない。そうだとすると、いまの好ましい流れが、いずれは逆転する状況を、私たちは目にすることになる。

Until then it seems the economics indicate we are in a rent, not a buy world.

逆に言えば、経済的な観点において、そうなるまでの間は、買うのではなく借りるという方式が、好ましいのだろう。

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久々の High Scalability からの翻訳ですが、さすがは Todd Hoff さん、視点が鋭いです。 サーバーにしろ、ストレージにしろ、IT 機器はムーアの法則に則って、これから先もコストを引き下げていくのでしょうが、クラウドにはデータセンターならではのコスト、というものが含まれます。そして、インフラのレイヤを下っていって、電気料金のところまでいくと、そこは固定されていて動かしようがない、というのが普通の状況です。でも、Google が、そう言うからには、再生可能エネルギーの生産まで含めて、将来をデザインしているのかもしれません。 とても興味深い話ですね!

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ヨーロッパを 仮想 DC でカバーする、謎の Interoute クラウドが香港に進出!

Posted in .Selected, Asia, Data Center Trends, Hybrid by Agile Cat on October 1, 2014

Interoute opens in Hong Kong data center
New facility expands reach at a time when more companies are looking east
http://wp.me/pwo1E-7UP
7 April 2014 by Eira Hayward
http://www.datacenterdynamics.com/focus/archive/2014/04/interoute-opens-hong-kong-data-center

_ DC Dynamics

Interoute is taking its cloud computing solution to the Far East with the opening of a Virtual Data Center (VDC) in Hong Kong. It means Interoute customers can now choose from seven VDC zones – Amsterdam, Berlin, London, Paris, Milan or Hong Kong – to gain fast access to their applications and data.

Interoute は Hong Kong に Virtual Data Center(VDC)をオープンすることで、そのクラウド·コンピューティング·ソリューションを Far East に持ち込もうとしている。それにより、Interoute の顧客たちは、アプリケーションとデータへの高速でのアクセスを達成するために、Amsterdam/Berlin/London/Paris/Milan/Hong Kong などで構成される 7つの VDC ゾーンを選択できるようになる。

Interoute plays to its network advantage, offering one SLA for both networking and cloud computing and not charging for data transfer. Interoute general manager for cloud computing Lee Myall said the expansion has come primarily as a result of European businesses pushing east.

Interoute の特徴は、ネットワークのアドバンテージにあり、ネットワーキングとクラウド・コンピューティングの双方を網羅する単一の SLA を提供するが、データ転送について課金することはない。Interoute の General Manager for Cloud Computing である Lee Myall は、今回の拡張について、欧州企業をアジアにプッシュするという、主要な目標を達成するための結果だと説明している。

クリックで拡大 ⇒ 

He said there would be more VDCs to come, both in the Far East and elsewhere, as Interoute continues to expand. “This expansion is about pushing compute power to the boundaries of our network, but I can foresee that computing will start dragging the network to a few places,” Myall said. “Hong Kong is already filling up – we have customers with big migration plans who are going live at the moment.”

Myall が言うには、Interoute が拡大し続けるにつれて、Far East などの地域で、これまで以上の VDC が立ち上がっていくようだ。「 この拡張は、私たちのネットワークの境界線へ向けて、コンピューティング・パワーをプッシュするものだが、そのコンピューティングが私たちの領域を、押し広げ始めると予見している。すでに Hong Kong は満杯であり、これから移行しようと計画している、たくさんの顧客を持っている」と、彼は続けている。

The VDC is built into the core of Interoute’s network and, according to the company, this means it can deliver a fully networked cloud which is faster and has greater resilience and security than other cloud computing services.

この VDC は、Interoute ネットワークのコアに組み込まれる。そして、同社によると、他のクラウド・コンピューティング・サービスと比較して高速であり、高い弾力性と安全性を保持する、フル・ネットワーク化されたクラウドを提供できることになる。

Interoute’s move comes at a time when spending on cloud services in Asia Pacific is growing at a CAGR of 30%, according to IDC, and the Asian market is providing robust growth for both local and Western multinationals.

この、Interoute の動きは、Asia Pacific のクラウド・サービスに対する支出が、30% の CAGR で成長していると、IDC が述べるタイミングで生じている。また、Asia のマーケットは、ローカルの企業と、西欧の多国籍企業に対して、堅調な成長をもたらしている。

Last week, for example, IBM announced that luxury children’s fashion retailer Club 21 will be using its cloud, e-commerce and analytics software to expand its online presence across Asia-Pacific, increasing its reach from four to 15 countries across the region.

例を挙げると、先週に IBM が発表したのは、高級子供服のリテーラーである Club 21 が、Asia-Pacific 全体にまたがるオンライン・プレゼンスを高めるために、そのクラウド/コマース/分析のソフトウェアを使用するというものだ。それにより、この地域においてリーチしていく対象が、4カ国から 15カ国に増えることになる。

The importance of Asian markets for multinational businesses was reinforced by recent pan-Asian large research project from Telstra Global which found that 83% of multinationals in Asia expect to either meet or exceed their financial and strategic objectives in the next three years.

多国籍企業にとって、Asia のマーケットの重要性は、Telstra Global が実施した Pan-Asia 大規模調査により裏付けられている。その調査では、Asia における多国籍企業の 83% が、今後の3年間で、それぞれの財務および戦略の目標を達成したいと望んでいることが分かった。

Telstra Global’s Connecting Countries report found that the ICT industry in particular is a stand-out success in Asia, with 71% of ICT companies having been very successful in Asia in the past three years, compared to 61% of companies across other sectors.

Telstra Global の Connecting Countries レポートは、とりわけ ICT 産業が、Asia のマーケットで成功していると指摘している。この地域における、これまでの 3年間のデータによると、ICT 企業の 71% が成功を収めているが、他の地域での成功率は 61% となる。

“Over the next three years both financial services and insurance companies and those in the ICT sector are most bullish about exceeding their objectives in Asia, with 55 and 51% respectively, compared to 42% across the board,” said Telstra Global managing director Martijn Blanken.

「 これからの 3年間において、金融サービスおよび保険会社と、その ICT 部門が、Asia で成功していくだろう。 それぞの目標値は、55% と 51% であるが、世界の平均は 42% である」と、Telstra Global の Managing Director である Martijn Blanken は述べている。

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ヨーロッパのクラウドは、いったい、どうなっているのかと、以前から不思議に思っていました。 そして、数ヶ月ほど前に、この Interoute の存在を知ったのですが、同社の Web ページから拾ってきたマップを見ても、「なるほど、ヨーロッパ的だ」という雰囲気が漂ってきます。 アメリカ型の巨大データセンターを中心とする構造ではなく、それぞれの国や都市に分散するデータセンターを、メッシュ状にネットワークしていくという考え方のようです。 何年か前に、スマートグリッドのことを調べていて、国ごとに経済エリアを区切ることが、ヨーロッパでは必要だからという理由に、納得したことを思い出しました。 送電網もファイバー網も、国境ををまたいで物理的に結ばれているわけですが、経済を考えた場合に、どこかに論理的な仕切を入れる必要があるのでしょう。 ひょっとすると、1つの事業体に見える Interoute も、各国に分散する企業の集合体なのかもしれません。 この、謎だらけのヨーロッパ・クラウドを、これからも追いかけてみたいと思っています。

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香港での抗議を支える Off-The-Grid チャット: それが FireChat だ!

Posted in .Chronicle, .Selected, Asia, Social by Agile Cat on September 30, 2014

Mobile messaging app FireChat flares up in Hong Kong amid Occupy Central protests
http://wp.me/pwo1E-7UH

September 29, 2014 at 5:39 pm – by Josh Horwitz
http://www.techinasia.com/mobile-messaging-app-firechat-flares-up-in-hong-kong-amid-occupy-central-protests/

_ tech in asia

Last night marked a historic moment in Hong Kong as peaceful demonstrators fell subject to police aggression. Under the banner of Occupy Central, tens of thousands of locals (organizers say 60,000 , media says 30,000 ) gathered in Hong Kong’s financial district to protests last month’s Beijing-led decision to vet the city’s political candidates through a committee in the People’s Republic of China. Yesterday’s demonstrations began as a continuation of protests that had been going on since the summer. But as crowds swelled in the evening, riot police forces increased, and ultimately fired pepper spray and tear gas at civilians.

昨夜(9/28)の Hong Kong は、平和的なデモ行動が、警察の攻撃対象になるという、歴史的瞬間を迎えてしまったようだ。Occupy Central というスローガンの下、数万という人々が Hong Kong の金融街に集結したが(主催者によると 60,000人:メディアの報道は 30,000人)、それは Hong Kong の行政長官選挙制度をめぐり、先月に China 政府が下した決定に反発する行動である。さらに言えば、この夏から生じている、抗議行動の一環として始まったものでもある。しかし、昨夕(9/28)は、群衆が増えるにつれて、警察機動隊が増強され、最終的には唐辛子スプレーや催涙ガスが、民衆へ向けて発射されるという事態に陥ってしまった。

Surprisingly, as activists prepared to gather, a mobile app that that first caught the attention of the media last spring resurfaced among participants. FireChat, available for iOS and Android, is a mass chatroom app that lets communicate with one another over wi-fi and cellular networks, along with Bluetooth and Apple’s Multipeer Connectivity Framework. The latter two features means that users can, in theory, chat “off-the-grid.”

その一方で、驚くべきことに、この春にメディアの注目を集めたモバイル・アプリが、参加を呼びかけるための手段として用いられていることが分かってきた。それは、iOS と Android で利用できる FireChat という、集合的なチャットルーム・アプリであり、Wi-Fi と モバイルによるネットワークだけではなく、Bluetooth と Apple Multipeer Connectivity Framework なども用いて、人々を結びつけていくものである。そして、論理的に考えるなら、後者となる 2つの機能により、ユーザーは “off-the-grid” チャットを実現していける。

In anticipation of poor cellular network connectivity (and perhaps a deliberate network shutdown), student activist leader Joshua Wong posted a message urging people to download FireChat.

そして、プアなモバイル・ネットワーク環境を見越して(おそらく意図的にシャットダウンされる)、学生活動家のリーダーである Joshua Wong は、FireChat のダウンロードを促すメッセージを、大衆へ向けてポストしていたのだ。

His message then spread to others on social media. Downloads snowballed, and suddenly FireChat chatrooms were exploding with activity. Open Garden, the company behind FireChat, tells Tech in Asia that FireChat attracted 100,000 new sign ups from Hong Kong in a 22 hour period. At its peak, 33,000 users from Hong Kong were on the app simultaneously. Open Garden doesn’t have figures revealing how many users communicated with one another off-the-grid using FireChat.

彼のメッセージは、ソーシャル・メディア上の多数のユーザーたちに広がっていった。そして、FireChat のダウンロード数は雪だるま式に増えていき、そのチャットルームのアクティビティも急増していった。FireChat を運営する企業である Open Garden は、22時間の間に Hong Kong から、100,000件の新規サインアップが集まったと、Tech in Asia に伝えている。そして、ピーク時には、33000 人という Hong Kong のユーザーが、このアプリを同時に使っていたという。 また、Open Garden は、off-the-grid の状態で相互に通信していユーザー数を、明らかにするためのデータを持っていない。

FireChat’s founders originally conceived the app  as something that would be useful in densely packed locations with poor internet connectivity – sports stadiums or conference halls, for example.

FireChat の Founder たちは、たとえばスポーツ・スタジアムやカンファレンス・ホールといった、大勢の人々が集まることで充分なインターネット接続が得られなくなる場所でも、円滑なコミュニケーションを実現するものとして、このアプリを考案している。

But since it first hit app stores, FireChat has found itself popular among activists in mass demonstrations on at least two other occasions. In June, Iraqis flocked to the app  following an ongoing crackdown on social media. Before that, in March, Taiwan activists protesting a trade agreement with mainland China downloaded the app in droves, following an initial prompt by a local Taiwanese tech blogger.

しかし、初めて FireChat がアップ・ストアに置かれて以来、自身で見出したニーズは、大規模なデモを呼びかける活動家からのものであり、少なくとも、以下の2つの事例を有している。6月の Iraq では、ソーシャル・メディア上での規制が進む中で、このアプリに人々が群がった。それより以前の 3月には、China 政府との貿易協定に抗議する、Taiwan の活動家たちが、このアプリを大挙してダウンロードした。それは、Taiwan のテック・ブロガーが、最初に促したことで生じた動きである。

FireChat: Fireworks or flash in the pan?

There’s no doubt that FireChat’s core mesh network technology, while still rudimentary, holds potential as a powerful communication tool – both for mob activists and football fans. But at the moment, it isn’t quite ready for prime time.

FireChat のコアである、メッシュ・ネットワーク・テクノロジーは、依然として初歩的ものでありながら、パワフルなコミュニケーション・ツールとしての潜在能力を有していることは間違いはない(デモの参加者やサッカー・ファンにとって)。しかし、現時点において、プライム・タイムのための準備が整っているとも思えない。

For one thing, as one might expect from a massive chatroom, rumors abound. Activists told Tech in Asia that for every message with directions to the protest site, there were texts spreading false information. “Many people kept posting all kinds of scary rumors,” says Kevin Chan, an activist who claims to have been an early proponent of FireChat. “[People would write] ‘Police have started to shoot’ or ‘a soldier from China is coming.’ I think that scared some people.”

ただ、問題もある。 ひとつには、誰もが想像するように、大規模なチャットルームがウワサに満たされている点である。活動家たちは、この抗議サイトへ向けられた、すべてのメッセージについて、虚偽の情報を広める文章もあったと、Tech in Asia に語っている。「数多くの人々が、怖ろしいウワサの類をポストし続ける。 警察が銃撃を始めたとか、China から兵士が来たとか、一部の人を怯えさせるものが、書き込まれると思う」と、早くから FireChat を支持してきた、活動家の Kevin Chan は述べている。

Despite the chaos in FireChat, another activist told Tech in Asia that activity on the app remained robust as connectivity on other social networks sputtered. “I was able to access WhatsApp and Facebook with acceptable speed, but there were moments when they got slow. Twitter… not really. FireChat always had strong coverage,” says Timothy Choi, a local developer. “The noise to signal ratio is rather high… However if you take everything with a grain of salt it is a decent tool.”

たしかに、FireChat にはカオスがあるが、他のソーシャル・ネットワークが混乱する中で、このアプリは堅牢なコネクティビティを維持していたと、別の活動家は Tech in Asia に語っている。「 私のケースでは、許容できるスピードで WhatsApp と Facebook にアクセスできたが、遅くなるときもあった。Twitter が現実的ではなかった。そして、FireChat は、きわめて強固なカバレッジを維持し続けた。ノイズの混入は多いだろうが、一粒の塩で味付けは無理なので、役立つツールと言えるだろう」と、ローカル・デベロッパーの Timothy Choi  は述べている。

From this writer’s perspective, watching FireChat’s Hong Kong chatroom (I observed the ‘Everyone’ room remotely from Taipei, and could only watch on-the-grid discussions), it was a thrill to see users report tear gas explosions and air rallying cries. With so many people in one room, it felt even more “live” than Twitter. But trying to extract useful, timely information from the chaos was near impossible. One Twitter user said it best in a Chinese-language tweet , writing, “FireChat is too flooded. I wish there was a ‘mesh Twitter.’”

FireChat の Hong Kong チャットルームを参照している、このライターの視点からすると、催涙ガスが発射され悲鳴が渦巻く状況が、ユーザーがレポートしているという実感があったのだろう(私は Taipei からリモートで入り、みんなのチャット・ルームを観察し、on-the-grid の議論を見ることがでた)。1つのルームに数多くの人々がいることで、Twitter 以上のライブ感が漂っていた。しかし、そのカオスから、有益でタイムリーな情報を抽出しようとしても、それは不可能に近かった。ある Twitter ユーザーは、あまりにも FireChat が殺到しているので、中国語の Tweet がベストだと言っていた。つまり、そこのメッシュの Twitter があれば良かったと思う。

FireChat’s lack of encryption also inhibits its potential as a tool for serious political organization. As Citizen Lab noted , users can sign on to FireChat under pseudonymous usernames. But network operators can still access users’ message content and IP addresses. Open Garden CEO Micha Benoliel tells Tech in Asia that the team will implement encryption when it introduces private messaging to the app. “All the conversations on FireChat right now are public,” says Benoliel. “As long as all conversations are public, there is no need for encryption.”

また、FireChat における暗号化の欠如は、シリアスな政治組織のためのツールとしての潜在能力を阻害する。Citizen Lab が指摘するように、ユーザーはペンネームで FireChat にサインオンできる。しかし、依然としてネットワーク・オペレータは、ユーザのメッセージ内容と IP アドレスにアクセスできる。Open Gargen の CEO である Micha Benoliel は、このアプリにプライベート・メッセージを導入するときに、彼らのチームは暗号化を実装すると、Tech in Asia に話している。「 現時点における FireChat では、すべての会話がパブリックである。 それらが、パブリックである限り、暗号化の必要性はない」と Benoliel は述べている。

Editing by Steven Millward; top image via Flickr user anselma

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なんか、読んでみてナルホドというポストです。 こうした事態になると、キャリアに圧力が掛かるのは当然であり、こうした Off-The-Grid のサービスが不可欠になるのでしょう。 コミュニケーションの遮断という行為は、やはり民主的な発想とはいえず、いかなる場合にも、それは権利として認められるべきものです。 そして、今週の香港だけではなく、3月の台北でも、この FireChat が活躍していたことを、初めて知りました。 いろいろと、難しいことがあると思いますが、FireChat には頑張って欲しいですね!

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iPhone 6 狂騒曲:こんなビジネスは、誰のためにもならない

Posted in .Chronicle, .Selected, Apple, Asia, Mobile by Agile Cat on September 23, 2014

Meet the foot soldiers in the massive iPhone 6 grey market (video)
http://wp.me/pwo1E-7Tq

September 22, 2014 – by Terence Lee
http://www.techinasia.com/meet-foot-soldiers-massive-iphone-6-grey-market-video/

_ tech in asia

In China, where licensing problems prevent the iPhone 6 from getting sold, these devices fetch thousands of dollars on the grey market.

ライセンスの問題から iPhone 6 の発売が先送りになっている China では、膨大なキャッシュが、このデバイスにより、グレー・マーケットへと流れ込んでいる。

But where do these sellers get their phones? Apparently, from the hordes of stand-ins who sat in line for days outside Apple stores. These folks – the old woman who doesn’t speak a word of English, a mother huddled with her child in a blanket, a screaming lady who got arrested by the police after an unspecified altercation – were vividly captured in a mini-documentary shot in New York (below) by film producer Casey Neistat.

しかし、そのマーケットでの売り手は、どこで iPhone を仕入れるのだろう? どうやら、Apple Store の前で、何日も前から座り込んでいる、大量のダミー・ユーザーから調達しているようだ。それらの人々の New York における数日を、つまり、英語を話さない老婆や、子どもと一緒に毛布に包まる母親、そして、口論の末に警察に逮捕されて悲鳴をあげる女性たちの数日を、映画プロデューサーである Casey Neistat が、ミニ・ドキュメンタリーとして鮮やかに映し出している。

Youtube

The video gives a quick glimpse of how the massive Apple grey market works. Scalpers pay foot soldiers to stand in line, and they often crowd out  the Apple fans at the front of the queue. It’s a trend noticed not just in New York, but stores in San Francisco, Seattle, Louisville, and Kentucky too. The shadowy middlemen then round up the phones and ship them to wherever they’re sold. It’s probably a nice bit of side income for those who stood in line, but bigger profits for the brains behind the operation.

このビデオを観れば、Apple を取り巻く巨大グレー・マーケットが、どのように機能するのかを容易に把握できる。ダフ屋は、歩兵たちにキャッシュを掴ませ、待ち行列の前方に並ばせる。 そして、大半の Apple Store で、それらの群衆により、本当の Apple ファンは弾き出されてしまう。つまり、New York だけではなく、San Francisco や、Seattle、Louisville、Kentucky などでも、同じような光景が見られたのである。そして、彼らから iPhone を買い上げた仲買人たちは、それらを販売するところへと出荷していく。おそらく、何日も並んだ人々にも、かなりの副収入が転がり込むのだろうが、それを背後で操作する闇ビジネスは、法外な利益を手にするはずだ。

The documentary ends with the quote: “I don’t think this kind of business is good for anyone.” But even if Apple agrees and steps in, there’s not going to be a foolproof way to stop resellers from getting to the phones.

このドキュメンタリーは、“I don’t think this kind of business is good for anyone” という言葉で完結する。 そうは言っても、かりに Apple が同意し、こうした騒ぎに介入するにしても、転売という行為を確実に止める方法は見つからないだろう。

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なんというか、夢を売るはずの Apple が、とてもリアルな欲得の世界を、こんなにも鮮やかに、しかも世界中の人々に、イヤというほど見せつけていることが、とても皮肉に感じられます。それは、Apple が望んだことではないのですが、それを、回避できるのも Apple だけです。 今年は、おそらく北京政府の突然の翻意で、騒動が大きくなったのでしょうが、来年は繰り返されないという保証は、どこにもありません。 店頭に待ち行列を作らせて、人気をアピールするという手法が、変化してしまった世界に追い付いていけず、逆効果になっている感じです。 

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Equinix Cloud Exchange により、洗練されたハイブリッド・クラウドが実現されていく

Posted in .Selected, Equinix, Hybrid by Agile Cat on September 3, 2014

Equinix Launches Cloud Exchange To Unlock Full Potential Of Cloud Computing
http://wp.me/pwo1E-7O4

By
cloudtweaks April 30, 2014
http://cloudtweaks.com/2014/04/equinix-launches-cloud-exchange-unlock-full-potential-cloud-computing/

_ Cloud Tweaks

Next-generation interconnection solution improves connectivity options for cloud buyers and service providers by making multi-cloud, multi-network access a reality

REDWOOD CITY, Calif., April 30, 2014 /PRNewswire/Equinix, Inc. (Nasdaq: EQIX), the global interconnection and data center company, today announced the launch of the Equinix Cloud Exchange, an advanced interconnection solution that enables seamless, on-demand and direct access to multiple clouds and multiple networks across the globe. By bringing together cloud service providers with cloud consumers and enabling them to establish private, high-performance connections, the Equinix Cloud Exchange gives enterprises direct access to the services they need to build sophisticated hybrid cloud solutions inside Equinix International Business Exchange™ (IBX®) data centers.

REDWOOD CITY, Calif., April 30, 2014 /PRNewswire/Equinix, Inc. (Nasdaq: EQIX) は、グローバルなインター・コネクトとデータセンターの企業である。そして、今日、世界に広がるマルチ・クラウドおよびマルチ・ネットワークに対して、シームレス/オンデマンド/ダイレクトにアクセスする、先進的な相互接続ソリューションである Equinix Cloud Exchange をローンチした。この Equinix Cloud Exchange により、クラウド・サービスのプロバイダーとコンシューマをつなぎあわせ、プライベートでハイパフォーマンスな接続を確立することで、顧客であるエンタープライズたちは、Equinix International Business Exchange™ (IBX®) データセンターの中で、洗練されたハイブリッド·クラウド·ソリューションを構築するために必要な、各種のサービスへのダイレクト・アクセスを実現していく。

Until now, companies concerned about relying on the open Internet for mission-critical business did not have a secure, reliable and scalable connectivity solution for a multi-cloud environment. By eliminating the bottlenecks associated with traditional cloud access across the public Internet, the Equinix Cloud Exchange provides a secure path for businesses to access cloud resources at much higher throughput. In fact, tests run in the Equinix Solution Validation Center showed increased throughput of 147 percent when connecting directly to the cloud as compared to public Internet connections.

これまで、ミッション・クリティカルなビジネスのために、オープンなインターネット活用したいと考える企業がいても、安全性と信頼性を備えたマルチ・クラウド環境の接続において、スケーラブルなソリューションが実現されていなかった。パブリックなインターネットを介した、これまでのクラウド・アクセスからボトルネックを排除することで、Equinix Cloud Exchange はエンタープライズに対して、はるかに高いスループットでクラウド・リソースにアクセスする、きわめてセキュアなパスを提供する。実際に、Equinix Solution Validation Center で実施されたテストでは、クラウドへの接続におけるダイレクト・アクセスとインターネット・アクセスの比較で、147% のスループットの向上が確認されている。

Systems integrators, IT services companies, SaaS and IaaS providers, networks and cloud enablers can all leverage the Equinix Cloud Exchange to rapidly advance their cloud computing agendas, scale their businesses globally and speed their time to market. At the same time, enterprises can achieve significant benefits by connecting through the Equinix Cloud Exchange, including increasing the privacy, performance and reliability of cloud service connections.

システム・インテグレーターや、IT サービサー、SaaS/IaaS、そしてネットワークとクラウドを実現していく全ての人々は、Equinix Cloud Exchange を利用することで、その計画を迅速に策定し、ビジネスをグローバルに拡大し、市場に提供するまでの時間を短縮できるようになる。それと同時に、 Equinix Cloud Exchange を介したコネクションを得ることで、クラウド・サービスのコネクションにおいても、プライバシーとパフォーマンスだけではなく、その信頼性までを高めていけるようになる。

Businesses can join the Equinix Cloud Exchange in 13 markets globally – Silicon Valley, Washington D.C., New York, Toronto, Seattle, Los Angeles, Atlanta, Dallas, Chicago, London, Amsterdam, Frankfurt and Paris – with expansion planned to a total of 19 markets by the end of 2014. Today customers can connect to Microsoft Azure ExpressRoute in Silicon Valley, Washington, D.C. and London with planned expansions into 13 additional markets by the end of 2014.

顧客である企業は、世界に広がる 13のマーケットで、Equinix Cloud Exchangeに参加することが可能である。 現時点では、Silicon Valley/Washington D.C./New York/Toronto/ Seattle/Los Angeles/Atlanta/Dallas/Chicago/London/Amsterdam/Frankfurt/Paris がカバーされているが、2014年の末までには、その範囲を19 マーケットに拡大する予定だ。 また、現時点においても、 Silicon Valley/Washington D.C./London では、Miacoroft Azure ExpressRoute への接続が可能であり、2014年の末までには 13 マーケットが追加される。

Customers can also access Amazon Web Services via the Equinix Cloud Exchange in Silicon Valley, Washington, D.C. and London. In addition, Equinix is working with other key cloud and network service providers to provide access to their services via the Cloud Exchange.

さらに、Amazon Web Services に関しては、 Silicon Valley/Washington, D.C/London において、 Equinix Cloud Exchange を介した接続がサポートされている。Equinix は、他のクラウド/ネットワーク・プロバイダーとの提携も進めており、それぞれのサービスへの、Cloud Exchange を介した接続を実現していく。

Next-Generation Interconnection Capabilities Enable High-Performance Multi-Cloud Environment

Representing an industry first, the Equinix Cloud Exchange will combine the automated interconnection of cloud, network and managed service providers with advanced service orchestration, providing enterprises with simple, scalable, direct access to the multiple cloud services they need to build highly flexible hybrid cloud solutions.

この種のサービスとして業界初となる Equinix Cloud Exchange は、先進的なサービス・オーケストレーションを用いて、クラウド/ネットワーク/マネージド・サービスのプロバイダーたちにおける、自動化されたインターコネクションを結合していく。それにより、きわめて柔軟なハイブリッド・クラウド・ソリューションを、構築する必要のあるエンタープライズたちは、マルチ・クラウド・サービスに対する、シンプルでスケーラブルなダイレクト・アクセスを実現していく。

Equinix’s Cloud Exchange Portal and APIs simplify the process of managing connections to multiple cloud services. Businesses can use the Portal and APIs to allocate, monitor and provision virtual circuits in near real-time with the provisioning of those circuits automated end-to-end from the Cloud Exchange to the service provider. This breakthrough capability provides faster performance, better reliability, increased security, and quicker and easier deployment of cloud applications, bringing significant benefits to the broad community of industry participants looking to realize the benefits of cloud computing.

Equinix における Cloud Exchange の Portal と API は、複数のクラウド・サービス間接続を管理するためのプロセスを簡素化する。顧客となる企業は、この Portal と API を用いることで、仮想ネットワークの割り当て/モニタリング/プロビジョニングを、ほぼリアルタイムで実現していける。もちろん、その際には、Cloud Exchange からサービス・プロバイダーのクラウドへ向けた、End-to-End のプロビジョニングも自動的に完了する。これらの画期的な機能により、高速性とパフォーマンス/優れた信頼性/セキュリティの強化が提供され、クラウド・アプリケーションの迅速かつ容易なデプロイメントが実現される。 そして、クラウド·コンピューティングのメリットを具体化しようとする、この産業の広範囲におよぶコミュニティに、大きなメリットがもたらされる。

“As an increasing number of enterprises move to the cloud, they require a new level of interconnectivity to access multiple clouds, across multiple sites, from a broad range of networks,” said Tony Bishop, chief strategy officer at The 451 Group. “With its global datacente footprint and extensive ecosystem of network and cloud service providers, the Equinix Cloud Exchange addresses many of the most pressing challenges holding corporate users back from relying on the cloud for mission-critical business including latency, security and performance issues.”

451 Group の Chief Strategy Officer である Tony Bishop は、「 クラウドへ移行するエンタープライズが増えるにつれて、広範囲におよぶネットワークから、複数のサイトを横断し、複数のクラウドにアクセスするための、新たなレベルのインターコネクションが要求される。グローバルに展開されたデータセンターおよび、広範囲に展開されるネットワーク・エコシステムと、クラウド・サービス・プロバイダーたちを組み合わせることで、企業ユーザーを制約している最も差し迫った課題を、Equinix Cloud Exchange は解決していく。それは、レイテンシー/セキュリティ/パフォーマンスといった問題を含む、ミッション・クリティカルなビジネスにおいて、クラウドに依存しているユーザーたちを救うものでもある」と、述べている。

Interconnection Track Record Positions Equinix to Solve Pressing Cloud Connectivity Challenges

Equinix earned a position as the world’s leading data center and interconnection company by enabling the growth of the most influential and highly interconnected business ecosystems in the IT industry. This 15-year track record has made the company the trusted home to the widest range of networks, cloud providers and prospective cloud services customers in the world.

Equinix は、IT 業界で最も影響力のある、高いレベルでインターコネクトされた、ビジネス・エコシステムを成長させ続けることで、世界をリードするデータセンターとインターコネクションの企業としてのポジションを確立している。この15年間にわたる実績により、世界に広がるネットワークおよび、クラウド・プロバイダー、そして将来のクラウド・サービス利用者にとって、信頼できる基盤が構築されてきた。

“Just as it was with the Internet, the key to realizing the business benefits of the cloud is how well connected it is,” said Ihab Tarazi, chief technology officer at Equinix. “But companies are recognizing that the Internet has security and performance limitations, given that it is inherently open and shared publicly. By utilizing direct access via the Equinix Cloud Exchange, businesses no longer have to compromise on these essential requirements when accessing cloud providers.”

Equinix の CTO である Ihab Tarazi は、「 それこそが、インターネットに寄り添ってきたものである。 つまり、クラウドの世界において、企業のメリットを実現するためのカギは、どれだけ上手く接続できるのかという点に集約される。 そして、それらの企業は、オープンかつパブリックに共有されるインターネットを前提にするなら、そこにはセキュリティとパフォーマンスの制約があると認識している。 Equinix Cloud Exchange を介したダイレクト・アクセスを利用することで、それらのクラウド・プロバイダーにアクセスする企業において、この本質的な要件で妥協する必要性が消え去っていく」と、述べている。

Today over 4,500 customers, including 450 cloud service providers and 975 networks, are deployed within Equinix’s 100+ global data centers, which are located in close proximity to hundreds of thousands of enterprises. With the introduction of Cloud Exchange, Equinix is building upon its successful heritage and leveraging the power of interconnection to bring cloud buyers and providers together in new ways to realize the benefits of cloud computing.

現時点において、Equinix がグローバルに展開する、100 ヵ所以上のデータセンターに、450 のクラウド·サービス·プロバイダーと、975 のネットワークを含む、4,500 以上の顧客がリソースをディプロイしている。そして、それらのデータセンターは、無数とも言えるエンタープライズに隣接している。Cloud Exchange の導入は、インターコネクションのパワーを継承/活用するかたちで、Equinix が成功し続けることを意味する。それにより、クラウド·コンピューティングのメリットを実現するための新しい方式が、クラウドのバイヤーとプロバイダー、双方にもたらさせるようになる。

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実は、すでにカテゴリ<Equnix>は作ってあって、このポストで 10本目という計算になります。 同社の IBX(International Business Exchange)に Amazon AWS が接続されたのが 3年前であり、今年は Performance Hub がサポートされ、さらには、この Cloud Exchange が加わったわけです。コンピューティングやストレージの拡張性というより、ネットワークにおける品質を全面に押し出した Equinix の各種サービスが、クラウド・ビジネスにおける「美味しいとこ取り」をしているような気がしてならないのです。

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