Agile Cat — in the cloud

アメリカ音楽産業 2014:ストリーミングの売上が、ついにCDを上回る!

Posted in Entertainment, Research by agilecat.cloud on March 26, 2015
U.S. Streaming Revenues Surpassed CD Sales in 2014
Felix Richter – March 23rd, 2015
http://www.statista.com/chart/3333/us-music-revenues-2014/
 
Statista.png
 
In 2014, for the first time ever, music streaming services generated more revenue than CDs in the United States. Having been the most important source of income for the music industry since the early 1990s, the CD was dethroned by digital downloads as recently as 2012, the same year download revenues hit their peak.
 
アメリカの音楽ビジネス 2014年は、収益面おいてストリーミング・サービスが CD を、初めて上回るという歴史的な年になった。音楽業界における収益は、1990年代初めから最も重要な指標とされている。そして、2012年には、デジタル・ダウンロードの収益がピークに達し、その年から CD を上回り続けている。
 
US_Music_Revenues_2014This chart shows U.S.
recorded music revenues.
 
According to the Recording Industry Association of America, CD sales amounted to $1.86 billion last year while streaming services such as Spotify, Pandora or iTunes Radio contributed $1.87 billion to the music industry’s total of almost $7 billion. Revenue from permanent downloads amounted to $2.58 billion, continuing the downward trend as consumers turn to streaming services instead. Within three years, the number of paid streaming subscribers more than tripled from 1.8 million to 7.7 million.
 
Recording Industry Association of America によると、昨年の音楽産業は全体で $7 billion 程度に達しているが、従来からの CD 売上が $1.86 billion だったのに対して、Spotify/Pandora/iTunes Radio といったストリーミング・サービスが $1.87 billion を売り上げる結果となった。パーマネントなダウンロードからの収益は、$2.58 billion に達しているが、消費者はストリーミング・サービスへと流れており、その減少傾向は止まっていない。これからの 3年以内に、有料のストリーミング・サブスクライバー数は、現在の 180万人から 770万人へと、3倍以上に増加すると見込まれている。
 
The recorded music industry in the U.S. now generates roughly two thirds of its revenue from digital sources, indicating how drastically the music market has changed since the beginning of the 21st century.
 
いまの、アメリカ音楽業界はデジタル・ソースに対して、収益の約 2/3 を依存している。つまり、21世紀の初めから、きわめてドラスティックに、音楽産業が変化してきたことが示されている。
 
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research_55ついに、ストリーミングが CD を抜いたのですね。 そして、この勢いだと、ダウンロードを追い抜くのも時間の問題ですね。 このポストを訳しながら、今朝も音楽を聴いていますが、Agile_Cat のお気に入りは、RadioTunes という AOL のストリーミング・サービスです。 月額 $5(年間だと割引)で、100種類くらいのジャンルから、320 kbps の MP3 が、広告抜きで降ってきて、とっても快適なのです。 なんというか、音楽ソースは、所有するものでは無くなってきている感じがします。 そう考えると、このチャートが示す変化は、きわめて妥当なものと思えてきます。_AC Stamp
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スマート・ウォッチへの期待: iOS ユーザーが Android ユーザーを、大幅に上回る!

Posted in Apple, Research, Wearable by agilecat.cloud on March 18, 2015
Good news for the Apple Watch: Most people who want a smartwatch want one running Apple’s iOS
Dave Smith – Feb. 20, 2015
http://www.businessinsider.com/most-people-want-ios-smartwatch-2015-2
 
_ Business Insider
 
Though plenty of companies have been starting to build and release smartwatches and smart fitness trackers over the last year or so, most people are looking forward to seeing how the Apple Watch will drive demand for the product category when it launches in April. So, it shouldn’t be a surprise that more people want a smartwatch running iOS than any other operating system, including Android.
 
昨年あたりから、数多くの企業がスマート・ウォッチおよびスマート・フィットネス・トラッカーを開発し、また、それらを発売しているが、大半の人々が楽しみにしているのは、Apple Watch が 4月にローンチするときに、この製品カテゴリにおける需要が、どのように促進されるのかという点だろう。したがって、驚くべきことではないが、iOS ユーザーの方が、Android などの他の OS ユーザー以上に、スマート・ウォッチを望んでいるという結果が示されている。
 
SmartWatch_iOS_Android
BI Intelligence
 
Based on global online survey data collected in October 2014 and charted for us by BI Intelligence, roughly one-fifth of smartphone owners are interested in pairing a smartwatch with their phones — but 31% of respondents who wanted a smartwatch said they wanted one running Apple’s iOS. By comparison, only 12% of respondents had interest in an Android-powered smartwatch. Though Apple Watch and Android Wear watches offer similar functionality, only Apple’s watch will also support Apple Pay, the company’s new mobile payments platform that will let iPhone owners pay for goods with their wrists.
 
2014年10月に収集された Global Online Survey Data をベースに、BI Intelligence が作成したチャートによると、スマホ・オーナーの約 1/5 が、それとペアになるスマート・ウォッチに興味を持つとされる。しかし、Apple iOS オーナーに限定すると、その比率が 31% に跳ね上がる。その一方で、Android が搭載されたスマート・ウォッチとなると、興味をもつ人々は 12% に下がってしまう。Apple Watch と Android Watch は、似たような機能を提供するが、Apple Pay への対応のみが大きな違いとなる。つまり、この新しいモバイル決済プラットフォームのサポートにより、iPhone オーナーたちは手首を動かすだけで、商品に対する支払いを完了できるようになる。
 
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Wearableなるほどと思ってしまう調査結果です。 Android ユーザーの Agile_Cat は、スマホの時代になって、腕時計をしていなくても、非常識と思われなくなって喜んでいる派なのです。 つまり、腕になにか付いているのが鬱陶しくて、すぐに外してしまうので、すぐに無くしてしまうのです。最近、これはマズイと思っているのが、セミナーの講師をやるときです。 いつも、目覚まし時計を持って行かなければと思いつつ、忘れてしまうことが多いです。白状しますが・・・ このところ、時間超過の常習犯になっています。。。_AC Stamp
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日本と世界のインターネット・トラフィック:2015年/2月

Posted in Research, Stat Counter by agilecat.cloud on March 16, 2015

ドイツで苦戦する Google と、忘れる権利の関係は・・・
http://gs.statcounter.com/
Agile_Cat_Loupe
2015年の 1月に続いて、Stat Counter のトラフィック分析結果をクリッピングしました。先月と同じく、プラットフォームごとの分析は止めにして、モバイルも、タブレットも、そして Mac も Windows も、すべてが混在の分析です。 具体的には、1:Browser/2:Browser Version/3:Operating System/4:Search Engine/5:Search Site/6:Social Media/7:Platform の順となります。

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今月は、ドイツを見ていきたいと思います。 これまで、ヨーロッパの国々にフォーカスしたことがなく、どのような状況なのかも見当が付いていませんでした。 そして、メルケルさんも来日したことだし、ちょっとドイツを覗いてみようと思ったら、かなりの驚きの結果となりました。 _ Germany Browser

まず、ブラウザのトラフィックですが、2014年10月を境に、がっくりと Chrome が減っています。 これまでも、Firefox が強かったのですが、Chrome が逆転した途端に揺り戻しが起きているようです。 世界中、どこへ行っても常勝ムードの漂う Chrome ですが、このドイツの動きを見ると、なんというか、嫌われているという感じがしてしまいす。 ひょっとして、「Google に対する忘れる権利の適用」の問題かと思って調べてみたら、2014年9月10日の日経に「Google、忘れられる権利を話し合う公開討論会を欧州7都市で開催」という記事がポストされていました。 直接的な因果関係が証明されるわけでは有りませんが、以下の OS トラフィックを示すチャートでも、その辺りから Android が一人負け状態に陥っているのを見ると、そんな雰囲気を強く感じてしまいます。 _ Germany OS

Agile_Cat も、この問題に関しては、2014年5月の「EU の 司法が Google に課した、人々の忘れる権利を護れという命題とは?」と「Google への 忘れてほしいリクエスト:初日だけで 12000 件が集まる – from EU」で、その概略を伝えてきました。 こうしてみると、ヨーロッパの人々は、巨大な権力を握る存在に対して、とても敏感なのだと思えてきます。考えてみれば、フランスでも、ロシアでも、ドイツでも、それに対して人々は対峙し続けているのでしょう。 話は Google に戻りますが、忘れる権利云々は別にして、ヨーロッパの人々から信頼を得るための、なにかが必要な時期に差し掛かっているのだと思えてきます。__AC Stamp 2

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Stat Counter

 

1

Browser 日本

Browser 世界

 

J1_Browser

W1_Browser

2

Browser Version 日本

Browser Version 世界

 

J2_Browser_Version

W2_Browser_Version

3

Operating System 日本

Operating System 世界

 

J3_OS

W3_OS

4

Search Engine 日本

Search Engine 世界

 

J4_Search_Engine

W4_Search_Engine

5

Search Host 日本

Search Host 世界

 

J5_Seaarch_Host

W5_Seaarch_Host

6

Social Media 日本

Social Media 世界

 

J6_Social_Media

W6_Social_Media

7

Platform 日本

Platform 世界

 

J7_Platform

W7_Platform

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忙しい中、慌ただしく来日し、慌ただしく離日していった、メルケルさんですが、日本に伝えたかったメッセージは、「私たちの今のドイツは、戦前のドイツと戦い続けているし、民主的なドイツを守るために、昔のドイツと未来永劫戦い続ける」ということなのでしょう。 そして、Google と Facebook ですが、少なくとも この二社には、自らの権力を行使できないような、なんらかのソーシャル・モデルを考え、また、約束して欲しいと、繰り返しになりますが、そんなふうに思ってしまうのです。__AC Stamp 2

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<関連>

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日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/12月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/11月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/10月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/9月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/8月

WhatsApp と サッカー狂たち:その面白い関係を1枚のチャートで!

Posted in Facebook, Research, Social, Weekend, WhatsApp by agilecat.cloud on March 8, 2015
WhatsApp may be the next major platform for publishers
Dave Smith – Mar. 6, 2015
http://www.businessinsider.com/whatsapp-may-be-the-next-major-platform-for-publishers-2015-3
 
_ Business Insider
 
WhatsApp is one of the most popular messaging apps in the world — Facebook recognized its potential last February and dropped a whopping $19 billion on it — but it also has an unexpected use case in some parts of the world.
 
この世界において、WhatsApp は最も人気のあるメッセージング・アプリの一角を占めている。 そして、昨年の 2月に、それを分かっている Facebook が、$19 billion という膨大な資金を投入したのだが、この世界の一部の地域で、WhatsApp が驚きのユースケースを有していることが判明した。
 
WhatsApp for News
BI Intelligence
 
According to data from a 2014 Reuters Institute Survey charted for us by BI Intelligence, a significant portion of WhatsApp users in Spain, Italy and Brazil report using the app to get their news, even though the average across all global markets was only 6%, or one out of 20 internet users.

2014 Reuters Institute Survey のデータを、BI Intelligence がチャートにしてくれた。それによると、Spain/Italy/Brazil などにおける大量の WhatsApp ユーザーたちが、このサービスを介して、ニュースを取得しているようだ。ただし、それらの国々は、グローバル市場全体の 6% を、つまり、インターネット・ユーザーの 1/20 を占めるに過ぎないことを断っておく。

In some cases, like Spain, WhatsApp has even dwarfed Facebook in terms of referrals to news pages: The country’s popular soccer team, Valencia, said WhatsApp drove one-third of shares among the four sharing “buttons” listed on its site, even though the WhatsApp button only appeared on mobile.
 
たとえば Spain のような国では、ニュース・ページへの導線という観点で、WhatsApp は Facebook の存在を希薄なものにしている。同国の人気サッカーチーム Valencia が言うには、同チームのサイトに並べられている 4種類の [Share Button] 中で、WhatsApp は 1/3 ものタップ数を稼ぎ出しているようだ。 そして、[WhatsApp Button] は、モバイルだけに存在することも忘れてはならない。
 
In February, WhatsApp reported it has more than 700 million monthly active users.
 
この2月に、WhatsApp は、700 million の MAU(monthly active users)に達したとレポートしている。
 
BI Intelligence
 
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weekendあの買収劇から、もう1年が経ってしまったのですね。 それにしても、スペイン/ブラジル/イタリア/ドイツ/イギリスという並びって、そのままサッカー熱狂度の順位になりそうで面白いです。 もちろん、これらの国々の人々が、サッカーだけに関心を持っているという話ではありませんが、WhatsApp がサッカー・チャネルになっているという可能性は大ですね。 そのうち、WhatsApp のロゴに使われている受話器のマークが、サッカー・ボールに変わってしまうのでは、、、と、余計な心配までしてしまいます :) 以下の関連リンクは、昨年の WhatApp 買収のときの特集です。 よろしければ、ご参照ください。_AC Stamp
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<関連: わっつ WhatsApp >
① 買収額の $19 Billion を、歴史の中に位置づけてみる
⑤ 今年の試算だと、テレコムたちは $33 Billion も奪い取られる
⑥ キャリアの SMS ビジネスを、メッセージ・アプリたちが破壊する
 

Twitter が Google と Facebook に優っているのは? それを示す1枚のチャート!

Posted in Advertising, Research, Twitter by agilecat.cloud on March 5, 2015
Twitter has one major advantage over Google and Facebook
Dave Smith – Feb. 27, 2015
http://www.businessinsider.com/twitter-revenue-per-advertiser-exceeds-google-facebook-2015-2
 
_ Business Insider
 
As of November, Twitter had just 60,000 advertisers, which is small fries compared to Google (4 million) and Facebook (2 million). But Twitter has one big advantage: It makes much more money per advertiser than either of those giant internet companies.
 
2014年11月の時点で、Twitter の広告主数は 60,000 件たらずであり、Google (4 million) や Facebook (2 million) と比べると、はるかに少ない。 しかし、Twitter にも、優位に立っている点がある。つまり、それらのジャイアント・インターネット企業とくらべて、広告主ごとにの売上で上回っているのだ。
 
bii-sai-cotd-avg-rev-per-user1024
BI Intelligence ( x 1000 )
 
Based on data from Macquarie Securities and company filings charted for us by BI Intelligence, Twitter’s average revenue per advertiser was just shy of $21,000 last year, roughly three times that of Facebook at $7,000 per advertiser, and well ahead of Google’s $16,000 per advertiser. Macquarie believes Twitter is so effective because it focuses on the biggest  brands as opposed to smaller businesses.
 
Macquarie Securities からのデータと情報をベースに、BI Intelligence が作成したチャートを見ていこう。Twitter における広告主たちの平均売上は、昨年の時点で $21,000 弱であるが、Facebook の $7,000 に対して、約3倍というレベルに達している。そして、Google の $16,000 すら上回っているのだ。Twitter のターゲットは中小企業ではなく、大手ブランドであるため、この数値が高いと、Macquarie は捉えている。
 
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twitter-55aいつものように、なにかとタイヘンな Twitter ですが、大手ブランドを相手にした、広告ビジネスが軌道に乗りつつあるのでしょうか? しっかりとした収益モデルが確立されると、そのサービスも拡充されていくはずなので、ここは踏ん張りどころですね。 たくさんの、日本のファンが応援しています。 ガンバレ Twitter! _AC Stamp
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<関連>
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激変するスマホ市場とプレイヤーたち:2010 〜 2014 の変遷を1枚のチャートで!

Posted in .Chronicle, Apple, Google, Mobile, Research by agilecat.cloud on February 28, 2015
Smartphone Duopoly Pushes Competition to the Fringes
Felix Richter – February 26th, 2015
http://www.statista.com/chart/3268/smartphone-os-market-share/
 
 Statista.png
 
Five years ago, the smartphone market was quite fragmented. BlackBerry was still going strong, Symbian was present on millions of Nokia phones and Samsung was still experimenting with its own operating system, Bada.
 
5年前のスマートフォン市場は、それぞれのプラットフォームにより切り分けられていた。 そのころの Blackberry は強さを維持し、Nokia のデバイスでは大量の Symbian が走り、Samsung は Bada という独自 OS を実験していた。
 
Smartphone_OS 2010-2014This chart breaks down global smartphone shipments by operating system.
 
このチャートは、グローバルにおけるスマホ OS 出荷台数を示している。
 
Nowadays, there are basically just two relevant smartphone platforms left. Devices running Android and iOS accounted for more than 96% of global smartphone shipments in 2014, according to data published by IDC. The only other platform with so much as a hint of relevance left is Windows Phone, although Microsoft surely had other numbers in mind when it debuted Windows Phone 7 in 2010.
 
しかし、いまでは、大まかなところで、2つのスマートフォン・プラットフォームだけが存在感を発揮する状況となっている。IDC が発表したデータによると、2014年のグローバル市場では、出荷されたスマートフォンの 96% 以上が、Android と iOS により占められている。その他のプラットフォームとしては、少ないながらも Windows Phone がシェアを確保しているが、2010年に Windows Phone 7 がデビューしたときの Microsoft は、いま以上の存在感を有していたのだ。
 
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mobile_552010年の 3億台から、2014年の 13億台へと、大きく成長したスマホ・マーケットの状況が、とても把握しやすいかたちでチャート化されていますね。 その内訳の変化も興味深いですが、2014年の iOS が 約2億台ですから、それを 1.5倍しただけで、2010年の全体に達してしまうというのも驚きです。 Agile_Cat の 2010年はというと、Symbian を使っていましたが(いわゆるノキチ)、もう無理だという思いから、試しに Android を触り始めたころだったと記憶しています。 すべてが、あっという間に変わってしまった、という感じです。_AC Stamp
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Apple Pay が絶好調! 2019年の 店頭モバイル決済は $800 B を超える?

Posted in Apple, Google, Mobile, Research, Telecom, Uncategorized by agilecat.cloud on February 27, 2015
The Apple Pay effect is real — in-store mobile payments volume will top $800 billion in 2019
John Heggestuen – Feb. 23, 2015
http://www.businessinsider.com/mobile-payments-will-see-apple-pay-boost-2015-1
 
_ Business Insider
 
Mobile payments — the use of phones to complete transactions in stores instead of cash and physical card swipes — are going to grow much more quickly than many observers believe. In no small part, this will be thanks to the growing popularity of Apple’s new Apple Pay system.
 
モバイル決済とは、これまでの現金による購入や、カードによる支払い換えて、店頭にもモバイル・トランザクションを持ち込むものであるが、大半の評論家が考えているよりも、はるかに速いスピードで成長しようとしている。 Apple が広めようとしている、Apple Pay システムが普及し始めたことが、この新しいトレンドの引き金になっている。
 
 
forecast_mobile payments
BI Intelligence
 
In a new in-depth report on mobile payments from BI Intelligence, we explain how a few US retailers account for the vast majority of over $4.7 trillion in aggregate payment volume. Many of these retailers have already adopted the technology necessary to accept mobile payments from Apple Pay and similar apps, or plan to. It only takes a handful of these large retailers to drive an explosion in mobile payment volume and that’s precisely what we think is going to happen.
 
BI Intelligence がモバイル決済について、詳細まで掘り下げた最新レポートには、アメリカにおける一握りの小売業者が、店舗における支払総額である $4.7 trillion の、大半を占めている状況が示されている。そして、これらの小売業者の多くが、Apple Pay などのモバイル・アプリ決済に必要なテクノロジーを採用するか、計画しているという状況にある。そこから見えてくるのは、一握りの大手小売業が、大量のモバイル決済を生み出すという、今後の予測だけではない。つまり、いま起こっていることについて、私たちの視点を正確に示すものにもなっているのだ。
 
Here are some of the key takeaways from the report:
 
以下のような要点が、このレポートから読み取れる:
 
  • Explosive mobile payments growth: We forecast US mobile payment volume to grow at a five-year compound annual growth rate of 172%. Volume will rise to $818 billion by 2019, or just under 15% of total US payment volume.
  • Apple Pay is showing early signs of success: Payments made through Apple Pay accounted for between 0.1%-1.6% of transactions at five top retailers in the month following the launch of the feature. Considering that the feature can only be used on the new iPhones we think that’s indicative of exceptional momentum.
  • CurrentC isn’t dead on arrival: Despite a firestorm of bad press for the yet-to-be launched mobile wallet from the MCX retail consortium, which includes Wal-Mart, there is still a chance it could have some success. CurrentC retailers account for over $1 trillion in annual volume and we think these retailers are going to push it aggressively to their customers. Even with mediocre results, that adds up to a lot of payment volume in aggregate.
  • Android mobile wallets are benefiting from Apple Pay: Multiple sources confirm that Google Wallet saw a jump in payment volume following the launch of Apple Pay. Softcard (formerly Isis), a mobile wallet backed by big wireless carriers including Verizon, also struck a number of new deals that were likely a result of retailers attempting to give their customers an Android-based alternative to Apple Pay.

 

  • モバイル決済の爆発的な成長:私たちの予測によると、米国のモバイル決済額は、これからの 5年間において、172% という年複利成長率を達成する。その決済額は、2019年の時点で $818 billion に至り、米国における総決済額の 15% をカバーすることになる。
  • Apple Pay が成長の兆しに:Apple Pay を介した決済額は、この機能が立ち上げられた翌月の時点で、Top-5 小売店で 0.1%〜1.6% という数字を達成している。この機能を利用できるのが、最新の iPhone に限られていたという状況を考えると、例外的な勢いを示す指標になるはずだ。
  • CurrentC が生き返った:立ち上がる前から酷評されていた、小売業コンソーシアム MCX(Wal-Mart を含む)のモバイル・ウォレットだが、いくつかの成功を手にする可能性が残されている。その CurrentC は、年商が $1 trillion 以上の小売業者が用いるものであり、顧客に対して積極的にプッシュしているはずだ。そして、結果が平凡なものであっても、それらを集めれば、相当量の決済額になるだろう。
  • Android アプリも Apple Pay に続いていく:数多くの情報筋が確認しているが、Apple Pay の立ち上げを受けて、Google Wallet の決済額も急激に伸びている。Softcard(以前の Isis)は、Verizon などの大手ワイヤレス・キャリアが支援するモバイル・ウォレットであるが、Apple Pay に対抗する Android ベースのサービスへと顧客たちを誘導し、小売店での新たな取引を伸ばしている。
 
Access the Full Report By Signing Up For A Risk-Free Trial Membership Today
 
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mobile_55いわゆる、お財布ケータイのことなので、日本ではイマサラ感が漂ってしまいます。 しかし、Apple にとっては、新たな収益源としての大きな可能性を示すものになりますね(カード会社との協業?)。 そして Google がモバイル・キャリアと組んだことで、CurrentC を交えた三大勢力に整理された、という気がしてきます。 その一方では、中国の春節で、WeChat が「モバイル お年玉決済」を成功させ、とんでもない扱い高を記録したとか。。。 世界中で、人々の日常に、どんどんとモバイルが入り込んでいるという感じがしますね。 _AC Stamp
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iPad が創り出したタブレット市場で、Apple のシェアが低下:それを示す1枚のチャート!

Posted in .Chronicle, Apple, Post-PC, Research by agilecat.cloud on February 26, 2015
Apple is losing the tablet market it created with the iPad
Dave Smith – Feb 25, 2015
http://www.businessinsider.com/apple-tablet-market-share-2015-2
 
_ Business Insider
 
Global tablet shipments are rising, but a new report from Strategy Analytics says Apple’s tablet market share continues to slip, despite its utter dominance just a few years ago. Based on Strategy Analytics data charted for us by BI Intelligence, the iPad’s global market share dropped 20%, from a 32.6% share in 2013 to 26.1% in 2014.
 
Strategy Analytics の新しいレポートによると、グローバルにおけるタブレットの出荷台数は上昇している。 しかし、このタブレット市場で、わずか数年前には圧倒的な優位性を誇っていた、Apple のシェアは下落し続けている。Strategy Analytics のデータをベースに、BI Intelligence が作成したチャートを見ると、グローバルにおける iPad は、2013年の 32.6% から 2014年の 26.1% へと、6% ほどシェアを落としている。
 
Tablet 2014
BI Intelligence
 
注記: チャートの文章の内容に、食い違いがあります。とりあえず、チャートに合わせて文章を修正していますが、あくまでも参考としてください。 Strategy の Web ページも調べてみましたが、有償レポートの購入ページであり、確認できませんでした。
 
Strategy Analytics says the leading tablet makers can no longer “rely on inertia alone” as other smaller players are beginning to offer cheaper tablets with competitive features. But Apple CEO Tim Cook is still confident in the iPad, especially in businesses: Last month, he said the company’s partnership with IBM could help “move the dial” with sales, and the rumored 12-inch iPad could certainly improve Apple’s tablet market share, especially if it offers businesspeople more features for advanced productivity.
 
Strategy Analytics に言わせると、充分な機能を備えた競争力のあるタブレットを、弱小メーカーが安価に提供し始めるにつれて、もはや大手メーカーは「慣性に依存」するだけの存在になっているようだ。しかし、Apple の CEO である Tim Cook は、とりわけエンタープライズにおいて、これからの iPad に自信を覗かせている。先月に Cook は、Apple が IBM と提携したことで販売が促進され、また、ウワサの 12-inch iPad が必ず Apple のシェアを回復させると述べている。さらに、優れた生産性を必要とするビジネス・ユースに対して、より多くの機能を提供するときに、その傾向は顕著になると続けている。
 
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Post-PCスマホのような小型化が不要で、大型のバッテリーの搭載も容易なタブレットの世界は、すでに価格という要因が、もっとも重要になっているのでしょうかね?  さらに言えば、もともと PC を持っていない、途上国のマーケットが、このマーケット全体を押し上げているので、iPad が苦戦している状況となっているのでしょうか? 上記のチャートの、赤い [Other] の内訳が知りたいですね。_AC Stamp
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2014 Agile Cat:iOS/Android/iPad/Chromebook の マトメ
 
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