Agile Cat — in the cloud

一番の お客様は Amazon 様です: Google AdWards の凄まじさを示す1枚のチャート

Posted in Advertising, Amazon, Google, Research by Agile Cat on September 17, 2014

CHART OF THE DAY: Amazon Spends A Ton Of Money To Advertise Itself On Google
Dave Smith – Sep 16, 2014

_ Business Insider

Google’s main source of revenue is its advertising platform, AdWords — but it’s also the key portal for businesses to have their products seen on the web, and in search results. Companies pay millions of dollars to Google each year for quality real estate in Google, but no company spends more than Amazon, which reportedly dropped $157.7 million on US search ads in Google last year.

Google の主たる収入源は、その広告プラットフォームの AdWards である。 そして、各種のプロダクトを Web ページや、検索結果に表示したい企業にとって、それは主要なポータルでもある。それらの企業は、Google 内に広告スペースを確保するために、数百万ドルという対価を、毎年のように Google に支払うが、Amazon ほど突出した広告主は、他にはいない。伝えられるところによると、昨年の Amazon は、アメリカ国内における Google 検索広告に、$157.7 million という巨額を支払っている。

_  space

Business Insider Intelligence

According to a new ranking from Ad Age DataCenter charted for us by Business Insider Intelligence, Amazon spent nearly more than double the amount on Google search ads as the next group on the list, Priceline Group, which owns several properties related to travel-related purchases like airline tickets and hotel stays. But even though Amazon is spending a lot of capital to put its business ahead of others in search and display ads, the company also generated $750 million in ad revenue last year, and is expected to earn more than $1 billion this year, according to eMarketer.

Ad Age DataCenter のランキング をベースにして、Business Insider Intelligence が作成したチャートによると、Google 検索広告の売上リストでトップに立つ Amazon は、二番手の企業である Priceline Group(航空券やホテルなどの予約サイト)の 2倍近くの対価を支払っている。そしてAmazon は、検索とディスプレイの広告で、他社よりも多額の費用を支払っているにもかかわらず、自社でも $750 million という広告収入を、昨年に稼ぎだしている。eMarketer によると、今年の Amazon は、$1 billion 以上の広告収益を上げると予測されている。

Disclosure: Jeff Bezos is an investor in Business Insider through his personal investment company Bezos Expeditions.


$157.7 million というと、$1=100円で換算して 約160億円ですか。つまり、10億円以上の広告費が、Amazon から Google に流れているわけです。まぁ、この業界、激しく戦うところもありますが、持ちつ持たれつのところもあると、このチャートが語っているようにも思えてきます。 それにしても、凄まじいメカニズムを、Google は確立しているのですね。 それは、Facebook にも言えることなのですが・・・



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Cloud Storage の調査:ストレージ・コストは、無償化へ向けて下がり続けるだろう

Posted in On Monday, Research, Storage by Agile Cat on September 15, 2014

Cloud Storage: Will Storage Eventually Be Free?
By Dick Weisinger – September 9th, 2014

_ formtek

The cloud data storage market, both public and private, is currently on the order of $13.57 billion in 2014, growing at a compound annual rate of 33.1 percent, and on target to exceed $57 billion in market size by 2019, according to a survey by MarketsandMarkets.  The report breaks down the cloud storage market into the categories of cloud storage gateways, backup and recovery, data movement and access, data replication, archiving, security and storage resource management, and professional services.

MarketsandMarkets の調査によると、パブリック/プライベート・クラウド・データ・ストレージ市場は、2014年の時点で $13.57 billion の規模にいたっている。 そして、33.1% の年率で成長し、2019年までに $57 billion という市場規模に到達するようだ。そのレポートにおいて、クラウド・ストレージ市場は、クラウド·ストレージ·ゲートウェイ/バックアップとリカバリ/データの移動とアクセス/データ・リプリケーション/アーカイブ、セキュリティとストレージのリソース管理/プロフェッショナル・サービスといったカテゴリに分類されている。

But while as many as 90 percent of internet users are consumers of cloud-based applications, the use of cloud storage apps, like Dropbox and Google Drive,  is still at a comparatively much lower percent.  Cloud storage is an area that is expected to significantly grow in the near future.

インターネット・ユーザーの 90% が、クラウドベースのアプリケーションを使用している。 その一方で、たとえば Dropbox や Google Droive といったクラウド・ストレージの利用は、かなり低い比率ににとどまっている。つまり、クラウド・ストレージは、近い将来において、大きな成長が期待される領域となっている。

Some see cloud storage as becoming a commodity and eventually becoming a freebie where cloud providers make money from selling software, not storage.  Aaron Levie, Box founder, told the Mercury News that “we knew the cost of storage would eventually decline or drop to zero.”

一部の人々は、クラウド・ストレージが普及するにつれて、その費用は最終的に無償となり、クラウド・プロバイダーたちはストレージではなくソフトウェアを販売することで、対価を得るようになると見ている。Box の Founder である Aaron Levie は、「私たちは、ストレージのコストについて、最終的にはゼロまで低下していくと認識している」と、Mercury News に語っている。

Vineet Jain, co-founder and CEO of Egnyte, said that ”right now there is a huge arms race between Apple, Google, Microsoft, and now Amazon has thrown their hat in the ring.  These four guys are capable of making it free or nearly free, and the price points that you’re seeing from these vendors such as Box will have to come down, or they will have a shrinking user base. You cannot out-compete Microsoft and Google on price — you just can’t.”

Egnyte の Co-Founder and CEO である Vineet Jain は、「いま、まさに、Apple/Google/Microsoft による覇権争いがあり、そこに Amazon が参入しようとしている。それらの 4社は、ストレージの対価を無料もしくは、ほぼ無料というレベルに引き下げることが可能である。そうなると、Box のようなベンダーは、価格を引き下げるか、ユーザー・ベースを縮小するようになる。 価格という視点では、Microsoft や Google などと、競合することは不可能なのだ」と述べている

Mark Peters, senior analyst at Enterprise Strategy Group, told the Enterprise Storage Forum that “Box is often referred to as a storage company, but it is really a SaaS company that happens to have storage.  The value is in the application – streamlining sharing and collaboration across the knowledge worker ecosystem of collaborators and devices. The more people (and therefore data) you get into your ecosystem, the stickier this scenario becomes for the provider – because there might now be a commensurate increase in enterprise licensing fees to balance the increased demand for ‘free’ storage, and for the users – because migration costs become painful… So free storage is good for the provider as it compels usage, and can lead to an inability to go elsewhere, even if the ‘free’ starts to cost sometimes.”

Enterprise Strategy Group の Senior Analyst である Mark Peters は、「多くのケースにおいて、Box はストレージの企業と思われているが、実際のところは、ストレージを持つことで成り立つ SaaS 企業である。その価値は、コラボレーターやデバイス横断する、ナレッジ・ワーカーのためのエコシステムで、共有と協調を効率化するアプリケーションにある。つまり、そのエコシステムに、数多くの人々(データも)が参加することで、このプロバイダーにとって、継続性のあるシナリオが生じてくる。なぜなら、適切なエンタープライズ・ライセンス費用の増加と、無料のストレージへの要求の高まりが、上手くバランスするからである。そして、ユーザーにとっては、マイグレーション・コストが痛みを伴うものとなっていく。そうなると、無料のストレージが、ベンダーにとって求心力として機能するようになる。どこかのタイミングで、無償化が始まるにしても、ユーザーたちは何処かへ移行することはなく、新たなサービスに対価を支払うことになる」と、Enterprise Storage Forum で述べていた。


データの移行をともなう、クラウド間でのマイグレーションは、オンプレミスで言えばシステムの総入れ替えになるのでしょう。 もちろん、クラウド・プロバイダーに支払う対価は、オンプレミスと比べて低く抑えられます。 しかし、移行したデータが、以前と同じように利用できるかどうかを確認するためのコストは、クラウドだからとって安くなるわけではありあせん。 Box や Dropbox といった新しい勢力が、大手のストレージに顧客を奪われることなく、そのサービスを拡大していけるなら、ユーザーの選択肢が増えることにつながりますので、ここは、ぜひ、頑張り切ってもらいたいですよね〜〜〜 



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それぞれのモバイル・ユーザーが、お気に入り Top-4 アプリを多用している:それを示す1枚のチャート

Posted in Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on September 13, 2014

CHART OF THE DAY: Most People Use Only 4 Apps

Dave Smith – Sep. 5, 2014

_ Business Insider

In July, new data from Nielsen said there’s an “upper limit” to how many apps a person will use each month — roughly 22 to 28 apps, on average. But according to new data from comScore, which was charted for us by Statista, people spend the vast majority of their time on a small fraction of their total apps.

この 7月に Nielsen が更新したデータは、モバイル・ユーザーが 1ヶ月に使うアプリの種類には上限があると、つまり平均で 22〜28 タイトルであると述べていた。しかし、comScore からのデータを、Statista のチャートを介して確認すると、たとえ人々が多様なアプリを使うにしても、一握りのアプリに対して大半の時間が費やされている、という状況が見えてくる。

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According to the report, when people use their phone, 75% of the time they are using one of their four favorite applications. A consumer’s most-used application is used about 42% of the time — this is likely a messaging application like iMessage, WhatsApp, or Facebook. Users’ other top three most-used apps are used 17%, 10%, and 6% of the time, respectively. Users generally spend about 12% of their phone time with all of their other lesser-used apps.

このレポートによると、人々がモバイルを使用するとき、その時間の 75% が、お気に入りアプリ Top-4 に費やされている。その中でも、ユーザーたちが最も使用している Topー1 アプリは、全体的な時間の 42% を占有しているが、おそらく IMessage や、WhatsApp や、Facebook といったメッセージング・アプリになるのだろう。そして、以下に続く Top-2・3・4 アプリが、17%、10%、6% という時間を、それぞれ占有している。そして、だいたいのユーザーが、その他の使用頻度の低いアプリに、全体の 12% に相当する時間を費やしている。


こういう調査結果を読むと、なんとなく自分自身のモバイル利用が確かめたくなり、スマホを手に取り、じっと眺めてしまいます。このスクリーンショット(クリックで拡大)が、いまメインで使っている Android なのですが、Facebook、FB Message、WordPress、Business Insider を使っている時間が圧倒的に多く、やはり 4種類となりました。 そして、Top-5 以降ですが、、、カレンダーは Sunrise から Google を参照し、とても重宝していますが、あまり予定がないので、それほどは使いません。 メールには、来るなと念力をかけているので、これも、それほど使いません。 同様に、電話アプリにいたっては、第2スクリーンに押しやられています。 出かけるときには、Google Maps と SkyFM にお世話になっています。 この環境で Evernote を多用することは無いのですが、Business Insider からのクリッピングで、いつも頑張ってくれています。 SnapChat を使ってみようと思ってはいるのですが、立ち上がるといきなりカメラにつばがるので、ビビってしまいました :) それと、意外と重宝しているのが、Wired の下(左下)にある、Location Service ON/OFF ウィジェットです。 これがあれば、Google に足取りを補足されることもありません。 



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Posted in Apple, Mobile, Research by Agile Cat on September 11, 2014

CHART: Apple Introduced The iPhone 6 In Record Time

Dave Smith – Sep. 9, 2014, 4:22 PM

_ Business Insider

At each new iPhone announcement since 2007, Apple has taken time during its presentation to build up hype for the device before finally unveiling it to the public. For instance, based on previous iPhone announcement data we found on Quartz, Apple’s then-CEO Steve Jobs took about 30 minutes to set up the iPhone, discussing what it could actually do, before finally unveiling it to the crowd.

2007年から始まった、それぞれの iPhone の発表において、Apple は最終的なかたちを見せる前に、かなりの時間をプレゼンテーションに割き、新しいデバイスへの期待感を煽ってきた。 たとえば Quartz に掲載されている、これまでの iPhone アナウンスメントに関するチャートをベースにすると、当時の Apple CEO であった Steve Jobs は、それぞれの iPhone を定義するために平均で 30分ほどを要し、聴衆へ向けて実際に何ができるのかを説明してきた。

Dave Smith
Business Insider

For Tuesday’s announcement of the iPhone 6 and iPhone 6 Plus, however, Apple broke all its own records when it lifted the veil on both handsets just 8 minutes into the presentation. Perhaps it’s because most people had seen the iPhone by that point, or perhaps it’s because Apple needed to allot enough time to introduce its first wearable device, the Apple Watch.

しかし、この火曜日に行われたプレゼンテーションにおいて、Apple は iPhone 6 と iPhone 6 Plus のベールを、わずか 8分間で開き切ってしまい、これまでの歴史の中で最短となる記録を樹立したのだ。おそらく、その時点で大半の人々が、新しい iPhone を知っていたからなのだろう。 さもなければ、最初のウェアラブル・デバイスである Apple Watch の紹介に、十分な時間を割り当てたかったのかもしれない。

On average, Apple has spent 44 minutes during its product announcements before actually announcing the new iPhone — the average is skewed by the monstrous wait times for the iPhone 3G and iPhone 3GS (those poor attendees probably wanted a bathroom break), but over the last three years, that average has dipped to about 18 minutes, as Apple is spending more time discussing its other products, technologies, and services.

これまでの Apple は、新しい iPhone の説明を終えるまでに、アベレージで 44分を費やし、その背景などを説明してきた。ただし、この平均値は、iPhone 3G と iPhone 3GS のときの、とてつもなく長い説明時間により偏ったものとなっている(かわいそうな聴衆は、トイレに行きたかったはずだ)。そして、最近の 3年間を眺めてみると、Apple が他のプロダクト/テクノロジー/サービスの説明に、より多くの時間を費やすにつれて、iPhone の説明は平均で 18分にまで短縮されている。


今年は、Apple Watch があったので、こんなに短い時間で終わってしまったのでしょうが、発売が来年ということなら、もう少し iPhone について話しても良かったのかもしれませんね。 とは言え、その背景には、スマホ・テクノロジーの飽和という現実があるため、これまでのような、たくさんの説明が不要になったのかもしれません。 インドでは、iPhone 6 発表の前日に、40000台の Xiaomi Redmi 1S が、わずか 4.5秒で完売したそうです。おそらく、このプロダクト・カテゴリは、よりコモディティなものへ向かって、急加速してくのでしょう。



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Posted in Asia, Mobile, Research by Agile Cat on September 5, 2014

CHART OF THE DAY: The State Of The Smartphone Market Before Next Month’s Big Phone Announcements
Dave Smith – Aug. 29, 2014

_ Business Insider

The biggest names in technology — Apple, Samsung, and Google, among others — will unveil their next-generation smartphones starting in September. So before the new smartphone season officially begins, we thought it’d be interesting to take a look at the current landscape and see where it’s moving.

テクノロジー・ビッグネームの中でも、最大級の存在である AppleSamsungGoogle が、この 9月に揃って、次世代のスマートフォンを発表する予定である。この、新たなスマートフォン・シーズン始まる前に、現状のマーケットを見渡し、また、その動向を確認することは、とても興味深いことだと考えている。

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Business Insider Intelligence

Based on company data charted for us by Business Insider Intelligence, Samsung is the current market leader in terms of smartphone shipments, thanks to the growth of Android, while Apple’s market share has started to shrink, giving away some of its lead to emerging low-end smartphones from LG, Huawei, and Xiaomi, in particular. Still, as the competition heats up thanks to the newest cheap handsets coming out of China, Samsung and Apple maintain strong positioning as they head into the fall quarter and ever-important holiday season.

Business Insider Intelligence がチャートにしたデータを参照すると、Android の成長に支えられる Samsung が、出荷台数という面で、現在のマーケット・リーダーとなっている。そして、Apple のマーケット・シェアが縮小し始める一方で、とりわけ、LG/Huawei/Xiaomi といったメーカーたちが、新たなローエンド・スマートフォン市場をリードするという状況が見えてくる。China から投入される廉価版スマートフォンが、この競合をヒートアップさせてはいるが、この秋から冬へかけての、重要なホリデー・シーズンへ向けて、Samsung と Apple は、強いポジションを維持するだろう。


Xiaomi などに代表される中国勢および、Sony と LG などが増えた分だけ、Samsung と Apple がシェアを減らしています。 そして、Other のところに加算されているはずのインド勢が、つまり Micromax/Karbonn/Spice などが、廉価版 Android による新しい市場を作り出しているのでしょう。そして、2014年 Q1 の総出荷数は、3億台の間近まで迫っています。 年間で 13億台〜14億台のレベルまで、間違いなく到達するでしょうね。



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Alibaba と Amazon : 両社のスケールとビジネス・モデルを、インフォグラフィクスで比較する!

Posted in Alibaba, Amazon, Asia, Businesses, Research by Agile Cat on September 2, 2014

Alibaba vs Amazon in an infographic
August 30, 2014 – by Willis Wee

_ tech in asia

Alibaba vs Amazon? It’s tough to compare the two e-commerce companies given that each company subscribes to different business model. But that didn’t stop the guys at Smart Intern China to create an infographic  comparing the two giants.

Alibaba vs Amazon なのか? 2つのコマース・サイトを比較することは、両者が異なるビジネス・モデルを展開しているため、難しいものとなる。しかし、Smart Intern China の人たちは、二人の巨人を比較するインフォグラフィックの作成を止めようとしない。

Infographic ⇒ 

Infographic aside, it is perhaps important to note that Amazon and Alibaba each adopts different e-commerce models. Amazon follows the B2C model which purchases stock and maintains its own warehouse and logistics. Whereas Alibaba follows the C2C and B2B2C models (like Taobao and Tmall) which are open platforms and marketplaces.

このインフォグラフィックはさておき、Amazon と Alibaba が別々のコマース・モデルを採用していることに、注意する必要があるはずだ。Amazon は商品を仕入れ、また、独自の倉庫や物流を維持するかたちの B2C モデルを採用している。それに対して Alibaba は、C2C と B2B2C のモデル(たとえば TaobaoTmall)を採用し、オープンなプラットフォームとマーケットプレイスを目指している。

Despite generating substantially more revenue than Alibaba, Amazon isn’t yet profitable. Last year March, Alibaba’s Founder and Chairman Jack Ma slammed Amazon’s business model at a conference where he said the B2C model “is going to face a huge challenge.”

たしかに Amazon は、Alibaba よりも多くの売上を上げながら、それほどの利益を出していない。 昨年の 3月に、あるカンファレンスにおいて、Alibaba の Founder and Chairman である Jack Ma は、B2C モデルは「巨大な課題に直面しようとしている」と述べ、Amazon のビジネス・モデルを批判した。

We believe that putting (…) the traditional business just purely online – that’s not called e-commerce. In the future, business will not make money because of the scale, it’s because of the value – the different value – created. (…) I checked Amazon. They have $52 billion but they still do not make money, so ‘scale’ does not make any sense.

私たちの信念からすると(…)従来かのビジネスをオンラインに置き換えただけのものは、eコマースと呼べない。これからのビジネスでは、スケールだけを要因として、利益を得ることはできなくなる。なんらかの価値を、つまり別の価値を創造しなければならない。(…)私は、Amazon についてチェックした。彼らは、$52 billion の売上を有しているが、それほどの利益を上げていない。 つまり、スケールに意味が無いことを証明しているのだ。

He also went on to offer his opinion about e-commerce in China and in the US, describing e-commerce in the US a dessert.

また、彼は、China と US における eコマースについて見解を述べているが、US の eコマースをデザートのようなものだと評している。

“It’s supplementary to their main business, because the USA’s infrastructure of doing business is so good. So it is very difficult for e-commerce in the USA to grow, to develop, to surpass the traditional business,” Ma said. “But in China, because the infrastructure of commerce is too bad, then e-commerce becomes the main course.”

Jack Ma は、「 USA のインフラは、同国内でのメイン・ビジネスを実現する上で、とても素晴らしいものとなっている。したがって、US の eコマースは、そのメイン・ビジネスを補足するものであり、また、成長と進化に制約を持ち、従来からのビジネスを上回ることが、とても難である。しかし、China のビジネス・インフラは、あまりにも劣っているため、eコマースがメイン・コースになり得るのだ」と、述べている。

Alibaba is poised to go public on the New York Stock Exchange in what could be the biggest IPO in US and internet history.

Alibaba は、US 経済において、また、インターネットの歴史において、史上最大の IPO を達成するものとして、New York Stock Exchange で上場する態勢を整えている。

See: Jack Ma is now China’s richest person


何度となく、その名前を聞く Alibaba ですが、その規模やビジネス・モデルは、この記事を読み、インフォグラフィクスを参照することで、初めて知ったという感じがします。また、Jack Ma の話のうまさと頭の良さも、この短い逸話から充分に伝わってきますね。 そして、最近の中国やインドの動きを見ていて、IT 産業における内需の強さをヒシヒシと感じるのですが、それは、そのまま、日本の危機感にもつながるわけで、とても心細くなってしまいます。



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中国のインターネット・ユーザー:6.3 億人に到達! Mobile が PC を逆転!
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Government の調査: 米政府機関がクラウドを活用すれば、年間で約2兆円が節約できる

Posted in Government, On Monday, Research by Agile Cat on September 1, 2014

Cloud Computing: Government Agencies Bypass Savings

By Dick Weisinger – Aug 27. 2014

_ formtek

The cloud could save the government billions if only they were more open to cloud computing. An AT&T study found that the US Federal Government could save nearly $19 billion annually by adopting cloud technology.

私たちの政府は、クラウドを利用することで数十億ドル・レベルで経費を節約できるが、そのためには、クラウド・コンピューティングに対してもっとオープンになる必要がある。 AT&T の調査によると、US Federal Government がクラウド・テクノロジーを活用すると、年間で約 $19 billion も節約できること分かった。

The government has experimented with the cloud, but they’ve used primarily private clouds. The AT&T survey found that 44 percent of federal agencies think that their systems aren’t as cost effective as they could be because they’re avoiding the use of public and hybrid cloud technology.

同政府は、クラウドを実験的に利用してきたが、その主体はプライベートク・ラウドである。そして、AT&T の調査により、連邦政府を構成する組織の 44% で、実現できるはずの費用対効果が達されていないことが分かった。なぜなら、それらの組織が、パブリック/ハイブリッド・クラウド・テクノロジーを採用を回避しているからである。

When asked to self-grade themselves, most agencies say that the cloud isn’t a priority for them, and the majority of agencies give themselves a C-grade or below for their progress on adopting cloud technologies. The primary reason why agencies are reluctant to try the public cloud is security – 71 percent of the agencies cite this as their primary reason.

組織内における格付けについて尋ねると、大半のケースにおいて、クラウドの優先順位は低いという答えが帰ってくる。 そして、クラウド・テクノロジーの導入については、大部分の組織が C-grade 以下であるという、自己評価が下されている。また、それら組織が、パブリック・クラウドに消極的になるのは、主たる要因としてセキュリティの問題があるからだ。 それらの組織の 71% が、この問題を、主たる理由として挙げている。

Chris Smith, AT&T Government Solutions Vice President-Technology, said that “While cloud is not appropriate for every agency, in every instance, there’s no question it can deliver compelling efficiencies for many, if not most, applications and we’re seeing increased appetite from government customers for cloud conversion strategies – especially around community cloud solutions, which, for many agencies, represent an appealing mix of the cost, security, and feature choices that exist around cloud.”

AT&T の Government Solutions VP-Technology である Chris Smith は、「 すべての組織にとって、クラウドが適切という話ではないが、すべての実例において、効率を改善できることに疑問の余地はない。 大半とは言わずとも、そのようなアプリケーションがあるはずだ。さらに言えば、政府筋の顧客において、クラウドへの移行戦略が検討され始めていることも、私たちは確認している。その傾向は、コミュニティ・クラウド・ソリューションの周辺において顕著である。つまり、コスト/セキュリティ/機能といった観点で、既存のクラウドから適切な部分を選び出し、それらを混ぜあわせていくことが、数多くの組織が協調していく上で魅力的なのだろう 」と述べている。


最後の段落の、コミュニティ・クラウドという表現は、NIST のクラウド定義を指しているはずなので、それを前提に、若干ですが行間を補正しています。 また、よろしければ、カテゴリ NIST も ご利用ください。それにしても、2兆円というのは大きいですね。 そして、思うのは、日本だったら、どれくらいの節約になるのかという点です。 と言うより、国と地方を合わせて、いくらのコストを IT に費やしているのか、そこから計算すべきなんでしょうね。 それとも、どこかに、その数字があるのでしょうかね?



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Hybrid 対 Public : ユーザーとっての必要性と、ベンダーの目論見は、どこで交差するのか?

Posted in Private Cloud, Research, Hybrid by Agile Cat on August 26, 2014

Hybrid and private vs. public cloud strategies: Assessing the duel

By Larry Dignan for Between the Lines |July 6, 2014

_ zdnet normal

Summary: EMC will talk hybrid cloud this week—and new systems of course. AWS will obviously pitch public cloud. Your cloud reality will probably land in the middle.

Summary: 今週は(7月初旬の話)、EMC からハイブリッド・クラウドと、新しいシステムに関する説明がある。 そして AWS は、明らかにパブリック・クラウドをプッシュしてくるだろう。 あなたにとって、現実的なクラウドは、その中間に位置するのだろう。


Welcome to a week of dueling cloud strategies. As noted in our special report on the hybrid cloud, many enterprises will mix and match their data centers with private and public computing resources, but the balance will be critical.


This week will feature an EMC event called "Redefine Possible." The July 8 event, hosted in London, promises to offer "game-changing innovations for your hybrid cloud." Two days later in New York, Amazon Web Services will drop into New York City with its Summit 2014, which offers technical sessions and bootcamps.

今週の目玉は、"Redefine Possible” という名の EMC のイベントである。 この、London で 7月8日に開催されるイベントには、ハイブリッド·クラウドのイノベーションをゲーム・チェンジさせるものが登場するという。 その 2日後には、Amazon Web Services が New York 入りして、テクニカル・セッションやブートキャンプで構成される Summit 2014 を開催する。

AWS CTO Werner Vogels is likely to talk about how most compute and storage will move to the public cloud. Privacy and security? Well good architecture can take care of that.

AWS の CTO である Werner Vogels は、大半のコンピューティングとストレージを、パブリック・クラウドへと移行する方式について、おそらく話をするだろう。プライバシーとセキュリティについては、適切なアーキテクチャが対処するという考え方である。

EMC will give a nod to the public cloud but also acknowledge—just like its VMware unit does—that the hybrid cloud will be reality for a long time. Companies aren’t going to simply chuck their data centers.

その一方で EMC は、パブリック・クラウドに同意はしても、VMware 部門が言い続けてきたように、長期的に見ればハイブリッド·クラウドが現実解になるとプッシュしてくる。つまり、自社データセンターを簡単に放棄するなと、エンタープライズたちを説得するだろう。

In the end, the truth is likely to lie somewhere between EMC’s take and AWS’ version of the truth. Discerning what’s real is one reason that hardware spending in the enterprise has slowed. Every IT buyer is wondering whether they really want to buy that one more server or storage array. Especially when CFOs and CEOs are questioning hardware spending and floating the cloud as an option.

結局のところ、EMC の主張と AWS の見解の間のどこかに、真実は存在するのだろう。 何が現実なのかを確認する時期に差し掛かっているためか、エンタープライズにおけるハードウェア支出が鈍化している。 すべての IT 購入部門は、さらにサーバーやストレージアレイを購入すべきかどうかと、疑問を抱いている。 とりわけ、ハードウェアへの支出と、クラウドの選択の間で、CFO と CEO が迷っているとき、その傾向が顕著に現れる。

The stakes are high for all vendors. The likes of IBM, EMC, NetApp, Hewlett-Packard and Oracle are looking to manage a transition to a cloud. If everyone goes cloud happy at once, the growth won’t offset lumpy hardware sales. Software companies have to worry about license and maintenance revenue being offset by subscriptions.

すべてのベンダーにとって、大きな利害関係が生じてくる。IBM/EMC/NetApp/Hewlett-Packard/Oracle といったベンダーたちは、クラウドへの移行をビジネスにしようと狙っている。誰もが一足飛びにクラウドへ移行してしまうと、ハードウェア販売における変動幅を調整できなくなってしまう。また、ソフトウェア・ベンダーは、ライセンスとメンテナンスによる収益が、クラウドのサブスクリプションで相殺されてしまうことを心配するはずだ。

For a vendor like VMware the question becomes whether the company is the last great enterprise software company or one of the first cloud innovators.

つまり、VMware のような企業は、最後まで偉大なエンタープライズ・ソフトウェア・ベンダーとして残るべきか、最初のクラウド·イノベーターになるべきかという、大きな岐路に差し掛かることになる。

In either case, the cloud game—public, private or hybrid—won’t be zero sum. Nevertheless, this week’s news could portray a zero sum game. As I said last week, the most important thing for an infrastructure buyer is to assess whether hybrid cloud architecture will tip more to public resources or private. Those educated guesses for your organization will inform what vendor you continue to use.


Research: 70 percent using or evaluating a hybrid cloud solution | Hybrid cloud: Which way will the balance tip between public and private? | Hybrid cloud adds fizz for Coke


訳していて、なかなか面白い記事でした。 また、文中には登場してきませんでしたが、キャリア系のプライベート・クラウドも育ってきていますし、さらに言えば、この領域でコロケーションを展開して、一大勢力となってきた Equinix の存在もあります。 なんとなく、クラウドはパブリックだけで完結するものではなく、そろそろ第2ラウンドの幕が開く・・・ という感じですね。 お楽しみは、これからです!



Hybrid がクラウド・チャンプになるという、TechNavio の分析とは?
Hybrid の調査: 企業データを分析すると、20-60-20 の 仕分けシナリオが見えてくる
ダーク・ファイバーの存在が、クラウドに信頼性をもたらす – Verizon
SingTel と TelecityGroup は、インターネットに依存することなく Azure 接続を実現する
Rackspace と CERN が推進する OpenStack ハイブリッド戦略とは?

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