Agile Cat — in the cloud

Cloud の調査:クラウドへの投資額は、2018年までに オンプレミスを追い越す!

Posted in On Monday, Research by Agile Cat on December 22, 2014

Cloud Computing: Cloud Spending to Surpass OnPremise by 2018
http://wp.me/pwo1E-86R
By Dick Weisinger – December 16, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-cloud-spending-to-surpass-onpremise-by-2018/

_ formtek

Global IT continues to move to the cloud. A new IDC report estimates that in just three years more than half of money spent on software, servers and storage will be attributed to the cloud.

グローバルな IT は、クラウドへと移行し続ける。 IDC の新しいレポートによると、いまから僅か 3年の間に、ソフトウェア/サーバー/ストレージなどへの支出の半分が、クラウドへと移行される。

Between now and 2018, cloud spending will increase annually by 22.8 percent, nearly six times faster than the overall IT market, reaching $127 billion in 2018.

具体的に言うと、いまから 2018年までの間、クラウドへの支出は 22.8% の成長率を維持する。 それは、全体的な IT マーケットに対して 6倍に相当する数字であり、2018年には $127 bollion に達することになる。

A breakdown of the cloud spending shows that 70 percent will be spent on SaaS, followed by infrastructure as a service (IaaS) and platform as a service (PaaS) spending.

この、クラウドへの支出を分析してみると、そのうちの 70% が、SaaS に費やされる。 そして、IaaS と PaaS が後を追う。

Frank Gens, senior vice president at IDC, said that ”over the next four to five years, IDC expects the community of developers to triple and to create a ten-fold increase in the number of new cloud-based solutions.  Many of these solutions will become more strategic than traditional IT has ever been. At the same time, there will be unprecedented competition and consolidation among the leading cloud providers. This combination of explosive innovation and intense competition will make the next several years a pivotal period for current and aspiring IT market leaders.”

IDC の Senior VP である Frank Gens は、「 IDC が予測するのは、これからの 4年〜5年の間で、開発者のコミュニティが 3倍に成長し、新たなクラウド・ベースのソリューションが、10倍に増加するという展開である。 それらのソリューションの多くは、これまでの伝統的な IT と比較して、より戦略的なものとなる。それと同時に、大手のクラウド・プロバイダーは、前例のない競合と統合に巻き込まれていく。爆発的なイノベーションと、激しいコンペティションの組み合わせにより、これからの数年間は、流動的で貪欲な IT マーケットのリーダーたちにとって、きわめて重要な期間となる」と、述べている。

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もう、年の瀬ですから、2014年の数字の方は、かなりの確度を持っているはずです。 全体が $56.6 billion まで伸びているというのも驚きですが、すでに SaaS が 70% ほどを占めていて、その比率が今後も維持されていくというのも、ちょっとした驚きです。 よくよく考えてみれば当たり前のことなのですが、 この中の、さらなる内訳が知りたいですね。たとえば、たくさんの企業が Facebook ページ用いてキャンペーンなどを展開しているわけですが、それらもカウントされているのでしょうか? エンタープライズとコンシューマを隔てる垣根も、クラウドへの移行が進むにつれて、だんだんとボヤケていくのでしょうね。

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新聞を読まない若者たちと、スマホに触らない老人たち:それを示す1枚のチャート

Posted in Entertainment, Mobile, Research by Agile Cat on December 19, 2014

Young People Don’t Care About Newspapers, Old People Don’t Care About Smartphones
http://wp.me/pwo1E-86p
Dave Smith – Dec. 3, 2014
http://www.businessinsider.com/media-sources-every-age-group-cant-live-without-2014-12

_ Business Insider

Kicking off Business Insider’s Ignition event on Tuesday, Business Insider CEO Henry Blodget detailed where digital business is headed. And of all the interesting visuals from that presentation, this chart, based on Ofcom data charted by BI Intelligence, stood out. It shows a major shift in the types of media most important to various generations.

この火曜日に開催された、Business Insider の IGNITION イベントのキックオフで、当社の CEO である Henry Blodget は、デジタル・ビジネスの方向性について、詳しく解説していた。彼のプレゼンテーションでは、さまざまなデータがビジュアライズされていたが、その中でも Ofcom のデータを BI Intelligence がチャート化したものが際立っていた。それは、さまざまな世代において、最も重要とされるメディアが、大きくシフトしている状況を示したものである。

_  space

BI Intelligence

People between the ages of 16 and 24, for example, would not blink an eye if newspapers and magazines went extinct; smartphones are the "must-have" device of the younger generation. The breakdown among all adults shows a much stronger craving for TV over smartphones and computers, and the older generations (those over 75) don’t care much about computers and have absolutely no problem living without smartphones.

たとえば、16歳〜24歳の人々は、新聞や雑誌が絶滅しても、瞬きすらしないだろう。それらの若い世代にとっては、スマホが必須のデバイスとなる。すべての成人に関するデータを平均してみると、スマホやコンピューターよりも、TV に対する要求が強いという結果が示されている。そして、古い世代(75歳以上)は、コンピュータに対する関心は薄く、さらに言えば、スマホのない生活も、まったく問題ないという結果になっている。

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若年層と老年層で、こんなにも利用するメディアが異なるのですね。 そして、驚くのが、すべての世代における新聞/雑誌への依存度の低さです。 アメリカでは新聞とテレビの間に慣れ合いがないため、日本よりも既存メディアが元気なようにみえますが、それでも先行きは明るくないようです。 同じような調査を、日本で行ったら、どんな結果になるのでしょう? 

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ダーク・ソーシャルが支配するオンライン共有の世界
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ダーク・ソーシャルが支配するオンライン共有の世界:それを示す1枚のチャート

Posted in Research, Social by Agile Cat on December 18, 2014

Dark Social Dominates Online Sharing
http://wp.me/pwo1E-86h
Niall McCarthy, December 3rd, 2014
http://www.statista.com/chart/3019/percentage-of-shares-by-sharing-channel/

_ Statista

Dark Social refers to web traffic coming from outside sources that cannot be tracked by analytics software. The term was coined back in 2012 and it happens when someone shares content or a link though communications formats such as emails, forum posts or instant messages.

ダーク・ソーシャルとは、分析ソフトウェアによるトラッキングが不可能な、外部からの Web トラフィックのことを指す。この用語が作られたのは、2012年のことである。それは、電子メールの送受信や、フォーラムへのポスト、そしてインスタント・メッセージの交換といったコミュニケーション方式により、人々がコンテントやリンクを共有するときに、発生する状況を示すものである。

This chart shows the percentage of shares by sharing channel.

このチャートは、それぞれの共有チャネルごとのシェアを示す。

Even though advertisers primarily focus their efforts on activities occurring in “the light” on platforms like Facebook and Twitter, Dark Social actually dominates online sharing, accounting for 69 percent of all shares globally. Europe and the UK in particular have become Dark Social strongholds, with 77 and 75 percent of all shares respectively occurring in the dark. In North America, that number is less at 59 percent but still considerable.

広告主が、Facebook や Twitter などの「ライト・ソーシャル」プラットフォーム上で生じるアクティビティに、主としてフォーカスしているにもかかわらず、グローバルにおけるオンライン共有の 69% が、実際にはダーク・ソーシャルにより支配されている。それらの中でも、とりわけ Europe と UK が、ダーク・ソーシャルの拠点となっており、それぞれにおけるシェアは、77% と 75% に達している。North America においては、そのシェアが 59% まで下がるが、それにしても、相当な比率となる。

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Agile Cat が使っている WordPress の Admin 画面では、それぞれのコンテントに関する PV 数や、リファラ件数(参照元)などが表示されるのですが、その数は常に一致しません。 そのズレ方も、日によってマチマチなのですが、PV 全体を 100% とすると、リファラが明確なものが 50% ほど、そして、Top Page の参照(ブクマ?)が 25% ほどです。 つまり、残りの 25% の参照元が不明なのですが、この部分がダーク・ソーシャルなのだろうと理解しています。 たとえば、A さんから B さんに送られたメールやメッセージに、Agile Cat へのリンクが貼られていて、それをクリックすることでコンテントを読んでもらっても、WordPress としては、どこから来たのか分からない、、、ということなのでしょう。そして、世間一般では、Agile Cat のケースよりも、もっと大きな比率を、ダーク・ソーシャルが占めているわけです。とても興味深いトレンドですね。

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2014年の Android と iOS:出荷数と売上額を1枚のチャートで!

Posted in Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on December 16, 2014

The Smartphone Market 2014
http://wp.me/pwo1E-863
Niall McCarthy, December 2nd, 2014
http://www.statista.com/chart/3014/smartphone-market-share-forecast/

_ Statista

Android devices are still the driving force across the global smartphone market, according to the International Data Corporation.

International Data Corporation(IDC)によると、グローバルにおけるスマホ市場を牽引する原動力は、依然として Android デバイスが握っていることになる。

This chart shows a forecast of the worldwide smartphone market share in 2014.

このチャートは、2014年におけるグローバル・スマホ市場の、シェアに関する予測を示している。

Total smartphone shipments are set to reach 1.3 billion units this year with Android accounting for over 80 percent compared to just under 14 percent for iOS. From a revenue perspective, Apple’s premium smartphones control 30 percent of global revenue while Android’s more layered approach will afford it just under 67 percent.

今年のスマホの、全体としての出荷台数は 13億台に達するが、そのうちの 80% 以上を Android が占め、iOS は 14% を切るレベルに留まる。また、収益の観点から見ると、Apple のプレミアムなスマホ群が、グローバル売上の 30% をコントロールする一方で、Android は階層的なアプローチにより、67% を下回るところに達している。

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今年の1月にポストした、「 世界のスマホ:総数の 70% 以上を Android が占有 」という抄訳には、Android の出荷数について、2013年 Q3 が 72%で、2012年 Q3 が 55% と記されています。 また、iOS は 2013年 Q3 が 18%で、2012年 Q3 が 19% となっています。そして、この 2014年は、インドなどに代表される途上国に、たくさんの Android スマホが浸透していったことで、このような比率が予測されるのでしょう。 あれだけ売れた、iPhone 6 の数字を加えても、このような結果にしてしまう、Android の伸びには驚きを超えて呆れている、というのが正直な感想です。

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Cloud の調査:データセンター・トラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る ー Cisco

Posted in Cisco, Data Center Trends, On Monday, Research by Agile Cat on December 15, 2014

Cloud Computing: Data Center Traffic to Triple in Five Years
http://wp.me/pwo1E-85X
By Dick Weisinger – December 9, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-data-center-traffic-to-triple-in-five-years/

_ formtek

Over the next five years, global data center IP traffic is expected to triple, based on the Global Cloud Index report from Cisco Systems, reaching 8.6 zettabytes (ZB or a trillion gigabytes) per year.  An Infographic illustrating Cisco’s findings is available here.

Cisco Systems の Global Cloud Index レポートによると、2013年〜2018年の 5年間で、グローバルにおけるデータセンター IP トラフィックは 3倍に増大し、8.6 ZB(zettabytes = 1兆 gigabytes)に達するという。 その、Cisco の調査結果であるインフォグラフィックは、ここで参照できる。

The Cisco report notes the different use cases that are supported by private and public cloud implementations.  The private cloud, on the one hand, is focusing primarily on IaaS and PaaS, while the public cloud instead focuses on SaaS.  But both are seeing huge growth.  A Synergy Research estimates that the public cloud is growing at a 50 percent annual rate while both hybrid and private clouds are showing 40 and 45 percent growth.

Cisco のレポートは、それぞれのユースケースに応じて、プライベート/パブリックのクラウドが実装されていくと指摘している。その一方で、パブリック・クラウドは SaaS にフォーカスし、プライベート・クラウドは IaaS/PaaS にフォーカスするとも述べている。だたし、どちらも、大きな成長が見込まれている。Synergy Research の推測によると、パブリック·クラウドは年率で 50% の成長となり、また、ハイブリッド/プライベート・クラウドは 40%〜45% の成長となる。

Kelly Ahuja, senior vice-president at Cisco, said that “even with public cloud workloads having significant growth, by 2018, almost 70% of cloud workloads will still be private cloud-related, requiring the ability of workloads to bridge across a hybrid private/public cloud environment.”

Cisco の Senior VP である Kelly Ahuja は、「2018年までの期間で、パブリック・クラウド上で増大するワークロードは、かなりの量になると思われるが、クラウド·ワークロードの 70% は、依然としてプライベート・クラウドに関連するものとなる。したがって、プライベート/パブリックとブリッジする、ハイブリッド・クラウド・ワークロードに対する要求が高まっていく」と述べている

Another finding of the Cisco report is that by 2018, 53 percent of all global residential Internet users will have personal cloud storage, and the average consumer cloud storage traffic per user will be 811 megabytes per month by 2018, compared to 186 megabytes per month in 2013.

この Cisco レポートでは、すべてのグローバル・インターネット・ユーザーの 53% が、2018年までにパーソナル・クラウド・ストレージを持つと指摘されているが、その点も興味を引く。 また、それらのクラウド・ストレージに関する、ユーザーあたりの平均トラフィック消費量は、2013年の 186 MB/月から、2018年の 811MB/月へと成長していくとされている。

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この Cisco の資料を見ると、2013年の 3.1 ZB(従来 1.5 ZB + クラウド 1.6 ZB)が、2018年には 8.6 ZB(従来 2.1 ZB + クラウド 6.5 ZB)になると記されています。 まさに、雲を掴むような話であり、ZB と言われてもピンと来ませんが、それにもすぐに慣れてしまうのでしょう。 たしか、2010年だったと思いますが、Hadoop World NYC に参加したとき、あまりも皆さんが ペタ・ペタ・ペタ・ペタ・ペタと連呼するので、簡単に洗脳されてしまったという記憶があります :) なお、この Cisco レポートに関しては、Data Center Knowledge にも Cisco: Data Center Traffic Will Triple by 2018 という記事がポストされており、このようなチャートも添えられていました。

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Facebook と Youtube が モバイル・トラフィックの 40% を占める 米国:それを示す1枚のチャート

Posted in Mobile, Research by Agile Cat on December 12, 2014

Facebook And YouTube Account For Almost 40% Of All Mobile Internet Traffic
http://wp.me/pwo1E-85R
Dave Smith – Dec. 9, 2014
http://www.businessinsider.com/facebook-and-youtube-account-for-almost-40-of-all-mobile-internet-traffic-2014-12

_ Business Insider

At Business Insider’s IGNITION event last week, Business Insider CEO Henry Blodget detailed the future of the digital landscape, pointing out some important trends. For example, more than a quarter of all internet traffic now comes from smartphones and tablets — and two big internet properties are responsible for a huge amount of that traffic.

先週に Business Insider が主催した IGNITION というイベントで、当社の CEO である Henry Blodget は、いくつかの重要なトレンドを指摘しながら、デジタルの世界の未来について詳しく説明した。たとえば、すべてのインターネット・トラフィックの 1/4 以上が、スマホとタブレットから発生している。また、2つの大きなインターネット・プロパティが、その膨大なトラフィックの要因となっている。

_  space

BI Intelligence

Based on data from a Sandvine report charted for us by BI Intelligence, Facebook and YouTube accounted for nearly 40% of all mobile web traffic in North America in September. Facebook accounted for 19% of that aggregate mobile traffic, YouTube was close behind with 18%, and the third largest share belonged to “general web traffic” through web browsers, at 11%. As BI Intelligence’s Mark Hoelzel points out, ads make up a big percentage of Facebook’s and YouTube’s mobile traffic, since autoplay video ads increase the mobile data demands on those social networks.

BI Intelligence がチャートにした、Sandvine レポートのデータをベースにすると、この 9月における北米の全モバイル Web トラフィックの約40%を、Facebook と Youtube が占めることになる。集計されたモバイル・トラフィックのうち、Facebook が占める割合は 19% であり、Youtube の 18% が僅差で続いている。そして、3番手は、Web ブラウザを介した、「一般的な Web トラフィック」の 11% となる。BI Intelligence の Mark  Hoelzel が指摘するように、Facebook と Youtube のモバイル・トラフィックにおいては、広告が大きな割合を占めている。なぜなら、自動的に再生されるビデオ広告が、これらのソーシャル・ネットワーク上のモバイル・データ量を、増加させているからである。

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アメリカ市場に限定した調査の結果ですが、まず、目を引くのが、Netflix に対する Youtube の圧倒的な強さです。 モバイルでは、こんな比率になる、、、というのが、正直な感想です。 また、今月は、モバイル・トラフィックを低減するための、Facebook の取り組みについて紹介してきましたが、それでも、これだけの帯域を消費しているのですね。 2年ほど前に、「Facebook が1位で、Google Maps が2位 : モバイル・アプリ 2012 ランキング」という抄訳をポストしましたが、こちらは、各モバイル・サービスにおける滞在時間を比較したものです。 今日のポストと比較すると、それぞれのサービスの性質が見えてきて、とても面白いです。

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Youtube が CBS に迫る:アメリカ広告産業の大転換を1枚のチャートで!

Posted in Advertising, Entertainment, Research by Agile Cat on December 10, 2014

CHART OF THE DAY: YouTube’s Revenue Is Catching Up With TV Networks
http://wp.me/pwo1E-85y
Dave Smith – Dec. 8, 2014
http://www.businessinsider.com/chart-of-the-day-youtubes-revenue-is-catching-up-with-tv-networks-2014-12?&platform=bi-androidappIAC,

_ Business Insider

Speaking at Business Insider’s IGNITION Conference last week, IAC chairman Barry Diller predicted a major shakeup in the cable and satellite TV model within the next five to 10 years. And based on the data out there filed for us by BI Intelligence, it looks like digital streaming is already beginning to catch up to traditional TV networks, at least in terms of revenue.

先週に開催された Business Insider IGNITION Conference の会見で、IAC の Chairman である Barry Diller が、今後の 5年〜10年において、ケーブル/サテライト TV のモデルに起こるであろう、重要な変革について予測していた。そして、BI Intelligence が提供するデータを眺めると、少なくとも収入という面において、すでにデジタル・ストリーミングは、従来からの TV ネットワークに追いき始めているように見える。

_  space

BI Intelligence

As you can see in this chart, YouTube’s annual ad revenue has been rapidly catching up to that of CBS, one of the biggest and most lucrative TV networks, and has more than twice as much revenue as AMC, which owns several popular shows including “Breaking Bad” and “The Walking Dead.” But CBS hopes to maintain and increase its lead over YouTube by embracing a new model: the company recently announced it’ll have a streaming subscription service available next year that’ll let you watch shows for a monthly fee, similar to Netflix.

このチャートに示されているように、Youtube における年間広告収入が、TV ネットワークでも収益性が高いとされる CBS に、急激に追い付き始めている。そして、“Breaking Bad” や  “The Walking Dead” といった、人気番組を所有している AMC に対しては、すでに二倍の収益を上げているのだ。しかし、CBS も、新しいビジネス・モデルを導入することで、Youtube に対するリードを広げたいと考えているようだ。最近になって同社は、ストリーミング・サブスクリプション・サービスを、来年から提供すると発表している。それは、Netflix に似たモデルであり、最初の1ヶ月は、無料で受信できるものになる。

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日本とアメリカの TV 産業には、それぞれでメインとなるのが、地上波とケーブルという差異があるようですが、ここに引っ張りだされてきた CBS を、日本でいう ”日テレ” や ”フジ” などの同類として、捉えても良さそうな感じがします。 対する Youtube ですが、この数字がアメリカ国内のものなのか、グローバルのものなのか、そのあたりが分かりません。とは言え、ゼロだったものが、わずか数年で、ここまで成長してきたことに、従来からの産業が神経をとがらすのは、当然のことなのでしょうね。

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Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?

Posted in .Chronicle, On Monday, Research by Agile Cat on December 8, 2014

Cloud Computing Myths: What’s True and What isn’t about Cloud Hype?
http://wp.me/pwo1E-85e
By Dick Weisinger – Dec 3, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-myths-whats-true-and-what-isnt-about-cloud-hype/

_ formtek

While cloud computing is becoming ubiquitous, it’s often hard to know how much of the hype around the technology you should actually believe.

クラウド・コンピューティングという言葉に、遍在性が生じ始めているが、実際に信じるべきテクノロジーの周辺に、どれだけの虚構が混じり込んでいるのかを知ることは、かなり難しいことである。

 David Mitchell Smith, vice president and fellow at Gartner, said that ”cloud computing, by its very nature, is uniquely vulnerable to the risks of myths. It is all about capabilities delivered as a service, with a clear boundary between the provider of the service and the consumer.  From a consumer perspective, ‘in the cloud’ means where the magic happens, where the implementation details are supposed to be hidden. So it should be no surprise that such an environment is rife with myths and misunderstandings.”

Gartner の VP and Fellow である David Mitchell Smith は、[クラウド・コンピューティングの性質からして、神話のような世迷い言に対して、大きなリスクを孕んでいる」と述べている。 それは、XXX As A Services 全般に関して言えることであり、サービスと消費者の提供者との間には、明確な境界線が引かれているはずである。しかし、消費者の観点から見ると、「クラウドの内側とは魔法が起こる場所であり、また、実装の詳細を知る必要がないと仮定されている。したがって、そのような神話や誤解がはびこる環境だとしても、決して驚くべきことではない」と、彼は続けている。

Gartner identified ten common cloud computing myths:

Gartner は、クラウド・コンピューティングにまつわる神話として、以下の 10 の項目を指摘している:

  • The Cloud is about saving Money.  Not totally.  The flexibility and utility of turning on services and capabilities as needed often outweigh just a dollar-centric appraisal of the technology.
  • The Cloud is always the best way.  Cloud technology is still young.  Cloud apps are options that should be considered, but choose your application based on what best meets your requirements.
  • The Cloud should be used for everything.  Cloud apps can be an important part of an enterprise strategy, but applications should be moved to the cloud only as part of an overall strategy for achieving cost savings, flexibility and efficiency.
  • “The CEO said so” isn’t a cloud strategy.  An enterprise IT strategy needs to have a detailed plan for how to handle both on-premise and cloud applications.
  • We need just a One Cloud strategy.  With the current state of the cloud that isn’t possible, or at least not practical.
  • The cloud is less secure than on-premise.  The number of on-site security breaches actually exceeds the number of breaches reported in the cloud.
  • The cloud can’t handle mission-critical use.  Often cloud strategies begin using the cloud with their non-critical applications, but there many organizations are using the cloud for their mission-critical applications.
  • The Cloud Equals the Data Center.  Possibly, but for many companies, the hybrid use of both on-premise and cloud computing will be around for some time.
  • Migrating to the cloud automatically enables cloud features.
  • Virtualization is not equate to the Private Cloud.


  • クラウドはコストを低減する ー すべてが、そうではない。サービスや機能を、必要に応じて活性化させるという柔軟性と実用性は、多くの場合において、積み上げられたテクノロジーの評価額を上回るものとなる。
  • クラウドは、常に最適な答えである ー クラウドのテクノロジーは、依然として未熟である。クラウド・アプリは考慮すべき選択肢ではあるが、ユーザー要件を完璧なかたちで満たすという、基本に忠実なアプリを選択すべきである。
  • クラウドは、すべてに対して適用されるべきものである ー クラウド·アプリは、エンタープライズ・ストラテジーの重要な一部を占めるだろう。だたし、コスト削減/柔軟性/効率性を達成すべきアプリのみが、全体的なストラテジーの構成要素として、クラウドへ移行されるべきである。
  • CEO がクラウド・ストラテジーについて言及しない ー エンタープライズにおける IT ストラテジーは、オンプレミスとクラウドのアプリという、両面を検討するための詳細なプランを取り込む必要がある。
  • クラウド・ストラテジーは、1つに集約されるべきである ー クラウド現状からすると、それは不可能である。もしくは、実用性を損なうものとなる。
  • クラウドは、セキュリティ面でオンプレミスに劣っている ー 実際のところ、オンサイトにおけるセキュリティ侵害の件数は、報告されているクラウド上での侵害の件数を超えている。
  • クラウドは、ミッション・クリティカルな使用には耐えられない ー 多くの場合において、それぞれのクラウド・ストラテジーは、非クリティカルなアプリでの利用から始まるが、クラウド上でミッション・クリティカルなアプリを使用している組織も、数多く存在している。
  • クラウドとは、データセンターに存在するものである ー おそらく、数多くの企業において、オンプレミスとクラウドのコンピューティングを、ハイブリッドで使用する期間が続くだろう。
  • クラウドへの移行により、クラウドの特徴が自動的に引き出される
  • 仮想化とプライベート・クラウドは異なるものである

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クラウドというものに対して、あまりにも過敏になってしまっては、せっかくの選択肢を見逃すでしょうし、あまりにも鵜呑みにしすぎれば、大きな間違えを犯すでしょうという、とても簡潔で、分かりやすいサマリーですね。 2012年に、NIST の  Cloud Computing Standards Roadmap Spec から概要を抽出しましたが、このコンテントも、同じような視点でクラウドを語っていました。 でも、そこから、2年以上の月日が流れ、クラウドの用法におけるメリット/ディメリットが、とても明確に表現されるようになってきたとも思えます。こういうサマリーは、とても有り難いですね!

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