Agile Cat — in the cloud

PC の落ち込みが、ようやく下げ止まった? それを示す1枚のチャート – Gartner

Posted in Post-PC, Research by Agile Cat on April 15, 2014

Has the PC Industry Bottomed Out?
http://wp.me/pwo1E-7pj

from Felix Richter , April 11th, 2014
http://www.statista.com/chart/2135/pc-shipments-growth/

_ Statista

According to data released by Gartner this week, global PC shipments declined by 1.7% in the first quarter of 2014. While a few years ago, this number would have been considered catastropic, now it’s actually good news. As a matter of fact, it’s the smallest decline the PC industry has suffered since early 2012.

Gartner が、今週(4月1週)に発表したデータによると、ワールドワイドにおける 2014年 Q1 の PC 出荷台数は 1.7% 減となっている。数年前なら、このような数字は悲惨で破壊的と捉えられていたが、今では、まさに GOOD NEWS である。2012年の初頭から、出荷台数の下落に苦しんできた PC 業界が、現実に最小の下げ幅を記録したのだ。

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According to Gartner, the end of Windows XP support in early April has boosted replacement buys and could continue to do so in the current quarter. While it’s unlikely that PC sales will suddenly start growing again, the trend of the past few quarters suggests that the industry may finally have bottomed out and sales might stabilize around the current level.

Gartner によると、4月の初めに Windows XP のサポートが終了したことで、この Q2(4月〜6月)を通じて、リプレイスのための購入が生じることになる。それにより、PC の売上が再び急成長するとは考えにくいが、この四半期ごとの出荷数トレンドを見ると、ようやく PC 産業の下落が底を打ち、いまのレベルで安定したビジネスが展開されるという示唆がある。

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TAG index思い起こせば、昨年 Q1 の PC 出荷数は、たいへんな落ち込みを記録していました。 Agile_Cat でも、「 PC の販売が 14% 減 – 2013年 Q1 : それを示す1枚のチャート 」という抄訳をポストしましたが、世界のトップ・メーカーたちが、Lenovo を除いて総崩れという有り様でした。 そこから、徐々に下げ幅を減らして、その 2013年 Q1 のレベルで留まったというのが、この Gartner の「 Worldwide PC Shipments in the First Quarter of 2014 Declined 1.7 Percent 」に示されているわけです。 この、表をクリックして拡大すれば分かりますが、−2% の下落というのは、2013年 Q1  との比較です。 したがって、2011年以前と比べると惨憺たる状況なのですが、これが、再定義された PC マーケットのパワーということなのでしょう。image

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Green DC の調査:ビジネスでの優位性に加えて、環境への影響も考えなければならない

Posted in Data Center Trends, Energy, Green IT, Research by Agile Cat on April 14, 2014

Green Data Centers: As Data Centers Multiple so do Attempts to Make the Operations Green
http://wp.me/pwo1E-7p9
By Dick Weisinger – April 3, 2014
http://formtek.com/blog/green-data-centers-as-data-centers-multiple-so-do-attempts-to-make-the-operations-green/

_ formtek

Data centers are changing.  Increased popularity of cloud computing and increased data volumes have led to the expansion of existing data centers and the building of new ones.  A report by UBT Tech and InformationWeek found that 60 percent of IT decision makers worry that the capacity of their data centers are close to be overwhelmed and rate the state of their facilities as being ”fair, serious or urgent.”

データセンターが変化している。クラウド・コンピューティングの人気と、増大するデータ量が、これまでのデータセンターに拡大を要求し、また、新たなデータセンター構築を生み出している。UBT Tech and InformationWeek からのレポートによると、IT 意思決定者の 60% が、自身のデータセンター・キャパシティについて心配し、そのファシリティが「きわめて深刻かつ切迫」している状況にあると見ているようだ。

Data Centers rank as one of the largest consumers of energy.  An NSA data center located in Bluffdale Utah, for example, consumes 65 megawatts of energy monthly at a cost of $1 million per month, which is enough to power 65,000 homes with electricity.  Increasingly there has been a focus on how to make data centers more energy efficient, to make them more ‘green’.

データセンターは、大量の電力を消費する事業者として、あまり嬉しくないランキングに入っている。たとえば、Utah の Bluffdale にある NSA のデータセンターは、毎月 65 mW の電力を消費し、$1 Million を支払っているが、それは 65,000戸の住宅分に相当する。したがって、データセンターにおけるエネルギー効率を改善し、より GREEN にしていこうという力が働いているのだ。

Eric Woods, research director at Navigant Research, said that ”there is not a single technology or design model that makes a data center green.  In fact, the green data center is connected to the broader transformation that data centers are undergoing — a transformation that encompasses technical innovation, operational improvements, new design principles, changes to the relationship between IT and business, and changes in the data center supply chain.”

Navigant Research の Research Director である Eric Woods は、「 データセンターを GREEN にするための、単一のテクノロジーやデザイン・モデルというものは存在しない。実際のところ、GREEN データセンターは、それを支える幅広い形質転換と連動している。具体的には、テクノロジーにおける革新や、オペレーションの改善、新たなデザインの原理、IT とビジネスの接点、そして、データセンター・サプライチェーンにおける変化などが、そこには含まれる」と、述べている

The green data center market is growing quickly.  In 2014, the size of the Green Data Center market will be $22.76 billion, but this is expected to increase 27 percent annually through 2019 when the market size will reach $75.89 billion, according to a report by MarketsandMarkets.  The APAC region is expected to see the highest pace of growth, but North America will continue to hold the largest market share.

GREEN データセンターのマーケットは、急速に成長している。 Marketsand Markets のレポートによると、2014年の GREEN センター市場の規模は $22.76 Billion にまで拡大するが、その後も 27% の成長率を維持し、2019年には $75.89 Billion にいたると予想される。とりわけ、APAC 地域の成長が著しいとされるが、North America が最大のマーケット・シェアを保持するだろう。

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TAG index4月3日の TechCrunch が、「グリーンピース、Amazonを叩き、Apple、Google、Facebookを賞賛」というタイトルで、Greenpeace のレポートを紹介していましたが、環境負荷という問題もデータセンターにはのしかかっているようです。 Agile_Cat でも、Greenpeace の初回のレポートの対訳をポストしていますが、Facebook の Oregon データセンター・プロジェクトが進んでいる頃のものだったと記憶しています。 そのときの Greenpeace の言い分は、石炭燃料を主体とする電力会社から、電気を買うなというものですが、そう言われても無理があるというのが、当時の Facebook の回答でした。 しかし、それがキッカケとなり、Facebook はデータセンターの情報を開示するようになりました。そして、Lulea では 100% 水力発電のデータセンターを実現するなど、グリーン化に取り組んだことで、このような評価を受けたのだと思います。 また、Google は、大西洋岸の風力発電や、Virginia での地熱発電を推進するなど、再生エネルギーへの取り組みが評価されたのだと思います。このポストの文中にもあるように、なかなか難しい問題があるようですが、徐々にでも、グリーン化が進むと良いですね。__AC Stamp 2

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Cloud の調査:エンタープライズがクラウドを導入する5つの大きな理由
IoT の調査:テック・ベンダーたちは、一般顧客へのアプローチを模索する
Hybrid File の調査:エンタープライズに必須なのは、パブリックとオンプレミスのブレンドだ!
Web Programming の調査:Google の Dart は Javascript をリプレースできるのか?

iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/3月

Posted in Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on April 13, 2014

Stat Counter で見た、2014年 3月までのデータです ・・・ 
http://wp.me/pwo1E-7p3
http://gs.statcounter.com/

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2014年2月に引き続き、世界を二分する iOS と Android のトラフィックを、1:Africa/2:Asia/3:Europe/4:North America/5:South America の各大陸および、6:Brazil/7:Russia/8:India/9: China の BRIC 諸国を項目として、チャートで抜き出してみました。

世界中、どこを見ても Android が伸びていますが、iOS が堅調な地域として、North America と China が挙げられます。特に、China が興味深いのですが、この1年の間に 10% ほど iOS のシェアが上がっています。2月にポストした、「中国の 4G ユーザーは、今年中に 5000万人に届くのだろうか?」という抄訳では、昨年12月の半ばに、China Mobile が 4G にシフトしたと記されています。さらに言えば、現時点で入手可能な 4G デバイスというと、iPhone に限られるようであり、その点が iOS の伸びにつながっているのかとも思えます。

また、先日には「中国のモバイル人口が 12億人を超えたらしい:エイプリル・フールではありません!」という抄訳もポストしていますが、そこには、ーーー この 2月において、China のモバイル・ユーザーたちは、530億のテキスト・メッセージを発信している。この数字を日割りで換算すると、1ユーザーあたりの発信数は 1.53 回となる。 また、トータルにおけるモバイル・トラフィックは、128,252Tb に達している。 ーーー と記されています。WeCHat の存在が、China 全体のモバイル・トラフックを押し上げているのかもしれませんね。 __AC Stamp 2

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Browser

OS

1

Africa:Browser

Africa:OS

2

Asia:Browser

Asia:OS

3

Europe:Browser

Europe:OS

4

North America:Browser

North America:OS

5

South America:Browser

South America:OS

6

Brazil:Browser

Brazil:OS

7

Russia:Browser

Russia:OS

8

India:Browser

India:OS

9

China:Browser

China:OS

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TAG index

相変わらず、Mobile Chrome の伸びが凄いです。やはり、データ圧縮による高速化とトラフィック抑制が、多くのユーザーにとって魅力的なのでしょうかね? そして、この傾向は、iOS が強い North America にも言えることなのです。ただ、Chrome が増えてはいても、iPhone Browser の勢いは変わりません。落ち込んできているのは、Safari と Android となっていますが、実際はどうなのかと思って、タブレット OS の北米編というチャートを抜き出してみましたが、これを見る限り iPad の勢いに衰えは見えません。 ということは、Chrome が iPad ユーザーの間で支持されるようになってきたと見るべきなのでしょうか? いずれにしろ、とても気になる変化ですね。 __AC Stamp 2

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<関連>

iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/2月
iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/1月

iOS と Android による 世界大戦 – 2013年/12月

iOS と Android による 世界大戦 – 2013年/11月
iOS と Android による 世界大戦 – 2013年/10月
iOS と Android による 世界大戦 – 2013年/9月 

 

iPhone と Android Phone の平均価格が2倍以上に開いた:それを示す1枚のチャート

Posted in Apple, Google, Mobile, Research, Samsung by Agile Cat on April 12, 2014

The Growing Gap In Price Between iPhones And Android Phones
http://wp.me/pwo1E-7oz

Jay Yarow – Feb. 14, 2014
http://www.businessinsider.com/the-growing-gap-in-price-between-iphones-and-android-phones-2014-2

_ Business Insider

Apple’s iOS, and Google’s Android powered ~94% of all smartphones shipped last year, according to IDC. Of that, Android powered phones were 79% of smart phones shipped which is impressive.

IDC によると、昨年出荷されたスマホのうち、Apple の iOS と Google の Android が、全体の 94% 以上を占めているという。 その中でも、Android を搭載したスマホは、全出荷量の 79% という凄まじいシェアを得ている。

But, arguably even more impressive, analyst Tavis McCourt estimates that Apple took 87% of all smartphone profits. Samsung took 32.2% of the industry’s profits. Yes, that’s more than 100% because everyone else is losing money.

しかし、それよりも興味深いのは、スマートフォン市場の全利益のうち、Apple が 87% 以上を得ているという、アナリスト Tavis McCourt の推測である。 そして、この業界から、Samsung は 32.2% の利益を得ている。 この二社を合わせると、見ての通り 100% を超えてしまう。 そう! つまり、赤字を垂れ流している、誰かがいるのだ。

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Business Insider

So how is this happening? How is Apple collecting all of the money? This chart from our partners at Statista should explain it. The price gap between an iPhone and an Android phone has grown through the years. Today, the average selling price for an Android is just $276. An iPhone goes for $650.

いったい、なにが、どうすれば、そうなるのだ? どのようにして Apple は、すべてのキャッシュをかき集めているのだ? 私たちのパートナーである Statista によるチャートが、それを説明しているはずだ。iPhone と Android Phone の価格差は、この数年を通じて拡大している。現時点において、Android Phone の平均価格は $276 に過ぎない。 しかし、iPhone はというと、$650 以上になるのだ。

In the long run, we’re not sure how Apple maintains its premium pricing if it wants to get iPhone sales cranking again. It has largely sold out its high end market. From now own, it will rely on churning its user base and picking up new customers here and there.

Apple が iPhone の販売量を、再び活性化させたいのかどうかはさておき、長い目で見て、そのプレミアムな価格設定を維持していく方式が見えてこない。つまり、主要なハイエンド市場では、売り尽くしてしまっているのだ。これからは、そのユーザーをベースにした乗り換えと、点在する新規のユーザーに、依存することになる。

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TAG index昨年に iPhone 5C  が発表されたとき、ついに Apple も、いわゆる廉価版マーケットに出て行くのだろうと、信じて疑わない人々が数多くいました。 実は、Agile_Cat も その一人でして、途上国マーケットで Android と、華々しく戦う 5C の姿を想像していました。しかし、Apple には、5C を積極的に売っていく気がなかったようで、その価格設定も 5S と較べて安価とはいえないものでした。その一方で、Android 勢は、着実に価格を引き下げ、途上国マーケットでは $100 スマホを実現しようという勢いでいます。もちろん、Android 勢の中にも、Samsung の Galaxy のようなハイエンド狙いの製品もありますが、Nexus 5 などを見ていると、Google 自身が低価格化を目指しているようです。この、Apple と Google のスタンスの違いが、とても興味深いですね。 __AC Stamp 2

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<関連>

売れない iPhone 5C と、思惑どおりの Apple とは?
Apple の 廉価版 iPhone 5C だが、中国では $735 になるという!
iPhone 3G ~ iPhone 5S/5C の推移は どうなっている? それを示す1枚のチャート
Nexus 5 の発売日は 11月1日で、値段は $349 からというリーク情報が!
Android が元気だ : Nexus 5 は $349 なのか? Dell のタブレットは $149だ!
Google Nexus 10 は、$400 で 2560 x 1600

Gartner が インドの Tata Communications を高く評価:決め手は途上国のサポート

Posted in Asia, Research, Telecom by Agile Cat on April 10, 2014

Tata Communications positioned as leader in Gartner Magic Quadrant
http://wp.me/pwo1E-7om

April 1, 2014 – CIOL Bureau
http://www.ciol.com/ciol/news/212097/tata-communications-positioned-leader-gartner-magic-quadrant

MUMBAI, INDIA: Tata Communications, a leading provider of A New World of Communications, has been positioned in the ‘Leaders’ quadrant of the Gartner Magic Quadrant for Global Network Service providers for the first time.

MUMBAI, INDIA: A New World of Communications のリーディング・プロバイダーである Tata Communications が、Gartner Magic Quadrant for Global Network Service Providers で、初の Leaders の座を勝ち取った。

The Magic Quadrant evaluates companies based on ‘completeness of vision’ and ‘ability to execute’.

この、Magic Quadrant では、「 Completeness of Vision 」と「 Ability to Execute 」に基づいて、それぞれの企業が評価される。

Tata Communications’ strategy is based on its strong network presence in the emerging and developed markets

According to Gartner, "The number of organisations requiring global networking services continues to grow, due to globalisation and the growing adoption of cloud services, which are often hosted in different markets from the point of consumption. Organisations’ appetite for more bandwidth shows no signs of diminishing, with video machine-to-machine communications and big data, coupled with IT centralisation, as the primary drivers. Reliability and performance control are growing in importance as business processes become ever more IT-dependent; in addition, IT architectures (such as thin-client computing) place ever greater reliance on the network."

Gartner によると、「 グローバルなネットワーク・サービスを必要とする組織の数は、消費が生じる多様なマーケットでホストされ、また、グローバル化していくクラウド・サービスの採用に応じて、成長し続けている。より多くの帯域幅を望む、それらの組織における渇望は、集中化された IT に結合される Video/M2M/Big Data などにより、一向に衰えを見せる気配がない。また、ビジネス・プロセスの重要性の中で増大し続ける、信頼性と性能への要求は、これまで以上に IT 依存を強めている。さらに付け加えるなら、IT のアーキテクチャ自身が(例:Thin Client)、ネットワークへの信頼性の上に構築されている」という状況にある。

Sumeet Walia, Head of Global Enterprise Business, Tata Communications, says: "Through the years, we’ve made several investments in our network infrastructure and services; I believe this leaders’ position is a substantial achievement which truly represents how far we have come. I also believe this report shows our strategic roadmap in terms of network and managed service capabilities; our strength in both, developed and emerging markets such as Africa, the Middle East and Asia/Pacific; and our focus on customer experience.”

Tata Communications の Head of Global Enterprise Business である Sumeet Walia は、「 私たちは、何年にもわたって、ネットワークのインフラおよびサービスに、それなりの投資を行ってきた。そして、このリーダーのポジションという素晴しい成果は、私たちが進んできた長い道のりを端的に示している。このレポートが示している、戦略的なロードマップは、ネットワークとマネージド・サービスの面で評価されていると信じている。私たちの強みは、Africa/Middle East/Asia-Pacific といった、急激に成長している開発途上国にある。そして、もちろん、私たちは、顧客のエクスペリエンスに注力している」と、述べている。

Tata Communications’ strategy is based on its strong network presence in the emerging and developed markets, its portfolio of IP and cloud services, strategic partnerships and its transformation to a managed services business model. Tata Communications has demonstrated strength in providing catalyst services such as MPLS and Ethernet solutions and Content Delivery Network services which have been extensively field-tested and successfully implemented through various partnerships. Tata Communications will also see the roll-out of new cloud enablement offerings, including cloud-based WAN optimisation services thereby enhancing its cloud portfolio.

Tata Communications の戦略は、急激に成長している開発途上国のマーケットで、強固なネットワークをプレゼンスとして示すところに基づいている。それに加えて、IP とクラウドのサービスや、戦略的なパートナーシップ、マネージド・サービスへの移行で構成される、ビジネス・モデルのポートフォリオも重視されている。また、Tata Communications は、触媒となるサービスを提供することが、つまり、様々なパートナーシップを介して、MPLS と Ethernet のソリューションや、CDN(Content Delivery Network)サービスなどを実装し、広範囲におよびフィールド·テストをパスすることが、その強さを証明するとしている。さらに Tata Communications は、自身のクラウド・ポートフォリオを強化する、クラウドベースの WAN 最適化サービスなどを取り込むことで、新しいクラウドの定義を展開しようとしている。

Genius Wong, senior vice president, Global Network Services, Tata Communications, adds, "Our network strength is our key differentiator and we’re very pleased with Gartner’s evaluation and the leaders’ position. Going forward, we will continue to leverage our global network, vertical intelligence and leadership in developed and emerging markets to deliver value-driven, global managed solutions which will ultimately give our customers the speed to lead!”

Tata Communications の VP Global Network Services である Genius Wong は、「 私たちのネットワークの強さは、差別化のための重要な要因であり、また、Gartner の評価とリーダーのポジションには、とても感謝している。さらに前進することで、これからも私たちは、急激に成長する途上国において、グローバル・ネットワークと、垂直マーケットへの理解、そしてリーダーシップを強化していく。それが、顧客のビジネスに、究極の先進性とスピードを与えることになる!」と、付け加えている。

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TAG indexインドにおけるキャリアの話となると、昨年の 6月にポストした「 インド政府の決断 : 100% 外資のモバイル・キャリアを受け入れる? 」という抄訳を思い出します。これは、モバイル・キャリアとナショナル・セキュリティを切り離すという、とてもドラスティックな政策なのですが、その一方では、Tata によるグローバル展開を、インド政府は支援しているのだろうとも思えます。ちゃんと調べたわけではありませんが、Tata は海底ケーブルの保有率におて、かなり上位にランクされていると聞いたことがあります。また、インド国内のトラフィック分布も、モバイルが他を圧倒するという、世界に類を見ない発展の仕方を示しています。 このチャートは(クリックで拡大)、PC からスマホにいたる、すべての OS を比較したものですが、すでに Android が Windows 7 を追い抜いています。 おそらく、この特筆すべきインドのモデルを、アフリカ諸国は追いかけていくでしょう。 Gartner が Tata を高く評価する背景には、こんなことも有るのかもしれませんね。__AC Stamp 2

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海外 Internet Speed テスト − 2014年版

IBM が クラウド・シフトを決断した理由:それを示す1枚のチャート

Posted in Businesses, IBM, Research by Agile Cat on April 8, 2014

This Chart From IBM Explains Why Cloud Computing Is Such A Game-Changer
http://wp.me/pwo1E-7oa

Julie Bort – Apr. 4, 2014
http://www.businessinsider.com/this-chart-from-ibm-explains-why-cloud-computing-is-such-a-game-changer-2014-4

_ Business Insider

All of the industry’s biggest tech players are going gaga chasing the cloud-computing market these days:

この業界における最大級のハイテク・プレーヤーたちが、皆してクラウド·コンピューティング市場を、夢中になって追いかけまわしているのが、いまの姿である。

What is it that has all of the biggest tech players drooling? This chart that IBM sent to its investors explains it all. To summarize, IBM says …

一連の、大手ハイテク・プレーヤーたちは、いったいに何に群がっているのだろうか?以下のチャートは、IBM から投資家たちに送られたものであり、また、すべての理由を説明している。IBM が述べていることを、要約すると・・・

  • 85% of new software today is being built for the cloud.
  • One-quarter of the world’s apps will be available on the cloud by 2016.
  • Almost three-quarters of developers say that they are using the cloud in apps they are developing now.
  • 現時点においては、新たに開発されるソフトウェアの 85% が、クラウドを対象としている。
  • すべてのアプリケーションの 1/4 が、2016年までに、クラウド上で利用可能となる。
  • デベロッパーの 3/4 が、開発中のアプリケーションにおいて、クラウドを活用していると言っている。

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In other words, the shift from buying computers to renting them has begun big time, and there are billions of dollars up for grabs.

言い換えれば、コンピュータの所有から利用に向けたシフトが、最盛期を迎えつつあるのだ。 そして、誰もが、大きなビジネスを夢見ている。

By 2017, enterprises are expected to be spending $235 billion on the cloud, predicts market research firm IHS.

マーケット調査会社 IHS によると、2017年のエンタープライズ市場では、クラウドに $235 Billion が費やされると予測されている。

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TAG indexいまさら、取り立てて騒ぐほどのことでは無いと思うのですが、シッカリとした経済を伴うクラウド・シフトが、現実のものになってきたと表現すべきなんでしょう。 IBM については、先日の Business Insider に掲載された 「IBM Is Hiring Lots Of New Employees In The Middle Of A Layoff 」という記事により、人材の入れ替えが示唆されていました。 そこに、この投資家への説明資料が加わってくるということは、SoftLayer を軸としたクラウド戦略が、IBM のメイン・ビジネスになってきたことを示しているのでしょう。__AC Stamp 2

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IBM は Linux と OSS に $1B を投資する : at LinuxCon
IBM の Flash Memory アプライアンスは、12T Bytes で 3000万円だ!

日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/3月

Posted in Research by Agile Cat on April 7, 2014

Stat Counter で見た、2014年 3月までのデータです ・・・ 
http://wp.me/pwo1E-7o3
http://gs.statcounter.com/

Agile_Cat_Loupe

2014年の 2月に続いて、Stat Counter のトラフィック分析結果をクリッピングしました。先月と同じく、プラットフォームごとの分析は止めにして、モバイルも、タブレットも、そして Mac も Windows も、すべてが混在の分析です。 具体的には、1:Browser/2:Browser Version/3:Operating System/4:Search Engine/5:Search Site/6:Social Media/7: Platform の順となります。

世界の Operating System で、ついに Android が Windows XP を捉えましたが、ひとつ疑問があるのです。 つまり、トラフィック量が同じなら、PC もモバイルも、そこで転送される情報量が同じなのかという点です。 「Chrome Mobile の データ圧縮は ステキだけど、ほんとうに、それで良いの?」や「Opera for Android が、Webkit ベースでリリースされた」で取り上げたように、モバイルの Chrome や Opera などでは、帯域の消費を抑えるための工夫が施されています。 そうなると、実質的な情報転送量を考える際には、モバイルの方に数字を上乗せすべきなのでしょうか? ひょっとすると、このポストで紹介している、それぞれのチャートから感じる以上に、モバイル・シフトはドラスティックに進んでいるのかもしれませんね。

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Stat Counter

1

Browser 日本

Browser 世界

2

Browser Version 日本

Browser Version 世界

3

Operating System 日本

Operating System 世界

4

Search Engine 日本

Search Engine 世界

5

Search Host 日本

Search Host 世界

6

Social Media 日本

Social Media 世界

7

Platform 日本

Platform 世界

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TAG index

日本の Search Engine ですが、今月も Yahoo がシェアを伸ばしています。 世界の方を見れば一目瞭然ですが、すべてを Google が支配している状況の中で、この Yahoo Japan の活躍は、素晴しいことだと思います。 中国でも、Baidu や 360 Search が、Google を圧倒していますが、そこには政治的な背景があるため、公正な競争が行われた結果とは言えません。 しかし、ロシアは違います。 日本の Yahoo と同様に、Yandex が大健闘という状況が続いています。 ここも、Google が勝ち切れない、数少ない国のひとつなのです。 __AC Stamp 2

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<関連>

日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/2月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/1月

日本と世界のインターネット・トラフィック – 2013年/12月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2013年/11月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2013年/10月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2013年/9月

Storage の調査: Long-Term Low-Cost のコールド・ストレージは 5 PB へと向かうのか?

Posted in .Selected, Facebook, Open Compute, Research, Storage by Agile Cat on April 7, 2014

Storage: Long-Term Low-Cost COLD Storage Solutions
http://wp.me/pwo1E-7nI

By Dick Weisinger – April 4, 2014
http://formtek.com/blog/storage-long-term-low-cost-cold-storage-solutions/

_ formtek

Recently at the Open Compute Summit, Facebook VP of Engineering, Jay Parikh described how Facebook has rigged together a system based on 10,000 Blu-ray discs that fit into a single cabinet, capable of storing 1 petabyte of data.  Facebook plans to improve on this first attempt and be able to reach 5 petabytes per cabinet.  Compared to existing hard disk solutions, Parikh says that the Blu-ray solution will be 50 percent cheaper and use 80 percent less energy. It will also provide 50 years worth of durability for data stored on the discs.

先日の Open Compute Summit で Facebook VP of Engineering である Jay Parikh が説明したのは、1万枚の Blu-ray ディスクをベースにしたシステムを単一の筐体に収め、1 Peta Byte のデータをストアするという、Facebook で試している方式である。また、Facebook は、この試みを改善することで、キャビネットあたりに 5 Peta Byte をストアしようと計画している。Parikh が言うには、既存のハード·ディスク·ソリューションと比較して、この Blu-ray ソリューションでは、コストが 50% も低減され、また、電力消費量は 80% もカットされるようだ。そして、ディスクに保存されたデータに対しては、50年の耐久性という価値も提供される。

Sony, original creator of Blu-Ray technology, and Panasonic have also recently teamed up to address the need for finding a robust long-term low-cost solution for archiving content.  They’ve recently announced that they would jointly produce a 300 GB optical disc for long-term archival.  The product family is to be named “Archive Disc” and should become available in 2015.  The target is to create Blu-Ray optical discs with a 1 TB capacity and to then package them into a disc cartridge containing 12 discs.

Blu-Ray テクノロジー の発案者である Sony と、つい先日に Panasonic が提携したが、アーカイブ・コンテンツのたための、堅牢な Long-Term Low-Cost ソリューションが、そこでの取り組みとなる。 そして、Long-Term アーカイブのために、300 GB の光ディスクを、恊働で生産すると発表している。このプロダクト・ファミリーは、“Archive Disc” と命名され、2015年には利用が可能になるはずだ。そのターゲットは、1 TB の容量を持つ Blu-Ray ディスクを開発であり、また、ディスク・カートリッジ内に、12枚のディスクをパッケージ化することである。

Not everyone is buying into the Facebook strategy.  Mark Peters, a senior analyst at Enterprise Strategy Group, commented that “some of what Facebook was doing was laying out a challenge to storage vendors.  I think what they were really communicating was that there is a need for low cost reliable storage.”

誰もが、Facebook の戦略に与するわけではない。Enterprise Strategy Group のシニア・アナリストである Mark Peters は、「 たしかに、Facebook における幾つかの取り組みは、ストレージ・ベンダーへの挑戦を提起した。そして、実際に彼らが発信したことは、低コストで高信頼性のストレージに、大きなニーズがあるということだったと、私は理解している」と述べている。

Bruce Kornfeld, Interim CMO at Spectra Logic, questions the logic of using Blu-Ray for commercial purposes.  Kornfeld said that “over the last 20 years the commercial data storage industry has attempted to commercialize multiple consumer technologies including CD ROM, CD Writeable, DVD writeable, 4mm Digital Audio Tape, 8mm video tape, and VHS video tape – with mixed results.  Consumer technologies offer high-volume and typically low cost storage media. The ‘low cost’ strengths of these technologies have also led to their downfall as they lack the device robustness and data reliability required by commercial data storage applications. In addition, consumer grade drives and media just don’t last very long. Blu-ray disc drive load mechanisms are probably good to a few thousand load/unload cycles. This compares with an LTO tape drive that is rated to 250,000 load/unload cycles. As you can see – the difference in durability is substantial!”

Spectra Logic の Interim CMO である Bruce Kornfeld は、Blu-Ray の商用目的での利用に対して、論理的に無理があると、異を唱えている。 そして、「 これまでの20年間において商用データ・ストレージ業界は、複数のコンシューマ・テクノロジーを商用化しようと試みてきた。そこに含まれるのは、CD ROM/CD Writeable/DVD Writeable/4mm Digital Audio Tape/8mm Video Tape/VHS Video Tape であり、また、それらの組み合わせである。たしかに、コンシューマ・テクノロジーは、一般的にみて大容積で低コストな記憶媒体を提供する。 しかし、それらのテクノロジーにおける低コストの強みは、商用データ・ストレージ・アプリケーションで必要な、デバイスの堅牢性とデータの信頼性を欠いているため、意味を持つものになり得ない。また、コンシューマ向けのドライブやメディアは、きわめて寿命が短い。Blu-Ray ディスク・ドライブのロード・メカニズムは、おそらく数千回の Load/Unload サイクルをサポートするだけだ。250,000回の Load/Unload サイクルに対応する、LTO テープ・ドライブの仕様と比較して欲しい。 誰もが分かるように、 耐久性が段違いなのだ!」と述べている

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TAG indexこの コールド・ストレージについては、すでに「 Blu-ray ディスクを 10000枚:Facebook が考えるペタ/エクサ時代のコールド・ストレージとは? 」という抄訳でお伝えしていますが、Sony と Panasonic が提携して、新たなソリューションを展開するというのは、とても嬉しい話ですね。 文中で、Mark Peter さんが述べているように、Open Compute の目的は、ユーザーが本当に欲しいものを、すぐれたベンダーに安価に提供してもらうことです。その意味で、Sony と Pnasonic の提携は、とても素晴しいことです。 なお、Bruce Kornfeld さんには、No Comment です :)  __AC Stamp 2

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