Agile Cat — in the cloud

Rackspace を CenturyLink が買収するというウワサを、Bloomberg がレポートしているが・・・

Posted in Bare-Metal, Hybrid, Rackspace, Telecom by Agile Cat on September 9, 2014

Rackspace may get acquired by telecom CenturyLink
http://wp.me/pwo1E-7PC

September 7, 2014 – Tom Cheredar
http://venturebeat.com/2014/09/07/rackspace-may-get-acquired-by-telecom-centurylink/

_ VB

In an odd turn of events, major web hosting company Rackspace is allegedly in negotiations to sell itself to Louisiana-based telecommunications firm CenturyLink.

一連の流れの中で、また、興味深い話が出てきた。 伝えられるところによると、メジャー Web ホスティング会社である Rackspace が、Louisiana ベースのテレコムである CenturyLink に対して、自身を売却するための交渉に入っているというのである。

Image Credit
Garrett Heath/Flickr

The news, first reported by Bloomberg earlier today, wouldn’t be a complete shock if true. Rackspace first notified shareholders that it was interested in selling the company back in May, which actually had a negative effect on its stock price, as VentureBeat previously reported.

この、今朝一番に Bloomberg から報じられたニュースだが、それが事実であっても、さして驚くべきものではない。話は 5月に戻るが、Rackspace は株主たちに、自社の売却について興味が有ることを伝えていたのだ。そして、以前に VentureBeat がレポートしたように、そのことが同社の株価に対してマイナスの影響を及ぼした。

Rackspace declined comment to VentureBeat about any such acquisition negotiations.

VentureBeat は Rackspace に対して、それらの買収交渉に関するコメントを求めているが、無視されている。

Part of the stock downturn has to do with major potential buyers like IBM showing no interest in an acquisition. Also, few analysts believed the company would take itself private to avoid scrutiny by shareholders as Rackspace attempts to shift away from the commodity public-cloud business to focus instead on its support and managed services.

同社の株価が低迷している背景として、IBM のような大手が買収に関心を示さないという状況にも一因がある。また、何人かのアナリストは、株主による監視を避けるために、Rackspace がプライベート・カンパニーに戻る可能性にも言及している。それは、これまでにサポートしてきたマネージド・サービスに換えて、コモディティなパブリック・クラウド・ビジネスを選ぶという路線から、Rackspace が離れようとするにつれて、生じてきた話でもある。

CenturyLink doesn’t have a strong background in cloud computing and cloud services, so its interests in Rackspace are valid. Bloomberg’s sources also indicate that expanding its cloud services is a main reason for CenturyLink’s interest.

その一方で CenturyLink は、クラウド・コンピューティングとクラウド・サービスにおける、強力なバック・グラウンドを持っていないため、Rackspace に興味を示すという説は有力である。また、Bloomberg の情報筋は、CenturyLink の主たる関心事について、クラウド・サービスの拡大があるはずと指摘している。

Based on its current stock price, Rackspace has a $5.33 billion valuation. That said, it might be difficult for CenturyLink to come up with the kind of money needed to push the acquisition deal through.

なお、Rackspace の現在の株価をベースにすると、その評価額は $5.33 billion になる。つまり、CenturyLink が、この取引をプッシュするにしても、そのための対価をひねり出すのは難しいという可能性もある。

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今年の初めに、Gartner が「これからの2年間で、Top-100 プロバイダーの 25% が買収される」という予測を出していました。最近の Rackspace は、OmMetal サービスという路線を打ち出し、いわゆるパブリック・クラウド価格競争から抜け出そうとしているように思えます。そして CenturyLink ですが、気になる会社ではあっても、これまでに記事を訳したことはありませんでした。 唯一、Agile_Cat で登場してくるのは、「コロケーションの世界:グローバルの覇者 Equinix と アジア・チャンピオンの NTT を比較する」という抄訳ですが、このポストに含まれるチャートを見ると、かなりの企業規模を有していることが分かります。 この買収に関するウワサですが、実現すると両者ともパッピーなのかもしれませんね。

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Agile_Cat:2014年 7月の マトメ : 常識は移ろい変わるもの

Posted in Asia, Bare-Metal, Facebook, Google, Rackspace, Research by Agile Cat on August 3, 2014

ヒタヒタと、Bare-Metal の足音が・・・
http://wp.me/pwo1E-7IF

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いつもの通り、導線を分析するためのリフェラル数(参照数)からですが、今月は月初も忙しく、このポストで紹介するデータは、8月3日の時点で抽出したものであり、モタモタしていた先月と、重複する部分がありますが、ご容赦ください。

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そして、トップ・ポストの方ですが、トップにある Instagram のマイグレーションが、とても多くの人々に読まれていました。 とにかく、ユーザーに気付かれることなく、200億枚の写真を移行できたことに拍手です。 そして、Facebook のベアメタル環境は、どれだけパフォーマンスを向上させ、コストを引き下げるのでしょうか。また、その他のポストを見ても感じるのですが、クラウドの常識というものが、少しづつ変化しているように思えます。まだまだ、すべてが黎明期と思い出させてくれる、そんな感じの 7月でした。

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1: Instagram が達成した史上最大のマイグレ:200億枚のイメージを AWS から FB へ!
2:
世界最大の Web サイトは ? ビジター数をチャートで比べる!
3: Google の 2014 Q2 収支報告:モバイル・ベースの薄利多売に投資家たちは OK !
4:
Docker によるアプリのパッケージ化は、すでに大きな実績を残し始めている!
5: 富士通がクラウド・シフトのための、膨大な予算を計上!
6:
Apple が iPhone を 死ぬほど大切にする理由

7:
Google の DataFlow は、MapReduce の正当な継承者になり得るのか?
8: アメリカの iOS は Android を寄せ付けない:Web トラフィック

9: マイグレーションの期間は終わり、クラウド・ネイティブ・アプリの時代が始まる
10:
一眼レフを捨て iPhone に持ち替えた、アート・フォトグラファーの話し
11: やっぱり、日本人は iPhone が大好きなんだ!
12: Facebook 脅威の Q2 決算:3000 億円の売上げと 48% の粗利率 !
13:
Nexus 6 は Google I/O に登場するのか? 予測される 5つの特徴!
14:
ダーク・ファイバーの存在が、クラウドに信頼性をもたらす – Verizon

15: Office For iPad がリリース:Word/Excel/PowerPoint の DL は ココだ!
16:
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する

17:
米教育機関と Chromebook :すべての生徒にコンピューティングを!

18: iPhone 6 の初期オーダーは、前例のない 7000〜8000万台 規模!
19:
Apple が eBay で在庫整理らしい : iPhone 6 の発売が近いのか?

20:
モバイル・ユーザーが使用するアプリは、平均で 30タイトルを下回る

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なお、ランクインはしていませんが、以下のポストも、とても興味深いものなので、まだ、という方は、ぜひ ご覧ください。なんといっても、最近の注目はベアメタルです。 なぜ、仮想化が必要なのかと考えると、その要因はユーザー側にはなく、プロバイダー側の運用やコストにあるわけです。 それなら、そのレイヤを取っ払ってしまえという動向に、なんとなく勢いが付いてきた感じです!

Internap の ベアメタル OpenStack が、Hong Kong DC にも展開される!
Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する
IBM のクラウド戦略:SoftLayer London データセンターが立ち上がる

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image今日は 8月3日で、今週から夏休みという方も多いことだと思います。 これから、お盆が明けるまで、文字どおりの真夏がやってきます。みなさん、海へ山でと、いろいろな計画をお持ちだと思います。 熱中症や事故などに気をつけて、楽しい夏休みをお過ごしくださ~い :)  image7_thumb_thumb_thumb_thumb_thumb[2]

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Rackspace の OnMetal サービスが、Post-VM 時代のクラウドを提起する

Posted in .Selected, Bare-Metal, Data Center Trends, Open Compute, OpenStack, Rackspace, Strategy by Agile Cat on July 4, 2014

Rackspace’s OnMetal service eliminates "noisy-neighbor" problems
http://wp.me/pwo1E-7Dx

By Michael Kassner July 1, 2014
http://www.techrepublic.com/article/rackspaces-onmetal-service-eliminates-noisy-neighbor-problems/

Has VM server technology finally outlived its usefulness? Rackspace and some major clients seem to think so.

仮想サーバーのテクノロジーは、その有用性という観点で、長生きし過ぎているのだろうか? Rackspace と、主要な顧客たちは、そう考えているようだ。

Last year, Dell and HP lost a key customer — Rackspace. Up until then, the two companies supplied Rackspace with upwards of 90,000 servers. Rackspace, like Facebook, now designs its own servers using guidelines from the Open Compute Project. Quanta Computer builds the custom servers for Rackspace.

昨年のことだが、Dell と HP は、重要な顧客である Rackspace を失っている。それまで、この両社は、90,000台以上のサーバーを Rackspace に供給してきた。しかし、いまの Rackspace は Facebook のように、Open Compute Project のガイドラインを用いて、自らのサーバーをデザインしている。 そして Quanta Computer が、Rackspace のためのカスタム·サーバーを構築している。

Image: Rackspace

This past week, Taylor Rhodes, President of Rackspace, announced in this video what was in store for these servers — a new Rackspace offering called OnMetal. Put simply, Rackspace, besides providing customers multi-tenant virtual machine (VM) servers, will now rent single-tenant dedicated servers.

先週のことだが、Rackspace の President である Taylor Rhodes は、彼らの OnMetal という新しいサーバーに、ストアされるものをビデオで発表した。簡単に言うと、これからの Rackspace は顧客たちに、マルチテナントの仮想マシン(VM)サーバーを提供するだけではなく、シングルテナントの専用サーバーをレンタルすることになる。

Why single-tenant servers?

Rhodes listed a whole slew of reasons why multi-tenant VM servers were not meeting customer needs, calling the issues "noisy-neighbor" problems. The predicament was first noticed when one tenant on a VM server co-opted most of the server’s resources. Doing so caused variability in how the other VMs behaved and performed, even to the point where availability was not assured.

Rhodes は、マルチテナントVMサーバーが、顧客のニーズを満たせなかった理由を列挙し、すべてが "noisy-neighbor(迷惑な隣人)" の問題だと切り捨てている。この不具合は、VMサーバー上のテナントが、そのサーバーの大半を共有すると選択したときに、初めて気づくものである。 そのような状況では、他の VM の振る舞いや、その処理の内容に応じて、自身の VM に性能のバラつきが生じることになり、可用性が保証できないレベルに至ることもある。

Rhodes stated that clients, not seeing any other choice, attempted to thwart these issues by over-provisioning their server requirements, aggravating the situation even more. Something else often overlooked is that each VM instance adds what Rhodes considers "virtualization tax." The performance hit each additional VM instance places on the physical server.

Rhodes は、こうしたサーバーのオーバー・プロビジョニングによる問題を、他の選択肢を探すことなく阻止しようとする顧客は、さらに状況を悪化させると述べている。その他で見落とされがちなものとしては、それぞれの VM インスタンスが積み上げていく "virtualization tax” があると、Rhodes は考えている。つまり、物理サーバー上に追加された、それぞれの VM インスタンスにより、パフォーマンスが劣化していくことになる。

Image: Rackspace

One solution that eliminates the noisy-neighbor problem is to place critical services on dedicated servers in colocation centers. However, companies renting dedicated hardware lose a lot in the process. According to Rhodes, "In a colocation center, you lose the simplicity and elasticity a multi-tenant cloud gives you."

この、noisy-neighbor の問題を排除するソリューションとして、コロケーション·センター内の専用サーバーに、重要なサービスを配置するという考え方がある。しかし、専用のハードウェアーをレンタルするプロセスの中で、顧客となる企業は大きなロスを生じる。Rhodes は、「コロケーション・センターにおいては、マルチテナント・クラウドが提供するはずの、シンプルでエラスティックという特性が失われる」と述べている。

Elasticity refers to "how well the datacenter can satisfy the growth of the input VMs resource demands under both the limitations of physical machine capacities." So there’s the trade-off: performance variability vs. ease and quickness of provisioning.

ここでい言うエラスティックだが、「物理マシンのキャパシティという制約の下で、要求に応じて VM リソースを投入し、データセンターの成長を達成する」という意味を持つ。したがって、そこには、” パフォーマンスの変動性 vs 迅速で容易なプロビジョニング ” というトレードオフがある。

With Rackspace’s new service, there’s no trade-off

Rackspace took the best parts of the multi-tenant cloud and colocation services and discarded the parts that weren’t working. To do that, Rackspace took its OnMetal server design, enlisted OpenStack cloud software, (specifically Ironic, a provisioning system built for bare-metal servers), and created a service that lets providers work with non-VM servers (OnMetal) in the same manner and flexibility VM servers are provisioned.

Rackspace が選んだ方針は、マルチテナント・クラウドとコロケーション・サービスからの良いとこ取りである。そのためには Rackspace は、OpenStack クラウド·ソフトウェアを組み入れれる(ベアメタル・サーバー用に構築された Ironic プロビジョニング・システムが特徴)、OnMetal サーバーを自身でデザインすることになった。その結果として、顧客であるサービス・プロバイダーたちは、non-VM サーバー(OnMetal)を動かしながら、VM サーバーのプロビジョニングで実現される方式と柔軟性を手に入れられる。

Rhodes stated OnMetal servers:

Rhodes は OnMetal サーバーについて、以下のように述べている:

  • Are 100% solid-state, no heat (other than the Central Processing Unit), and no vibration as fans are outside the server housing;
  • Can be spun up in minutes, just like VMs;
  • Are Application Program Interface (API) driven and accessible just like VMs;
  • Do not use a Hypervisor; and
  • Are hardware specialized for database services, low-latency caching, or web-request handling.
  • 100% の独立性を持ち、自身の CPU 以外に負荷はなく、他のサーバーからの影響も排除される。
  • VM と同様に、数分でプロビジョニングを完了できる。
  • VM と同様に、API を介した駆動とアクセスを実現する。
  • ハイパーバイザーは使用しない。
  • DB サービス/低レイテンシ・キャッシング/Web リクエスト処理などにハードウェアを特化できる。

To give an example of the hardware specialization, a database-focused OnMetal server would have the following specs:

以下は、データベースに特化した OnMetal サーバーの、ハードウェア仕様のサンプルである:

  • Flash storage: 3.2 Terabytes
  • RAM: 128 Gigabytes
  • IOPS: Greater than 200,000

The Rackspace website offers the following additional details for the OnMetal service:

また、Rackspace は OnMetal サービスに関して、以下のような詳細を、その Web サイトで提供している:

  • Fast provisioning: OnMetal Servers can be provisioned in less than five minutes.
  • Integrated administration: Use the same control panel and API interfaces for both OnMetal servers and virtual-cloud servers.
  • Consistent performance: Single-tenant architecture eliminates "noisy neighbors," and no performance hits to the virtualization layer.
  • Open-source standards: Avoid being locked into a proprietary solution, as hardware and software are both open source.
  • High-performance networking: Each cabinet includes two 10Gb/s network connections in a high availability Multi-Chassis Link Aggregation with minimal over-subscription to help increase throughput and performance for your applications.
  • Fast provisioning: OnMetal Servers は 5分以内にプロビジョニングされる。
  • Integrated administration: OnMetal/VM サーバーに対して、同一のコントロール・パネルと API インターフェイスが提供される。
  • Consistent performance: シングル・テナント・アーキテクチャにより "noisy neighbors” を排除し、また、仮想レイヤによるパフォーマンス劣化も排除する。
  • Open-source standards: ハードウェアとソフトウェアはオープンソースであるため、プロプライエタリ・ソリューションにロックインされない。
  • High-performance networking: それぞれのキャビネットには、2つの 10Gb/s ネットワーク接続が含まれる。この、高可用性 Multi-Chassis Link Aggregation と、最小限の over-subscription により、アプリケーションのスループットとパフォーマンスを高レベルに保つ。

Satisfied clients

During the announcement, Rhodes introduced several Rackspace clients that are onboard with the OnMetal approach. Zach Rosen, CEO and cofounder of Pantheon Systems, said, "We’ve all been trained to think of the cloud as generic virtual machines on demand. VMs have had their decade. The future ‘Cloud’ will be built with containers deployed across bare-metal servers provisioned via API. We believe Rackspace’s OnMetal service is the future of Infrastructure as a Service.”

このアナウンスメントにおいて Rhodes は、OnMetal アプローチに賛同する、何社かの Rackspace クライアントを紹介している。Pantheon Systems の coFounder and CEO である Zach Rosen は、「 私たちの、すべてが、オンデマンドで仮想マシンを生成するものが、クラウドだと教えこまれてきた。そして VM は、その十年を享受した。しかし、これからのクラウドは、API を介してプロビジョニングされたベアメタル・サーバー上に、デプロイメントされるコンテナにより構築されるだろう。 私たちは、Rackspace の OnMetal サービスが、IaaS の未来になると信じている」と述べている。

OnMetal is available now through an early availability program, and will be in general availability by late July 2014. To learn more and to sign up for a test drive, head over to this page at Rackspace.

現時点の OnMetal は、early availability program として利用できる。 そして、一般的な運用は、7月の後半から開始される。 テスト・ドライブについては、この Rackspace のページで確認し、Sign Up してほしい。

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ハードウェアの性能が高まり、それかオープンソース化により低価格で提供されるようになると、サーバーを設計/構築する上での発想が、その根底から刷新されます。 ハードウェアが高価であった時代の改革者であった VM も、最先端のポジションを Bare-Metal に明け渡し、それをサポートするものへと、役割を変えていくのかもしれませんね。 San Antonio の Rackspace HQ で、第2回めの OCP Summit が開催されたのが 2012年 5月ですから、そこから 2年の月日が流れています。 頑張りましたねと、声をかけてあげたくなる、Rackspace です!

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Android から OpenStack を管理 : Rackspace が専用アプリを提供

Posted in Google, OpenStack, Post-PC, Rackspace by Agile Cat on August 23, 2013

Rackspace Upgrades Android App with OpenStack Support
http://wp.me/pwo1E-6wq
Maria Deutscher | July 13th
http://siliconangle.com/blog/2013/07/13/rackspace-upgrades-android-app-with-openstack-support/

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Yesterday Rackspace customers were pleasantly surprised to find a new release of the company’s free Android app. The latest version sports a new look and features an array of options for managing cloud deployments on the go.

昨日(7/12)のことだが、Rackspace から新たに提供された無償の Android アプリにより、同社の顧客たちは驚き、喜ぶことになった。この最新バージョンは、外出先でクラウドのデプロイメントを管理するための、新たにデザインされた外観と、多様な機能を提供するものとなっている。

The reworked interface makes it easier to navigate the app and “find exactly what you’re looking for.” It’s complemented by an array of new admin functions, including the ability to manage multiple Rackspace accounts, check system status, and reboot, rename, resize and rebuild servers. Additionally, users can now change root passwords, ping specific servers from multiple data centers, and call Rackspace support directly from within the app without switching tabs.

その、刷新されたインターフェイスにより、アプリの操作は容易になり、また、探しているものを正確に見つけられるようになった。具体的には、新しい Admin 機能群により補完されることになるが、そこには、複数の Rackspace アカウントの管理、および、システム・ステータスのチェック、そして、サーバーの Reboot/Rename/Resize/Rebuild などが含まれる。さらに、ユーザーは、root パスワードの変更および、マルチ・データセンター前提とした特定サーバーの ping 参照が可能となり、また、アプリのタブを切り替えることなく、Rackspace サポートをダイレクトに呼び出せるようになる。

The new release also fixes the issues that caused the previous of version of the application to crash, and introduces support for Rackspace’s OpenStack-based cloud platform. The app is currently available for Android smartphones. There’s no word on an iOS version, but Rackspace senior product manager Jorge Astroga said that his firm is “definitely thinking about tablet support in the near future.”

この新しいリリースでは、アプリをクラッシュさせるという、以前のバージョンでの問題が修正され、また、Rackspace における OpenStack ベースのクラウド・プラットフォームのサポートが提供されている。現時点で、このアプリは Android スマートフォンで利用できるが、iOS バージョン関する表明はまだ無い。しかし、Rackspace の Senior Product Manager である Jorge Astroga は、「間違いなく、近い将来において、タブレットのサポートを考える」と、発言している。

Recent developments suggest that the cloud vendor is stepping up product development. This week’s app roll out comes on the heels of a partnership between Rackspace and The European Organization for Nuclear Research to create a federation service for the former’s cloud portfolio, including its PaaS suite, OpenStack, and the Rackspace Private Cloud architecture. The tool is expected to hit general availability within a year.

最近の展開が示唆するのは、クラウド·ベンダーがプロダクト開発を強化しているという流れである。 従来からのクラウド·ポートフォリオのためのフェデレーション・サービスを作成したい、The European Organization for Nuclear Research が Rackspace とパートナーシップを締結した後を受けて、このアプリが今週に登場したわけであるが、そのポートフォリオには、PaaS Suite、OpenStack、そして、Rackspace Private Cloud のアーキテクチャが含まれているのだ。このツールの、より広範囲における利用形態が、年内には確立するものと期待されている。

CERN was one of the very first major organizations to adopt OpenStack. The open platform powers two of the data centers assigned to process the 25 petabytes of data its Large Hadron Collider (LHC) generates every year.

CERN は、OpenStack を採用するという意味で、きわめて重要かつ大規模な組織である。このオープン・プラットフォームのパワーは、2つのデータセンターに展開され、Large Hadron Collider (LHC) から生み出される、年間で 25 PByte というデータを処理することになる。

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openstack-55aAndroid で OpenStack をコントロールって、なんとなくカコイイですよね。 日常的なチェックであれば、それこそスマホで済みますし、ちょっと込み入った設定と言ったって、タブレットで処理してしまうという世の中になりましたね。 かく言う Agile_Cat も、WordPress の管理に Android や iOS を使っていますし、それらがあれば充分なのだと、このポストを訳しながら実感しているわけです。もちろん、Windows と Mac OS も使いますので、入れ替わり立ち代りで、4種類のプラットフォームを介して、このブログを維持/運営しているわけです。 それと同じことが、OpenStack にも当てはまりますし、Facebook にも、Evernote にも、当てはまるわけです。よろしければ、以前にポストした 『 スマートフォン戦争は終結した: そして勝ったのはユーザーである 』も、ぜひ、ご覧ください。__AC Stamp 2

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Posted in .Selected, Entertainment, OpenStack, Rackspace by Agile Cat on August 18, 2013

Rackspace to Help Sony PlayStation Deploy OpenStack Private Cloud
http://wp.me/pwo1E-6vr

Justin Lee on August 9, 2013
http://www.thewhir.com/web-hosting-news/rackspace-to-help-sony-playstation-deploy-openstack-private-cloud

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Web hosting and cloud hosting provider Rackspace announced Friday in an earnings call it recently signed an agreement with Sony PlayStation in which its “developers and architects will be consulting and supporting the PlayStation team with their OpenStack private cloud deployment.”

Web と Cloud のホスティング・プロバイダーである Rackspaceが、この金曜(8/9)の収支報告会で、Sony PlayStation との契約締結について発表した。具体的には、OpenStack プライベート・クラウドのデプロイメントに関して、同社のデベロッパーとアーキテクトが、コンサルティングとサポートという側面で、Sony の PlayStation チームに対応していくものである。

The move comes a few weeks after Rackspace launched a free Rackspace Cloud Assessment tool to help businesses decide what their cloud and technology needs to help them effectively migrate to Windows Server 2012.

この動きは、フリーのツールである Rackspace Cloud Assessment が立ち上げられた、数週後に訪れている。それは、企業を支援するものであり、Windows Server 2012 への効率の良い移行を促進するために、顧客企業が必要とするクラウドとテクノロジーを判断させるものである。

The partnership comes just months before Sony’s upcoming launch of its heavily-anticipated new gaming system, PS4.

このパートナーシップは、数ヶ月後に予定される、Sony の期待のゲーム・システム PS4 の立ち上げに、先立って締結されている。

A sufficient and secure cloud network is crucial for PlayStation, especially when considering the April 2011 security breach of the PlayStation servers. The breach caused a month-long outage of its PlayStation Network, resulting in a loss of revenue of at least $171 million for the company.

許容量とセキュリティを備えたクラウドネット・ワークは、2011年 4月に発生した PlayStation サーバーのセキュリティ侵害を考えると、Sony にとってきわめて重要なものとなる。 そのときの侵害により、PlayStation ネットワークは 1ヶ月にわたり、サービスの停止を余儀なくされ、少なくとも $171 million の損失が同社に生じている

Rackspace will be helping Sony with the design and deployment of its PlayStation cloud plans. In the earnings call, Rackspace CEO Lanham Napier said that Sony is now an “enterprise customer”, but remained otherwise tight-lipped about the partnership’s details.

Rackspace は、PlayStation クラウド計画のデザインとデプロイメントにおいて、Sony を支援していくことになる。 前述の収支説明会において、Rackspace の CEO である Lanham Napie は、Sany が エンタープライズ・カスタマーになったと説明したが、それ以外については、つまりパートナーシップの詳細については、堅く口を閉ざしていた。

OpenStack, a project Rackspace jointly created with NASA, is a global collaboration of developers and cloud computing technologists producing an open source cloud computing platform for public and private clouds.

OpenStack は、Rackspace と NASA が共同で立ち上げたプロジェクトであり、デベロッパーやクラウド・コンピューティング・テクノロジーに関する、グローバルなコラボレーションを目指すものである。そして、パブリック/プライベートのクラウドに対して、オープンソースのクラウド・コンピューティング・プラットフォームを作成している。

The OpenStack project celebrated its three year anniversary last month.

なお、OpenStack プロジェクトは、先月に 3年目に入り、各方面から祝福されている

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TAG indexそういえば、昨年の PlayStation ネットワークは、散々な目にあっていましたね。 そのころに、『Amazon の新たな悩みは、Sony と OpenStack の蜜月にあるのか』という抄訳をポストしていますが、もう、とっくに、OpenStack へと移行しているのかと思っていました。 タイトルからして、また、昨年の報道からして、引越し先は OpenStack で間違えないのだと思いますが、そうなると、不思議なのが、Windows Server 2012 に関する一文です。 何なのでしょうね? __AC Stamp 2

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Posted in .Selected, Hybrid, OpenStack, Rackspace by Agile Cat on July 17, 2013

Rackspace and CERN collaborate on massive OpenStack hybrid cloud
http://wp.me/pwo1E-6nl
By
Barb Darrow – JUL. 1, 2013
http://gigaom.com/2013/07/01/rackspace-and-cern-collaborate-on-massive-hybrid-cloud/

_ Gigaom

Summary: CERN openlab is working with Rackspace to build and deploy a massive hybrid cloud that could prove OpenStack’s worth in huge research applications.

Summary: CERN の OpenLAB は、研究を目的とした膨大なアプリケーションで OpenStack の価値を証明するために、大規模ハイブリッド・クラウドの構築/展開において Rackspace と協調していく。

CERN, the hotbed of physicists exploring the origin of, well of everything,was already using OpenStack for private cloud infrastructure and now CERN’s openlab arm is partnering with Rackspace to build out a hybrid cloud as well. Rackspace announced the collaboration Monday, positioning the project as a way to show that hybrid cloud can suit even the biggest, and most data intensive jobs.

CERN の起源は、すべての事象を解明しようとする、物理学者たちの住処であり、すでにプライベート・クラウドのインフラとして OpenStack を使用している。 そして、いま、CERN OpenLAB 部門は、ハイブリッド·クラウドを構築するために、Rackspace社と提携している。今回ののコラボレーションについて、月曜日に Rackspace が発表した内容は、その最大級の規模を誇るデータ集約的な作業に対して、ハイブリッド·クラウドがフィットすることを示すという、このプロジェクトの位置づけである。

This is a pretty big reference account win for Rackspace, which, along with Hewlett-Packard, Red Hat, IBM, and Microsoft  is trying to show that hybrid cloud is the go-to implementation model for many organizations that want to keep some data and applications in-house while tapping public cloud as necessary for some loads. All of these vendors hope to use this hybrid cloud pitch as a counterweight to Amazon web Services huge public cloud push.

それは、Rackspace のアカウント戦略における大勝利であり、また、Hewlett-Packard や、Red Hat、IBM、そして Microsoftなどが、ハイブリッド・クラウドへの取り組みにおいて、喉から手の出るほど欲しがっている成果である。言うまでもなく、それは、要求される負荷にパブリック・クラウドをしながら、特定のデータやアプリケーションは、社内に置いておきたいという、数多くの組織が望んでいる実装モデルである。それらすべてのベンダーは、Amazon Web Services という巨大なパブリック・クラウドからの圧力に抗して、このハイブリッド·クラウドというセールス・トークを用いたいと願っている。

imageRackspace CTO John Engates

“We’re helping them make the vision of hybrid cloud do-able —  [CERN is] starting to federate their existing cloud, the cloud we’re building with them and the public cloud at Rackspace,” said John Engates, Rackspace CTO in an interview. Cern openlab is a mechanism  facilitate collaboration between commercial companies and the physics lab. It was unclear if this effort will bring revenue to Rackspace, but Engates said there is big potential upside, although CERN is already a Rackspace public cloud customer.

「 私たちは、彼らのハイブリッド·クラウドにおけるビジョンを支援している。 つまり CERN は、既存クラウドとのフェデレーションに着手しようとしているが、その対象は Rackspace で構築されているパブリック・クラウドなのだ」と、Rackspace の CTO である John Engates がインタビューで答えている。CERN の Open LAB という組織は、この物理学研究所と民間企業のコラボレーションを促進するものである。この試みにより、Rackspace にもたらされる収益は不明であり、また、すでに CERN が Rackspace パブリック・クラウドの顧客でであるにもかかわらず、大きな可能性が生じると Engates は発言している。

“Both CERN and Rackspace are putting something in and we get the benefit of doing something at scale with CERN in a context we don’t serve very well yet. Research is not something we’ve targeted as a company yet — we were more focused on pure commercial customers but with CERN doubling down on OpenStack and bringing us in gives us a big test bed and venue. We have aspirations to put our cloud in every context.

「 CERN と Rackspace は、そこに何かを期待している。そして、Rachspace が上手くサポートできない世界で、CERN のスケールを活用することで、何らかのメリットを得たい。当社がターゲットするものに、研究という切り口は無かった。 つまり、 私たちは、よりピュアなコマーシャル・カスタマーにフォーカスしてきた。しかし、CERN は OpenStack に対して積極的であり、また、私たちに対して巨大なテストベッドと場所を提供してくれる。私たちは、すべてのコンテキストに対して、自身のクラウドを適合させるという願望を持っている」

As GigaOM’s David Meyer reported a month ago, CERN moved away from one open source cloud, OpenNebula, to another in OpenStack. The latter was born out of NASA and Rackspace, but is now governed by the OpenStack Foundation. CERN infrastructure manager Tim Bell was an early supporter of OpenStack, and now a foundation board member. He will speak about his experience at GigaOM’s Structure Europe  in London Sept. 18-19.

1ヶ月前に、GigaOM の David Meyer がレポートしたように、CERN は OpenNebula から OpenStack へと、そのクラウドを移行している。そして、OpenStack は、NASA と Rackspace により誕生しているが、いまでは OpenStack Foundation により管理されている。CERN の Infrastructure Manager である Tim Bell は、OpenStack の初期におけるサポーターであり、また、いまでもファンデーションのボードメンバーを務めている。London Sept. 18-19 で開催される GigaOM Structure で、彼は自身のエクスペリエンスについて講演する。

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image数ヶ月前ですが、CERN が OpenNebula から OpenStack に切り替えたというニュースが流れていましたが、この記事によると、その背後で Rackspace が動いていた感じですね。 それにしても、CERN のような組織が、ハイブリッドに取り込むというのは、その理由も明らかでり、また、納得しやすい感じがしますね。 そして、OpenStack としては、PayPal 以来の大型顧客の獲得となり、また、自身の存在をアピールする、とても大きなチャンスをモノにしましたね。image

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Salesforce も Rackspace も、目指すは モバイル BaaS なのだ!

Posted in .Selected, Amazon, BaaS, Rackspace, Salesforce by Agile Cat on April 10, 2013

Salesforce.com and Rackspace gear up for mobile developers
http://wp.me/pwo1E-5X0
By
Barb Darrow – April 9、2013
http://gigaom.com/2013/04/09/salesforce-com-and-rackspace-gear-up-for-mobile-developers/

_ Gigaom

Summary: Industry giants are adding more development and platform goodies for mobile app developers. This may have the more targeted MBaaS providers a little perplexed.

Summary: 業界の巨人たちは、モバイル・アプリ開発者のために、デベロップメントとプラットフォームのグッズを追加しようとしている。 そして、その動きの中には、やや入り組んだ MBaaS プロバイダーをターゲットにしたものも含まれる。

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If there was any doubt that mobile development is where the action is, witness two pieces of news. First, Rackspace, the infrastructure-as-a-service and hosting company, is launching a pre-packaged mobile “stack” specifically for mobile applications. Second, Salesforce.com is beefing up its mobile software development kit (SDK) and is coming out with “quick start” packs to jump-start HTML5 or hybrid mobile applications.

モバイル開発におけるアクションが、どこに生じるのかという疑念があるなら、以下の 2つのニュースが、それを証明するだろう。まず、IaaS とホスティングの Rackspace 社だが、モバイル·アプリに特化したパッケージである、モバイル Stack を立ち上げている。第 2に、Salesforce.comは、モバイル SDK を強化しており、HTML5 やハイブリッド・モバイル・アプリをジャンプスタートさせる、Quick Start パックの準備を整えている。

Given these developments, and rumblings that public cloud king Amazon Web Services is gearing up its mobile development push, it looks like legacy cloud giants are crowding into a space pioneered by smaller, more focused providers of mobile back-end services. (GigaOM Pro analyst Janakiram MSV has a good take on choosing an MBaaS here — subscription required.)

それらの開発が推進されていることを前提とし、また、パブリック・クラウドのキングである Amazon Web Services が、そのモバイル開発をプッシュしているというウワサを考え合わせると、小規模プロバイダーたちが開拓してきた Mobile BaaS というスペースに、レガシー・クラウドの巨人たちが殺到しているかのように見える。(GigaOM Pro のアナリストである Janakiram MSV が、MBaaS を選ぶ上での見解を提供している – サブスクリプションが必要)

Who needs an MBaaS?

Salesforce says developers using its tools can build apps that tap into troves of legacy data from existing CRM customers.

Salesforce.com’s pitch is that, while there are tons of useful consumer mobile apps, enterprise apps to date are still lacking.  ”It’s hard to build mobile apps that don’t just look nice but are engaging and that comes down to data. They need to be connected into your work data,” said Adam Seligman, VP of developer relations at Salesforce.com. “You have to make it easy to build the apps, the client side stuff, but you also need those hooks into corporate data.”

Salesforce.com のセールス・トークによると、コンシューマにとって便利なモバイル・アプリは山ほどあるが、データを処理するエンタープライズ・アプリが依然として不足しているようだ。「ルック&フィールが優れているだけではなく、データと密接に絡み、判断を下していくモバイル・アプリの構築は難しい。なぜなら、仕事で用いるデータに、接続する必要があるからだ。まず、クライアント・サイドのアプリを、簡単に構築できるようになる必要が生じるが、それらをコーポレート・データと連携させなければならない」と、Salesforce.com の VP of Developer Relations である Adam Seligman は発言する。

The new mobile packs, which support three lightweight mobile frameworks — jQuery Mobile, Backbone.js and AngularJS — should help on the ease-of-development front.

jQuery Mobile/Backbone.js/AngularJS という、3つのライトウェイト・モバイル・フレームワークをサポートする、この新しいモバイル・パックが、容易な開発という面で役に立つはずだ。

Salesforce, which backs both Force.com and Heroku Platforms as a Service (PaaS), subscribes to the school of thought that a specialized Mobile Backend as a Service (MBaaS) — from Parse, Kinvey, Kii or Stackmob — isn’t necessary. Those smaller competitors would no doubt argue that developers need to build applications that connect to myriad applications from many sources — not just those from one company.

Force.comと Heroku PaaS を裏から支える Salesforce では、Parse/Kinvey/Kii/ Stackmob といった思考の学校にサブスクライブする、特殊なモバイル・バックエンド(MBaaS)が不要になる。それらの小規模なコンペティタたちは、多様なソースから構成される無数のアプリ同士を(つまり1つの会社からではなく)、開発者は接続しなければならないという主張を疑わないだろう。

Rackspace wraps up mobile stack in an easily deployable package

Rackspace already hosts “tons of mobile apps” but it wants to make it easier for developers and companies to deploy and run them, CTO John Engates said. So the San Antonio, Texas-based company wrapped up a mobile-focused technology stack as a sort of prepackaged cloud for that type of user.

すでに Rackspace は、膨大なモバイル・アプリをホストしているが、それをディプロイ/実行させる開発者や企業に対して、より容易な環境を提供したいと、同社の CTO である John Engates は発言している。したがって、San Antonio, Texas ベースの同社は、その種のユーザーのための、パッケージ化されたクラウドとして、モバイルに特化したテクノロジー·スタックをまとめようとしている。

“We want to streamline things. We put together a stack — including Linux, MySQL, PHP, Memcached, Varnish cache in a sort of blueprint that we can deploy consistently and quickly,” he said.

「私たちは、物事を合理化したい。したがって、BluePrint のような概念の中に、Linux/MySQL/PHP/Memcached/Varnish キャッシュ などを取り込み、また、一貫性のあるかたちで、迅速にディプロイできるようにしたい」と、彼は発言している。

This backend runs in Rackspace’s public cloud infrastructure, but on cloud servers that are dedicated to that customer. “We’re basically running a single tenant infrastructure on a multi-tenant cloud,” Engates said. “Heroku is a multi-tenant platform that lives on Amazon, a multi-tenant infrastructure cloud. We’re trying to build a single-tenant platform atop a public cloud so you can build your own deployment and spec and scale it for what you need.”

このバックエンドは、Rackspace のパブリック・クラウド・インフラに取り込まれるが、それぞれの顧客が専有するクラウド·サーバー上で実行される。 「 私たちは、基本的に、マルチ・テナント・クラウド上で、シングル・テナント・インフラスを実行している。その点、Heroku は Amazon 上のマルチ・テナント・インフラであり、また、マルチ・テナント・プラットフォームである。 私たちは、パブリック·クラウド上に、シングル・テナント・プラットフォームを構築しようとしている。 それにより、個別のデプロイメントとスペックが実現され、また、必要に応じたスケールが達成される」と、Engates は発言している。

Rackspace CTO John Engates

The entire stack is open source and developers can use their SDKs of choice to develop for any mobile device. Rackspace has also signed up some partners to work with its stack: FeedHenry, New Relic, Sencha, SOASTA, StackMob and Trigger.io.

このスタック全体がオープンソースであり、あらゆるモバイル・デバイスに対応するために、デベロッパーたちは SDK を選択/使用できる。 そして Rackspace は、FeedHenry/New Relic/Sencha/SOASTA/StackMob/Trigger.io などとパートナシップを交わし、そのスタック上での協調を目指している。

“The idea there is you use our infrastructure but then SOASTA can test your application from many perspectives — not just Rackspace — and throw a load up there to make sure it scales before you deploy it,” Engates said.

「 このアイデアは、私たちのインフラを使用するにしても、Rackspace だけではなく SOASTA の視点からも、その後のアプリ・テストが可能になる。 そして、ディプロイを行う前に、そのスケールを確認するために、負荷をかけてみることも可能になる」 と Engates は言う。

Bring on the consolidation

As more of these bigger, broader “cloud” companies add mobile development and hosting capabilities, it may be time for consolidation in the MBaaS business to kick off for real.

これらの大手企業が、つまり、より広義な意味におけるクラウド企業が、モバイル開発とホスティング機能を追加するにつれて、MBaaS ビジネスのコンソリデーションが始まり、具体的なキックオフへと至るのかもしれない。

Forrester senior analyst Michael Facemire said consolidation in the MBaaS space, which started to happen last year with Apigee’s acquisition of UserGrid, a pure-play MBaaS and Appcelerator’s buy of CocoaFish, will likely heat up now that these bigger players finally see how important mobile developers are to the future of their overall businesses.

Forrester のシニア・アナリストである Michael Facemire は、昨年の Apigee により userGrid 買収により、また、ピュア BaaS プレイヤーである Appcelerator の CocoaFish 買収 により、MBaaS スペースにおける統合が始まったとし、それがさらにヒートアップしていると発言する。つまり、より大手のプライヤーたちが、それぞれの将来におけるビジネスで重要になっていく、モバイル・デベロッパーを見定めている状況にあるのだ。

And, it will be extremely interesting to see what Google has up its sleeve vis-a-vis Google App Engine (GAE). Oracle, a power among enterprise applications, will be another company to watch.

そして Google が、GAE(Google App Engine)と等しいレベルにおいて、何を隠し持っているのかと考えると、とても興味深い。そして、エンタープライズ·アプリケーションでパワーを発揮する Oracle も、見ておく必要があるだろう。

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imageTAG index 昨日に 『 Amazon AWS も、ついに モバイル BaaS に参入か? 』という抄訳をポストしましたが、その中では ーーー  多目的 PaaS は、このモバイル・セグメントを無視してきた。 そのため、Kinvey や、Parse、Stackmob、Kii といったスタートアップたちが、この空白部分を急い穴埋めしている。 そして、いま、さらに大手の PaaS プレーヤーたちたが、モバイルに対応し始めている。ーーー というふうに、現状について述べられていました。 どのような展開になるのか、ほんと興味シンシンですね。

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AWS と Rackspace の間で、クラウド・バーストを実験する!

Posted in .Selected, Amazon, Hybrid, Interoperability, Private Cloud, Rackspace by Agile Cat on June 20, 2012

Cloud Bursting between AWS and Rackspace
http://wp.me/pwo1E-4kG

Image43Nati ShalomFriday, June 15, 2012
http://highscalability.com/blog/2012/6/15/cloud-bursting-between-aws-and-rackspace.html

_ highscalability

Cloud bursting is an application deployment model in which an application runs in a private cloud or data center and bursts into a public cloud when the demand for computing capacity spikes. The advantage of such a hybrid cloud deployment is that an organization only pays for extra compute resources when they are needed. (Source: SearchCloudComputing)

クラウド・バーストとは、プライベート・クラウドやデータセンターで実行されるアプリケーションを、コンピューティングの容量に対する要求が急上昇するときに、パブリック・クラウドへと一斉に移行するための、アプリケーション・ディプロイメント・モデルのことである。この種のハイブリッド・クラウド・ディプロイメントの利点は、追加のリソースが必要とされる時だけに、その対価を支払えば良いという点に集約される。 (Source:SearchCloudComputing

Neal Sample the former CTO – X.commerce at eBay gave an interesting talk last year on the economic benefit of Cloud Bursting. Neal pointed out eBay traffic statistics and showed some real numbers of the business impact of bursting peak load activities using on-demand cloud resources as presented in the diagram from his talk.

昨年のことだが、eBay- X.commerce で CTO を務めていた Neal Sample が、Cloud Bursting における経済的なメリットについて、面白い話をしていた。Neal は eBay のトラフィック統計について指摘し、クラウド・バーストがビジネスに与える影響を、具体的な数値で示した。それは、オンデマンドでクラウド・リソースを使用する際の、ピーク時におけるアクティビティのことであり、彼の話で用いられた図は以下のものとなる。

In order to use cloud bursting effectively we need to address the following set of challenges:

  • Workload migration – specifically the ability to clone our application environment in a consistent way across sites in an on demand fashion.
  • Data Synchronization – The ability to maintain real time copy of the data between the two sites.
  • Network connectivity – The ability to enable flow of netwrok traffic between between two sites.

クラウド・バーストを効果的に用いるには、以下の課題に取り組む必要がある:

  • Workload migration – とりわけ重視される能力は、オンデマンドでサイト間をまたぐアプリケーション環境のクローンを、一貫した方式で作成するためのものとなる。
  • Data Synchronization – 2つのサイト間で、リアルタイムでデータをコピーする能力。
  • Network connectivity – 2つのサイト間で、ネットワーク・トラフィックのフローを実現する能力。

A Step By Step example:
Migrating Workload and Data from AWS to Rackspace

To make things simpler we piked Amazon and Rackspace as the two target sites. We have tried the same example with a combination of HP Cloud Services and a flavor of a Private cloud.

話をシンプルにするために、私たちは Amazon と Rackspace をターゲット・サイトとして取り上げた。 さらに、HP Cloud Services とプライベート・クラウドの組み合わせも試してみた。

The example demonstrates a simple web application with global load-balancer (Rackspace), and Web Application (Petclinic) based on Tomcat as the Web front end and MySQL as the database.

このサンプルが例証するのは、グローバル・ロードバランサ(Rackspace)を用いるシンプルなWeb アプリケーションと、Tomcat ベースの Web Application(Petclinic)であり、Web フロント・エンドとして機能する。 さらに、データベースとして機能する MySQL もある。

On both ends we used GigaSpaces XAP Transactional WAN replication as a replication channel between the two instances of MySQL and Cloudify to handle the workload migration between the sites.

そして、双方のバックエンドに、GigaSpaces XAP Transactional WAN リプリケーションを配置している。 それにより、2つのインスタンスである MySQL と Cloudifyの間にリプリケーション・チャネルが確立され、サイト間のワークロード・マイグレーションが処理される。

The Goal: Cloud Bursting and Fail-Over with no change to the target application

The goal that we set to ourself is that all that would be done seamlessly without any change to the target application or database. We achieved that by plugging the replication service to the existing instances of MySQL. The replicating service listen to the MySQL events and replicate every change to its peer MySQL instance – Cloudify enabled us to clone the same application in in both Amazon and Racksapce while maintaining consistent configuration setup as well as consistent scaling and fail-over SLA’s. Cloudify does that by abstracting all this inforamtion through portable recipe definition. Cloudify wraps the application instances with its management and control services based on the defintion that is provided in the recipie. This enabled us to clone the environment as well as add elastic scaling without changing the target application (Petclinic in this specific case).

The Goal: Cloud Bursting と Fail-Over は、ターゲット・アプリケーションに対して、何の変化も及ぼさない。

私たちのために設定したゴールは、ターゲットであるアプリケーションとデータベースに対して、如何なる変更を及ぼすこと無く、シームレスに処理する点に、その全てが集約される。 そして、既存の MySQL インスタンスに対して、リプリケーション・サービスを接続することで、このゴールに到達した。 このリプリケーション・サービスは MySQL イベントをリッスンし、その全ての更新を、相手方の MySQL インスタンスに複写していく。そして Cloudify により、Amazon と Racksapce の双方で、同じアプリケーションのクローンが作成されるが、その同一性は、一貫したコンフィグレーションの維持だけではなく、スケーリングとフェイルオーバーの SLA にまで及ぶ。 Cloudify は、ポータブルなレシピ定義を介して、すべての情報を抽象化することで、この処理を達成する。 具体的には、このレシピにより提供される定義をベースにして、アプリケーション・インスタンスとManagement/Control サービスをラップしてくれる。 それにより、対象となる環境をクローン化するだけではなく、ターゲット・アプリケーションを変更することなく、エラスティックなスケーリングも達成する(このケースでは Petclinic)。

You can read the full details including code references on Github on Dotan Horvitz blog post Bursting into the Clouds – Experimenting with Cloud Bursting

すべのて詳細に関しては、Github 上でコード・リファレンスを含めて参照できる。 また、Dotan Horvitz のブログ・ポストである、Bursting into the Clouds – Experimenting with Cloud Bursting も参照して欲しい。

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TAG indexこの手の記事は、初めて見ました。クラウドの運用は、こんな感じで、どんどんとハイブリッド化していくのでしょうね。 以前に、「身勝手 Zynga の、AWS 使い倒し術とは?」という抄訳をポストしましたが、必要に応じてワークロードを、安全かつ簡単に移動させていくことが、これからの運用に求められるようです。 ーーー __AC Stamp 2

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