Agile Cat — in the cloud

Cloud の調査: 2015年には OpenStack-as-a-Service が実現されるのか?

Posted in On Monday, OpenStack, Research by agilecat.cloud on January 26, 2015
OpenStack-as-a-Service: OpenStack to Gain Ground in 2015
http://wp.me/pwo1E-8eO  By Dick Weisinger – Jan 20, 2015
http://formtek.com/blog/openstack-saas-openstack-to-gain-ground-in-2015/
formtek.png
OpenStack is hot; and interest in containers is emerging [for company IT priorities in 2015],” says Dirk-Peter van Leeuwen, Red hat senior vice president.
 
OpenStack はホットであり、また、[ 2015年の企業 IT の優先順位 ] として、コンテナへの関心が浮上している」と、Red Hat の Senior VP である Dirk-Peter van Leeuwen は述べている
 
OpenStack is an open-source Apache-licensed cloud computing software platform.  It is typically used as the basis of an infrastructure as a service (IaaS) solution. Businesses often choose OpenStack as the foundation software when building private and hybrid clouds.  OpenStack competes against other products that include CloudStack and OpenNebula.
 
OpenStack は、Apache オープンソース・ライセンスの、クラウド・コンピューティング·ソフトウェア·プラットフォームであり、IaaS ソリューションなどの典型的なインフラとして使用されている。そして、大半のユーザー企業が、プライベート/ハイブリッド・クラウドを構築する際に、その基盤ソフトウェアとして OpenStack を選択している。 なお、OpenStackは、CloudStack や OpenNebula などと競合関係にある。

 
Sisley_17
Red Hat recently surveyed their existing customers about  their IT plans going into 2015 and found that many customers are already using OpenStack and also plan to invest more in OpenStack during 2015.  The top benefits that those businesses say that they achieve with OpenStack include:
 
最近のことだが、Red Hat は、既存の顧客における 2015年の IT 計画について調査した。 そして、すでに多くの顧客が OpenStack を使用し、2015年には OpenStack に対して、これまで以上の投資を計画しているという状況を把握している。それらの企業が、OpenStack で達成している主なアドバンテージは以下のとおりである。
 
  • Greater Automation (18 percent)
  • Improved agility to meet customer and business demand (17 percent)
  • Lower costs (15 percent)
 
  • 自動化に関連する、適切な運用形態(18%)
  • 顧客/企業の要求に合致する、アジリティの改善(17%)
  • 抑制されたコスト(15%)
 
Udy Gold, Sr. Director of Infrastructure at PubMatic, said that “enterprises that outgrow their initial use of public clouds are looking for a cloud platform to manage their in-house infrastructure.”
 
PubMatic の Senior Director of Infrastructure である Udy Gold は、「パブリック・クラウドにおける、初期的な運用形態からの脱却を図るエンタープライズは、社内のインフラストラクチャを管理するためのクラウド・プラットフォームを探している」と述べている。
 
But one of the challenges of new technologies like OpenStack is complexity.  While many businesses are interested in setting up private or hybrid cloud infrastructure, they don’t have the skills or resources to first build out cloud infrastructure and then also continue to maintain it. For those organizations, a number of fast-track solutions are now becoming available that can help get them up and running with an OpenStack cloud infrastructure much more quickly.
 
しかし、課題として取り組まざるを得ない、たとえば OpenStack のような新しいテクノロジーは複雑である。 プライベート/ハイブリッド・クラウドのインフラストラクチャを、数多くの企業がセットアップしたいと思っていても、それらのクラウド・インフラを構築するためのスキルやリソースは無く、さらに言えば、それを継続して運用していくノウハウも無い。 ただし、そのような組織にとって、これまで以上に迅速に、OpenStack のクラウド·インフラを設定/運用するための、インスタントなソリューションが利用できるようになってきた。
 
The company Blue Box, for example, provides a ‘cloud-as-a-service‘ offering built with OpenStack that uses RackSpace hardware.  Unlike public cloud services like Amazon Web Service or Microsoft Azure where you rent IT infrastructure as needed from a pool of shared hardware, with Blue Box each customer uses dedicated infrastructure.  The infrastructure is managed, updated and maintained off premises by Blue Box.
 
たとえば、Blue Box という企業がが提供するのは、RackSpace のハードウェアを用いて OpenStack を構築していく、cloud-as-a-service という形態のものである。それは、共有ハードウェアのプールから、必要に応じて IT インフラスをレンタルする、Amazon Web Services や Microsoft Azure といったパブリック・クラウド・サービスとは異なり、それぞれの顧客のための専用インフラスを、Blue Box が提供するというものである。 そして、このインフラは、オフ・プレミスにおいて、Blue Box により管理/更新/維持されていく。
 
Another example is Platform9. Today they announced the availability of their Platform9 Managed OpenStack solution. Platform9 uses OpenStack to create a private cloud using the servers that a business already owns.  Sirish Raghuram, Co-founder and CEO of Platform9, said that Platform9 reduces ”the complexity barrier to private clouds… Its SaaS simplicity, production readiness, and seamless integration with existing environments enable every organization to manage their in-house infrastructure with greater agility and efficiency.”
 
もう1つの事例としては、Platform9 が挙げられるだろう。今日 (1/20) のことだが、同社は Platform9 Maneged OpenStack ソリューションを発表している。 Platform9 は OpenStack を用いて、すでに企業が所有しているサーバーを活用しながらプライベート・クラウドを構築していく。Platform9 の Co-Founder and CEO である Sirish Raghuram は、Platform9 により軽減されるのは、「プライベート・クラウドへ移行する際の複雑さという障壁である。。。それは、SaaS のシンプルさと、ただちに運用に入れるスピードを提供するものである。そして、さらに、既存の環境とのシームレスな統合を実現し、すべての組織における社内インフラを、素晴らしいアジリティで効率を高めながら管理していく」と述べている。
ーーーーー
On MondayOpenStack-as-a-Service というのは、なんかイイ感じの響きがしますね。 そもそもですが、Linux という偉大な成功体験があって、それをクラウドでも再現できないかというところから、OpenStack は始まっているはずです。 そして、この OSS プロジェクトを民主的に運営していくために、たいへんな手間と労力と時間をかけてきたはずです。 そのため、商用のクラウドであれば真っ直ぐに飛んでいけるポジションへも、紆余曲折しながら大回りして辿り着くわけです。 でも、その結果として、使う側が主体となり、すべてを決めていけるクラウドへと OpenStack は育ってきています。何が言いたいのかというと、いろいろな ◯◯◯-as-a-Service がありますが、ここに固有名詞を入れる権利は、OpenStack だけに許されるという話なのです。だからと言って、商用クラウドを否定するなんて話ではなく、適材適所のマルチ・クラウドの時代が始まるという話でもあるのです。 でも、そうなると、たいへんになるのが運用です。 そして、Blue Box も Platform9 も、運用を分かっているから成立するビジネスなのでしょう。まだ、詳しくは調べていませんが、おそらく Managed Solution Provider としてのノウハウを昇華させたサービスを、どちらも展開しようとしているはずです。 そして、この Weisinger さんのポストは、まずはオンプレミスをプライベート・クラウドへという範囲で語っていますが、その先に続くのはハイブリッドへの道です。 昨年末は、日本MSP協会も立ち上がりましたし、2015年は彼らがモテ期に突入する年になるのかもしれませんね。_AC Stamp
ーーーーー
<関連>
IoT の調査: これからの数年のうちに顕在化する、10 の現象を予測する
SaaS の調査:データ喪失における5つの事由と、それぞれの比率 Cloud の調査:2015年は REST/Docker/Hybrid の活躍が予測される Cloud の調査:クラウドへの投資額は、2018年までに オンプレミスを追い越す! Cloud の調査:DCトラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る ー Cisco

IoT の調査: これからの数年のうちに顕在化する、10 の現象を予測する

Posted in IoT, On Monday by Agile Cat on January 19, 2015

Internet of Things (IoT): 10 Predictions for the Future
http://wp.me/pwo1E-8de
By Dick Weisinger – Jan 14, 2014
http://formtek.com/blog/internet-of-things-iot-10-predictions-for-the-future/

_ formtek

“If you think that the internet has changed your life, think again. The IoT is about to change it all over again!” says Brendan O’Brien, Chief Architect and Co-Founder of Aria Systems

「もし、Internet が、あなたの人生を変えたと思えるなら、もう一度、イメージしてみないか。 IoT が、まったく同じようなことを、再び実現しようとしているのだ」と、 Aria Systems の Chief Architect and Co-Founder である Brendan O’Brien が述べている

Just hype and bluster from another vendor?  What does the future really hold for the Internet of Things (IoT)? In December, IDC published predictions for IoT:

それは、ベンダーによる、単なる妄言や空手形なのか? 実際のところ、IoT は将来において、何をもたらすのか? この 12月に IDC が、IoT に関する予測を発表している

  • The cloud will become the focus of IoT. Within five years 90 percent of all IoT data will be hosted in the cloud
  • IoT data breaches are certain to happen. Within two years, 90 percent of IoT systems will have had a security breach.
  • Processing of IoT data will move closer to ‘the edge‘.  In three years, 40 percent of IoT processing will be done on the edge.
  • IoT data will overwhelm some systems. As many as 10 percent of networks are expected to be affected
  • Data centers and enterprises will need to change their current policies and business models to adopt to BYOD and IoT
  • Within five year, all industries will roll out IoT initiatives. The principle IoT activity today (50+ percent) is centered in manufacturing, transportation, smart city, and consumer applications
  • By 2018, local government spending will account for a quarter of all government spending as local governments attempt to build innovative and sustainable smart cities
  • Within three years, 60 percent of IT solutions that originally were designed as proprietary and closed-source will move to open source
  • Within five years, wearables will challenge smartphones as an alternative
  • In three years, Millennials will be in a position to further accelerate adoption of technologies like IoT
  • クラウドが、IoT においてもフォーカスされる。 5年以内に、全 IoT データの90% が、クラウド上にホストされる
  • IoT データへの侵害は、確実に起こるだろう。 2年以内に、IoT システムの 90%が、セキュリティ侵害に遭遇するだろう。
  • IoT データの処理は、「エッジ」へ向かって移動していく。 これからの 3年以内に、IoT プロセシングの 40% がエッジで行われる。
  • IoT データは、いくつかのシステムの許容量を上回るだろう。最大で 10% のネットワークが、影響を受けると予想される。
  • データセンターとエンタープライズは、BYOD および IoT に対応するために、現行のポリシーやビジネス・モデルの変更が必要になるだろう。
  • 5年以内に、すべての産業が、IoT イニシアティブを展開していく。 今日における基本的な IoT アクティビティ(50% 以上)は、製造/運輸/スマート・シティ、そして、コンシューマ・アプリの中央に配置されている。
  • 2018年までに、地方の自治体は、革新的で持続可能なスマート・シティの構築に取り組むことになる。それにつれて、自治体への支出は、政府における全支出の 1/4 を占めるようになる。
  • 3年以内に、当初はプロプライエタリやクローズド・ソースとしてデザインされた IoT ソリューションの、60% がオープン・ソースへと移行する。
  • 5年以内に、スマホに代わるものとして、ウェアラブルがチャレンジを開始する。
  • 3年以内に、現代に生きる私たちは、IoT のようなテクノロジーを加速させるポジションに座る。

Vernon Turner, SVP of Research at IDC, said that “the Internet of Things will give IT managers a lot to think about.  Enterprises will have to address every IT discipline to effectively balance the deluge of data from devices that are to the corporate network. In addition, IoT will drive tough organizational structure changes in companies to allow innovation to be transparent to everyone, while creating new competitive business models and products.”

IDC の SVP of Research である Vernon Turner は、「 IoT は、IT マネージャーたちに、数多くの考察を提供するだろう。各種のデバイスから企業のネットワークへと向かう、大洪水のようなデータのバランスを効果的にコントロールするために、エンタープライズは全ての IT 規律に対して、取り組んでいく必要があるだろう。それに加えて IoT は、企業における組織構造に対して、断固とした変革を要求する。それにより、誰に対しても透明なイノベーションが実現される一方で、新たな競争のためのビジネス・モデルやプロダクトが生まれてくる」と述べている

ーーーーー

注記:FBページで、Millennials  には「2000年代に成人を迎える人々」という意味があると教えていただき、訳を修正しました。 これで、最後の項目の文脈がはっきりしました。 ありがとうございます!

ーーーーー

あくまでも予測なので、そういうものとして参照すべきなのですが、「2年以内に、IoT システムの 90% がセキュリティ侵害に遭遇する」といのは、早急に対処すべきものが山積みになっているという、警告とも受け取れます。 また、つい先日に、Intel が IoTivity という、IoT のための OSS フレームワークを発表しましたが、「IoT ソリューションの 60% がオープン・ソースへと移行」という予測と、方向性が合致しているようにも思えます。 そして、最後の項目に関してですが、「26年目以降のウェブに必要なもの:WWW の生みの親から4つのヒント  - Wired」という Tim Berners-Lee の寄稿にあるように、まさに Web を知る前の私たちと、いまの私たちの置かれた状況が、重なって見えてくるのです。

ーーーーー

<関連>

SaaS の調査:データ喪失における5つの事由と、それぞれの比率
Cloud の調査:2015年は REST/Docker/Hybrid の活躍が予測される
Cloud の調査:クラウドへの投資額は、2018年までに オンプレミスを追い越す!
Cloud の調査:DCトラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る ー Cisco
Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?

SaaS の調査:データ喪失における5つの事由と、それぞれの比率

Posted in Management, On Monday, Research, Security by Agile Cat on January 12, 2015

SaaS: Five Ways to Lose Your Data
http://wp.me/pwo1E-8bI
By Dick Weisinger – Jan 9, 2015
http://formtek.com/blog/saas-five-ways-to-lose-your-data/

_ formtek

While security is typically the biggest worry users have about using cloud services, a related worry is data loss.  In 2013, the Aberdeen Group reported that nearly a third of companies that have used SaaS services in the cloud have lost some of their data.  When selecting a cloud vendor, users are often primarily concerned with uptime SLAs and server performance, but they often overlook data backups when making a decision.

一般的に見て、クラウド・サービス利用するユーザーは、セキュリティを一番に心配するが、それに関連する心配事としてデータ喪失がある。2013年に Aberdeen Group は、クラウド上で SaaS を利用している企業の約 1/3 が、なんらかのデータを失っているとレポートしている。クラウド·ベンダーを選択する際に、数多くのユーザーは、まずは アップタイムに関する SLA と、サーバーのパフォーマンスに関心を示すが、最終的な決定を下すときに至っても、データ・バックアップが見落とされているというケースが多々ある。

Data loss likely happens more frequently than you might imagine.  Dick Csaplar, director of Product Marketing at SDL, wrote that ”once an individual data element in a SaaS application gets changed and the application closed, there is little to no ability to recall the old data.  If a particular data field is over-written by an end-user, co-user, or contributing application, the original data is either lost entirely or becomes difficult and expensive to recover. Some SaaS providers do offer services to recover over-written or deleted data, but those services can take several weeks before the data is produced and be very expensive.”

データの喪失は、誰もが想像する以上に、頻繁に生じていると思われる。SDL の Director of Product Marketing である Dick Csaplar は、「SaaS アプリケーションにおける個々のデータ要素が変更されるとき、あるいは、それらのアプリケーションが終了するときに、ほとんどのケースにおいて、古いデータを呼び戻す能力が失われている。 また、エンド・ユーザーや、データを共有するユーザー、そして、コントリビュートされたアプリなどにより、特定のデータ・フィールドが上書きされている場合には、元データが完全に失われる可能性がある。 また、その回復は困難なものとなり、実施するにしても多額のコストを伴うものとなる。いくつかの SaaS プロバイダーは、上書きされたデータや、削除されたデータを、復旧させるためのサービスを提供しているが、それらのサービスにより、データを再生成するには数週間を要することもあり、また、その費用もきわめて高額だ」と述べている

A report by the Aberdeen Group identified five ways that data is typically lost when using cloud services:

Aberdeen Group のレポートは、クラウド・サービスを利用する際に生じる、データ喪失の典型的な5つの事由について、以下のように指摘している:

User Error.  This is the most frequent reason for data loss.  Users make mistakes.  Nearly two thirds of all data loss incidents are because of mistakes.

データ喪失において、最も可能性の高い事由である。 ユーザーは、ミスを犯すものである。すべてのデータ喪失において、その原因の約 2/3 がユーザーのミスである。

Closed Accounts.  When an employee leaves, if their cloud accounts are closed, access to the data they had created or received may also be deleted.  Ten percent of organizations say that they lose data in this way.

ユーザー企業の従業員が離職する際に、担当していたクラウドのアカウントをクローズしたことで、彼らが作成/利用していたデータへのアクセスが喪失するケースがある。ユーザー組織の 10% が、この事由によりデータを喪失したことがあると発言している。

Hacker/Theft.  Ten percent of users reported that they lost data due to an outsider gaining access to their system and data.  Often it just takes a hacker getting access to a single user’s account in order to compromise your data.

ユーザーの 10% が、部外者によるシステムやデータへのアクセスにより、データを喪失したことがあるとレポートしている。多くの場合において、ハッカーがシングル・ユーザー・アカウントにアクセスしたことで、企業のデータが危険にさられるという結果を生じている。

Malicious Deletion.  Seven percent of organizations report problems where disgruntled employees have purposely deleted data

不満を持つ従業員により、データを故意に削除されたことがあると、ユーザー組織の 7% がレポートしている。

Third-party Software.  Seven percent of organizations also report that they’ve had problems losing data when third party software is used with their SaaS applications, for example, for syncing or importing data.

対象となる SaaS アプリケーションに対して、サードパーティのソフトウェアを用いたときに、データの喪失が生じたと、7% の組織がレポートしている。 たとえば、データの同期やインポートなどが、そのケースとして挙げられる。

While it seems like problems like dealing with closed accounts and hackers may have a slightly higher probability of occurring in the cloud, none of these ways are really unique to SaaS cloud applications, they’re problems that business have had to deal with for some time in the on-premise world too.

アカウントの閉鎖とハッカーによる侵害が、少しだけ確率が高いように思えるが、SaaS クラウド・アプリケーション固有の問題というわけでもない。つまり、時として、オンプレミスの世界においても、ユーザー企業として対応せざるを得ない問題なのである。

ーーーーー

このポストを訳そうと決めて、まず、最初に行なったことは、WordPress からのポストのエクスポートでした :) ほんとうは、お正月にやろうと決めていたことだったのですが、お屠蘇イレーサーにより、そのスケジュールが消去されていたというわけです。 今年は、毎月末のルーチン・ワークとして、カレンダーに埋め込むようにしなければいけませんね。 とは言え、もし、何らかの問題が生じた後に、ポストをインポートして復元したとしても、PV データやコメントなどが、どこまで再現されるのかは分かりません。 ましてや、Facebook から Open Graph を介して流れ込んできた、LIKE に関するデータなどは、いったい、どうなってしまうのでしょう? ブログのような静的なサイトであっても、ちょっと考えるだけでたくさんの心配事が浮かんできます。 もっと動的にデータを取り扱うサイトであり、それがビジネスに直結する場合などは、ほんとうに真剣に考えなければなりません。SaaS ベンダーとクラウド・ストレージ・ベンダーが提携して、自動スナップショットのサービスを提供してくれるのが、理想的な形態なのですが。。。

ーーーーー

<関連>

Cloud の調査:2015年は REST/Docker/Hybrid の活躍が予測される
Cloud の調査:クラウドへの投資額は、2018年までに オンプレミスを追い越す!
Cloud の調査:DCトラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る ー Cisco
Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?
Mobile App の調査:エンタープライズを素通りして、コンシューマへと流れる開発者たち

ーーーーー

2014 Agile Cat:月曜版 On Monday のマトメ

Cloud の調査:2015年は REST/Docker/Hybrid の活躍が予測される

Posted in Docker, Hybrid, Microsoft, On Monday, Security by Agile Cat on January 5, 2015

Cloud Computing 2015: Expect Strong Performances from REST, Docker and Hybrid Cloud
http://wp.me/pwo1E-8a7

By Dick Weisinger – Dec 26, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-2015-expect-strong-performances-from-rest-docker-and-hybrid-cloud/

_ formtek

What can we expect will happen with cloud computing in 2015? Forrester has announced their predictions for the 2015 cloud which include:

2015年のクラウド・コンピューティングにおいて、何が起こるのだろう? Forrester がアナウンスした、2015 Cloud に関する予測には、以下の項目が含まれている:

Microsoft cloud revenues will trump Microsoft on-premise revenues – Microsoft Azure is seeing gangbuster growth.  While Microsoft cloud revenues today only account for about 5 percent of of the company’s total revenues, Forrester expects that in 2015 the cloud profit margin percentage for Microsoft will best what Microsoft is able to capture from the rest of their business.

Microsoft ではクラウドとオンプレミスの収益が逆転する – Microsoft は、Azure における大幅な成長を確認している。現時点において、Microsoft のクラウド収益は総売上の 5% 程度に過ぎないが、Forrester の予測によると、2015年の Microsoft におけるクラウドの利益率は、同社のビジネス全体の中で、最高の数字に達するとされる。

RESTful interfaces will rule – This may not be much of a prediction since REST services seems a given nowadays for most apps, although it is less clear how many companies are using them.  James Staten, Forrester analyst notes that, “if you want your back-office applications to be part of this move forward, relying on traditional integration methods such as enterprise service buses, JDBC connections and SOAP is inadequate for modern applications.  You’ll have to evolve your integration architecture to REST in 2015.”

RESTful インターフェイスの支配が強まる – いまでは、大半のアプリケーションにとって REST サービスが前提になっているように思えるが、どれだけの企業が使用しているのかは不明であるため、多くのことを予測するのは難しいだろう。Forrester のアナリストである James Staten は、「 もし、バック・オフィス・アプリケーションも進化の一部に加えたいなら、エンタープライズ・サービス・バスとしての JDBC や SOAP といった、従来からのインテグレーション方式に頼っても、最新の運用環境に追い付くことはできない。つまり、2015年には、REST へと向けて、インテグレーション・アーキテクチャを、進化させる必要性が生じるだろう」と指摘している

Other Forrester 2015 cloud predictions listed by ZDNet include:

また、ZDNet が取り上げた Forrester 2015 Cloud 予測には、以下の項目が含まれる:

Cloud Breaches will continue – Governance failures, poor key management and lax security will continue to leave many cloud applications vulnerable.  This prediction seems likely.

クラウドの脆弱性は止まらない - ガバナンスの欠落/貧弱なキー・マネージメント/不完全なセキュリティなどにより、数多くの脆弱性がクラウド・アプリケーションに残り続ける。この予測が、現実のものとなる可能性はが高いと思われる。

Docker containers will see wide acceptance – With support from EBay, Amazon, Google, Microsoft and other companies, this prediction doesn’t seem too risky.

Docker が広く利用されていく - eBay/Amazon/Google/Microsoft などの IT 企業がサポートしているための、Docker が広まるという予測は、それほどリスキーなものにはならない。

SaaS vendors to provide more Hybrid - Increasingly SaaS providers will offer ways to connect on-premise and cloud applications and data.

SaaS ベンダーが Hybrid を広めていく - オンプレミスとクラウドの間で、アプリケーションとデータを接続していく SaaS プロバイダーが増えていくだろう。

Cloud Storage pricing will claim lives – The cloud storage pricing wars among Google, Amazon and Microsoft is expected to make this market sector a difficult one to compete in.  Backup and disaster recovery services are especially expected to be hit hard.

クラウド・ストレージの価格戦争 - Google/Amazon/Microsoft によるクラウド・ストレージ価格戦争があるため、このセグメントに他社が参入するのは困難になると予測される。バックアップおよび DR(Disaster Recovery)のサービスに関しては、さらに厳しくなるだろう。

ーーーーー

こうして全体を眺めてみると、クラウドへ行くのか行かないのかという議論があったことが、遠い昔のように思えてしまいますが、それは、わずか 2年前のことだったはずです。 そして、Microsoft が新たな Heart&Soul を手にしたことが、端から見ていても、とても嬉しく思えてきます。時代はクラウド、そして運用です。 この記事自体は、年末のものですが、2015年の最初の月曜日に相応しいですよね。 今年も頑張っていきましょう! 

ーーーーー

<関連>

2014 Agile Cat:月曜版 On Monday のマトメ
ーーーーー
Cloud の調査:クラウドへの投資額は、2018年までに オンプレミスを追い越す!
Cloud の調査:DCトラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る ー Cisco
Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?
Mobile App の調査:エンタープライズを素通りして、コンシューマ市場へと流れる開発者たち
Container の調査:Flocker を Docker 上に積み上げることで、アプリとデータの移動を容易に

2014 Agile Cat:月曜版 On Monday のマトメ

Posted in .Chronicle, On Monday by Agile Cat on December 29, 2014

クラウド全体を俯瞰する視点から・・・
http://wp.me/pwo1E-889

今年から、月曜日の朝にポストし始めたシリーズであり、On Monday という名前を付けていますが、その大元は、Formtek の Dick Weisinger さんのブログです。 彼が毎日のようにポストするコンテントから、今週の1本を選んで訳しています。 この Weisinger さんのコンテントの特徴は、有益な情報をシンプルかつタイムリーに提供してくれるところです。さらに言えば、あまり各論には踏み込まず、最も重要なポイントを大づかみにしていくところが、気に入っています。

そして、近視眼的になりがちな Agile Cat を、クラウド全体を俯瞰する位置へと、週の始まりに引き上げてくれるという、とても有り難い存在になってきています。 なにぶん、内容がシブめなので、どれくらいの人が読んでくれるのかと、当初は不安だったのですが、回を追うごとに PV も増えてきて、とても嬉しい気分で年末を迎えることができました。

それにしても、この Weisinger さんは、どのようにして情報を集めているのでしょうかね? 視野の広さと、すばらしい選別眼がなければ、こんなに沢山の、しかも 有益性の高い情報を、集められるものではありません。 そんなわけで、Agile Cat 的には、High Scalability の Todd Hoff さんと並んで、二大スター・ブロガーとして尊敬する存在になってきているのです。世界は広い!

ーーーーー

12/12: 2014 展望:Amazon CTO が語る 4つのトレンド
12/30:
Open Data の調査:年間で 500兆円の 経済効果が 見いだせる?
12/31:
Gartner の 2014 クラウド・トレンド Top-10

ーーーーー

01/13: IoT の調査:ビジネスに革命をもたらすテクノロジーだが課題が山積
01/20: Enterprise の調査:ここでもソーシャル・ネットワークが 急成長している
01/22: Cloud の調査:Top-100 プロバイダーの 25% が買収される
01/31:
Mobile の調査: 2014年の中小企業は、PC を捨て始めるかもしれない
02/17: Hadoop と Big Data の調査:問題点は信頼性/使い易さ/解決策の欠落
02/26: Mobile Security の調査:エンタープライズと Androidと フリー・アプリ
03/04: Web Programming の調査:Google Dart が Javascript を置換える?
03/10: Hybrid File Sharing の調査:パブリックとオンプレの自由なブレンド!
03/17: IoT の調査:テック・ベンダーたちは、一般顧客へのアプローチを模索
03/18: Cloud の調査:エンタープライズがクラウドを導入する5つの大きな理由

ーーーーー

04/03: Green DC の調査:ビジネスでの優位性と、環境への影響
04/04:
Storage の調査:Long-Term Low-Costのコールド・ストレージは 5PB?
04/15: IoT の調査:データセンターとサプライチェーンに大きな影響をもたらす
04/18: Collaboration の調査:エンタープライズに不可欠な外部との協調とは?
05/02: Open Data の調査:規制のない未開のビジネスが 3兆ドル分!
05/06:
Open Source の調査:ユーザー主導の確立が、人々と組織を惹きつける
05/16: Cloud Computing の調査:オンプレミスの補完から置き換えへ
05/23:
IoT の調査:ベンダーごとの呼び方があるが、やはり IoT は IoT だ!
05/27: Data Center の調査: 未来の DC は、小型で手元に置かれるものになる
06/06: Digital Universe の調査: データの生成は、人間からマシンへ
06/10:
IoT の調査: 見えてこない、セキュリティとプライバシーの方向性
06/19:
Big Data の調査:未来においても Hadoop の支配は続くのか?
06/24:
Cloud の調査: すべては Hybrid へと集約されていくのか?

ーーーーー

07/01: Cloud の調査: Docker によるアプリのパッケージ化と大きな実績!
07/11: SaaS and ECM の調査:クラウドは何も失わず、メリットだけを提供!
07/16: Cloud の調査:マイグレ期間から、クラウド・ネイティブ・アプリ時代へ
07/25: Big Data の調査:Google DataFlow は、MapReduce の正当な継承者?
07/29: Hybrid の調査: 企業データの分析と、20-60-20 の 仕分けシナリオ
07/30: Software Licensing の調査: SaaS により、海賊版という問題を根絶
08/08: Cloud の調査:クラウドだからといって、プロジェクトの失敗は減らない
08/19: Public Cloud の調査: このマーケットは、年率 23% で伸び続ける
08/27:
Government の調査: 米政府がクラウドを活用すれば、約2兆円の節約
09/04: Security の調査: 優れたメールの暗号化を、大手プロバイダーが提供
09/08: Technology の調査:IBM による 7 NANO チップへの取り組み
09/09:
Cloud Storage の調査:ストレージ・コストは、無償化へと向かう
09/24:
Open Source の調査:OSS の人気 Top-5 は? OSS が選ばれる理由は?
09/25: SDN の調査: このマーケットは、年率 90% で成長していく

ーーーーー

10/08: IoT の調査:BitCoin のテクノロジーを、IoT に応用できるはずだ!
10/13:
Gartner の調査:私たちの働き方を変える 10のテクノロジーとは?
10/23:
Security の調査:Google と Dropbox の Simply Secure とは?
10/24:
Data Center の調査:大変革を促す4つの要因とは? – Gartner
11/06:
Social の調査:Twitter と MIT が、膨大なソーシャル・ストリームを分析
11/11: CoreOS の調査:足し算から引き算へと、Linux を再編する
11/18: Container の調査:Flocker を Docker 上に積み上げる
11/28:
Mobile App の調査:エンタープライズからコンシューマへ流れる開発者
12/03: Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が?
12/09:
Cloud の調査:DC トラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る
12/16: Cloud の調査:クラウドへの投資は、2018年までにオンプレを追い越す

ーーーーー

それと、月曜の朝を爽やかな気分で迎えられるようにと思い、Agile Cat のお気に入り画家の、しかも雲が描かれた作品を差し込んでいるのですが、気に入ってもらえているでしょうか? ポストの内容を自分なりに考え、季節にも気遣いながら、1枚の絵を選んでいるのですが、それが、月曜の朝の、ちょっとした楽しみになってきました。 来年も、今年と同様、絵付きでお届けしていきま〜す!

ーーーーー

<2014年:マトメの一覧>

2014:Top-20 ポスト 総マトメ(root)

ーーーーー

2014:月曜版 On Monday のマトメ
2014:王者の風格 Google のマトメ
2014:大人になった Facebook の マトメ
2014:新しい動向の マトメ
2014:とっても元気な アジアの まとめ
2014:データセンター と インフラ の マトメ
2014:ディジタル広告の マトメ
2014:ソーシャル関連の マトメ
2014:iOS/Android/iPad/Chromebook の マトメ
2014:日曜版の マトメ
2014:クラウドの一年を 振り返る、チャート の マトメ

ーーーーー

2013: 総マトメ Top-10
2012: 総まとめ ページ

Cloud の調査:クラウドへの投資額は、2018年までに オンプレミスを追い越す!

Posted in On Monday, Research by Agile Cat on December 22, 2014

Cloud Computing: Cloud Spending to Surpass OnPremise by 2018
http://wp.me/pwo1E-86R
By Dick Weisinger – December 16, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-cloud-spending-to-surpass-onpremise-by-2018/

_ formtek

Global IT continues to move to the cloud. A new IDC report estimates that in just three years more than half of money spent on software, servers and storage will be attributed to the cloud.

グローバルな IT は、クラウドへと移行し続ける。 IDC の新しいレポートによると、いまから僅か 3年の間に、ソフトウェア/サーバー/ストレージなどへの支出の半分が、クラウドへと移行される。

Between now and 2018, cloud spending will increase annually by 22.8 percent, nearly six times faster than the overall IT market, reaching $127 billion in 2018.

具体的に言うと、いまから 2018年までの間、クラウドへの支出は 22.8% の成長率を維持する。 それは、全体的な IT マーケットに対して 6倍に相当する数字であり、2018年には $127 bollion に達することになる。

A breakdown of the cloud spending shows that 70 percent will be spent on SaaS, followed by infrastructure as a service (IaaS) and platform as a service (PaaS) spending.

この、クラウドへの支出を分析してみると、そのうちの 70% が、SaaS に費やされる。 そして、IaaS と PaaS が後を追う。

Frank Gens, senior vice president at IDC, said that ”over the next four to five years, IDC expects the community of developers to triple and to create a ten-fold increase in the number of new cloud-based solutions.  Many of these solutions will become more strategic than traditional IT has ever been. At the same time, there will be unprecedented competition and consolidation among the leading cloud providers. This combination of explosive innovation and intense competition will make the next several years a pivotal period for current and aspiring IT market leaders.”

IDC の Senior VP である Frank Gens は、「 IDC が予測するのは、これからの 4年〜5年の間で、開発者のコミュニティが 3倍に成長し、新たなクラウド・ベースのソリューションが、10倍に増加するという展開である。 それらのソリューションの多くは、これまでの伝統的な IT と比較して、より戦略的なものとなる。それと同時に、大手のクラウド・プロバイダーは、前例のない競合と統合に巻き込まれていく。爆発的なイノベーションと、激しいコンペティションの組み合わせにより、これからの数年間は、流動的で貪欲な IT マーケットのリーダーたちにとって、きわめて重要な期間となる」と、述べている。

ーーーーー

もう、年の瀬ですから、2014年の数字の方は、かなりの確度を持っているはずです。 全体が $56.6 billion まで伸びているというのも驚きですが、すでに SaaS が 70% ほどを占めていて、その比率が今後も維持されていくというのも、ちょっとした驚きです。 よくよく考えてみれば当たり前のことなのですが、 この中の、さらなる内訳が知りたいですね。たとえば、たくさんの企業が Facebook ページ用いてキャンペーンなどを展開しているわけですが、それらもカウントされているのでしょうか? エンタープライズとコンシューマを隔てる垣根も、クラウドへの移行が進むにつれて、だんだんとボヤケていくのでしょうね。

ーーーーー

<関連>

Cloud の調査:DCトラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る ー Cisco
Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?
Mobile App の調査:エンタープライズを素通りして、コンシューマ市場へと流れる開発者たち
Container の調査:Flocker を Docker 上に積み上げることで、アプリとデータの移動を容易に
CoreOS の調査:足し算から引き算へと、Linux ディストリビューションを再編する

Cloud の調査:データセンター・トラフィックは、2018年の時点で 8.6 ZB に至る ー Cisco

Posted in Cisco, Data Center Trends, On Monday, Research by Agile Cat on December 15, 2014

Cloud Computing: Data Center Traffic to Triple in Five Years
http://wp.me/pwo1E-85X
By Dick Weisinger – December 9, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-data-center-traffic-to-triple-in-five-years/

_ formtek

Over the next five years, global data center IP traffic is expected to triple, based on the Global Cloud Index report from Cisco Systems, reaching 8.6 zettabytes (ZB or a trillion gigabytes) per year.  An Infographic illustrating Cisco’s findings is available here.

Cisco Systems の Global Cloud Index レポートによると、2013年〜2018年の 5年間で、グローバルにおけるデータセンター IP トラフィックは 3倍に増大し、8.6 ZB(zettabytes = 1兆 gigabytes)に達するという。 その、Cisco の調査結果であるインフォグラフィックは、ここで参照できる。

The Cisco report notes the different use cases that are supported by private and public cloud implementations.  The private cloud, on the one hand, is focusing primarily on IaaS and PaaS, while the public cloud instead focuses on SaaS.  But both are seeing huge growth.  A Synergy Research estimates that the public cloud is growing at a 50 percent annual rate while both hybrid and private clouds are showing 40 and 45 percent growth.

Cisco のレポートは、それぞれのユースケースに応じて、プライベート/パブリックのクラウドが実装されていくと指摘している。その一方で、パブリック・クラウドは SaaS にフォーカスし、プライベート・クラウドは IaaS/PaaS にフォーカスするとも述べている。だたし、どちらも、大きな成長が見込まれている。Synergy Research の推測によると、パブリック·クラウドは年率で 50% の成長となり、また、ハイブリッド/プライベート・クラウドは 40%〜45% の成長となる。

Kelly Ahuja, senior vice-president at Cisco, said that “even with public cloud workloads having significant growth, by 2018, almost 70% of cloud workloads will still be private cloud-related, requiring the ability of workloads to bridge across a hybrid private/public cloud environment.”

Cisco の Senior VP である Kelly Ahuja は、「2018年までの期間で、パブリック・クラウド上で増大するワークロードは、かなりの量になると思われるが、クラウド·ワークロードの 70% は、依然としてプライベート・クラウドに関連するものとなる。したがって、プライベート/パブリックとブリッジする、ハイブリッド・クラウド・ワークロードに対する要求が高まっていく」と述べている

Another finding of the Cisco report is that by 2018, 53 percent of all global residential Internet users will have personal cloud storage, and the average consumer cloud storage traffic per user will be 811 megabytes per month by 2018, compared to 186 megabytes per month in 2013.

この Cisco レポートでは、すべてのグローバル・インターネット・ユーザーの 53% が、2018年までにパーソナル・クラウド・ストレージを持つと指摘されているが、その点も興味を引く。 また、それらのクラウド・ストレージに関する、ユーザーあたりの平均トラフィック消費量は、2013年の 186 MB/月から、2018年の 811MB/月へと成長していくとされている。

ーーーーー

この Cisco の資料を見ると、2013年の 3.1 ZB(従来 1.5 ZB + クラウド 1.6 ZB)が、2018年には 8.6 ZB(従来 2.1 ZB + クラウド 6.5 ZB)になると記されています。 まさに、雲を掴むような話であり、ZB と言われてもピンと来ませんが、それにもすぐに慣れてしまうのでしょう。 たしか、2010年だったと思いますが、Hadoop World NYC に参加したとき、あまりも皆さんが ペタ・ペタ・ペタ・ペタ・ペタと連呼するので、簡単に洗脳されてしまったという記憶があります :) なお、この Cisco レポートに関しては、Data Center Knowledge にも Cisco: Data Center Traffic Will Triple by 2018 という記事がポストされており、このようなチャートも添えられていました。

ーーーーー

<関連>

Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?
Mobile App の調査:エンタープライズを素通りして、コンシューマ市場へと流れる開発者たち
Container の調査:Flocker を Docker 上に積み上げることで、アプリとデータの移動を容易に
CoreOS の調査:足し算から引き算へと、Linux ディストリビューションを再編する
Social の調査:Twitter と MIT の コラボ が、膨大なソーシャル・ストリームを分析していく

Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?

Posted in .Chronicle, On Monday, Research by Agile Cat on December 8, 2014

Cloud Computing Myths: What’s True and What isn’t about Cloud Hype?
http://wp.me/pwo1E-85e
By Dick Weisinger – Dec 3, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-myths-whats-true-and-what-isnt-about-cloud-hype/

_ formtek

While cloud computing is becoming ubiquitous, it’s often hard to know how much of the hype around the technology you should actually believe.

クラウド・コンピューティングという言葉に、遍在性が生じ始めているが、実際に信じるべきテクノロジーの周辺に、どれだけの虚構が混じり込んでいるのかを知ることは、かなり難しいことである。

 David Mitchell Smith, vice president and fellow at Gartner, said that ”cloud computing, by its very nature, is uniquely vulnerable to the risks of myths. It is all about capabilities delivered as a service, with a clear boundary between the provider of the service and the consumer.  From a consumer perspective, ‘in the cloud’ means where the magic happens, where the implementation details are supposed to be hidden. So it should be no surprise that such an environment is rife with myths and misunderstandings.”

Gartner の VP and Fellow である David Mitchell Smith は、[クラウド・コンピューティングの性質からして、神話のような世迷い言に対して、大きなリスクを孕んでいる」と述べている。 それは、XXX As A Services 全般に関して言えることであり、サービスと消費者の提供者との間には、明確な境界線が引かれているはずである。しかし、消費者の観点から見ると、「クラウドの内側とは魔法が起こる場所であり、また、実装の詳細を知る必要がないと仮定されている。したがって、そのような神話や誤解がはびこる環境だとしても、決して驚くべきことではない」と、彼は続けている。

Gartner identified ten common cloud computing myths:

Gartner は、クラウド・コンピューティングにまつわる神話として、以下の 10 の項目を指摘している:

  • The Cloud is about saving Money.  Not totally.  The flexibility and utility of turning on services and capabilities as needed often outweigh just a dollar-centric appraisal of the technology.
  • The Cloud is always the best way.  Cloud technology is still young.  Cloud apps are options that should be considered, but choose your application based on what best meets your requirements.
  • The Cloud should be used for everything.  Cloud apps can be an important part of an enterprise strategy, but applications should be moved to the cloud only as part of an overall strategy for achieving cost savings, flexibility and efficiency.
  • “The CEO said so” isn’t a cloud strategy.  An enterprise IT strategy needs to have a detailed plan for how to handle both on-premise and cloud applications.
  • We need just a One Cloud strategy.  With the current state of the cloud that isn’t possible, or at least not practical.
  • The cloud is less secure than on-premise.  The number of on-site security breaches actually exceeds the number of breaches reported in the cloud.
  • The cloud can’t handle mission-critical use.  Often cloud strategies begin using the cloud with their non-critical applications, but there many organizations are using the cloud for their mission-critical applications.
  • The Cloud Equals the Data Center.  Possibly, but for many companies, the hybrid use of both on-premise and cloud computing will be around for some time.
  • Migrating to the cloud automatically enables cloud features.
  • Virtualization is not equate to the Private Cloud.


  • クラウドはコストを低減する ー すべてが、そうではない。サービスや機能を、必要に応じて活性化させるという柔軟性と実用性は、多くの場合において、積み上げられたテクノロジーの評価額を上回るものとなる。
  • クラウドは、常に最適な答えである ー クラウドのテクノロジーは、依然として未熟である。クラウド・アプリは考慮すべき選択肢ではあるが、ユーザー要件を完璧なかたちで満たすという、基本に忠実なアプリを選択すべきである。
  • クラウドは、すべてに対して適用されるべきものである ー クラウド·アプリは、エンタープライズ・ストラテジーの重要な一部を占めるだろう。だたし、コスト削減/柔軟性/効率性を達成すべきアプリのみが、全体的なストラテジーの構成要素として、クラウドへ移行されるべきである。
  • CEO がクラウド・ストラテジーについて言及しない ー エンタープライズにおける IT ストラテジーは、オンプレミスとクラウドのアプリという、両面を検討するための詳細なプランを取り込む必要がある。
  • クラウド・ストラテジーは、1つに集約されるべきである ー クラウド現状からすると、それは不可能である。もしくは、実用性を損なうものとなる。
  • クラウドは、セキュリティ面でオンプレミスに劣っている ー 実際のところ、オンサイトにおけるセキュリティ侵害の件数は、報告されているクラウド上での侵害の件数を超えている。
  • クラウドは、ミッション・クリティカルな使用には耐えられない ー 多くの場合において、それぞれのクラウド・ストラテジーは、非クリティカルなアプリでの利用から始まるが、クラウド上でミッション・クリティカルなアプリを使用している組織も、数多く存在している。
  • クラウドとは、データセンターに存在するものである ー おそらく、数多くの企業において、オンプレミスとクラウドのコンピューティングを、ハイブリッドで使用する期間が続くだろう。
  • クラウドへの移行により、クラウドの特徴が自動的に引き出される
  • 仮想化とプライベート・クラウドは異なるものである

ーーーーー

クラウドというものに対して、あまりにも過敏になってしまっては、せっかくの選択肢を見逃すでしょうし、あまりにも鵜呑みにしすぎれば、大きな間違えを犯すでしょうという、とても簡潔で、分かりやすいサマリーですね。 2012年に、NIST の  Cloud Computing Standards Roadmap Spec から概要を抽出しましたが、このコンテントも、同じような視点でクラウドを語っていました。 でも、そこから、2年以上の月日が流れ、クラウドの用法におけるメリット/ディメリットが、とても明確に表現されるようになってきたとも思えます。こういうサマリーは、とても有り難いですね!

ーーーーー

<関連>

Mobile App の調査:エンタープライズを素通りして、コンシューマ市場へと流れる開発者たち
Container の調査:Flocker を Docker 上に積み上げることで、アプリとデータの移動を容易に
CoreOS の調査:足し算から引き算へと、Linux ディストリビューションを再編する
Social の調査:Twitter と MIT の コラボ が、膨大なソーシャル・ストリームを分析していく
Data Center の調査:大変革を促す4つの要因とは? – Gartner

%d bloggers like this: