Agile Cat — in the cloud

Hardware の調査:IoT によるイノベーションは、新たなハードウェアが具現化していく

Posted in IoT, On Monday by agilecat.cloud on July 27, 2015
New Hardware: Enabler of IoT Innovation
By Dick Weisinger – July 21st, 2015
http://formtek.com/blog/new-hardware-enabler-of-iot-innovation/ 
_ formtek
Analysts have been all over the Internet of Things (IoT), predicting how billions and billions of dollars will be spent connecting billions and billions of devices.  But don’t confuse IoT with the many advances that we’re seeing with new hardware and new machines.
 
アナリストたちは、すべての Internet of Things (IoT) を見通すことで、数十億のデバイスを接続するために生じる、膨大な収益を予測しようとする。しかし、IoT と組み合わせるべき、新たなハードウェアとマシンがもたらす先進性と、これまでの概念を混同してはならない。
 
Gauguin_10But in a recent piece for O’Reilly, Jon Brunner identifies the New Machine market as one that is distinct from the Internet of Things.  Brunner says that the rapid rise in innovation in new machines, robots and devices is happening in parallel to IoT and is very distinct from it.
 
そして、O’Reilly の最近の記事ではJon Brunner が New Machine のマーケットを、IoT とは別のものとして識別している。Brunner の言葉によると、新たなマシン/ロボット/デバイスにおける急激なイノベーションは、IoT と平行して起こっているものであり、また、明確に区別すべきものとなる。
 
Brunner says that IoT is all about cheap hardware connected to the Internet, creating lots of data that can be crunched with cheap analytics and fed into machine learning.
 
さらに Brunner は、IoT の全体像について、インターネットに接続された安価なハードウェアがあり、そこで生成された大量のデータが安価に分析され、機械学習に受け渡されるだけのものと発言している。
 
On the other hand, Brunner says that the new tools that form the backbone of the New Hardware industry are being driven by advances in inexpensive hardware in the areas of 3D printing, new-generation CNC tooling, cheap microcontrollers, and new high-level programming languages to control embedded systems.  He sees the New Hardware Movement as more of an enabler of IoT.
 
その一方で Brunner は、安価なハードウェアが進化したことで、New Hardware 産業のバックボーンを形成する新しいツールが、新たな推進力を持ち始めているとも述べている。具体的に言うと、3D プリンティングや、次世代の CNC ツール、安価なマイクロコントローラ、そして、エンベッド・システムを制御するための、新たな高級プログラミング言語などが、その領域を構成していることになる。 つまり、IoT を実現する存在を超えたところで、彼は New Hardware Movement の動きを捉えている。
 
Brunner wrote that “the impact of the new hardware movement goes well beyond electronics and touches any industry that produces physical goods: it won’t be long before we see cars developed in an agile manner. On the other end of the spectrum, the new hardware movement is a primary enabler of the Maker movement; its accessible prototyping tools have become a popular hobbyist pastime.”
 
そして Brunner は、「 新しいハードウェアの動向は、物理的な商品を生産する大半の業界に、これまでのエレクトロニクスの概念を、遥かに超えたレベルで浸透していく。いわゆるアジャイルな手法で、自動車というものが開発されていく状況などが、それほど時間をかけずに現実のものとなっていく。そして、この領域の別のエッジでは、新しいハードウェアの動きが、メーカーの動きを率先して変革していくものとなる。つまり、誰もがアクセスできるプロトタイピング・ツールが、人々が好む趣味や娯楽の対象に変容していくのだ」と述べている。
 
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Youtube Hong KongOn Mondayたしかに、IoT によるイノベーションは、多様なスタイルを持つものになりそうですね。 たとえば、GoPro などのアクション・カメラと、ちょっと高級なドローンを組み合わせが、つまり安価で進化したハードウェアが、現実に大きな変化を生み出しているのです。 この Youtube の画像は、昨年の香港で生じた政権に対する抗議デモの様子を、安価な民生ハードウェアだけで、見事に捉えている実例と言えるでしょう。 もちろん、すべてがオンラインでつながっているわけではなく、人手による作業が介在しているのですが、あと数年で、全体が IoT に載ると、容易に推測できます。 この動画を観たとき、よく目にする「主催者側は10万人と発表し、政権側は3万人と発表」みたいな奇妙な報道が、すでに意味を失っていることに気づきました。 そして、維持費を含めれば何億円という費用がかかる報道ヘリが、都会の人々の動きを追うという範囲では、無用の長物になってしまったことに驚きました。 安価に利用できる IoT と、安価に手にできる高機能なハードウェアが広まるにつれて、ありのままに事実を共有できる、住みやすい世の中になっていくのだと、期待したいところです。 _AC Stamp
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Posted in Businesses, On Monday by agilecat.cloud on July 21, 2015
Business Leaders View Technology as Key to Future Growth
By Dick Weisinger – July 13th, 2015
http://formtek.com/blog/business-leaders-view-technology-as-key-to-future-growth/
_ formtek
We’re nearly halfway through 2015 and most CEOs remain positive on business conditions and focusing on improving their use of technology.  A recent survey by Gartner or CEOs found that technology is viewed as a primary tool for achieving growth in 2015 and 2016.
 
すでに、2015年も半分が終わった。 そして、大半の CEO たちはというと、ビジネスの状況をポジティブに保ち、また、テクノロジー活用の向上にフォーカスしている。Gartner および、それらの CEO たちの、最近の観察によると、2015年から 2016年への成長を達成するためには、テクノロジーが最重要な手段であることが分かってきた。
 
Monet_1Mark Raskino, vice president and Gartner fellow, said that “this is the highest position we have ever seen for technology in this survey and it’s our firm belief that CEOs are more focused on this area than at any time since 1999.  When we examine the subtext of the responses, the purpose of CEOs’ interest in technology becomes immediately obvious. Over half of the responses relate to revenue- and growth-related technology issues such as multichannel, e-commerce and m-commerce.”
 
Gartner の VP and Fellow であるMark Raskino は、「今回の調査により、これまでの私たちが経験してきた以上に、テクノロジーが高く評価されている状況にある。1999年以降において、この領域を CEO たちは最も重視していると、当社は確信している。回答者たちの真意を調べたところ、CEO たちの関心がテクノロジーへと向いていることが、すぐに明らかになった。具体的に言うと、回答の半分以上が、マルチ・チャネル/eコマース/mコマースといった、収益と成長に関連するテクノロジーを課題としていた」と述べている
 
注:mコマース = Mobile コマース
 
CEOs are also concerned with the darker side of technology.  Many CEOs also expressed concerns with security and risk.  Three-quarters said that they agreed with the following statement that “the digital world is creating new types and levels of risk for our business,”, and two-thirds said that “Investment in risk management practices is not keeping up with new and higher levels of risk.”
 
その一方で CEO たちは、テクノロジーの暗部にも関心を示している。多くの CEO たちが、セキュリティとリスクに対して懸念を表明しているのだ。CEO たちの 3/4 が、「 デジタルの世界は、私たちのビジネスに対して、リスクに関する新しいタイプとレベルをもたらしている」という状況を認めている。また、彼らの 2/3 が、「リスク管理に対する実質的な投資が、それらの新たなリスク・レベルに追いついていない」と、述べている。
 
Raskino commented that “CEOs are right to be concerned. As products and services become digital they add far greater utility for the customer but also far greater power for those dark forces who might usurp digital control. CEOs and CIOs should collaborate to jolt the executive team out of cyber-risk complacency.”
 
Raskino は、それらの CEO たちが懸念するのは、当然のことだと述べている。そして、「 プロダクツとサービスがデジタル化するにつれて、顧客たちは膨大なメリットを享受している。 ただし、それだけではなく、デジタルによる制御を奪うような、強大なパワーを持つ暗部とも対峙している。CEO と CIO は協力して、現状における自己満足的なサイバー・リスク管理を捨て去り、新たなセキュリティ・チームを立ち上げるべきだ」と説いている。
 
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On Mondayテクノロジーにおける陰陽の両面が取り上げられていますが、それらに正面から取り組むことで、企業は成長を継続していくでしょうし、人々は平和を手にしていく・・・ と信じたいですね。  現実に、食料を大量に廃棄する国もあれば、飢えに苦しむ国もあるわけです。 また、それを解決できない近代国家という枠組みの、限界も見えてきているように思えます。 いま収穫したばかりの米や麦を、西へ向けて出荷すべきなのか、東へ向けて出荷すべきなのかを正確に教えてくれる、といったテクノロジーが待ち望まれますね。_AC Stamp
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Posted in IBM, IoT, On Monday by agilecat.cloud on July 13, 2015
Internet of Things (IoT): Less Than 10 percent of Mobile and IoT data is ever Analyzed or Acted on
By Formtek
http://formtek.com/blog/internet-of-things-iot-less-than-10-percent-of-mobile-and-iot-data-is-ever-analyzed-or-acted-on/
_ formtek
The IoT market is expected to grow rapidly.  IDC estimates that it currently is growing at a rate of 13 percent annually, growing from a value greater than $1.3 trillion this year to more than $3.04 trillion in 2020.  Today there are roughly 9 billion IoT devices installed, and by 2020 that number is expected to rise to 28 billion.
 
IoT マーケットは、急速に成長すると予想されている。IDC の推定によると、その年間成長率は 13% となり、また、市場規模で言うと 2015年の $1.3 trillion が、2020年には $3.04 trillion に至るとされる。そして、現時点で約 90億の IoT デバイスが存在するが、2020年には 280億に達するらしい。
 
Seurat_10But a challenge has to do with how IoT and mobile device data can be effectively used.  IBM estimates that 90 percent of the data generated by IoT/mobile devices is never analyzed or acted on.  Much of the data is realtime and estimates are that 60 percent of this kind of data begins to lose data within just milliseconds after being created.
 
しかし、課題として取り組むべきものに、IoT/Mobile デバイスからのデータの、有効利用という視点がある。IBM の推定によると、IoT/Mobile デバイスが生成したデータの約 90% が、分析されることもなく、活用されることもなく、廃棄されていくという。この種のデータは、その大半がリアルタイムなものであり、さらに言えば、その 60% のデータが、生成された数ミリ秒以内に失われていくという。
 
Bob Picciano, senior vice president of IBM Analytics, said that “our knowledge of the world grows with every connected sensor and device, but too often we are not acting on it, even when we know we can ensure a better result…  [IoT] is a rich and broad-based opportunity where innovation matters.”
 
IBM Analytics の Senior VP である Bob Picciano は、「この世界において、私たちが手にする知識とは、すべての接続されたセンサーやデバイスにより成長していく。しかし、それらを活用しないケースが、あまりにも多すぎるのだ。それが出来るなら、より良い成果が約束されているのだ・・・ つまり、イノベーションが起きるところでは、広範囲におよぶリッチなチャンスを、IoT がもたらすことになる」と述べている
 
A statement from IBM said that up until now the IoT market has been relatively small because it has been too expensive for businesses to tap into.  Developments in cloud, mobile and APIs are expected to lower the cost of entry and enable growth in the market to explode.
 
IBM のステートメントは、企業が IoT を活用しようとしても、あまりにも大きなコストが生じるため、相対的に小規模なものになっていると伝えている。そして、Cloud/Mobile/API を用いた開発が、その参入障壁を引き下げ、また、マーケットの爆発的な成長を実現すると期待されている。
 
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On Mondayそのデータは大量であり、かつ、リアルタイム性を帯びたものになる、というのが IoT なのでしょうね。したがって、Big Data といっても、すべてを Hadoop 系のもので処理できるわけではなく、なんらかの、新しい方式が必要になるのでしょう。 先週にポストした、Snoeflake という Data Warehousing サービスが、Hadoop の排除を特徴としてプッシュしているのが、とても気になっています。そして、ネットワークとデータ処理を、シームレスに接続するという観点では、おそらく、お手本となるものを、Google が提示するのでしょう。 Google Now が提供する音声認識の精度と速度が、その可能性を示しているように思えるのです。 _AC Stamp
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Data Warehousing の調査: あの Bob Muglia が率いる Snowflake が、Azure と AWS にガチンコ勝負を挑む

Posted in Amazon, Big Data, Data Warehousing, IoT, Microsoft, On Monday by agilecat.cloud on July 6, 2015
Cloud-based Data Warehousing: Snowflake, Microsoft Azure and Amazon Redshift
Dick Weisinger – June 25th, 2015
http://formtek.com/blog/cloud-based-data-warehouse-snowflake-microsoft-azure-and-amazon-redshift/
_ formtek
Data warehousing traditionally required a company to extract and download huge volumes of data from various business software systems into a central repository for analysis.  The process to prep the data was slow which meant that the analysis was always run against data that was already partially stale.
 
データ·ウェアハウスの概念は、多様なビジネス·ソフトウェア·システムから、膨大なデータをダウンロードした後に、分析のためのセンター・リポジトリに展開するものとなる。 そして、それを実現する企業が、常に待ち望まれてきた領域である。つまり、データを準備するプロセスに時間がかかり、そこでの分析といっても、すでに意味を失ったデータまでが含まれてしまうという状況であった。
 
Vermeer_3But recently we’re seeing a new generation of data warehousing, one based on cloud computing.  This week saw the announcement of general availability of Snowflake.  Snowflake is a cloud-based data warehouse running on Amazon AWS.  The company is led by Microsoft veteran Bob Muglia.  Snowflake received $26 million in funding in October 2014 and has received another round of $45 million this past week.
 
しかし、最近は、クラウド·ベースのデータ・ウェアハウスが、新しい世代の到来を告げているようだ。今週は、Snowflake が、一般への提供が始まったと、アナウンスメントを発している。Snowflake とは、Amazon AWS 上で走る、クラウド・ベースのデータ・ウェアハウスのことである。そして、同社は、Microsoft で数々の実績を築きあげてきた、あの Bob Muglia により率いられている。なお、Snowflake は 2014年10月に $26 million のファンドを獲得し、さらに先週には、別のラウンドで $45 million の資金を得ている。
 
The Snowflake data warehouse is in direct competition with Microsoft’s Azure SQL Data Warehouse and Amazon’s Redshift cloud data warehouse.
 
もちろん、Snowfake のデータ・ウェアハウスは、Microsoft の Azure SQL Data Warehouse と Amazon の Redshift クラウド・データ・ウェアハウスに対して、ダイレクトなコンペを挑むものとなる。
 
What’s unique about Snowflake among the crowd of other recent data-focused startups is that it isn’t based on Hadoop and it was built from scratch with the cloud in mind. Features of Snowflake include:
 
このところ、データにフォーカスしたスタートアップたちが、かなりの勢いで登場してきているが、それらの中で Snowflake がユニークなのは、Hadoop をベースにしていない点である。つまり、クラウドを念頭に置いて、ゼロ・スタートで構築されているのだ。Snowflake の特徴とされる点は:
 
  • Native support for structured, machine-generated and semi-structured data
  • Scalability of data, workloads and users for multi-dimensional elasticity
  • Self tuning of data distribution and storage, and query execution
  • Security. Uses authentication, granular access control and data encryption
 
  • 構造化データ/機械生成データ/半構造化データを、ネイティブでサポート
  • データ/ワークロード/ユーザーをスケーラブルにすることで、多次元弾性を確保
  • データ配信/ストレージ/クエリー実行における、セルフ・チューニング
  • セキュリティ:ユーザー認証/緻密なアクセス・コントロール/データの暗号化
 
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On Monday誰が、何を、必要としているのかを、的確に理解している人が、自信作を世に問うというストーリーですね。 お久しぶりです、Bob Muglia さん。こうして、その後の活躍を知ることができて、とても嬉しい気分です。 そして、機械生成データをネイティブでサポートというのは、まさに IoT 時代のデータ・ウェアハウスという感じで、とてもイケていますよね。 Snowflake の活躍を期待しています! _AC Stamp
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Legacy Apps の調査: 企業の 25% が、ワークフローとドキュメント管理をリプレースしたがっている

Posted in On Monday, Research by agilecat.cloud on June 29, 2015
Businesses Clean House Replacing Legacy Apps: One-Quarter Want to Replace Workflow and Document Management
Dick Weisinger – June 24th, 2015
http://formtek.com/blog/businesses-clean-house-replacing-legacy-apps-one-quarter-want-to-replace-workflow-and-document-management/
_ formtek
Businesses are itching to modernize their IT and business applications, according to a survey by Hitachi Consulting.  90 percent of businesses say that they have to deal with legacy applications that are holding them back.  More than one third say that nearly every project that comes up has issues related to legacy applications that need to be addressed.
 
Hitachi Consulting の調査によると、自社の IT およびビジネス・アプリケーションの近代化を進めたいと、うずうずしている企業の多いことが分かる。調査の対象となった企業の 90% は、なんらかのレガシー·アプリケーションを取り扱う必要性があり、また、それにより近代化に遅れが生じていると、発言している。さらに言えば、1/3 以上の企業が、大半のプロジェクトでレガシー・アプリケーションに関連する問題を抱えており、それを改善したいとしている。
 
Escher_1Chris Saul, vice president at Hitachi Consulting, said that if you “ask any IT director or CIO they’ll probably tell you that they’re envious of start-ups that have a greenfield to build their IT infrastructure.  Bulldozing isn’t often an option, so IT leaders need to find ways of introducing new applications, services and approaches – and do so quickly, with the ability to scale.”
 
Hitachi Consulting の VP である Chris Saul は、「 IT ディレクターや CIO に尋ねれば、おそらく、彼らは、ゼロ・ベースで IT インフラスを構築できる、スタートアップたちが羨ましいと答えるだろう。ブルドーザーを導入することは、多くのケースにおいて適切な選択肢にならない。したがって、IT リーダーたちにとって、新しいアプリケーション/サービス/アプローチを見つけ出したがっているが、それは迅速に行われる必要があり、しかも スケールする能力を有していなければならない」と述べている
 
The top three applications that businesses are looking to replace are:
 
対象となった企業が、リプレースすべきと考えている Top-3 のアプリは、以下のとおりである:
 
  • Business Intelligence and Analytics (28 percent)
  • Customer Databases (26 percent)
  • Workflow and Document Management (25 percent)
 
Among small and medium-sized companies the desire to replace workflow and document management apps is the greatest.  In that category, 36 percent say that they are ready to start over with something new, compared to only 14 percent of large businesses.  In particular, 36 percent of manufacturers say that they’re looking to replace their workflow and document management systems.
 
対象を中小企業に限定すると、リプレースを望むアプリケーションの1位は、Workflow and Document Management となる。そして、このカテゴリにおいては、36% の中小企業が新しい試みに取り組み始めているが、大企業にの場合は 14% という比率に下がってしまう。また、対象を製造業に絞ってみると、36% の企業が Workflow and Document Management リプレースするための模索していると述べている。
 
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On Mondayなるほどなぁ・・・ という調査結果ですね。 とりわけ、一人一人の機動力が重視される中小企業では、「ワークフローを操作し、ドキュメントを見るたびに、なんで PC が必要なのか?」という声が大きいはずだと思います。 そして、それらの従業員たちは、たとえば Facebook や Evernote などで、デバイス・フリーな環境に慣れ親しんでいるのです。 2010年のことですが、「Facebook のようなエンタープライズ・ソフトウェアを作りたい – Salesforce は語る」という抄訳をポストしています。 ちょっと参照していただければ、この時点から Salesforce が、アプリの在り方について危機感を抱いていたことが分かります。 こんな背景が、同社の素晴らしい成長を支えているのかもしれませんね。_AC Stamp
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Posted in API, On Monday, Salesforce by agilecat.cloud on June 22, 2015
APIs: Virtual Assets that are the Key to Driving a High Tech Business
Dick Weisinger – June 15th, 2015
http://formtek.com/blog/apis-virtual-assets-that-are-the-key-to-driving-a-high-tech-business/
 
_ formtek
Companies like Uber, Airbnb, Facebook, Alibaba, and Paypal are examples of businesses that have high valuations but which don’t have any physical assets.  One thing these businesses do have though is software and these businesses are experts in using Application Program Interfaces (APIs) to expose their data and software algorithms to increase their business’ value.
 
Uber/Airbnb/Facebook/Alibaba/Paypal といった企業は、大きな価値を有してはいるが、なんらかの物理的な資産を、自身では所有しない企業の代表格である。それらの企業に共通するのはソフトウェアの存在であり、また、Application Program Interfaces (APIs) 使いとしての有能さである。つまり、自身のデータやソフトウェア・アルゴリズムをエクスポーズすることで、そのビジネスの価値を高めているわけだ。
 
Programmableweb.com estimates that there are over 12,000 different APIs.  Harvard Business Review estimates that Salesforce.com generates half of its revenues from APIs.  Expedia generated 90 percent, and eBay 60 percent.
 
Programmableweb.com は、現時点で 12,000種類以上の API が存在すると推定しているHarvard Business Review は、Salesforce.com における収益の半分が、API から生み出されていると推定している。 その値は、Expedia の場合で 90% となり、eBay は 60% となる。
 
Brian Lillie, CIO of global data center provider Equinix, said that  “CIOs should care a lot about APIs, because they are a way to unlock data and make it available to enterprise applications, customers and partners.  APIs can liberate your data…  Writing reports on these old systems takes a lot of work and a lot of people.  But if you put a handful of APIs in front of that old system of record, you can expose the trapped data to developers who can easily extract it.  APIs eliminate the need to write custom reports in archaic languages, like COBOL.  It’s a powerful way to give self-service to your organization.”
 
グローバルなデータセンター・プロバイダーとして有名な、Equinix の CIO である Brian Lillie は、「CIO たちは、API について、たくさんのことを考えなければならない。つまり、データにかけられたロックを解除し、エンタープライズにおけるアプリケーション/カスタマー/パートナーたちが利用できるようにする必要があるからだ。API により、あなたのデータは解放される。一般的に言って、古いシステムを呼び出すコードを書こうとしても、多くの作業と多くの人々が必要になる。しかし、いまも稼働している古いシステムのフロントに、一握りの API を配置するだけで、一連のデータをエクスポーズすることが可能になり、それを取得した開発者たちは、必要なデータを容易に抽出できるようになる。そして、API を利用することで、たとえば COBOL のような古風な言語の場合のような、カスタムなコードを記述する必要もなくなる。つまり、それぞれの組織におけるセルフ・サービスという、パワフルな方式を API は提供してくれるのだ」と述べている
 
Lillie said that “with the Internet of Things (IoT), we are going to see a tremendous number of devices and consumer products producing and communicating a huge amount of data…  Over time, every one of these devices will have the ability to communicate via an API in an integrated, consolidated and standardized way When APIs meet the Internet of Things, the result is going to be game-changing for most companies.”
 
そして Lillie は、「 私たちは Internet of Things (IoT) に出会ったことで、膨大な数のデバイスやコンシューマ製品が、膨大な量のデータを生み出し、また、送受信していく様を、目の当たりにしようとしている。時間が経つにつれて、それらのデバイスのすべてが、統合化/簡素化/標準化された方式の中で、API を介して通信する能力を持つことになる。結論として、API と IoT が出会うとき、大半の企業に対してゲーム・チェンジを迫る変化が生じるだろう」と発言している。
 
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On MondayAPI がもたらす収益としての、Salesforce と Expedia と eBay での推測値が示されていますが、いまの時代のビジネス・モデルを明らかにする、とても明確な切り口ですね。 そして、この Agile_Cat でも、ずいぶんとお世話になった Programmableweb ですが、そういえば、このところ、見ていなかったなぁ・・・ と反省しているところです。 なんらかのソフトウェア資産を API というかたちで、エクスポーズすることは究極のオープンソースだと、どこかで読んだ記憶があるのですが、まさに、そのとおりだと思います。 そして、API を活用する企業が、大きな収益を上げることも、理にかなっていると思えるのです。 API と IoT が出会うときを想像すると、ワクワクしてきますね! _AC Stamp
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Posted in .Selected, Network, On Monday, Standard by agilecat.cloud on June 15, 2015
HTTP/2: Blueprint for Speedier and More Secure Internet Communications
By Dick Weisinger – June 12th, 2015
http://formtek.com/blog/html2-blueprint-for-speedier-and-more-secure-internet-communications/
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In February 2015 an overhaul of the HTTP protocol was approved, the first change since HTTP 1.1 was adopted in 1999.  The new protocol is being called HTTP/2.
 
2015年2月のことだが、HTTP プロトコルに関する徹底的な改善が承認された。 それは、1999年に HTTP 1.1 が採択されてから、初めての変更となる。 そして、この新しいプロトコルは、HTTP/2 と呼ばれている。
 
The new protocol was in development for two years by the IEFT (Internet Engineering Task Force) and is based on a protocol created by Google called SPDY.
 
この新しいプロトコルは、IEFT(Internet Engineering Task Force)が2年を費やして開発したものであるが、Google が作成した SPDY というプロトコルをベースにしている。
 
Chagall_15Some of the ways in which HTTP/2 will speed up internet communication is the compression of header information and the ability to send multiple requests over a single connection.  Web pages should load ten to forty times faster with HTTP/2.  The improvements are expected to speed up web traffic and improve efficiency so that mobile devices will consume less power when loading browser pages.
 
HTTP/2 がインターネット通信を高速化する手法としては、ヘッダ情報を圧縮する能力や、シングル・コネクション上でのマルチ・リクエストの送信などが挙げられる。そのため、HTTP/2 を用いた場合において、Web ページのロードは 10倍〜40倍も高速化されるという。この更新により、Web トラフィックが高速化され、効率がを改善されるはずだ。したがって、モバイル・デバイス上のブラウザで、Web ページをロードする際に、電力の消費が低減されることになる。
 
HTTP/2 was originally intended to have TLS (Transport Layer Security) encryption, or SSL, built in, but that idea was rejected because it was felt that doing so would make implementation of the new standard much more difficult for network operators and proxy vendors.
 
もともとの HTTP/2 構想では、TLS(Transport Layer Security)暗号化と、SSL をビルトインで取り込むことた意図されていたが、その考えは拒否された。なぜなら、そのセキュリティ対策を実施することで、ネットワーク・オペレータやプロキシー・ベンダーによる、この新しいスタンダードの実装が難しくなるという、懸念が生じたからである。
 
Mark Nottingham, chair of the IETF HTTP Working Group, said that “one of the big reasons that HTTP/2 took so long to get to is that upgrading the protocol in the deployed infrastructure is really hard; there are lots of boxes out there that assume HTTP/1 will never change.  So, if the transition from HTTP/1 to HTTP/2 goes well, it should be a lot easier to introduce the next version, because we can use the same mechanism that we used for the first big hop.”
 
IETF HTTP Working Group の Chair である Mark Nottingham は、「HTTP/2 の確定までに、かなりの時間が費やされた大きな理由として、インフラの深部にディプロイされたプロトコルを、アップグレードすることが、きわめて困難になるという捉え方があった。つまり、HTTP/1 が変化しないと想定すると、たくさんの障害が取り残されることになる。したがって、HTTP/1 から HTTP/2 への移行が上手くいけば、次期バージョンの導入が、きわめて容易になるはずだ。なぜなら、最初の大きな飛躍で用いたメカニズムを、再び利用できるようになるからだ」と述べている
 
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On Mondayそんなに Web が速くしてくれるなら、HTTP/2 に対する期待が膨らみますね。 しかし、HTTP/1 のトラフックが飛び交う中で、HTTP/2 を増やしていく必要があるので、プロトコルの切り替えというのは、ほんとうにタイヘンですね。 そして、HTTP 2.1 の登場により、HTTP/2 の時代が幕を開けるのでしょう。 文中の最後の方で、「最初の大きな飛躍で用いたメカニズム」と表現されているのは、HTTP 1.0 から HTTP 1.1 へのステップ(たけけんのサーバー勉強日記)のことなのだろうと推測しています。 楽しみですね! _AC Stamp
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Posted in Container, On Monday by agilecat.cloud on June 8, 2015
Containers: Competitors to Docker Begin to Rise
By Dick Weisinger – June 3rd, 2015
http://formtek.com/blog/containers-competitors-to-docker-begin-to-challenge/
_ formtek
Container packaging has been the rage over the past year.  Containerization has the potential to be highly disruptive to existing server virtualization, impacting existing businesses like VMware.  Containers are more efficient, lighter-weight, and speedier, and easier to automate than standard virtualization.
 
コンテナによるパッケージングが、この1年において、怒涛のような躍進を遂げている。そして、いわゆるコンテナ化により、これまでの仮想サーバーというビジネスが破壊され、VMware のような企業に大きな影響が生じるかもしれない。お決まりの仮想化と、コンテナと比較してみると、効率化/軽量化/迅速化/容易な自動化という面で、後者の方が優位となる。
 
Seurat_14While Docker has been the company leading the charge in the area of containerization, they’re not along among companies looking for ways to break into this new space.  CoreOS and Google have recently teamed up to create the Tectonic project.  Google’s contribution to the project is a management layer known as ‘Kubernetes’.  Kubernetes helps to manage infrastructure of web projects, in a way similar to what Google does with Google search and gmail.
 
コンテナ化というエリアに突撃する企業としては、Docker が最先端を走っているが、この新しいスペースに参入する方式を模索しているのは、決して同社だけではない。最近になって CoreOS と Google は、Tectonic プロジェクトを立ち上げるために提携している。このプロジェクトに対して Google は、Kubernetes として知られるマネージメント・レイヤをコントリビュートしている。 この Kubernetes は、Googe における Search や Gmail と同じ方式で、Web プロジェクトのインフラス管理を促進していく。
 
Craig McLuckie, product lead for Kubernetes, said that “we introduced Kubernetes to bring cluster first management to the multi-cloud world. With this announcement, CoreOS is helping us realize that vision: a fully supported, enterprise grade version of Kubernetes that runs everywhere. Our Google Cloud Platform customers benefit from modern management patterns pioneered in Google, and Tectonic frees them to pick their cloud provider solely on the merits of their infrastructure, with no lock-in whatsoever.”
 
Kubernetes の Product Lead である Craig McLuckie は、「私たちは Kubernetes 導入することで、Multi-Cloud の世界における、Cluster-First のマネージメントを実現できた。今回のアナウンスメントは、あらゆる環境で実行が可能な、Kubernetes のエンタープライズ・グレード·バージョンを、完全にサポートしていこうとする、私たちのビジョンの前進を示すものだ。 つまり、それを、CoreOS が具現化していくことになる。そして、Google Cloud Platform の顧客たちは、私たちが作り上げてきた、近代的なマネージメント・パターンを享受する。さらに言えば、Tectonic を利用する顧客は、クラウド・プロバイダーの選択から解放され、自身のインフラにおけるメリットだけを追求できるようになる。つまり、ロックインが、完全に消滅することになる」と述べている
 
An emerging competitor to Docker is from the Cloudius OSv product.  OSv is a new totally minified operating system that is containerized and runs on top of almost any hypervisor.  What’s impressive is the speed.  Docker is fast, but the OSv sub-second boot time is lightening.
 
そして、Cloudius OSv も、Docker に対する新たなライバルとして、名乗りを上げている。 OSv は、まったく新たにデザインされた、超小型のオペレーティング・システムであり、コンテナ化に対応し、また、大半のハイパー・バイザー上で動作する。なにが素晴らしいのかと言うなら、そのスピードが挙げられるだろう。  Docker も高速であるが、OSv は1秒未満でブートするだけの、軽量化が図られているのだ
 
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On Mondayこの領域も、新たな参入者が、次から次へと登場しますね。クラウドの時代になり、OS における要件が再定義され、また、それらを管理する手法が刷新されているわけですが、ここで紹介されている Tectonic などは、まさに、その最先端なのでしょう。 そして、最後に紹介されている OSv は、ハイパーバイザー上でシングル・アプリを走らすのみという、CoreOS よりもさらにシンプルな構造になっているようです。 そろそろ、極限まで行き着いたという感じなのでしょうかね? _AC Stamp
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