Agile Cat — in the cloud

スマホの価格帯を High/Mid/Low に仕分けすると、Apple の特殊性が見えてくる:それを示す1枚のチャート

Posted in Research, Mobile by Agile Cat on August 20, 2014

CHART OF THE DAY: How Apple’s Smartphone Strategy Is Different Than Everyone Else’s

Dave Smith – Aug. 15, 2014

_ Business Insider

Market research firm IDC published some really interesting data on Thursday that breaks down the smartphone market share by price. According to that data, which was charted for us by Statista, more than 80% of Apple’s devices are "high-end," as they cost more than $400. Less than 20% of Apple smartphones are considered "mid-range," and there are currently zero “low-end” iPhones.

この木曜日(8/14)だが、マーケット・リサーチ会社である IDC が、価格帯でスマホ・マーケット・シェアを分析するという、きわめて興味深いデータを発表した。Statista がチャートにした IDC のデータによると、Apple のデバイスの 80% 以上が、$400 を超える価格帯である High End に属している。また、$400〜$200 の Mid Range は 20% であり、$200 を切る Low End は 0% という結果となっている。

_  space


Android and Windows Phone smartphones, meanwhile, employ a completely different model. The vast majority of those handsets — around 60% — cost less than $200. About 20% of Android and Windows Phones are mid-range devices, while a relatively small percentage of those handsets are considered “high-end,” in the $400-plus range.

その一方で、AndroidとWindows のスマホでは、まったく異なる価格モデルが採用されている。この 2つのプラットフォームでは、$200 を切る Low End が多数派であり、約 60% を占めている。また、どちらも、Mid Range は 約20% となっている。そして、$400 を超える High End は、さらに少ないパーセンテージに留まっている。

So Apple may dominate the high-end smartphone range, but as Business Insider’s Jim Edwards points out, around 85% of all smartphones are Android phones, which means most people prefer smartphones when they cost under $200.

したがって、High End の価格帯は、Apple のデバイスが支配しているとも言えるが、すべてのスマホの 85% が Android で埋め尽くされていると、Business Insider の Jim Edwards は指摘している。 つまり、$200 以下の出費で収まる低価格スマホが、大多数の人々の好みとなっているわけである。


この、IDC による 2014年 Q2 のスマホ調査は、3つのプラットフォームのスナップショットとして、とても意味のあるものだと思います。 たくさんのメディアが、このデータを元に記事を書いていますが、まずは、最もシンプルな BI を選んでみました。 そして、Android の 85% というシェアですが、Gigaom の記事から実数を拾ってみると、Android が 255.3 million で、iOS が 35.2 million、Windows が 7.4 million となります。 おおよそのところで、36 対 5 対 1 という割合であり、Android の圧倒的な強さが目立ちます。 ちなみに、Agile_Cat の場合は、3万円〜3.5万円くらいに値下がりしてきた Android を、香港の通販サイトから買うというのが、この数年のパターンです。 なぜか、スマホに 4万円というのは納得がいきません。とは言え、スペック的には、いまだと 4 Core + 2G RAM + 16G Storage + LTE(Band 1,3,6,8)は欲しいので、どうしても、そのあたりの価格帯になってしまうのです。 早く、Low End でも、これくらいのスペックが当たり前になって欲しいです :)



iPhone の 価格は正しいのだろうか? 途上国で Android に負け続けて良いのだろうか?
Android が iOS を、ついに Web トラフィックで逆転:それを示す1枚のチャート
iOS は 53% で Android は 166%:アプリ売上の成長率を1枚のチャートで!
スマホ 下克上 _1 : 中国では Xiaomi が Samsung を追い抜く
スマホ 下克上 _2 : インドでは Micromax が Samsung を追い抜く
Facebook Page for iPhone という、Apple にとって悩ましき存在とは?

Google Maps は、あなたの行動を記録している:心配な人は Location History をチェックしよう!

Posted in Big Data, Google, Mobile by Agile Cat on August 15, 2014

Use This Trick To See A Map Of Everywhere Google Knows You’ve Been

Steven Tweedie – Aug. 12, 2014

_ Business Insider

If you have a Gmail account or use any of Google’s apps, there’s a good chance Google has some of your location data stored in its systems.

あなたが Gmail アカウントを持っている場合や、何らかの Google アプリを使用したとき、Google には、あなたのロケーション・データを貯めこむチャンスが生じている。

Business Insider

Google’s location data from my move to New York.

Luckily, there’s an easy way to see exactly what Google knows about where you’ve been, and you can even see a map of past locations you have visited.

ただし、幸いなことに、あなたの行動を、どのように Google が把握しているのかを、しっかりと確認するための、簡単な方法も提供されている。 つまり、過去にさかのぼって、あなた自身の移動履歴をマップの中で参照できるようになっているのだ。

This all depends on whether you have enabled two settings tied to your Google account: location reporting and location history. Of course Google lets you turn these settings off at any time, and it even offers step-by-step instructions.

この履歴であるが、あなたの Google アカウントに関連付けられる、Location Reporting と Location History という2つの設定が、有効になっているかどうかにより、その結果は異なるものになる。 もちろん Google は、これらの設定を、いつでも OFF にできるようにしている。 そして、必要があれば、Step-by-Step の説明も参照できる。

But you’re interested in seeing what has already been recorded. First, sign in to whichever Gmail or Google account you use the most. Then head on over to this little-known Google Maps website, where you’ll be greeted by a screen like this.

とは言え、あなたの行動が、どのように記録されいるのを知りたいだろう。 まず、いつも使っている Gmail もしくは Google のアカウントに Sign In する。 続いて、あまり知られていない、この Google Maps の Web サイトをオープンするのだが、そこへ行くと、[Location History]という表記が目に入ってくる。

Business Insider

You could see some data points pop up immediately, or you might see nothing; it all depends on if and when your phone recorded your location for apps like Google Maps.

いくつかの、あなたのデータ・ポイントが、直ちにポップアップ表示されるだろう。 もし、何も表示されないなら、先ほどの説明を思い出して欲しい。つまり、あなたのデバイスから、たとえば Google Maps のようなアプリに、ロケーションを記録しているのか、いつ記録したのか、という点に依存しているのだ。

The easiest way to thoroughly search your location history is to change the "Show" ticker from 1 Day to 30 Days, which will let you see all of your location data by the month. You can then work backward by the month until you start to see the red data points and lines pop up.

最も簡単に、あなたのロケーション履歴を、しっかりと把握したいなら、カレンダーの下に付いている[Show:表示]の設定を、1日から30日に変更してみて欲しい。 そうすれば、この1ヶ月間の、すべてのロケーション・データが表示される。カレンダーで月を特定して、その間の行動を確認することも可能である。 そこへカレンダーを移行させ、その内側をタップして反転表示させれば、その間のデータ・ポイントが赤く表示される。

Here, for example, you can see all the places I walked around my college campus this May. Because I used Google Maps during my move to New York, I can see my exact trip:

例として、この5月の個人的なデータをお見せする。 私の、キャンパス内の移動履歴である、すべてのロケーション・データが参照できるだろう。この時は、New York への移動があったので、Google Maps を使っていたのだ。 その結果として、自分の足取りを、正確に参照できるようになっている:

Business Insider

If you still can’t find anything, don’t worry — it just means that you probably haven’t authorized Google or any of its apps to report and record your location.

なにも表示されなくても、気にする必要はない。 おそらく、あなたが Google を承認していないか、ロケーションを記録/報告するアプリを承認していないだけである。

You’ll notice that Google offers a quick way to "Delete all history" or to "Delete history from this time period," so you can eliminate or alter your location history accordingly.

また、記録されていることが気になるなら、Google が提供している[Delete All History]と[Delete History From This Time Period]という機能を利用すればよい。 それにより、全履歴の削除もしくは、一定期間の履歴の削除が可能になる。

And remember, if you want to turn off location reporting and location history from your Google account and apps, you can follow the official instructions over here.

もう一度、確認しておくが、あなたの Google アカウントおよびアプリから、ロケーションの記録/報告を取り除くことが可能である。 その場合には、このオフィシャル・インストラクションを参照して欲しい。

NOW WATCH: If You Are Not Using These Google Maps Hacks, You Are Totally Lost


まいりました! 降参です! Agile_Cat も、しっかりと足取りを捕捉されていました。抜き足、差し足、忍び足、、、を是とするネコが、ここまでトラッキングされてしまうと、もう、面目まるつぶれです。 ちなみに、このマップ(クリックで拡大)は、この1月の OCP Summit の時のものですが、Hide さんが強引に誘うので会場をは早めに抜け出し、Apple Store で Tシャツとボールペンを買った時の足取りが、記録されてしまっています。 マズイです :) でも、まぁ、Google が何を知っているのかを、こうしてユーザーに知らせてくれるのは、とても良いことだと思いますし、プライバシーは自分で管理すべきと、しっかりと認識させてくれるのも、とても良いことです。 ただ、こうして BI の記事を読まないことには、何が記録されているのかを、具体的にイメージ出来ないというのは、ちょっと困りものです。 せっかく、Gmail のような通知手段があるのですから、月に一度くらいは、「いまの、あなたの設定だと、コレと、コレが、記録されています」という感じの、確認メールなどを送って欲しいものだと思います。



Google Maps は Big Data を使いこなすが、Apple Maps には それが出来ない
Google Maps の底力:膨大なデータを用いて、目的地までの時間を予測する!
Google への 忘れてほしいリクエスト:初日だけで 12000 件が集まる – from EU

China Mobile が、マレーシアの最大手モバイル・キャリアに出資か? 背景には LTE の方式をめぐる熾烈な戦いが?

Posted in Asia, Mobile, Telecom by Agile Cat on August 12, 2014

China Mobile May Acquire 20% Stake In Malaysian Carrier
August 12, 2014

China Mobile is reportedly negotiating with Axiata Group Bhd, a leading mobile operator in Malaysia, to acquire a 20% stake in the Malaysian firm.

伝えられるところによると China Mobile は、Malaysia 最大のモバイル・キャリアである Axiata Group Bhd の、20% に相当する株式を取得しようとしているようだ。

Calculating with Axiata’s latest closing price, China Mobile needs to pay about USD3.7 billion for the 20% stake. So far, the two parties have not yet reached any agreement, according to reports in foreign media. Axiata and its controlling shareholder Khazanah Nasional Bhd are reluctant to sell that large amount of shares; meanwhile, the price offered by China Mobile is reportedly too low. Khazanah, a Malaysian national investment company, currently owns a 38.8% stake in Axiata.

いまの Axiata の株価で計算すると、この 20% 相当の株式を購入するために、おおよそのところで China Mobile は US $3.7 billion を支払う必要がある。ただし、外国メディアからのレポートによると、これまでのところ、両社が何らかの合意に達しているという状況にはないようだ。 Axiata 自身と、その大株主である Khazanah National Bhd は、今回の株式の大量売却について消極的だとされる。 その一方で、China Mobile から提示された価格が低すぎるという声もある。Malaysia 政府が管理する投資会社 Khazanah は、現時点において、Axiata における株式の 38.8% を所有している。

In June 2014, China Mobile invested USD881 million in the acquisition of a 18% stake in True, a leading telecom carrier in Thailand. If China Mobile is able to reach a final agreement with Axiata to acquire the 20% stake for USD3.7 billion, it will be the largest overseas transaction of the Chinese telecom operator and it will also become the largest telecommunication transaction in Southeast Asia since 2007.

China Mobile は、2014年6月に、Thailand 最大のテレコム・キャリアである True の、18% に相当する株式を US $881 million で取得している。もし、China Mobile が、Axiata における 20% の株式を US $3.7 billion で取得することになると、China のテレコム事業者による最大の海外企業買収となる。さらに言えば、Southeast Asia では 2007年以来で最大の、テレコム事業者同士の取引となる。

According to Axiata’s website, the company operates in eight countries in Southeast Asia and East Asia and it has over 250 million users. In addition, its subsidiary in India acquired a local operator for USD868 million this year.

Axiata の Web サイトによると、同社は Southeast Asia と East Asia の 8カ国で事業を展開し、250 million 以上のユーザーを有しているという。また、India における子会社が、今年になって US $868 million で、ローカルのオペレータを買収している。

Related Links :


ついに、China Mobile の海外展開が本格化するようですね。 タイの True のときは、初の海外提携が China Mobile という状況でしたが、もし Axiata の話がまとまると、その先にいる 8カ国のモバイル事情にも、なんらかの影響力が生じそうですね。 周知のとおり、China Mobile が推進しているのは TD-LTE であり、国際標準である FDD-LTE と真っ向から衝突するものです。 とは言え、昨年に iPhone が、中国市場に入り込めたのも、この TD-LTE に対応したからであり、その一方では、Sprint と Nokia が、TD-LTE の大規模な実験を試みるなど、将来におけるモバイル通信方式は、まだまだ不確定要素を残しているという感じです。 中国は、国家戦力として TD-LTE を押してくるでしょうし、尖兵である Huawei が嫌われる背景には、そんな要因があるのかとも思えるのです。



アジアの MOBILE トラフィック比率が、この 2年間で 3倍に増大した!
中国のインターネット・ユーザー:6.3 億人に到達! Mobile が PC を逆転!
世界のテレコム Top-3 を占める AT&T/Verizon/NTT
China と Asia のテック・カンパニーは、グローバル・マーケットを目指す: Tencent は語る
中国政府と Ubuntu が契約書にサイン : China と Linux のコラボが始まる

iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/7月

Posted in Mobile, Post-PC, Stat Counter by Agile Cat on August 10, 2014

Stat Counter で見た、2014年 7月までのデータです ・・・


2014年 6月に引き続き、世界を二分する iOS と Android のトラフィックを、1:Africa/2:Asia/3:Europe/4:North America/5:South America の各大陸および、6:Brazil/7:Russia/8:India/9: China の BRIC 諸国を項目として、チャートで抜き出してみました。

世界中で、Android と Mobile Chrome の快進撃が続いていますが、この 7月は Indonesia に注目してみたいと思います。 以下のチャートは、同国におけるスマホ/タブレットの OS トラフィック比較です。

クリックで拡大 ⇒

この Indonesia の人口は、2億5000万人に迫る勢いで増えています。 また、2012年の実質 GDP 成長率は IMF 予測で 6.3% であり、このペースで進むと、2040年には日本を追い抜くとも言われています。 そして、モバイル人口は 2億2千万人(普及率 92%)に達しているのに対して、固定ブロードバンドは 190万人(普及率 0.8%)に留まっているようです。つまり、India などのアジア諸国と同様に、モバイルをベースにして一挙にインターネットが拡大するという、途上国のアドバンテージを活かした成長が期待されているわけです。

このシリーズでは、BRIC 4カ国のデータを引用していますが、その中の Russia と比べても、Indonesia のモバイル人口の方が、すでに上回っているはずです。 そして、モバイル OS のシェアを見ても、Nokia の Symbian および Series 40 から Android への移行が進んていて、その点でも India に似たトレンドを示しています。 この 7月に実施された大統領選挙では、庶民派と言われる Joko Widodo 氏が当選しましたが、その要因として、ソーシャル・メディアの活用が挙げられています。 Facebook ユーザーが 69M で、Twitter ユーザーが 20M という Indonesia は、すでにインターネット大国と言ってもよいのかもしれませんね。 __AC Stamp 2















North America:Browser

North America:OS


South America:Browser

South America:OS















 それにしても、Android と Chrome が強いですね。 唯一 Russia だけが、iPhone と iOS のシェアを伸ばしていますが、世界中で Android が増殖する 7月という感じす。 ただ、Android が増えたからといって、それに比例して、Google の支配権が拡大するわけではないというのが、とても面白いところです。以前に、「Android と OSS:Google の良心と公平性は、どこにあるのか?」という抄訳で紹介しましたが、Android Open Source Project(AOSP)が大きな勢力に育ってきているのです。 この OSS の動向についても、継続して追いかけて行きたいと思っています。 __AC Stamp 2



iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/6月
iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/5月
iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/4月
iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/3月
iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/2月
iOS と Android による 世界大戦 – 2014年/1月

Android が iOS を、ついに Web トラフィックで逆転:それを示す1枚のチャート

Posted in Apple, Google, Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on August 8, 2014

CHART OF THE DAY: Android Surpasses iOS In One Key Area For The First Time

Dave Smith – Aug. 5, 2014

_ Business Insider

Apple CEO Tim Cook used to make fun of how nobody uses Android tablets — but no longer. According to the latest data from Net Applications, which was charted for us by Statista, Android devices are now used to surf the web more than iOS devices for the first time ever.

以前から Apple の CEO である Tim Cook は、Android タブレットは買われても使われないと揶揄していたが、もう、そんなことも言えなくなる。 Statista がチャートにしてくれた、Net Applications の最新データによると、Web サーフィンに使われるデバイスとして、ついに Android iOS を上回った。 そして、それは、歴史上で初めてのことなのである。

_  space


What’s crazy is how Apple’s market share of mobile web usage almost doubled Android’s less than a year ago, when iPhones and iPads accounted for nearly 54% of mobile traffic and Android devices counted for only about 29%. Now, Android has closed the gap with Apple and even has a slight advantage over iOS, with 44.62% market share compared to 44.19% for iOS.

わずか1年前には、モバイル Web で利用される Apple のシェアは、Android の2倍もあったのだ。具体的に言うと、iPhone と iPad のモバイル・トラフィックは 54% もあったのに、Android デバイスの方は 29% に過ぎなかった。 どちらも数字も、おおまかなものではあるが、この1年間に起こったことは、まさにクレージーなものとなる。つまり、Android は Apple とのギャップを削り取り、この指標において優位に立ったのだ。 いまでは、iOS の 44.19% に対して、Android は 44.62% というマーケット・シェアを得るに至っている。


 いつも、Agile_Cat が参照している StatCounter のチャートでは、だいぶ前から、こうした現象が訪れていると示されています。 したがって、この Statista のチャートにも、それほど驚くことはありませんでしたが、4月以降の動きが加速しているところが気になります。 販売されるデバイスの量からして、Android が iOS を上回るというのは、当たり前の結果だと思います。次の興味は、いつ頃になったら、Android と iOS の合計が、世界のトラフィック・チャンピオンである Windows 7 を追い抜くのか、というところに移ってきました。 なお、途上国のマーケットで、爆発な成長を見せる Android と比較すると、iOS に勢いがないように見えてしまいますが、PC を含めた全体的なマーケットでは、着々とトラフィック・シェアを伸ばしているのです。



iPhone の 価格は正しいのだろうか? 途上国で Android に負け続けて良いのだろうか?
iOS は 53% で Android は 166%:アプリ売上の成長率を1枚のチャートで!
Apple が iPhone を 死ぬほど大切にする理由: それを示す1枚のチャート
リアルタイム入札が モバイル広告を加速させる:それを示す1枚のチャート
Google と Facebook が支配する モバイル広告の世界:それを示す1枚のチャート

スマホ 下克上 _2 : インドでは Micromax が Samsung を追い抜く

Posted in Asia, Mobile, Research by Agile Cat on August 7, 2014

Micromax pips Samsung as India’s leading mobile phone brand: research

August 5, 2014

_Star Online

MUMBAI: Indian budget smartphone maker Micromax has ousted Samsung Electronics Co Ltd as the leading brand in all types of mobile phones in the April-June quarter, grabbing a 16.6% market share, a recent research report showed.

MUMBAI: 最近の調査レポートによると、India の廉価版スマホ・メーカーである Micromax が、この 4月〜6月期において 16.6% のマーケット・シェアを取得し、スマホ全般をリードしてきたブランドである Samsung Electronics Co Ltd を、トップの座から引きずり下ろすことになった。

Samsung had 14.4% market share, down from 16.3% in the first quarter, said the report by Counterpoint Research. In the smartphone segment, however, Samsung still came out tops.

Samsung のマーケット・シェアは、Q1 の 16.3% から、Q2 の 14.4% へと下落していると、Counterpoint Research はレポートしている。 しかし、スマートフォン分野では、Samsung は依然としてトップ・グループに属している。

"Micromax is leveraging its wider distribution reach, growing brand awareness not only in urban but in rural India with affordable low-cost handsets," said Counterpoint analyst Neil Shah. In price sensitive India, local mobile phone makers like Micromax are successfully gaining market share with low cost phones.

「 Micromax は手頃な低コスト・フォンにより、都市部だけではなく農村部にもリーチしており、その成長するブランドを、幅広く浸透させている」と、Counterpoint の Analyst である Neil Shah は述べている。 価格に敏感な India において、Micromax などの国内スマホ・メーカーは、低コストのデバイスでマーケット・シェアを伸ばしているのだ。

These companies mostly use chipsets made by MediaTek, which tend to be cheaper than those made by industry leader Qualcomm Inc, and outsource production to China and Taiwan, instead of investing in manufacturing plants, further helping keep costs down.

それらのメーカーは、業界のリーダーである Qualcomm Inc よりも安価に供給される、MediaTek のチップ・セットを採用している。さらに、コストを抑えるために、China や Taiwan に生産を委託し、工場への設備投資を回避している。

Together, local Indian mobile phone manufacturers had about 32% of the domestic market, according to the report, and more than two-thirds of the total shipments.

このレポートによると、India の国内メーカーは 売上の 約 32% を獲得し、総出荷台数の 2/3 以上を占めるという。

In the smartphone segment, Samsung still had the largest market share in terms of shipments, at 25.3% during the second quarter while Micromax had 19.1%. But Samsung’s dominance is slipping, Shah said, adding that in the first quarter, Samsung had a 33.3% market share in smartphones, while Micromax had 16.7%.

スマホの出荷台数において、Q2 の Samsung は 25.3% を有し、Micromax の 19.1% を上回っている。 しかし、Samsung の支配は弱体化していると、Shah は言う。 そして、1Q における Samsun  のシェアが 33.3% だったのに対して、Micromax は 16.7% に過ぎなかったと、付け加えている。

India ranks behind China and the United States in smartphone sales, with up to 90 million smartphones expected to be sold there this year, according to Counterpoint. — Reuters

Counterpoint によると、India のスマホ販売は、China と US に続く三番手であり、この年末までに 最大で 9000万台の販売が予測されている。 — Reuters


Micromax が、ここまで強くなっているとは予想もしませんでした。 ちょうど同じタイミングで、中国の Xiaomi − Samsung 逆転劇が報道されていましたが、これらの途上国におけるスマホ・メーカー交代劇が、急速に進行しているように思えます。 そして、これは、Samsung だけではなく、Apple にも大きな影響を及ぼすことになるはずです。 インドと中国を中心に、世界が回っているように感じてしまいますね。



インドでは、今年、$50 のスマホが2億台ほど販売される:インフォグラフィクス
インドの Facebook ユーザー数が1億人に達した:しかも 84% がモバイル接続だ!
2014年は合わせて5億台:Android One が狙う中国とインドの市場を1枚のチャートで!
iPhone の 価格は正しいのだろうか? 途上国で Android に負け続けて良いのだろうか?

スマホ 下克上 _1 : 中国では Xiaomi が Samsung を追い抜く

Posted in Asia, Mobile, Research by Agile Cat on August 7, 2014

Xiaomi Surpasses Samsung to Become Top Phone Maker in China

By Katie Nelson – Aug 4, 2014

_ Mashable

Samsung is no longer the top phone manufacturer in China, thanks to a company that is still relatively unknown in the United States. Xiaomi distributed around 15 million phones in early 2014 while Samsung came up short at 13.2 million, according to research firm Canalys.

まだ US では、あまり知られていなと思うが、もはや Samsung は、China におけるトップ・モバイル・メーカーではなくなっている。調査会社である Canalys によると、トップは Xiaomi であり、2014年の前半に 15 million のモバイル・デバイスを供給し、Samsung の 13.2 million を追い抜いているのだ。

The report notes that the number of Samsung phones bought in China dropped 15% during the last quarter, the first time the company dropped to second in China since 2011.

このレポートが指摘するのは、China における Samsung スマホの販売が、直前の四半期と比較して 15% もダウンしたことである。それにより同社は、2012年から維持し続けていた、トップの座から滑り落ちることになった。

"Undoubtedly, this was helped by an anticipated, temporarily under-strength Samsung performance during the quarter," Canalys research analyst Jingwen Wang wrote in a statement. "But that is only half the story — Xiaomi has also executed on its strategy to grow volume shipments. It has delivered compelling products at aggressive price points … backed by effectively targeted marketing. "But it does now need to deliver LTE products in China to address growing demand for 4G services if it is to retain its momentum.”

Canalys の Research Analyst である Jingwen Wang は、「 確かに、この四半期における、Samsung の一時的な不調によるところもある。しかし、その一方では、Xiaomi の戦略である量産効果の達成も挙げられる。つまり、効果的ターゲットマーケティングに裏打ちされた、価格的に魅力のある製品の、積極的な販売が成功したのである。 しかし、いまの勢いを維持したいのであれば、China における 4G サービス需要の高まりに対応するための、LTE プロダクトを提供する必要があるだろう」と、そのステートメントで述べている。

China has more mobile phone users than any other country and makes up 37% of the global phone market. Due to its success at home, Xiaomi is looking to expand into other countries in the next year, including Mexico, Thailand, Indonesia, Russia and Turkey.

China におけるスマホ市場は、世界で最大のものであり、グローバル市場の 37% を占める状況にある。 そして Xiaomi は、China での成功を背景に、Mexico/Thailand/Indonesia/Russia/Turkey などを含む海外市場へと、来年はビジネスを拡大していくだろう。

"Xiaomi needs to build its international brand, and will need to localize its services offering with MIUI for the different markets into which it expands … and it must tailor its marketing and largely online sales channels accordingly," analyst Jessica Kwee wrote in a statement.

「 Xiaomi は、インターナショナル・ブランドを構築する必要がある。 そして、新たに展開していく個々のマーケットに合わせた MIUI(カスタム ROM)を提供し、また、サービスをローカライズしていく必要がある。さらには、マーケティングとオンライン販売に関する大規模なチャネルを、必要に応じて構築していく必要がある」と、Analyst である Jessica Kwee も、そのステートメントで述べている。

"That said, Xiaomi does have the potential to be a disruptive force beyond China and international vendors should take note.”

つまり、Xiaomi は、国内マーケットだけではなく、海外マーケットにおけるベンダーたちにとっても、破壊的なパワーを行使する可能性を秘めているのだ。

See also: What the Cellphone Unlocking Law Means for You


勢いがありますね、Xiaomi には。 ただし、Samsung のような量産体制には至っていないようで、インドで 1.5万台、マレーシアで 5千台、ベトナムで1万台といった感じで、毎週のように少数ロットを販売しているようです。 しかし、驚くべきことは、それらが数秒〜数分で完売してしまうという、Xiaomi の人気の高さです。 なにやら、インドでも Samsung が首位から滑り落ちたようです。 まさに、スマホ下克上ですね!



Xiaomi の Mi Pad がスゴイ! Retina + Tegra K1 で $240 だ!
中国の Xiaomi App Store が、10億ダウンロード を 1年で達成
中国のインターネット・ユーザー:6.3 億人に到達! Mobile が PC を逆転!
2014年は合わせて5億台:Android One が狙う中国とインドの市場を1枚のチャートで!
iPhone の 価格は正しいのだろうか? 途上国で Android に負け続けて良いのだろうか?

日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/7月

Posted in Mobile, Post-PC, Stat Counter by Agile Cat on August 6, 2014

Stat Counter で見た、2014年 7月までのデータです ・・・


2014年の 6月に続いて、Stat Counter のトラフィック分析結果をクリッピングしました。先月と同じく、プラットフォームごとの分析は止めにして、モバイルも、タブレットも、そして Mac も Windows も、すべてが混在の分析です。 具体的には、1:Browser/2:Browser Version/3:Operating System/4:Search Engine/5:Search Site/6:Social Media/7: Platform の順となります。

このところ Android と Chrome にばかりフォーカスしていましたが、今月は、ソーシャル・メディアに注目してみたいと思います。 まず、日本ですが、この数ヶ月にわたって Tumblr に奪われていたシェアが、また、Twitter に戻っています。この 2つのサービスはマイクロ・ブログと呼ばれる類のものですが、どちらかというと、テキスト系の Twitter と ビジュアル系の Tumblr という、住み分けがあったはずです。 そして、ソーシャル・メディア全般において、ビジュアルを用いるユーザーが増えてきたところに、Twitter も追い付いてきたという感じもします。 実際に、Agile_Cat の周辺には、ポストというと写真を貼ったものであり、ほとんどテキストを書かないという、Twitter ユーザーもいるくらいです。

世界へ目を転じてみると、やはり Tumblr が下降気味で、Pinterest と Twitter が頑張っているという感じです。 日本での Twitter の強さは、特別なものなので、あまり適切な比較にはなりませんが、世界の動きも、そんなところなのでしょう。 しかし、Facebook の強さが圧倒的であり、その他のソーシャルの争いなど、あえて言うなら誤差の範囲という感じに見えてしまうのです。

そこで、抽出してみたのが、このインドにおけるソーシャル・メディアのトラフィック比較というチャートです。 この、世界で一番ホットなマーケットでも、すでに 1億人のユーザーを抱える Facebook は、90% に近いシェアを獲得しています。 また、インドでは WhatsApp も頑張っているようですが、Hike というローカルのメッセージング・サービスが、ものすごい勢いで広まっているという話もあります。 これからも、インドの情報は、積極的に追いかけて行きたいと思っています。 よろしければ、Cloud News Asia の India カテゴリも ご覧ください __AC Stamp 2


Stat Counter


Browser 日本

Browser 世界


Browser Version 日本

Browser Version 世界


Operating System 日本

Operating System 世界


Search Engine 日本

Search Engine 世界


Search Host 日本

Search Host 世界


Social Media 日本

Social Media 世界


Platform 日本

Platform 世界


そして、世界の Browser と OS ですが、40% に近いところで安定している Chrome が、しばらくの間は王者のポジションを保ちそうです。 Android と iOS において、どれくらいのシェアを確保しているのか、そのあたりが不明ですが、途上国におけるモバイルの急成長に乗って、このままトップを突っ走るのでしょう。 そして、OS ですが、じわじわと下がってくる Windows 7 を、最初に捉えるのは Android なのでしょうか? なにやら、あと2年も経たないうちに、大きな変化が、トラフィックという数字の上にも現れてきそうな感じです。  __AC Stamp 2



日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/6月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/5月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/4月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/3月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/2月
日本と世界のインターネット・トラフィック – 2014年/1月

%d bloggers like this: