Agile Cat — in the cloud

Cloud の調査:10 の神話に真実はあるのか? どこに虚構が紛れ込んでいるのか?

Posted in .Chronicle, On Monday, Research by Agile Cat on December 8, 2014

Cloud Computing Myths: What’s True and What isn’t about Cloud Hype?
http://wp.me/pwo1E-85e
By Dick Weisinger – Dec 3, 2014
http://formtek.com/blog/cloud-computing-myths-whats-true-and-what-isnt-about-cloud-hype/

_ formtek

While cloud computing is becoming ubiquitous, it’s often hard to know how much of the hype around the technology you should actually believe.

クラウド・コンピューティングという言葉に、遍在性が生じ始めているが、実際に信じるべきテクノロジーの周辺に、どれだけの虚構が混じり込んでいるのかを知ることは、かなり難しいことである。

 David Mitchell Smith, vice president and fellow at Gartner, said that ”cloud computing, by its very nature, is uniquely vulnerable to the risks of myths. It is all about capabilities delivered as a service, with a clear boundary between the provider of the service and the consumer.  From a consumer perspective, ‘in the cloud’ means where the magic happens, where the implementation details are supposed to be hidden. So it should be no surprise that such an environment is rife with myths and misunderstandings.”

Gartner の VP and Fellow である David Mitchell Smith は、[クラウド・コンピューティングの性質からして、神話のような世迷い言に対して、大きなリスクを孕んでいる」と述べている。 それは、XXX As A Services 全般に関して言えることであり、サービスと消費者の提供者との間には、明確な境界線が引かれているはずである。しかし、消費者の観点から見ると、「クラウドの内側とは魔法が起こる場所であり、また、実装の詳細を知る必要がないと仮定されている。したがって、そのような神話や誤解がはびこる環境だとしても、決して驚くべきことではない」と、彼は続けている。

Gartner identified ten common cloud computing myths:

Gartner は、クラウド・コンピューティングにまつわる神話として、以下の 10 の項目を指摘している:

  • The Cloud is about saving Money.  Not totally.  The flexibility and utility of turning on services and capabilities as needed often outweigh just a dollar-centric appraisal of the technology.
  • The Cloud is always the best way.  Cloud technology is still young.  Cloud apps are options that should be considered, but choose your application based on what best meets your requirements.
  • The Cloud should be used for everything.  Cloud apps can be an important part of an enterprise strategy, but applications should be moved to the cloud only as part of an overall strategy for achieving cost savings, flexibility and efficiency.
  • “The CEO said so” isn’t a cloud strategy.  An enterprise IT strategy needs to have a detailed plan for how to handle both on-premise and cloud applications.
  • We need just a One Cloud strategy.  With the current state of the cloud that isn’t possible, or at least not practical.
  • The cloud is less secure than on-premise.  The number of on-site security breaches actually exceeds the number of breaches reported in the cloud.
  • The cloud can’t handle mission-critical use.  Often cloud strategies begin using the cloud with their non-critical applications, but there many organizations are using the cloud for their mission-critical applications.
  • The Cloud Equals the Data Center.  Possibly, but for many companies, the hybrid use of both on-premise and cloud computing will be around for some time.
  • Migrating to the cloud automatically enables cloud features.
  • Virtualization is not equate to the Private Cloud.


  • クラウドはコストを低減する ー すべてが、そうではない。サービスや機能を、必要に応じて活性化させるという柔軟性と実用性は、多くの場合において、積み上げられたテクノロジーの評価額を上回るものとなる。
  • クラウドは、常に最適な答えである ー クラウドのテクノロジーは、依然として未熟である。クラウド・アプリは考慮すべき選択肢ではあるが、ユーザー要件を完璧なかたちで満たすという、基本に忠実なアプリを選択すべきである。
  • クラウドは、すべてに対して適用されるべきものである ー クラウド·アプリは、エンタープライズ・ストラテジーの重要な一部を占めるだろう。だたし、コスト削減/柔軟性/効率性を達成すべきアプリのみが、全体的なストラテジーの構成要素として、クラウドへ移行されるべきである。
  • CEO がクラウド・ストラテジーについて言及しない ー エンタープライズにおける IT ストラテジーは、オンプレミスとクラウドのアプリという、両面を検討するための詳細なプランを取り込む必要がある。
  • クラウド・ストラテジーは、1つに集約されるべきである ー クラウド現状からすると、それは不可能である。もしくは、実用性を損なうものとなる。
  • クラウドは、セキュリティ面でオンプレミスに劣っている ー 実際のところ、オンサイトにおけるセキュリティ侵害の件数は、報告されているクラウド上での侵害の件数を超えている。
  • クラウドは、ミッション・クリティカルな使用には耐えられない ー 多くの場合において、それぞれのクラウド・ストラテジーは、非クリティカルなアプリでの利用から始まるが、クラウド上でミッション・クリティカルなアプリを使用している組織も、数多く存在している。
  • クラウドとは、データセンターに存在するものである ー おそらく、数多くの企業において、オンプレミスとクラウドのコンピューティングを、ハイブリッドで使用する期間が続くだろう。
  • クラウドへの移行により、クラウドの特徴が自動的に引き出される
  • 仮想化とプライベート・クラウドは異なるものである

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クラウドというものに対して、あまりにも過敏になってしまっては、せっかくの選択肢を見逃すでしょうし、あまりにも鵜呑みにしすぎれば、大きな間違えを犯すでしょうという、とても簡潔で、分かりやすいサマリーですね。 2012年に、NIST の  Cloud Computing Standards Roadmap Spec から概要を抽出しましたが、このコンテントも、同じような視点でクラウドを語っていました。 でも、そこから、2年以上の月日が流れ、クラウドの用法におけるメリット/ディメリットが、とても明確に表現されるようになってきたとも思えます。こういうサマリーは、とても有り難いですね!

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<関連>

Mobile App の調査:エンタープライズを素通りして、コンシューマ市場へと流れる開発者たち
Container の調査:Flocker を Docker 上に積み上げることで、アプリとデータの移動を容易に
CoreOS の調査:足し算から引き算へと、Linux ディストリビューションを再編する
Social の調査:Twitter と MIT の コラボ が、膨大なソーシャル・ストリームを分析していく
Data Center の調査:大変革を促す4つの要因とは? – Gartner

2014年:iOS/Android/iPad/Chromebook ごった煮 Post-PC マトメ

Posted in .Chronicle, Mobile, Post-PC by Agile Cat on December 7, 2014

アジアのマーケットを中心に、世界が回り始めた 2014年・・・
http://wp.me/pwo1E-854

今年も、いろいろと有りました! このマトメの導入部として、2013年11月29日付で Business Insider がポストした、「世界のスマホ 2013:総数の 70% 以上を Android が占有」という記事を用意しましたので、よろしければ、ご参照ください。それは、グローバルにおけるスマートフォンのインストール・ベース推定値を、オペレーティング・システムごとに算出したものであり、ちょうど1年前の時点で、15 億台のスマートフォンがグローバルで使用されていると述べています。つまり、ここが、2014年のスタート地点なのです。

  • Android のシェアが最大であり、昨年同期の 55% から、今年は 72% にまで成長している。グローバル市場における毎四半期のデータによると、Android のシェアは 80% に達しており、また、アクティブなスマートフォンの比率も上昇しているようだ。
  • インストール・ベースの二番手は iOS であり、昨年の 19% から、今年の 18% へと、その比率を下げている。
  • それに続くのが。BlackBerry OS であるが、その比率は 4% であり、昨年の 9% から大きく下げている。また、Windows Phone は、直近の四半期比較において、2.6% から 2.9% へと、若干の伸びを示している。

そして、アメリカにおいては Apple デバイスの優位性が示されているが、グローバル・マーケットになると、Android が圧倒的に強いと述べています。 その理由は、安価なデバイスが求められる China や India といった途上国市場で、Android が大きな支持を得ているからだと結論づけていますが、この傾向は 2014年を通じて変わることなく、ずっと保たれていたように思えます。

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01/03: iPad Pro というプロダクトは、Tablet/Laptop ハイブリッドになるのか?
01/07:
Apple App Store の年商が、ついに1兆円に到達した!
01/09:
Chromebooks:大半の Microsoft パートナーが参加する事態に!
01/10:
iPad Pro 13-inch の 勝手コンセプト・ビデオ:Youtube で ど〜ぞ!
01/10: iPad に 最強のカレンダー・アプリが登場:もちろん Google とも連携!
01/19: Apple の 2013 Q4:どれだけの iPhone を売ったのか?
01/21:
Apple の iOS in Car:画面イメージがリークされた!
02/07:
iPhone 6 を予測する、美しいデザイン・コンセプト写真を ど~ぞ!
02/07:
いまの iPhone を、1991年に戻って製造すると 3.5 億円になる!
02/07:
Android と OSS:Google の良心と公平性は、どこにあるのか?
02/10:
いまも Microsoft は、シッカリと Android で稼ぎ続けている
02/11:
iPad のシェアは、いつまでトップを維持できるのか?
02/13:
Nokia X という Android フォンのウワサ:ベトナムでは価格まで公表
02/14: Microsoft の大転換:Office for iPad が、Windows 8 版に先行するのか?
02/14: Nokia の Android フォン:生産ラインが止まらないが、事件? 予定調和?
02/14: iPhone と Android Phone の平均価格が2倍以上に開いた
02/20:
中国の 4G ユーザーは、今年中に 5000万人に届くのだろうか?
02/21:
iOS 8 のマルチ・タスクは こうなる! Youtube で、コンセプト・デモを
02/26: Mobile Security の調査:エンタープライズ と Android と フリー・アプリ
02/28: iOS in the Car:ついに Ferrari/Mercedes/Volvo への搭載が始まる!
03/18: Android Wear を Google が正式にアナウンス:Youtube で詳細を
03/27:
2015年の Android は、Windows の4倍の勢力に成長する:Gartner
03/27:
Office For iPad がリリース:Word/Excel/PowerPoint の DL は ココ!
03/31: iPhone 6 の写真がリークされた:Foxconn からのダイレクト版らしい!

 

04/04: Apple が アメリカ市場で Android のシェアを削っている
04/17:
新しい 4.7 インチの iPhone が、どれほどデカくなるのか
04/23:
iPad の成長が止まってしまった:それを示す1枚のチャート
05/02:
Apple の 投資筋が iPhone 6 を熱望する理由
05/05:
Gmail for iPhone が、かなり高速化されたようだ : さっそく DL しよう!
05/10: iOS 7.1 の DL が始まった:CarPlay/Siri/iTunes 関連などがテンコ盛!
05/11: Apple と iPhone の問題:富裕層マーケットの飽和と成長の鈍化
05/13:
iOS 8 + iPad は、スクリーン分割のマルチタスクになるのか?
05/15:
Gmail for Android のダウンロード数が、ついに 10億に達した!
05/15:
Xiaomi の Mi Pad がスゴイ! Retina + Tegra K1 で $240 だ!
05/27:
Apple は 5.5-inch の iPhone を作っているのか? 台湾からの情報を整理
05/28: iOS は 53% で Android は 166%:アプリ売上の成長率
05/30:
さぁ WWDC 2014 だ! iOS 8 だ!
05/31:
Nexus 6 は Google I/O に登場するのか? 予測される 5つの特徴!
06/02:
Samsung が Tizen スマホを WWDC に合わせて発表!
06/02:
WWDC における Tim Cook の Android 批判:誰にとってイタイ話なの?
06/06: Android KitKat のシェア: 北米では 37% まで伸びているらしい
06/21:
Nexus 9 は登場するのか? HTC の Volantis 8.9-inch が浮上してきた!
06/26: 2014年は合わせて5億台:Android One が狙う中国とインドの市場

 

07/01: Android L の狙いは バッテリー : KitKat に対して 36% 増の実行時間!
07/08: どうやら、Apple が eBay で在庫整理らしい : iPhone 6 の発売が近い?
07/08: アメリカの iOS は Android を寄せ付けない
07/09:
やっぱり、日本人は iPhone が大好きなんだ
07/13:
一眼レフを捨て iPhone に持ち替えた、アート・フォトグラファーの話し
07/15: Apple が iPhone を 死ぬほど大切にする理由
07/16:
IBM と Apple が協業をアナウンス:iPhone と iPad でエンタープライズ!
07/18: 米教育関係者:Chromebook のおかげで、全生徒にコンピューティング!
07/21: iPhone 6 のイニシャル・オーダーは、前例のない 7000〜8000万台 規模?
07/22: 中国のインターネット・ユーザー:6.3 億人に到達! Mobile が PC を逆転
07/28: iPhone の 価格は正しいの? 途上国で Android に負け続けて良いの?
07/28: Facebook Page for iPhone という、Apple にとって悩ましき存在とは?
08/04: スマホ 下克上 _1 : 中国では Xiaomi が Samsung を追い抜く
08/05:
スマホ 下克上 _2 : インドでは Micromax が Samsung を追い抜く
08/05: Android が iOS を、ついに Web トラフィックで逆転
08/12:
Acer Chromebook 13 と Tegra K1 のデュオが繰り出すハード・パンチ!
08/15: スマホの価格帯を High/Mid/Low に分けると、Apple の特殊性が見える
08/20:
iPhone 6 のデビュー予測: その週末の売上は、5年連続で記録を更新する
08/21:
ヘルスケア企業の事例:従業員たちが Chromebooks を好んで使う理由
08/22: China Telecom が目論む、世界最強の iPhone 6 とは?
08/22:
iPhone 5S は $79 で 5C は $1 だ: Walmart の在庫一斉処分!
08/27:
Android L の L は、Lemon Meringue Pie の LMP の L なのだ!
09/01: iOS 8 が実現するアプリ連携は、まるでマジックのようだ : Tester は語る
09/04: Evernote 6 for Android により、モバイル・アプリの基準が変わる
09/05:
HP の Chromebook は、Bay Trail と Nvidia K1 の二本立てになるのか?
09/08: さぁ 来い iPhone 6! Amazon Fire Phone は 99セントで対抗だ!
09/09:
iPhone 6/A8 Processor/Apple Pay/Apple Watch 速報
09/09:
あれっ? iPhone 6 の説明が 8分で終わりって記録ですよね?
09/11:
iPhone 6 が 中国マーケットで異常事態:ウラ市場では $5,000 ?
09/12:
最新の Evernote for Android が、最高にイケている!
09/14:
Google が、Android One を搭載する $100 スマホを発表した!
09/16:
iPhone 6 と Apple は、北京政府に ひじ鉄を食らってしまったのか?
09/22: iPhone 6 狂騒曲:こんなビジネスは、誰のためにもならない
09/22:
iPhone 6 と Apple : 今年もリリース時の記録は更新したが違和感が


10/06: Samsung の Q3 収益が 60% に減少:スマホ・ビジネスの利益率が低下!
10/07: 2015年 デバイス市場:中国の $1.8B に対して、インドは $4.8B の成長!
10/14:
Lollipop さんに負けた、Android L な人たちのオーディション風景
10/15:
iOS 8 のインストール率が 50% に届いていない:iOS 7 と比較!
10/16:
iPad オーナーの 約半数が、2年以上も昔のモデルを使っている
10/21:
Chromebook の販売数が急上昇:Q2 と Q3 を比較すると 67% の上昇
10/27: Android の MAU が 11.5 億に近づいている:マネタイズの視点で分析する
10/28:
Xiaomi が北京を脱出:インターナショナル・ユーザーのデータは 海外DC!
11/03:
Samsung と Apple がシェアを落とす、2014 Q3 の スマホ 攻防戦
11/12:
iOS と Android:これまでの出荷台数の推移
11/24:
急降下する Samsung のシェア:最新のスマホ勢力図
11/28:
iPhone 6 の浸透により、iPad へのニーズが殺されていく

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昨年末でも、強さが指摘されていた Android ですが、今年は Xiaomi や Micromax などが台頭してきたことで、低価格スマホからのプレッシャーが、さらに強まったように思えます。 この、Cloud News Asia のポストによると、来年の Samsung は、価格レンジを 30% も引き下げてくるようです。 そして、Apple は、どうするのでしょうか? 2015年も、モバイルをめぐる動きは激しそうですね!

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<関連>

2014年:クラウドの一年を 振り返る、チャート の マトメ
2014年:Agile Cat 日曜版の マトメ

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2013年 : OpenStack の マトメ
2013年 : Post-PC と 地殻変動 の マトメ
2013年 : Asia の 炸裂するパワーの マトメ
2013年 : 世界の データセンターの マトメ
2013年 : Open Compute Project の マトメ
2013年 : 日曜版 の マトメ

 

2014年:Agile Cat 日曜版の マトメ

Posted in .Chronicle, Weekend by Agile Cat on November 30, 2014

今年は Facebook が 10歳になった年でした・・・
http://wp.me/pwo1E-83Y

Agile_Cat の Weekend テゴリからの、2014年のマトメです。 一応、土曜日と日曜日のポストで構成されていますが、ちょっと普段とは毛色の異なるというコンテントも、少し混じっているかもしれません。

Youtube ⇒

今年も、いろいろと有りましたが、10周年に敬意を評して、Facebook 手書きイラスト Youtube を紹介したいと思います。 Facebook を知ったのは 2009年の春ですが、ユーザーとして使い始めたのは 2010年に入ってからです。 そして、使ってみようと思ったのは、「Facebook のスケール感覚に驚愕!」という記事を訳したときからだったと記憶しています。もちろん Facebook は、情報共有のための便利ソーシャル・メディアですが、それだけではなく、Agile Cat にとっては、ハイパー・スケール Web のデザインとデータセンター・インフラを探る上での、大切な教材でもあるのです。今年は、そんな Facebook が 10歳になった年でした。 あたらめて、オメデトウ!

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01/10: iPad Pro 13-inch の 勝手コンセプト・ビデオ:Youtube で ど〜ぞ!
01/13: SimCity がオフラインになるが、もう少し待って、、、ということらしい
01/29: Super Bowl 対決:勝つのは TV か、FB か、TW か?
02/04:
Facebook が 10歳 になった:ステキな 手書きイラストで おめでとう!
02/07: いまの iPhone を、1991年に戻って製造すると 3.5 億円になる!
02/07: iPhone 6 を予測する、美しいデザイン・コンセプト写真を ど~ぞ!
02/21: iOS 8 のマルチ・タスクは こうなる! Youtube でデモを ど〜ぞ
02/28: SanDisk の 128GB microSD が $120 :時代は 1GB=100円

03/06: 米国のハイテク・インターンたちは、学生なのに年間で 750万円も稼ぐ
03/12: S.F. の Apple Store が建て替えられる:新しい場所は Union Square だ!
03/31: Windows XP のサポートが終わるが、あの緑の草原も、いまはブドウ畑に
04/03: Apple WWDC が 6/2〜6/6 で開催される:抽選の締め切りは 4/7
04/03:
Google Street View が アンコールワットに入った:Youtube で ど~ぞ!
04/17: 新しい 4.7 インチの iPhone が、どれほどデカくなるのか比べてみた

05/30: さぁ WWDC 2014 だ! iOS 8 だ!
06/06:
告白しますが、むかしは、筋金入りの テトリス名人 でした by Woz
06/05:
FIFA World Cup の前哨戦:スター・プレイヤーの Twitter フォロワー数
06/08: Apple が eBay で在庫整理らしい : iPhone 6 の発売が近いのか?
06/12: Web 上でフォーカスが変化する写真:Lytro フォーマットが GitHub に!
06/13: 一眼レフを捨て iPhone に持ち替えた、アート・フォトグラファーの話し

08/07: Gmail の Unsubscribing 機能を活用し、不要なメールの配信を停止しよう
08/09: Twitter ロゴの秘密:初代バージョンは タダ同然の $15 で買われてきた
08/22: iPhone 5S は $79 で 5C は $1 だ: Walmart の在庫一斉処分が始まった
08/22: China Telecom が目論む、世界最強の iPhone 6 とは?
08/27:
Android L の L は、Lemon Meringue Pie の LMP の L なのだ!

09/01: IT 億万長者たちの愛車: Mark Z の $1.3M から Jeff B の $4000 まで
09/09: Line in Thailand : ツーリスト・ポリスのスタンプが可愛い!
09/12:
Chrome for Mac 64-bit がリリースされる:11月の Ver 39 が待ち遠しい
09/16: iPhone 6 と Apple は、北京政府に ひじ鉄を食らってしまったのか?
09/17: 192 Cores–K1 と 4G LTE をサポートする、Nvidia SHIELD タブレット!
09/22: iPhone 6 狂騒曲:こんなビジネスは、誰のためにもならない

10/04: スマホ 歩き 専用 レーン って、中国はマヂですか?
10/06:
伝説の Google Free Food:美味しそうな 22品を 写真付きメニューで!
10/14: Lollipop さんに負けた、Android L な人たちのオーディション風景
10/21: シャドウ IT と 人気アプリの関係:1300万人を対象とした調査結果!

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それと、意表を突かれたのは、筋金入りの テトリス名人だったという Woz の話です。なにやら、Evets Kainzow という逆さ読みハンドル名で活躍していたらしく、Agile Cat の FB トモからも、「その人知ってる!」という反応があったほど、その世界では超有名人だったそうです :) また、来年も、この Weekend カテゴリを充実させていきたいと思っています。

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<関連>

2014年:クラウドの一年を 振り返る、チャート の マトメ

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2013年 : OpenStack の マトメ
2013年 : Post-PC と 地殻変動 の マトメ
2013年 : Asia の 炸裂するパワーの マトメ
2013年 : 世界の データセンターの マトメ
2013年 : Open Compute Project の マトメ
2013年 : 日曜版 の マトメ

2014年:クラウドの一年を 振り返る、チャート の マトメ

Posted in .Chronicle, Research by Agile Cat on November 29, 2014

Facebook ページにインデックスを作りました・・・
http://wp.me/pwo1E-83Q

締め切りが月末の仕事が終わって(一応あるんです)、しかもアメリカは Black Friday で、これといったニュースもないはず。 というわけで、久々の静かな週末の朝。 そろそろ年末のマトメなどを考えようと思い立ち、まずは 2014年のチャートから手を付け始めたところです。

こうしてビジュアライズされたデータで振り返る一年は、文字よりも直感性が高くてイイですね。 チャートの一覧を眺めるだけで、2014年の大きな流れが、なんとなく見えてきます。今年の MVP を選ぶなら、Android になるのでしょうか? IT のマーケットを、先進国だけに閉じることなく、途上国にまで広げた功績は、褒められるべきものだと思います。

そして、OS のマネタイズという観点からすると、ライセンスを売る Windows/デバイスを売る iOS/広告を売る Android と分類できるはずですが、この Google の戦略が大当たりでしたね。でも、Android が作り出した大波に、一番乗りしたのは Facebook なのかもしれません。

Q1/Q2/Q3/Q4 という切り分けで、以下のようなインデックスを Facebook ページに作り、WordPress の右ペインにはバナーを貼りましたので、よかったら、ご利用ください。

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2014-Q1

この 1月〜3月期は、昨年から囁かれていた Facebook からの若者離れというウワサが、いくつかのチャートで沈静化した時期だったのですね。 そして、間髪をいれずに発表された WhatsApp の $1.9 billion 買収により、メッセージングというマーケットのポテンシャルが、一挙にビジュアライズされました。

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2014-Q2

それに続く 4月〜6月期は、タブレットの需要というものが、スマホほどの規模には至らないことが、明確になってきた期間です。 iPad のスタート・ダッシュが素晴らしかっただけに、業界には様々な目論見が生まれたのでしょうが、一斉にトーンダウンしていきました。 それと、エンタープライスの世界では、Equinix の強さがハッキリしてきた時期でもありました。

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2014-Q3

この夏は、中国に続けとアクセルを踏み続けてきた、インド市場のポテンシャルが徐々に見えてきた時期だと捉えています。 6億人とも言われるインターネット人口と内需を盾にして、TD-LTE ベースのテクノロジーを世界に売っていこうとする中国に、強い危機感を抱いた西欧の政治と経済が、インドへの投資に賭け始めたのです。

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2014-Q4

そして 10月~12月期ですが、個人的には、Google Now/Apple Siri/Microsoft Cortana の精度を比較するチャートが印象に残っています。 それは、パーソナル・アシスタントの単なる比較というものではなく、Google がバックエンドに持つ機械学習システムの、凄まじさを示すものだと認識しています。 それと戦っていくのは、Facebook の Graph なのでしょうか? 両社とも、ディジタル・アドという打ち出の小槌を持つだけに、財力も充分でしょうし、面白い戦いを見せてくれるはずです。

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こうして、マトメが1つ出来あがると、あれを作りたいとか、これに取り組んでみたいとか、いろいろと浮かんできてワクワクします。 でも、12月は忘年会も多く、飲んでいる間に終わってしまうのが、恒例になっています。 マトメをとるか、サケをとるかで、なかなか悩ましい Agile Cat ですが、なんというか、どちらも頑張りたいと思います :) ほんと、今年も、あと一月で終わりなのですね。

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<関連>

2013年 : Agile_Cat の 総マトメ Top-10
四強の 2013年 : Amazon の マトメ
四強の 2013年 : Apple の マトメ
四強の 2013年 : Facebook の マトメ
四強の 2013年 : Google の マトメ
2013年 : OpenStack の マトメ
2013年 : Post-PC と 地殻変動 の マトメ
2013年 : Asia の 炸裂するパワーの マトメ
2013年 : 世界の データセンターの マトメ
2013年 : Open Compute Project の マトメ
2013年 : 日曜版 の マトメ

DigitalOcean+CoreOS+Docker:このフレッシュ・トリオが 大変革を引き起こす!

Posted in .Chronicle, .Selected, Container, Digital Ocean by Agile Cat on November 22, 2014

Hot cloud DigitalOcean throws its support behind the Docker-friendly CoreOS operating system
http://wp.me/pwo1E-82z
September 5, 2014 – Jordan Novet
http://venturebeat.com/2014/09/05/hot-cloud-digitalocean-throws-its-support-behind-the-docker-friendly-coreos-operating-system/

_ VB

Cloud providers — those companies that store remote data — are coming around to welcome a new kind of operating system, one that updates itself not unlike Google Chrome browser. CoreOS, the fledgling startup behind this operating system, today announced that the OS can now be set up with a mouse click on the fast-growing DigitalOcean cloud.

クラウド·プロバイダーとは、顧客のデータをリモートにストアする企業であるが、そんな彼らが、Google Chrome ブラウザとは異なる方式で自身をアップデートする、ある種の新しいオペレーティング・システムを歓迎し始めている。それが CoreOS であるが、このオペレーティング・システムを支えるホットなスタートアップの発表によると、急成長している DigitalOcean クラウド上でも、マウス・クリックだけで設定が完了するようになったようだ。

Image Credit
DigitalOcean

The development points to the increasing acceptance of containers that wrap up application code and can be moved from one server environment to another with no tinkering. The startup Docker released its container technology under an open-source license last year and has accelerated the adoption of containers as an alternative to virtualization software for running multiple applications on each physical server.

それらを用いた開発のポイントは、アプリケーション·コードをラップするコンテナを受け入れ易くするところにあり、また、作成されたコンテナが、なんの苦労も必要とせずに、複数のサーバー環境間を渡り歩けるようにするところにある。そして、もう1つのスタートアップである Docker は、このコンテナ・テクノロジーを昨年に、オープンソース・ライセンスの下でリリースしており、仮想化ソフトウェア代替手段としてコンテナの採用を加速している。 つまり、それにより、各種の物理サーバー上で実行が可能な、大量のアプリケーションを生み出しているのである。

CoreOS builds on top of Docker, by enabling developers to shoot their applications inside Docker containers across scores of physical servers. Google and Rackspace have partnered with CoreOS to make it possible to easily set up the Linux-based operating system on their respective cloud infrastructures. It’s also possible to boot CoreOS on the market-leading public cloud, Amazon Web Services. And with smaller but trendy DigitalOcean hopping aboard, CoreOS could become more common for applications born in the cloud.

Docker 上に構築される CoreOS は、物理サーバー間の線引を超えていく Docker コンテナの内側に、自身のアプリケーションを詰め込みたい、デベロッパーたちの思いを実現していく。すでに GoogleRackspace は、CoreOS に関する提携をスタートしており、それぞれのクラウド・インフラ上で、この Linux ベース OS の設定を容易にするために取り組んでいる。さらに言えば、このマーケットをリードする、パブリック・クラウドである Amazon Web Services 上でも CoreOS を起動できる。そして今回、規模は小さくても、ホットでトレンディな DigitalOcean が乗ってきたことで、クラウド・ネイティブなアプリケーションにとって、CoreOS が共通項となる可能性が生じてきた。

Now CoreOS faces the grand challenge of convincing companies to run its operating system in their on-premises data centers and become a standard like Red Hat.

CoreOS にとって、現時点における大きなチャレンジとは、使い慣れた OS をオンプレミスのデータセンターで運用しているエンタープライズたちを説得し、Red Hat のようなスタンダードとして、自らのポジションを位置づけていくことである。

The recent funding round should help in that affair, along with CoreOS’ acquisition of Quay for storing private Docker files. Stay tuned to see what happens next on “The CoreOS Revolution.”

最近のファンド・ラウンドにおける資金調達は、プライベートに Docker ファイルをストアする Quay を、CoreOS が買収するという戦略を推進するはずだ。“The CoreOS Revolution” は、次に何を引き起こすのだろうか? 引き続き、注目していきたい。

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DigitalOcean と、Core OS と、Docker という組み合わせですが、ほんの数年前には、どれとして、この世に存在していなかったという、超フレッシュなトリオということになります。世の中の常として、大規模なプロダクトやサービスは、基本は変えずに周囲を補強することで進化していきます。 しかし、それらとて、テクノロジーの海に浮かぶ小舟であり、新たな大波に乗って登場してくるスタートアップたちに、時として本質論で厳しく攻め立てられていきます。 なんというか、大きな潮流の変化を感じるトピックですね。

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Microsoft の決断:フル .NET サーバー・コア・スタックをオープンソース化する!

Posted in .Chronicle, .Selected, Microsoft, Strategy by Agile Cat on November 13, 2014

Microsoft makes full .NET server-side core stack open source
http://wp.me/pwo1E-81h
By Juha Saarinen on Nov 13, 2014 6:47 AM
http://www.itnews.com.au/News/397803,microsoft-makes-full-net-server-side-core-stack-open-source.aspx

_ it news

Enables .NET to run on Apple OS X and Linux.

Microsoft today said the full .NET server core stack will be open sourced and expanded to run on Linux and Apple OS X, removing the requirement to use WIndows for the popular development platform.

今日、Microsoft は、Full .NET サーバー・コア・スタックをオープンソース化すると発表した。 つまり、ポピュラーな開発プラットフォームである Windows を使用するという要件を排除し、Linux や Apple OS X の上で動作するよう拡張していくことになる。

Soma Somasegar, Microsoft’s developer division vice president said the open-sourcing will include the ASP.NET 5 framework for building websites, as well as the full .NET runtime and framework itself.

Microsoft の Developer Division VP である Soma Somasegar は、このオープンソース化には、Web サイト構築の ASP.NET 5 Flamework だけでなく、Full .NET のランタイムおよびフレームワーク自体が含まれると述べている。

The .NET Core is a subset of the .NET framework and they share key components such as the just-in-time compiler and the Strings and List types, Microsoft said.

この .NET Core は、.Net Framework のサブセットであり、Just-In-Time Compiler や Strings and List types といった、主要コンポーネントも共有されると、Microsoft は述べている。

However, .NET Core was specifically created to become open source as well as cross-platform.

ただし、.NET Core は、オープンソース化されるだけでなく、明確なクロス・プラットフォーム化のために構築されている。

Somasegar said Microsoft’s aspiration is to have developers at any level, from hobbyists to commercial coders, given access to platforms such as Visual Studio, .NET, the Azure cloud and other resources.

Somasegar の発言によると、Microsoft が熱望するのは、プロのコーダーからホビーストにいたるまで、あらゆるレベルのデベロッパーに利用してもらうことであり、また、Visual Studio/.NET/Azure Cloud といった、各種のプラットフォームにアクセスしてもらうことである。

Today’s announcement follows the April creation of the .NET Foundation by Microsoft, which saw a slew of tools and projects including the Roslyn compiler being released as open source.

今日の発表は、この 4月に Microsoft により設立され、Roslyn コンパイラを含むツールやプロジェクトを、オープンソースとしてリリースした、.NET Foundation に続く出来事となる。

The company also took steps to assuage developers that Microsoft would not pursue intellectual property rights for the open source projects.

さらに Microsoft は、このオープンソース・プロジェクトに関する知的財産権は継続されないとし、デベロッパーたちの警戒心を和らげるための措置を取っている。

Microsoft will release the .NET Core server stack under a MIT open source license and Somasegar said there will be an explicit patent promise issued, to clarify users’ patent rights to .NET. Other projects use the Apache 2 license, with documentation released under Creative Commons Attribution 4.0.

Microsoft は、MIT オープンソース・ライセンスの下で、この .NET Core サーバー·スタックをリリースする予定だ。 そして Somasegar は、ユーザーであっても .NET に関連する特許を保持できるという、知的財産権に関する明確な考えを述べている。その他のプロジェクトは、Apache 2 ライセンスが適用され、また、ドキュメントに関しては Creative Commons Attribution 4.0 が適用されるという。

A code repository for .NET projects has been set up on Github. The Visual Studio integrated development environment (IDE), highly rated by coders, will also be opened up, Somasegar said.

また、.NET プロジェクトに関するコード・リポジトリは、Github 上に開設される。 そして、コーダーたちが高く評価する Visual Studio IDE(integrated development environment)もオープン化されると、Somasegar は述べている。

Microsoft has also released a new Visual Studio Community 2013 edition that Somasegar said is a free, fully-featured version of the paid-for IDE. It can be used for free as long as that use is limited to non-enterprise application development.

Microsoft は、最新の Visual Studio Community 2013 Edition 版を、有償の IDE としてリリースしているが、Somasegar の発言によると、エンタープライズ・アプリケーションの開発を除いて、無償で使用できるようになる。

Previews of the upcoming Visual Studio 2015 and .NET 2015 tools for cross-platform mobile and cloud development were also floated by Somasegar, along with a new release management service and deployment projects utility.

これから登場してくる、クロス・プラットフォームでモバイルとクラウドに対応する、Visual Studio 2015 および .NET 2015 や、それに関連する、新しいリリース・マネージメント・サービスや、デプロイメント・プロジェクト・ユーティリティも、この Somasegar の発言により流動的になってきた。

Developers targeting Google’s Android mobile operating system can now use the x86 based Visual Studio Emulator for Android which is part of Visual Studio 2015, Microsoft said.

Google の Android モバイル OS をターゲットにする開発者も、Visual Studio 2015 の一部として取り込まれ、x86 ベースの Visual Studio Emulator for Android  を使用ができるようになると、Microsoft は述べている。

Update 4 for the current Visual Studio 2013 IDE was also released today, with features such a tool to access graphics processors.

現行の Visual Studio 2013 IDE に関する Update 4 は、グラフィックス·プロセッサにアクセスするためのツールなどと共に、今日にリリースされる。

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とにかく、Welcome です! これで、ライセンスに縛られることなく、Microsoft のサーバー・サイド・プロダクトを使えるようになるので、ユーザーにとって大きな安心感がもたらされることになります。 そして、Microsoft 自身も Windows に制約されることもなく、あらゆるプロダクトを広範囲におよぶプラットフォームに提供していけます。 利用する側も、供給する側も、誰もがハッピーな結果につながるはずです!

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クッキーは死んだ:そして Facebook/Google/Apple の広告が激変している

Posted in .Chronicle, .Selected, Advertising, Apple, Facebook, Google, Mobile, Post-PC, Strategy by Agile Cat on November 12, 2014

The cookie is dead. Here’s how Facebook, Google, and Apple are tracking you now
http://wp.me/pwo1E-80T
October 6, 2014 – Richard Byrne Reilly
http://venturebeat.com/2014/10/06/the-cookie-is-dead-heres-how-facebook-google-and-apple-are-tracking-you-now/

_ VB

The lifespan of the tracking cookie is about to expire. With the rapid emergence of mobile devices, the big three — Facebook, Google, and Apple — have turned to new and more potent methods for advertisers to keep track of you across multiple devices.

クッキーのトラッキングという手法だが、その寿命が尽きようとしている。モバイル・デバイスの急速な台頭により、Big-3 である Facebook/Google/Apple は、マルチ・デバイスを前提としてユーザーを追跡する、より新しく強力な手法を、広告主のために作りだそうとしている。

Image Credit
SVLuma
Shutterstock

The impending death of the cookie can be traced to the launch of the iPhone in 2007. Apple decided to disable cookie functionality in iPhones because it believed advertisers would be able to garner too much personal information as they tracked you across websites, according to Medialets chief executive Eric Litman. Third-party cookies still work on Google’s Chrome browser and the Android OS, but they don’t function effectively on a large number of smartphones and tablets produced by other companies. Also, because cookies can only track you while you’re using a browser — not a mobile app — they have very limited relevance on mobile devices.

クッキーに差し迫った死であるが、その発端は、2007年 の iPhone の発売まで遡ることになる。Medialets の CEO である Eric Litman によると、複数の Web サイトをまたいでユーザーを追跡するのは、あまりにも多くの個人情報を、広告主が集めすぎるという考えに基づき、Apple は iPhone のクッキー機能を無効にすることに決めたのだ。サードパーティのクッキーは、依然として Google の Chrome ブラウザおよび、Android OS 上で動作しているが、その他の企業が作成した多様なスマホやタブレットの上では効果的に機能していない。さらに言えば、クッキーはブラウザ上のみで有効であり、モバイル・アプリ上でのトラッキングができない。つまり、モバイル・デバイス上のクッキーは、きわめて限定された関連性を持つのみである。

Here’s how each of the big mobile players is trying to replace the cookie with its own brand of tracking.

それらのモバイル・ビッグ・プレイヤーたちが、自身のトラッキング手法を用いて、どのようにクッキーを置き換えようとしているのか、以下に示していく。

Facebook

For Menlo Park, Calif.-based Facebook, it all comes down to the billions of metric tons of highly personal metadata the company has amassed from its 1.3 billion users, such as shoe size, hair color, where your grandmother is buried, and where you went to school, for example.

Menlo Park, Calif. ベースの Facebook には、1.3 billion のユーザーから集まってくる、気の遠くなるほど膨大で、きわめてパーソナルなメタ・データが降り注いでいる。それらのデータには、靴のサイズや髪の色だけではなく、祖母の眠る墓地や、通っていた学校まで含まれる。

The social network relies on its SSO (Single Sign-On) to follow the movement of users. SSO allows you to use your Facebook credentials on third-party websites and apps. When you do this, Facebook is watching, following, and cataloging your destination points. This data drives, to a degree, what ads turn up on your Facebook news feed. Maybe you’ve noticed.

このソーシャル・ネットワークは、ユーザーの動きを追いかけるために、SSO(Single Sign On)という仕組みに依存している。SSO を利用するユーザーは、サードパーティの Webサイトやアプリに、自身の Facebook のクレデンシャルを適用することも可能だ。そのような操作が行われると、ユーザーのディスティネーションは、Facebook により参照/追跡され、さらにはカタログ化されることになる。このデータにより、ユーザーの Facebook のニュース・フィードにアップされる広告が、ある程度まで絞り込まれることになる。おそらく、誰もが、それに気づいている。

Facebook-owned apps, WhatsApp and Instagram, along with the company’s internally developed apps like Messenger and Paper, increase the data flow, though for now, these apps don’t yet feature ads.

Facebook は WhatsApp と Instagram を所有しており、Messenger や Paper といったアプリも内製している。それらが、データ・フローを増加させているが、現時点では、まだ広告を展開していない。

But this method only works within Facebook’s ecosystem. The company is looking to expand and recently unveiled a new version of the Atlas ad platform (which Facebook acquired from Microsoft last year) at Advertising Week in New York. The new platform is Facebook’s attempt to serve ads outside its existing ecosystem, on both desktop and mobile.

しかし、この手法は、Facebook エコシステム内だけで機能するものである。同社は、それを拡大していくが、先日に New York で開催された Advertising Week では、広告プラットフォームである Atlas の新バージョンを発表している(昨年に Microsoft から買収)。この新しいプラットフォームにより、Facebook は自身のエコシステムの外側で、デスクトップとモバイルの両方に広告を提供しようとしている。

Google

Like its Facebook friends just down the freeway, Google also relies heavily on its SSO. Logging into any of your Google accounts ties you to the entire Google network, which is massive.

Facebook のトモダチがフリーウェイを駆け下りてくるように、Google も自身の SSO に大きく依存している。つまり、ユーザーが Google の何処かにログインすると、その広大な Google ネットワーク全体と結び付けられることになる。

And then of course, Google has its Android mobile operating system, which assigns each user a Google Ad ID. Many of Google’s ad products — AdSense, AdMob, and DoubleClick — pull in your device’s ad identifier. Together with the information it already has from its many web properties, including YouTube, Gmail, Voice, and Search, the company can compile a dossier, as it were, of your digital history. The websites you visit tell Google plenty, and the information comes in handy no matter what device you’re using.

そして Google は Android モバイル OS を持っているため、そのプラットフォーム上の各ユーザーは、Google Ad ID を割り当てられることになる。そして、Google における多様なアド・プロダクトである、AdSense/AdMob/DoubleClick などが、ユーザー・デバイスの Ad ID を引き出していく。 YouTube/Gmail/Voice/Search といった、Web プロパティに取り込まれている情報を集約することで、ユーザーのデジタル・ヒストリーとも言える関連書類一式を、同社は容易に編纂することが可能となる。どのようなデバイスを利用していようと、ユーザーが訪問した Web サイトが、完全かつ使い易い情報として、Google に伝えられるようになる。

Apple

As for Apple, its tracking techniques are focused primarily on two things: your email address, which ties you to all of Apple’s services running on any iOS or OS X device, and your iTunes account, which gives Apple your credit card data and ties you most closely to its ecosystem.

Apple におけるトラッキング技術は、主として 2つの項目にフォーカスしている。1つはメール・アドレスであり、あらゆる iOS/OS X デバイス上で実行されている、すべての Apple サービスを結び付けている。もう1つは、iTunes アカウントであり、ユーザーのクレジットカード・データを Apple に提供させることで、そのエコシステムとの間で最も密接な関係を構築していく。

Your login identity is tied to your Apple “identifier for advertisers,” or IDFA. It’s a unique string of characters assigned to every user buying and using an iOS device. So when ads run on Apple’s advertising network iAd for example, Apple is able to determine who’s receiving the ad, and potentially to connect that back to everything that person did elsewhere in Apple’s system.

ユーザーのログイン ID は、Apple の IDFA(Identifier For Advertisers)と接続されている。それは、すべてのユーザーが購入/使用している iOS デバイスに割り当てられた、ユニークな文字のことである。したがって、Apple の広告ネットワークである iAd で、なんらかの広告が展開されるとき、Apple は広告を受け取ったユーザーを識別できる。そして、Apple システムの何処かで実施された、すべての事柄の履歴に対して、接続するという可能性も有する。

Fix it, or opt out

If that’s not enough, many big advertisers also rely on extremely detailed data from third parties like LiveRamp and Experian. LiveRamp, for instance, can deliver clients huge volumes of data about everyday online transactions with only a single email address. And these companies can tell whether an ad displayed to an online user led to a purchase at a store.

それでも不十分だという場合だが、大手広告主の大半は、LiveRamp や Experian といったサードパーティから、きわめて詳細なデータを取得するようになる。実際のところ LiveRamp の場合は、日々のオンライン・トランザクションの中から、単一の電子メール・アドレスと結び付けられる、膨大なデータをクライアントに提供できる。それらの企業は、オンラインでユーザーに示された広告が、現実の店舗における購入行動につながったのかどうかを、見分けることも可能にする。

“Google, Apple, and Microsoft, as the dominant operating system vendors, could easily fix this problem of cross-device user identification for advertising in a consistent, privacy-friendly way if they wanted to,” Litman said. “IDFA and Google AdID are steps in the right direction, and hopefully Apple and Google will continue to improve them and and create a standard that everyone can support.”

Litman は、「 OS を支配するベンダーとしての Google/Apple/Microsoft は、その必要性に応じたプライバシー・フレンドリーな方式で、広告のためのクロス・デバイス・ユーザーの識別という問題を、一貫性を保持しながら実現できるだろう。 IDFA と Google の Ad ID は、正しい方向への踏み出している。 それらを、Apple と Google が改善することで、誰もがサポートできるスタンダードが、うまく構築されることを願っている」と述べている。

But it’s also crucial to remember that, whether you’re using an iOS or Android device, you are able to turn off most of the tracking mechanisms — the settings menus of both operating systems help you do this.

しかし、忘れてはならないのは、あなたのデバイスで iOS が走っていようが、Android が走っていようが、そのトラッキング・メカニズムの大半を解除できる環境が必要になるということだ。 双方のオペレーティング・システムにおける設定メニューが、それを実施するのに役立つ。

And for people who don’t want to be tracked by Atlas, Eyeo released an updated version of its popular AdBlock browser plug-in, AdBlock Plus, on October 1.

なお、Atlas にトラッキングされたくない人々のためには、Eyeo の Ad Block Plus がある。この、ポピュラーな AdBlock ブラウザ・プラグインの、アップデート・バージョンが 10月1日に提供されている。

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モバイルへの移行が上手くいっている Facebook と、なかなか上手くいかない Google という対比を、いろいろなところで見ますし、この Agile_Cat でも何度か ご紹介してきました。 しかし、このポストを見つけるまで、その背景や経緯を、分かり易く説明してくれるものに、お目にかかったことがありませんでした。 ーーー いくつかのキーワードでググってもみましたが、2013年2月26日の TechCrunch の、Appleがクッキーを利用しているアプリを拒絶へ: Ad Identifierへの統一がねらい といものが、唯一の関連記事でした。 ーーー Google が全力で Andorid を立ち上げた背景にも、Facebook が早々にモバイル・アプリにシフトした背景にも、この クッキーの廃止に関連する、ターゲティング広告の手法が絡んでいたのでしょうね。 なんというか、自分にとっての大きなナゾが解けて、とてもスッキリした気分です。

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Big Data と エボラ:医師たちは支援を必要としている

Posted in .Chronicle, .Selected, Big Data, Strategy by Agile Cat on October 28, 2014

Ebola And Big Data: A Call For Help
http://wp.me/pwo1E-7YT
The Economist – Oct. 24, 2014
http://www.businessinsider.com/ebola-and-big-data-a-call-for-help-2014-10

_ Business Insider

Mobile-phone records are an invaluable tool to combat Ebola. They should be made available to researchers.

モバイル・フォンの通話記録は、エボラに対抗するための貴重なツールになり得る。 研究者たちが、それらを利用できるようにする必要がある。

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With at least 4,500 people dead, public-health authorities in west Africa and worldwide are struggling to contain Ebola. Borders have been closed, air passengers screened, schools suspended. But a promising tool for epidemiologists lies unused: mobile-phone data.

少なくとも 4500人が命を失い、西アフリカと世界における公衆衛生の権威は、エボラの封じ込めに苦慮している。国境は閉じられ、航空機の乗客は検査を受け、学校も休校している。しかし、疫学者のための有望なツールが、活用されないままになっている。 それは、モバイル・フォンのデータである。

Reuters/Andrea Comas

Juan Manuel Parra, a doctor who treated Spanish nurse Teresa Romero Ramos who contracted Ebola, talks on a mobile phone by the window of the isolation ward

When people make mobile-phone calls, the network generates a call data record (CDR) containing such information as the phone numbers of the caller and receiver, the time of the call and the tower that handled it–which gives a rough indication of the device’s location. This information provides researchers with an insight into mobility patterns. Indeed phone companies use these data to decide where to build base stations and thus improve their networks, and city planners use them to identify places to extend public transport.

人々がモバイル・フォンで電話をかけるとき、対象となるネットワークは、CDR(Call Data Record)を保存している。そして、この記録には、発信者と受信者の電話番号および、通話に費やした時間、それを処理した基地局などの情報が含まれているため、対象デバイスが使用された大まかな位置が分かる。つまり、この情報が研究者に提供されるなら、感染の可能性のある人々の、移動パターンを洞察することが可能になる。実際のところ、テレコムたちは、それらのデータを活用して、基地局の構築や、ネットワークの改善を行い、また、都市計画に携わる人々は、公共交通機関を拡張していく場所を特定している。

But perhaps the most exciting use of CDRs is in the field of epidemiology. Until recently the standard way to model the spread of a disease relied on extrapolating trends from census data and surveys. CDRs, by contrast, are empirical, immediate and updated in real time. You do not have to guess where people will flee to or move.

しかし、CDR の最も際立った用途は、流行疫学の分野にあるだろう。これまでの標準的な手法というと、国勢調査などのデータから推定される傾向に依存し、病気の広がりをモデル化するというものだった。それとは対照的に、CDR は即時的な実証データであり、また、リアルタイムに更新されていく。つまり、避難すべき場所や、移動すべき場所を、推測する必要がなくなる。

Researchers have used them to map malaria outbreaks in Kenya and Namibia and to monitor the public response to government health warnings during Mexico’s swine-flu epidemic in 2009. Models of population movements during a cholera outbreak in Haiti following the earthquake in 2010 used CDRs and provided the best estimates of where aid was most needed.

研究者たちは、Kenya と Namibia における、マラリアの流行範囲をマップするために、それらのデータを使用している。また、2009年の Mexico で、豚インフルエンザが流行したときにも、政府の公衆衛生に関する応答をモニタリングしていた。さらには、2010年の Haiti 地震の後に、コレラが流行した時には、人口移動のモデルを CDR を用いて構築し、最も支援が必要とされる場所について、最善の推測を提供していた。

Reuters/Susan Vera

Unidentified patients talk on the phone as they cover their heads and faces while leaning out of their windowsat an isolation ward on the fifth floor at Madrid’s Carlos III Hospital

Doing the same with Ebola would be hard: in west Africa most people do not own a phone. But CDRs are nevertheless better than simulations based on stale, unreliable statistics. If researchers could track population flows from an area where an outbreak had occurred, they could see where it would be likeliest to break out next–and therefore where they should deploy their limited resources.

エボラに対して、同じことを行うにしても困難が伴うだろう。 なぜなら、西アフリカの大半の人々が、モバイル・フォンを所有していないからだ。しかし、それにもかかわらず、古くさく信頼性の低い統計に基づいたシミュレーションよりも、CDR は優れている。エボラが発生していた地域から、移動していった人々を、研究者たちが追跡できるなら、次に発生しやすい地域を、彼らは見出すだろう。それが実現すれば、限られたリソースを、必要とされる場所へ配備できるはずだ。

Yet despite months of talks, and the efforts of the mobile-phone operators’ trade association and several smaller UN agencies, telecom operators have not let researchers use the data (see "Ebola and big data: Waiting on hold").

数ヶ月におよぶ議論にもかかわらず、また、モバイル通信事業者の業界団体と、国連の出先機関の努力にもかかわらず、テレコム事業者たちは、研究者にデータを使わせていない(参照:"Ebola and big data: Waiting on hold")。

One excuse is privacy, which is certainly a legitimate worry, particularly in countries fresh from civil war, or where tribal tensions exist. But the phone data can be anonymised and aggregated in a way that alleviates these concerns. A bigger problem is institutional inertia. Big data is a new field. The people who grasp the benefits of examining mobile-phone usage tend to be young, and lack the clout to free them for research use.

その根拠として、プライバシーの問題がある。たしかに、内戦が頻発する国や、部族に緊張が生じるか国では、正当な懸念である。しかし、モバイル・データを匿名化することで、こうした懸念を軽減する方法で、データを集めることができる。それよりも大きな問題は、慣性化してしまった制度である。Big Data は、新しい分野だ。しかし、モバイル・データを利用するメリットを理解できる人々は、若い世代に集約される傾向にあり、それらを研究用途のために解放させるだけの、影響力を欠いている。

It’s an old problem

This needs to change. Governments should require mobile operators to give approved researchers access to their CDRs. The data will obviously not by themselves prevent this outbreak from turning into a disaster. That will take an extraordinary combination of new drugs, careful prevention and patient care, among other things. But the health workers dealing with Ebola on the ground need all the help they can get.

まず、変化が必要だ。承認された研究者たちが、CDR にアクセスできるよう、政府はモバイル通信事業者に要求すべきだ。この種のデータが、彼らに対して明らかにされないなら、迫り来る大流行を防げない。様々なことが必要になるが、その中において、新薬の投入と、慎重な予防、患者のケアを、きわめて適切に組み合わせなければならない。現実のフィールドで、エボラに取り組む医療従事者は、彼らが手にすることが可能な、すべての助けを必要としている。

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昨日は、ついに日本でも、エボラの可能性のある人が出てしまいました。 なんでもなければ良いのですが、数多くの人々が国境をまたいで行き交う現代において、こうした疫病が世界中に広まるのは、時間の問題なのかもしれません。 文中にもあるように、命をかけてエボラと戦う医師たちには、ありとあらゆる支援が必要です。 その中でも、Big Data によるトラッキングは、 すべての国々で、早急に検討/準備されるべきことなのだと思えます。

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