Agile Cat — in the cloud

Samsung と Apple がシェアを落とす、2014 Q3 の スマホ 攻防戦:それを示す1枚のチャート!

Posted in Asia, Mobile, Research by Agile Cat on November 5, 2014

Samsung Loses Ground as Smartphone Competition Heats Up
http://wp.me/pwo1E-7ZU
Felix Richter, November 3rd, 2014
http://www.statista.com/chart/2512/smartphone-market-share-q2-2014/

_ Statista

Fueled by strong growth in emerging markets, global smartphone shipments topped 300 million units for the second consecutive quarter. According to IDC, smartphone vendors shipped a total of 327.6 million units between July and September, representing a healthy 25% increase over last year’s September quarter.

途上国マーケットの力強い成長に支えられ、グローバルにおけるスマホの出荷台数は、この四半期も 300 million のラインを突破した。 IDC によると、スマホ・ベンダーたちが 7月〜9月期に出荷したユニット数は 327.6 million 台であり、前年同期との比較において 25% の成長という、きわめて順調な推移を見せている。

This chart shows global market share of the world’s leading smartphone vendors in Q3 2014.

このチャートは、2014年 Q3 のグローバル市場における、スマホ・トップ・ベンダーたちのシェアを示している。

Market leader Samsung saw itself under pressure from both sides of the market as the release of Apple’s new iPhones intensified competition in the high-end segment while Chinese vendors dominated emerging market sales. Consequently, Samsung was the only vendor among the Top 5 that suffered a decline in shipments compared to last year’s third quarter.

マーケット・リーダーである Samsung は、このマーケットにおける 2つの側面で、とても強いプレッシャーにさらされている。 つまり、ハイエンド・セグメントにおいては、Apple が新たにリリースした iPhone との競争が激化し、また、途上国マーケットでは China のベンダーたちが支配力を増しているのだ。その結果として、Top-5 の中では Samsung だけが、前年比で出荷台数を減少させるという苦しい状況にある。

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Samsung は、シェアだけではなく出荷台数も下げてしまっているのですね。 その一方で、iPhone 6 が好調な Apple は、出荷数/売上/株価を押し上げているのが、グローバルで見るとシェアを落とすというジレンマに陥っているようです。 そして、もの凄い勢いで No.3 の座まで駆け上ってきたのが Xiaomi であり、まだまだ伸びてきそうな感じがします。 なお、Other の内容が気になりますが、9月にポストした「Apple と Samsung のシェアを削り取る、中国とインドの新スマホ勢力」という抄訳には、もう少し詳しい内訳が記されています。まだ、インドのベンダーが顔を見せていませんが、これから続々と登場してくるのだと推測されます。

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Posted in Asia, Google, Mobile, Research by Agile Cat on October 14, 2014

Emerging Markets to Lead Tech Sector Growth in 2015
http://wp.me/pwo1E-7X0
from Felix Richter, October 7th, 2014
http://www.statista.com/chart/2799/emerging-markets-to-lead-tech-sector-growth-in-2015/

_ Statista

The global consumer electronics market has been stagnant at around $1 trillion for the past three years. However, while mature markets are in a slump, there are other countries that continue to see considerable growth. According to a recent GfK report, the Top 10 growth markets in 2015 will all be emerging economies.

グローバルにおける家電マーケットだが、約 $1 trillion の売上で 3年ほど停滞している。その要因は、すでに成熟してしまったマーケットの低迷にあるが、かなりの成長を遂げている国々もある。最近の GfK レポートによると、2015年における成長市場の Top-10 は、すべてが途上国により占められることになる。

Contrary to the common assumption that China is the largest growth market for the tech industry, GfK predicts that India’s market for tech devices will see the biggest growth in 2015. GfK expects total sales of tech devices in India to reach $34.8 billion in 2015, up $4.8 billion from this year’s expected total. Smartphones are the main growth driver in India, as handset prices have come down to a price that is affordable to many Indians.

ハイテク業界における最大の成長市場は、China であるという大方の予測に反して、2015年に最大の成長を遂げるのは、India の市場だと GfK は見ている。GfK は、2015年の India におけるハイテク・デバイスの売上について、$34.8 billion に達すると予想している。 それは、2014年の予測値に対して、$4.8 billion の伸びしろが加えられることを意味する。そして、India マーケットを成長させる最大の推進力は、スマートフォンである。 なぜなら、このデバイスの価格が低下し、数多くの国民が手の届くプロダクトに変化してきたからである。

China’s tech market, while much bigger in size than India’s, is predicted to grow by $1.8 billion in 2015, which would be a meager 1% increase over the estimated 2014 total but still enough to make China the second largest growth market in dollar terms.

China のハイテク市場は、India よりも遥かに大きな規模を持つが、2015年における伸びしろは $1.8 billion 程度だと予測される。その値は、2014年における推定額に対して、わずか 1% の増加となる。とは言え、ドル換算で比較してみると、China は 2番目の成長を誇るマーケットとなる。

This chart shows which markets for technology devices and consumer electronics are expected to see the biggest growth in 2015.

このチャートは、2015年におけるハイテク・デバイスおよび家電のマーケットが、大きく伸びると予測される国々を列挙するものである。

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インドの成長力には、アゼン・ボーゼンですね。 この4月に、「インドでは、今年、$50 のスマホが2億台ほど販売される」という抄訳をポストしましたが、そこで紹介されている $50 前後の廉価版スマホに加えて、Android One を搭載する $100 スマホも、続々と市場に投入されるようです。先日、Agile_Cat も新しいスマホに切り替えたのですが、その LG G2 mini というデバイスのスペックは、Quad-Core で 1G Ram + 8G Flash というものです。つまり、Android One で規定されているハードウェア・スペックと、ほぼ同じレベルなのですが、それが $100 で提供されるというマーケットに、強さを感じてしまいます。2014年も中国とインドの市場を合わせると、約 5億台のスマホが販売されるようです。これからの IT におけるマジョリティが何処にあるのか、だんだんとハッキリしてきましたね。

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Samsung の Q3 収益が 60% に減少:スマホ・ビジネスの利益率が低下している!

Posted in Apple, Asia, Google, Mobile by Agile Cat on October 7, 2014

Samsung Warns Another Disappointing Earnings Report Is Coming
http://wp.me/pwo1E-7VS
Steve Kovach – Oct. 6, 2014
http://www.businessinsider.com/samsung-warns-weak-q3-earnings-2014-10?&platform=bi-androidapp

_ Business Insider

Samsung warned Monday night that its third-quarter earnings will be weaker than expected. In its Q3 guidance, the company blamed lower average selling prices (ASP) of its smartphones. Operating profit could be 4.1 trillion won, or just under $4 billion US. That’s down nearly 60% from a year ago. Samsung’s operating profit was $7.9 trillion won last quarter.

Samsung だが、この月曜日 (10/6) の夜に、第3四半期の収支が、予想を下回るものになると表明した。その Q3 ガイダンスにおいて、同社はスマートフォンの低い ASP(Average Selling Prices)を問題視している。当期の営業利益は 4.1 trillion won であり、$4 billion US を下回るものとなる。つまり、昨年同期の $7.9 trillion won と比較して、Samsung の営業利益は 60%(52%)に減少しているのだ。

AP
Samsung Mobile
CEO JK Shin

This is a similar story to the one we heard last quarter. Samsung’s profit is declining as its mobile business faces competition from companies that sell smartphones and tablets at much cheaper prices. That eats into Samsung’s profits.

このストーリーは、今年の Q2 に聞いたものと似ている。はるかに安価なスマートフォンやタブレットを販売する会社との競争に、そのモバイル・ビジネスが直面するにつれて、Samsung の利益は減少している。つまり、それらの企業に、Samsung の利益が奪われているわけだ。

Samsung’s high-end phones run Android, and don’t offer features much different from the cheaper Android devices. In fact, some manufacturers like the Chinese startup Xiaomi are starting to make high-end Android devices that cost about half as much as Samsung’s best phones.

Samsung のハイエンド・モバイル・デバイスは Android を走らせるものであり、安価な Android デバイスと比べて、大きく異なる特徴を提供しているわけではない。実際のところ、China のスタートアップである Xiaomi などのメーカーたちは、Samsung の上位機種に匹敵するハイエンド Android デバイスを、その半分くらいのコストで作り始めている。

There’s also new competition from the high end. Apple just released two new iPhones, the iPhone 6 and 6 Plus, which have larger screens that rival the big-screen Samsung devices. Samsung is about to release its latest phablet, the 5.7-inch Galaxy Note 4, in the US. But that device will have to compete against Apple’s new 5.5-inch iPhone 6 Plus, which received stellar reviews.

また、ハイエンドにおいても、新しい競争が生まれている。 Apple は、iPhone 6/6 Plus という、2つのニュー iPhone をリリースしたが、それらは Samsung の Big Screen デバイスと対抗する大画面を持つものとなっている。いま、Samsung は、5.7-inch のスクリーンを持つ、最新ファブレットである Galaxy Note 4 を、US のマーケットでリリースしようとしている。しかし、このデバイスは、最高のレビューを受けた、最新の Apple 5.5-inch iPhone 6 Plus に対抗していく必要がある。

China will be an especially tough place for Samsung to compete. Interest for the iPhone 6 and iPhone 6 Plus is through the roof. And China is where many of those cheaper Android phones are sold. Samsung seems to be cutting the prices of its devices to compensate.

また、Samsung が競合していくマーケットとして、特に China は厳しい場所になる。上を見れば、iPhone 6 と iPhone 6 Plus という強敵がいる。そして China は、前述の廉価版 Android フォンが、大量に販売されているマーケットである。こうした不利を補うために、Samsung はデバイスの価格を押さえ込んでいるように見える。

SEE ALSO: The best smartphones in the world

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ハイエンド・スマホという戦略が大当たりして、これまで大きな利益を上げ続けてきた Samsung ですが、チップの性能が向上し、メモリや液晶などのコストが下がるにつれて、廉価版 Android との差別化に苦労しているのだと思います。 先週に Agile_Cat も、Android スマホを新調したのですが、LG の廉価版 SIM フリー・スマホを選びました。 でも、安かろう、悪かろうではなく、Quad-Core + 1G RAM + 8G Flash という、とても立派な基本スペックを備えたスマホなのです。 個人的な感想を言わせてもらえば、外を持ち歩けば落としたりブツケたりで、すぐにキズだらけになるし、ムーアの法則がはたらくので、2年前のモデルなどは使いたくなくなるのが、スマホというプロダクツなのです。 それならば、ユニクロ的な廉価版 Android の方が、気楽に使い捨てができて幸せなんだろうと、自らのビンボーさ加減を棚に上げて、なんとなく満足している Agile_Cat なのです :)

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Posted in Asia, Mobile, Weekend by Agile Cat on October 5, 2014

China rolls out ‘cellphone lanes’ for slow walkers
http://wp.me/pwo1E-7Vj
Published: Saturday October 4, 2014
http://www.thestar.com.my/Tech/Tech-News/2014/10/04/China-rolls-out-cellphone-lanes-for-slow-walkers/

_Star Online

Inner-city bike lanes are commonplace, but have you heard about cellphone lanes?

都心部における自転車専用レーンは一般的なものであるが、スマホ歩き専用レーンについて、あなたは聞いたことがあるだろうか?

The Chinese city of Chongqing has launched the concept in an attempt to separate people who want to use their mobile phones whilst walking on the sidewalk from those who don’t, reports the Wall Street Journal.

Wall Street Journal のレポートによると、China の Chongqing(重慶)ではスマホを使いながら歩きたい人々のために、その他の人々から分離した、専用の歩道を試すというコンセプトを発表したようだ。

SPECIAL LANES: The Chinese city of Chongqing has launched the concept in an attempt to separate people who want to use their mobile phones whilst walking on the sidewalk from those who don’t. — AFP/Relaxnews 2014

A section of the city’s sidewalk has been clearly divided in two using white markings, with one half featuring an image of a phone and the caption: "Cellphones / Walk in this lane at your own risk." The second half features the same image struck out, with the caption "No cellphones."

同市における歩道の一部は、白のマーキング・ラインにより、明らかに分割されている。そして、スマホ歩きをする人々には、"Cellphones / Walk in this lane at your own risk” というようなイメージの、但し書きが示されるわけだ。 そして、もちろん、もう一方の歩道には、"No cellphones” が表示される。

The no-cellphone lane was first tested out in the US earlier this year for a National Geographic TV programme filmed in Washington DC. — AFP/Relaxnews 2014

この、スマホ禁止レーンに関しては、今年の初めの Washington DC.で、National Geographic TV の番組として実験されている。— AFP/Relaxnews 2014

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日本人もスマホが好きですが、中国人の好きさ加減というと、その比ではないようにも思えます。 もともと、おしゃべりが大好きな国民性であるところに、スマホ・カルチャーが流れこんできたわけですから、それは、もう、タイヘン! という状況なのでしょう :) そして、ついに重慶では、市民の安全な歩行のために、レーンを切り分けるという事態に至ったようです。 でも、まぁ、エスカレータにも低速レーンと高速レーンがあるのですから、ひょっとすると、この政策は世界に広まるかもしれませんね :)

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ヨーロッパを 仮想 DC でカバーする、謎の Interoute クラウドが香港に進出!

Posted in .Selected, Asia, Data Center Trends, Hybrid by Agile Cat on October 1, 2014

Interoute opens in Hong Kong data center
New facility expands reach at a time when more companies are looking east
http://wp.me/pwo1E-7UP
7 April 2014 by Eira Hayward
http://www.datacenterdynamics.com/focus/archive/2014/04/interoute-opens-hong-kong-data-center

_ DC Dynamics

Interoute is taking its cloud computing solution to the Far East with the opening of a Virtual Data Center (VDC) in Hong Kong. It means Interoute customers can now choose from seven VDC zones – Amsterdam, Berlin, London, Paris, Milan or Hong Kong – to gain fast access to their applications and data.

Interoute は Hong Kong に Virtual Data Center(VDC)をオープンすることで、そのクラウド·コンピューティング·ソリューションを Far East に持ち込もうとしている。それにより、Interoute の顧客たちは、アプリケーションとデータへの高速でのアクセスを達成するために、Amsterdam/Berlin/London/Paris/Milan/Hong Kong などで構成される 7つの VDC ゾーンを選択できるようになる。

Interoute plays to its network advantage, offering one SLA for both networking and cloud computing and not charging for data transfer. Interoute general manager for cloud computing Lee Myall said the expansion has come primarily as a result of European businesses pushing east.

Interoute の特徴は、ネットワークのアドバンテージにあり、ネットワーキングとクラウド・コンピューティングの双方を網羅する単一の SLA を提供するが、データ転送について課金することはない。Interoute の General Manager for Cloud Computing である Lee Myall は、今回の拡張について、欧州企業をアジアにプッシュするという、主要な目標を達成するための結果だと説明している。

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He said there would be more VDCs to come, both in the Far East and elsewhere, as Interoute continues to expand. “This expansion is about pushing compute power to the boundaries of our network, but I can foresee that computing will start dragging the network to a few places,” Myall said. “Hong Kong is already filling up – we have customers with big migration plans who are going live at the moment.”

Myall が言うには、Interoute が拡大し続けるにつれて、Far East などの地域で、これまで以上の VDC が立ち上がっていくようだ。「 この拡張は、私たちのネットワークの境界線へ向けて、コンピューティング・パワーをプッシュするものだが、そのコンピューティングが私たちの領域を、押し広げ始めると予見している。すでに Hong Kong は満杯であり、これから移行しようと計画している、たくさんの顧客を持っている」と、彼は続けている。

The VDC is built into the core of Interoute’s network and, according to the company, this means it can deliver a fully networked cloud which is faster and has greater resilience and security than other cloud computing services.

この VDC は、Interoute ネットワークのコアに組み込まれる。そして、同社によると、他のクラウド・コンピューティング・サービスと比較して高速であり、高い弾力性と安全性を保持する、フル・ネットワーク化されたクラウドを提供できることになる。

Interoute’s move comes at a time when spending on cloud services in Asia Pacific is growing at a CAGR of 30%, according to IDC, and the Asian market is providing robust growth for both local and Western multinationals.

この、Interoute の動きは、Asia Pacific のクラウド・サービスに対する支出が、30% の CAGR で成長していると、IDC が述べるタイミングで生じている。また、Asia のマーケットは、ローカルの企業と、西欧の多国籍企業に対して、堅調な成長をもたらしている。

Last week, for example, IBM announced that luxury children’s fashion retailer Club 21 will be using its cloud, e-commerce and analytics software to expand its online presence across Asia-Pacific, increasing its reach from four to 15 countries across the region.

例を挙げると、先週に IBM が発表したのは、高級子供服のリテーラーである Club 21 が、Asia-Pacific 全体にまたがるオンライン・プレゼンスを高めるために、そのクラウド/コマース/分析のソフトウェアを使用するというものだ。それにより、この地域においてリーチしていく対象が、4カ国から 15カ国に増えることになる。

The importance of Asian markets for multinational businesses was reinforced by recent pan-Asian large research project from Telstra Global which found that 83% of multinationals in Asia expect to either meet or exceed their financial and strategic objectives in the next three years.

多国籍企業にとって、Asia のマーケットの重要性は、Telstra Global が実施した Pan-Asia 大規模調査により裏付けられている。その調査では、Asia における多国籍企業の 83% が、今後の3年間で、それぞれの財務および戦略の目標を達成したいと望んでいることが分かった。

Telstra Global’s Connecting Countries report found that the ICT industry in particular is a stand-out success in Asia, with 71% of ICT companies having been very successful in Asia in the past three years, compared to 61% of companies across other sectors.

Telstra Global の Connecting Countries レポートは、とりわけ ICT 産業が、Asia のマーケットで成功していると指摘している。この地域における、これまでの 3年間のデータによると、ICT 企業の 71% が成功を収めているが、他の地域での成功率は 61% となる。

“Over the next three years both financial services and insurance companies and those in the ICT sector are most bullish about exceeding their objectives in Asia, with 55 and 51% respectively, compared to 42% across the board,” said Telstra Global managing director Martijn Blanken.

「 これからの 3年間において、金融サービスおよび保険会社と、その ICT 部門が、Asia で成功していくだろう。 それぞの目標値は、55% と 51% であるが、世界の平均は 42% である」と、Telstra Global の Managing Director である Martijn Blanken は述べている。

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ヨーロッパのクラウドは、いったい、どうなっているのかと、以前から不思議に思っていました。 そして、数ヶ月ほど前に、この Interoute の存在を知ったのですが、同社の Web ページから拾ってきたマップを見ても、「なるほど、ヨーロッパ的だ」という雰囲気が漂ってきます。 アメリカ型の巨大データセンターを中心とする構造ではなく、それぞれの国や都市に分散するデータセンターを、メッシュ状にネットワークしていくという考え方のようです。 何年か前に、スマートグリッドのことを調べていて、国ごとに経済エリアを区切ることが、ヨーロッパでは必要だからという理由に、納得したことを思い出しました。 送電網もファイバー網も、国境ををまたいで物理的に結ばれているわけですが、経済を考えた場合に、どこかに論理的な仕切を入れる必要があるのでしょう。 ひょっとすると、1つの事業体に見える Interoute も、各国に分散する企業の集合体なのかもしれません。 この、謎だらけのヨーロッパ・クラウドを、これからも追いかけてみたいと思っています。

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香港での抗議を支える Off-The-Grid チャット: それが FireChat だ!

Posted in .Chronicle, .Selected, Asia, Social by Agile Cat on September 30, 2014

Mobile messaging app FireChat flares up in Hong Kong amid Occupy Central protests
http://wp.me/pwo1E-7UH

September 29, 2014 at 5:39 pm – by Josh Horwitz
http://www.techinasia.com/mobile-messaging-app-firechat-flares-up-in-hong-kong-amid-occupy-central-protests/

_ tech in asia

Last night marked a historic moment in Hong Kong as peaceful demonstrators fell subject to police aggression. Under the banner of Occupy Central, tens of thousands of locals (organizers say 60,000 , media says 30,000 ) gathered in Hong Kong’s financial district to protests last month’s Beijing-led decision to vet the city’s political candidates through a committee in the People’s Republic of China. Yesterday’s demonstrations began as a continuation of protests that had been going on since the summer. But as crowds swelled in the evening, riot police forces increased, and ultimately fired pepper spray and tear gas at civilians.

昨夜(9/28)の Hong Kong は、平和的なデモ行動が、警察の攻撃対象になるという、歴史的瞬間を迎えてしまったようだ。Occupy Central というスローガンの下、数万という人々が Hong Kong の金融街に集結したが(主催者によると 60,000人:メディアの報道は 30,000人)、それは Hong Kong の行政長官選挙制度をめぐり、先月に China 政府が下した決定に反発する行動である。さらに言えば、この夏から生じている、抗議行動の一環として始まったものでもある。しかし、昨夕(9/28)は、群衆が増えるにつれて、警察機動隊が増強され、最終的には唐辛子スプレーや催涙ガスが、民衆へ向けて発射されるという事態に陥ってしまった。

Surprisingly, as activists prepared to gather, a mobile app that that first caught the attention of the media last spring resurfaced among participants. FireChat, available for iOS and Android, is a mass chatroom app that lets communicate with one another over wi-fi and cellular networks, along with Bluetooth and Apple’s Multipeer Connectivity Framework. The latter two features means that users can, in theory, chat “off-the-grid.”

その一方で、驚くべきことに、この春にメディアの注目を集めたモバイル・アプリが、参加を呼びかけるための手段として用いられていることが分かってきた。それは、iOS と Android で利用できる FireChat という、集合的なチャットルーム・アプリであり、Wi-Fi と モバイルによるネットワークだけではなく、Bluetooth と Apple Multipeer Connectivity Framework なども用いて、人々を結びつけていくものである。そして、論理的に考えるなら、後者となる 2つの機能により、ユーザーは “off-the-grid” チャットを実現していける。

In anticipation of poor cellular network connectivity (and perhaps a deliberate network shutdown), student activist leader Joshua Wong posted a message urging people to download FireChat.

そして、プアなモバイル・ネットワーク環境を見越して(おそらく意図的にシャットダウンされる)、学生活動家のリーダーである Joshua Wong は、FireChat のダウンロードを促すメッセージを、大衆へ向けてポストしていたのだ。

His message then spread to others on social media. Downloads snowballed, and suddenly FireChat chatrooms were exploding with activity. Open Garden, the company behind FireChat, tells Tech in Asia that FireChat attracted 100,000 new sign ups from Hong Kong in a 22 hour period. At its peak, 33,000 users from Hong Kong were on the app simultaneously. Open Garden doesn’t have figures revealing how many users communicated with one another off-the-grid using FireChat.

彼のメッセージは、ソーシャル・メディア上の多数のユーザーたちに広がっていった。そして、FireChat のダウンロード数は雪だるま式に増えていき、そのチャットルームのアクティビティも急増していった。FireChat を運営する企業である Open Garden は、22時間の間に Hong Kong から、100,000件の新規サインアップが集まったと、Tech in Asia に伝えている。そして、ピーク時には、33000 人という Hong Kong のユーザーが、このアプリを同時に使っていたという。 また、Open Garden は、off-the-grid の状態で相互に通信していユーザー数を、明らかにするためのデータを持っていない。

FireChat’s founders originally conceived the app  as something that would be useful in densely packed locations with poor internet connectivity – sports stadiums or conference halls, for example.

FireChat の Founder たちは、たとえばスポーツ・スタジアムやカンファレンス・ホールといった、大勢の人々が集まることで充分なインターネット接続が得られなくなる場所でも、円滑なコミュニケーションを実現するものとして、このアプリを考案している。

But since it first hit app stores, FireChat has found itself popular among activists in mass demonstrations on at least two other occasions. In June, Iraqis flocked to the app  following an ongoing crackdown on social media. Before that, in March, Taiwan activists protesting a trade agreement with mainland China downloaded the app in droves, following an initial prompt by a local Taiwanese tech blogger.

しかし、初めて FireChat がアップ・ストアに置かれて以来、自身で見出したニーズは、大規模なデモを呼びかける活動家からのものであり、少なくとも、以下の2つの事例を有している。6月の Iraq では、ソーシャル・メディア上での規制が進む中で、このアプリに人々が群がった。それより以前の 3月には、China 政府との貿易協定に抗議する、Taiwan の活動家たちが、このアプリを大挙してダウンロードした。それは、Taiwan のテック・ブロガーが、最初に促したことで生じた動きである。

FireChat: Fireworks or flash in the pan?

There’s no doubt that FireChat’s core mesh network technology, while still rudimentary, holds potential as a powerful communication tool – both for mob activists and football fans. But at the moment, it isn’t quite ready for prime time.

FireChat のコアである、メッシュ・ネットワーク・テクノロジーは、依然として初歩的ものでありながら、パワフルなコミュニケーション・ツールとしての潜在能力を有していることは間違いはない(デモの参加者やサッカー・ファンにとって)。しかし、現時点において、プライム・タイムのための準備が整っているとも思えない。

For one thing, as one might expect from a massive chatroom, rumors abound. Activists told Tech in Asia that for every message with directions to the protest site, there were texts spreading false information. “Many people kept posting all kinds of scary rumors,” says Kevin Chan, an activist who claims to have been an early proponent of FireChat. “[People would write] ‘Police have started to shoot’ or ‘a soldier from China is coming.’ I think that scared some people.”

ただ、問題もある。 ひとつには、誰もが想像するように、大規模なチャットルームがウワサに満たされている点である。活動家たちは、この抗議サイトへ向けられた、すべてのメッセージについて、虚偽の情報を広める文章もあったと、Tech in Asia に語っている。「数多くの人々が、怖ろしいウワサの類をポストし続ける。 警察が銃撃を始めたとか、China から兵士が来たとか、一部の人を怯えさせるものが、書き込まれると思う」と、早くから FireChat を支持してきた、活動家の Kevin Chan は述べている。

Despite the chaos in FireChat, another activist told Tech in Asia that activity on the app remained robust as connectivity on other social networks sputtered. “I was able to access WhatsApp and Facebook with acceptable speed, but there were moments when they got slow. Twitter… not really. FireChat always had strong coverage,” says Timothy Choi, a local developer. “The noise to signal ratio is rather high… However if you take everything with a grain of salt it is a decent tool.”

たしかに、FireChat にはカオスがあるが、他のソーシャル・ネットワークが混乱する中で、このアプリは堅牢なコネクティビティを維持していたと、別の活動家は Tech in Asia に語っている。「 私のケースでは、許容できるスピードで WhatsApp と Facebook にアクセスできたが、遅くなるときもあった。Twitter が現実的ではなかった。そして、FireChat は、きわめて強固なカバレッジを維持し続けた。ノイズの混入は多いだろうが、一粒の塩で味付けは無理なので、役立つツールと言えるだろう」と、ローカル・デベロッパーの Timothy Choi  は述べている。

From this writer’s perspective, watching FireChat’s Hong Kong chatroom (I observed the ‘Everyone’ room remotely from Taipei, and could only watch on-the-grid discussions), it was a thrill to see users report tear gas explosions and air rallying cries. With so many people in one room, it felt even more “live” than Twitter. But trying to extract useful, timely information from the chaos was near impossible. One Twitter user said it best in a Chinese-language tweet , writing, “FireChat is too flooded. I wish there was a ‘mesh Twitter.’”

FireChat の Hong Kong チャットルームを参照している、このライターの視点からすると、催涙ガスが発射され悲鳴が渦巻く状況が、ユーザーがレポートしているという実感があったのだろう(私は Taipei からリモートで入り、みんなのチャット・ルームを観察し、on-the-grid の議論を見ることがでた)。1つのルームに数多くの人々がいることで、Twitter 以上のライブ感が漂っていた。しかし、そのカオスから、有益でタイムリーな情報を抽出しようとしても、それは不可能に近かった。ある Twitter ユーザーは、あまりにも FireChat が殺到しているので、中国語の Tweet がベストだと言っていた。つまり、そこのメッシュの Twitter があれば良かったと思う。

FireChat’s lack of encryption also inhibits its potential as a tool for serious political organization. As Citizen Lab noted , users can sign on to FireChat under pseudonymous usernames. But network operators can still access users’ message content and IP addresses. Open Garden CEO Micha Benoliel tells Tech in Asia that the team will implement encryption when it introduces private messaging to the app. “All the conversations on FireChat right now are public,” says Benoliel. “As long as all conversations are public, there is no need for encryption.”

また、FireChat における暗号化の欠如は、シリアスな政治組織のためのツールとしての潜在能力を阻害する。Citizen Lab が指摘するように、ユーザーはペンネームで FireChat にサインオンできる。しかし、依然としてネットワーク・オペレータは、ユーザのメッセージ内容と IP アドレスにアクセスできる。Open Gargen の CEO である Micha Benoliel は、このアプリにプライベート・メッセージを導入するときに、彼らのチームは暗号化を実装すると、Tech in Asia に話している。「 現時点における FireChat では、すべての会話がパブリックである。 それらが、パブリックである限り、暗号化の必要性はない」と Benoliel は述べている。

Editing by Steven Millward; top image via Flickr user anselma

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なんか、読んでみてナルホドというポストです。 こうした事態になると、キャリアに圧力が掛かるのは当然であり、こうした Off-The-Grid のサービスが不可欠になるのでしょう。 コミュニケーションの遮断という行為は、やはり民主的な発想とはいえず、いかなる場合にも、それは権利として認められるべきものです。 そして、今週の香港だけではなく、3月の台北でも、この FireChat が活躍していたことを、初めて知りました。 いろいろと、難しいことがあると思いますが、FireChat には頑張って欲しいですね!

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Line in Thailand : ツーリスト・ポリスのスタンプが可愛い!

Posted in Asia, Line, Social, Weekend by Agile Cat on September 27, 2014

Thailand’s tourist police get cute with new sticker sets on Line
http://wp.me/pwo1E-7Uc
September 9, 2014 – by Josh Horwitz
http://www.techinasia.com/thailands-tourist-police-get-all-cutesy-with-new-sticker-sets-on-line/

_ tech in asia

If you’re addicted to Line and have plans to go backpacking in Bangkok, you’re in luck – Thailand’s tourist police force has released a free sticker set that users can download after following a dedicated account.

もし、あなたが Line にハマっていて、なおかつ、Bangkok でバックパッキングという計画をもっているなら、とても運が良いという話である。 Thailand のツーリスト・ポリスが、その専用アカウントをフォローしてくれたユーザーに、ダウンロードしてもらえるようなかたちで、無料の Line スタンプをリリースしているのだ。

The notion of a police force-themed sticker set in Thailand might seem eerily Orwellian given the country is currently under martial law. But the Thailand Tourist Police isn’t a real police force – they’re badged officers (some of whom are volunteers) that settle theft, disputes, and other minor emergencies that aren’t uncommon when traveling.

いまの Thailand が戒厳令下にあることを前提にすると、この警察をテーマにしたスタンプの狙いが、不審人物のトラッキングにあると感じるかもしれない。しかし、心配は不要だ。 なぜなら、この Thailand ツーリスト・ポリスは、本物の警察ではないからだ。ただし、彼らはオフィシャルに称号を与えられ(一部にはボランティアもいる)、旅行においては日常茶飯事ともいえる、盗難や揉め事といった緊急を要する事態を解決してくれる。

Of course, the free sticker set is just an incentive for travelers to follow the force’s official account, which will disseminate information and direct tourists to bureau’s hotline.

もちろん、この無料スタンプの役割は、旅行者にオフシャルなアカウントをフォローさせるためのインセンティブであり、それによりユーザーは情報を取得し、何かのときには最寄りのオフィスへと駆け込めるようになる。

It’s not uncommon for governments bodies to use messaging apps like Line for publicity. In Taiwan, municipal governments for Taipei City, New Taipei City, Taizhong, Tainan, and Kaohsiung each keep active accounts that inform citizens about public safety. Last August, the Communist Party of China reportedly opened a WeChat account . But this is the first time we’ve seen an actual sticker set for something as mundane as a tourist police force. We’ll keep our eyes out for Jingjing and Chacha’s  WeChat sticker set debut in the future.

このように、行政機関がパブリシティのために、Line のようなメッセージ・アプリを用いるのは珍しいことではない。 Taiwan では、Taipei City/New Taipei City/Taizhong/Tainan/Kaohsiung などの自治体が、たとえば災害時に安全を確保するための情報を知らせるための、アクティブなアカウントを保持している。また、伝えられるところによると、この 8月には中国共産党が、自身の WeChat アカウントをオープンしている。しかし、ツーリスト・ポリスの日常を、このようなスタンプにするというのは、私たちにとっても初めてのことである。 そして、Jingjing and Chacha の WeChat スタンプだが、これから先、どのようなバリエーションが登場するのだろうか。 そこに注目していきたい。

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やはり、Line の人気はスゴイですね :) そして、日本のカルチャーがアジアに広まり、それが世界にも、、、となりそうなのが、とても嬉しいです。なにやら中国でも、WeChat を介して、同じようなサービスが展開されそうですが、ややこしいプロパガンダに、Jingjing と Chacha が使われなければと思います。 この二人は、WeChat のマスコット・キャラであり、また、宝物なのでしょう。 大切にして欲しいですね。

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iPhone 6 狂騒曲:こんなビジネスは、誰のためにもならない

Posted in .Chronicle, .Selected, Apple, Asia, Mobile by Agile Cat on September 23, 2014

Meet the foot soldiers in the massive iPhone 6 grey market (video)
http://wp.me/pwo1E-7Tq

September 22, 2014 – by Terence Lee
http://www.techinasia.com/meet-foot-soldiers-massive-iphone-6-grey-market-video/

_ tech in asia

In China, where licensing problems prevent the iPhone 6 from getting sold, these devices fetch thousands of dollars on the grey market.

ライセンスの問題から iPhone 6 の発売が先送りになっている China では、膨大なキャッシュが、このデバイスにより、グレー・マーケットへと流れ込んでいる。

But where do these sellers get their phones? Apparently, from the hordes of stand-ins who sat in line for days outside Apple stores. These folks – the old woman who doesn’t speak a word of English, a mother huddled with her child in a blanket, a screaming lady who got arrested by the police after an unspecified altercation – were vividly captured in a mini-documentary shot in New York (below) by film producer Casey Neistat.

しかし、そのマーケットでの売り手は、どこで iPhone を仕入れるのだろう? どうやら、Apple Store の前で、何日も前から座り込んでいる、大量のダミー・ユーザーから調達しているようだ。それらの人々の New York における数日を、つまり、英語を話さない老婆や、子どもと一緒に毛布に包まる母親、そして、口論の末に警察に逮捕されて悲鳴をあげる女性たちの数日を、映画プロデューサーである Casey Neistat が、ミニ・ドキュメンタリーとして鮮やかに映し出している。

Youtube

The video gives a quick glimpse of how the massive Apple grey market works. Scalpers pay foot soldiers to stand in line, and they often crowd out  the Apple fans at the front of the queue. It’s a trend noticed not just in New York, but stores in San Francisco, Seattle, Louisville, and Kentucky too. The shadowy middlemen then round up the phones and ship them to wherever they’re sold. It’s probably a nice bit of side income for those who stood in line, but bigger profits for the brains behind the operation.

このビデオを観れば、Apple を取り巻く巨大グレー・マーケットが、どのように機能するのかを容易に把握できる。ダフ屋は、歩兵たちにキャッシュを掴ませ、待ち行列の前方に並ばせる。 そして、大半の Apple Store で、それらの群衆により、本当の Apple ファンは弾き出されてしまう。つまり、New York だけではなく、San Francisco や、Seattle、Louisville、Kentucky などでも、同じような光景が見られたのである。そして、彼らから iPhone を買い上げた仲買人たちは、それらを販売するところへと出荷していく。おそらく、何日も並んだ人々にも、かなりの副収入が転がり込むのだろうが、それを背後で操作する闇ビジネスは、法外な利益を手にするはずだ。

The documentary ends with the quote: “I don’t think this kind of business is good for anyone.” But even if Apple agrees and steps in, there’s not going to be a foolproof way to stop resellers from getting to the phones.

このドキュメンタリーは、“I don’t think this kind of business is good for anyone” という言葉で完結する。 そうは言っても、かりに Apple が同意し、こうした騒ぎに介入するにしても、転売という行為を確実に止める方法は見つからないだろう。

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なんというか、夢を売るはずの Apple が、とてもリアルな欲得の世界を、こんなにも鮮やかに、しかも世界中の人々に、イヤというほど見せつけていることが、とても皮肉に感じられます。それは、Apple が望んだことではないのですが、それを、回避できるのも Apple だけです。 今年は、おそらく北京政府の突然の翻意で、騒動が大きくなったのでしょうが、来年は繰り返されないという保証は、どこにもありません。 店頭に待ち行列を作らせて、人気をアピールするという手法が、変化してしまった世界に追い付いていけず、逆効果になっている感じです。 

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