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クレジット・カード決済における手数料を分析してみた:Apple Pay の予習に ど〜ぞ!

Posted in Apple, Mobile, Research by Agile Cat on October 22, 2014

Tech Disruption Will Create New Winners And Losers In The Massive Credit Card Business
http://wp.me/pwo1E-7Y9
John Heggestuen – Aug. 26, 2014
http://www.businessinsider.com/new-winners-and-losers-in-the-credit-card-business-2014-8

_ Business Insider

Credit and debit card payments made in physical stores add up to a huge amount of economic value — $4 trillion in transaction volume in the U.S. alone in 2013, and that volume is growing as more and more people move away from cash.

2013年の米国だけで $4 trillion という金額が通過する、現実世界の店舗におけるクレジット・カードおよびデビット・カードの利用は、人々が現金から離れていくにつれて取引額を増やし続け、また、きわめて大きな価値を積み上げている。

クリックで拡大 ⇒ BII
The middle-men are most vulnerable to disruption 

In a recent report from BI Intelligence, we look at the complicated series of interactions among different legacy players that powers each credit card payment, outlining the six types of companies that play key roles in the credit credit payment chain. We explain what each of these players do, and how much value they add, and explain why two parts of this chain — the hardware providers and merchant service providers (MSPs) — are particularly vulnerable to disruption.

先日の BI Intelligence レポートにおいて、各種のレガシー・プレーヤー間を接続する、複雑なインタラクションがあることを理解した。 そこでは、個々のクレジット・カード支払いを、大まかなところで 6種類の企業群が支配し、また、決済の連鎖における重要な役割を果たしている。まず、それらのプレーヤーたちが何を行い、どれだけの付加価値を発揮しているのかを説明する。続いて、この連鎖における 2つのパートである、ハードウェア・プロバイダと MSP(Merchant Service Providers)が何故に混乱しやすいのか、その理由について説明していく。

Here are some of our key findings:

  • Credit card processors like First Data that actually do the work of processing merchants’ credit card transactions on the back-end are also in a strong position.
  • But it’s not all doom and gloom yet for legacy MSPs: they have existing relationships with the majority of merchants who accept credit cards and with banks. They also have established marketing channels and large sales forces. Large MSPs will move to acquire new payments technologies to squelch the disruption threat.
  • Visa などの、電子決済ネットワークに、いまのところ消え去る兆候はない。とりわけ、Visa と MasterCard は、この連鎖における不可欠なパートであり続けるのは、それらの企業が、実際の支払処理を行わないためである。それらは、クレジット・カード·システムを実行すためのレールを、シンプルに提供するだけである。
  • First Data のようなクレジット・カード・プロセッサは、実際の商取引におけるクレジット・カード・トランザクションを、バックエンドで処理するため、強固なポジションを維持している。
  • この連鎖において、とりわけ混乱を生じやすい、2つのパートがある。商取引のためのハードウェアを提供するメーカーと、決済サービスを提供する仲介者が挙げられる。 基本的にハードウェア・メーカーは、カード・リーダーやレジスターといった、店舗での物理的なカード決済のための環境を提供する。そして、MSP(Merchant Service Providers)と呼ばれる数多くのベンダーたちが、商店などにおけるクレジット・カードを受け入れ体制を構築していく。なお、数多くのケースにおいて、MSP はサービスを販売するために、ISO(Independent Sales Organizations)と協業していく。(上記のチャートを参照)
  • レジスター·システムのメーカーは、脆弱である。いまの POS(Point Of Sales)ハードウェアは、モバイル・デバイスからの脅威に直面している。それらのデバイスは、安価であり、また、実装が容易である。また、消費者たちに新しい振る舞いを要求しない。もし、モバイルにより代替されるなら、大がかりなハードウェアが占拠していた、小売店のペースが解放される。
  • さらに、PayPal/Revel Systems/Square などを含む、新たな形態の決済会社が、オフラインとオンラインの世界をブリッジすることで、従来からの MSP を切り崩していくだろう。それらの企業は、消費者側のスマホ・アプリと、自身のモバイル・レジスタを組み合わせていく。そして、多くのケースにおいて、ロイヤルティの向上や消費者データの解析といったソフトウェアを、付加価値として提供していく。それらの新しい企業群は、主として物流にフォーカスする従来からの事業者を置き換え、クレジット・カード決済を推進していくだろう。
  • しかし、レガシー MSP たちが、絶望に覆い尽くされているわけではない。それらの企業は、クレジットカードを受け入れる大半の商店および銀行と、古くからの関係を持っている。そして、マーケティング・チャネルおよび、大規模な販売力を確立している。大手の MSP たちは、こうした混乱からの脅威を抑えこむために、新しいペイメント・テクノロジーを買収していくだろう。

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こうして全体を眺めてみると、Apple Pay が入り込もうとしている範囲が見えてきますね。その領域は、上記のチャートにもあるように、1回のトランザクションにおいて、$0.35/$100(0.35%)という比率を持っています。2013年におけるアメリカでは、$4 trillion という金額がカードで決済されているということなので、この領域には $14 billion が落ちていることになります(オンライン決済も含まれる)。もちろん、そこには、これまでの MSP という既存勢力や、PayPal などに代表される新興勢力がひしめいているので、そのすべてを Apple Pay がリプレイスできるというものではありません。 そう考えると、驚くほど大きなビジネス規模だとは思えませんが、もし仮に、バック・エンドにまで攻め込むことができるなら、その規模も大きく膨らむのでしょうか? とは言え、将来におけるカード決済は、大きな成長が見込まれているので、そんなに欲張らなくても充分なのかもしれませんね。

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iPad オーナーの 約半数が、2年以上も昔のモデルを使っている:それを示す1枚のチャート

Posted in Apple, Post-PC, Research by Agile Cat on October 21, 2014

CHART OF THE DAY: Half Of All iPad Owners Have A Tablet That’s At Least Two Years Old
http://wp.me/pwo1E-7Y2
Dave Smith – Oct. 16, 2014
http://www.businessinsider.com/chart-of-the-day-half-of-all-ipad-owners-have-a-tablet-thats-at-least-two-years-old-2014-10

_ Business Insider

Apple introduced its iPad Air 2 and iPad Mini 3 on Thursday. The iPad Air 2 is thinner and faster than its predecessor, while the iPad Mini 3 didn’t see any internal improvements. Both tablets, however, now come with Touch ID, which allows them to make online payments through Apple Pay (there’s no NFC for any retail use, however).

この木曜日(10/16)に、Apple は iPad Air 2 と iPad Mini 3 を お披露目した。iPad Air 2 は、以前のモデルより薄くて速くなったが、iPad Mini 3 に関しては、これといった改良ポイントはないようだ。ただし、どちらのタブレットも Touch ID がサポートされたことで、Apple Pay を介したオンライン決済に対応できるようになっている(NFC の用途はペイメント以外にもある)。

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BI Intelligence

The new iPads face an uphill battle, though. Based on Localytics data from September charted for us by BI Intelligence, 48% of all iPad owners around the world still own iPad models that are at least two years old — that includes the first iPad, iPad 2, and third-generation iPad. This comes as no surprise; iPad owners tend to upgrade their tablet hardware more like laptop hardware (every 3-4 years) as opposed to phone hardware (every 1-2 years). With very few new features to show off this year, except for Touch ID, Apple might have a difficult time persuading current iPad owners to upgrade to one of its new tablets.

しかし、それらの新しい iPad は、苦しい戦いに直面している。Localytics から提供された 9月のデータを、BI Intelligence がチャートにしてくれたが、グローバルにおける iPad オーナーのうち、2年以上も以前のモデル(iPad/iPad 2/iPad 3)を使っている人々が、全体の 48% を占めているのだ。ただし、iPad オーナーたちは、モバイル・フォンとは対照的に(1年〜2年)、ノート PC のように(3年〜4年)、自身のタブレットアップグレードする傾向にあるため、この結果に驚くべきではない。 そして、今年の iPad は Touch ID を除いて、それほどの新機能が追加されたという状況ではない。つまり、これまでの iPad オーナーに対して、新しい iPad へアップグレードさせようとしても、Apple にとって困難な時期が訪れる可能性があるのだ。

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ちなみに、Agile_Cat の iPad は第4世代のものです。 博物館的に、初代の iPad が手元に残っていますが、いまの iPad 4 を買い換える予定はありません。 むしろ、タブレットとして活躍しているのは、小さくて軽い Nexus 7 であり(落としても精神的ダメージが少ない)、iPad を持って外へ出るという機会が、ほとんど無くなってしまいました。おそらく、それがファブレットへのニーズなのだと思いますし、iPhone 6 Plus が人気を集める理由なのだと思います。 12インチくらいのモデルが登場するというウワサがありますが、iPhone に突き上げられる iPad は、次第に大型化していくのかもしれませんね。

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iOS 8 のインストール率が 50% に届いていない:iOS 7 との比較を1枚のチャートで!

Posted in Apple, Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on October 19, 2014

iOS 8 Still Powers Less Than 50% of iDevices
http://wp.me/pwo1E-7XI
Felix Richter, October 15th, 2014
http://www.statista.com/chart/2752/ios-8-adoption/

_ Statista

According to data from Mixpanel, iOS 8 is spreading slowly, particularly when compared with its predecessors. While iOS7 powered nearly 60 percent of iPhones, iPads and iPods a mere seven days on from its release, Apple’s latest operating system is installed on less than 50 percent of devices 28 days on from its release.

Mixpanel からのデータによると、iOS 8 のインストール率は依然として低く、前任者である iOS 7 との比較において、その傾向が顕著である。iOS 7 のときは、そのリリースから 7日たらずで、iPhone/iPad/iPod の 60% ほどにパワーを供給していたが、この Apple の、最新 OS は、リリースから 28日以上が経過しても、依然としてインストール率が 50% 以下に留まっている。

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This chart compares the adoption rates of iOS 7 and iOS 8 in the first four weeks after their respective releases.

このチャートは、iOS 7 と iOS 8 のインストール率を、それぞれのリリース日から、7日ごとで比較したものである。

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一番の原因は、リリース時に未対応のアプリが多かったことだと思います。 ただ、Windows や Mac OX といった PC 用 OS 同様に、iOS も Android も完成度が高まり、新しいバージョンだからといって、それに飛びつくユーザーが減っているのも確かだと思います。 さらに言えば、デバイスよりもアプリが重要と言えるまで、この一年で各種のサービスが充実してきたことも挙げられるでしょう。Agile_Cat も iPad を iOS 8 に変えましたが、それを楽しむ時間があるなら、各種アカウントの二段階認証を進めるよう、時間を割り振っているところです。

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Siri と Cortana と Google Now の学力テスト: その結果を1枚のチャートで!

Posted in Apple, Google, Microsoft, Mobile, Post-PC, Research by Agile Cat on October 11, 2014

CHART OF THE DAY: Google Now Is The Smartest Virtual Assistant
http://wp.me/pwo1E-7WD
Dave Smith – Oct. 10, 2014
http://www.businessinsider.com/chart-of-the-day-google-now-vs-siri-vs-cortana-2014-10

_ Business Insider

Earlier this week, Stone Temple Consulting compiled over 3,000 different queries tested against three major virtual assistant platforms: Google Now, Apple’s Siri, And Microsoft’s Cortana. The comprehensive study looked at how many sources of data these assistants use, comparing the accuracy of the results and keeping track of all the mistakes. It wasn’t a straight comparison of the personal assistants, but rather, the “knowledge” they are able to return when queried.

今週のはじめに Stone Temple Consulting が、3つの主要仮想アシスタント·プラットフォームである、Google Now/Apple Siri/Microsoft Cortana に対して、3000種類以上の問い合わせを投げかけるというテストを行い、その結果をまとめ上げた。 この包括的な調査は、個々のアシスタントが用いるデータ・ソース量と、回答結果における精度の比較、そして、すべての間違いのトラッキングに注目するものである。そして、パーソナル・アシスタントのダイレクトな比較というより、それらが質問を受けたときの、回答に用いることのできる「ナレッジ」を調べるものである。

In the end, Google Now was crowned the victor.

最後的な勝者は、Google Now である。

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BI Intelligence

Based on Stone Temple’s data charted for us by BI Intelligence, Google Now returned results with correct answers 88% of the time. But even though Siri and Cortana look like they fail miserably in this test, the consulting team insists “scoring here was harsh,” and the company was looking for answers to be placed directly in a “knowledge panel,” which is defined as “content in the search results that attempts to directly answer a question asked in a search query.” In other words, yes, Google’s virtual assistant is much further along than others when it comes to having an accurate knowledge graph, but Siri and Cortana still offered results that were “at least somewhat helpful,” even if they weren’t direct answers to the questions.

Stone Temple のデーターから BI Intelligence が作成したチャートによると、Google Now は 88% の確率で、正しい答えを返している。しかし、このコンサルティング・チームは、実施したテストで Siri と Cortana が、無残な結果を生じたとしても、そのスコアは酷なものであると主張している。つまり、同社は、ナレッジ・パネル内にダイレクトに置かれる回答を探したのである。それは、検索クエリーでの質問に対して、ダイレクトに答える検索結果のコンテントとして、定義されているものである。Google の仮想アシスタントについては、お察しのとおりである。 つまり、正確な Knowledge Graph を手にしたときから、他とは異なるレベルまで、突き進んでしまったのだ。とは言え Siri と Cortana も、質問と咬み合わない答えを返す場合があるにしても、少なくと何らかの役に立つという結果を残している。

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この Stone Temple によるテストの内容は、3086 の質問に対して答えられたのが、Google Now で 1795回、Apple Siri で 908回、Microsoft Cortana で 630回というものであり、さらに、その中での正解率となると、文中のチャートになるというものです。 そして、全問に対する正解率を計算したところ、Google Now が 51%、Apple Siri が 16%、Microsoft Cortana が 8% という結果になりました。Google Now に関しては、Knowledge Graph の成長に応じて、その精度が向上していくのでしょうが、Siri と Cortana が Google Now に対抗していくなら、何らかの基本となるテクノロジーが必要だと感じてしまいます。Google Now に追いつけ追い越せという気概で、長い戦いになるでしょうが、頑張ってほしいと思います。

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Samsung の Q3 収益が 60% に減少:スマホ・ビジネスの利益率が低下している!

Posted in Apple, Asia, Google, Mobile by Agile Cat on October 7, 2014

Samsung Warns Another Disappointing Earnings Report Is Coming
http://wp.me/pwo1E-7VS
Steve Kovach – Oct. 6, 2014
http://www.businessinsider.com/samsung-warns-weak-q3-earnings-2014-10?&platform=bi-androidapp

_ Business Insider

Samsung warned Monday night that its third-quarter earnings will be weaker than expected. In its Q3 guidance, the company blamed lower average selling prices (ASP) of its smartphones. Operating profit could be 4.1 trillion won, or just under $4 billion US. That’s down nearly 60% from a year ago. Samsung’s operating profit was $7.9 trillion won last quarter.

Samsung だが、この月曜日 (10/6) の夜に、第3四半期の収支が、予想を下回るものになると表明した。その Q3 ガイダンスにおいて、同社はスマートフォンの低い ASP(Average Selling Prices)を問題視している。当期の営業利益は 4.1 trillion won であり、$4 billion US を下回るものとなる。つまり、昨年同期の $7.9 trillion won と比較して、Samsung の営業利益は 60%(52%)に減少しているのだ。

AP
Samsung Mobile
CEO JK Shin

This is a similar story to the one we heard last quarter. Samsung’s profit is declining as its mobile business faces competition from companies that sell smartphones and tablets at much cheaper prices. That eats into Samsung’s profits.

このストーリーは、今年の Q2 に聞いたものと似ている。はるかに安価なスマートフォンやタブレットを販売する会社との競争に、そのモバイル・ビジネスが直面するにつれて、Samsung の利益は減少している。つまり、それらの企業に、Samsung の利益が奪われているわけだ。

Samsung’s high-end phones run Android, and don’t offer features much different from the cheaper Android devices. In fact, some manufacturers like the Chinese startup Xiaomi are starting to make high-end Android devices that cost about half as much as Samsung’s best phones.

Samsung のハイエンド・モバイル・デバイスは Android を走らせるものであり、安価な Android デバイスと比べて、大きく異なる特徴を提供しているわけではない。実際のところ、China のスタートアップである Xiaomi などのメーカーたちは、Samsung の上位機種に匹敵するハイエンド Android デバイスを、その半分くらいのコストで作り始めている。

There’s also new competition from the high end. Apple just released two new iPhones, the iPhone 6 and 6 Plus, which have larger screens that rival the big-screen Samsung devices. Samsung is about to release its latest phablet, the 5.7-inch Galaxy Note 4, in the US. But that device will have to compete against Apple’s new 5.5-inch iPhone 6 Plus, which received stellar reviews.

また、ハイエンドにおいても、新しい競争が生まれている。 Apple は、iPhone 6/6 Plus という、2つのニュー iPhone をリリースしたが、それらは Samsung の Big Screen デバイスと対抗する大画面を持つものとなっている。いま、Samsung は、5.7-inch のスクリーンを持つ、最新ファブレットである Galaxy Note 4 を、US のマーケットでリリースしようとしている。しかし、このデバイスは、最高のレビューを受けた、最新の Apple 5.5-inch iPhone 6 Plus に対抗していく必要がある。

China will be an especially tough place for Samsung to compete. Interest for the iPhone 6 and iPhone 6 Plus is through the roof. And China is where many of those cheaper Android phones are sold. Samsung seems to be cutting the prices of its devices to compensate.

また、Samsung が競合していくマーケットとして、特に China は厳しい場所になる。上を見れば、iPhone 6 と iPhone 6 Plus という強敵がいる。そして China は、前述の廉価版 Android フォンが、大量に販売されているマーケットである。こうした不利を補うために、Samsung はデバイスの価格を押さえ込んでいるように見える。

SEE ALSO: The best smartphones in the world

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ハイエンド・スマホという戦略が大当たりして、これまで大きな利益を上げ続けてきた Samsung ですが、チップの性能が向上し、メモリや液晶などのコストが下がるにつれて、廉価版 Android との差別化に苦労しているのだと思います。 先週に Agile_Cat も、Android スマホを新調したのですが、LG の廉価版 SIM フリー・スマホを選びました。 でも、安かろう、悪かろうではなく、Quad-Core + 1G RAM + 8G Flash という、とても立派な基本スペックを備えたスマホなのです。 個人的な感想を言わせてもらえば、外を持ち歩けば落としたりブツケたりで、すぐにキズだらけになるし、ムーアの法則がはたらくので、2年前のモデルなどは使いたくなくなるのが、スマホというプロダクツなのです。 それならば、ユニクロ的な廉価版 Android の方が、気楽に使い捨てができて幸せなんだろうと、自らのビンボーさ加減を棚に上げて、なんとなく満足している Agile_Cat なのです :)

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iPhone 6 と Apple : 今年もリリース時の記録は更新したけど、違和感を伴うデビューだった

Posted in .Chronicle, Apple, Mobile, Research by Agile Cat on September 25, 2014

Apple’s Record Breaking Weekend In Context
http://wp.me/pwo1E-7TT
Dave Smith – Sep. 22, 2014
http://www.businessinsider.com/chart-of-the-day-first-weekend-iphone-sales-2014-9

_ Business Insider

Apple on Monday announced yet another record-breaking opening weekend for its latest iPhone lineup, which includes the iPhone 6 and the iPhone 6 Plus. But by now, it’s customary — even expected — for each new iPhone to break the opening weekend record of its predecessor.

この月曜日(9/22)に Apple は、iPhone 6 と iPhone 6 Plus を取り込んだ、最新ラインナップのオープニング・ウィークエンドついて、別の記録が達成されたと発表した。これまでと同様に、現時点では推測も含まれるのだろうが、それぞれの新しい iPhone が、前任者である iPhone 5S/5C の記録を破ったようだ。

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Business Insider Intelligence

Based on company data charted for us by BI Intelligence, Apple has successfully one-upped itself each year since the first iPhone was released in June 2007.

同社のデータをベースにして、BI Intelligence が作成したチャートによると、最初の iPhone がリリースされた 2007年 6月から継続している毎年の成長を、Apple は今年も達成したようだ。

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おめでとう Apple ・・・ と言いたいところですが、今年のウィークエンドは、中国の転売業者のことがあり、Apple 自身も手放しでは喜べない、という状況だっと思えます。あのビデオを見てしまうと、並びたくても並べなかった Apple ファンだけではなく、年に一度の最大のイベントが大きく様変わりしてしまい、当惑している Apple Store の店員も可哀想に思えてきます。

こんなことが起きてしまう原因は、北京政府の政策に翻弄される、Apple の立場にあるのでしょう。 西欧諸国では想像できないような判断基準で、ライセンスの発行が調整され、貧富の差を利用した転売メカニズムが ON になっただけで、Apple Store におけるハレの日が、グレー・マーケットのための卸売市場に変容してしまったのです。だから、おめでとうと、素直には言えないのです。

China regulator says iPhone 6 in final review stages: Tencent Sep-24
Shanghai authorities ban government officials’ use of iPhone Sep-24

でも、転売業者たちは、「Apple はイニシャル・ロットを大量にさばき、店頭に並んだ人たちはボーナスを手にし、我々は適切なマージンを稼ぎ、中国の金持ちは最新の iPhone を喜んで使いはじめる。 みんな、ハッピーじゃないか 」と言うのでしょうね。たしかに、それは、資本主義の理にかなった、とてもシンプルな金と物の流れなのです。そして、ちょっと視点を変えてみると、Apple のハイエンド戦略は変わらなくても、それを維持するための仕組みが、相対的に見て複雑になってしまったから、、、という感覚が、どこからともなく浮かび上がってくるのです。

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Posted in .Chronicle, .Selected, Apple, Asia, Mobile by Agile Cat on September 23, 2014

Meet the foot soldiers in the massive iPhone 6 grey market (video)
http://wp.me/pwo1E-7Tq

September 22, 2014 – by Terence Lee
http://www.techinasia.com/meet-foot-soldiers-massive-iphone-6-grey-market-video/

_ tech in asia

In China, where licensing problems prevent the iPhone 6 from getting sold, these devices fetch thousands of dollars on the grey market.

ライセンスの問題から iPhone 6 の発売が先送りになっている China では、膨大なキャッシュが、このデバイスにより、グレー・マーケットへと流れ込んでいる。

But where do these sellers get their phones? Apparently, from the hordes of stand-ins who sat in line for days outside Apple stores. These folks – the old woman who doesn’t speak a word of English, a mother huddled with her child in a blanket, a screaming lady who got arrested by the police after an unspecified altercation – were vividly captured in a mini-documentary shot in New York (below) by film producer Casey Neistat.

しかし、そのマーケットでの売り手は、どこで iPhone を仕入れるのだろう? どうやら、Apple Store の前で、何日も前から座り込んでいる、大量のダミー・ユーザーから調達しているようだ。それらの人々の New York における数日を、つまり、英語を話さない老婆や、子どもと一緒に毛布に包まる母親、そして、口論の末に警察に逮捕されて悲鳴をあげる女性たちの数日を、映画プロデューサーである Casey Neistat が、ミニ・ドキュメンタリーとして鮮やかに映し出している。

Youtube

The video gives a quick glimpse of how the massive Apple grey market works. Scalpers pay foot soldiers to stand in line, and they often crowd out  the Apple fans at the front of the queue. It’s a trend noticed not just in New York, but stores in San Francisco, Seattle, Louisville, and Kentucky too. The shadowy middlemen then round up the phones and ship them to wherever they’re sold. It’s probably a nice bit of side income for those who stood in line, but bigger profits for the brains behind the operation.

このビデオを観れば、Apple を取り巻く巨大グレー・マーケットが、どのように機能するのかを容易に把握できる。ダフ屋は、歩兵たちにキャッシュを掴ませ、待ち行列の前方に並ばせる。 そして、大半の Apple Store で、それらの群衆により、本当の Apple ファンは弾き出されてしまう。つまり、New York だけではなく、San Francisco や、Seattle、Louisville、Kentucky などでも、同じような光景が見られたのである。そして、彼らから iPhone を買い上げた仲買人たちは、それらを販売するところへと出荷していく。おそらく、何日も並んだ人々にも、かなりの副収入が転がり込むのだろうが、それを背後で操作する闇ビジネスは、法外な利益を手にするはずだ。

The documentary ends with the quote: “I don’t think this kind of business is good for anyone.” But even if Apple agrees and steps in, there’s not going to be a foolproof way to stop resellers from getting to the phones.

このドキュメンタリーは、“I don’t think this kind of business is good for anyone” という言葉で完結する。 そうは言っても、かりに Apple が同意し、こうした騒ぎに介入するにしても、転売という行為を確実に止める方法は見つからないだろう。

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なんというか、夢を売るはずの Apple が、とてもリアルな欲得の世界を、こんなにも鮮やかに、しかも世界中の人々に、イヤというほど見せつけていることが、とても皮肉に感じられます。それは、Apple が望んだことではないのですが、それを、回避できるのも Apple だけです。 今年は、おそらく北京政府の突然の翻意で、騒動が大きくなったのでしょうが、来年は繰り返されないという保証は、どこにもありません。 店頭に待ち行列を作らせて、人気をアピールするという手法が、変化してしまった世界に追い付いていけず、逆効果になっている感じです。 

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Posted in Apple, Asia, Mobile, Weekend by Agile Cat on September 21, 2014

Apple Is Down This Morning After A Report Says The iPhone 6 Won’t Be In China Until 2015
http://wp.me/pwo1E-7Tc

Jay Yarow – Sep. 16, 2014, 8:54 AM
http://www.businessinsider.com/rumor-iphone-6-wont-be-in-china-until-2015-2014-9

_ Business Insider

Apple is down 1.6% this morning in pre-market trading.

今朝(9/16)のプレ・マーケット取引で、Apple の株価が 1.6% もダウンしている。

The drop seems to be due to a report from China’s 21st Century Business Herald that says the iPhone 6 won’t be in China until 2015. Street Insider picked up on the 21st Century Business Herald story.

この株価の下落における要因は、China での iPhone 6 の販売が 2015年まで待たされると伝える、China 21st Century Business Herald のレポートにあると思われる。そして、Street Insider が、その 21st Century Business Herald の報道を拾い上げている

REUTERS
Kim Kyung-Hoon
Tim Cook in China

Apple has not said when the iPhone will be in China. Street Insider says, "there was a brief post that the devices would be available on September 26th. That has since been removed from Apple’s website.” If the iPhone 6 isn’t in China until next year, it could impact sales for the holiday quarter, which is why the stock is down.

China における iPhone の発売日について、Apple は何も述べていない。しかし、Street Insider は、「このデバイスが 9月26日には、China でも提供されるという簡単なポストがあったが、すでに Apple の Web サイトから削除されている」と発言している。来年まで、iPhone 6 が China では発売されないとなると、クリスマス・シーズンにおける Apple の売上に、大きな影響が生じるだろう。 それが、同社の株価を引き下げている理由である。

However, in a weird way, it could be okay for Apple since it would smooth out the sales cycle. Lately, Apple’s sales are loaded in the holiday quarter, then get progressively smaller through the year. If the iPhone 6 started in China in January or February, it would add another monster quarter for Apple’s earnings.

しかし、ちょっと奇妙な考え方になるが、それにより Apple の販売サイクルが平準化されるので、何の問題も生じないという可能性もある。この数年において、Apple の売上は 10月〜12月期に集中し、その後は落ち込んでいくという傾向を示している。もし、China における iPhone 6 の発売が、1月〜3月期にズレ込むなら、その四半期にも大きなセールスが期待できる。

A delay would also help Apple if it has trouble making the iPhone 6 or iPhone 6 Plus. The 5.5-inch iPhone 6 Plus already seems to be in short supply. So, if Apple immediately started selling it in China, then it would add more strain to the manufacturing line, which doesn’t really help Apple.

この遅れは、iPhone 6 および iPhone 6 Plus の、製造ラインにトラブルが生じるときにも、有効に機能するだろう。すでに、5.5-inch の iPhone 6 Plus は、供給不足に陥っているとも思われる。もし、iPhone 6 が China でも同時発売になるなら、より多くのストレスが製造ラインにもたらされるため、本当の意味で Apple にとってプラスにはならない。

At the very least, this shouldn’t impact iPhone sales overall. If Chinese consumers want an iPhone, they are generally going to wait for the new model. They aren’t going to suddenly scramble for and Android phone.

少なくとも、このことにより、iPhone 全体の販売に、影響が生じるはずもない。China のカスタマーたちは、新しい iPhone が発売されるのを、これまでは待つのが普通であった。つまり、彼らが混乱を引き起こしたり、Android に行ってしまうこともあり得ないだろう。

Of course, all of this is based on the assumption that the 21st Century Business Herald is right. And we don’t know if it is or is not.

もちろん、一連の情報は、21st Century Business Herald の報道が正しいという、仮定に基づいている。 そして、私たちは、真実を知らない。

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結局、中国での iPhone 6 の同時発売は行われなかったのですが、これまでの経緯として「Apple と China Telecom が提携:中国人ユーザーのデータは、中国本土のデータセンターへ」や「China Telecom が目論む、世界最強の iPhone 6 とは?」という記事を読むと、ちょっと不思議な感じがします。そして、「iPhone 6 のデビュー予測: その週末の売上は、5年連続で記録を更新するだろう」といった予測も、ひょっとすると見直されるかもしれませんね。英語で恐縮ですが、以下の関連リンクは、この数ヶ月における、中国での Apple と Microsoft の動きです。 いろいろあって、タイヘンなんだなぁと思ってしまいます。

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<関連>

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